JP3913419B2 - 記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送をランダムアクセス可能なメディアを用いて記録・再生を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル放送の普及に伴い、録画用の記録媒体が、テープなどの記録媒体からハードディスクなどのランダムアクセス可能な記録媒体に移りゆく傾向にある。このようなランダムアクセス可能な記録媒体によると、その記録媒体内の録画内容の管理が容易になる。又、このような録画内容の管理は、VTR(Video Tape Recorder)において、既に適用され、このような管理システムを有するVTRが、特開平9−91927号公報などで提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
特開平9−91927号公報におけるVTRでは、録画領域に対応するテープ内容記憶手段を有し、テープのどの位置に格納されているかの情報と消去可・消去不可情報を、このテープ内容記憶手段に記憶するといったものである。しかしながら、このような方法では、消去可・消去不可情報のみでテープに記録された情報の管理を行うため、消去可と指示された番組が全て同列に扱われてしまう。よって、その消去時に使用者にとって最も不要の番組が消去されるわけではない。
【0004】
上記のような問題を鑑みて、本発明は、使用者にとって最も不要な番組から順に消去することができる記録再生装置を提供することを目的とする。又、本発明は、使用者にとってその優先度の低い番組から順に圧縮率を上げて、記録媒体内の占有率を小さくしていく記録再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の記録再生装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体を有し、入力された番組を該記録媒体に記録し、記録した番組の再生を行う記録再生装置において、
記録した番組のジャンル情報を取得し、該記録した番組と対応づけて記憶する記録済番組管理手段と、
前記記録した番組に与える優先度を、該番組の視聴回数に基づいて決定する第1優先度決定手段と、
前記記録した番組に与える優先度を、該番組の記録された日時に基づいて決定する第2優先度決定手段と、
前記記録した番組のジャンル情報に基づいて、前記第1優先度決定手段あるいは前記第2優先度決定手段のいずれかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された前記第1優先度決定手段又は前記第2優先度決定手段で与えられた優先度が低い番組ほど、高い圧縮率で記録する圧縮率変更手段と、
を有することを特徴とする。
【0006】
このような記録再生装置において、ハードディスクのようにランダムアクセス可能な記録媒体に、受信された番組をデジタルデータとして記録し、その番組のジャンルによって、優先度決定手段を選択するようにする。例えば、ニュースや天気予報のように現在の情報ほど重要な番組は第2優先度決定手段で優先度を与え、又、ドラマやバラエティ番組などは第1優先度決定手段でその視聴回数で優先度を与えることができる。
第1優先度決定手段によって、その番組を視聴する毎に優先度を下げ、圧縮率変更手段でその優先度に応じてこの番組の圧縮率を高くし、その記録領域の占有率を小さくする。
また、第2優先度決定手段によって、番組が記録された日時と現在の日時を比較して、その記録された日時が古いものほどその優先度を下げ、圧縮率変更手段でその優先度に応じてこの番組の圧縮率を高くし、その記録領域の占有率を小さくする。
これらの第1優先度決定手段あるいは第2優先度決定手段のうち、選択された優先度決定手段によって決定された優先度に応じて、このデジタルデータを記録する際の圧縮率を変更する。このようにして、記録媒体の記録領域を有効に利用して、より多くの番組を記録することができる。
【0007】
又、請求項2に記載の記録再生装置は、請求項1に記載の記録再生装置であって、前記選択手段よって選択された前記第1優先度決定手段あるいは前記第2優先度決定手段のいずれかによって与えられた優先度が最も低い番組を消去する番組消去手段を有することを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の記録再生装置において、請求項2に記載するように、前記優先度決定手段によって与えられた優先度が最も低い番組を消去する番組消去手段を設けて、前記記録媒体の記録領域全てに番組が記録された状態になったとき、優先度の最も低い番組を自動的に消去して新たに記録可能な記録領域を確保することができる。
【0009】
又、請求項3に記載の記録再生装置は、請求項2に記載の記録再生装置であって、前記記録媒体に記録された番組の消去を指示するための操作部を有し、前記操作部が操作されることによって、前記操作部の操作に応じて消去される番組が指定され、該指定された番組が前記操作部が操作されるまで自動的に消去されないことを特徴とする。
