JP2002367276A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2002367276A
JP2002367276A JP2001175210A JP2001175210A JP2002367276A JP 2002367276 A JP2002367276 A JP 2002367276A JP 2001175210 A JP2001175210 A JP 2001175210A JP 2001175210 A JP2001175210 A JP 2001175210A JP 2002367276 A JP2002367276 A JP 2002367276A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−ROMディスクのデータ再生時は再
生速度を最高速で行えるようにし、DVDビデオディス
ク及びDVDオーディオディスクのデータ再生時には騒
音や振動を発生させないようにする。 【解決手段】 システムコントローラ11は、スピンド
ルコントローラ15によって初期設定された回転速度で
光ディスク23を回転させながら再生したデータに基づ
いて光ディスク23の種類を判断し、DVDビデオディ
スク又はDVDオーディオディスクと判断したときには
予め選定しておいたデータ再生に支障が無く且つ回転時
に騒音を発生させない程度に低速のDVDビデオディス
ク・DVDオーディオディスク用の低速回転速度を設定
し、DVD−ROMディスクと判断したときには最大の
回転速度を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVD−ROM
ディスク,CD−R/RWディスクなどの情報記録媒体
のデータを再生する光ディスクドライブ等の情報再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD−ROMディスク,CD−R/R
Wディスクなどの情報記録媒体を高速回転させて再生す
るDVD再生装置,光ディスク再生装置等の情報再生装
置が年々と増えており、最近のDVD−ROMドライブ
では、スピード競争から最大16倍速(16X)でのD
VD再生が可能になっている。例えば、一般のDVD−
ROMドライブにおいては、DVDディスクのマウント
が完了すると最大の回転速度でDVD再生を行うように
しており、カーナビゲーションシステムやパソコンへの
データインストールなどが主の目的であるDVD−RO
Mについては高速な回転速度ほどデータ処理装置の処理
時間が短縮されて、回転速度アップの利点が生かせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報再生装置ではDVDビデオディスクやDVDオーデ
ィオディスクのデータ再生時に騒音が発生して映像や音
声の鑑賞の妨げになるという問題があった。例えば、パ
ソコン(PC)を使用してDVDビデオディスク(DV
D−Video Disk)のデータを再生するとき、
ディスクを高速回転で回転させると、ディスクの風きり
音や回転に伴うPC筐体の振動などが発生し、騒音とな
って再生された映画の鑑賞に不快を感じさせてしまう。
【0004】情報再生装置によって再生されたDVDビ
デオディスクのデータをPCで利用する場合、情報再生
装置から転送されたデータをデコードする際に、H/W
デコーダを使用するよりもDVDビデオ再生S/WでS
/Wデコードするものが一般的になってきており、再生
S/Wのデコード処理時間を考慮して最低でも2倍速の
回転速度さえあればデータ再生に支障を与えないことが
分かっており、それを越える最高速度で回転させた場合
には、騒音等の悪影響の方が大きくなってしまう。
【0005】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであり、DVD−ROMディスクのデータ再
生時は再生速度を最高速で行えるようにし、DVDビデ
オディスク及びDVDオーディオディスクのデータ再生
時には騒音や振動を発生させないようにすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、情報記録媒体を複数種類の回転速度の中
