JP2003023598A - 記録方法及び記録装置 - Google Patents

記録方法及び記録装置

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JP2003023598A JP2001208346A JP2001208346A JP2003023598A JP 2003023598 A JP2003023598 A JP 2003023598A JP 2001208346 A JP2001208346 A JP 2001208346A JP 2001208346 A JP2001208346 A JP 2001208346A JP 2003023598 A JP2003023598 A JP 2003023598A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し記録される記録媒体を使用して番組
データを記録する場合における、消去データの選択が適
切に行えるようにする。 【解決手段】 所定の媒体に放送番組データの記録を行
う場合に、その記録データの保存優先順位のデータと、
その保存優先順位の変更を指定するデータとを記録し、
保存優先順位の変更を指定するデータで指示された条件
に基づいて、保存優先順位のデータを必要により修正
し、媒体の記録領域に空き領域がないとき、そのときの
保存優先順位のデータで最も優先順位の低い放送番組デ
ータが記録された領域に、新たな放送番組データを記録
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクなどの記録媒体を使用して、放送番組を記録する場
合に適用して好適な記録方法及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードディスクと称される磁気デ
ィスクを記録媒体として、テレビジョン放送などの放送
番組を記録する記録装置が開発されている。例えば、4
0Gバイトの記録容量のハードディスクを記録媒体とし
て使用したとき、MPEG(Moving Picture Expers Gr
oup )方式で圧縮された映像信号及び音声信号を、最大
で20時間以上記録することができる。記録できる時間
は、データの圧縮率により変化する。
【0003】ここで、ハードディスクは通常は記録装置
から外さない記録媒体であり、例えば20時間記録でき
るハードディスクが装着された記録装置で、20時間を
越える記録を行う場合には、既に記録された番組の中
で、少なくとも一部の番組を消去して、媒体の空き領域
を確保して、その確保した空き領域に新たな番組を記録
する必要がある。
【0004】このような記録媒体への記録を行うとき、
既に媒体に記録されたどの番組を消去するかは、ユーザ
の操作で選択させるようにするのが最も簡単で確実であ
るが、このようなユーザ操作での消去を必要とすると、
その媒体の記録容量が一杯になった状態で、ユーザが消
去操作をしないとき、新たな記録が全くできない状態が
続くことになり、番組記録装置として機能しなくなって
しまう。
【0005】従って、記録媒体の記録容量が一杯になっ
たときには、記録装置側が消去しても良い番組を自動的
に判断して、その判断した番組を消去して、新たな番組
を記録できるようにする必要がある。この消去しても良
い番組を判断する処理としては、例えば特開平11−6
6694号公報に記載されているように、再生済の番組
を消去しても良いデータと判断したり、或いは最も古く
記録された番組を、消去しても良いデータと判断する等
の処理が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れている記録データの消去処理は、いずれも1つの条件
の判断に基づいた消去可能データの判断処理であり、必
ずしも使用形態に則した最適な判断が行われているとは
言えない問題があった。ユーザが記録を残しておきたい
大切な記録データの場合には、通常はそのデータが消去
されないようなプロテクト設定が可能であり、そのプロ
テクト設定を施すことで、最低限大切なデータの保護が
なされるが、そのプロテクト設定がされてないデータに
ついては、上述した再生済の番組を消去させたり、或い
は最も古く記録された番組を消去させるような処理が行
われており、それだけでは必ずしも最適な消去処理が行
われているとは言えなかった。
【0007】本発明はかかる状況に鑑みてなされたもの
であり、繰り返し記録される記録媒体を使用して番組デ
