JP2003178518A - 光ディスク記録再生装置及びその記録方法 - Google Patents

光ディスク記録再生装置及びその記録方法

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JP2003178518A
JP2003178518A JP2001379266A JP2001379266A JP2003178518A JP 2003178518 A JP2003178518 A JP 2003178518A JP 2001379266 A JP2001379266 A JP 2001379266A JP 2001379266 A JP2001379266 A JP 2001379266A JP 2003178518 A JP2003178518 A JP 2003178518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド記録媒体上の一部分に、特定の
データを記録しておき、ディスクコピーされた場合、前
記特定のデータを活用して前記ハイブリッド記録媒体の
コピーを防止する光ディスク記録再生装置及びその方法
を提供する。 【解決手段】 この構成は、システム全体を制御するC
PU1と、本発明のハイブリッド記録媒体をドライブす
るCD−RWドライブ装置2と、データやプログラムを
記憶する外部記憶装置11と、コピーするときにハイブ
リッド記録媒体のプログラムを再生する再生装置12
と、HDDなどの内部記憶装置3と、通常RAMの一部
を使用するプログラム格納部4と、一時記憶装置として
のRAM5と、入力手段としてのマウス6、キーボード
7と、表示データをディスプレイ上に表示する制御を行
う表示制御装置8と、表示制御装置8からのデータに基
づいて文字や画像を表示するディスプレイ9と全てのユ
ニットを接続しているシステムバス10から構成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の記録媒体利
用環境においてハイブリッド記録媒体へのアクセスを、
ハイブリッド記録媒体上のプログラムにて制御する場合
のコピー防止方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PC(Personal Computer)に代表される
一般的な記録媒体利用環境において、アプリケーション
ソフトウエアを使用するに当り配布されたCD−ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)やDVD−ROM(Di
gital Versatile Disc-Read Only Memory)からインスト
ールしてアプリケーションを使用し、そのアプリケーシ
ョンで別途データの保存/保管をするために記録領域が
必要な場合、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)やCD
−R/RW(Recordable/reWritable)ドライブ、DVD
−R/RAM/RWなどが用いられるというのが一般的
である。図2は、ハイブリッド記録媒体使用環境でのシ
ステムのブロック図である(詳細は後述する)。この構
成は、CPU1、CD−RWドライブ装置2、再生装置
12、外部記憶装置11、HDDなどの内部記憶装置
3、通常RAMの一部を使用するプログラム格納部4、
RAM5、マウス6、キーボード7、表示制御装置8、
ディスプレイ9及びシステムバス10から構成されてい
る。そして、内部記憶装置3の中に格納されているオペ
レーティングシステムがRAM5上に展開され、全体の
コントロールを行う。また、通常アプリケーションプロ
グラムを起動させると、図5のように、同様にRAM部
を割り当てたプログラム1〜Nをプログラム格納部4に
展開され、PCシステムの構成コンポーネントを使用し
動作を行う。そして、従来のハイブリッド記録媒体がC
D−RWドライブ装置2に挿入されると、当該ハイブリ
ッド記録媒体に格納されているプログラムが起動して、
通常のアプリケーションと同様にプログラム格納部4に
展開され、作業を行う。この場合、プログラムは図7の
ように通常のアプリケーションと同様に展開される。
【0003】図8は、従来例の動作フローチャートであ
る。CD−RWドライブ装置2に記録媒体が挿入される
と(ステップS100)、ハイブリッド記録媒体である
かを判断する(ステップS101)。NOであれば、挿