から設定された回転速度で回転させる回転手段と、その
回転手段によって回転させながら上記情報記録媒体上の
データを再生する再生手段を備えた情報再生装置におい
て、上記回転手段によって初期設定された回転速度で上
記情報記録媒体を回転させながら上記再生手段によって
再生したデータに基づいて上記情報記録媒体の種類を判
断する情報記録媒体種類判断手段と、その手段によって
上記情報記録媒体の種類をDVDビデオディスク又はD
VDオーディオディスクと判断したときには上記回転制
御手段に上記各回転速度の中から予め選定しておいたデ
ータ再生に支障が無く且つ回転時に騒音を発生させない
程度に低速のDVDビデオ・オーディオ用回転速度を設
定し、上記情報記録媒体の種類をDVD−ROMディス
クと判断したときには上記各回転速度の中から最大の回
転速度を設定する回転速度設定手段を設けたものであ
る。
【0007】また、上記のような情報再生装置におい
て、上記情報記録媒体種類判断手段を、上記情報記録媒
体のディレクトリ又はファイル情報が記録されている特
定領域を再生してDVDビデオディスク又はDVDオー
ディオディスクを示す識別情報を検出したときに、上記
情報記録媒体の種類をDVDビデオディスク又はDVD
オーディオディスクと判断する手段にするとよい。さら
に、上記識別情報をDVDビデオフォーマットを示すデ
ィレクトリ名情報又はDVDオーディオフォーマットを
示すディレクトリ名情報にするとよい。また、上記のよ
うな情報再生装置において、上記情報記録媒体種類判断
手段を、上記情報記録媒体のコピーライト情報が記録さ
れている特定領域を再生してコピーライトフラグを検出
したときに、上記情報記録媒体の種類をDVDビデオデ
ィスク又はDVDオーディオディスクと判断する手段に
するとよい。
【0008】さらに、上記のような情報再生装置におい
て、上記情報記録媒体種類判断手段による上記情報記録
媒体の種類の判断を、上記情報記録媒体挿入時のディス
ク情報マウント処理時に実行する手段を設けるとよい。
また、上記のような情報再生装置において、上記回転速
度設定手段による回転速度の設定を上記情報記録媒体上
のデータのスクランブルデータを解くためのビデオ再生
用の相互認証を実施した直後に行う手段を設けるとよ
い。さらに、上記のような情報再生装置において、上記
回転速度設定手段に、上記DVDビデオ・オーディオ用
回転速度の設定の際に外部から上記DVDビデオ・オー
ディオ用回転速度よりも高速の回転速度が指示されてい
ても、上記DVDビデオ・オーディオ用回転速度を設定
する手段を設けるとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の情報
再生装置の一実施形態であるDVD−ROMドライブ装
置の構成を示すブロック図である。このDVD−ROM
ドライブ装置20はCPU,ROM及びRAM等からな
るマイクロコンピュータによって実現され、ATAPI
等のインタフェース(I/F)22を介してパーソナル
コンピュータ等のホストコンピュータ21と接続されて
おり、CD−ROMディスク,DVD−ROMディスク
等の情報記録媒体である光ディスク23のデータを再生
する。また、CD−R/RWディスク,DVDディスク
等の書込可能な情報記録媒体に対するデータの記録も行
う。
【0010】DVD−ROMドライブ装置20は、1〜
15の各部からなり、略公知技術なので以下に各部を簡
単に説明する。CPU1は、ユーザマイクロコントロー
ラ(User Micro Controller)で
あり、この装置の全動作を制御する中央演算処理LSI
である。フラッシュROM(Flash ROM)2
は、CPU1が各種の処理を実行する際に使用する作業
領域であり、データを消去及び書き換え可能な不揮発性
メモリである。ホストインタフェースコントローラ(H
OST I/F Controller)3は、ホスト
コンピュータ21とこの装置とのデータ通信を司るLS
Dである。
【0011】バッファマネージャ(Buffer Ma
nager)4は、ホストコンピュータ21からの転送
データ及び光ディスク23から読み出したデータの転送
制御をするLSIである。DRAM5は、ホストコンピ
ュータ21からの転送データ及び光ディスク23から読
み出したデータを一時格納するバッファメモリである。
