JPH10233080A - コンピュータ - Google Patents
コンピュータInfo
- Publication number
- JPH10233080A JPH10233080A JP3412697A JP3412697A JPH10233080A JP H10233080 A JPH10233080 A JP H10233080A JP 3412697 A JP3412697 A JP 3412697A JP 3412697 A JP3412697 A JP 3412697A JP H10233080 A JPH10233080 A JP H10233080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- session
- reproduction
- information
- program
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マルチセッションディスクのどのセッションを
優先的に再生するかを使用者が自由に決定することが可
能なコンピュータを提供する。 【解決手段】記録形態の識別情報を含む再生媒体から前
記識別情報を読取る読取り部と、前記読取った識別情報
から前記再生媒体の記憶形態がマルチセッションである
と識別された時には、いずれのセッションの再生プログ
ラムを起動するかを示す選択情報に応じて対応する再生
プログラムを決定する再生制御部とを有する。
優先的に再生するかを使用者が自由に決定することが可
能なコンピュータを提供する。 【解決手段】記録形態の識別情報を含む再生媒体から前
記識別情報を読取る読取り部と、前記読取った識別情報
から前記再生媒体の記憶形態がマルチセッションである
と識別された時には、いずれのセッションの再生プログ
ラムを起動するかを示す選択情報に応じて対応する再生
プログラムを決定する再生制御部とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータに関し、
特に、複数の再生プログラムの中からセットされた再生
媒体の記録形態に応じた再生プログラムを自動的に確定
し、これを起動する機能を有するコンピュータに関す
る。
特に、複数の再生プログラムの中からセットされた再生
媒体の記録形態に応じた再生プログラムを自動的に確定
し、これを起動する機能を有するコンピュータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CDメディアを利用した色々な種
類の情報再生媒体が市場に登場するようになってきた。
CDは当初音楽用のCDオーディオを中心に普及した
が、現在ではCD−ROMもコンピュータ用途を中心に
普及している。CD−ROMはフォトCD、エンハンス
ドミュージックCD(以下CDエクストラと称する)、
ビデオCDなどを含み、特にCDエクストラ、フォトC
Dは複数のリードインエリアを持つマルチセッションC
Dにも含まれる。また、近年のパーソナルコンピュータ
は、フォトCD,ビデオCDの再生のための再生プログ
ラムのみならず音楽CDの再生も可能なようにCDオー
ディオの再生プログラムをも有するものが多く多機能化
が著しい。
類の情報再生媒体が市場に登場するようになってきた。
CDは当初音楽用のCDオーディオを中心に普及した
が、現在ではCD−ROMもコンピュータ用途を中心に
普及している。CD−ROMはフォトCD、エンハンス
ドミュージックCD(以下CDエクストラと称する)、
ビデオCDなどを含み、特にCDエクストラ、フォトC
Dは複数のリードインエリアを持つマルチセッションC
Dにも含まれる。また、近年のパーソナルコンピュータ
は、フォトCD,ビデオCDの再生のための再生プログ
ラムのみならず音楽CDの再生も可能なようにCDオー
ディオの再生プログラムをも有するものが多く多機能化
が著しい。
【0003】しかし、多種のCDに対応可能である反
面、操作が繁雑で使い勝手が悪いという問題があった。
従来のコンピュータではディスクのセット、再生プログ
ラムの選択が共に使用者により設定されなければなら
ず、オーディオプレーヤがディスクのセットのみで再生
を開始するのに比べ操作性がよくなかった。
面、操作が繁雑で使い勝手が悪いという問題があった。
従来のコンピュータではディスクのセット、再生プログ
ラムの選択が共に使用者により設定されなければなら
ず、オーディオプレーヤがディスクのセットのみで再生
を開始するのに比べ操作性がよくなかった。
【0004】また、CDは形状自体は同一のため使用者
がディスクの判別を間違うと、適合しない再生プログラ
ムが選択されるという問題があった。
がディスクの判別を間違うと、適合しない再生プログラ
ムが選択されるという問題があった。
【0005】さらに、CDエクストラは、一般の音楽用
プレーヤで再生でき、且つCD−ROMドライブで利用
できるようにオーディオトラックを第1セッションに、
データトラックを第2セッションに配置している。従
来、CD−ROMドライブはマルチセッションディスク
であることを認識すると、最後のセッション(すなわ
ち、データトラック)から読み込むようになっていたの
で、CDオーディオ部分の再生プログラムを優先して聞
