JP2005100580A - 記録装置と記録方法と記録媒体とプログラム - Google Patents

記録装置と記録方法と記録媒体とプログラム Download PDF

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Abstract

【目的】 記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外を利用して通常の情報記録装置において出荷時に予め記録されたデータが誤って消去されないようにする。
【構成】 上位装置1のCPU10は、DVD+RWドライブ装置2からの通知によって汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスク30の書き込み領域の外の領域の情報を取得し、リードコマンドで光ディスク30のその領域を参照し、その参照した領域のデータ又はプログラムを取得し、そのデータ又はプログラムに基づく処理を実行してデータを作成し、DVD+RWドライブ装置2へライトコマンドと共にその作成したデータを送って汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスク30の書き込み領域に記録する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、CD−Rドライブ,CD−RWドライブ,DVD−Rドライブ,DVD+Rドライブ,DVD−RWドライブ,DVD+RWドライブ等の記録装置とCD−Rディスク,CD−RWディスク,DVD−Rディスク,DVD+Rディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RAMディスク等の記録可能な記録媒体とコンピュータに記録媒体へのデータ記録を実行させるためのプログラムとに関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)で利用される記録媒体として大容量で可搬性のある各種の光ディスクが普及している。
代表的な光ディスクとしては、追記型としてCD−Rディスク,DVD−Rディスク,DVD+Rディスク、また書き換え可能型としてCD−RWディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスクなどがある。さらに、読み出し専用としてCD−ROMディスク,DVD−ROMディスクなどが広く普及している。
従来、汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された領域内において、予め出荷時にプログラムが記録された記録済み領域と出荷後にデータの書き込みが出来る未記録領域とからなり、ハイブリッドディスク(ハイブリッド記録媒体)と呼ばれる光ディスク(例えば、特許文献1参照)があった。上記汎用とは、業界標準技術として制定された規格準拠の意味である。
そのハイブリッドディスクの中には、記録済み領域を書き換え可能な記録媒体の構造を利用して、グルーブに新たにピットを形成することで実現しているものがあり、そのようなハイブリッドディスクの製法は、製造コストを最小限に押さえる為に採用されたものである。
特開平6−349248号公報
しかしながら、従来のハイブリッドディスクと呼ばれる光ディスクは、記録媒体の汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域が決まっており、出荷時記録済み領域に誤ってデータを記録してしまうと、出荷時記録済み領域に記録されていたデータやプログラムが再生できないばかりか記録したデータが無意味なデータとして記録されてしまうという問題があった。
そのような状況で、DVD+RWディスクについては、媒体規格上セッション追記は規定されておらず、追記する場合、データ領域後のリードアウト(Lead−Out)領域を消去して追記する仕様になっている。
その為、DVD+RWディスクについて、従来通り上述の製法によるハイブリッドディスクを製作した場合、データを追記する場合に、リードアウト領域のデータが無意味なデータとして記録されてしまうという問題が生じる。
また、ユーザに対して直ぐにサービスを始められるように、予めプログラムやデータがプリレコード(工場等で市場での書き込みと同様に書き込んでおくこと)された光ディスクもあるが、その場合、市場での書き込みと同じように記録されているので、書き込まれたプログラムやデータは市場の書き込み環境で消去しようと思えば消去することができ、間違って消してしまうという問題もあった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体の汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外を利用して通常の情報記録装置において出荷時に予め記録されたデータが誤って消去されないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の記録装置と記録媒体とプログラムを提供する。
(1)記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した上記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいて上記書き込み領域にデータを記録する記録手段を備えた記録装置。
(2)記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体。
(3)記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にプリスタンプでデータが形成されている領域を備えた記録媒体。
(4)コンピュータに、記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいてデータを作成する作成手順と、その作成手順によって作成したデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラム。
(5)コンピュータに、記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域からデータを作成して上記記録媒体の書き込み領域に記録する手順を実行させるためのプログラムを読み出して起動させる起動手順を実行させるためのプログラム。
(6)記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段を備えた記録装置。
(7)上記(6)の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録装置。
(8)上記(6)の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録装置。
(9)上記(6)の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録装置。
(10)上記(6)〜(9)のいずれかの記録装置において、上記読出手段は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手段である記録装置。
(11)記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法。
(12)上記(11)の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録方法。
(13)上記(11)の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録方法。
