JP2003179681A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2003179681A
JP2003179681A JP2002308917A JP2002308917A JP2003179681A JP 2003179681 A JP2003179681 A JP 2003179681A JP 2002308917 A JP2002308917 A JP 2002308917A JP 2002308917 A JP2002308917 A JP 2002308917A JP 2003179681 A JP2003179681 A JP 2003179681A
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JP2002308917A
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English (en)
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Kazumi Anzai
一美 安斎
Akira Miyajima
晃 宮嶋
Noriaki Miyata
典明 宮田
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Communications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信装置に接続した外部端末でコーラー
IDを表示すること。 【解決手段】 装置本体に接続された外線端末を通常時
外線に接続し、カー信号を検知すると、前記外部端末が
前記カー信号に応答してコーラーIDを受信するための
所定の動作を行う間、モデムは外線と装置本体とを閉結
することなく外線を監視してコーラーIDを受信し、外
部端末がコーラーIDの受信を完了して外線を開放する
と、外線から通常の呼出信号を受信し、装置本体の通話
部が鳴動させると共に前記外部端末も鳴動する。さら
に、外部端末がカー信号に所定回数応答しない場合は、
装置本体でコーラーIDを受信するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回線からの着信時
に発呼側の識別情報を受信する通信装置に関する。 【0002】 【従来の技術】交換機が発呼側の電話番号を呼出信号と
共に送出し、着呼側の電話機やファクシミリ装置等の通
信端末装置に発呼側電話番号を表示し、どこから電話が
かかってきたのか識別できるようにするシステムが開発
されている。このシステムは、「発信電話番号通知」、
「コーラーID」、「コーラーディスプレイ」等の名称
で呼ばれている(以下、「コーラーIDシステム」とい
う)。 【0003】以下、従来のコーラーIDシステム対応の
端末装置の構成を説明する。この端末装置はコーラーI
D受信装置を搭載する。このコーラーID受信装置で
は、着信検出部は、回線からのコーラーID着信信号
(以下、カー信号という)(0.5間隔のパルス信号)
の有無を監視する。着信検出部がコーラーID着信信号
を検出すると、装置制御部が、回線開閉部に回線を閉結
させる。次に、モデムで構成されたV23RX制御部3
が、回線から入力される発呼側識別情報としてのコーラ
ーIDを所定の手順により受信する。コーラーIDは、
1200ボーのデータ信号として送信されて来ることが
取り決められている。所定の手順によりV23RX制御
回路がコーラーIDの受信を完了すると、装置制御部
は、回線開閉部に回線を開放させる。ここまでの処理
は、一次応答と呼ばれる所定の処理であり、コーラーI
D対応の機種は全てこの動作が可能であるように設計さ
れている。そして、一次応答の処理が終わると、受信し
たコーラーIDを、データ蓄積部に記憶保持すると共
に、表示部に表示する。一方、回線開閉部が回線を開放
すると、交換機より通常の呼出信号(1秒ON、2秒O
FF)が送出されて来る。これに応じて、端末装置は鳴
動する。 【0004】端末装置に外部端末が接続されている場
合、一次応答を終了すると、装置制御部は、内/外線切
替部に外部電話機を内線から外線へと切り替える。この
結果、外部端末にも、通常の呼出信号が入力され、鳴動
する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】従来のコーラーID受
