JP2002230907A - 情報再生装置と情報再生方法とプログラム - Google Patents

情報再生装置と情報再生方法とプログラム

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JP2002230907A
JP2002230907A JP2001024412A JP2001024412A JP2002230907A JP 2002230907 A JP2002230907 A JP 2002230907A JP 2001024412 A JP2001024412 A JP 2001024412A JP 2001024412 A JP2001024412 A JP 2001024412A JP 2002230907 A JP2002230907 A JP 2002230907A
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Masaaki Nakagawa
雅章 中川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が要求されないビデオデータ内にデー
タ誤りが発生していても、そのビデオデータをホストコ
ンピュータに返すことによって動画のこま送りを防止す
る。 【解決手段】 システムコントローラ12は、挿入され
ている光ディスク21がビデオデータが記録されたディ
スクか否かを判別し、ビデオデータが記録されたディス
クと判別された場合、データ再生時に通常のデータが記
録されたディスクよりもデータエラーの判定条件を緩め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVD−RO
M,CD−R/RW,DVDディスク媒体,ビデオ−C
D媒体等の記録媒体のデータを再生する光ディスクドラ
イブ等の情報再生装置とその情報再生方法とそのプログ
ラムとに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、DVD−ビデオ(Video)デ
ィスクを再生する情報再生装置は、データ再生時に動画
がこま送り状態にならないように先読みを実施し、ホス
トコンピュータからの再生命令が来た時にDVD−ビデ
オディスクから再生するようなことを回避していた。再
生命令実施時にディスクからその都度データを読み出す
ようなことをすると、目的アドレスへのシーク動作によ
るタイムロスによって、ホストコンピュータへのデータ
供給が遅れて動画のこま落ち状態の原因になるからであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の情報再生装置では、再生中にゴミや傷な
どによって再生エラーが発生した場合は、再生リトライ
を実施することによって、そのリトライ時間が影響し、
ホストコンピュータへのデータ供給が遅れてこま落ちの
原因になるという問題があった。仮にホストコンピュー
タへ誤ったビデオデータを送ったとしても多少ディスプ
レイ上に表示したときにノイズが載る程度である。しか
し、DVD−ROMディスクなどのようにデータの信頼
性が要求されるものに対しては、ホストコンピュータへ
誤ったデータを転送すると訴訟問題を引き起こす原因に
なってしまう。むしろ、DVD−ビデオのようなビデオ
データは、データの信頼性よりもこま送り状態になる方
がユーザに不快感を与えてしまう。この発明は上記の課
題を解決するためになされたものであり、信頼性が要求
されないビデオデータ内にデータ誤りが発生していて
も、そのビデオデータをホストコンピュータに返すこと
によって動画のこま送りを防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、記録媒体上のデータを再生してホストコ
ンピュータへ転送する情報再生装置において、挿入され
ている記録媒体がビデオデータが記録された記録媒体か
否かを判別する判別手段と、その手段によってビデオデ
ータが記録された記録媒体と判別された場合、データ再
生時に通常のデータが記録された記録媒体よりもデータ
エラーの判定条件を緩める手段を設けたものである。
【0005】また、上記のような情報再生装置におい
て、上記判別手段を、上記挿入されている記録媒体の所
定領域を再生し、その所定領域に地域コード及びコピー
プロテクト情報が存在する場合、記録媒体上のデータを
解読するための暗号データが格納されている領域を再生
し、0でないデータが記録されている場合には当該記録
媒体をビデオデータが記録された記録媒体であると判別
する手段にするとよい。さらに、上記のような情報再生
装置において、上記記録媒体の任意のセクタを再生して
いる際にデータ誤り数が所定の閾値を超えた場合、当該
セクタに対して再生リトライを実施する再生リトライ実
施手段を設けるとよい。
【0006】また、記録媒体上のデータを再生してホス
トコンピュータへ転送する情報再生方法において、挿入