ータを記録する場合における、消去データの選択が適切
に行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の媒体に
放送番組データの記録を行う場合に、媒体に放送番組デ
ータを記録するとき、その記録データの保存優先順位の
データと、その保存優先順位の変更を指定するデータと
を付加して記録し、保存優先順位の変更を指定するデー
タで指示された条件に基づいて、保存優先順位のデータ
を必要により修正し、媒体の記録領域に空き領域がない
とき、そのときの保存優先順位のデータで最も優先順位
の低い放送番組データが記録された領域に、新たな放送
番組データを記録するようにしたものである。
【0009】本発明によると、保存優先順位の変更を指
定するデータにより、保存優先順位のデータが自動的に
更新されて、そのときの状況に応じた適切な保存優先順
位のデータが設定されることになり、その保存優先順位
のデータを使用して、媒体の記録領域に空き領域を設定
することが適切に行えるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施の形態について説明する。
【0011】本例の記録再生装置は、ハードディスクと
称される磁気ディスクを記録媒体として使用して、テレ
ビジョン放送の番組データを記録し再生する装置として
ある。この装置が備える記録媒体には、例えば数十時間
のテレビジョン放送番組を記録することができる。
【0012】図1は、本例の記録再生装置の全体構成を
示す図である。本例の記録再生装置10は、テレビジョ
ン放送信号を受けるアンテナ1が、装置10の内部のチ
ューナ11に接続してあり、チューナ11で所定のテレ
ビジョン放送チャンネルを受信する。そして、チューナ
11で受信したチャンネルの放送信号に含まれる映像信
号及び音声信号を、記録再生部12に供給し、記録用の
フォーマットの映像信号及び音声信号に変換し、その変
換された映像信号及び音声信号を、記録媒体(ハードデ
ィスク)13に記録させる。
【0013】記録媒体13に記録された映像信号及び音
声信号は、記録再生部12で再生されて、出力部14で
出力用の映像信号及び音声信号とする処理が行われ、そ
の出力用の映像信号及び音声信号を、記録再生装置10
に接続されたテレビジョン受像機2に供給して、映像を
画面に表示させると共に音声をスピーカから出力させ
る。チューナ11での受信、記録再生部12での記録媒
体13の記録及び再生については、コントローラ15の
制御で実行される。
【0014】出力部14にはチューナ11が受信した放
送の映像信号及び音声信号も直接供給される構成として
あり、コントローラ15からの指示に基づいて、出力部
14で再生した信号と受信した信号のいずれかを選択し
て出力させたり、或いは受信画面と再生画面とを同時に
表示させるようなマルチ画面表示となる映像信号として
出力させるような処理も可能である。
【0015】コントローラ15には、メモリ16が接続
してあり、記録再生装置10内の制御に必要なデータを
メモリ16に記憶させるようにしてある。このメモリ1
6に記憶させるデータとしては、例えば放送番組の録画
予約に関するデータがある。また、記録媒体13に記録
された番組に関する補助的なデータについてもメモリ1
6に記憶させるようにしてある。この記録番組に関する
データと、そのデータを使用した処理の詳細については
後述する。また、録画予約などの時間に関係した処理を
行うために、コントローラ15は現在時刻をカウントす
る機能を備える。
【0016】また、記録再生装置10は操作キーなどで
構成される操作部17を備えて、ユーザが操作部17を
操作したとき、コントローラ15がその操作に基づいた
指示を判断して、該当した処理を実行するようにしてあ
る。例えば、放送番組の録画予約や、記録媒体13に記
録されたデータの再生指示などが操作部17の操作で行
える。操作部17としては、記録再生装置10のフロン
トパネルに直接配置されたキーの他に、リモートコント
ロール装置として操作部を構成して、そのリモートコン
トロール装置からの赤外線などによる無線伝送で、操作
できるようにしても良い。
【0017】なお、チューナ11で受信した放送信号
に、映像や音声以外のデータが含まれる場合、その受信
して得たデータを記録再生部12で記録媒体13に記録
させたり、或いはコントローラ15に供給してデータに
基づいた処理を実行させても良い。例えば、電子番組情