サブコードオペレーションコントローラ(SUB CO
DE OPERATION CONTOROLER)6
は、光ディスク23上に記録するサブコードを生成した
り、光ディスク23から読み出したサブコードを分離
(SUB P,Q,R,…、W)するLSIである。
【0012】CD−ROMエンコーダ(CD−ROM
ENCORDER)7は、CD−ROMデータを光ディ
スク23に書く前に変調するLSIである。SRAM8
は、プログラム変数等を格納するメモリである。CD−
ROMデコーダ(CD−ROM DECORDER)9
は、光ディスク23から再生したCD−ROMデータを
復調するLSIである。オーディオコントローラ(AU
DIO CONTROLLER)10は、音楽データ
(オーディオデータ)再生をコントロールするLSIで
ある。システムコントローラ(SYSTEM CONT
ROLLER)11は、光ディスク23への情報(デー
タ)の記録・再生を制御するLSIである。
【0013】CDエンコーダ(CD ENCORDE
R)12は、光ディスク23にデータを記録する前にユ
ーザデータとサブコードをディスク規格に適合できるよ
うに変調するLSIである。CD/DVDデコーダ(C
D/DVD DECORDER)13は、光ディスク2
3から再生したCD−ROMデータをユーザデータとサ
ブコードに分離して復調するLSIと、DVD−ROM
データをユーザデータとしてデコードするLSIであ
る。サーボ部(SERVO)14は、データ記録及び再
生時のサーボ処理を行う。スピンドルコントローラ(S
PINDLE CONTROLLER)15は、光ディ
スク23の回転制御を行うLSIである。
【0014】すなわち、上記システムコントローラ1
1,スピンドルコントローラ15が、情報記録媒体を複
数種類の回転速度の中から設定された回転速度で回転さ
せる回転手段の機能を、上記システムコントローラ11
等が、回転手段によって回転させながら情報記録媒体上
のデータを再生する再生手段の機能をそれぞれ果たす。
また、上記システムコントローラ11が、回転手段によ
って初期設定された回転速度で情報記録媒体を回転させ
ながら再生手段によって再生したデータに基づいて情報
記録媒体の種類を判断する情報記録媒体種類判断手段
と、その手段によって情報記録媒体の種類をDVDビデ
オディスク又はDVDオーディオディスクと判断したと
きには回転制御手段に各回転速度の中から予め選定して
おいたデータ再生に支障が無く且つ回転時に騒音を発生
させない程度に低速のDVDビデオ・オーディオ用回転
速度を設定し、情報記録媒体の種類をDVD−ROMデ
ィスクと判断したときには各回転速度の中から最大の回
転速度を設定する回転速度設定手段の機能を果たす。
【0015】さらに、上記システムコントローラ11
は、情報記録媒体のディレクトリ又はファイル情報が記
録されている特定領域を再生してDVDビデオディスク
又はDVDオーディオディスクを示す識別情報を検出し
たときに、情報記録媒体の種類をDVDビデオディスク
又はDVDオーディオディスクと判断する手段の機能を
果たし、その識別情報がDVDビデオフォーマットを示
すディレクトリ名情報又はDVDオーディオフォーマッ
トを示すディレクトリ名情報にするとよい。
【0016】また、情報記録媒体のコピーライト情報が
記録されている特定領域を再生してコピーライトフラグ
を検出したときに、情報記録媒体の種類をDVDビデオ
ディスク又はDVDオーディオディスクと判断する手段
と、情報記録媒体の種類の判断を、情報記録媒体挿入時
のディスク情報マウント処理時に実行する手段と、回転
速度設定手段による回転速度の設定を情報記録媒体上の
データのスクランブルデータを解くためのビデオ再生用
の相互認証を実施した直後に行う手段と、DVDビデオ
・オーディオ用回転速度の設定の際に外部からDVDビ
デオ・オーディオ用回転速度よりも高速の回転速度が指
示されていても、DVDビデオ・オーディオ用回転速度
を設定する手段の各機能も果たす。
【0017】次に、このDVD−ROMドライブ装置に
おけるこの発明の請求項1に係わる回転速度設定制御処
理について説明する。図2は、図1に示したシステムコ
ントローラ11によるこの発明の請求項1に係わる回転
速度設定制御処理を示すフローチャート図である。この
