JP2001333210A - ターミナルアダプタ - Google Patents

ターミナルアダプタ

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JP2001333210A
JP2001333210A JP2000152028A JP2000152028A JP2001333210A JP 2001333210 A JP2001333210 A JP 2001333210A JP 2000152028 A JP2000152028 A JP 2000152028A JP 2000152028 A JP2000152028 A JP 2000152028A JP 2001333210 A JP2001333210 A JP 2001333210A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続される通信端末がオフフックの状態であ
っても着信受付が可能であり、また、特定発信者の端末
からの着信のみを受け付けることが可能なターミナルア
ダプタを提供する。 【解決手段】 ISDN回線網との間で種々のメッセー
ジのやり取りを行う回線制御回路101と、特定発信者
情報を登録するダイアルメモリ回路102と、着信通知
情報を表示するLCD103と、LCD103における
表示制御を行うLCD制御回路104と、接続される通
信端末のフック状態を検出するフック検出回路105
と、接続される通信端末のフック状態および特定発信者
情報を参照して回線制御回路101およびLCD制御回
路104に対して必要な指示を行う制御回路106とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN回線網に
端末装置を接続するためのターミナルアダプタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信端末と通信回線網との間の接続に
は、一般に、ターミナルアダプタが用いられる。ここに
いう通信回線網は、例えば、ISDN(Integra
tedService Digital Networ
k)回線網である。図7は、そのようなターミナルアダ
プタを用いた通信システムの一例を示すブロック図であ
る。
【0003】通信回線網700には、複数のターミナル
アダプタが接続され、図7に示す例では、ターミナルア
ダプタ710および720が接続される。通信回線網7
00は、ISDN回線網である。ターミナルアダプタ7
10には、通信端末711〜71nが接続され、ターミ
ナルアダプタ720には、通信端末721〜72nが接
続される。ここで、各通信端末は、例えば、電話端末、
パーソナルコンピュータ等の情報端末である。
【0004】次に、通信端末間での情報のやり取りにつ
いて説明する。ここでは、通信端末721が通信端末7
11に対して発呼した場合の動作を例にとって説明す
る。なお、他の通信端末の間における情報のやり取りの
動作についても同様である。
【0005】発信者は、通信端末721において特定番
号をダイヤルする。ここでは、通信端末711の電話番
号をダイヤルする。すると、呼設定の要求を示す呼設定
(SETUP)メッセージがターミナルアダプタ720
からターミナルアダプタ710に対して送信される。
【0006】ターミナルアダプタ710が呼設定メッセ
ージを受信すると、通信端末711に着信した旨が通知
される。すると、通信端末711は、リンガを起動する
ことにより着信通知を行う。リンガは、着信を音響的に
外部に通知する装置であり、例えば、トーンリンガであ
る。そして、ターミナルアダプタ710は、被呼者(着
信者)の呼出中を示す呼出(ALERTING)メッセ
ージをターミナルアダプタ720に対して送信する。
【0007】リンガから発せられる着信音により、着信
者は、通信端末711におけるハンドセット(送受話
器)を持ち上げる。つまり、着信者は、発信者からの着
信を受けようとする。
【0008】ターミナルアダプタ710は、通信端末7
11がオフフックの状態になったことを検出すると、被
呼者が応答した(オフフックの状態にした)旨を示す応
答(CONNECT)メッセージをターミナルアダプタ
720に対して送信する。ターミナルアダプタ720
は、応答メッセージを受信すると、その確認メッセージ
である応答確認(CONNECT ACKNOWLED
GE)メッセージをターミナルアダプタ710に対して
送信する。
【0009】ターミナルアダプタ710がその応答確認
メッセージを受信することで、ターミナルアダプタ71
0とターミナルアダプタ720との間の接続が確立され