報(EPG)と称される番組案内データが含まれる場
合、その番組案内データをコントローラ15に供給し
て、メモリ16などに蓄積させて、番組の録画予約に使
用したり、或いは録画された番組に関するデータとして
記憶させるようにしても良い。また、電話回線などの放
送信号を受信する手段以外の伝送手段を使用して、電子
番組情報をコントローラ15が得るようにしても良い。
【0018】ここで、コントローラ15の制御で記録媒
体13に番組データ(ここでの番組データとはその番組
を受信して得られる映像,音声などのデータである)を
記録させたときの、その番組データに関するデータを録
画データとしてメモリ16に記録させたデータ例を、図
2に示す。本例の場合には、1単位の記録毎に付与され
る番号(No.)と、録画内容と、種別と、録画チャン
ネルと、録画日時と、保存優先レベルと、レベル変更デ
ータと、変更日時データとが録画データとして設定でき
るようにしてある。
【0019】番号は、番組が録画される毎に順番にコン
トローラ15が付与する番号である。録画内容は、番組
のタイトル名などが記録され、種別は、記録した番組の
ジャンルが記録される。この番組のタイトル名やジャン
ルについては、例えば上述した電子番組情報から得た
り、或いはユーザの操作で入力させるようにしても良
い。図2の例では、ジャンルとしてドラマ、ニュース、
スポーツのように分類してある。この録画内容と種別の
データが得られない場合には、空欄とされる。録画チャ
ンネルは、チューナ11が受信したチャンネル番号が記
録される。放送局名が判る場合には、チャンネル番号の
代わりに記録しても良い。録画日時については、録画を
開始した日付と時刻が記録される。記録した番組の時間
(長さ)又は録画終了時間を同時に記録しても良い。
【0020】保存優先レベルについては、該当する番組
の録画を媒体13に保存する優先レベルを3段階に設定
して、その設定したレベルの値が記録される。具体的に
は、保存優先レベルとして、1,2,3の3段階のいず
れかに設定するようにしてある。レベル1は、その番組
を消去することができないレベルである。レベル2は、
条件によってはその番組を消去することができるレベル
である。レベル3は、媒体13の記録エリアの消去が必
要なとき、該当する番組から優先的に消去するレベルで
ある。この保存優先レベルの設定処理については後述す
る。
【0021】そして、記録媒体13の記録領域の空きが
ない状態で新たな番組データの録画をする必要が生じた
とき、コントローラ15は、録画データ内の保存優先レ
ベルに基づいて、どの番組データの記録エリアを空き領
域にして、新たな番組データを記録する領域を確保する
のか判断する。即ち、保存優先レベルのレベル値が高い
ものから優先的に空き領域として行く。同じレベルの番
組が複数存在するときには、例えば、録画日時が古いも
のから優先的に空き領域とする。但し、全ての番組の保
存優先レベルがレベル1であるときには、全て消去不可
の番組に設定された状態であり、この状態で媒体13に
空き領域がなくなったときには、ユーザ操作でいずれか
の番組の保存優先レベルがより高いレベルに変更されな
い限り、新たな記録ができない状態である。
【0022】レベル変更データは、保存優先レベルの変
更を指定するデータであり、そのレベル変更データとし
てフラグが立てられたとき(即ちデータ1が設定された
とき)、一定の条件に基づいて、保存優先レベルを下げ
る処理(即ちレベルの値を上げる処理)を行うことが予
約される。このレベル変更データは、番組データの録画
時にコントローラ15の判断で自動的に設定される。
【0023】変更日時データについては、この変更日時
データが設定されたとき、そのデータで指示された変更
日時に、保存優先レベルを変更することを予約するデー
タある。この変更日時データについては、操作部17な
どを使用したユーザの操作で設定される。なお、レベル
変更データや変更日時データが設定されてない場合に
は、録画データ中の保存優先レベルが自動的に変更され
ることはない。但し、ユーザ操作で保存優先レベルを変
更することは可能である。
【0024】次に、本例の記録再生装置10で受信した
番組の映像,音声のデータを記録媒体13に記録(録
画)させたときの、コントローラ15の制御による保存
レベルの設定処理を、図3のフローチャートを参照して
説明する。まずコントローラ15は、録画開始操作があ
るか否か判断する(ステップS11)。ここでの録画開
