JP2001357601A - 光ディスク装置およびそのディスクモータ制御方法 - Google Patents

光ディスク装置およびそのディスクモータ制御方法

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JP2001357601A
JP2001357601A JP2000184564A JP2000184564A JP2001357601A JP 2001357601 A JP2001357601 A JP 2001357601A JP 2000184564 A JP2000184564 A JP 2000184564A JP 2000184564 A JP2000184564 A JP 2000184564A JP 2001357601 A JP2001357601 A JP 2001357601A
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dvd
disk
video
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JP2000184564A
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English (en)
Inventor
Eiji Ikeda
栄司 池田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDディスクに記録されているコンテンツ
を判断してディスク回転速度を制御して消費電力を軽減
し、ディスク回転に伴う振動や騒音を抑える光ディスク
装置のディスクモータの制御方法を提供する。 【解決手段】 DVDディスクのUDF−Bridge
フォーマットのボリュームストラクチャー(Volum
e Structure)、リードインエリアに記録さ
れているコピーライトマネージメントインフォメーショ
ン(CPR_MAI)、またはデータエリアの各セクタ
ヘッドに記録されているコピーライトマネージメントイ
ンフォメーション(CPR_MAI)等からDVDディ
スクに記録されているコンテンツがVideoコンテン
ツか否かを判定し、この判定結果に基づいてディスクの
回転速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録媒体を再生
することができる光ディスク装置およびそのディスクモ
ータ制御方法に係わり、特にDVDディスクの再生技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】DVD規格で決めれらているDVDディ
スクのチャネルビットレートで決まるディスク回転速度
より速い速度でディスクを回転させて再生する光ディス
ク装置が製品化されている。このような製品は、DVD
−ROMディスクやDVD−RAMディスクといった物
理的に異なる種類のディスク毎にディスク回転速度を制
御しており、ディスク再生中はそのディスクの読み取り
に対応できる最も速い速度でディスクを回転させるのが
一般的である。また、ディスクを高速で回転させること
によって生じる振動や騒音を抑えたり、消費電力を抑え
る手段として、一定時間の間、ディスクからデータを読
み取る必要がなかった場合にディスク回転速度を下げた
り、ディスク回転を止めたりするような処理が一般的に
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像や
音楽を長時間再生するDVDディスクの場合、再生中は
常にデータを読み取る必要がある。このDVDディスク
を高速で回転させた場合、バッファメモリの記録容量を
越えると、ポーズ状態にしてピックアップでデータを読
まないようにしているが、そのポーズ期間は短く、例え
ば1sec以下である。このため、映像や音楽を長時間
再生するDVDディスクでは、他の内容、例えばコンピ
ュータのソフトウェアを記録したDVD−ROMディス
クやDVD−RAMディスクとは異なり、上述のよう
に、ディスクの回転速度を下げたり、止めたりすること
はできず、常に最も速い速度でディスクを回転させるこ
とになる。
【0004】DVDディスクは記録されるコンテンツに
よって、映画などを記録したDVD−Videoディス
ク、音楽などを記録したDVD−Audioディスク、
コンピュータのソフトウェアやデータなどDVD規格で
規定されていないデータを記録したディスクといった種
類に分類できる。このなかで、コンピュータのソフトウ
ェアやデータを記録したディスクの場合、記録されてい
るデータを読み取る時間を少しでも少なくして、コンピ
ュータシステム全体の処理速度を上げるため、ディスク
を高速回転させてデータのスループットを向上させる必
要がある。
【0005】しかし、DVD−VideoディスクやD
VD−Audioディスクの場合、記録されている映像
や音楽といったデータの形式はDVD規格で決められて
おり、そのデータのビットレートはDVDディスクのチ
ャネルビットレート以下となるように決められている。
従って、DVD−VideoディスクやDVD−Aud
ioディスクの場合、ディスクをDVD規格で決められ
ているチャネルビットレートが得られる速度で回転させ
れば十分であり、極端な高速回転は無用である。また、
DVD−VideoディスクやDVD−Audioディ
スクに記録されている映像や音楽は長時間に亘り連続再
生するため、ディスク回転速度を映像や音楽の連続再生
するに十分な速度に落として再生することは、消費電力
を抑え、またディスク回転に伴う振動や騒音を抑えるに
十分な効果を発揮する。
【0006】このためには、DVDディスクに記録され
ているコンテンツがビデオ、またはオーディオか、その