発明の請求項1に係わる回転速度設定制御処理は、挿入
されている光ディスク23がDVDビデオディスク(D
VD−Video Disk)又はDVDオーディオデ
ィスク(DVD−Audio Disk)であった場合
に、予め選定しておいたデータ再生に支障が無く且つ回
転時に騒音を発生させない程度に低速の再生速度で回転
させるものである。
【0018】例えば、DVD−ROMドライブ装置が、
DVD−ROMディスク用の再生速度として最大の回転
速度がX10であり、再生エラーによる再生リトライ
(再生エラーが発生しやすい光ディスクを用いた場合、
低い速度を用いて再生させることによって再生能力を高
めるための処理)時の再生速度として、X8(8倍
速),X4,X2などのX10以下のスピードを持って
いる場合、最大の回転速度では騒音が発生するときに
は、DVD−ROM専用再生速度としてX10を選定し
ておく。また、DVDビデオディスク又はDVDオーデ
ィオディスク用の回転速度としてX4を選定しておく。
この回転速度X4は、データ再生に支障が無く且つ回転
時に騒音を発生させない程度に低速の回転速度である。
【0019】図2に示すように、システムコントローラ
11は、ステップ(図中「S」で示す)1でスピンドル
コントローラによって初期設定された回転速度で光ディ
スクを回転させながら再生したデータに基づいて、挿入
している光ディスクの種類を、すなわち光ディスクがD
VDビデオディスク又はDVDオーディオディスクか否
かを判断する。その判断でDVDビデオディスクでもD
VDオーディオディスクでもなく、DVD−ROMディ
スクと判断したら、ステップ2へ進んでDVD−ROM
ディスク用の最大の回転速度(X10)を設定する。ま
た、DVDビデオディスク又はDVDオーディオディス
クと判断した場合には、ステップ3へ進んでDVDビデ
オディスク・DVDオーディオディスク用の低速回転速
度(X4)を設定する。
【0020】上記回転速度の設定後、この回転速度設定
制御処理を終了し、光ディスク23のDVD−ROMデ
ータ,あるいはDVDビデオデータ,DVDオーディオ
データの再生処理に移行する。このようにして、DVD
ビデオディスク又はDVDオーディオディスク再生時に
データ再生に支障が無いように騒音の発生を防止するこ
とができ、ユーザは映像や音楽を快適に視聴することが
できる。
【0021】次に、このDVD−ROMドライブ装置に
おけるこの発明の請求項2と3に係わる回転速度設定制
御処理について説明する。図3は、図1に示したシステ
ムコントローラ11によるこの発明の請求項2と3に係
わる回転速度設定制御処理を示すフローチャート図であ
る。この発明の請求項2と3に係わる回転速度設定制御
処理は、挿入されているDVD Discの所定の場所
であるディレクトリ(Directory)やファイル
情報(File情報)が格納されている場所を再生し
て、DVDビデオディスク又はDVDオーディオディス
クを特定する識別情報(識別子)を検出することによっ
てDVDビデオディスク又はDVDオーディオディスク
か否かを判別するものである。
【0022】図3に示すように、システムコントローラ
11は、ステップ11で光ディスクの所定の領域(例え
ば、ファイル情報領域)を再生する。ステップ12で再
生データをバッファメモリに格納する(再生データバッ
ファリング)。ステップ13で予め記憶しておいた検出
パターンをロードして設定を行う。この検出パターン
は、DVDビデオディスク又はDVDオーディオディス
クを示す識別情報であるファイル名やディレクトリ名で
ある。ファイル名の場合は、Video_TSの中の
「***.vob」という拡張子を見つけて判断する。
【0023】例えば、DVDビデオディスクの場合、V
obファイルは、Video Object(Vide
o Data)が入っているファイルであり、通常のD
VDビデオディスクには多数存在する。ただし、ファイ
ル名なのでディレクトリ情報(Directory情
報)の後に記録されており、検出に時間がかかる。しか
しながら、ディレクトリで“VIDEO_TS”という
ディレクトリ名は所定のアドレスの先頭の方に記録され
ているので早く検出しやすい。また、DVDオーディオ
ディスクの場合は、Audio_TSの中の「***.