(14)上記(11)の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録方法。
(15)上記(11)〜(14)のいずれかの記録方法において、上記読出工程は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す工程である記録方法。
(16)コンピュータに、記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラム。
(17)上記(16)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であるプログラム。
(18)上記(16)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であるプログラム。
(19)上記(16)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であるプログラム。
(20)上記(16)〜(19)のいずれかのプログラムにおいて、上記読出手順は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手順であるプログラム。
(21)情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域にデータ又はプログラムの記憶領域を備えた記録媒体。
(22)上記(21)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録媒体。
(23)上記(21)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
(24)上記(21)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
(25)上記(21)〜(24)のいずれかの記録媒体において、上記データ又はプログラムの記録領域に、予めデータまたはプログラムが記録されている記録媒体。
(26)上記(21)〜(24)のいずれかの記録媒体において、上記データ又はプログラムの記録領域に、予めプリスタンプでデータまたはプログラムが記録されている記録媒体。
(27)上記(21)〜(26)のいずれかの記録媒体において、上記管理情報に、上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報が記録されている記録媒体。
この発明による記録装置と記録方法とプログラムは、記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外を利用して通常の情報記録装置において出荷時に予め記録されたデータが誤って消去されないようにすることができる。
〔実施例1〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。
図2は、図1に示すDVD+RWドライブ装置の内部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この情報記録装置は、この発明に係る記録装置に相当し、上位装置1とDVD+RWドライブ装置2とからなり、上位装置1は、CPU10,外部記憶装置11,内部記憶装置12,プログラム格納部13,表示制御装置14,ディスプレイ15,キーボード16,マウス17,RAM18等がバス19を介して接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(ホストコンピュータ)である。
CPU10は、この上位装置1の全体の制御を司り、内部記憶装置12に記憶されたオペレーションシステムプログラムとプログラム格納部13に格納されたプログラムを実行してこの発明に係る各種の制御処理も実行する。
外部記憶装置11は、CPU10の各種の処理結果であるデータを記憶するハードディスク装置等の記憶装置である。内部記憶装置12は、CPU10が実行するオペレーションシステムプログラムを格納するメモリである。プログラム格納部13は、CPU10が実行する各種のプログラムを格納するメモリである。
表示制御装置14は、ディスプレイ15の表示制御を司る。ディスプレイ15は、CRT,LCD等の表示装置である。キーボード16とマウス17は、オペレータが各種の操作情報を入力する入力装置である。RAM18は、CPU10が各種の処理を実行する際に使用する作業領域のメモリである。バス19は、上記各部間で各種のデータのやり取りをする通信線である。
すなわち、上記プログラム格納部13に、コンピュータに、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された記録媒体の書き込み領域の外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいてデータを作成する作成手順と、その作成手順によって作成したデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラムと、コンピュータに、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された記録媒体の書き込み領域外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域からデータを作成して上記記録媒体の書き込み領域に記録する手順を実行させるためのプログラムを読み出して起動させる起動手順を実行させるためのプログラムを格納する。
そして、CPU10がそのプログラムを実行することによって、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された記録媒体の書き込み領域の外の領域を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した上記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいて上記書き込み領域にデータを記録する記録手段の機能を果たす。
上記汎用の記録装置とは、業界標準技術として制定された規格準拠の記録装置である。
DVD+RWドライブ装置2は、図2に示すように、スピンドルモータ20,回転制御部21,光ピックアップ22,アクチュエータ制御部23,信号制御部24,ドライブコントローラ25,バッファ26,レーザ駆動回路27,外部インタフェイス28からなる。スピンドルモータ(モータ)20は、CD−Rディスク,CD−RWディスク,DVD−Rディスク,DVD+Rディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスク等の光ディスク30をデータ記録時及びデータ再生時にそれぞれの所定の回転速度で回転させるモータである。回転制御部21は、モータ20の回転制御を行う。
光ピックアップ22は、光ディスク30にデータを記録及び光ディスク30に記録されたデータを再生するときにそれぞれ所定の記録パワーでレーザ光(レーザビーム)Lを発光させて照射する装置である。
アクチュエータ制御部23は、光ピックアップ22を光ディスク30に対してフォーカシング及びトラッキングするときに移動させる制御を行う。
信号制御部24は、光ピックアップ22から出力される再生信号及び光ピックアップ22に出力する記録信号を制御する。
ドライブコントローラ25は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、この装置全体の制御を行うと共に、上位装置1からの指示に基づいて情報の記録及び再生を行う。