【0010】
このような記録再生装置において、請求項3に記載するように、前記操作部が操作されることによって、前記操作部の操作に応じて消去される番組が指定されるようにすることで、使用者が前記操作部を操作したときに初めて消去され、このような操作が行われるまで、消去されないようにすることができる。よって、使用者が保存したい番組を、自動的に消去されないように指定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のデジタル放送記録再生装置の内部構造を示すブロック図である。又、図2は、図1のデジタル放送記録再生装置の記録媒体の管理動作を示すフローチャートである。
【0018】
図1に示すデジタル放送記録再生装置1は、デジタル放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2から送信される放送信号を復調するとともにこの放送信号を多重分離してユーザーが選択したチャンネルのTS(Transport Stream)やEPG(Electronic Program Guide)を獲得するチューナ3と、チューナ3で得たTSを記録するハードディスクなどの記録媒体4と、記録媒体4より読み出したTSを復号する復号手段5と、この復号手段5で復号された信号によって映像を再生する表示装置6とを有する。
【0019】
又、このデジタル放送記録再生装置1は、使用者が操作する操作手段7と、記録媒体4に記録された番組を管理する記録済番組管理手段8と、記録媒体4に記録された番組の優先度を更新する優先度更新手段9と、記録媒体4に記録された番組の優先度に応じて記録する圧縮率を変更する圧縮率変更手段10と、チューナ3より送出されるEPGより記録媒体4に記録した番組の番組ジャンルを認識する番組ジャンル取得手段11と、記録媒体4に記録した番組の視聴履歴を記録する視聴履歴保存手段12と、記録媒体4に記録した番組の記録開始時刻を保存する記録時刻保存手段13と、現在時刻を認識する現在時刻取得手段14とを有する。
【0020】
尚、図1には図示していないが、操作手段7によって記録、再生の操作が行われると、中央制御部などによって、記録媒体4への受信した番組の記録、再生が行われる。
【0021】
<デジタル放送記録再生装置の記録動作>
このような構成のデジタル放送記録再生装置1の記録動作について、以下に説明する。まず、操作手段7によって記録するように操作されると、チューナ3によって選択されたチャンネルの番組を記録するように、デジタル放送記録再生装置1が制御される。このとき、チューナ3で得たTSが記録媒体4の記録可能領域に書き込まれる。そして、記録済番組管理手段8によって、新しく番組が記録されたことが認識され、この新しく記録された番組に番号が付されて、記録済番組管理手段8に記憶される。更に、このとき、この新しく記録された番組の優先度を最も高いものとし、その優先度もともに記録済番組管理手段8に記憶される。
【0022】
又、番組ジャンル取得手段11では、チューナ3で獲得された定期的に送信されるEPGを記憶する。尚、番組ジャンル取得手段11に記憶されるEPGは、送信されるたびに更新される。そして、上記したように新しく番組が記録媒体4に記録されるとき、その番組のTSに設けられたデータがチューナ3より番組ジャンル取得手段11に与えられ、このTSに設けられたデータに基づいて記憶したEPGよりその番組の番組ジャンルが番組ジャンル取得手段11で認識される。このように認識された番組ジャンルが記録済番組管理手段8に送出され、番号を付された番組とともにその番組ジャンルが、記録済番組管理手段8に記憶される。
【0023】
更に、このとき、現在時刻取得手段14よりその日の日付と記録開始時刻を記録時刻保存手段13が認識し、その日付と記録開始時刻が記憶される。尚、本実施形態では、記録開始時刻を現在時刻取得手段14より認識するようにしたが、チューナ3より与えられるTSに設けられたデータよりその放送時刻を認識し、この放送時刻よりその日の日付と記録開始時刻を決定するようにしても構わない。
【0024】
上記のように、番組を新しく記録する際、記録済番組管理手段8でその番組に番号を付すとともに、その優先度を最も高い優先度とし、この優先度と番組ジャンル取得手段11によって得られる番組ジャンルとを記録済番組管理手段8で記憶する。同時に、記録開始時刻を記録時刻保存手段13で認識して、その記録開始時刻を記録時刻保存手段13に記憶する。このようにして記録動作を行うように操作手段7で操作する際、自動的にその番組の優先度が更新されないようにする場合は、予め、使用者が操作手段7を操作して指定する。
【0025】
<記録済番組の管理動作>