信装置は、回線に接続された端末側でコーラーIDを受
信し、外部端末はコーラーIDを受信することなく、一
次応答後の呼出信号により鳴動を行っている。 【0006】このため、従来の通信端末装置では、以下
に挙げる問題がある。 【0007】第1に、回線に直接接続されている通信端
末装置においてコーラーIDを受信処理してしまうの
で、外部端末がコーラーIDに対応したものであっても
コーラーIDを表示することができない。 【0008】第2に、外部端末にコーラーIDを受信す
る機能がない場合、外部端末側ではコーラーIDを確認
することができない。つまり、通信相手を確認してから
応答したい場合、回線に接続されているコーラーIDを
表示する端末まで確認に行く必要があり、面倒である。 【0009】第3に、コーラーIDに対応した通信端末
装置を回線に対して、複数の他の通信端末装置を並列に
接続したとしても、各通信端末装置において、コーラー
ID着信信号を検知してから回線を接続するまでの一次
応答のタイミングが異なっているので、全ての端末にお
いてコーラーIDを受信することができない。 【0010】また、各通信端末装置の一次応答のタイミ
ングを一致させるには、各通信端末装置の設定を合わせ
る作業を行う必要があり、面倒である。 【0011】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、外部端末でも発信電話番号を表示することが可
能である通信装置を提供することを目的とする。また、
外部端末と同時に発信電話番号を表示することが可能で
ある通信装置を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下のような手段を講じた。 【0013】請求項1記載の通信装置に関する発明は、
カー信号の検知部と、通話を行う通話部と、装置本体に
接続された外部端末と、この外部端末を通常時外線に接
続する切替部と、前記外部端末が前記カー信号に応答し
てコーラーIDを受信するための所定の動作を行う間、
外線と装置本体とを閉結することなく外線を監視してコ
ーラーIDを受信するモデムと、外部端末がコーラーI
Dの受信を完了して外線を開放すると、外線から通常の
呼出信号を受信し、前記通話部を鳴動させると共に前記
外部端末を鳴動する制御手段とを具備し、前記制御手段
は、前記外部端末が所定回数カー信号に応答しない場
合、前記外部端末の代わりにコーラーIDを受信するた
めの所定の動作を行うことを特徴とする構成を採る。 【0014】この構成により、装置本体に接続された外
部端末において、コーラーIDを表示できる。また、外
部端末にコーラーIDを受信させ、その間、外線を監視
して装置本体でもコーラーIDを受信するようにしたの
で、カー信号を同時に受信し、鳴動のタイミングがずれ
るのを防止できる。 【0015】さらに、カー信号の回数を監視し、外部端
末が呼出に応答しない場合は、装置本体がコーラーID
を受信するようにしたので、カー信号に対応することが
でき、コーラーIDサービスを確実に受けられる。 【0016】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1〜3
について、図面を参照しながら説明する。 【0017】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るコーラーID受信装置を搭載したファクシ
ミリ装置の全体ブロック図である。 【0018】装置制御部1は、ファクシミリ装置全体を
制御する。 【0019】着信信号検知部2は、外線3から入力され
るカー信号を検知する回路である。着信信号検知部2
は、カー信号を検知した場合に検知信号を装置制御部1
に送信する。 【0020】回線開閉部4は、外線3とファクシミリ装
置本体との回線接続を制御するものである。回線開閉部
4は、装置制御部1による制御に従って外線3を閉結又
は開放する。 【0021】V23RX制御部5は、外線3から入力さ
れるコーラーIDをモデム手順で受信し、装置制御部1
に受信したコーラーIDを送信する。V23RX制御部
5はモデムで構成されている。このモデムは、ファクシ
ミリ通信と併用される。また、V23RX制御部5は、
回線開閉部4により外線3を接続しなくとも外線3を監