他の内容かを判断し、DVD−VideoディスクやD
VD−Audioディスクといった映像や音楽を長時間
記録したディスクを再生する場合には回転数を下げて、
不必要な消費電力の増大やディスク回転に伴う振動や騒
音を抑えることが望ましい。
【0007】本発明の目的は、DVDディスクに記録さ
れているコンテンツを判断して、DVDディスクを適切
なディスク回転速度に制御する光ディスク装置のディス
クモータの制御技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、DVDディスクに記録されているコン
テンツを判定する手段を設け、該コンテンツの判定結果
に基づいてディスクの回転速度を制御する。
【0009】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。第1の発明では、再生中は常にデータの読み取りが
必要な第1のコンテンツが記録された第1のDVDディ
スクと、再生中にデータの読み出しを中断できる第2の
コンテンツが記録された第2のDVDディスクとを再生
可能な光ディスク装置において、該第1のコンテンツに
対して特有なデータの有無を判定し、該第1のコンテン
ツと判定された場合には、該第1のDVDディスクの回
転速度を該第2のDVDディスクの回転速度以下とす
る。
【0010】第2の発明では、情報記録媒体としてDV
Dディスクを再生することができる光ディスク装置にお
いて、再生するDVDディスクに記録されているコンテ
ンツの種類を判断し、該DVDディスクの回転速度を該
コンテンツを再生するのに適するディスクの回転速度に
制御する。第2の発明において、再生する該DVDディ
スクのルートディレクトリ下のVIDEO_TSディレ
クトリの更に下に置かれるVIDEO_TS.IFOと
いう名前のファイルが記録されていることを検出するこ
とによって、該DVDディスクに記録されているコンテ
ンツがDVD−Videoであると判断し、該DVDデ
ィスクの回転速度を該DVD−Videoを再生するに
適するディスクの回転速度に制御する。また、再生する
該DVDディスクのルートディレクトリ下にVIDEO
_TSという名前のディレクトリが記録されていること
を検出することによって、該DVDディスクに記録され
ているコンテンツがDVD−Videoであると判断
し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−Vide
oを再生するに適するディスクの回転速度に制御する。
また、第2の発明において、再生する該DVDディスク
のリードインエリアに記録されているコピーライトプロ
テクションシステムタイプ(Copyright Pr
otection System Type)が01h
であることを検出することによって、該DVDディスク
に記録されているコンテンツがDVD−Videoであ
ると判断し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−
Video再生するに適するディスクの回転速度に制御
する。また、再生する該DVDディスクのリードインエ
リアに記録されているリジョンマネジメントインフォメ
ーション(Region Management In
formation)により、ある地域での再生が禁止
されていることを検出することによって、該DVDディ
スクに記録されているコンテンツがDVD−Video
であると判断し、該DVDディスクの回転速度を該DV
D−Video再生するに適するディスクの回転速度に
制御する。また、データエリアに各セクタデータが記録
され、該セクタデータのヘッダにCPMビット(Cop
yright Materialビット)が記憶されて
いるDVDディスクの該CPMビットが1であることを
検出することによって再生する該DVDディスクに記録
されているコンテンツがDVD−Videoであると判
断し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−Vid
eoを再生するに適したディスクの回転速度に制御す
る。
【0011】第3の発明では、再生中常にデータの読み
取りが必要な第1のコンテンツが記録された第1のDV
Dディスクと、再生中にデータの読み出しを中断できる
第2のコンテンツが記録された第2のDVDディスクと
を再生可能な光ディスク装置のディスクモータの制御方
法において、該第1のコンテンツに対して特有なデータ
の有無を判定するステップと、第1のコンテンツと判定
された場合には、該第1のDVDディスクの回転速度を
該第2のDVDディスクの回転速度以下に制御するステ
ップとを備える。
【0012】第4の発明では、光ディスク装置のディス
クモータの制御方法は、再生するDVDディスクのルー
トディレクトリを検出するステップと、該ルートディレ
クトリからVIDEO_TSディレクトリを検出するス
テップと、該VIDEO_TSディレクトリからVID
EO_TS.IFOという名前のファイルの有無を判定
するステップと、該VIDEO_TS.IFOを検出す
ることによって、該DVDディスクに記録されているコ
ンテンツがDVD−Videoであると判断して、該デ
ィスクモータの回転数を制御するステップとを備える。
【0013】第5の発明では、光ディスク装置のディス
クモータの制御方法は、2種類以上のディスク回転速度
を設定できる光ディスク装置のディスクモータ制御にお
いて、再生するDVDディスクに記録されているコンテ
ンツの種類によってそのディスク回転速度を制御する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例を用い、図を参照して説明する。
【0015】図1は本発明による光ディスク装置の一実