次に、デジタル放送記録再生装置1の記録済番組の管理動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。まず、優先度更新時において、記録媒体4に記録された各番組が、自動的に優先度が更新されないように指定されているか否かが判定される(STEP1)。このとき、指定されているとき(Yes)、STEP18に移行し、指定されていないとき(No)、STEP2に移行する。
【0026】
STEP2に移行すると、まず、その番組の番組ジャンルが、記録済番組管理手段8より、その番組の優先度とともに、その番組の番組ジャンルが優先度更新手段9に与えられ、その番組の番組ジャンルが認識される。そして、この認識された番組ジャンルが、連続ドラマ又はバラエティ番組であるか否かが判定される(STEP3)。このとき、この番組の番組ジャンルが、連続ドラマ又はバラエティ番組であるとき(Yes)、STEP4に移行し、連続ドラマ又はバラエティ番組でないとき(No)、STEP9に移行する。
【0027】
次に、STEP4に移行すると、優先度更新手段9において、この番組が視聴済か否かが、視聴履歴保存手段12に記憶した視聴履歴より検知され、視聴済であるとき(Yes)、STEP5に移行し、又、一度も視聴されていないとき(No)、STEP7に移行する。尚、この視聴履歴保存手段12に記憶される視聴履歴は、一度も視聴されていない状態(第1状態)と、前回の優先度更新後視聴された状態(第2状態)と、前回の優先度更新後視聴されていない状態(第3状態)の3状態で、各番組毎に記憶される。よって、STEP4において、第1状態のとき、STEP7に移行し、残りの第2状態、第3状態のとき、STEP5に移行する。
【0028】
STEP4よりSTEP5に移行すると、優先度更新手段9において、前回優先度が更新されてからその番組が視聴されたか否かが、視聴履歴保存手段12に記憶した視聴履歴より検知され、視聴された第2状態のとき(Yes)、STEP6に移行し、視聴されていない第3状態のとき(No)、STEP18に移行する。そして、このとき、STEP6に移行すると、優先度更新手段9に与えられた優先度を下げ、STEP18に移行する。
【0029】
又、STEP4において、視聴履歴保存手段12に記憶した視聴履歴より第1状態であると優先度更新手段9で検知されたとき、その番組が記録されてから所定の日数以上経過したか否かが、優先度更新手段9で判断される(STEP7)。このとき、記録時刻保存手段13で記憶した記録日の日付及び記録開始時刻と現在時刻取得手段6より与えられる現在の日付及び現在時刻とが、優先度更新手段9で比較されることによって判断される。そして、所定の日数以上経過したと判断されたとき(Yes)、STEP8に移行してその番組の優先度が優先度更新手段9で下げられた後STEP18に移行し、又、所定の日数経過していないと判断されたとき(No)、STEP18に移行する。
【0030】
又、STEP3よりSTEP9に移行すると、このSTEP9では、STEP2で認識された番組ジャンルが、スポーツ番組又はニュース又は天気予報であるか否かが判定される。このとき、この番組の番組ジャンルが、スポーツ番組又はニュース又は天気予報であるとき(Yes)、STEP10に移行し、スポーツ番組又はニュース又は天気予報でないとき(No)、STEP14に移行する。
【0031】
そして、STEP10に移行すると、優先度更新手段9において、記録時刻保存手段13で記憶した記録日の日付及び記録開始時刻と現在時刻取得手段6より与えられる現在の日付及び現在時刻とが比較され、その番組が記録されてから所定の日数以上経過したか否かが判定される。このとき、番組が記録されてから所定の日数以上経過しているとき(Yes)、STEP11に移行し、番組が記録されてから所定の日数が経過していないとき(No)、STEP12に移行する。
【0032】
このようにSTEP10で判定されて、STEP11に移行すると、優先度更新手段9に与えられた優先度を下げ、STEP18に移行する。又、逆に、STEP12に移行すると、視聴履歴保存手段12に記憶した視聴履歴よりその番組が視聴されたか否かが、第1状態であるか否かによって、優先度更新手段9で判断される。このとき、既に視聴済であるとき(Yes)、STEP13に移行してその番組の優先度が優先度更新手段9で下げられた後STEP18に移行し、又、未だ視聴されていないとき(No)、STEP18に移行する。
【0033】
又、STEP9よりSTEP14に移行すると、その番組が操作手段7によって消去されるように指示があったか否かが優先度更新手段9で記録済番組管理手段8に記憶される情報より判断される。尚、消去されるように指示があった場合、記録済番組管理手段8において、その番組の番号とともに指示があったことが記憶され、又、自動的に優先度が更新されないように指定されている番組については、自動的に優先度が更新されるように、その指定を解除する。
【0034】