視する機能を備えている。具体的には、外線3の極性の
反転により外線3の状況を監視している。 【0022】音声送出部6は、コーラーIDに対応づけ
られた音声データを内線8に送出するものであり、例え
ば、「0123456からの電話です」等メッセージ、
または、予め利用者がコーラーIDに対応する名前等の
音声を図示しない音声記憶手段により記憶しておき、
「鈴木さんからの電話です」等のようにコーラーIDに
対応する音声データを送出するものである。 【0023】V23TX制御部7は、コーラーIDをモ
デム手順で内線8に送出するものであり、モデムで構成
されている。コーラーIDは、通常行われるコーラーI
Dの手順により内線8へと送り出される。 【0024】内線給電部9は、内線8へ電力を供給す
る。 【0025】内/外線切替部10は、外部端末11に接
続される接続線12を、外線3又は内線8に切り替え接
続する。通常時、内/外線切替部10は接続線12を内
線8に接続している。 【0026】外部端末11は、ファクシミリ装置にコネ
クタ部13を介して直列に接続される通信端末装置であ
り、ファクシミリ、電話、データモデム等である。 【0027】ループ検知部14は、外部端末11が、オ
ンフック又はオフフックにより、回線(外線3及び内線
8を含む)を閉結又は開放したことを検知する回路であ
る。 【0028】表示部15は、受信したコーラーIDや、
その他メッセージ等を表示するためのものであり、例え
ばLCDで構成されている。 【0029】記憶部16は、装置制御部1に接続されて
おり、メモリで構成されている。この記憶部16には、
V23RX制御部5によって受信した受信コーラーID
が記憶保持される。また、記憶部16は、外部端末11
にコーラーIDを送出するか否かを示す第1のフラグ、
及び、送信するコーラーIDをV23TX制御部7によ
りデータ信号として送信するか、音声送出部6より音声
で送信するかを示す第2のフラグを保持する。さらに、
記憶部16は、コーラーIDに対応させた音声データ及
びキャラクタデータや、ファクシミリ通信により受信し
た受信画像データを保持する。 【0030】パネル部17は、ファクシミリ装置の操作
を行う、ダイヤルキー及びファンクションキー等を含
む。記録部18は、受信画像データ等を印刷するプリン
タである。また、読取部19は、原稿を取り込むスキャ
ナである。また、通話部20は、外線3及び内線8を介
して通話を行う機能を備えている。通話部20は、外線
3及び内線8からの呼び出しを音により知らせる鳴動部
を備えている。なお、鳴動部に代えて又はその他に、音
でなく、LEDの点灯、振動等により呼び出しを知らせ
る報知手段であっても良い。 【0031】上述の構成からなるコーラーID受信装置
を搭載したファクシミリ装置の動作を図2を用いて説明
する。図2は、上記実施の形態1に係るコーラーID受
信装置の動作を示すフロー図である。 【0032】図2において、工程(以下、STという)
201においては、着信信号検出部2が、外線3からの
カー信号(0.5秒間隔のパルス信号)の検知の有無を
判定する。着信信号検出部2は、カー信号を検知するま
で判定を繰り返す。 【0033】着信信号検出部2がカー信号を検知する
と、ST202において、コーラーIDの一次応答処理
を行う。一次応答処理においては、まず装置制御部1
が、着信信号検出部2からの検知信号に基づき、回線開
閉部4に外線3を閉結させる。次に、V23RX制御部
5が、外線3からのコーラーIDを所定の手順で受信す
る。コーラーIDは1200ボーのデータ信号として送
信されてくる。装置制御部1は、コーラーIDを記憶部
16に記憶する。 【0034】ST203において、装置制御部1は、第
1のフラグが受信コーラーIDを送信するように設定さ
れているか否かを判断する。コーラーIDを送信するよ
うに設定されていると判断した場合(Yes)、ST2
04において、装置制御部1は、第2のフラグを参照し
て、受信コーラーIDをデータ信号として送信するか、
音声として送信するかを判断する。 【0035】コーラーIDをデータ信号として送信する
ように設定されていると判断した場合(Yes)、ST
205において、V23RX制御部5がカー信号を内線
8へ送出する。カー信号は、内線切替部10、接続線1
2及びコネクタ部13を介して外部端末11に送信され
る。 【0036】ST206においては、ループ検知部14