入された記録媒体に対応した動作を行う(ステップS1
02)。YESであれば、記録済み領域に格納されたプ
ログラムが起動し(ステップS103)、マウス6、キ
ーボード7からコマンドの入力があるか監視する(ステ
ップS104)。コマンド入力があると、そのコマンド
に対応した作業を実施し(ステップS105)、その作
業結果をディスプレイ9に表示する(ステップS10
6)。その後ステップS104に戻る。一方、特許第3
153837号公報には、あらかじめデータが記録され
た読出し専用領域と、データを書き込み可能な追加書込
み領域とを有するハイブリッドディスクへのデータ記録
方法について開示されている。これによると、ハイブリ
ッドディスクの読出し専用領域に複数のソフトウェアが
記録され、たとえばその販売時にユーザの希望するソフ
トウェアのみが読み出されるように、追加書込み領域に
使用許諾情報が記録される。さらに、ソフトウェアの使
用状況が変化して、読出し専用領域の他のソフトウェア
の使用を希望する場合には、たとえばハイブリッドディ
スクの供給者にて追加書込み領域の使用許諾情報を書き
換えて、他のソフトウェアを使用できるようにする技術
について述べられている。つまり、記録媒体の一部が記
録済み領域になっており、そこにアプリケーションプロ
グラムが格納されて、記録媒体の残りの領域をアプリケ
ーションのワーク領域として記録することのできる未記
録(記録可能)領域からなるハイブリッド記録媒体があ
る。ハイブリッド記録媒体の場合、当該ハイブリッド記
録媒体に対し記録再生を行う記録再生装置(前述のCD
−R/RWドライブ、DVD−R/RAM/RWドライ
ブなど)をPCに接続し、当該ハイブリッド記録媒体が
記録再生装置に挿入されると自動的に記録済み領域に格
納されたアプリケーションソフトが立ち上がり、PC上
で動作を行い、当該アプリケーションが当該ハイブリッ
ド記録媒体上の未記録領域をデータの保存/保管に利用
するという形で使用されている。ハイブリッド記録媒体
に関しは、記録済み部が出荷時にアプリケーションプロ
グラムが記録済みで書き換えできない領域を指し、未記
録領域は書きこみ可能あるいは書き換え可能な領域を指
すのが一般的である。本発明の対象となるハイブリッド
記録媒体では、市販の書込みソフトウェアを用いると、
書込み可能な記録媒体にコピーすることができてしま
う、といった問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる課題
に鑑み、ハイブリッド記録媒体上の一部分に、特定のデ
ータを記録しておき、ディスクコピーされた場合、前記
特定のデータを活用して前記ハイブリッド記録媒体のコ
ピーを防止する光ディスク記録再生装置及びその方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、予め出荷時にプログ
ラムが記録された記録済み領域及び出荷後にデータの書
き込みが可能な未記録領域からなるハイブリッド記録媒
体と、該ハイブリッド記録媒体に対するデータの記録及
び再生を司る光ディスク記録再生手段と、前記ハイブリ
ッド記録媒体に格納されたプログラムに対応する制御プ
ログラムを格納するプログラム格納手段と、オペレーテ
ィングシステムによりシステムを制御する制御手段と、
を備えた光ディスク記録再生装置において、前記ハイブ
リッド記録媒体上の前記記録済み領域内の特定領域に、
前記ハイブリッド記録媒体の前記プログラムを再生した
際にデータエラーとなるエラーデータを記録したことを
特徴とする。記録媒体の中には、ハイブリッド記録媒体
と呼ばれ、あらかじめ出荷時にプログラムが記録された
記録済み領域と、出荷後にデータの書き込みが出来る未
記録領域からなるものがある。このハイブリッド記録媒
体の記録済み領域にプログラムを記録し、未書込み領域
をワーク領域として使用するのが一般的である。しか
し、このハイブリッド記録媒体も、市販の書込みソフト
ウェアを用いると、書込み可能な記録媒体にコピーする
ことができてしまう。これを防止するために、ハイブリ
ッド記録媒体上の記録済み領域の特定領域に、前記再生
手段により前記ハイブリッド記録媒体を再生した際に、
データエラーとなるエラーデータを記録しておく。これ
により、プログラムを読み込んで、それを実行した時に
そのエラーデータを再生すると、必然的にプログラムエ
ラーとなり、それ以降プログラムの実行が中断される。
かかる発明によれば、前記ハイブリッド記録媒体上の前
記記録済み領域内の特定領域に、前記ハイブリッド記録