されている記録媒体がビデオデータが記録された記録媒
体か否かを判別し、その判別によってビデオデータが記
録された記録媒体と判別された場合、データ再生時に通
常のデータが記録された記録媒体よりもデータエラーの
判定条件を緩めるようにするとよい。
【0007】さらに、上記のような情報再生方法におい
て、上記判別では、上記挿入されている記録媒体の所定
領域を再生し、その所定領域に地域コード及びコピープ
ロテクト情報が存在する場合、記録媒体上のデータを解
読するための暗号データが格納されている領域を再生
し、0でないデータが記録されている場合には当該記録
媒体をビデオデータが記録された記録媒体であると判別
するとよい。また、上記のような情報再生方法におい
て、上記記録媒体の任意のセクタを再生している際にデ
ータ誤り数が所定の閾値を超えた場合、当該セクタに対
して再生リトライを実施するとよい。
【0008】さらに、コンピュータに、挿入されている
記録媒体がビデオデータが記録された記録媒体か否かを
判別する判別機能と、その機能によってビデオデータが
記録された記録媒体と判別された場合、データ再生時に
通常のデータが記録された記録媒体よりもデータエラー
の判定条件を緩める判定条件緩和機能を実現させるため
のプログラムを提供する。
【0009】また、コンピュータに、挿入されている記
録媒体の所定領域を再生し、その所定領域に地域コード
及びコピープロテクト情報が存在する場合、記録媒体上
のデータを解読するための暗号データが格納されている
領域を再生し、0でないデータが記録されている場合に
は当該記録媒体をビデオデータが記録された記録媒体で
あると判別する判別機能と、その機能によってビデオデ
ータが記録された記録媒体と判別された場合、データ再
生時に通常のデータが記録された記録媒体よりもデータ
エラーの判定条件を緩める判定条件緩和機能を実現させ
るためのプログラムを提供する。
【0010】さらに、コンピュータに、挿入されている
記録媒体がビデオデータが記録された記録媒体か否かを
判別する判別機能と、その機能によってビデオデータが
記録された記録媒体と判別された場合、データ再生時に
通常のデータが記録された記録媒体よりもデータエラー
の判定条件を緩める判定条件緩和機能と、上記記録媒体
の任意のセクタを再生している際にデータ誤り数が所定
の閾値を超えた場合、当該セクタに対して再生リトライ
を実施する再生リトライ実施機能とを実現させるための
プログラムを提供する。
【0011】さらにまた、コンピュータに、挿入されて
いる記録媒体の所定領域を再生し、その所定領域に地域
コード及びコピープロテクト情報が存在する場合、記録
媒体上のデータを解読するための暗号データが格納され
ている領域を再生し、0でないデータが記録されている
場合には当該記録媒体をビデオデータが記録された記録
媒体であると判別する判別機能と、その機能によってビ
デオデータが記録された記録媒体と判別された場合、デ
ータ再生時に通常のデータが記録された記録媒体よりも
データエラーの判定条件を緩める判定条件緩和機能と、
上記記録媒体の任意のセクタを再生している際にデータ
誤り数が所定の閾値を超えた場合、当該セクタに対して
再生リトライを実施する再生リトライ実施機能とを実現
させるためのプログラムを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態であるDVD−ROMドライブ装置の構成を示す
ブロック図である。このDVD−ROMドライブ装置1
は、マイクロコンピュータによって実現され、ATAP
Iバス17をインタフェース(I/F)としてホストコ
ンピュータ20を接続し、DVDビデオディスク等の記
録媒体である光ディスク21のデータを再生してホスト
コンピュータ20へ転送する。CPU2は、ユーザマイ
クロコントローラ(User Micro Contr
oller)であり、当該DVD−ROMドライブ装置
の全動作を制御する中央演算処理LSIである。
【0013】フラッシュROM(Flash ROM)
3は、CPU2が各種の制御処理を実行する際に使用
し、データを消去及び書き換え可能な不揮発性メモリで
ある。ホストインタフェースコントローラ(HOST
I/F Controller)4は、ホストコンピュ
ータ20と当該DVD−ROMドライブ装置1とのデー
タ通信をつかさどるLSIである。バッファマネージャ
(Buffer Manager)5は、ホストコンピ
ュータ20からの転送データ及び光ディスク21から読
み出したデータの転送制御をするLSIである。DRA
M6は、ホストコンピュータ20からの転送データ及び
光ディスク21から読み出したデータを一時格納するバ
ッファメモリである。
【0014】サブコードオペレーションコントローラ
(SUB CODE OPERATION CONTO
ROLER)7は、光ディスク21上に記録するサブコ
ードを生成したり、光ディスク21から読み出したサブ
コードを分離(SUB P,Q,R,・・・,W)する