が、外部端末11が内線8と閉結した否かを判定する。 【0037】ループ検知部14が、外部端末11が回線
を閉結したことを検知した場合(Yes)、ST207
において、V23TX制御部7は記憶部16に記憶保持
したコーラーIDを通常のコーラーID送信手順に従っ
て外部端末11に送信する。この送信は、交換機が行う
コーラーID送信手順と同様である。 【0038】ST208において、外部端末11が回線
を開放したか否かをループ検知部10が検知する。この
時点で、外部端末11は、内線8を経由したコーラーI
Dの一次応答を完了する。この結果、外部端末11にコ
ーラーIDを表示させることができるため、ファクシミ
リ装置までコーラーIDを確認に行く必要がない。 【0039】この後、外部端末11が内線8を開放した
と判断した場合(Yes)、ST209において、内/
外線切替部10は外線3に切り替え、外部端末11を外
線3に接続する。外線3には、交換機より通常の呼出信
号(1秒ON、2秒OFF)が送られてきている。これ
により、外部端末11はこの呼出信号を受信し、鳴動す
る。 【0040】一方、ST203において、第1のフラグ
がコーラーIDを送信する設定になっていない場合(N
o)、ST209に進み、外部端末11を外線3に接続
する。 【0041】また、ST206においては、V23TX
制御部7がカー信号を5回送出しても外部端末11が応
答しない場合(No)、ST209に進み、外部端末1
1を外線3に接続する。従って、外部端末11がコーラ
ーIDの呼び出しに応答しない場合、ファクシミリ装置
より通常の呼出信号が送信されてくるため、ファクシミ
リ装置側の設定が、外部端末11にコーラーIDを送信
する設定であり、かつ、外部端末11がコーラーIDを
受信不可能なタイプであっても、外部端末11を確実に
呼び出すことができる。 【0042】以下、ST204において、第2のフラグ
が音声によりコーラーIDを送出する設定になっている
場合(No)について説明する。図3は、音声でコーラ
ーIDを送信する動作を示すフロー図である。 【0043】ST301において、装置制御部1は、外
部端末11に対して通常の呼出信号を送出する。 【0044】ST302において、ループ検知部14
が、外部端末11が回線を閉結したか否かを検知する。
外部端末11が内線8と閉結していない場合(No)、
検知を繰り返す。 【0045】外部端末11が内線8と閉結したことを検
知した場合(Yes)、すなわち、使用者が外部端末1
1の受話器を取ったとみなし、ST303において、装
置制御部1が、ファクシミリ装置本体側の通話部20の
鳴動を停止する。これにより、装置制御部1が外部端末
11にコーラーIDを通知している間に、ファクシミリ
装置側でオフフックしてしまい、呼び出しに対して最初
に応答したはずの外部端末11で応答ができなくなって
しまうという不都合を防止している。 【0046】ST304においては、音声送出部6が、
外部端末11に対し内線8を介してコーラーIDに対応
した音声メッセージを送出する。音声メッセージは、例
えば、「お父さんからの電話です」や、「012345
6からの電話です」など、電話番号に対応するものや、
電話番号そのものである。これにより、外部端末11が
コーラーIDに非対応であっても発呼側情報を外部端末
11側に知らせることが可能である。 【0047】ST304において、音声送出部6は、外
部端末11に対して呼び出しに対応する処理の指示を促
すメッセージを送出する。例えば、「電話に出るなら
ば、1キー、対応しないならば2のキー、応答しないの
であれば、受話器を置いて下さい」とメッセージを流
す。 【0048】以下、この音声メッセージに対応した処理
を示す。 【0049】ST305において、外部端末11のダイ
ヤルキー11aのうち1キーが押されたか否かを、ダイ
ヤル検知手段21により判断する。 【0050】1キーが押されたと判断した場合(Ye
s)、ST306において、内/外線切替部10が外線
3へ切り替え、外部端末11に通話を行わせる。従っ
て、1キーを押すことにより、外線3からの呼出に外部
端末11で対応することができる。 【0051】一方、ST305において、1キーが押さ
れないと判断した場合(No)、ST307において、
2キーが押されたか否かを判断する。 【0052】2キーが押されたと判断した場合(Ye