STEP14において、消去されるように指示があったことを優先度更新手段9が確認すると(Yes)、STEP15に移行して優先度を最低の値にした後STEP18に移行し、又、消去されるように指示がなかったとき(No)、STEP16に移行し、その番組が記録されてから所定の日数が経過したか否かが判断される。STEP16で、所定の日数以上経過したと判断されたとき(Yes)、STEP17に移行してその番組の優先度が優先度更新手段9で下げられた後STEP18に移行し、又、所定の日数経過していないと判断されたとき(No)、STEP18に移行する。
【0035】
又、STEP18に移行すると、その番組の更新された優先度が最低の値であるか否かが判断され、更新された優先度が最低の値であるとき(Yes)、STEP19に移行し、その番組が記録媒体4より消去されるとともに、記録済番組管理手段8に記憶したその番組の番号、番組ジャンル及び優先度が消去される。又、更新された優先度が最低の値でないとき、STEP20に移行して、その優先度が記録済番組管理手段8によって記憶され、この優先度に応じて記録する番組の圧縮率を圧縮率変更手段10で変更する。そして、このとき、この変更された圧縮率に応じて、処理された番組が記録媒体4に記憶される。尚、このとき、優先度が低いほど圧縮率が高くなる。
【0036】
このように1つの番組について、優先度更新を行うとともに、その記録媒体4で記録する際の圧縮率の更新を行うと、別の番組について、再び、STEP1〜STEP20の処理を行う。そして、記録媒体4に記録された全ての番組について、STEP1〜STEP20の処理が行われると、上記した処理動作を終了する(STEP21)。即ち、STEP19又はSTEP20の処理が終了すると、STEP21に移行し、そして、STEP21で全ての番組について、上記のような処理が行われる(Yes)と、この管理動作が終了し(END)、又、処理されていない番組がある場合(No)は、STEP1に戻り、再度処理が行われる。
【0037】
上記のような図2のフローチャートを実施したときの動作について、場合分けして、以下にまとめる。
【0038】
(イ)優先度更新可能とする場合
(1)番組ジャンルがドラマ又はバラエティ番組の場合
(1−a)一度も視聴されていないとき(第1状態)
その番組が記録されてから所定の日数が経過したとき、優先度が下げられて更新され、その番組が記録される圧縮率が高くなる。又、記録されてから所定の日数が経過していないときは、優先度は更新されず、その番組が記録される圧縮率は変更されない。
【0039】
(1−b)前回の優先度更新後視聴されたとき(第2状態)
その優先度が下げられるとともに、その番組の記録される圧縮率が高くなる。又、(1−a)の場合と比べたとき、既に視聴された番組であるので記録する重要度が低いと考えられるので、(1−a)で所定の日数が経過したときに下げる優先度よりもその下げる割合を大きくするようにして、一度も視聴されていないものとの優先度の差を付けることができる。
【0040】
(1−c)前回の優先度更新後視聴されていないとき(第3状態)
その優先度は更新されず、その番組が記録される圧縮率も変更されない。
【0041】
(2)番組ジャンルがスポーツ番組又はニュース又は天気予報の場合
このとき、(1)の場合の番組ジャンルと比べて日数が経過するほどその重要度が低くなるので、基準とする日数を、(1−a)で基準とする日数よりも短くすることによって、(1)の場合の番組ジャンルの番組の優先度の差を付けることができる。
【0042】
(2−a)その番組が記録されてから所定の日数が経過していないとき
既に視聴されたとき、その優先度が下げられるとともに、その番組の記録される圧縮率が高くなる。又、一度も視聴されていないとき、優先度は更新されず、その番組が記録される圧縮率は変更されない。
【0043】
(2−b)その番組が記録されてから所定の日数が経過したとき
その優先度が下げられるとともに、その番組の記録される圧縮率が高くなる。このような番組ジャンルの番組は、記録されてから日数が経過するほど、その重要性が低くなるので、(2−a)で一度視聴されたときに下げる優先度よりもその下げる割合を大きくするようにして、所定の日数が経過していないものとの優先度の差を付けることができる。
【0044】
(3)その他の番組ジャンルの場合
(3−a)番組の消去の指示があるとき
その優先度を最低の値とする。例えば、優先度が0〜10の数値で表されるとき、優先度を0とする。そして、このように、優先度を最低の値とするとともに、記録媒体4に記録された番組を消去し、記録済番組管理手段8や視聴履歴保存手段12や記録時刻保存手段13に記憶したその番組の各種情報を消去する。
【0045】
(3−b)番組の消去の指示がないとき
その番組が記録されてから所定の日数が経過したとき、優先度が下げられて更新され、その番組が記録される圧縮率が高くなる。このとき、基準とする日数を、(1−a)で基準とする日数よりも長くするとともに、(1−a)で所定の日数が経過したときに下げる優先度よりもその下げる割合を大きくするようにして、(1−a)で所定の日数が経過した番組との優先度の差を付けることができる。このようにしたとき、連続ドラマやバラエティ番組のように定期的に放送される番組ジャンルよりも、その優先度を高くすることができる。又、記録されてから所定の日数が経過していないときは、優先度は更新されず、その番組が記録される圧縮率は変更されない。