LSIである。CD−ROMエンコーダ(CD−ROM
ENCORDER)8は、CD−ROMデータを光デ
ィスク21に書く前に変調するLSIである。SRAM
9は、プログラム変数等を格納するメモリである。CD
−ROMデコーダ(CD−ROM DECORDER)
10は、光ディスク21から再生したCD−ROMデー
タを復調するLSIである。オーディオコントローラ
(AUDIO CONTROLLER)11は、光ディ
スク21から再生したデータに基づく音楽再生をコント
ロールするLSIである。
【0015】システムコントローラ(SYSTEM C
ONTROLLER)12は、光ディスク21へのデー
タ(情報)記録と再生を制御するLSIであり、この発
明に係わる処理も実行する。CDエンコーダ(CD E
NCORDER)13は、光ディスク21にデータを記
録する前にユーザデータとサブコードをディスク規格に
適合できるように変調するLSIである。CD/DVD
デコーダ(CD/DVD DECORDER)14は、
光ディスク21から再生したデータをユーザデータとサ
ブコードに分離して復調するLSI(CD)と、光ディ
スク21から再生したデータをユーザデータとしてデコ
ードするLSI(DVD)とからなる。スピンドルコン
トローラ(SPINDLE CONTROLLER)1
6は、光ディスク21の回転制御を行うLSIである。
【0016】すなわち、上記DVD−ROMドライブ装
置1が記録媒体上のデータを再生してホストコンピュー
タへ転送する情報再生装置に相当し、上記システムコン
トローラ12にこの発明の請求項7〜9に係わる各機能
を実現させるためのプログラムをインストールすること
により、上記システムコントローラ12等が挿入されて
いる記録媒体がビデオデータが記録された記録媒体か否
かを判別する判別手段と、その手段によってビデオデー
タが記録された記録媒体と判別された場合、データ再生
時に通常のデータが記録された記録媒体よりもデータエ
ラーの判定条件を緩める手段の機能を果たす。
【0017】また、上記挿入されている記録媒体の所定
領域を再生し、その所定領域に地域コード及びコピープ
ロテクト情報が存在する場合、記録媒体上のデータを解
読するための暗号データが格納されている領域を再生
し、0でないデータが記録されている場合には当該記録
媒体をビデオデータが記録された記録媒体であると判別
する手段の機能も果たす。さらに、上記記録媒体の任意
のセクタを再生している際にデータ誤り数が所定の閾値
を超えた場合、当該セクタに対して再生リトライを実施
する再生リトライ実施手段の機能も果たす。したがっ
て、このDVD−ROMドライブ装置1は、この発明の
請求項3〜5に係わる情報再生方法を実行する。
【0018】次に、このDVD−ROMドライブ装置1
におけるこの発明の請求項1に係わる処理を説明する。
図2は、このDVD−ROMドライブ装置1におけるこ
の発明の請求項1及び3に係わる処理を示すフローチャ
ート図である。この発明の請求項1に係わる処理は、挿
入されている光ディスクがDVD−ビデオディスクであ
った場合に、再生エラー時のエラー数が所定値を超えて
いなければ、そのままホストコンピュータ20へ当該デ
ータを転送する。この処理を実施することによって、無
駄な再生リトライを回避することができ、動画のこま送
り状態となる不具合を回避することができる。
【0019】まず、ステップ(図中「S」で示す)1で
ホストコンピュータから再生命令を受信すると、ステッ
プ2で挿入されている光ディスクがDVDビデオディス
クか否かを判別する。ステップ2でDVDビデオディス
クと判別した場合、ステップ3で通常のROMディスク
よりも甘いエラー判定条件Xを設定する。すなわち、こ
のエラー判定条件Xはデータ再生時に通常のデータが記
録されたディスクよりもデータエラーの判定条件を緩め
た設定条件である。この判定条件Xは、EDCエラー報
告禁止やエラー誤り数の閾値N設定、セクタIDの連続
性チェックの禁止などである。
【0020】一方、ステップ2で挿入されているディス
クがDVDビデオディスクでないと判別した場合は、ス
テップ8でデータエラー判定条件Yを設定する。このデ
ータエラー判定条件Yは、EDCエラー報告設定,セク
タIDの連続性のチェックなどの設定である。ステップ
3又は8によるエラー判定条件設定を終了後、ステップ
4で光ディスクからのデータ再生処理を実施する。ホス
トコンピュータ20からの再生命令内には、光ディスク
21上の再生アドレスや再生セクタ数が含まれる。ステ
ップ5で再生結果としてデータエラーが起きているのを
検出したか否かを判断し、データエラーを検出したと判
断した場合は、ステップ6でエラー誤り数が閾値Nを超
えているか否かを判断し、Nを超えていなければステッ
プ7でデータ転送処理を実施し、ホストコンピュータへ
光ディスク上のセクタデータ転送を実施して、この処理
を終了する。
【0021】ステップ5でデータエラーの検出でないと
判断した場合は、ステップ9で再生処理においてサーボ