s)、ST308において、装置制御部1は、外線3か
らの呼出信号に対応する外部端末11への呼出信号の送
出を停止する。 【0053】次いで、ST309において、音声送出部
6は、例えば、「ただ今、013456から電話がかか
ってきている状態です。しばらくお待ち下さい」のよう
に、呼出中である旨の呼出中メッセージを外部端末11
に流す。これにより、ファクシミリ装置本体を呼出中で
ある旨を知らせる。 【0054】ST310においては、ループ検知部14
で、外部端末11が内線8を開放したか否かを検知し
て、利用者が外部端末11の受話器を置いたか否かを判
断する。 【0055】外部端末11が内線を開放したことを検知
した場合(Yes)、ST311において、着信信号検
知部1により外線3から通常の呼出信号が来ているか否
かに基づいて、呼び出しが終了したか否かを判断する。
呼び出し終了と判断した場合(Yes)、ST312に
おいて、ファクシミリ装置本体は通常の待機状態に戻
る。 【0056】一方、ST311において呼び出しが終了
していないと判断した場合(No)、ST313におい
て、ループ検知部14により外部端末11が内線8と閉
結されたか否かを検知する。外部端末11が内線8と閉
結されたことを検知した場合(Yes)、ST309に
戻り、音声送出部6が再び呼出中メッセージを送出す
る。一方、ST313において、外部端末11が内線8
と閉結されていないと判断した場合、ST311に戻
り、再び呼び出し終了か否かを判断する。 【0057】上記ST309〜ST313の処理によ
り、呼出中メッセージを聞いた後、外部端末11が一旦
内線8を開放し、再び内線8と閉結した際、外線3から
通常の呼出信号が来つづけていた場合には、ファクシミ
リ装置本体は、外線3に応答することなく、再び呼出中
メッセージを外部端末11へ送信する。 【0058】一方、ST310で内線8が開放されてい
ない場合(No)、ST314において、着信信号検知
部1により、外線3からの通常の呼出信号の有無に基づ
いて、呼び出しが終了したか否か判断する。呼び出しが
終了していないと判断した場合(No)、ST309に
戻り、呼出中メッセージを送出し続ける。 【0059】呼出信号が終了したと判断した場合(Ye
s)、呼出中メッセージの送出を停止し、ST315に
おいて外部端末11により内線8が開放されたか否かを
判断する。内線8が開放されたと判断した場合(Ye
s)、ST312において、装置制御部1は、ファクシ
ミリ装置本体を通常の待機状態とする。これにより、呼
出中メッセージを送出中に外線3からの呼出信号が停止
すると、それと同期して呼出中メッセージも停止し、呼
び出しが停止されたことを確認することができる。 【0060】ST307〜ST315の処理により、利
用者が2キーを押すと、外部端末11の受話器から呼び
出し中である旨の音声メッセージが聞こえる。利用者が
受話器を置くと内線8が開放されるが、外部端末11は
鳴動することはない。さらに、外線3からの呼び出しが
続いている状態で再び外部端末11の受話器を上げて
も、同じ音声メッセージが聞こえてくるだけで、外線3
からの呼び出しに対応することはない。 【0061】また、外線3からの呼び出し中は、ファク
シミリ装置本体側の通話部20は動作せず、表示部15
に受信したコーラーID又はコーラーIDに対応するキ
ャラクタを表示して、外部端末11を呼び出し中又はコ
ーラーIDを送信中であることを報知することが好まし
い。これにより、外部端末11がコーラーIDに応答中
であるにもかかわらず、ファクシミリ装置本体側で誤っ
て受話器を取り、オフフックしてしまうのを防止するこ
とができる。 【0062】一方、ST307において、2キーが押圧
されていないと判断した場合(No)、ST316にお
いて、ループ検知部14により内線8が開放されたか否
かを検知する。これにより、外部端末11の1キー又は
2キーの押圧がなく、かつ、内線8が開放されたか否か
を判断する。 【0063】内線8が開放されたことを検知した場合
(Yes)、ST317において、装置制御部1は、内
/外線切替部10により外部端末11を外線3に切り替
えることなく、外線3からの呼出信号に対応して通話部
20を鳴動させる。また、ファクシミリ装置側からの呼
出信号を停止する。これにより、外部端末11は鳴動す