始の操作とは、操作された時点で直接録画を開始させる
場合の他に、録画することを予約する操作が行われる場
合も含む。そして、録画開始操作があると判断したと
き、そのときにユーザ操作で保存優先レベルの指定があ
るか否か判断する(ステップS12)。ここで、保存優
先レベルの指定があると判断したときには、その指定さ
れた保存優先レベルを録画データとして設定する(ステ
ップS13)。
【0025】また、ステップS12でユーザ操作による
保存優先レベルの指定がないと判断したときには、電子
番組情報などから録画する番組のジャンルが判別できる
か否か判断する(ステップS14)。ここで、番組のジ
ャンルが判別できる場合には、その判別したジャンルに
基づいて、保存優先レベルを自動的に設定する(ステッ
プS15)。
【0026】このステップS15での保存優先レベルの
自動的な設定としては、例えば、映画,ドラマのような
番組の内容の重要度が、時間の経過によりほとんど変化
しないジャンルであるとき、保存優先レベルとして、最
も高いレベルであるレベル1を設定する。そして、ニュ
ース,天気予報のように、番組の内容の重要度が、時間
の経過により比較的大きく変化するジャンル(即ち番組
の内容が時間の経過で重要でなくなるジャンル)である
とき、保存優先レベルとして、二番目のレベルであるレ
ベル2を録画データとして設定する。
【0027】このステップS15でのジャンルに基づい
たレベル設定を行ったときには、レベル変更データのフ
ラグを立てるジャンルであるか否か判断する(ステップ
S16)。ここでは、上述したように、番組の内容の重
要度が、時間の経過により変化するジャンルであると
き、レベル変更データのフラグを立てるジャンルである
と判断し、その他のジャンルであるとき、レベル変更デ
ータのフラグを立てないジャンルであると判断する。こ
のステップS16の判断で、レベル変更データのフラグ
を立てるジャンルであると判断したときには、レベル変
更データとして1データを設定して、該当するフラグを
立てる処理を行う(ステップS17)。
【0028】また、ステップS14の判断で、番組のジ
ャンルが判別できないと判断したときには、予め決めら
れた保存優先レベルを設定する(ステップS18)。例
えば、保存優先レベルとしてレベル1を設定する。この
ジャンル判別不能時にステップS18で設定される保存
優先レベルは、この記録再生装置10の初期設定時など
にユーザ操作で決めるようにしても良い。例えば、初期
設定時のユーザ操作でレベル2とすることを決めたと
き、その番組に対する直接のレベルの指定がなく、ジャ
ンルが判別できない番組であるとき、常時レベル2が設
定される。
【0029】そして、ステップS13又はS18でレベ
ルが設定されたときと、ステップS15でレベルを設定
した後に、ステップS16でレベル変更フラグを立てる
必要がないと判断したとき、並びにステップS17でレ
ベル変更フラグを立てたときには、そのとき録画開始
(又は録画予約)させた番組を保存したい日時のユーザ
操作による入力があるか否か判断する(ステップS1
9)。ここで、該当する番組を保存したい日時の入力が
あると判断したとき、そのとき入力された日時を変更日
時として録画データに設定する(ステップS20)。こ
のようにして録画又は録画予約時に設定された保存優先
レベル,レベル変更フラグ,レベル変更日時のデータ
は、該当する番組が記録媒体13に記録され続ける限
り、録画データとして保存される。但し、次に述べるよ
うに保存優先レベルについては、必要により変更(修
正)が行われる。
【0030】次に、コントローラ15の制御で、メモリ
16が記憶した録画データを修正する処理を、図4のフ
ローチャートを参照して説明する。この図4のフローチ
ャートに基づいた録画データの修正処理は、コントロー
ラ15内での判断でメモリ16に記憶された全ての録画
データに対して随時実行されるものである。
【0031】まずコントローラ15は、録画した番組デ
ータの再生が開始されたか否か判断する(ステップS2
1)。ここで、録画した番組データの再生が開始された
と判断したときには、該当する番組データの録画データ
の保存優先レベルの値を+1する(ステップS22)。
例えば、保存優先レベルがレベル1であった番組の再生
が開始されたとき、その番組の保存優先レベルをレベル
2に修正する。同様に、保存優先レベルがレベル2であ
った番組の再生が開始されたとき、その番組の保存優先
レベルをレベル3に修正する。但し、最も高い値のレベ