施例を示すブロック図である。図において、光ピックア
ップ103はレーザを光ディスク101に照射し、その
反射光を電気信号に変換して出力する。光ピックアップ
103の出力はRead Channel104でアナ
ログ信号からデジタル信号に変換され、デジタル信号処
理回路105に入力される。デジタル信号処理回路10
5では入力されたデジタル信号をDVDフォーマットに
従って復調し、データエラー訂正およびエラー検出を行
いメモリ106に記録する。システムコントローラ10
7は、メモリ106に記録されたデータを読み込むこと
により、ディスクの任意の位置のデータを読むことがで
きる。ディスク回転制御回路108は、デジタル信号処
理回路105からの回転制御信号110またはシステム
コントローラ107から出力される回路制御信号111
に従い、ドライバ109を介してスピンドルモータ10
2の回転制御を行い、光ディスク101を回転させる。
【0016】以下、本実施例にかかわる光ディスク装置
において、ディスク装着時にDVDディスクに記録され
ているコンテンツがDVD−Videoか否かを判定
し、その結果に基づいて該ディスクの回転速度を設定す
る場合の、システムコントローラによる処理の流れを図
2を用いて説明する。図2はDVDディスクの内容によ
る再生速度の設定処理の一実施例を示すフローチャート
である。図において、光ディスク装置にディスクが装着
されると、まず、ステップ201でディスクがCDディ
スクかDVDディスクかを判別する。CDディスクと判
定された場合には、CDディスクにあった再生速度にス
ピンドルモータ102の速度を設定する。DVDディス
クと判定されると、ステップ202に移行し、ディスク
に記録されてるコンテンツがDVD−Videoかどう
かを判断する。DVD−Videoコンテンツと判断さ
れた場合、ステップ203に移行し、システムコントロ
ーラ107は、ディスク回転制御回路に対して、DVD
−Videoコンテンツを再生するに必要十分なディス
クの回転速度になるようにスピンドルモータの回転数を
設定する。例えば、DVDの標準速度であるDVD1層
ディスクで線速度が3.49m/s、DVD2層ディス
クで線速度が3.84m/sとなるように設定する。ス
テップ202でDVD−Videoコンテンツと判断さ
れなかった場合は、ステップ204にてシステムコント
ローラ107は、ディスク回転制御回路に対して、該光
ディスク装置で設定可能な最高のディスク回転速度にな
るようにスピンドルモータ回転数を設定する。ステップ
203またはステップ204でスピンドルモータ102
の回転数を設定した後、ステップ205で再生を開始す
る。
【0017】DVDディスクの最低の再生速度が2倍速
である場合、DVD−VideoディスクまたはDVD
−Audioディスクを最低速度である2倍速で再生
し、コンピュータのソフトなどのデータが記録されたD
VDディスクは最高速度で再生してもよい。
【0018】以下、DVD−Videoコンテンツか否
かを判定する方法について説明する。第1の判定方法
は、DVD−Videoコンテンツの判断を、特定のフ
ァイルや、ファイルを入れる場所のIDを示すディレク
トリがDVDディスク上に存在するかどうかで判断す
る。この場合の実施例について図を用いて説明する。
【0019】図3はDVD−Videoコンテンツが記
録されたDVDディスクでのファイル構成例を示す模式
図である。このファイル構成はDVD規格で決められて
おり、ルートディレクトリ301下にVIDEO_TS
ディレクトリ302が配置され、このVIDEO_TS
ディレクトリ302下に、VIDEO_TS.IFOフ
ァイル303、VIDEO_TS.VOBファイル30
4、VIDEO_TS.BUPファイル305等が配置
される。また、前記VIDEO_TSディレクトリ30
2には、これらのファイルのほかに複数のファイルが配
置されるが、本発明には関係ないので省略する。同じ
く、前記ルートディレクトリ301には、VIDEO_
TSディレクトリ302のほかに複数のディレクトリや
ファイルが配置されることがあるが、本発明には関係な
いので省略する。
【0020】このように、DVD−Videoコンテン
ツを記録する場合は、必ずルートディレクトリ301の
下にVIDEO_TSディレクトリ302を置き、さら
にVIDEO_TSディレクトリ302の下にVIDE
O_TS.IFOファイル303を置くことが決められ
ている。このため、VIDEO_TSディレクトリ30
2やVIDEO_TS.IFOファイル303が存在す
るということは、すなわち該DVDディスクはDVD−
Videoコンテンツである、ということになる。
【0021】DVDディスクに記録されているディレク
トリやファイルの配置情報は、UDF−Bridgeフ
ォーマットで記録されている。UDF−Bridgeフ
ォーマットのVolume Structureは、ア
ンカーボリュームディスクリプタポインタ(Ancho
r Volume Descriptor Point
er)(以下、AVDPと略す)から始まるツリー構造
になっており、ディレクトリやファイルの位置や大きさ
といった情報を持つファイルアイデンティファイヤディ
スクリプタ(File Identifier Des
criptor)(以下、FIDと略す)は、このツリ
ーの最後の方に位置している。
【0022】図4はDVD−Videoコンテンツが記
録されたDVDディスクでのUDF−Bridgeフォ
ーマットのボリュームストラクチャー(Volume
Structure)の構成の一例を示す模式図であ
る。
【0023】図において、AVDP401はすべてのD
VDディスクで同じ論理セクタナンバ(以下、LSNと
略す)に記録されている。また信頼性を上げるために、