バッファ26は、ドライブコントローラ25がデータ格納等の一時記憶領域として使用するメモリである。レーザ駆動回路27は、光ピックアップ22のレーザ光Lの発光を駆動する。外部インタフェイス28は、上位装置1との間でコマンド,データ等の送受信を行うために使用される。
次に、上記光ディスク30について詳しく説明する。
記録媒体のフォーマット規格としては、例えば、CD−Rディスク,CD−RWディスク等のCD系に関しては、ソニー(SONY)社とフィリップス(Philips)社(いずれも登録商標)を中心に制定されたオレンジブック規格がある。また、DVD−RAMディスク,DVD−Rディスク,DVD−RWディスク等のDVD系に関しては、DVDフォーラム(Forum)が中心となって制定したDVD−RAM/R/RW規格がある。さらに、DVD+アライアンスを中心に制定されたDVD+RW/+R規格がある。
それらの規格のうち、DVD−RAMディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスクは、セッションが1つのシングルセッション構成であり、それ以外のディスクはマルチセッション構成をサポートし、複数のセッションでの記録も規定されている。
上記規格では、光ディスクに対して、読み出しをサポートしている情報再生装置、例えば、CDであれば、CDプレーヤ,CD−ROMドライブ、DVDであれば、DVD−ROMドライブ,DVDプレーヤでの再生を考慮し、予め規定されたセッション(「汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域」に相当する)の中にデータを記録するように規定されている。したがって、汎用の書き込みドライブ(汎用の記録装置)では、その規定されたセッションの中にデータが記録される。
図3は、図1に示した光ディスク30のフォーマットを示す図である。
図3の(a)は、DVD−RAMディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスクのシングルセッション構成の場合を示しており、リードイン(Lead−In)領域40,データ(Data)領域41,リードアウト(Lead−Out)領域42からなる1つのセッションが汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域に相当し、この発明に係る汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域として、リードアウト領域42の外周側の斜線を施して示す領域43又はリードイン領域40の内周側の斜線を施して示す領域44に予めデータ又はプログラムを記録する。
また、図3の(b)は、CD−Rディスク,CD−RWディスク,DVD−Rディスク,DVD+Rディスク,DVD−RWディスクのマルチセッション構成の場合を示しており、リードイン(Lead−In)領域(リードイン領域1)50,データ(Data)領域(データ領域1)51,リードアウト(Lead−Out)領域(リードアウト領域1)52からなる第1セッションからリードイン領域(リードイン領域N)53,データ領域(データ領域N)54,リードアウト領域(リードアウト領域N)55からなる第Nセッション(Nは正の整数)までのN個のセッションからなる領域が汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域に相当する。
さらに、この発明に係る汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域として、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された最終書き込み領域(最終セッション,第Nセッション)のリードアウト領域55の外周側の斜線を施して示す領域56又は最初の書き込み領域(第1セッション)のリードイン領域50の内周側の斜線を施して示す領域57に予めデータ又はプログラムを記録する。
上記領域43,44,56,57へのデータ又はプログラムの記録は、プリスタンプで行っても良い。
すなわち、上記光ディスク30が、この発明に係る汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体と、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にプリスタンプでデータが形成されている領域を備えた記録媒体に相当する。
したがって、光ディスク30は、通常の光ディスク記録装置(汎用の記録装置)で使用されるときには、その汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域のみ参照し、その書き込み領域にのみデータが記録される。
まず、上位装置1のプログラム格納部13に格納したプログラムに汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体であることを示す情報を追加して記録しておく。
具体的には、光ディスク装置についてのコマンド仕様標準書である「SFF8090I V1.48(Draft)規格書」より抜粋における14.4 ゲット・コンフィギュレーション・コマンド(Get Configuration Command)の項目に記載されているテーブル128プロファイルリスト(Table128 Profile List)に、汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体であることを示す情報を追加して記録しておく。
そして、上位装置1はDVD+RWドライブ装置2から光ディスクの挿入を知らせる通知を受け取ると、DVD+RWドライブ装置2へゲット・コンフィギュレーション・コマンドを送り、DVD+RWドライブ装置2は、上記光ディスク30が挿入された場合、それを検出し、その光ディスク30をマウントした旨を示す情報(汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体であることを示す情報)を上位装置1へ通知する。
したがって、上位装置1はDVD+RWドライブ装置2に汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた光ディスク30が挿着されたことを認識することができる。
また、上記規格書の14.20の項目に記載されているリード・キャパシティ・コマンド(Read Capacity Command)にDVD+RWドライブ装置2は汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体に対応するビット(Bit)設定を設け、上位装置1からDVD+RWドライブ装置2へ、そのリード・キャパシティ・コマンドを送ることにより、そのビットが立っていたら、DVD+RWドライブ装置2は上記規格書の14.20の項目に記載されているテーブル286と同様の情報として、光ディスク30の汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域についてロジカルブロックアドレスとブロックレングス(ブロック長)を上位装置1へ通知する。したがって、上位装置1は汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスク30の書き込み領域外にデータ記録可能な領域の位置を認識することができる。
さらに、上記規格書の14.16の項目に記載されているリードコマンド(Read Command)と、14.48の項目に記載されているライトコマンド(Write Command)について、上記リード・キャパシティ・コマンドによってロジカルブロックアドレスとブロックレングス(ブロック長)を知らせた領域(「汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域」に相当する)に対してのデータの読み出しとデータの書き込みができるように定義しておく。