ルであるレベル3のときには、そのままで変化させな
い。このステップS22での保存レベルの修正を行った
後、ステップS21の判断に戻る。従って、レベル1の
番組の再生が2回行われたときには、2回レベルの修正
が行われて、レベル3になる。なお、再生があった場合
でも、その番組の保存優先レベルの値を変更しないよう
に設定しても良い。
【0032】そして、録画した番組データの再生開始で
ないと判断したとき、このとき判断した録画データが、
レベル変更フラグが設定された録画データであるか否か
判断する(ステップS23)。ここで、レベル変更フラ
グが設定された録画データであるとき、その番組の録画
から一定時間が経過したか否か判断する(ステップS2
4)。ここで判断する一定時間としては、例えば24時
間経過したか否か判断するようにする。この判断する一
定時間については、ユーザ操作で自由に設定できるよう
にしても良い。
【0033】そして、レベル変更フラグが設定された番
組が、その番組の録画から一定時間経過したと判断した
とき、ステップS22に移って、保存優先レベルの値を
+1し、ステップS21の判断に戻る。また、レベル変
更フラグが設定された番組が、その番組の録画から一定
時間経過してないと判断したとき、ステップS21の判
断に戻る。
【0034】また、ステップS23で、レベル変更フラ
グが立てられてない録画データであると判断したときに
は、その録画データに変更日時の設定があり、なおかつ
その設定された変更日時になったか否か判断する(ステ
ップS25)。この判断で、設定された変更日時になっ
たと判断したとき、該当する番組の録画データの保存優
先レベルを、最も低いレベルであるレベル3に変更する
(ステップS26)。そして、ステップS21の判断に
戻る。
【0035】このようにして、保存優先レベルの変更処
理を行うことで、記録媒体13に記録された番組データ
の保存が、適切に管理されるようになる。即ち、媒体1
3に空き領域がなくなって、いずれかの記録データを消
去する必要が生じたとき、そのときの保存優先レベルの
値が高いものから優先的に消去するようにしたが、例え
ば、記録された番組の再生があったとき、自動的に高い
保存優先レベルとなり、その番組が消去される優先順位
が高いものに変更されて、再生されたものから優先的に
消去されるようになる。また、番組のジャンル毎に、録
画時に付与する保存優先レベルを変化させるようにした
ことで、そのジャンル毎の保存優先レベルの適切な設定
で、特定のジャンルの番組から優先的に消去されるよう
になり、記録した番組のジャンルに基づいた保存も良好
に行える。
【0036】さらに本例の場合には、特定のジャンルの
番組については、レベル変更フラグを立てて、24時間
などの一定時間が録画から経過したとき、自動的に保存
優先レベルを値の高いレベルに変更(即ち保存レベルを
低く変更)するようにしたので、時間の経過で番組内容
の重要度が低下するようなジャンルの番組については、
自動的に一定の時間の経過で、消去される可能性の高い
番組になり、効率の良い記録媒体の記録領域の使用が行
えるようになる。
【0037】例えば、図2に示した録画データが設定さ
れた例では、番号5の録画番組について、ジャンルがニ
ュースであるため、レベル変更フラグが立てられている
が、その番号5の録画番組の録画から24時間が経過し
たとき、図5に示すように、その番号5の録画データに
ついては、保存優先レベルがレベル2からレベル3に変
更されて、消去される可能性の高い番組に自動的に変更
される。
【0038】さらに、保存優先レベルを変更させる日時
を設定して、その日時が経過したとき、レベルを最も低
いレベルに変更するようにしたことで、ユーザが何時ま
で保存しておきたいのか設定することも可能になる。
【0039】そして本例の場合には、これらの多数の処
理が同時に実行されるようにしてあるが、媒体13から
消去しても良い領域を判断する際には、コントローラ1
5は保存優先レベルだけを判断すれば良く、その保存優
先レベルで同じレベルのものが複数あるときだけ、例え
ば録画日時の古いもののような判断を行えば良く、非常
に簡単な処理で媒体13から消去しても番組が判断でき
るようになり、コントローラ15の制御処理が簡単にな
る効果を有する。
【0040】なお、上述した実施の形態では、記録再生
装置10内で番組データを記録する記録媒体13とは別
のメモリ16に、保存優先順位のデータや、そのデータ
の変更を指定するデータなどを記憶させるようにした