る。従って、通信端末711と通信端末721との間の
接続も確立される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のシステムでは、
ターミナルアダプタ710は、着信者端末(通信端末7
11)がオンフックの状態のときのみ発信者端末(通信
端末721)からの着信を受け付ける。従って、着信者
端末が例えば発信を行おうとしてオフフックの状態のと
きに、着信があったとしても、発信者端末からの発呼は
着信者端末にて受け付けられない。また、着信者端末が
他の発信者端末からの着信を受けているときも同様であ
る。
【0011】このような場合、着信者は、ターミナルア
ダプタ710の内部に記憶される着信履歴等を参照し
て、発信者に対して電話を掛け直す場合がある。このと
き、着信者は、電話料金の負担を強いられ、また、電話
の掛け直しという不要な手間を強いられることがある。
【0012】そこで、本発明は、以上のような課題を解
決するものであって、接続される通信端末がオフフック
の状態であっても着信受付が可能であり、また、特定の
発信者端末からの着信のみを受け付けることが可能なタ
ーミナルアダプタを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】接続される通信端末のフ
ック状態を検出するフック検出部と、フック検出部がオ
フフック状態を検出した場合であっても発信者端末から
の着信の受付制御を行う制御部と、制御部の指示によっ
て着信通知を行う着信通知部とを備えたことを特徴とす
る。
【0014】制御部は、接続される通信端末がオフフッ
クの状態のとき、発信者端末からの着信を受け付け、通
信端末がオンフックの状態になりその後オフフックの状
態になったのを確認して、接続される通信端末と発信者
端末との間の呼を確立させる。制御部は、通信端末がオ
ンフックの状態になったときに、現在の発信者端末との
接続を切断し、その後、通信端末がオフフック状態にな
ったときに、発信者端末との呼を確立させる。
【0015】特定発信者情報を登録する特定発信者情報
記憶部を備え、制御部は、発呼信号に含まれる発信者端
末の電話番号と特定発信者情報に含まれる情報との比較
結果に応じて発信者端末から着信を受け付ける。制御部
は、特定発信者からの着信のみの着信を受けることがで
きる。
【0016】特定発信者情報には、着信優先順位、特定
発信者端末の電話番号および特定発信者の氏名が含まれ
る。
【0017】制御部は、特定発信者情報が少なくとも1
つ以上登録されている場合において、発信者端末の電話
番号と特定発信者の電話番号とが一致する場合にのみ、
着信を受け付けるとともに発信者端末の電話番号または
発信者の氏名を通知する。従って、着信者は、特定の発
信者端末からの着信のみを受けることができる。さら
に、着信受けの際に発信者の氏名も確認することができ
る。
【0018】制御部は、特定発信者情報が少なくとも1
つ以上登録されている場合において、発呼信号に発信者
端末の電話番号が登録されていない場合には、着信を受
け付けない。従って、着信者は、発信元が不明が発信者
端末からの着信を受けずに済む。
【0019】制御部は、特定発信者情報が登録されてい
ない場合には、着信を受け付ける。このとき、制御部
は、全ての発信者端末からの着信を受け付ける。
【0020】制御部は、2つ以上の発信者端末からの着
信を受けた場合には、特定発信者情報内における優先順
位の高い発信者端末からの着信を優先して受け付ける。
従って、着信者は、より話しをしたい発信者との通話を
優位に行うことができる。
【0021】着信通知部は、表示手段または音声による
通知手段である。表示手段として、例えば、液晶パネル
等がある。音声による通知手段として、例えば、通信端
末における音声ガイダンス等がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるターミナルア
ダプタの実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるターミナルアダプタの内部の構成
を示す構成ブロック図である。
【0023】図1に示すターミナルアダプタでは、回線
制御回路101は、制御回路106からの指示に応じ
て、通信回線網との間で情報のやり取りを行う。通信回
線網は、ISDN回線網である。回線制御回路101
は、通信回線網との間で種々のメッセージのやり取りを
行う。メッセージとして、例えば、呼設定メッセージ、
呼出メッセージ、応答メッセージ、応答確認メッセー
ジ、切断メッセージ等がある。これらのメッセージの詳
細については、後述する。
【0024】ダイヤルメモリ回路102は、SRAM、