エラーを検出したか否かを判断し、サーボエラーを検出
した場合は、ステップ10で再生リトライ回数がリトラ
イ上限値を超えたリトライオーバーか否かを判断する。
ステップ10でリトライオーバー(再生リトライがリト
ライ上限数を超えた)の場合には、ステップ11でエラ
ーコードを設定して、再生処理を中止する。ステップ1
0で再生リトライ数がリトライ上限数に満たしていない
場合は、ステップ4へ戻って再生リトライを実施する。
【0022】光ディスク21がDVDディスクの場合
は、ECCブロック(ECC Block)と呼ばれる
単位で再生する必要があり、そのブロック(Bloc
k)は16セクタから構成されている。そのECCブロ
ックには、エラー訂正用のPI,POラインと呼ばれる
付随バイトがある。そのPI,POで訂正できるデータ
誤りには限りがある。また、各セクタには、EDCと呼
ばれるエラーチェック(Error Check)用バ
イトが存在し、そのエラーチェック用バイトで訂正後の
セクタデータにエラーがあるか否かを判断することがで
きる。つまり、ビデオデータ(Video Data)
の場合には、EDCエラーを無視したり、この時のエラ
ー数によっては、再生リトライをしないなどの処理を実
施することによって、動画のこま落ちを防止させること
ができる。
【0023】このようにして、挿入されている光ディス
クがビデオディスクの場合は、データエラーの判断を甘
くするので、余計な再生リトライを回避することがで
き、再生リトライによる動画のこま送り状態を防止する
ことができる。
【0024】次に、ビデオディスクとして有名なのがD
VDビデオ(DVD−Video)ディスクである。上
記処理を行う際に、DVD−ROMドライブ装置1内で
ビデオディスク(Video disc)か否かを判別
する必要がある。DVDビデオデータは、通常暗号によ
ってスクランブルされており、ホストコンピュータ20
がこのスクランブルデータを解読するための鍵が暗号化
されて所定の場所に格納されている。
【0025】次に、このDVD−ROMドライブ装置1
におけるこの発明の請求項2に係わる処理を説明する。
図3は、このDVD−ROMドライブ装置1におけるこ
の発明の請求項2に係わる処理を示すフローチャート図
である。この処理は、図2に示したDVDビデオディス
クか否かの判別処理であり、ステップ21で光ディスク
が挿入された時にディスク情報マウント処理を実施し、
ステップ22でDVDディスクか否かの判別を実施し、
DVDディスクでないと判別したら、この処理を終了す
る。また、ステップ22でDVDディスクであると判別
した場合、ステップ23でコピーライトインフォメーシ
ョンセクタ(Copyright Informati
on Sector)を再生する。このコピーライトイ
ンフォメーションセクタは、DVDディスクのリードイ
ン領域(Lead−In Area)に存在し、コピー
ライト情報が記録されている場所である。ステップ24
でコピーライトインフォメーションセクタから、地域コ
ードを得る。
【0026】この地域コードは、データ再生可能な地域
を制限するためのデータである。DVDビデオディスク
では、そのディスクのデータが再生できる地域を設定し
ている。DVDドライブ装置にも地域コードが記憶され
ており、DVDビデオディスクの地域コードと一致した
時に再生が可能になる。例えば、アメリカで購入したD
VDソフトが日本では再生できないようにするようにし
ている。ただし、DVDドライブ装置の地域コードの書
き換えは5回まで許されており、書き換えが可能なDV
Dドライブ装置においては、他国のDVDを再生するこ
とができる。
【0027】このように、ディスクの地域コードは、そ
のドライブの地域コードと一致した場合にDVD再生が
可能になる。これは、著作権保護のための手段である。
さらにステップ25でコピーライト情報(Copyri
ght情報)を得る。このコピープロテクト情報は、C
SS規格の一環であり、コピーライトマテリアル(Co
pyright Material)と記録されている
DVDディスクには映画等のデータがスクランブルされ
て記録されており、その暗号を解かないとデータが再生
できない。
【0028】ステップ26で地域コードが設定(記録)
されているか否かを判断し、設定されていた場合、ステ
ップ27でコピーライト情報に基づいてコピーライトデ
ィスクか否かを判断し、コピーライトマテリアル(Co
pyright Material)のコピーライトデ
ィスクであった場合、ステップ28で所定のディスクキ
ー(スクランブルデータを解く為の鍵が暗号化されて記
録されている)セクタを再生し、そのメインデータの内
容を確認し、メインデータが0か否かを判断して、0で
なかった場合には、ステップ29でビデオディスクであ
るとしてビデオディスク(Video Disc)フラ
グを設定し、この処理を終了する。一方、ステップ26
で地域コードが設されていない場合、当該フラグを設定