媒体の前記プログラムを再生した際にデータエラーとな
るエラーデータを記録したことにより、書込みプログラ
ム自体がエラーとなって、不正コピーを中断することが
できる。
【0006】また、請求項2の発明は、前記ハイブリッ
ド記録媒体の情報を再生する再生手段を備え、該再生手
段により再生された前記ハイブリッド記録媒体上の前記
プログラムを前記光ディスク記録再生手段に用意された
記録媒体にコピーする際、前記再生手段により前記ハイ
ブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプログ
ラムを起動し、前記特定領域に記録された前記エラーデ
ータを再生することにより、前記プログラム動作を中断
することも本発明の有効な手段である。ハイブリッド記
録媒体上のプログラムを他の記録媒体にコピーしようと
する場合、ソースとなるハイブリッド記録媒体を再生手
段に挿入し、コピーする生の記録媒体を光ディスク記録
再生手段に用意する。そして、ハイブリッド記録媒体上
のプログラムが起動して、その中の特定領域を読み出す
と、その部分にプログラムがエラーとなるデータ、例え
ば、アドレスを乱すデータ等を記録しておくことによ
り、それ以降のプログラムの動作を無効にして、コピー
を防止することができる。かかる技術手段によれば、前
記再生手段により前記ハイブリッド記録媒体上の記録済
み領域に格納されたプログラムを起動し、前記特定領域
に記録された前記エラーデータを再生することにより、
前記プログラム動作が中断して、不正コピーを防止する
ことができる。また、請求項3の発明は、前記光ディス
ク記録再生手段により前記ハイブリッド記録媒体上の記
録済み領域に格納されたプログラムが起動された場合、
前記特定領域に記録された前記エラーデータを再生しな
いようにして、前記光ディスク記録再生手段へのコマン
ドに対応する処理を実行し、該実行結果を表示手段に表
示することも本発明の有効な手段である。ハイブリッド
記録媒体上の記録済み領域に記録されたエラーデータの
場所は、製造業者には予めわかっている。従って、通常
の動作を行わせる場合、ハイブリッド記録媒体が光ディ
スク記録再生手段に挿入され、プログラムが起動してエ
ラーデータが記録されたアドレスに来た時に、そのアド
レスをスキップするようにすれば、プログラムは正常に
動作して完了する。かかる技術手段によれば、前記特定
領域に記録された前記エラーデータを再生しないように
して、前記光ディスク記録再生手段へのコマンドに対応
する処理を実行し、該実行結果を表示手段に表示するた
め、通常のコマンドに対応する処理を実行することがで
きる。
【0007】また、請求項4の発明は、前記光ディスク
記録再生手段により前記ハイブリッド記録媒体上の記録
済み領域に格納されたプログラムが起動され、前記特定
領域に記録された前記エラーデータが再生された場合、
前記光ディスク記録再生手段へのコマンドに対応する処
理を実行して該実行結果を表示手段に表示し、前記特定
領域に記録された前記エラーデータが再生されない場
合、前記プログラム動作を中断することも本発明の有効
な手段である。ハイブリッド記録媒体上のエラーデータ
が記録された特定領域を読み出した場合、正常であれ
ば、エラーとなるが、書き込みソフトによりエラー部分
をダミーデータで埋める場合があり、そのような時たま
たま正常に読める場合がある。この場合は、コピーされ
た記録媒体と判断して動作を終了する。また、特定領域
を読み出した時にエラーとなれば、記録媒体はコピーさ
れたものではないと判断して、コマンドに対応した処理
を実行する。かかる技術手段によれば、前記光ディスク
記録再生手段へのコマンドに対応する処理を実行して該
実行結果を表示手段に表示し、前記特定領域に記録され
た前記エラーデータが再生されない場合、前記プログラ
ム動作を中断するようにして、記録媒体への不正コピー
を確実に防ぐことができる。また、請求項5の発明は、
予め出荷時にプログラムが記録された記録済み領域及び
出荷後にデータの書き込みが可能な未記録領域からなる
ハイブリッド記録媒体と、該ハイブリッド記録媒体に対
するデータの記録及び再生を司る光ディスク記録再生手
段と、前記ハイブリッド記録媒体に格納されたプログラ
ムに対応する制御プログラムを格納するプログラム格納
手段と、オペレーティングシステムによりシステムを制
御する制御手段と、を備えた光ディスク記録再生装置に
よる記録再生方法おいて、前記ハイブリッド記録媒体の
情報を再生する再生ステップを備え、前記ハイブリッド