もしくは、データの読み出しとデータの書き込みについての新たなリードコマンドとライトコマンドを従来と同様の書式で定義して設けても良い。
このように、上位装置1のプログラム格納部13に格納したプログラムには、DVD+RWドライブ装置2に対してのコマンド仕様の書き込みコマンド,読み出しコマンドの対象領域を光ディスク30の規定されたセッション以外の領域(汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域に相当する)に拡張するように予め定義しておく。また、対象領域を規定されたセッション以外の領域に対する新たな書き込みコマンド,読み出しコマンドを追加するようにしても良い。
そして、上位装置1はリードコマンドとライトコマンドをDVD+RWドライブ装置2へ送ることによって光ディスク30上の規定されたセッション以外の領域(汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域)に対してもデータ書き込み,データ読み出しを指示する。
次に、この情報記録装置の処理について説明する。
図4は、図1に示した情報記録装置の処理を示すフローチャート図である。
上位装置1のCPU10は、ステップ(図中「S」で示す)1でDVD+RWドライブ装置に光ディスクが挿入されたか否かを判断し、DVD+RWドライブ装置からの通知に基づいて光ディスクが挿入されたと判断したら、ステップ2でDVD+RWドライブ装置へゲット・コンフィギュレーション・コマンドを送り、DVD+RWドライブ装置からの通知に基づいて汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を有する光ディスクか否かを判断し、その光ディスクでなければステップ4でその光ディスクの種類に対応した動作を実行する。
ステップ2の判断で汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を有する光ディスクと判断したら、DVD+RWドライブ装置へリード・キャパシティ・コマンドを送り、DVD+RWドライブ装置からの通知に基づいて汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスクの書き込み領域の外の領域の情報を取得し、リードコマンドによって汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスクの書き込み領域の外の領域を参照し、その参照した領域に記録されているデータ又はプログラムを取得し、そのデータ又はプログラムに基づく処理を実行してデータを作成し、DVD+RWドライブ装置へライトコマンドと共にその作成したデータを送り、汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスクの書き込み領域に記録し、ステップ1へ戻る。
例えば、予め図3に斜線を施して示した領域に画像格納用のテンプレートやバックグラウンドミュージックなどの付加情報を格納しておき、上位装置1がその付加情報を取得し、その付加情報に基づいて静止画,音声,動画などのマルチメディアコンテンツの作成と飾り付けの処理を実行し、その作成されたマルチメディアコンテンツのデータを汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスク30の書き込み領域に記録する。
また、例えば、予め図3に斜線を施して示した領域にプログラムを格納しておき、上位装置1がそのプログラムを取得し、そのプログラムを実行することによってデータを作成し、汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された光ディスク30の書き込み領域にそのデータを記録する。
さらに、例えば、予め図3に斜線を施して示した領域に予め暗号用の鍵を記録しておき、その鍵によって上位装置で作成したデータを暗号化して光ディスクに記録するようにすれば、データの保護も行える。
このようにして、当該記録媒体用の汎用の読み出し装置,書き込み装置でアクセスできない領域のデータを、当該装置でアクセスできる領域への記録に利用することにより、アクセスできる領域のデータの暗号化等の隠蔽を容易に行える。
また、その隠蔽用のデータを汎用の読み出し装置で読むことは出来ないので、安全性を高めることができ、汎用の書き込み装置で書き込み出来ないので、書き換え可能媒体の場合でも、最終書き込み領域に指定された領域の外に記録されたデータを書き換えてしまうこともない。
さらに、付加情報をプリスタンプで記録しておくことにより、ベース(属性)が書き換え可能媒体の場合でも、最終書き込み領域に指定された領域の外に記録されたデータを、請求項1の書き込み装置を使用しても、誤って書き換えてしまうことはない。
次に、上記情報記録装置のプログラム格納部13に、コンピュータに、記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラムを格納する。
そして、CPU10がそのプログラムを実行することによって、記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法を実行する。
すなわち、CPU10が、記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段の機能を果たす。
また、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報にするとよい。
あるいは、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
あるいはまた、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
この場合の光ディスクは、情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域にデータ又はプログラムの記憶領域を備えている。
また、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報にするとよい。
あるいは、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
あるいはまた、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
さらに、上記光ディスクの上記データ又はプログラムの記録領域に、予めデータまたはプログラムを記録するとよい。
あるいは、上記光ディスクの上記データ又はプログラムの記録領域に、予めプリスタンプでデータまたはプログラムを記録するとよい。
さらに、上記管理情報に、上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報を記録するとよい。
例えば、DVD+Rディスク,DVD+RWディスクでは、図3の(a)に示すリードイン領域40内に、コントロール・データ・ゾーン(control data zone)が有り、その中にラスト・ポシブル・フィジカル・セクタ(last possible physical sector)として書き込み領域として確保可能な最大アドレスが規定されている。
そこで、そのラスト・ポシブル・フィジカル・セクタの値を、この発明に係る管理情報として、記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定し、実際の物理容量よりも小さな容量に見せかけるようにする。