LSN=256とディスク最終LSNの2個所に記録さ
れている。このLSNとは、DVDのデータエリア(D
ata Area)先頭を0とした一貫ナンバであり、
DVD−ROMディスクの場合、以下の関係がある。 物理セクタナンバ(PSN)=データエリア(Data
Area)先頭PSN(30000h)+LSN なお、hは16進数を示す。
【0024】物理セクタナンバ(PSN)とは、DVD
の各セクタに割り振られたセクタの番号であり、各セク
タデータのヘッダ部分に記録されており、このセクタ番
号を用いてディスクからデータを読み出す。AVDP4
01には、メインボリュームディスクリプタシーケンス
(MainVolume Descriptor Se
quence)(以下、MVDSと略す)402とリザ
ーブボリュームディスクリプタシーケンス(Reser
ve Volume Descriptor Sequ
ence)(以下、RVDSと略す)403の開始LS
Nとデータバイト数が記録されている。
【0025】信頼性を上げるためにMVDS402とR
VDS403には同じものが記録されている。MVDS
402、或いはRVDS403には、パーティションデ
ィスクリプタ(Partition Descript
or)(PDと略す)やロジカルボリュームディスクリ
プタ(Logical Volume Descrip
tor)(LVDと略す)が記録されている。パーティ
ションディスクリプタ(Partition Desc
riptor)には、UDFロジカルボリュームスペー
ス(UDF Logical Volume Spac
e)(UDF−LVSと略す)404の開始LSNが記
録されている。ロジカルボリュームディスクリプタ(L
ogical Volume Descriptor)
には、ファイルセットディスクリプタシーケンス(Fi
le Set Descriptor Sequenc
e)(FSDSと略す)404aの開始論理ブロックナ
ンバ(以下、LBNと略す)とデータバイト数が記録さ
れている。このLBNとは、UFD−LVS(UDF
Logical Volume Space)404の
先頭を0とする一貫ナンバであり、UDF−LVS(U
DF Logical Volume Space)4
04内のセクタ位置は、このLBNで表現される。従っ
て、LSNとLBNの関係は以下のようになる。 LSN=ロジカルボリュームスペース(Logical
VolumeSpace)先頭LSN+LBN この関係を用いてLBNをLSNに変換し、更にLSN
をPSNに変換してディスク上の記録位置を決め、それ
に基づいてデータをディスクから読み出す。
【0026】FSDS(File Set Descr
iptor Sequence)404aには、ファイ
ルセットディスクリプタ(File Set Desc
riptor)が記録されており、ルートICB(Ro
otICB)404bの開始LBNとデータバイト数が
書かれている。ルートICB404bには、ルートディ
レクトリのファイルエントリ(File Entry)
が記録されており、ルートディレクトリのFID404
cの開始LBNとデータバイト数が書かれている。
【0027】ルートディレクトリのFID404cに
は、ルートディレクトリに置かれるディレクトリやファ
イルの開始LBNとデータバイト数が記録されている。
ここにVIDEO_TSディレクトリのディスクリプタ
(Descriptor)があり、VIDEO_TSデ
ィレクトリICB404dの開始LBNとデータバイト
数が書かれている。VIDEO_TSディレクトリIC
B404dには、VIDEO_TSディレクトリのファ
イルエントリ(File Entry)が記録されてお
り、VIDEO_TSディレクトリのFID404eの
開始LBNとデータバイト数が書かれている。VIDE
O_TSディレクトリのFID404eには、VIDE
O_TSディレクトリに置かれるディレクトリやファイ
ルの開始LBNとデータバイト数が記録されている。こ
こにVIDEO_TS.IFOファイルのディスクリプ
タ(Descriptor)があり、VIDEO_T
S.IFOファイルが記録されている先頭LBNとデー
タバイト数が書かれている。
【0028】このようにUDF−Bridgeフォーマ
ットのボリュームストラクチャー(Volume St
ructure)のツリー構成をAVDP401から順
にたどっていき、VIDEO_TS.IFOファイルの
FID404eを見つけることでVIDEO_TS.I
FOファイルが存在するという判定をすることができ
る。
【0029】以下、図5を用いて、本実施例にかかわる
光ディスク装置において、DVDディスクに記録されて
いるコンテンツがDVD−Videoか否かをルートデ
ィレクトリ下のVIDEO_TSディレクトリ下にVI
DEO_TS.IFOファイルが存在するか否かで判断
する場合の処理の流れについて説明する。図5はDVD
−Videoコンテンツの判断を、特定のファイルや、
ファイルを入れる場所のIDを示すディレクトリがDV
Dディスク上に存在するかどうかで判断する第1の判定
方法の処理の流れを示すフローチャートである。図にお
いて、ステップ501では、AVDP401(図4参
照)を読んで(リードして)、MVDS402およびR
VDS403の開始LSNとデータバイト数を読み取
る。AVDP401はLSN=256とディスク最終L
SNに同じものが記録されており、どちらか片方を読め
ばよい。データエラー等により読めない場合はもう片方
を読み込む。どちらか片方でも読めれば、次のステップ
502に進む。もし、両方のAVDPが読めない場合は
DVD−Videoコンテンツは含まれないと判断す
る。
【0030】ステップ502では、ステップ501で得