記録媒体上の前記記録済み領域の特定領域に、前記再生
ステップにより前記ハイブリッド記録媒体を再生した際
にデータエラーとなるエラーデータを記録したことを特
徴とする。かかる発明によれば、請求項1と同様の作用
効果を奏する。
【0008】また、請求項6の発明は、前記再生ステッ
プにより再生された前記ハイブリッド記録媒体上の情報
を前記光ディスク記録再生手段に用意された記録媒体に
コピーする際、前記再生ステップにより前記ハイブリッ
ド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプログラムを
起動し、前記特定領域に記録された前記エラーデータを
再生することにより、前記プログラム動作を中断するこ
とも本発明の有効な手段である。かかる技術手段によれ
ば、請求項2と同様の作用効果を奏する。また、請求項
7の発明は、前記光ディスク記録再生手段により前記ハ
イブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプロ
グラムが起動された場合、前記特定領域に記録された前
記エラーデータを再生しないようにして、前記光ディス
ク記録再生手段へのコマンドに対応する処理を実行し、
該実行結果を表示手段に表示することも本発明の有効な
手段である。かかる技術手段によれば、請求項3と同様
の作用効果を奏する。また、請求項8の発明は、前記光
ディスク記録再生手段により前記ハイブリッド記録媒体
上の記録済み領域に格納されたプログラムが起動され、
前記特定領域に記録された前記エラーデータが再生され
た場合、前記光ディスク記録再生手段へのコマンドに対
応する処理を実行して該実行結果を表示手段に表示し、
前記特定領域に記録された前記エラーデータが再生され
ない場合、前記プログラム動作を中断することも本発明
の有効な手段である。かかる技術手段によれば、請求項
4と同様の作用効果を奏する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、ハイブリッド記録媒体の構成を示す部分断
面図である。この構成は、出荷時にプログラムが予め記
録された出荷時記録済み領域20と、未記録領域(書き
換え可能領域)30から構成されている。本発明の第1
の実施形態として、前記出荷時記録済み領域20に特定
領域を設け、その領域にプログラムがエラーとなるデー
タを記録しておき、コピーしようとしてハイブリッド記
録媒体を再生装置12に挿入した場合、前記出荷時記録
済み領域20に記録されたプログラムを読み出して起動
した後、特定領域に記録されたエラーデータによりプロ
グラムエラーとすることにより、不正コピーを防止する
ものである。
【0010】図2は、ハイブリッド記録媒体使用環境で
のシステムのブロック図である。いわゆる一般のPCシ
ステム環境を示したもので、この構成は、システム全体
を制御するCPU1と、本発明のハイブリッド記録媒体
をドライブするCD−RWドライブ装置2と、コピーす
るときにハイブリッド記録媒体のプログラムを再生する
再生装置12と、データやプログラムを記憶する外部記
憶装置11と、オペレーティングシステムを格納する内
部記憶装置3と、通常RAMの一部を使用するプログラ
ム格納部4と、一時記憶装置としてのRAM5と、入力
手段としてのマウス6、キーボード7と、表示データを
ディスプレイ上に表示する制御を行う表示制御装置8
と、表示制御装置8からのデータに基づいて文字や画像
を表示するディスプレイ9と、全てのユニットを接続し
ているシステムバス10から構成されている。そして、
内部記憶装置11の中に格納されているオペレーティン
グシステムがRAM上に展開され、全体のコントロール
を行う。また、通常アプリケーションプログラムを起動
させると、同様にRAM部を割り当てたプログラム格納
部13に展開され(図3参照)、PCシステムの構成コ
ンポーネントを使用し動作を行う。尚、CD−RWドラ
イブ装置2が主として光ディスク記録再生手段を構成
し、プログラム格納部4が主としてプログラム格納手段
を構成し、CPU1と内部記憶装置3が主として制御手
段を構成する。本発明のハイブリッド記録媒体がCD−
RWドライブ装置2に挿入された場合、ハイブリッド記
録媒体に格納されているプログラムが起動して、図3の
ようにIO制御部40を取りこむ形でプログラム格納部
4に展開される。そして、そこで展開されているプログ
ラムからIO制御部40に送りこまれるコマンドのチェ
ックを行う。
【0011】図4は、本発明の第2の実施形態のコピー