せずに、この処理を終了する。また、ステップ27でこ
のディスクがコピーライトディスクでないと判断した場
合、又はステップ29でメインデータが0であった場合
もビデオディスクと判断せずにこの処理を終了する。こ
のようにして、ビデオディスクか否かを確実に判別する
ことができる。
【0029】次に、上述の処理において、再生時にデー
タ誤り数が所定の値を超え、誤りの多いセクタが連続し
ている場合、当該データをホストコンピュータ20に転
送してしまうと画像データが大きく乱れてしまう。この
場合は、再生リトライを実施する必要がある。
【0030】次に、このDVD−ROMドライブ装置1
におけるこの発明の請求項3に係わる処理を説明する。
光ディスク21上の傷やごみ付着により、データ誤りが
多いセクタが連続している場合は、画像データに多くの
ノイズが発生し、再生時に画像の乱れとなってユーザに
非常に不快感を与えてしまう。このようなデータ誤りが
多いセクタに対しては、光ディスクの回転スピードを減
速させるなど所定の再生リトライを実施し、エラー誤り
を減少させる必要がある。
【0031】そこで、図2に示した処理において、所定
のエラー判定設定を実施した後に再生処理を実施し、ス
テップ5でデータエラーが発生したと判断した場合は、
ECCブロック内のデータ誤りのレベルを確認し、ステ
ップ6でエラー誤り数が所定値Nを超えたと判断した場
合は、ステップ4で再度再生リトライを実施する。この
ようにして、データ誤りが多いものに対しては再生リト
ライを実施することによって、画像の大きなみだれを防
止することができる。なお、エラー誤り数の閾値は、実
験的にユーザに影響を及ぼさない範囲で決定する必要が
ある。このようにして、データ誤りによる再生時の画像
の大きな乱れを回避することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報再生装置によれば、信頼性が要求されないビデオデー
タ内にデータ誤りが発生していても、そのビデオデータ
をホストコンピュータに返すことによって動画のこま送
りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるDVD−ROMド
ライブ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】このDVD−ROMドライブ装置1におけるこ
の発明の請求項1及び3に係わる処理を示すフローチャ
ート図である。
【図3】このDVD−ROMドライブ装置1におけるこ
の発明の請求項2に係わる処理を示すフローチャート図
である。
【符号の説明】
1:DVD−ROMドライブ装置 2:CPU 3:フラッシュROM 4:ホストI/Fコントローラ 5:バッファマネージャ 6:DRAM 7:サブコードオペレーションコントローラ 8:CD−ROMエンコーダ 9:SRAM 10:CD−ROMデコーダ 11:オーディオコントローラ 12:システムコントローラ 13:CDエンコーダ 14:CD/DVDデコーダ 15:サーボ 16:スピンドルコントローラ 17:ATAPIバス 20:ホストコンピュータ 21:光ディスク
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/00 G11B 27/00 D H04N 5/76 H04N 5/76 Z 5/85 5/85 Z 5/91 5/91 P 5/92 5/92 H Fターム(参考) 5C052 AA02 AB04 CC12 DD04 EE03 EE06 5C053 FA25 GB15 GB21 HA33 JA21 KA04 KA05 KA24 LA11 5D044 AB07 BC03 CC06 DE49 DE61 FG10 FG16 FG18 GK12 GK14 GK19 HL02 HL12 5D110 AA15 AA29 BB04 DA04 DA11 DB03 DC03 DE01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上のデータを再生してホストコ
    ンピュータへ転送する情報再生装置において、 挿入されている記録媒体がビデオデータが記録された記
    録媒体か否かを判別する判別手段と、該手段によってビ
    デオデータが記録された記録媒体と判別された場合、デ
    ータ再生時に通常のデータが記録された記録媒体よりも
    データエラーの判定条件を緩める手段を設けたことを特
    徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報再生装置において、 前記判別手段は、前記挿入されている記録媒体の所定領
    域を再生し、該所定領域に地域コード及びコピープロテ
    クト情報が存在する場合、記録媒体上のデータを解読す
    るための暗号データが格納されている領域を再生し、0
    でないデータが記録されている場合には当該記録媒体を