また、CD−Rディスク,CD−RWディスクでは、アブソリュート・タイム・イン・グルーブ(Absolute time in groove:ATIP)というアドレス識別の構造を備えているが、または、図3の(b)に示すリードイン領域50,53内のATIPにはラスト・ポシブル・スタート・タイム・オブ・リードアウト領域(last possible start time of Lead−out Area)として、終了を示す領域(Lead−out)の開始アドレスの可能な最大アドレスが規定されている。
そこで、そのラスト・ポシブル・スタート・タイム・オブ・リードアウト領域の値を、この発明に係る管理情報として、記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定し、実際の物理容量よりも小さな容量に見せかけるようにする。
次に、CPU10が実行するプログラムの上記読出手順を、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手順にすれば、上記記録方法において、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程を実行する。
この場合、CPU10の上記読出手段は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手段に相当する。
次に、図5はこの発明の他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図であり、図2と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この情報記録装置は、パーソナルコンピュータ内にDVD+RWドライブ装置を組み込んでおり、パーソナルコンピュータからのデータ又はプログラムを信号受信部70で受信し、データ変換部71で所定の変換処理を施してドライブコントローラ25へ出力する。
そして、不揮発性メモリ60に、この発明に係る上記各プログラムを格納し、ドライブコントローラ25がその各プログラムを実行することによって、この発明に係る記録方法を実行する。すなわち、この場合は、ドライブコントローラ25がこの発明に係る記録装置の各手段の機能を果たす。また、光ディスク30がこの発明に係る上記記録媒体に相当する。
次に、図6はこの発明のまた他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図であり、図2,図5と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この情報記録装置は、DVD+RWドライブ装置2とそれを組み込んだ組み込み機器とからなり、組み込み機器の組み込み機器制御部3がこの発明に係る記録方法を実行する。
つまり、組み込み機器制御部3の不揮発性メモリ73にこの発明に係る上記各プログラムを格納し、コントローラ74がその各プログラムを実行することによって、この発明に係る記録方法を実行する。すなわち、この場合は、ドライブコントローラ25がこの発明に係る記録装置の各手段の機能を果たす。また、光ディスク30がこの発明に係る上記記録媒体に相当する。外部インタフェイス制御部61,72は、それぞれDVD+RWドライブ装置2とそれを組み込んだ組み込み機器との間のデータ又はプログラムのやり取りを制御する機能を果たす。
この発明による記録装置と記録媒体とプログラムは、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。
この発明の一実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すDVD+RWドライブ装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した光ディスク30のフォーマットを示す図である。 図1に示した情報記録装置の処理を示すフローチャート図である。 この発明の他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。 この発明のまた他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1:上位装置 2:DVD+RWドライブ装置 3:組み込み機器制御部 10:CPU 11:外部記憶装置 12:内部記憶装置 13:プログラム格納部 14:表示制御装置 15:ディスプレイ 16:キーボード 17:マウス 18:RAM 19:バス 20:スピンドルモータ 21:回転制御部 22:光ピックアップ 23:アクチュエータ制御部 24:信号制御部 25:ドライブコントローラ 26:バッファ 27:レーザ駆動回路 28:外部インタフェイス 30:光ディスク
40,50,53:リードイン領域 41,51,54:データ領域 42,52,55:リードアウト領域 43,44,56,57:汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域 60,73:不揮発性メモリ 61,72:外部インタフェイス制御部 70:信号受信部 71:データ変換部 74:コントローラ
また、ユーザに対して直ぐにサービスを始められるように、予めプログラムやデータがプリレコード(工場等で市場での書き込みと同様に書き込んでおくこと)された光ディスクもあるが、その場合、市場での書き込みと同じように記録されているので、書き込まれたプログラムやデータは市場の書き込み環境で消去しようと思えば消去することができ、間違って消してしまうという問題もあった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、通常の情報記録装置において出荷時に予め記録媒体に記録されたデータが誤って消去されないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の記録装置と記録媒体とプログラムを提供する。
情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段を備えた記録装置。
)上記()の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録装置。
)上記()の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録装置。
)上記()の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録装置。
)上記()〜()のいずれかの記録装置において、上記読出手段は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手段である記録装置。
情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法。
)上記()の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録方法。
)上記()の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録方法。
)上記()の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録方法。
10)上記()〜()のいずれかの記録方法において、上記読出工程は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す工程である記録方法。