きたいという場合に不便であった。
プレーヤで再生でき、且つCD−ROMドライブで利用
できるようにオーディオトラックを第1セッションに、
データトラックを第2セッションに配置している。従
来、CD−ROMドライブはマルチセッションディスク
であることを認識すると、最後のセッション(すなわ
ち、データトラック)から読み込むようになっていたの
で、CDオーディオ部分の再生プログラムを優先して聞
きたいという場合に不便であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決すべくなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、セットされた再生媒体の記憶形態を自動的に判別
し、マルチセッションディスクがセットされた場合、再
生を優先するセッションを使用者が自由に設定できるコ
ンピュータを提供するものである。
を解決すべくなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、セットされた再生媒体の記憶形態を自動的に判別
し、マルチセッションディスクがセットされた場合、再
生を優先するセッションを使用者が自由に設定できるコ
ンピュータを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンピュー
タは、記録形態の識別情報を含む再生媒体から前記識別
情報を読取る読取り部と、前記読取った識別情報から前
記再生媒体の記憶形態がマルチセッションであると識別
された時には、いずれのセッションの再生プログラムを
起動するかを示す選択情報に応じて対応する再生プログ
ラムを決定する再生制御部とを有する。
タは、記録形態の識別情報を含む再生媒体から前記識別
情報を読取る読取り部と、前記読取った識別情報から前
記再生媒体の記憶形態がマルチセッションであると識別
された時には、いずれのセッションの再生プログラムを
起動するかを示す選択情報に応じて対応する再生プログ
ラムを決定する再生制御部とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例で
あるCD(コンパクトディスク)自動起動機能並びにC
Dエクストラの再生セッション選択機能を有するコンピ
ュータの概略構成を示している。
照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例で
あるCD(コンパクトディスク)自動起動機能並びにC
Dエクストラの再生セッション選択機能を有するコンピ
ュータの概略構成を示している。
【0009】図1において、コンピュータ1には、セッ
トされたCDの再生プログラムを自動的に起動するため
の自動起動プログラム並びにCDエクストラの優先再生
プログラムを決定するための選択情報決定プログラムを
有する再生制御部2、CDオーディオ用の再生プログラ
ム3、フォトCD用の再生プログラム4、ビデオCD用
の再生プログラム5といった複数のプログラムが既に用
意されている。
トされたCDの再生プログラムを自動的に起動するため
の自動起動プログラム並びにCDエクストラの優先再生
プログラムを決定するための選択情報決定プログラムを
有する再生制御部2、CDオーディオ用の再生プログラ
ム3、フォトCD用の再生プログラム4、ビデオCD用
の再生プログラム5といった複数のプログラムが既に用
意されている。
【0010】また、後述の選択情報や上記以外のCD−
ROMの再生プログラムをCD−ROMからロードし保
持するためのRAM6、セットされたCD8から情報を
読み出すための読取り部7を備えている。読取り部はピ
ックアップといったハード機器並びにそれを駆動するド
ライバを含んでいる。さらに、各種情報の入力並びに表
示を行う入力部9、表示部10を有している。 なお、
各部はバスライン11を介して相互に通信可能となって
いる。以上が、概略構成である。
ROMの再生プログラムをCD−ROMからロードし保
持するためのRAM6、セットされたCD8から情報を
読み出すための読取り部7を備えている。読取り部はピ
ックアップといったハード機器並びにそれを駆動するド
ライバを含んでいる。さらに、各種情報の入力並びに表
示を行う入力部9、表示部10を有している。 なお、
各部はバスライン11を介して相互に通信可能となって
いる。以上が、概略構成である。
【0011】次に、再生プログラムの自動起動機能につ
いて以下に詳細に説明する。かかる機能は、主として再
生制御部2の自動起動プログラムで実施され、図2にそ
のフローチャートを示す。
いて以下に詳細に説明する。かかる機能は、主として再
生制御部2の自動起動プログラムで実施され、図2にそ
のフローチャートを示す。
【0012】CDがコンピュータ1にセットされると、
まず読取り部7に、セットされたCDを駆動し第1セッ
ション(最内周のセッション)のリードインエリアの情
報(TOC情報)を読取ることを指令する。読取り部7
はこの指令を受け、ドライバがピックアップ、モータな
どを制御してリードインエリアの情報を読取り、これを
出力する。
まず読取り部7に、セットされたCDを駆動し第1セッ
ション(最内周のセッション)のリードインエリアの情