vob」という拡張子を見つけて判断する。
【0024】ステップ14で検出パターンを検出するD
RAM内のバッファアドレスの設定を行う。ステップ1
5で所定のバッファメモリアドレスにおけるパターン検
出を開始し、パターンが検出されなければステップ16
へ進んでバッファアドレスをインクリメントして次のバ
ッファメモリアドレスを設定する。ステップ15の判断
で検出パターンが検出された場合は、挿入されている光
ディスクがDVDビデオディスク又はDVDオーディオ
ディスクであると判断し、ステップ19へ進んでDVD
ビデオディスク・DVDオーディオディスク用の低速回
転速度(X4)を設定する。
【0025】ステップ16でバッファメモリアドレスを
インクリメントし、ステップ17でその値が所定の検出
範囲を超えた場合は、パターン検出処理を終了し、挿入
された光ディスクがDVD−ROMディスクであると判
断し、ステップ18へ進んでDVD−ROMディスク用
の最大回転速度(X10)を設定する。ステップ17の
判断で次のバッファメモリアドレスが検出範囲内にある
と判断した場合は、ステップ15へ戻ってパターン検出
処理を続行する。
【0026】このようにして、DVDビデオディスク及
びDVDオーディオディスクだけに存在するディレクト
リ名等の識別情報が記録された所定領域を検索するので
検索処理時間が短くなる。すなわち、DVDビデオディ
スク及びDVDオーディオディスクの識別子が1種類で
あれば簡単に検索でき、検索の処理時間も短くなる。
【0027】次に、DVD−ROMドライブ装置では、
光ディスク挿入時のマウント処理において、その光ディ
スクのデータ領域のスタートアドレスやエンドアドレス
などが記入されているリードイン(Lead−In)領
域を必ず再生する。このリードイン領域には、この光デ
ィスクのコピーライト(Copyright)情報も記
録されている。このコピーライト情報において、コピー
ライトマテリアル(Copyright Materi
al)フラグを検出した際には、この光ディスクがDV
Dビデオディスク又はDVDオーディオディスクである
ことが判断できる。したがって、上述の回転速度設定処
理のようにわざわざ特別な領域を再生する必要がなくな
り、さらに回転速度設定処理の時間を短縮することがで
きる。
【0028】また、この回転速度設定処理はディスクマ
ウント時に実施しておかないと、ホストコンピュータ2
1からの再生命令が来たときに実行せざるを得なくな
る。この場合、OSの再生タイムアウト(例えば、Wi
ndows OSの再生時間のタイムアウトは、7.5
s)になる確率が高くなる恐れがある。なお、ウインド
ウズ(Windows)は登録商標である。OSの再生
タイムアウト(Timeout)が発生すると、例えば
ウインドウズOSでは、ブルースクリーンになったり、
H/W Resetが発生してホストコンピュータ21
をリセットしなければならなくなる恐れがある。
【0029】次に、このDVD−ROMドライブ装置に
おけるこの発明の請求項4と5に係わる回転速度設定制
御処理について説明する。図4は、図1に示したシステ
ムコントローラ11によるこの発明の請求項4と5に係
わる回転速度設定制御処理を示すフローチャート図であ
る。この回転速度設定制御処理は、ディスクマウント時
に行う。システムコントローラ11は、まず、ステップ
21で挿入されている光ディスクのデータを再生するた
めに、フォーカスサーボ,トラッキングサーボなどのサ
ーボ初期化処理を実施する。ステップ22へ進んでDV
D又はCDかのディスク判別処理を実施する。
【0030】ステップ23で挿入されている光ディスク
がDVDディスクであると判断した場合は、ステップ2
4へ進んでリードイン領域の再生を実施する。このリー
ドイン領域は、いくつかのブロックに分かれており、ユ
ーザエリアの再生位置,終了位置,1層/2層の判別フ
ラグ等からなるフィジカルインフォメーション情報(P
hysical Information)や、スクラ
ンブルされたビデオコンテンツ(Video Cont
ents)を解く鍵CSS(Contents Scr
amble System)用のディスクキー(Dis
c Key)や、コピーライト(Copyright)
情報などが記録されている。ステップ25でこのリード
イン領域から再生したデータをDRAMに格納し、その