    ビデオデータが記録された記録媒体であると判別する手
    段であることを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の情報再生装置にお
    いて、 前記記録媒体の任意のセクタを再生している際にデータ
    誤り数が所定の閾値を超えた場合、当該セクタに対して
    再生リトライを実施する再生リトライ実施手段を設けた
    ことを特徴とする情報再生装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体上のデータを再生してホストコ
    ンピュータへ転送する情報再生方法において、挿入され
    ている記録媒体がビデオデータが記録された記録媒体か
    否かを判別し、該判別によってビデオデータが記録され
    た記録媒体と判別された場合、データ再生時に通常のデ
    ータが記録された記録媒体よりもデータエラーの判定条
    件を緩めることを特徴とする情報再生方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報再生方法において、
    前記判別では、前記挿入されている記録媒体の所定領域
    を再生し、該所定領域に地域コード及びコピープロテク
    ト情報が存在する場合、記録媒体上のデータを解読する
    ための暗号データが格納されている領域を再生し、0で
    ないデータが記録されている場合には当該記録媒体をビ
    デオデータが記録された記録媒体であると判別すること
    を特徴とする情報再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の情報再生方法にお
    いて、 前記記録媒体の任意のセクタを再生している際にデータ
    誤り数が所定の閾値を超えた場合、当該セクタに対して
    再生リトライを実施することを特徴とする情報再生方
    法。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、挿入されている記録媒
    体がビデオデータが記録された記録媒体か否かを判別す
    る判別機能と、該機能によってビデオデータが記録され
    た記録媒体と判別された場合、データ再生時に通常のデ
    ータが記録された記録媒体よりもデータエラーの判定条
    件を緩める判定条件緩和機能を実現させるためのプログ
    ラム。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、挿入されている記録媒
    体の所定領域を再生し、該所定領域に地域コード及びコ
    ピープロテクト情報が存在する場合、記録媒体上のデー
    タを解読するための暗号データが格納されている領域を
    再生し、0でないデータが記録されている場合には当該
    記録媒体をビデオデータが記録された記録媒体であると
    判別する判別機能と、該機能によってビデオデータが記
    録された記録媒体と判別された場合、データ再生時に通
    常のデータが記録された記録媒体よりもデータエラーの
    判定条件を緩める判定条件緩和機能を実現させるための
    プログラム。
  9. 【請求項9】 コンピュータに、挿入されている記録媒
    体がビデオデータが記録された記録媒体か否かを判別す
    る判別機能と、該機能によってビデオデータが記録され
    た記録媒体と判別された場合、データ再生時に通常のデ
    ータが記録された記録媒体よりもデータエラーの判定条
    件を緩める判定条件緩和機能と、前記記録媒体の任意の
    セクタを再生している際にデータ誤り数が所定の閾値を
    超えた場合、当該セクタに対して再生リトライを実施す
    る再生リトライ実施機能とを実現させるためのプログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、挿入されている記録
    媒体の所定領域を再生し、該所定領域に地域コード及び
    コピープロテクト情報が存在する場合、記録媒体上のデ
    ータを解読するための暗号データが格納されている領域
    を再生し、0でないデータが記録されている場合には当
    該記録媒体をビデオデータが記録された記録媒体である
    と判別する判別機能と、該機能によってビデオデータが
    記録された記録媒体と判別された場合、データ再生時に
    通常のデータが記録された記録媒体よりもデータエラー
    の判定条件を緩める判定条件緩和機能と、前記記録媒体
    の任意のセクタを再生している際にデータ誤り数が所定
    の閾値を超えた場合、当該セクタに対して再生リトライ
    を実施する再生リトライ実施機能とを実現させるための
    プログラム。
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