報(TOC情報)を読取ることを指令する。読取り部7
はこの指令を受け、ドライバがピックアップ、モータな
どを制御してリードインエリアの情報を読取り、これを
出力する。
【0013】次に、ステップ2にて、TOC情報中のコ
ントロールビット、アドレスビット、分、秒、フレーム
番号に関する情報をそれぞれ取得する。コントロールビ
ットからは、そのセッションがCDオーディオである
か、CD−ROMであるかを識別することができる。ま
た、アドレスビットからは、そのCDがシングルセッシ
ョン(すなわち、第1セッションのみ)かCDエクスト
ラのようなマルチセッションであるかを識別することが
できる。
ントロールビット、アドレスビット、分、秒、フレーム
番号に関する情報をそれぞれ取得する。コントロールビ
ットからは、そのセッションがCDオーディオである
か、CD−ROMであるかを識別することができる。ま
た、アドレスビットからは、そのCDがシングルセッシ
ョン(すなわち、第1セッションのみ)かCDエクスト
ラのようなマルチセッションであるかを識別することが
できる。
【0014】ステップ3では、かかるアドレスビットの
値を確認し、セットされたCDがマルチセッションであ
るかシングルセッションであるかを判定する。ステップ
3にて、セットされたCDがマルチセッションであると
判定される時には、ステップ2で読み取ったTOC情報
から次のセッションの先頭時間を得られるので、第2セ
ッションのリードインエリアの再生を行うように読取り
部に指令する(ステップ4)。以降、最終セッションま
でかかるステップ1、2、3が実行される。
値を確認し、セットされたCDがマルチセッションであ
るかシングルセッションであるかを判定する。ステップ
3にて、セットされたCDがマルチセッションであると
判定される時には、ステップ2で読み取ったTOC情報
から次のセッションの先頭時間を得られるので、第2セ
ッションのリードインエリアの再生を行うように読取り
部に指令する(ステップ4)。以降、最終セッションま
でかかるステップ1、2、3が実行される。
【0015】各セッションの情報を得た後に、その情報
を利用してセットされたCDの種別判別がステップ5以
降で実施される。
を利用してセットされたCDの種別判別がステップ5以
降で実施される。
【0016】ステップ5では、読み込んだ第1セッショ
ンのコントロールビットから第1セッションがCDオー
ディオであるか、CD−ROMであるかを判定する。ス
テップ5で第1セッションがCDオーディオであると識
別された時には、セットされたCDはCDオーディオま
たはCDエクストラであるので、そのどちらであるかを
ステップ6にて識別する。
ンのコントロールビットから第1セッションがCDオー
ディオであるか、CD−ROMであるかを判定する。ス
テップ5で第1セッションがCDオーディオであると識
別された時には、セットされたCDはCDオーディオま
たはCDエクストラであるので、そのどちらであるかを
ステップ6にて識別する。
【0017】ステップ6では、読み込んだ第1セッショ
ンのアドレスビットからセットされたCDがシングルセ
ッションであるかマルチセッションであるかを判定す
る。シングルセッションであれば、セットされたCDは
CDオーディオであり、マルチセッションであればセッ
トされたCDはCDエクストラであるので、対応する再
生プログラムの起動をステップ7、8で指令する。
ンのアドレスビットからセットされたCDがシングルセ
ッションであるかマルチセッションであるかを判定す
る。シングルセッションであれば、セットされたCDは
CDオーディオであり、マルチセッションであればセッ
トされたCDはCDエクストラであるので、対応する再
生プログラムの起動をステップ7、8で指令する。
【0018】CDオーディオの再生プログラムでは、予
め指定された曲(例えば1曲目)が再生される。また、
CDエクストラの再生ではオーディオセッションまたは
データセッションのいずれか1方の再生プログラムが起
動されるわけであるが、この点については後述する。
め指定された曲(例えば1曲目)が再生される。また、
CDエクストラの再生ではオーディオセッションまたは
データセッションのいずれか1方の再生プログラムが起
動されるわけであるが、この点については後述する。
【0019】他方、ステップ5で第1セッションがCD
−ROMであると識別された場合はステップ9に移り、
ステップ6と同様に第1セッションのアドレスビットか
らセットされたCDがシングルセッションであるかマル
チセッションであるかを識別する。
−ROMであると識別された場合はステップ9に移り、
ステップ6と同様に第1セッションのアドレスビットか
らセットされたCDがシングルセッションであるかマル
チセッションであるかを識別する。
【0020】セットされたCDがマルチセッションであ
れば、フォトCDの可能性があるのでステップ10にて
最終セッションのLSN16(物理アドレス00:0
2:16)にあるVTOC(Volume Table
of Contents)の読み込みを読取り部に指
令し、ルートディレクトリの下にあるディレクトリ名を
取得する(ステップ12)。
れば、フォトCDの可能性があるのでステップ10にて
最終セッションのLSN16(物理アドレス00:0