が、記録媒体13にこれらのデータを記録するエリアを
用意して、そのエリアに記録(記憶)させるようにして
も良い。
【0041】また、上述した実施の形態では、ハードデ
ィスクを記録媒体として使用した記録装置における記録
領域の確保処理に適用したが、その他の記録媒体を使用
した記録装置にも適用できるものである。また、記録す
る番組データについても、テレビジョン放送番組のデー
タとしたが、その他の放送番組を記録装置で記録する場
合にも適用できる。例えば、ラジオ放送番組の記録を、
オーディオ記録装置で行う場合の、媒体の記録領域を確
保する処理に適用しても良い。また、インターネットな
どを介して特定の時間に放送(配信)されるプログラム
(ビデオプログラム,オーディオプログラムなど)を記
録装置で記録する場合の、記録媒体の空き領域の確保処
理に適用しても良い。
【0042】また、上述した実施の形態では、保存優先
レベルのレベル変更データとして、フラグを立てるか否
かのデータとして、そのフラグが立ったとき、一律で一
定時間の経過で保存優先レベルを変更させるようにした
が、複数段階のレベル変更データを設定できるようにし
て、例えば番組のジャンルなどに応じて、レベル変更状
態を変化させるようにしても良い。例えば、ジャンルが
ニュースの場合には、レベル変更データで、録画から2
4時間(1日)経過したとき、保存優先レベルを低いレ
ベルに変化させるようにし、ジャンルがスポーツの場合
には、レベル変更データで、録画から3日経過したと
き、保存優先レベルを低いレベルに変化させるようにし
て、そのときの録画番組の種別に応じたより細かい管理
ができるようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、保存優先順位の変更を
指定するデータにより、保存優先順位のデータが自動的
に更新されて、そのときの状況に応じた適切な保存優先
順位のデータが設定されることになり、その保存優先順
位のデータを使用して、媒体の記録領域に空き領域を設
定することが適切に行えるようになる。従って、例えば
ハードディスクなどの記録媒体を使用して多数の番組デ
ータを記録させるようなことをしたとき、その記録媒体
から消去されずに残る番組データが、そのときの状況に
応じて最も適切なものに自動的に選択される。
【0044】この場合、保存優先順位の変更を指定する
データで指示される条件は、記録からの所定の時間が経
過したとき、保存優先順位を一定のランク下げる処理で
あることで、この処理が指示された番組については、保
存してからある程度時間が経過したとき、自動的に保存
優先順位が低い値に更新されるようになる。
【0045】また、このように記録からの所定の時間が
経過したとき、保存優先順位を一定のランク下げる処理
を実行するように設定するのは、記録される放送番組デ
ータが特定のジャンルの番組であるときであることで、
例えばニュースや天気予報のようにある程度時間が経過
すると、その内容が古くなって保存する意味がなくなる
ようなジャンルの番組については、自動的に消去される
対象となり、優先的に消去される。また、映画のような
時事性のない内容の番組のジャンルについては、このよ
うなランクを下げる処理を実行しないことで、いつまで
も高い保存優先順位のままとして、長期間保存させるよ
うなことが可能になる。
【0046】また、保存優先順位の変更を指定するデー
タには、保存優先順位を下げる日付又は時間のデータを
付加するようにしたことで、いつまで高い保存優先順位
を設定しておくのかを、日付又は時間で細かく指定でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による構成例を示したブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による録画データの例を
示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態による録画時の保存レベ
ル設定処理例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態による保存レベルの変更
処理例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態による録画データの変更
例を示す説明図である。
【符号の説明】 1…アンテナ、2…テレビジョン受像機、10…記録再
生装置、11…チューナ、12…記録再生部、13…記