中からフィジカルインフォメーション情報(Physi
cal Information)をまず取り出す。
【0031】次に、ステップ26でコピーライト(Co
pyright)情報を取り出す。ステップ27へ進ん
でコピーライト情報からコピーライトマテリアルフラグ
(Copyright Material Flag)
を検出したか否かを判断し、コピーライトマテリアルを
検出した場合は、DVDビデオディスク又はDVDオー
ディオディスクと判断して、ステップ28へ進んでDV
Dビデオディスク・DVDオーディオディスク用の低速
回転速度(X4)を設定する。ステップ27の判断で、
このコピーライトマテリアルフラグを検出しなかった場
合は、DVD−ROMディスクと判断して、ステップ3
0へ進んでDVD−ROMディスク用の最大回転速度
(X10)を設定する。一方、ステップ23の判断でD
VDディスクでないときはCDと判別して、ステップ2
9へ進んでCDのディスク情報マウント処理動作を実施
する。
【0032】このようにして、ディスクマウント処理に
おいて必ず再生する情報からDVDビデオディスク又は
DVDオーディオディスクか否かを判断するので、わざ
わざ特別な領域を再生して上記判断を行う必要が無く、
回転速度の設定処理を短時間で済ませることができる。
また、ディスクマウント時に回転速度設定処理を実施す
るので,ホストコンピュータからの再生命令時に実行す
ることがなくなり、ホストコンピュータからの再生命令
実行の処理効率が向上し、ブルースクリーンやPCリセ
ットなどの不具合の発生を回避することができる。
【0033】次に、DVDビデオディスク又はDVDオ
ーディオディスクを再生する場合には、ホストコンピュ
ータ21とDVD−ROMドライブ装置20との間で相
互認証動作(CSS Authentication)
を実施する。この相互認証動作は、ビデオコンテンツ
(Video Contents)又はオーディオコン
テンツを再生する前に必ず実施するものである。これを
実施するのは、DVDビデオディスク又はDVDオーデ
ィオディスクに限定されているので、これが実施された
後に回転速度を設定(例えば、コンテンツ再生時の回転
速度を落とすように)すれば、特別な処理を実施しない
で済む。
【0034】次に、このDVD−ROMドライブ装置に
おけるこの発明の請求項6に係わる回転速度設定制御処
理について説明する。図5は、図1に示したシステムコ
ントローラ11によるこの発明の請求項6に係わる回転
速度設定制御処理を示すフローチャート図である。シス
テムコントローラ11は、上述したCSSの一環で、ス
クランブルされたビデオコンテンツ(Video Co
ntents)又はオーディオコンテンツを再生するた
めに、ホストコンピュータ21との間で、このコンテン
ツ(Contents)が再生できるか否かを確認する
ための相互認証処理を実施する。
【0035】この処理において、ビデオコンテンツ又は
オーディオコンテンツが再生できるとお互いに認識した
場合は、ディスクキー(Disc Key)やタイトル
キー(Title Key)の転送を行い、ビデオデー
タ(Video Data)又はオーディオデータのス
クランブルを解く鍵をホストコンピュータ21へ転送す
る。そして、システムコントローラ11は、図5に示す
ように、まずはじめに、ステップ41でDVD−ROM
ディスク用の最大回転速度(X10)を設定しておく。
ステップ42でホストコンピュータから相互認証動作が
開始される。
【0036】ステップ43の判断で相互認証の結果がO
Kの場合は、ステップ44へ進んでホストコンピュータ
からディスクキーの再生命令が来て、ディスクキー再生
処理を実施する。ステップ45でこの再生されたディス
クキーをホストコンピュータに転送することによって相
互認証動作が完了する。次に、タイトル(Title)
再生に必要なタイトルキー(Title Key)の転
送要求がホストコンピュータから発生する。このとき、
相互認証動作がOKなので、ステップ46でDVDビデ
オディスク・DVDオーディオディスク用の低速回転速
度(X4)を設定し、ステップ47でタイトルキー(T
itleKey)が記録されているセクタを再生するタ
イトルキー再生処理を実施する。タイトルキーを再生し
終えたら、ステップ48でホストコンピュータに対して
このタイトルキーを転送する。