ることなく、ファクシミリ装置だけが鳴動する。 【0064】すなわち、利用者が音声メッセージを聞い
た後、1キー又は2キーのいずれをも押さないで受話器
を置くと、ファクシミリ装置は、外線3からの呼出信号
に対応して再び鳴動する。しかし、外部端末11は内線
8に接続されたままの状態であり、かつ、ファクシミリ
装置からの呼出信号も停止されているので鳴動すること
はない。この処理は、外部端末11側で応答した利用者
が、呼出中メッセージを聞いて、呼び出しが自分へのも
のではないと判断し、ファクシミリ装置側で呼び出しに
対応して欲しい場合に行われる。 【0065】より具体的に説明すると、例えば、外部端
末11が娘の部屋Aに、ファクシミリ装置が居間の部屋
にある。父宛への呼び出しを娘が部屋Aで対応した場合
に、呼び出しに対応した娘は、音声メッセージを聞くこ
とで、父宛てへの呼び出しである旨を確認する。 【0066】次に、娘は外部端末11の受話器を置くだ
けで呼び出しを居間の部屋に回すことができる。このと
き、娘の部屋Aの外部端末11は鳴動しないので、父へ
の呼び出しであることを確認すると受話器を置くだけ
で、部屋Aの外部端末11は鳴動することがなく、娘は
自分以外の呼び出しに対応しない鳴動音を聞かなくてす
む。 【0067】上述のように、上記実施の形態1に係るフ
ァクシミリ装置によれば、外部端末11がコーラーID
を受信する機能がある場合、V23TX制御部7よりコ
ーラーIDをデータ信号として内線8を経由して外部端
末11に送信する。すなわち、ファクシミリ装置はコー
ラーIDを交換機と同じ手順及び同じ信号で外部端末1
1に送出する。従って、コーラーIDは、交換機から外
線3を通して送られてくるのと全く同様に外部端末11
で処理することが可能である。この結果、ファクシミリ
装置と外部端末11とを接続するのに特別な信号線を別
に用意する必要がない。また、外部端末11は通常のコ
ーラーID受信機能を備えているだけで良く、特別な機
能を有する専用機である必要がない。 【0068】また、外部端末11がコーラーIDを受信
する機能がない場合には、内線8を介して音声でコーラ
ーIDを送信するため、利用者は、外部端末11側で外
線3に応答する前に発呼側情報を認識できる。 【0069】また、外部端末11側で応答しないことと
した後は、特定のキーを押圧することにより、ファクシ
ミリ装置からの内線呼出を停止して外部端末11の鳴動
を停止するので、応答する意志がないのに外部端末11
側で鳴動が続いてしまう煩わしさがない。その後、外部
端末11の受話器を上げても外線3に接続されないた
め、対応したくない相手からの呼び出しに意に反して応
答してしまうのを防止できる。 【0070】(実施の形態2)以下、図4を参照して本
発明の実施の形態2について説明する。 【0071】上記実施の形態2に係るファクシミリ装置
は、図1に示す上記実施の形態1に係るファクシミリ装
置と同様であるので、説明を省略する。 【0072】図4は、上記実施の形態2に係るファクシ
ミリ装置における動作を示すフロー図である。 【0073】上記実施の形態2では、通常時、内/外線
切替部10は外部端末11を外線3に接続している。 【0074】まず、ST401において、着信信号検知
部2によりカー信号を検知する。カー信号を検知した場
合(Yes)、ST402において、装置制御部1は、
ループ検知部14により外部端末11が回線を閉結した
か否かを検知することにより、外部端末11がカー信号
に応答したか否か判断する。 【0075】外部端末11が応答した場合(Yes)、
ST403において、V23RX制御部5は、回線開閉
部4により外線3を閉結することなく、外線3を監視す
ると共に、外部端末11がコーラーIDを受信するため
の所定の動作を行う間、外線3からコーラーIDを受信
する。これにより、ファクシミリ装置は、外部端末11
が受信しているコーラーIDを同時に受信する。 【0076】次に、ST404において、装置制御部1
は、外部端末11が一次応答を終え、外線3を開放した
か否かを、ループ検知部14の検知に基づいて判断す
る。外部端末11が一次応答を終了した場合(Ye
s)、ST405において、装置制御部1は、外線3か
らの通常の呼出信号を受信し、通話部20を鳴動させ
る。これと同時に外部端末11も鳴動する。 【0077】一方、ST402において、外部端末11
が応答しないと判断した場合(No)、ST406にお