DRAM等の記憶媒体で構成され、特定発信者情報を内
部に記憶する。ダイヤルメモリ回路102は、指示に応
じて、制御回路106に対して特定発信者情報を出力す
る。特定発信者情報は、接続される通信端末におけるダ
イヤル操作等によって追加、削除等がなされる。
【0025】フック検出回路105は、図示していない
通信端末(以下、着信者端末ともいう。)と接続され、
その通信端末のフック状態を検出し、その検出結果を制
御回路106に対して出力する。通信端末は、例えば、
電話端末、パーソナルコンピュータ等の情報端末であ
る。フック検出回路105は、周期的に通信端末のフッ
ク状態の検出結果を制御回路106に対して出力する。
制御回路106は、その検出結果に基づいて通信端末の
フック状態を把握する。例えば、オンフックの状態であ
る検出結果が連続して100msec以上続いたら、制
御回路106は、通信端末がオンフックの状態であると
判断する。
【0026】LCD制御回路104は、制御回路106
からの指示に応じてLCD103における表示制御を行
う。このとき、LCD制御回路104は、映像信号等を
出力することによりLCD103における表示制御を行
う。LCD103は、液晶パネルである。また、LCD
103は、例えば、当該ターミナルアダプタの筐体側面
等の人目を多く引きつけ易い場所に設置される。
【0027】制御回路106は、上記に示す制御のほ
か、ターミナルアダプタの全体の制御を行う。例えば、
着信通知のために、接続される通信端末におけるリンガ
を起動させる。リンガは、着信を音響的に外部に通知す
る装置であり、例えば、トーンリンガである。また、制
御回路106は、例えば、CPU(中央演算処理装
置)、メモリ等で構成される。先に説明したダイヤルメ
モリ回路102は、制御回路106における内蔵メモリ
に組み込まれてもよい。
【0028】次に、動作について説明する。ここでは、
接続される通信端末がオフフックの状態で、他の通信端
末からの発呼があった場合の動作を例にとって説明す
る。図2は、ターミナルアダプタの動作を説明するため
のフローチャートである。
【0029】回線制御回路101は、発信者端末に接続
されるターミナルアダプタから発せられる呼設定(SE
TUP)メッセージを通信回線網から受信する。そし
て、その受信結果を制御回路106に対して出力する。
呼設定メッセージは、呼設定を示すメッセージであり、
発信者端末の電話番号、着信者端末の電話番号等を含
む。また、呼設定メッセージは、ISDNに規定するチ
ャネルのうち、Dチャネルにて受信される。以下、回線
制御回路101と通信回線網との間の種々のメッセージ
のやり取りは、Dチャネルにてなされるものとする。
【0030】制御回路106は、ダイヤルメモリ回路1
02の内部に特定発信者情報が登録されているか否かを
判断する(ステップS201)。特定発信者情報には、
例えば、図3に示すように、着信優先順位、特定発信者
端末の電話番号(アドレス)、特定発信者の氏名が含ま
れる。図3は、特定発信者情報の一例を示す説明図であ
る。
【0031】特定発信者情報の登録が無かった場合(ス
テップS201)、制御回路106は、ステップS20
5以降の処理を実行する。ステップS205以降の処理
については、後述する。特定発信者情報の登録があった
場合(ステップS201)、制御回路106は、呼設定
メッセージの内容を確認する(ステップS202)。本
実施の形態では、次に制御回路106はステップS20
2の処理を実行するものとする。
【0032】次に、制御回路106は、呼設定メッセー
ジの内容の確認を行う(ステップS202)。ここで
は、呼設定メッセージに発信者端末の電話番号が含まれ
ているか否かの確認を行う。
【0033】発信者端末の電話番号が含まれていない場
合(ステップS203)、制御回路106は、回線制御
回路101に対してチャネル解放と呼番号解放完了要求
を示す解放完了(RELEASE COMPLETE)
メッセージを送信する旨を指示する(ステップS21
0)。回線制御回路101は、解放完了メッセージを通
信回線網に対して送信する。それによって、発信者端末
と当該ターミナルアダプタとの間の接続は解放される。
【0034】発信者端末の電話番号が含まれている場合
(ステップS203)、その発信者端末の電話番号が特
定発信者情報に含まれる特定発信者端末の電話番号と一
致するか否かを判断する(ステップS204)。本実施
の形態では、制御回路106は次にステップS204の
処理を実行するものとする。
【0035】次に、制御回路106は、発信者端末の電
話番号が特定発信者の電話番号であるか否かを判断する
(ステップS204)。一致しない場合(ステップS2