【0037】一方、ステップ43の判断において相互認
証が失敗した場合は、DVDビデオディスクとDVDオ
ーディオディスクが再生できないので、そのまま本処理
を終了させる。このようにして、ホストコンピュータと
の相互認証動作において、挿入されている光ディスクの
ディレクトリ情報を再生するときは高速で再生し、ビデ
オコンテンツ(Video Contents)又はオ
ーディオコンテンツの再生のときには回転速度を減速す
るので不要な処理を省くことができる。
【0038】次に、ホストコンピュータから再生スピー
ドを設定してくる場合があり、DVDビデオディスク又
はDVDオーディオディスクの再生時に最大回転速度が
設定された場合は、その再生スピードで再生させると騒
音を発生してしまう恐れがある。そこで、ホストコンピ
ュータから回転速度の指定があっても騒音を発生させな
い回転速度を優先的に設定するようにすると良い。
【0039】次に、このDVD−ROMドライブ装置に
おけるこの発明の請求項7に係わる回転速度設定制御処
理について説明する。図6は、図1に示したシステムコ
ントローラ11によるこの発明の請求項7に係わる回転
速度設定制御処理を示すフローチャート図である。この
処理は、ホストコンピュータ(Host)21から速度
選定が実施された場合に実施する。図6に示すように、
システムコントローラ11は、まず、ステップ51でホ
ストコンピュータから再生速度設定が実施されて、回転
速度の指定があったか否かを判断し、回転速度の指定が
されていなければ、ステップ53へ進んでDVDビデオ
ディスク又はDVDオーディオディスク用の低速回転速
度(X4)を設定する。
【0040】ステップ51の判断で回転速度の指定があ
った場合、ステップ52へ進んでホストコンピュータか
らの要求速度である回転速度が、DVDビデオディスク
又はDVDオーディオディスク用の低速回転速度(X
4)よりも大きいか否かを判断し、大きかった場合は、
ステップ53へ進んでDVDビデオディスク又はDVD
オーディオディスク用の低速回転速度(X4)を設定す
る。ステップ52の判断でホストコンピュータからの要
求速度である回転速度が、DVDビデオディスク又はD
VDオーディオディスク用の低速回転速度(X4)より
も大きくなければ、すなわちホストコンピュータからの
要求速度が低速回転速度(X4)以下であった場合は、
ステップ54へ進んで回転速度(再生速度)としてホス
トコンピュータから指定された要求速度である回転速度
を設定する。
【0041】このようにして、DVDビデオディスク又
はDVDオーディオディスクの再生時、ホストコンピュ
ータから高速な回転速度が指定されてもそれを無効にし
てDVDビデオディスク又はDVDオーディオディスク
用の低速回転速度で回転させて再生するので騒音の発生
を防止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の情
報再生装置によれば、DVD−ROMディスクのデータ
再生時は再生速度を最高速で行えるようにし、DVDビ
デオディスク及びDVDオーディオディスクのデータ再
生時には騒音や振動を発生させないようにすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の情報再生装置の一実施形態であるD
VD−ROMドライブ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示したシステムコントローラ11による
この発明の請求項1に係わる回転速度設定制御処理を示
すフローチャート図である。
【図3】図1に示したシステムコントローラ11による
この発明の請求項2と3に係わる回転速度設定制御処理
を示すフローチャート図である。
【図4】図1に示したシステムコントローラ11による
この発明の請求項4と5に係わる回転速度設定制御処理
を示すフローチャート図である。
【図5】図1に示したシステムコントローラ11による
この発明の請求項6に係わる回転速度設定制御処理を示
すフローチャート図である。
【図6】図1に示したシステムコントローラ11による
この発明の請求項7に係わる回転速度設定制御処理を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