【0046】
(ロ)優先度更新不可とする場合
その優先度は更新されず、その番組が記録される圧縮率も変更されない。
【0047】
尚、図2のフローチャートにおいて、STEP16で、その番組が視聴されたか否かによって、優先度を下げるか否かを決定するようにしても構わない。即ち、既に視聴したとき、STEP17に移行して優先度を下げ、又、一度も視聴されていないとき、STEP18に移行する。又、本発明のデジタル放送記録再生装置において、その記録済番組の管理動作は、図2のフローチャートによる動作は1例であり、このフローチャートによる動作に限定されるものではない。
【0048】
又、図2のフローチャートのような管理動作は、毎日行うなど、一定期間毎に自動的に行うようにしても構わないし、使用者によって命令されて行うようにしても構わない。又、記録媒体の記録可能領域の占める割合が所定の値より小さくなったときに、図2のフローチャートのような管理動作が、自動的に行われるようにしても構わない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によると、記録媒体に記録される番組に与えられる優先度に応じて、圧縮率を変更して記録することができるので、使用者が再度視聴する可能性の低い番組の圧縮率を高くするなどして、記録媒体の記憶領域を効率的に利用することができる。又、番組の視聴回数によって、番組の優先度を決定することができるので、複数回視聴された番組のように、、再度視聴される可能性の低い番組の圧縮率を高くすることができる。又、番組の記録した日時によって、番組の優先度を決定することができるので、記録してから長い時間が経過した番組のように、再度視聴される可能性の低い番組の圧縮率を高くすることができる。
【0050】
又、番組のジャンルに応じて、優先度を決定する基準を番組の視聴回数とするか、又は、番組の記録された日時とするか選択できる。よって、ドラマやバラエティ番組のように一度視聴したか否かによってその番組の記録する重要性が変化する番組と、ニュースや天気予報のように放送された日から時間が経つほどその重要性が低くなる番組とにおいて、優先度を決定する基準を変更することができる。
【0051】
更に、優先度が最低となる番組を消去することができるので、再度視聴する可能性がかなり低い番組や視聴する可能性のない番組を記録媒体から消去して記録可能領域を広げることによって、この記録媒体の記憶領域を有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送記録再生装置の内部構造を示すブロック図。
【図2】図1に示すデジタル舗装記録再生装置の記録済番組の管理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 デジタル放送記録再生装置
2 アンテナ
3 チューナ
4 記録媒体
5 復号手段
6 表示装置
7 操作手段
8 記録済番組管理手段
9 優先度更新手段
10 圧縮率変更手段
11 番組ジャンル取得手段
12 視聴履歴保存手段
13 記録時刻保存手段
14 現在時刻取得手段
Claims (3)
- ランダムアクセス可能な記録媒体を有し、入力された番組を該記録媒体に記録し、記録した番組の再生を行う記録再生装置において、
記録した番組のジャンル情報を取得し、該記録した番組と対応づけて記憶する記録済番組管理手段と、
前記記録した番組に与える優先度を、該番組の視聴回数に基づいて決定する第1優先度決定手段と、
前記記録した番組に与える優先度を、該番組の記録された日時に基づいて決定する第2優先度決定手段と、
前記記録した番組のジャンル情報に基づいて、前記第1優先度決定手段あるいは前記第2優先度決定手段のいずれかを選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された前記第1優先度決定手段又は前記第2優先度決定手段で与えられた優先度が低い番組ほど、高い圧縮率で記録する圧縮率変更手段と、
を有することを特徴とする記録再生装置。 - 前記選択手段よって選択された前記第1優先度決定手段あるいは前記第2優先度決定手段のいずれかによって与えられた優先度が最も低い番組を消去する番組消去手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 前記記録媒体に記録された番組の消去を指示するための操作部を有し、
前記操作部が操作されることによって、前記操作部の操作に応じて消去される番組が指定され、該指定された番組が前記操作部が操作されるまで自動的に消去されないことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
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