動作を説明するフローチャートである。まず、再生装置
12に記録媒体が挿入されたかを監視し(ステップS
1)、挿入されると、本発明のハイブリッド記録媒体か
を確認する(ステップS2)。本発明のハイブリッド記
録媒体でない場合(NOのルート)、挿入された記録媒
体に対応する動作を実行する(ステップS7)。また、
本発明のハイブリッド記録媒体の場合(YESのルー
ト)、記録済み領域20(図1)に格納されたプログラ
ムが起動する(ステップS3)。そして、その特定領域
を読み出し(ステップS4)エラーデータを読み出すか
を監視する(ステップS5)。もし、エラーデータを読
み出すと、不正コピーであると判断して、プログラムを
中断する(ステップS6)。以上のように、ハイブリッ
ド記録媒体上の情報を他の記録媒体にコピーしようとす
る場合。ソースとなるハイブリッド記録媒体を再生装置
12に挿入し、コピーする生の記録媒体をCD−RWド
ライブ装置2に用意する。そして、ハイブリッド記録媒
体上のプログラムが起動して、その中の特定領域を読み
出すと、その部分にプログラムがエラーとなるデータ、
例えば、アドレスを乱すデータやエラー訂正以上のエラ
ーデータ等を記録しておくことにより、それ以降のプロ
グラムの動作を無効にして、コピーを防止することがで
きる。これにより、プログラム動作が中断して、不正コ
ピーを防止することができる。
【0012】図5は、本発明の第3の実施形態の動作を
説明するフローチャートである。まず、CD−RWドラ
イブ装置2に記録媒体が挿入されたかを監視し(ステッ
プS10)、挿入されると、本発明のハイブリッド記録
媒体かを確認する(ステップS11)。本発明のハイブ
リッド記録媒体でない場合(NOのルート)、挿入され
た記録媒体に対応する動作を実行する(ステップS1
7)。また、本発明のハイブリッド記録媒体の場合(Y
ESのルート)、記録済み領域20(図1)に格納され
たプログラムが起動する(ステップS12)。そして、
特定領域のアドレスを検出すると、そのアドレスをスキ
ップして特定領域のデータ(つまり、エラーデータ)の
読み出しを行わないようにする(ステップS13)。続
いて、マウス6かキーボード7からのコマンドの入力を
監視し(ステップS14)、コマンド入力があると(Y
ESのルート)、そのコマンドに対応する処理を実行し
て(ステップS15)、作業結果をディスプレイ9に表
示して(ステップS16)、ステップS14に戻る。以
上のように、ハイブリッド記録媒体上の記録済み領域に
記録されたエラーデータの場所は、製造業者には予めわ
かっている。従って、通常の動作を行わせる場合、ハイ
ブリッド記録媒体がCD−RWドライブ装置2に挿入さ
れ、そこに記録されたプログラムが起動して特定領域に
記録されたエラーデータのアドレスに来た時に、そのア
ドレスをスキップして特定領域を読まないようにすれ
ば、プログラムは正常に動作して完了する。この動作
は、ホストコンピュータ側から指示することができる。
これにより、通常のコマンドに対応する処理を実行する
ことができる。
【0013】図6は、本発明の第4の実施形態の動作を
説明するフローチャートである。まず、CD−RWドラ
イブ装置2に記録媒体が挿入されたかを監視し(ステッ
プS20)、挿入されると、本発明のハイブリッド記録
媒体かを確認する(ステップS21)。本発明のハイブ
リッド記録媒体でない場合(NOのルート)、挿入され
た記録媒体に対応する動作を実行する(ステップS2
9)。また、本発明のハイブリッド記録媒体の場合(Y
ESのルート)、記録済み領域20(図1)に格納され
たプログラムが起動する(ステップS22)。そして、
特定領域を読み出し(ステップS23)、読み出した結
果がエラーか否かを監視する(ステップS24)。エラ
ーでなければ(NOのルート)、エラーデータをダミー
データにより埋められたと判断して動作を終了する(ス
テップS25)。ステップS24でエラーの場合(YE
Sのルート)、マウス6かキーボード7からのコマンド
の入力を監視し(ステップS26)、コマンド入力があ
ると(YESのルート)、そのコマンドに対応する処理
を実行して(ステップS27)、作業結果をディスプレ
イ9に表示して(ステップS28)、ステップS14に
戻る。以上のように、ハイブリッド記録媒体上のエラー
データが記録された特定領域を読み出した場合、正常で
あれば、エラーデータを読み出してエラーとなるが、書
き込みソフトによっては、エラー部分をダミーデータで
埋める場合があり、そのような時、たまたま正常に読め