1:CPU 2:フラッシュROM 3:ホストI/Fコントローラ 4:バッファマネージャ 5:DRAM 6:サブコードオペレーションコントローラ 7:CD−ROMエンコーダ 8:SRAM 9:CD−ROMデコーダ 10:オーディオコント
ローラ 11:システムコントローラ 12:CDエンコーダ 13:CD/DVDデコーダ 14:サーボ部 15:スピンドルコントローラ 20:DVD−ROMドライブ装置 21:ホストコンピュータ 22:I/F 23:光ディスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体を複数種類の回転速度の中
    から設定された回転速度で回転させる回転手段と、該回
    転手段によって回転させながら前記情報記録媒体上のデ
    ータを再生する再生手段とを備えた情報再生装置におい
    て、 前記回転手段によって初期設定された回転速度で前記情
    報記録媒体を回転させながら前記再生手段によって再生
    したデータに基づいて前記情報記録媒体の種類を判断す
    る情報記録媒体種類判断手段と、該手段によって前記情
    報記録媒体の種類をDVDビデオディスク又はDVDオ
    ーディオディスクと判断したときには前記回転制御手段
    に前記各回転速度の中から予め選定しておいたデータ再
    生に支障が無く且つ回転時に騒音を発生させない程度に
    低速のDVDビデオ・オーディオ用回転速度を設定し、
    前記情報記録媒体の種類をDVD−ROMディスクと判
    断したときには前記各回転速度の中から最大の回転速度
    を設定する回転速度設定手段とを設けたことを特徴とす
    る情報再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報再生装置において、 前記情報記録媒体種類判断手段が、前記情報記録媒体の
    ディレクトリ又はファイル情報が記録されている特定領
    域を再生してDVDビデオディスク又はDVDオーディ
    オディスクを示す識別情報を検出したときに、前記情報
    記録媒体の種類をDVDビデオディスク又はDVDオー
    ディオディスクと判断する手段であることを特徴とする
    情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記識別情報がDVDビデオフォーマッ
    トを示すディレクトリ名情報又はDVDオーディオフォ
    ーマットを示すディレクトリ名情報である請求項2記載
    の情報再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報再生装置において、 前記情報記録媒体種類判断手段が、前記情報記録媒体の
    コピーライト情報が記録されている特定領域を再生して
    コピーライトフラグを検出したときに、前記情報記録媒
    体の種類をDVDビデオディスク又はDVDオーディオ
    ディスクと判断する手段であることを特徴とする情報再
    生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    情報再生装置において、 前記情報記録媒体種類判断手段による前記情報記録媒体
    の種類の判断を、前記情報記録媒体挿入時のディスク情
    報マウント処理時に実行する手段を設けたことを特徴と
    する情報再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    情報再生装置において、 前記回転速度設定手段による回転速度の設定を前記情報
    記録媒体上のデータのスクランブルデータを解くための
    ビデオ再生用の相互互認証を実施した直後に行う手段を
    設けたことを特徴とする情報再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    情報再生装置において、 前記回転速度設定手段に、前記DVDビデオ・オーディ
    オ用回転速度の設定の際に外部から前記DVDビデオ・
    オーディオ用回転速度よりも高速の回転速度が指示され
    ていても、前記DVDビデオ・オーディオ用回転速度を
    設定する手段を設けたことを特徴とする情報再生装置。
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