2:16)にあるVTOC(Volume Table
of Contents)の読み込みを読取り部に指
令し、ルートディレクトリの下にあるディレクトリ名を
取得する(ステップ12)。
【0021】また、セットされたCDがシングルセッシ
ョンであれば、ビデオCDの可能性があるので、ステッ
プ11にて同様に第1セッションのVTOCの読取りを
読取り部に指令し(ステップ11)、ルートディレクト
リの下にあるディレクトリ名を取得する(ステップ1
2)。
ョンであれば、ビデオCDの可能性があるので、ステッ
プ11にて同様に第1セッションのVTOCの読取りを
読取り部に指令し(ステップ11)、ルートディレクト
リの下にあるディレクトリ名を取得する(ステップ1
2)。
【0022】VTOCの読取りが終わると、取得したデ
ィレクトリ名の中に特定のディレクトリ名があるか否か
を識別する(ステップ13)。具体的には、VTOCを
構成するPVD(Primary Volume De
scriptor:基本ボリューム記述子)がルートデ
ィレクトリのポインタを有しているので、この情報に基
づきルートディレクトリの情報が得、その下にPHOT
O CD,VCDといった名称のディレクトリがあるか
否かを検索するのである。
ィレクトリ名の中に特定のディレクトリ名があるか否か
を識別する(ステップ13)。具体的には、VTOCを
構成するPVD(Primary Volume De
scriptor:基本ボリューム記述子)がルートデ
ィレクトリのポインタを有しているので、この情報に基
づきルートディレクトリの情報が得、その下にPHOT
O CD,VCDといった名称のディレクトリがあるか
否かを検索するのである。
【0023】すなわち、ステップ9でマルチセッション
と識別された時には、PHOTOCDというディレクト
リ名があるかがさらに検索され、セットされたCDがフ
ォトCDであるか、その他のCD−ROMであるかを識
別し、ステップ9でシングルセッションと識別された時
には、VCDというディレクトリ名があるかがさらに検
索され、セットされたCDがビデオCDであるか、その
他のCD−ROMであるかを識別するのである。
と識別された時には、PHOTOCDというディレクト
リ名があるかがさらに検索され、セットされたCDがフ
ォトCDであるか、その他のCD−ROMであるかを識
別し、ステップ9でシングルセッションと識別された時
には、VCDというディレクトリ名があるかがさらに検
索され、セットされたCDがビデオCDであるか、その
他のCD−ROMであるかを識別するのである。
【0024】その結果、セットされたCDがビデオCD
であると識別された時には、ステップ14にて対応する
ビデオCDの再生プログラムの起動が指令され、セット
されたCDがフォトCDであると識別された時には、ス
テップ15にて対応するフォトCDの再生プログラムの
起動が指令され、その他のCDであると識別された時に
は、セットされたCD−ROMから再生プログラムをR
AM6にロードし、これを起動する(ステップ16)。
この時、実行可能なプログラムが複数ある場合は、その
いずれか1つを使用者の選択または予め定められた優先
度で再生プログラムとして選択しこれを起動するように
なっている。以上が自動起動プログラムの詳細である。
以上の機能の追加により使い勝手がより一層向上するこ
とになる。
であると識別された時には、ステップ14にて対応する
ビデオCDの再生プログラムの起動が指令され、セット
されたCDがフォトCDであると識別された時には、ス
テップ15にて対応するフォトCDの再生プログラムの
起動が指令され、その他のCDであると識別された時に
は、セットされたCD−ROMから再生プログラムをR
AM6にロードし、これを起動する(ステップ16)。
この時、実行可能なプログラムが複数ある場合は、その
いずれか1つを使用者の選択または予め定められた優先
度で再生プログラムとして選択しこれを起動するように
なっている。以上が自動起動プログラムの詳細である。
以上の機能の追加により使い勝手がより一層向上するこ
とになる。
【0025】次に、ステップ8のCDエキストラの再生
プログラムの起動について以下に説明する。CDエクス
トラは、一般の音楽用プレーヤで再生でき、且つCD−
ROMドライブで利用できるようにオーディオトラック
を第1セッションに、データトラックを第2セッション
に配置している。従来、CD−ROMドライブはマルチ
セッションディスクであることを認識すると、最後のセ
ッション(すなわち、データトラック)から読み込むよ
うになっており、音楽用のCDプレーヤは、マルチセッ
ションの存在を認識できないので最初のセッション(す
なわち、オーディオトラック)から再生するようになっ
ていた。
プログラムの起動について以下に説明する。CDエクス
トラは、一般の音楽用プレーヤで再生でき、且つCD−
ROMドライブで利用できるようにオーディオトラック
を第1セッションに、データトラックを第2セッション
に配置している。従来、CD−ROMドライブはマルチ
セッションディスクであることを認識すると、最後のセ
ッション(すなわち、データトラック)から読み込むよ
うになっており、音楽用のCDプレーヤは、マルチセッ