た開始LSNからMVDS402を順次読み込んでパー
ティションディスクリプタ(Pertition De
scriptor)(以下、PDと略す)とロジカルボ
リュームディスクリプタ(Logical Volum
e Descriptor)(以下、LVDと略す)を
検索して、UFD−LVS(UDF Volume S
pace)404の開始LSN、およびFSDS(Fi
le Set Descriptor Sequenc
e)404aの開始LBNとデータバイト数を読み取
る。MVDS402にはいくつかのディスクリプタ(D
escriptor)が記録されており、各ディスクリ
プタ(Descirptor)の区別は各セクタデータ
の先頭にあるディスクリプタタッグ(Descript
or Tag)で見分ける。このディスクリプタタッグ
(Descriptor Tag)が5であるセクタが
PDで、6であるセクタがLVDである。ステップ50
1で得たMVDS402のデータバイト数分のセクタデ
ータを読み込んでもPDまたはLVDが見つからない場
合は、このDVDディスクにはDVD−Videoコン
テンツは存在しないと判断する。また、検索途中でデー
タエラー等が発生してPDまたはLVDが見つからなか
った場合は、ステップ501で得たRVDS403の開
始LSNからのセクタを順次読み込んで、同じようにP
DおよびLVDを検索する。MVDS402内の検索、
またはRVDS403内の検索によってPDおよびLV
Dが見つかったら次のステップ503に進む。もし、R
VDS403内の検索でもPDまたはLVDが見つから
なかった場合は、該DVDディスクにはDVD−Vid
eoコンテンツは存在しないと判断する。
【0031】ステップ503では、前ステップ502で
得た開始LBNからFSDS(File Set De
scriptor Sequence)404aを順次
読み込んでファイルセットディスクリプタ(File
Set Descriptor)(以下、FSDと略
す)を検索して、ルートディレクトリのICBの開始L
BNとデータバイト数を読み取り、ステップ504へ進
む。 FSDS404aにはいくつかのDescrip
torが記録されており、各Descirptorの区
別は各セクタデータの先頭にあるDescriptor
Tagで見分ける。このDescriptor Ta
gが256であるセクタがFSDである。ステップ50
2で得たFSDS404aのデータバイト数分のセクタ
データを読み込んでもFSDが見つからない場合は、該
DVDディスクにはDVD−Videoコンテンツは存
在しないと判断する。
【0032】ステップ504では、ステップ503で得
た開始LBNからルートディレクトリのICB404b
を順次読み込んでFile Entryを検索して、ル
ートディレクトリのFID404cの開始LBNとデー
タバイト数を読み取り、ステップ505へ進む。ルート
ディレクトリのICB404bにはいくつかのDesc
riptorが記録されており、各Descripto
rの区別は各セクタデータの先頭にあるDescrip
tor Tagで見分ける。このDescriptor
Tagが261であるセクタがFile Entry
である。ステップ503で得たルートディレクトリIC
B404bのデータバイト数分のセクタデータを読み込
んでもFile Entryが見つからない場合は、該
DVDディスクにはDVD−Videoコンテンツは存
在しないと判断する。
【0033】ステップ505では、ステップ504で得
た開始LBNからルートディレクトリのFID404c
を順次読み込んで、VIDEO_TSという名前のディ
レクトリが記述されたFIDを検索する。通常、FID
は複数記録されている。そのなかで、各Descrip
torのファイルアイデンディファイヤ(FileId
entifier)フィールドの先頭1バイトが08h
で、続くバイトがアスキーコードで“VIDEO_T
S”であり、ファイルキャラクターリスティックス(F
ile Characteristics)フィールド
に“ディレクトリ”と記載されているFIDを見つけ、
VIDEO_TSディレクトリのICBの開始LBNと
データバイト数を読み取る。
【0034】図6はファイルアイデンティファイヤディ
スクリプタ(FID)のデータ内容を示す図である。図
6にはバイト位置とバイト数及びフィールド名が示され
ている。ステップ504で得たルートディレクトリのF
IDのデータバイト数分のセクタデータを読み込んでも
VIDEO_TSディレクトリが記載されたFIDが見
つからない場合は、該DVDディスクにはDVD−Vi
deoコンテンツは存在しないと判断する。見つかった
場合は次のステップ506へ進む。
【0035】ステップ506では、ステップ505で得
た開始LBNからVIDEO_TSディレクトリのIC
B404dを順次読み込んでFile Entryを検
索して、VIDEO_TSディレクトリのFID404
eの開始位置(LBN)とデータバイト数を読み取り、
ステップ507へ進む。VIDEO_TSディレクトリ
のICB404dにはいくつかのDescriptor
が記録されており、ステップ504と同様にDescr
iptor Tagが261であるセクタを探す。ステ
ップ505で得たVIDEO_TSディレクトリのIC
B404dのデータバイト数分のセクタデータを読み込
んでもFile Entryが見つからない場合は、該
DVDディスクにはDVD−Videoコンテンツは存
在しないと判断する。
【0036】ステップ507では、ステップ506で得
た開始LBNからVIDEO_TSディレクトリのFI
D404eを順次読み込んで、VIDEO_TS.IF
Oという名前のファイルが記述されたFIDを検索す