ることがある。この時は、コピーされた記録媒体と判断
して動作を終了する。また、特定領域を読み出した時に
エラーとなれば、記録媒体はコピーされたものではない
と判断して、通常の動作としてコマンドに対応した処理
を実行する。これにより、記録媒体への不正コピーを確
実に防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1、5は、前記ハイブリッド記録媒体の情報を再生す
る再生手段を備え、前記ハイブリッド記録媒体上の前記
記録済み領域の特定領域に、前記再生手段により前記ハ
イブリッド記録媒体を再生した際にデータエラーとなる
エラーデータを記録することにより、書込みプログラム
自体がエラーとなって、不正コピーを中断することがで
きる。請求項2、6は、前記再生手段により前記ハイブ
リッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプログラ
ムを起動し、前記特定領域に記録された前記エラーデー
タを再生することにより、前記プログラム動作が中断し
て、不正コピーを防止することができる。請求項3、7
は、前記特定領域に記録された前記エラーデータを再生
しないようにして、前記光ディスク記録再生手段へのコ
マンドに対応する処理を実行し、該実行結果を表示手段
に表示するため、通常のコマンドに対応する処理を実行
することができる。請求項4、8は、前記光ディスク記
録再生手段へのコマンドに対応する処理を実行して該実
行結果を表示手段に表示し、前記特定領域に記録された
前記エラーデータが再生されない場合、前記プログラム
動作を中断するようにして、記録媒体への不正コピーを
確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッド記録媒体の構成を示す部
分断面図である。
【図2】本発明のハイブリッド記録媒体使用環境でのシ
ステムのブロック図である。
【図3】本発明のプログラム格納部を説明する図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態のコピー動作を説明す
るフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の第4の実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】従来例のプログラム格納部を説明する図であ
る。
【図8】従来例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU、2 CD−RWドライブ装置、3 内部記
憶装置、4 プログラム格納部、5 RAM,6 マウ
ス、7 キーボード、8 表示制御装置、9ディスプレ
イ、10 システムバス、11 外部記憶装置、12
再生装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め出荷時にプログラムが記録された記
    録済み領域及び出荷後にデータの書き込みが可能な未記
    録領域からなるハイブリッド記録媒体と、該ハイブリッ
    ド記録媒体に対するデータの記録及び再生を司る光ディ
    スク記録再生手段と、前記ハイブリッド記録媒体に格納
    されたプログラムに対応する制御プログラムを格納する
    プログラム格納手段と、オペレーティングシステムによ
    りシステムを制御する制御手段と、を備えた光ディスク
    記録再生装置において、 前記ハイブリッド記録媒体上の前記記録済み領域内の特
    定領域に、前記ハイブリッド記録媒体の前記プログラム
    を再生した際にデータエラーとなるエラーデータを記録
    したことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ハイブリッド記録媒体の情報を再生
    する再生手段を備え、該再生手段により再生された前記
    ハイブリッド記録媒体上の前記プログラムを前記光ディ
    スク記録再生手段に用意された記録媒体にコピーする
    際、前記再生手段により前記ハイブリッド記録媒体上の
    記録済み領域に格納されたプログラムを起動し、前記特
    定領域に記録された前記エラーデータを再生することに
    より、前記プログラム動作を中断することを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスク記録再生手段により前記
    ハイブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプ
    ログラムが起動された場合、前記特定領域に記録された
    前記エラーデータを再生しないようにして、前記光ディ
    スク記録再生手段へのコマンドに対応する処理を実行
    し、該実行結果を表示手段に表示することを特徴とする
    請求項1に記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記光ディスク記録再生手段により前記
    ハイブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプ
    ログラムが起動され、前記特定領域に記録された前記エ
    ラーデータが再生された場合、前記光ディスク記録再生
    手段へのコマンドに対応する処理を実行して該実行結果
    を表示手段に表示し、前記特定領域に記録された前記エ
    ラーデータが再生されない場合、前記プログラム動作を
    中断することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 予め出荷時にプログラムが記録された記
    録済み領域及び出荷後にデータの書き込みが可能な未記
    録領域からなるハイブリッド記録媒体と、該ハイブリッ
    ド記録媒体に対するデータの記録及び再生を司る光ディ
    スク記録再生手段と、前記ハイブリッド記録媒体に格納
    されたプログラムに対応する制御プログラムを格納する
    プログラム格納手段と、オペレーティングシステムによ
    りシステムを制御する制御手段と、を備えた光ディスク
    記録再生装置による記録再生方法において、 前記ハイブリッド記録媒体の情報を再生する再生ステッ
    プを備え、前記ハイブリッド記録媒体上の前記記録済み
    領域の特定領域に、前記再生ステップにより前記ハイブ
    リッド記録媒体を再生した際にデータエラーとなるエラ
    ーデータを記録したことを特徴とする光ディスク記録再
    生方法。
  6. 【請求項6】 前記再生ステップにより再生された前記
    ハイブリッド記録媒体上の情報を前記光ディスク記録再
    生手段に用意された記録媒体にコピーする際、前記再生
    ステップにより前記ハイブリッド記録媒体上の記録済み
    領域に格納されたプログラムを起動し、前記特定領域に
    記録された前記エラーデータを再生することにより、前
    記プログラム動作を中断することを特徴とする請求項5
    に記載の光ディスク記録再生方法。
  7. 【請求項7】 前記光ディスク記録再生手段により前記
    ハイブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプ
    ログラムが起動された場合、前記特定領域に記録された
    前記エラーデータを再生しないようにして、前記光ディ
    スク記録再生手段へのコマンドに対応する処理を実行
    し、該実行結果を表示手段に表示することを特徴とする
    請求項5に記載の光ディスク記録再生方法。
  8. 【請求項8】 前記光ディスク記録再生手段により前記
    ハイブリッド記録媒体上の記録済み領域に格納されたプ
    ログラムが起動され、前記特定領域に記録された前記エ
    ラーデータが再生された場合、前記光ディスク記録再生
    手段へのコマンドに対応する処理を実行して該実行結果
    を表示手段に表示し、前記特定領域に記録された前記エ
    ラーデータが再生されない場合、前記プログラム動作を
    中断することを特徴とする請求項5に記載の光ディスク
    記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007037238A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Pioneer Corporation 情報記録媒体、データ構造および記録装置
JP2011008518A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Nec Computertechno Ltd メモリ初期化回路、メモリ初期化方法、及び情報処理装置

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