11)コンピュータに、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラム。
12)上記(11)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であるプログラム。
13)上記(11)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であるプログラム。
14)上記(11)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であるプログラム。
15)上記(11)〜(14)のいずれかのプログラムにおいて、上記読出手順は、上記管理情報内に記録された上記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手順であるプログラム。
16)情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記憶領域を備えた記録媒体。
17)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録媒体。
18)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
19)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
20)上記(16)〜(19)のいずれかの記録媒体において、上記データ又はプログラムの記録領域に、予め上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータまたはプログラムが記録されている記録媒体。
21)上記(16)〜(19)のいずれかの記録媒体において、上記データ又はプログラムの記録領域に、予めプリスタンプで上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータまたはプログラムが記録されている記録媒体。
22)上記(16)〜(21)のいずれかの記録媒体において、上記管理情報に、上記書き込み領域外に上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報が記録されている記録媒体。
この発明による記録装置と記録方法とプログラムは、通常の情報記録装置において出荷時に予め記録媒体に記録されたデータが誤って消去されないようにすることができる。
CPU10は、この上位装置1の全体の制御を司り、内部記憶装置12に記憶されたオペレーションシステムプログラムとプログラム格納部13に格納されたプログラムを実行してこの発明の参考技術とこの発明に係る各種の制御処理も実行する。
外部記憶装置11は、CPU10の各種の処理結果であるデータを記憶するハードディスク装置等の記憶装置である。内部記憶装置12は、CPU10が実行するオペレーションシステムプログラムを格納するメモリである。プログラム格納部13は、CPU10が実行する各種のプログラムを格納するメモリである。
まず、この発明の参考技術について上記情報記録装置を用いて説明する。この参考技術では、上記プログラム格納部13に、コンピュータに、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された記録媒体の書き込み領域の外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいてデータを作成する作成手順と、その作成手順によって作成したデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラムと、コンピュータに、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された記録媒体の書き込み領域外の領域を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した上記書き込み領域の外の領域からデータを作成して上記記録媒体の書き込み領域に記録する手順を実行させるためのプログラムを読み出して起動させる起動手順を実行させるためのプログラムを格納する。
図3は、図1に示した光ディスク30のフォーマットを示す図である。
図3の(a)は、DVD−RAMディスク,DVD−RWディスク,DVD+RWディスクのシングルセッション構成の場合を示しており、リードイン(Lead−In)領域40,データ(Data)領域41,リードアウト(Lead−Out)領域42からなる1つのセッションが汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域に相当し、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域として、リードアウト領域42の外周側の斜線を施して示す領域43又はリードイン領域40の内周側の斜線を施して示す領域44に予めデータ又はプログラムを記録する。
さらに、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域として、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された最終書き込み領域(最終セッション,第Nセッション)のリードアウト領域55の外周側の斜線を施して示す領域56又は最初の書き込み領域(第1セッション)のリードイン領域50の内周側の斜線を施して示す領域57に予めデータ又はプログラムを記録する。
上記領域43,44,56,57へのデータ又はプログラムの記録は、プリスタンプで行っても良い。
すなわち、上記光ディスク30が、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えた記録媒体と、汎用の記録装置用に定められた記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にプリスタンプでデータが形成されている領域を備えた記録媒体に相当する。
したがって、光ディスク30は、通常の光ディスク記録装置(汎用の記録装置)で使用されるときには、その汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域のみ参照し、その書き込み領域にのみデータが記録される。
次に、この情報記録装置におけるこの発明の参考技術に係る処理について説明する。
図4は、図1に示した情報記録装置の処理を示すフローチャート図である。
上位装置1のCPU10は、ステップ(図中「S」で示す)1でDVD+RWドライブ装置に光ディスクが挿入されたか否かを判断し、DVD+RWドライブ装置からの通知に基づいて光ディスクが挿入されたと判断したら、ステップ2でDVD+RWドライブ装置へゲット・コンフィギュレーション・コマンドを送り、DVD+RWドライブ装置からの通知に基づいて汎用の記録装置用の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を有する光ディスクか否かを判断し、その光ディスクでなければステップ4でその光ディスクの種類に対応した動作を実行する。
次に、この発明の実施例を説明する。この発明の実施例の情報記録装置では、上記情報記録装置のプログラム格納部13に、コンピュータに、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラムを格納する。
そして、CPU10がそのプログラムを実行することによって、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法を実行する。