る。通常、FIDは複数記録されている。そのなかで、
各Descriptorのファイルアイデンティファイ
ヤ(File Identifier)フィールドの先
頭1バイトが08hで、続くバイトがアスキーコードで
“VIDEO_TS.IFO”であり、ファイルキャラ
クターリスティックス(File Character
istics)フィールドに“ディレクトリでない”と
記載されているFIDを見つける。ステップ506で得
たVIDEO_TSディレクトリのFIDのデータバイ
ト数分のセクタデータを読み込んでもVIDEO_T
S.IFOファイルが記述されたFIDが見つからない
場合は、該DVDディスクにはDVD−Videoコン
テンツは存在しないと判断する。このVIDEO_T
S.IFOファイルのFIDが見つかることが、すなわ
ち、ルートディレクトリ下のVIDEO_TSディレク
トリ下にVIDEO_TS.IFOというファイルが存
在する、ということを示し、これをもってDVDディス
クはDVD−Videoコンテンツを含んでいると判断
する。
【0037】また、前記ステップ505にて、VIDE
O_TSディレクトリのFIDが見つかることが、すな
わち、ルートディレクトリ下にVIDEO_TSという
ディレクトリが存在する、ということを示し、これをも
ってDVDディスクはDVD−Videoコンテンツを
含んでいると判断してもよく、こちらの方が判定に要す
る時間も短くなる利点がある。しかしながら、なかには
DVD−Videoコンテンツでないにもかかわらず、
ルートディレクトリの下にVIDEO_TSディレクト
リが存在するディスクもある。確実に判断するためには
前記ステップ507まで行い、DVD−Videoに必
ず必要とされるVIDEO_TS.IFOファイルの存
在をもって判断した方がよい。DVDディスクにDVD
−Videoコンテンツが含まれると判断すると、シス
テムコントローラ107は、ディスク回転制御回路に対
して、DVD−Videoコンテンツを再生するに必要
十分なディスクの回転速度になるようにスピンドルモー
タ回転数を設定する。
【0038】以下、第2の判定方法について図7を用い
て説明する。第2の判定方法では、DVD−Video
コンテンツの判断をDVDディスクのリードイン情報に
よって行う。DVD−ROMディスクの場合、リードイ
ンエリアに記録されているコンテンツプロバイダインフ
ォメーション(Contents Provider
Information)の各セクタヘッダにコピーラ
イトマネージメントインフォメーション(Copyri
ght Management Informatio
n)(以下、CPR_MAIと略す)が記録されてい
る。
【0039】図7はリードインエリアに記録されている
コピーライトマネージメントインフォメーション(CP
R_MAI)のフォーマットを示す図である。このCP
R_MAIには、コピーライトプロテクションシステム
タイプ(CopyrightProtection S
ystem Type)(以下、CPS_TYと略す)
というコードが定義されている。このCPS_TYは、
ディスクに記録されているコンテンツのコピー防止シス
テムの種類を示しており、現在1種類だけ定義されてい
る。このコードが01hの場合、ディスクに記録されて
いるコンテンツにはコンテンツスクランブルシステム
(Content ScrambleSystem)
(以下、CSSと略す)に則ったコピー防止システムが
適用されていることを示す。このCSSのコピー防止シ
ステムとは、画像データのコピーを防止するためのもの
で、DVD−Videoコンテンツで一番多く存在する
映画タイトルは、そのほとんどはこのCSSに則ったコ
ピー防止システムを使って記録されている。逆にいう
と、CPS_TYが01hであるディスクは必ずDVD
−Videoコンテンツである、ということができる。
【0040】また、CPR_MAIには、リージョンマ
ネージメントインフォメーション(Region Ma
nagement Information)(以下、
RMAと略す)と呼ばれるコードも定義されている。こ
のRMAは、ディスクに記録されているコンテンツの再
生を地域によって制限するためのものである。全世界を
6つの地域に分割し、このディスクの再生をどこの地域
で許可・禁止するのかを定義してある。このRMAも映
画タイトルをターゲットとして定義されたもので、RM
Aによってどこかの地域が再生禁止と定義してあれば、
該ディスクのコンテンツはDVD−Videoである可
能性が非常に高い。コンピュータ用途向けのデータを記
録したDVDディスクの場合は、地域による再生禁止を
することはない。
【0041】DVDディスクのリードインの情報には、
ほかにディスクの容量や1層/2層ディスクの種類等が
含まれており、データエリアのデータを読み出す前のイ
ニシャルリード処理で必ず読み出すことが一般的であ
る。このイニシャルリード処理でリードイン情報を読ん
だときに、あわせて、CPS_TYやRMAの情報を取
り込む。取り込んだ結果、CPS_TYが01hであっ
たり、RMAでどこかの地域で再生禁止が定義されてい
るようであれば、DVD−Videoコンテンツである
と判断し、システムコントローラ107は、ディスク回
転制御回路に対して、DVD−Video再生を行うに
必要十分なディスクの回転速度になるようにスピンドル
モータ回転数を設定する。
【0042】以下、第3の判定方法について図8を用い
て説明する。第3の判定方法では、DVD−Video
コンテンツの判断をデータエリアの各セクタヘッダにあ
るCPR_MAIのコピーライトマテリアル(Copy
right Material)(以下、CPMと略
す)ビットで行う。データエリアの各セクタのヘッダに
も、先に述べたCPR_MAIが記録されている。ただ