録媒体(ハードディスク)、14…出力部、15…コン
トローラ、16…メモリ、17…操作部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 Fターム(参考) 5B065 BA01 CC03 CS01 PA02 PA12 5C053 FA23 GB37 LA06 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE11 DE17 DE49 DE57 EF05 EF10 FG18 5D110 AA13 BB06 DA07 DA12 DB02 DE01 EA07 EB04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の媒体に放送番組データの記録を行
    う記録方法において、 上記媒体に放送番組データを記録するとき、その記録デ
    ータの保存優先順位のデータと、その保存優先順位の変
    更を指定するデータとを記録し、 上記保存優先順位の変更を指定するデータで指示された
    条件に基づいて、上記保存優先順位のデータを必要によ
    り修正し、 上記媒体の記録領域に空き領域がないとき、そのときの
    保存優先順位のデータで最も優先順位の低い放送番組デ
    ータが記録された領域に、新たな放送番組データを記録
    する記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録方法において、 保存優先順位の変更を指定するデータで指示される条件
    は、記録からの所定の時間が経過したとき、保存優先順
    位を一定のランク下げる処理である記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録方法において、 記録からの所定の時間が経過したとき、保存優先順位を
    一定のランク下げる処理を実行する上記保存優先順位の
    変更を指定するデータは、記録される放送番組データが
    特定のジャンルの番組であるとき、自動的に付加するよ
    うにした記録方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録方法において、 上記保存優先順位の変更を指定するデータには、上記保
    存優先順位を下げる日付又は時間のデータを付加するよ
    うにした記録方法。
  5. 【請求項5】 受信又は入力した放送番組データを所定
    の記録媒体に記録する番組データ記録手段と、 上記番組データ記録手段で放送番組データを記録すると
    き、その記録データの保存優先順位のデータと、その保
    存優先順位の変更を指定するデータとを格納する補助デ
    ータ記録手段と、 上記補助データ記録手段に記録された保存優先順位の変
    更を指定するデータで指示された条件に基づいて、上記
    保存優先順位のデータを必要により修正し、上記媒体の
    記録領域に空き領域がないとき、そのときの保存優先順
    位のデータで最も優先順位の低い放送番組データが記録
    された領域に、新たな放送番組データを記録させる制御
    手段とを備えた記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の記録装置において、 上記制御手段は、上記補助データ記録手段に記録された
    保存優先順位の変更を指定するデータの指示に基づい
    て、記録からの所定の時間が経過したとき、保存優先順
    位を一定のランク下げる処理を実行する記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録装置において、 上記制御手段は、上記番組データ記録手段に記録させた
    番組データが、特定のジャンルの番組であるとき、上記
    補助データ記録手段に保存優先順位の変更を指定するデ
    ータを付加させる記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の記録装置において、 上記制御手段は、上記補助データ記録手段に記録させる
    保存優先順位の変更を指定するデータに、保存優先順位
    を下げる日付又は時間のデータを付加するようにした記
    録装置。
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