すなわち、CPU10が、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段の機能を果たす。
この場合の光ディスクは、情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記憶領域を備えている。
また、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報にするとよい。
あるいは、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
あるいはまた、上記管理情報を、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報にするとよい。
さらに、上記光ディスクの上記データ又はプログラムの記録領域に、予め上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータまたはプログラムを記録するとよい。
あるいは、上記光ディスクの上記データ又はプログラムの記録領域に、予めプリスタンプで上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータまたはプログラムを記録するとよい。
さらに、上記管理情報に、上記書き込み領域外に上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報を記録するとよい。
この発明の一実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すDVD+RWドライブ装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した光ディスク30のフォーマットを示す図である。 図1に示した情報記録装置におけるこの発明の参考技術に係る処理を示すフローチャート図である。 この発明の他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。 この発明のまた他の実施例である情報記録装置の構成を示すブロック図である。
この発明は上記の目的を達成するため、次の記録装置と記録媒体とプログラムを提供する。
(1)情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段を備えた記録装置。
(2)上記(1)の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録装置。
(3)上記(1)の記録装置において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録装置。
(6)情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法。
(7)上記(6)の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録方法。
(8)上記(6)の記録方法において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報である記録方法。
(11)コンピュータに、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラム。
(12)上記(11)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であるプログラム。
(13)上記(11)のプログラムにおいて、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であるプログラム。
(16)情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、上記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記憶領域を備えた記録媒体。
(17)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を上記書き込み領域の記憶容量として規定している情報である記録媒体。
(18)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
(19)上記(16)の記録媒体において、上記管理情報は、上記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを上記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報である記録媒体。
20)上記(16)〜(19)のいずれかの記録媒体において、上記管理情報に、上記書き込み領域外に上記書き込み領域に記録するデータを加工するのに用いるデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報が記録されている記録媒体。
次に、この発明の実施例を説明する。この発明の実施例の情報記録装置では、上記情報記録装置のプログラム格納部13に、コンピュータに、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、その参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、その読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、その加工手順によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手順を実行させるためのプログラムを格納する。
そして、CPU10がそのプログラムを実行することによって、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、その参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、その読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、その加工工程によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録工程とからなる記録方法を実行する。
すなわち、CPU10が、情報の書き込みが可能な記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、その参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に予めプリスタンプで記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、その読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、その加工手段によって加工されたデータを上記書き込み領域に記録する記録手段の機能を果たす。

Claims (27)

  1. 記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を参照する参照手段と、該参照手段によって参照した前記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいて前記書き込み領域にデータを記録する記録手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にデータ記録可能な領域を備えたことを特徴とする記録媒体。
  3. 記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外にプリスタンプでデータが形成されている領域を備えたことを特徴とする記録媒体。