し、データエリアのCPR_MAIは、前述のリードイ
ンエリアのCPR_MAIとフィールド定義が異なる。
【0043】図8はデータエリアの各セクタヘッドに記
録されているコピーライトマネージメントインフォメー
ション(CPR_MAI)のフォーマットを示す図であ
る。図において、このCPMビットは、このセクタデー
タが著作物を含んでいることを示し、一般的には、CS
Sに則ったコピー防止システムが施されたディスクにお
いて、実際の画像データに対してCPMビットが1にセ
ットされている。従って、CPMが1にセットされてい
れば、DVD−Videoコンテンツを示すことにな
る。ディスクのデータをリードする際には、リード位置
の確認のためにセクタヘッダにあるセクタIDを各EC
Cブロック毎、あるいは各セクタ毎に常に読み込んで確
認するのが一般的である。このセクタIDの確認処理に
おいて、同じセクタヘッダのCPMビットも読み込んで
監視しておき、CPMビットが1になったらDVD−V
ideoコンテンツであると判断し、システムコントロ
ーラ107は、ディスク回転制御回路に対して、DVD
−Video再生を行うに必要十分なディスクの回転速
度になるようにスピンドルモータ回転数を設定する。
【0044】なお、先に述べた各第1〜3の判定方法に
おけるDVD−Videoコンテンツの判断処理を単独
で行わず、それぞれ自由に組み合わせて判断処理するこ
とも可能であることは明白である。例えば、第2の判定
方法を用いて、まずDVDディスクがVideoコンテ
ンツであるか否かを判定し、この第2の判定方法でVi
deoコンテンツと判断された場合には、ビデオ再生に
必要な回転速度になるようにディスクの回転速度を制御
する。第2の判定方法においてコピープロテクションが
施されていない場合でもVideoコンテンツである場
合があるため、Videoコンテンツでないと判断され
た場合には、更に第1の判定方法でVideoコンテン
ツか否か更に判定する。また、第3の判定方法でVid
eoコンテンツか否かを判定し、Videoコンテンツ
でないと判断された場合には更に第1の判定方法で最終
的にVideoコンテンツか否かを判定してもよい。
【0045】本実施例によれば、再生するDVDディス
クに記録されているコンテンツがDVD−Videoで
あると確実に判断でき、その結果、DVD−Video
コンテンツを再生するに必要十分なディスク回転速度に
設定することができ、その結果、消費電力を抑え、また
ディスク回転に伴う振動も抑えることができる、という
効果がある。また、本実施例においてはDVD−Vid
eoコンテンツに特有のファイルが存在するかどうかで
判断したが、DVD−Audioコンテンツにおいて
も、DVD−Audioコンテンツに固有のファイルが
存在するかどうかを同じように検出することで、DVD
−Audioコンテンツを再生するに必要十分なディス
ク回転速度に設定することも容易に可能である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスクに記録されたコンテンツの種類を判断して、その
コンテンツを再生するに必要十分なディスクの回転速度
に設定することができるので、不必要なディスクの高速
回転による消費電力の増大や振動といった問題を抑える
ことができる。特に、特に、DVD−Videoタイト
ルなど、長時間に亘って再生する場合にその効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図2はDVDディスクの内容による再生速度の
設定処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図3】DVD−Videoコンテンツが記録されたD
VDディスクでのファイル構成例を示す模式図である。
【図4】DVD−Videoコンテンツが記録されたD
VDディスクのUDF−Bridgeフォーマットのボ
リュームストラクチャー(Volume Struct
ure)の構成の一例を示す模式図である。
【図5】DVD−Videoコンテンツの判断を、特定
のファイルや、ファイルを入れる場所のIDを示すディ
レクトリがDVDディスク上に存在するかどうかで判断
する第1の判定方法の処理の流れを示すフローチャート
である。
【図6】ファイルアイデンティファイヤディスクリプタ
(FID)のデータ内容を示す図である。
【図7】リードインエリアに記録されているコピーライ
トマネージメントインフォメーション(CPR_MA
I)のフォーマットを示す図である。
【図8】データエリアの各セクタヘッドに記録されてい
るコピーライトマネージメントインフォメーション(C
PR_MAI)のフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
101…光ディスク、102…スピンドルモータ、10
3…光ピックアップ、104…Read Channe
l、105…デジタル信号処理、106…メモリ、10
7…システムコントローラ、108…ディスク回転制御
回路、109…ドライバ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生中は常にデータの読み取りが必要な第
    1のコンテンツが記録された第1のDVDディスクと、
    再生中にデータの読み出しを中断できる第2のコンテン
    ツが記録された第2のDVDディスクとを再生可能な光
    ディスク装置において、該第1のコンテンツに対して特
    有なデータの有無を判定し、該第1のコンテンツと判定
    された場合には、該第1のDVDディスクの回転速度を
    該第2のDVDディスクの回転速度以下とすることを特
    徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】情報記録媒体としてDVDディスクを再生
    することができる光ディスク装置において、再生するD
    VDディスクに記録されているコンテンツの種類を判断
    し、該DVDディスクの回転速度を該コンテンツを再生
    するのに適するディスクの回転速度に制御することを特
    徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光ディスク装置において、
    再生する該DVDディスクのルートディレクトリ下のV
    IDEO_TSディレクトリの更に下に置かれるVID
    EO_TS.IFOという名前のファイルが記録されて
    いることを検出することによって、該DVDディスクに
    記録されているコンテンツがDVD−Videoである
    と判断し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−V
    ideoを再生するに適するディスクの回転速度に制御
    することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の光ディスク装置において、
    再生する該DVDディスクのルートディレクトリ下にV
    IDEO_TSという名前のディレクトリが記録されて
    いることを検出することによって、該DVDディスクに
    記録されているコンテンツがDVD−Videoである
    と判断し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−V
    ideoを再生するに適するディスクの回転速度に制御
    することを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の光ディスク装置において、
    再生する該DVDディスクのリードインエリアに記録さ
    れているコピーライトプロテクションシステムタイプ
    (Copyright Protection Sys
    tem Type)が01hであることを検出すること
    によって、該DVDディスクに記録されているコンテン
    ツがDVD−Videoであると判断し、該DVDディ
    スクの回転速度を該DVD−Video再生するに適す
    るディスクの回転速度に制御することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載の光ディスク装置において、
    再生する該DVDディスクのリードインエリアに記録さ
    れているリジョンマネジメントインフォメーション(R
    egion Management Informat
    ion)により、ある地域での再生が禁止されているこ
    とを検出することによって、該DVDディスクに記録さ
    れているコンテンツがDVD−Videoであると判断
    し、該DVDディスクの回転速度を該DVD−Vide
    o再生するに適するディスクの回転速度に制御すること
    を特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の光ディスク装置において、
    データエリアに各セクタデータが記録され、該セクタデ
    ータのヘッダにCPMビット(Copyright M
    aterialビット)が記憶されているDVDディス
    クの該CPMビットが1であることを検出することによ
    って再生する該DVDディスクに記録されているコンテ
    ンツがDVD−Videoであると判断し、該DVDデ
    ィスクの回転速度を該DVD−Videoを再生するに
    適したディスクの回転速度に制御することを特徴とする
    光ディスク装置。
  8. 【請求項8】再生中常にデータの読み取りが必要な第1
    のコンテンツが記録された第1のDVDディスクと、再
    生中にデータの読み出しを中断できる第2のコンテンツ
    が記録された第2のDVDディスクとを再生可能な光デ
    ィスク装置のディスクモータの制御方法において、該第
    1のコンテンツに対して特有なデータの有無を判定する
    ステップと、第1のコンテンツと判定された場合には、
    該第1のDVDディスクの回転速度を該第2のDVDデ
    ィスクの回転速度以下に制御するステップとを備えるこ
    とを特徴とするディスクモータの制御方法。
  9. 【請求項9】再生するDVDディスクのルートディレク
    トリを検出するステップと、該ルートディレクトリから
    VIDEO_TSディレクトリを検出するステップと、
    該VIDEO_TSディレクトリからVIDEO_T
    S.IFOという名前のファイルの有無を判定するステ
    ップと、該VIDEO_TS.IFOを検出することに
    よって、該DVDディスクに記録されているコンテンツ
    がDVD−Videoであると判断して、該ディスクモ
    ータの回転数を制御するステップとを備えることを特徴
    とする光ディスク装置のディスクモータの制御方法。
  10. 【請求項10】2種類以上のディスク回転速度を設定で
    きる光ディスク装置のディスクモータ制御において、再
    生するDVDディスクに記録されているコンテンツの種
    類によってそのディスク回転速度を制御することを特徴
    とする光ディスク装置のディスクモータの制御方法。
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