04)、制御回路106は、回線制御回路101に対し
て解放完了メッセージの送信指示を行う(ステップS2
10)。解放完了メッセージは、先の例と同様な手順で
送信される。そして、発信者端末と当該ターミナルアダ
プタとの間の接続は、解放される。
【0036】一致する場合(ステップS204)、制御
回路106は、回線制御回路101に対して呼出メッセ
ージの送信指示を行う(ステップS205)。本実施の
形態では、制御回路106は次にステップS205の処
理を実行するものとする。
【0037】制御回路106は、呼出(ALERTIN
G)メッセージの送信指示を回線制御回路101に対し
て行う(ステップS205)。そして、回線制御回路1
01は、呼出メッセージを通信回線網に対して送信す
る。ここで、呼出メッセージは、被呼者(着信者)の呼
出を行っていることを示すメッセージである。
【0038】次に、制御回路106は、LCD制御回路
104に対してLCD103の表示制御を行う旨の表示
制御指示を行う(ステップS206)。この表示制御指
示には、着信受付の旨および発信者の電話番号または発
信者の氏名が含まれる。ステップS201での判断が肯
定的であった場合、特定発信者情報において発信者端末
の電話番号に対応する発信者の氏名が登録されていると
きには、表示制御指示には、発信者の氏名が含まれ、そ
うでない場合には、表示制御指示には、発信者端末の電
話番号が含まれる。以下、着信受付の旨の通知のことを
着信通知ということもある。
【0039】また、ステップS201での判断結果が否
定的であった場合、表示制御指示には、着信受付の旨が
含まれる。このとき、制御回路106は、処理過程の途
中で、呼設定メッセージに含まれる発信者端末の電話番
号を抽出して、表示制御指示に発信者の電話番号を含ま
せてもよい。
【0040】LCD制御回路104は、制御回路106
の指示に従ってLCD103の表示制御を行う。このと
き、LCD103には、例えば、図4または図5に示す
ような情報が表示される。図4および図5は、LCD1
03に表示される情報の一例を示す説明図である。ステ
ップS201での判断が肯定的であった場合には、図4
に示すような情報が表示され、ステップS201での判
断が否定的であった場合には、図5に示すような情報が
表示される。
【0041】ここで、2つ以上の特定発信者端末からの
着信が競合した場合には、制御回路106は、特定発信
者情報における着信優先順位の高い発信者端末からの着
信を優先して受け付ける。また、制御回路106は、特
定発信者端末からの着信とそうでない発信者からの着信
とが競合した場合には、特定発信者端末からの着信を優
先して受け付ける。
【0042】例えば、03−1234−○△□×で定ま
る電話番号の発信者端末(佐藤)からの着信受付の途中
で、03−1234−○△□□で定まる電話番号の発信
者端末(中山)からの呼設定メッセージを受信した場
合、図3に示す例では、中山のほうが佐藤より着信優先
順位が高いので、制御回路106は、中山からの着信を
優先的に受け付ける。
【0043】次に、着信者がLCD103に表示される
発信者(発信者端末)との通話を行うまでの過程につい
て説明する。図6は、ターミナルアダプタの動作を説明
するためのフローチャートである。
【0044】着信者は、LCD103に表示される内容
を見ることで着信受付があったことを認識できる。そし
て、LCD103に表示されている発信者との通話を行
うために、着信者端末におけるハンドセットをオンフッ
クの状態にする。すると、フック検出回路105は、着
信者端末がオンフックの状態になったことを検出して、
その検出結果を制御回路106に対して出力する(ステ
ップS601)。
【0045】制御回路106は、その検出結果に基づき
着信者端末がオンフックの状態になったことを認識し、
通信回線網との接続を切断するために回線制御回路10
1に対して切断(DISCONNECT)メッセージの
送信を指示する(ステップS602)。回線制御回路1
01は、切断メッセージを通信回線網に対して送信す
る。それによって、当該ターミナルアダプタと通信回線
網との間の接続は切断される。つまり、当該ターミナル
アダプタは、一時的に空き状態となる。
【0046】次に、制御回路106は、着信者端末にお
けるリンガを起動させることにより、着信者に対して着
信通知を行う(ステップS603)。そして、着信者
は、着信者端末をオフフックの状態にする。すると、フ
ック検出回路105は、着信者端末がオフフックの状態
になったことを検出して、その検出結果を制御回路10
6に対して出力する(ステップS604)。