ションの存在を認識できないので最初のセッション(す
なわち、オーディオトラック)から再生するようになっ
ていた。
【0026】しかし、本発明のコンピュータのように、
音楽CD,並びにCD−ROMいずれも再生可能である
場合、いずれのセッションを再生するか使用者が決定可
能である方がさらに便利である。
音楽CD,並びにCD−ROMいずれも再生可能である
場合、いずれのセッションを再生するか使用者が決定可
能である方がさらに便利である。
【0027】よって、本発明のCDエクストラの起動
(図2ステップ8)にあたっては、図3のように再生セ
ッションの決定行程S31、32が追加されている。以
下図3について説明する。
(図2ステップ8)にあたっては、図3のように再生セ
ッションの決定行程S31、32が追加されている。以
下図3について説明する。
【0028】図2のステップ6にてマルチセッション
(すなわちCDエクストラ)であると識別された場合、
ステップ31にて記憶されている選択情報が読み込まれ
る。この選択情報はCDエクストラのいずれのセッショ
ンを優先して再生するか示す情報でありRAM6に保持
されている。例えば選択情報が1であれば、音楽セッシ
ョンの優先再生を示し、0であればデータセッションの
優先再生を示すように定義できる。
(すなわちCDエクストラ)であると識別された場合、
ステップ31にて記憶されている選択情報が読み込まれ
る。この選択情報はCDエクストラのいずれのセッショ
ンを優先して再生するか示す情報でありRAM6に保持
されている。例えば選択情報が1であれば、音楽セッシ
ョンの優先再生を示し、0であればデータセッションの
優先再生を示すように定義できる。
【0029】ステップ32ではこの選択情報を識別し、
オーディオセッションを優先するかデータセッションを
優先するかを判定する。この判定結果に基づき、オーデ
ィオセッションを優先する場合はステップ7のCDオー
ディオ再生プログラムの起動を指令し、データセッショ
ンを優先する場合は、ディスク中の再生プログラムをR
AMにロードしこれを起動する(ステップ16)。以上
の機能を追加することで、CDエクストラの再生が更に
便利なものとなる。
オーディオセッションを優先するかデータセッションを
優先するかを判定する。この判定結果に基づき、オーデ
ィオセッションを優先する場合はステップ7のCDオー
ディオ再生プログラムの起動を指令し、データセッショ
ンを優先する場合は、ディスク中の再生プログラムをR
AMにロードしこれを起動する(ステップ16)。以上
の機能を追加することで、CDエクストラの再生が更に
便利なものとなる。
【0030】次に、図3で読み込まれた選択情報の決定
処理について説明する。図4は選択情報の決定処理を示
すフローチャートであり、そのプログラムは再生制御部
に含まれており、定期的に実行されている。まず、ステ
ップ41にて、選択リクエスト(例えば、表示画面上の
選択リクエストキーのクリック)がなされたか否かが判
定される。リクエストがない場合は今回の処理は終了す
る。リクエストがある場合は選択モードに入ったことを
示す表示を行うように表示部10に指令する(ステップ
42)。
処理について説明する。図4は選択情報の決定処理を示
すフローチャートであり、そのプログラムは再生制御部
に含まれており、定期的に実行されている。まず、ステ
ップ41にて、選択リクエスト(例えば、表示画面上の
選択リクエストキーのクリック)がなされたか否かが判
定される。リクエストがない場合は今回の処理は終了す
る。リクエストがある場合は選択モードに入ったことを
示す表示を行うように表示部10に指令する(ステップ
42)。
【0031】続いて、いずれのセッションを優先するか
についての入力の有無をステップ43で判定する。いず
れのセッションを優先するかの入力がない場合は、使用
者からのモード解除の入力がない限りはこの処理を継続
する(ステップ44:No)。 ステップ43でいずれ
のセッションを優先するかについての入力があった場合
(ステップ43:Yes)は、ステップ45にてRAM
6に保持している選択情報を入力に基づき更新して選択
情報の決定処理を終了する。以上が、選択情報の決定処
理であり、かかる機能を追加することで、CDエクスト
ラのどのセッションを優先的に再生するかを使用者が自
由に決定することが可能となる。
についての入力の有無をステップ43で判定する。いず
れのセッションを優先するかの入力がない場合は、使用
者からのモード解除の入力がない限りはこの処理を継続
する(ステップ44:No)。 ステップ43でいずれ
のセッションを優先するかについての入力があった場合
(ステップ43:Yes)は、ステップ45にてRAM
6に保持している選択情報を入力に基づき更新して選択
情報の決定処理を終了する。以上が、選択情報の決定処
理であり、かかる機能を追加することで、CDエクスト
ラのどのセッションを優先的に再生するかを使用者が自
由に決定することが可能となる。
【0032】なお、上記実施例ではCDエクストラを例
にとり再生セッションの選択処理を説明したが、これに
限らず、記録形態が複数のセッションで構成されている
マルチセッションディスク全般について使用できること
はいうまでもない。
にとり再生セッションの選択処理を説明したが、これに