いて、カー信号による呼び出しが5回目であるか否かを
判断する。5回目未満の場合には上記ST402に戻
る。 【0078】ST406において、カー信号が来ていな
い場合、すなわち呼び出し5回以内に外部端末11が呼
び出しに応答した場合(Yes)、ST407におい
て、装置制御部1は、一次応答処理を行ってコーラーI
Dを受信する。その後、ST405において、外線3か
らの呼び出し信号を受信し、通話部20が鳴動させると
同時に外部端末11も鳴動する。 【0079】ST405の後は、利用者がファクシミリ
装置又は外部端末11の受話器を取り、通話を行う。 【0080】上記実施の形態2に係るファクシミリ装置
によれば、外部端末11がコーラーIDを受信可能であ
る場合、外部端末11にコーラーIDを受信させ、その
間、外線3を監視してファクシミリ装置でもコーラーI
Dを受信するようにしたので、外部端末11にコーラー
IDを表示させると共に、ファクシミリ装置でも同時に
コーラーIDを表示させることができる。この結果、上
記実施の形態1に係るファクシミリ装置と異なり、ファ
クシミリ装置がコーラーIDを受信してから外部端末1
1がコーラーIDを受信するまでのタイムラグがないた
め、外部端末11を外線3からの呼び出しに対してより
速く反応させることができる。 【0081】また、上記実施の形態1では、外部端末1
1へコーラーID送出中にファクシミリ装置の通話部2
0は鳴動するが、外部端末11は受信中であるので鳴動
することができない。このため、ファクシミリ装置と外
部端末11とでは鳴動するタイミングがずれてしまう。
しかし、上記実施の形態2では、カー信号を同時に受信
するので、鳴動のタイミングがずれるのを防止すること
ができる。 【0082】また、通常、カー信号は6回までしか送信
されてこない。さらに、6回を過ぎると通常の呼出信号
が送出され、コーラーIDサービスを受けられない。し
かし、上記実施の形態2では、ST406において、カ
ー信号の回数を監視し、外部端末11が呼び出しに対応
しない場合は、ファクシミリ装置がコーラーIDを受信
するようにしている。このため、カー信号に必ず対応す
ることができる。 【0083】(実施の形態3)次に、ファクシミリ装置
及びこれに並列に接続した並列接続端末の両方でコーラ
ーIDを受信することが可能な実施の形態3に係るファ
クシミリ装置について図5及び図6を参照して説明す
る。 【0084】図5は、上記実施の形態3に係るファクシ
ミリ装置の全体を示すブロック図である。図5に示すフ
ァクシミリ装置は、外線3に対してファクシミリ装置と
並列に並列接続端末51が接続されていること、及び、
音声送出部6、V23TX制御部7、内線給電部9、内
線8、内/外線切替部10、接続線12、コネクタ部1
3及びループ検知部14を備えていない以外は、図1に
示す上記実施の形態1に係るファクシミリ装置と同様の
構成からなる。同一の構成については、図1と同じ符号
を付けて説明を省略する。 【0085】図6は、上記実施の形態3に係るファクシ
ミリ装置における動作を示すフロー図である。 【0086】まず、ST601において、着信信号検知
部2によりカー信号を検知する。カー信号を検知した場
合(Yes)、ST602において、装置制御部1は、
カー信号を検知した後V23RX制御部5を起動し、外
線3を監視することにより、並列接続端末51がコーラ
ーIDを受信したか否か判断する。このとき、装置制御
部1はカー信号のカウントを継続している。 【0087】並列接続端末51が応答した場合(Ye
s)、ST603において、V23RX制御部5は、回
線開閉部4により外線3を閉結することなく、外線3を
監視すると共に、並列接続端末51がコーラーIDを受
信するための所定の動作を行う間、外線3からコーラー
IDを受信する。これにより、ファクシミリ装置は、並
列接続端末51が受信しているコーラーIDを同時に受
信する。 【0088】次に、ST604において、装置制御部1
は、並列接続端末51がコーラーIDの受信を終了した
か否かを判断する。並列接続端末51がコーラーIDを
終了した場合(Yes)、ST605において、装置制
御部1は、外線3からの通常の呼出信号を受信し、通話
部20を鳴動させる。これと同時に並列接続端末51も
鳴動する。 【0089】一方、ST602において、並列接続端末