  4. コンピュータに、記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域の外の領域を参照する参照手順と、該参照手順によって参照した前記書き込み領域の外の領域に記録されたデータに基づいてデータを作成する作成手順と、該作成手順によって作成したデータを前記書き込み領域に記録する記録手順とを実行させるためのプログラム。
  5. コンピュータに、記録媒体の記録媒体フォーマット規格で指定された書き込み領域外の領域を参照する参照手順と、該参照手順によって参照した前記書き込み領域の外の領域からデータを作成して前記記録媒体の書き込み領域に記録する手順を実行させるためのプログラムを読み出して起動させる起動手順とを実行させるためのプログラム。
  6. 記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手段と、該参照手段によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手段と、該読出手段によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手段と、該加工手段によって加工されたデータを前記書き込み領域に記録する記録手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を前記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  9. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  10. 前記読出手段は、前記管理情報内に記録された前記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、前記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手段であることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の記録装置。
  11. 記録媒体に記録された管理情報を参照する参照工程と、該参照工程によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出工程と、該読出工程によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工工程と、該加工工程によって加工されたデータを前記書き込み領域に記録する記録工程とからなることを特徴とする記録方法。
  12. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を前記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であることを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  13. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  14. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項11記載の記録方法。
  15. 前記読出工程は、前記管理情報内に記録された前記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、前記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す工程であることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の記録方法。
  16. コンピュータに、記録媒体に記録された管理情報を参照する参照手順と、該参照手順によって参照した管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す読出手順と、該読出手順によって読み出されたデータ又はプログラムを用いてデータを加工する加工手順と、該加工手順によって加工されたデータを前記書き込み領域に記録する記録手順とを実行させるためのプログラム。
  17. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を前記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  18. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記書き込み領域の書き込み可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  19. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項16記載のプログラム。
  20. 前記読出手順は、前記管理情報内に記録された前記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報に基づいて、前記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域に記録されたデータ又はプログラムを読み出す手順であることを特徴とする請求項16乃至19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 情報の書き込みが可能な記録媒体であって、書き込み領域に関する規定を含む管理情報が記録されており、前記管理情報に規定された書き込み領域より外の領域にデータ又はプログラムの記憶領域を備えたことを特徴とする記録媒体。
  22. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の記憶容量として物理的に確保可能な最大記憶容量よりも少ない記憶容量を前記書き込み領域の記憶容量として規定している情報であることを特徴とする請求項21記載の記録媒体。
  23. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域として物理的に確保可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記書き込み領域の可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項21記載の記録媒体。
  24. 前記管理情報は、前記記録媒体における書き込み領域の終了を示す領域の開始アドレスとして物理的に指定可能な最大アドレスよりも小さなアドレスを前記終了を示す領域の開始アドレスの可能な最大アドレスとして規定している情報であることを特徴とする請求項21記載の記録媒体。
  25. 前記データ又はプログラムの記録領域に、予めデータまたはプログラムが記録されていることを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一項に記載の記録媒体。
  26. 前記データ又はプログラムの記録領域に、予めプリスタンプでデータまたはプログラムが記録されていることを特徴とする請求項21乃至24のいずれか一項に記載の記録媒体。
  27. 前記管理情報に、前記書き込み領域外にデータ又はプログラムの記録領域を備えた記録媒体であることを示す情報が記録されていることを特徴とする請求項21乃至26のいずれか一項に記載の記録媒体。
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