限らず、記録形態が複数のセッションで構成されている
マルチセッションディスク全般について使用できること
はいうまでもない。
【0033】また、上記実施例ではCDを例にとり説明
しているが、これに限らず、DVDのような識別情報を
有する他の媒体でも同様に使用することができる。
しているが、これに限らず、DVDのような識別情報を
有する他の媒体でも同様に使用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、再生媒体をセットする
だけで自動的にその記録内容(記録形態)を識別し、対
応する再生プログラムを起動することができるので、操
作性の向上、並びに再生プログラムの誤設定の防止が可
能となる。また、マルチセッションディスクのどのセッ
ションを優先的に再生するかを使用者が自由に決定する
ことが可能となる。
だけで自動的にその記録内容(記録形態)を識別し、対
応する再生プログラムを起動することができるので、操
作性の向上、並びに再生プログラムの誤設定の防止が可
能となる。また、マルチセッションディスクのどのセッ
ションを優先的に再生するかを使用者が自由に決定する
ことが可能となる。
【図1】本発明のコンピュータの概要を示すブロック図
である。
である。
【図2】再生制御部が実行する再生プログラム自動起動
の手順を示すフローチャートである。
の手順を示すフローチャートである。
【図3】再生制御部が実行するCDエクストラの再生セ
ッションの選択の手順を示すフローチャートである。
ッションの選択の手順を示すフローチャートである。
【図4】再生制御部が実行するCDエクストラの再生セ
ッションの優先順位を決定する手順を示すフローチャー
トである。
ッションの優先順位を決定する手順を示すフローチャー
トである。
1 コンピュータ 2 再生制御部 3 CDオーディオ用再生プログラム 4 フォトCD用再生プログラム 5 ビデオCD用再生プログラム 6 RAM 7 読取り部 8 CD 9 入力部 10 表示部 11 通信バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 紳介 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 (72)発明者 山内 慶一 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】記録形態の識別情報を含む再生媒体から前
記識別情報を読取る読取り部と、 前記読取った識別情報から前記再生媒体の記憶形態がマ
ルチセッションであると識別された時には、いずれのセ
ッションの再生プログラムを起動するかを示す選択情報
に応じて対応する再生プログラムを決定する再生制御部
とを有するコンピュータ。 - 【請求項2】前記選択情報は予め保持されていることを
特徴とする請求項1記載のコンピュータ。 - 【請求項3】前記コンピュータは入力部をさらに備え、 前記再生制御部は前記入力部からの情報に基づき前記選
択情報を更新することを特徴とする請求項1記載のコン
ピュータ。 - 【請求項4】前記再生媒体はCDエクストラであり、 前記識別情報はTOC部分に含まれるアドレスビット並
びにコントロールビットのデータであることを特徴とす
る請求項1記載のコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3412697A JPH10233080A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3412697A JPH10233080A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10233080A true JPH10233080A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12405551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3412697A Pending JPH10233080A (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | コンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10233080A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000062164A1 (fr) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Sega Enterprises, Ltd. | Systeme de reproduction |
EP1450372A1 (en) * | 2003-02-24 | 2004-08-25 | Pioneer Corporation | Information processing apparatus, its method, its program, recording medium storing the program, and player |