51が応答しないと判断した場合(No)、ST606
において、カー信号による呼び出しが5回目であるか否
かを判断する。5回目未満の場合には上記ST602に
戻る。 【0090】ST606において、カー信号が来ていな
い場合、すなわち呼び出し5回以内に並列接続端末51
が呼び出しに応答した場合(Yes)、ST607にお
いて、装置制御部1は、一次応答処理を行ってコーラー
IDを受信する。その後、ST605において、外線3
からの呼び出し信号を受信し、通話部20が鳴動させる
と同時に並列接続端末51も鳴動する。 【0091】ST605の後は、利用者がファクシミリ
装置又は並列接続端末51の受話器を取り、通話を行
う。 【0092】上記実施の形態3に係るファクシミリ装置
によれば、並列接続端末51がコーラーIDを受信可能
である場合、並列接続端末51にコーラーIDを受信さ
せ、その間、外線3を監視してファクシミリ装置でもコ
ーラーIDを受信するようにしたので、並列接続端末5
1にコーラーIDを表示させると共に、ファクシミリ装
置でも同時にコーラーIDを表示させることができる。 【0093】本発明は、上記実施の形態1〜3に限定さ
れるものではない。例えば、上記実施の形態1〜3にお
いては、コーラーID受信装置を内蔵したファクシミリ
装置を例に挙げて説明したが、コーラーID受信装置単
体であっても良い。また、コーラーID受信装置を内蔵
する本体は、電話、モデムが接続されたパーソナルコン
ピュータのような他の通信装置であっても良い。 【0094】また、上記実施の形態1では、コーラーI
D及びカー信号を外部端末11にモデム信号として送信
しているが、必ずしもモデムを用いる必要はなく、PB
信号等の他のデータ信号であっても良い。 【0095】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体に接続された外部端末において、コーラーID
を表示できる。また、装置本体及び外部端末で同時に鳴
動させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1に係るコーラーID受信
装置を搭載したファクシミリ装置の全体ブロック図 【図2】上記実施の形態1に係るコーラーID受信装置
の動作を示すフロー図 【図3】上記実施の形態1に係るコーラーID受信装置
において音声でコーラーIDを送信する動作を示すフロ
ー図 【図4】本発明の実施の形態2に係るファクシミリ装置
における動作を示すフロー図 【図5】本発明の実施の形態3に係るファクシミリ装置
の全体を示すブロック図 【図6】上記実施の形態3に係るファクシミリ装置にお
ける動作を示すフロー図 【符号の説明】 1 装置制御部 2 着信信号検知部 3 外線 4 回線開閉部 5 V23RX制御部 6 音声送出部 7 V23TX制御部 11 外部端末 51 並列接続端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 典明 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 5C075 BB04 BB14 CD18 EE02 FF04 5K027 BB01 FF22 HH23 KK04 5K036 BB01 DD11 DD25 JJ04 JJ05 JJ12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 カー信号の検知部と、通話を行う通話部
    と、装置本体に接続された外部端末と、この外部端末を
    通常時外線に接続する切替部と、前記外部端末が前記カ
    ー信号に応答してコーラーIDを受信するための所定の
    動作を行う間、外線と装置本体とを閉結することなく外
    線を監視してコーラーIDを受信するモデムと、外部端
    末がコーラーIDの受信を完了して外線を開放すると、
    外線から通常の呼出信号を受信し、前記通話部を鳴動さ
    せると共に前記外部端末を鳴動する制御手段とを具備
    し、前記制御手段は、前記外部端末が所定回数カー信号
    に応答しない場合、前記外部端末の代わりにコーラーI
    Dを受信するための所定の動作を行うことを特徴とする
    通信装置。
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