【0047】制御回路106は、その通知により、着信
者端末がオフフックの状態になったことを認識し、回線
制御回路101に対して被呼者(着信者)が応答した
(オフフックの状態にした)旨を示す応答(CONNE
CT)メッセージの送信指示を行う(ステップS60
5)。そして、回線制御部201は、応答メッセージを
通信回線網に対して送信する。応答メッセージは、発信
者端末に接続されるターミナルアダプタに対して送信さ
れる。
【0048】回線制御回路101は、通信回線網から応
答メッセージに対する確認メッセージである応答確認
(CONNECT ACKNOWLEDGE)メッセー
ジを受信し、その受信結果を制御回路106に対して出
力する。応答確認メッセージは、発信者端末に接続され
るターミナルアダプタから送信される。
【0049】そして、制御回路106は、その受信結果
に基づいて、当該ターミナルアダプタと発信者端末に接
続されるターミナルアダプタとの間の接続を確立する。
従って、発信者端末と着信者端末との間の呼も確立す
る。
【0050】以上のように、本実施の形態によれば、当
該ターミナルアダプタは、接続される着信者端末がオフ
フックの状態であっても発信者端末からの着信を受け付
ける。そして、着信者端末がオンフックの状態になりオ
フフックの状態になったことを確認して、発信者端末と
着信者端末との間の呼を確立する。従って、着信者は、
着信履歴等を参照して発信者端末に対して電話の掛け直
しをする必要がなくなるので、電話料金の節約および電
話の掛け直しといったような不要な手間を省くことがで
きる。
【0051】また、ターミナルアダプタ110は、特定
発信者情報を登録するダイヤルメモリ回路102を備
え、特定の発信者端末からの着信のみを受け付けること
ができる。従って、着信者は、オフフック中において、
特に重要な顧客等からの着信を受けることができる。ま
た、制御回路106が着信受付の際に発信者端末の電話
番号または発信者の氏名を着信者に対して通知すること
で、着信者は、誰からの着信であるかを即座に認識する
ことができる。
【0052】さらに、特定発信者情報には特定発信者の
着信優先順位が含まれていて、同時に2つ以上の発信者
端末からの着呼があった場合や、すでに着信受けの状態
で他の発信者端末からの着呼があった場合等には、ター
ミナルアダプタ110は、着信優先順位の高い発信者端
末との間の接続を優先させることができる。従って、着
信者は、より通話を行いたいという発信者と通話を優位
に行うことができる。
【0053】なお、上記の実施の形態では、LCD10
3が着信通知を行う例を明示したが、LCD103の代
わりに複数のLEDを用いてもよい。各LEDは、それ
ぞれ、発信者端末ごとに割り当てられる。制御回路10
6は、着信があったときに、発信者端末に対応するLE
Dを発光させる。このような方法によっても、着信者
は、着信および着信者が誰であるかを認識することがで
きる。
【0054】また、ターミナルアダプタ110にスピー
カ等の音声装置を備え、制御部206が音声装置を介し
て着信通知を音声によって行ってもよい。このとき、音
声装置からは、”中山さんからの着信あり”、”03−
1234−□□△△さんからの着信あり”等の音声メッ
セージが発せられる。
【0055】さらに、通信端末111がオフフックの状
態中に着信を受けた場合には、制御回路106は、通信
端末111におけるハンドセットにて上記のような音声
メッセージ(音声ガイダンス)を行ってもよい。このと
き、着信者は、ハンドセットから発せられる音声によっ
て着信通知を受けることができる。
【0056】また、上記の実施の形態では、特定発信者
情報が登録されている場合において、発信者端末の電話
番号が特定発信者情報に登録されている電話番号である
場合にのみ着信を受け付ける動作を例示したが、発信者
端末の電話番号の如何によらず着信を受け付けてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、制御部は、接続される
通信端末がオンフックかオフフックの状態の如何によら
ず、発信者端末からの着信を受けることができる。そし
て、制御部は、通信端末がオンフックの状態になった後
さらにオフフックの状態になったときに、通信端末と発
信者端末との間の呼を確立させる。従って、着信者は、
着信履歴等を参照して発信者に対して電話を掛け直す必
要がなくなり、電話料金の負担軽減および不要な労力の
削減を図ることができる。
【0058】また、ターミナルアダプタにおいて特定発
信者情報を記憶する特定発信者情報記憶部を備えること
で、制御部は、特定発信者端末からの着信のみを受ける
ことができる。このとき、制御部は、着信通知部にて着
信の旨および発信者の氏名若しくは発信者端末の電話番
号を表示させることができる。従って、着信者は、誰か
らの着信であるのかを認識することができる。また、制
御部が特定発信者端末からの着信のみを受けることで、
着信者は、オフフック中において特に重要な顧客等から
の着信を受けることができる。
【0059】さらに、制御部は、2つ以上の着信が競合
したときには、特定発信者情報に登録される優先順位の
高い発信者からの着信を優先して受け付ける。従って、
着信者は、より多く通話をしたい発信者との通話を優先
して行うことができる。
【0060】また、制御部は、接続される通信端末がオ
フフックの状態のときは、通信端末において音声ガイダ
ンスによる着信通知を行う。従って、着信者は、音声に
よっても着信通知をうけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるターミナルアダプタの内部の構
成を示すブロック図である。
【図2】 ターミナルアダプタの動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】 特定発信者情報の一例を示す説明図である。
【図4】 LCD103に表示される情報の一例を示す
説明図である。
【図5】 LCD103に表示される情報の一例を示す
説明図である。
【図6】 ターミナルアダプタの動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】 従来のターミナルアダプタを用いた通信シス
テムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 回線制御回路 102 ダイヤルメモリ回路 103 LCD 104 LCD制御回路 105 フック検出回路 106 制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末と通信回線網との間の接続を行
    うターミナルアダプタにおいて、 接続される通信端末のフック状態を検出するフック検出
    部と、 フック検出部がオフフック状態を検出した場合であって
    も発信者端末からの着信の受付制御を行う制御部と、 制御部の指示によって着信通知を行う着信通知部とを備
    えたことを特徴とするターミナルアダプタ。
  2. 【請求項2】 制御部は、接続される通信端末がオフフ
    ックの状態のとき、発信者端末からの着信を受け付け、
    通信端末がオンフックの状態になりその後オフフックの
    状態になったのを確認して、接続される通信端末と発信
    者端末との間の呼を確立させる請求項1記載のターミナ
    ルアダプタ。
  3. 【請求項3】 特定発信者情報を登録する特定発信者情
    報記憶部を備え、 制御部は、発呼信号に含まれる発信者端末の電話番号と
    特定発信者情報に含まれる情報との比較結果に応じて発
    信者端末から着信を受け付ける請求項1または請求項2
    記載のターミナルアダプタ。
  4. 【請求項4】 特定発信者情報には、着信優先順位、特
    定発信者端末の電話番号および特定発信者の氏名が含ま
    れる請求項3記載のターミナルアダプタ。
  5. 【請求項5】 制御部は、特定発信者情報が少なくとも
    1つ以上登録されている場合において、発信者端末の電
    話番号と特定発信者の電話番号とが一致する場合にの
    み、着信を受け付けるとともに発信者端末の電話番号ま
    たは発信者の氏名を通知する請求項3または請求項4記
    載のターミナルアダプタ。
  6. 【請求項6】 制御部は、特定発信者情報が少なくとも
    1つ以上登録されている場合において、発呼信号に発信
    者端末の電話番号が登録されていない場合には、着信を
    受け付けない請求項3ないし請求項5記載のターミナル
    アダプタ。
  7. 【請求項7】 制御部は、特定発信者情報が登録されて
    いない場合には、着信を受け付ける請求項3ないし請求
    項6記載のターミナルアダプタ。
  8. 【請求項8】 制御部は、2つ以上の発信者端末からの
    着信を受けた場合には、特定発信者情報内における優先
    順位の高い発信者端末からの着信を優先して受け付ける
    請求項3ないし請求項7記載のターミナルアダプタ。
  9. 【請求項9】 着信通知部は、表示手段または音声によ
    る通知手段である請求項1ないし請求項8記載のターミ
    ナルアダプタ。
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