US7072266B2 (en) | 2001-03-15 | 2006-07-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Multiple-area-compatible disk reproducing device |
JP2008251165A (ja) * | 2002-08-16 | 2008-10-16 | Thomson Licensing | Cdフォーマット決定のための方法及び装置 |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP3412697A patent/JPH10233080A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000062164A1 (fr) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Sega Enterprises, Ltd. | Systeme de reproduction |
US7072266B2 (en) | 2001-03-15 | 2006-07-04 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Multiple-area-compatible disk reproducing device |
JP2008251165A (ja) * | 2002-08-16 | 2008-10-16 | Thomson Licensing | Cdフォーマット決定のための方法及び装置 |
JP4627792B2 (ja) * | 2002-08-16 | 2011-02-09 | トムソン ライセンシング | Cdフォーマット決定のための方法及び装置 |
EP1450372A1 (en) * | 2003-02-24 | 2004-08-25 | Pioneer Corporation | Information processing apparatus, its method, its program, recording medium storing the program, and player |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1186338A (ja) | ハイブリッドディスクとディスク判別方法 | |
JP3938685B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JPH05314624A (ja) | 記録ディスクの情報処理方法 | |
JPH10326478A (ja) | 音楽用コンパクトディスク再生装置 | |
US7219135B2 (en) | System for processing information which reads address information | |
JPH10233081A (ja) | コンピュータ | |
US7580611B2 (en) | Data reproducing device capable of reading and reproducing only reproducible information | |
JPH10233080A (ja) | コンピュータ | |
JPH10233079A (ja) | コンピュータ | |
US20050117464A1 (en) | Disk playback apparatus and method | |
JP4408457B2 (ja) | 情報再生システム及び情報再生装置 | |
KR20050043032A (ko) | 광디스크 장치에서의 유저 선호 정보 전송 및 기록방법 | |
JP2002124016A (ja) | ディスク再生装置及びディスク再生方法 | |
JP2002074913A (ja) | ディスク再生装置及びディスク再生方法 | |
JP3798213B2 (ja) | 情報処理方法及び情報取得方法 | |
JP2000268542A (ja) | 音楽情報の再生装置および再生方法 | |
JP2001118321A (ja) | 再生記録システム、再生装置、記録装置および再生記録方法 | |
JP2003203463A (ja) | データ再生装置 | |
JP2000331468A (ja) | 情報記憶媒体及びその情報再生装置と情報再生方法 | |
JP2000322297A (ja) | 情報処理方法 | |
JP3002227B2 (ja) | オーディオディスク・メモリディスク兼用ディスクプレーヤ | |
JP4144648B2 (ja) | データ再生装置 | |
JP2000322451A (ja) | 情報処理方法 | |
KR20050103392A (ko) | 오디오 저장매체의 정보를 제공하는 시스템 및 그 방법 | |
JP2004295927A (ja) | 再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041208 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |