JP2006031196A - アクセス方法、情報処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

アクセス方法、情報処理装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツの不正使用を防止する。
【解決手段】プログラムコンテンツの起動要求に対応して、指定されたプログラムコンテンツをロードするために用いられる再生デバイスが仮想的に設定された仮想ドライブであるか否かを判断する(ステップ407)。そして、再生デバイスが仮想ドライブであれば、プログラムコンテンツの起動を禁止し(ステップ409)、一方、再生デバイスが仮想ドライブでなければ、プログラムコンテンツの起動を許可する(ステップ411、413)。このように、プログラムコンテンツが光ディスクに記録されているコンテンツであるか、ハードディスクにコピーされたイメージデータに含まれているコンテンツであるかを判別することができるため、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、アクセス方法、情報処理装置、プログラム及び記録媒体に係り、更に詳しくは、コンピュータを用いてコンテンツにアクセスするアクセス方法、コンテンツへのアクセスが可能な情報処理装置、情報処理装置で用いられるプログラム及び該プログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)は、その機能向上及び低価格化に伴い、企業だけでなく一般家庭でも広く用いられるようになった。そして、記録容量の大きな情報記録媒体としてCD(compact disc)などの光ディスクが注目されるようになり、その低価格化とともに、光ディスクを情報記録の対象媒体とする情報記録装置としての光ディスク装置がパソコンの周辺機器の一つとして普及するようになった。なお、情報記録媒体にアクセスするための装置は、総称して「ドライブ装置」とも呼ばれている。
これにより、ユーザは光ディスク装置を用いてCD−R(CD-recordable)やCD−RW(CD-rewritable)などに情報を記録することができるようになり、例えば購入したCD−ROMなどのバックアップ用ディスクをユーザが自分で作成することが極めて容易となった。しかしながら、バックアップを容易に行うことができるため、不正コピーも可能となり、音楽、映画、写真及びコンピュータソフトなどの情報(以下「コンテンツ」ともいう)をCD−ROMなどに書き込まれた状態、いわゆるパッケージメディアで市販しているコンテンツメーカに多大な被害を与えるようになった。そこで、コンテンツの不正コピー及び不正使用を防止するため、種々のコピープロテクト方法が考案された(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、読取専用領域(ROM領域)と書き込み可能領域(RAM領域)とを有する、いわゆるハイブリッドディスクの不正利用防止方法が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示されている不正利用防止方法によると、ROM領域とRAM領域の境界に基づいて不正にコピーされたものであるか否かを判断しているため、ハイブリッドディスク以外の情報記録媒体には適用することができないという不都合があった。また、データの上書き処理を行って境界の有無を検出しているため、ディスクの種類によっては、オリジナルディスクに記録されているデータが再生不能となるおそれがあった。
また、特許文献2には、ハイブリッドディスクのROM領域に記録され、ドライブ装置が再生専用であるか否かによって、自動的に動作が切り替わるプログラムが開示されているが、この特許文献2に開示されているプログラムでは、コンテンツの不正使用を防止することはできなかった。
特開平6−349064号公報 特開2003−91928号公報
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能なアクセス方法及び情報処理装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、情報処理装置にて実行され、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することを可能とするプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、コンピュータを用いてコンテンツにアクセスするアクセス方法であって、アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する工程を含むアクセス方法である。
これによれば、コンピュータを用いてコンテンツにアクセスする際に、アクセス対象のコンテンツをアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かが判断される。この場合に、アクセス対象のコンテンツがイメージデータとしてコンピュータ内にコピーされたコンテンツであるか否かを知ることができるため、結果として高コスト化を招くことなく、コピーが禁止されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項2に記載のアクセス方法の如く、前記判断の結果に応じて、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを制御する工程を、更に含むこととすることができる。
この場合において、請求項3に記載のアクセス方法の如く、前記制御する工程では、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断することとすることができる。
上記請求項2に記載のアクセス方法において、請求項4に記載のアクセス方法の如く、前記制御する工程では、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可することとすることができる。
上記請求項1〜4に記載の各アクセス方法において、請求項5に記載のアクセス方法の如く、前記判断する工程では、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断することとすることができる。
上記請求項1〜5に記載の各アクセス方法において、請求項6に記載のアクセス方法の如く、前記判断する工程に先立って、前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する工程を、更に含むこととすることができる。
上記請求項1〜6に記載の各アクセス方法において、請求項7に記載のアクセス方法の如く、前記アクセス用デバイスは、前記アクセス対象のコンテンツを再生するためのデバイスであることとすることができる。
上記請求項1〜7に記載の各アクセス方法において、請求項8に記載のアクセス方法の如く、前記アクセス対象のコンテンツは、情報記録媒体に記録されるデータを圧縮するためのプログラム、情報記録媒体に記録されるデータを暗号化するためのプログラム、データを情報記録媒体に記録するためのプログラム、情報記録媒体に記録されているアプリケーションプログラムをインストールするためのプログラム、情報記録媒体に記録されている圧縮されたデータを解凍するためのプログラム、情報記録媒体に記録されている暗号化されたデータを復号化するためのプログラム、及び情報記録媒体に記録されている情報を読み出すためのプログラム、のうちの少なくともいずれかを含むこととすることができる。
請求項9に記載の発明は、コンテンツへのアクセスが可能な情報処理装置であって、アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する判断手段と;前記判断の結果に応じて、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを制御する制御手段と;を備える情報処理装置である。
これによれば、コンテンツにアクセスする際に、判断手段により、アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かが判断される。そして、その判断の結果に応じて、制御手段により、アクセス対象のコンテンツへのアクセスが制御される。この場合に、制御手段では、判断手段での判断結果から、アクセス対象のコンテンツがイメージデータとしてコピーされたコンテンツであるか否かを知ることができるため、結果として高コスト化を招くことなく、コピーが禁止されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項10に記載の情報処理装置の如く、前記制御手段は、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断することとすることができる。
上記請求項9に記載の情報処理装置において、請求項11に記載の情報処理装置の如く、前記制御手段は、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可することとすることができる。
上記請求項9〜11に記載の各情報処理装置において、請求項12に記載の情報処理装置の如く、前記判断手段は、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断することとすることができる。
上記請求項9〜12に記載の各情報処理装置において、請求項13に記載の情報処理装置の如く、前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する取得手段を、更に備えることとすることができる。
上記請求項9〜13に記載の各情報処理装置において、請求項14に記載の情報処理装置の如く、前記アクセス用デバイスは、前記アクセス対象のコンテンツを再生するためのデバイスであることとすることができる。
上記請求項9〜14に記載の各情報処理装置において、請求項15に記載の情報処理装置の如く、前記アクセス対象のコンテンツは、情報記録媒体に記録されるデータを圧縮するためのプログラム、情報記録媒体に記録されるデータを暗号化するためのプログラム、データを情報記録媒体に記録するためのプログラム、情報記録媒体に記録されているアプリケーションプログラムをインストールするためのプログラム、情報記録媒体に記録されている圧縮されたデータを解凍するためのプログラム、情報記録媒体に記録されている暗号化されたデータを復号化するためのプログラム、及び情報記録媒体に記録されている情報を読み出すためのプログラム、のうちの少なくともいずれかを含むこととすることができる。
請求項16に記載の発明は、コンテンツへのアクセスが可能な情報処理装置に用いられるプログラムであって、アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する手順を、前記情報処理装置に実行させるプログラムである。
これによれば、本発明のプログラムが所定のメモリにロードされ、その開始アドレスがプログラムカウンタにセットされると、情報処理装置は、アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する。すなわち、本発明のプログラムによれば、情報処理装置に請求項1に記載の発明に係るアクセス方法を実行させることができ、これにより、結果として高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項17に記載のプログラムの如く、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることとすることができる。
上記請求項16に記載のプログラムにおいて、請求項18に記載のプログラムの如く、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることとすることができる。
上記請求項16〜18に記載の各プログラムにおいて、請求項19に記載のプログラムの如く、前記判断する手順として、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断する手順を、前記情報処理装置に実行させることとすることができる。
上記請求項16〜19に記載の各プログラムにおいて、請求項20に記載のプログラムの如く、前記判断する手順に先立って、前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることとすることができる。
請求項21に記載の発明は、請求項16〜20のいずれか一項に記載のプログラムが記録された領域を含む記録領域を有するコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
これによれば、請求項16〜20のいずれか一項に記載のプログラムが記録されているために、コンピュータに実行させることにより、結果として高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
この場合において、請求項22に記載の記録媒体の如く、前記記録領域は、情報の追記が可能な領域あるいは情報の書き換えが可能な領域であることとすることができる。
上記請求項21に記載の記録媒体において、請求項23に記載の記録媒体の如く、前記記録領域は、情報の追記もしくは書き換えが可能な領域と読取専用の領域とを有し、前記プログラムが前記読取専用の領域に記録されていることとすることができる。
この場合において、請求項24に記載の記録媒体の如く、前記読取専用の領域はマルチセッションにおける第1セッションの領域であることとすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る情報処理装置としてのパソコン10の概略構成が示されている。
この図1に示されるパソコン10は、主制御装置92、光ディスク装置20、ハードディスク装置(HDD)94、入力装置95、表示装置96、及びインターフェース97などを備えている。
前記主制御装置92は、CPU92a、フラッシュROM92b、及びRAM92cなどから構成されている。
フラッシュROM92bには、CPU92aにて解読可能なコードで記述された、ブートプログラム、及びいわゆるBIOS(Basic Input/Output System)などが格納されている。ブートプログラムは、パソコン10に電源が投入されると、最初に実行されるプログラムである。BIOSは、パソコン10に接続されるデバイス(周辺機器)を制御するプログラム群であり、オペレーティングシステム(以下「OS」ともいう)及びアプリケーションプログラムと各種デバイスとの間のインターフェイスの役割を有している。なお、デバイスには、実体のあるものだけでなく、実体のない仮想的に設けられるものも含まれる。この仮想的に設けられるデバイスは、「仮想デバイス」とも呼ばれている。また、BIOSには、パソコン10の起動時に各種設定を行うプログラムも含まれている。
RAM92cには、CPU92aにて解読可能なコードで記述されたプログラムがロードされる。
CPU92aは、フラッシュROM92b及びRAM92cに格納されているプログラムに従ってパソコン10の全体を制御する。
前記HDD94は、ハードディスク94bと、該ハードディスク94bを駆動するための駆動装置94aなどから構成されている。ハードディスク94bには、CPU92aにて解読可能なコードで記述されたOS及び本発明に係るプログラムを含む各種プログラムなどが格納されている。パソコン10に電源が投入されると、ブートプログラムによってOSの一部はRAM92cにロードされ、RAM92cに常駐する。また、ハードディスク94bに格納されているプログラムは、必要に応じてRAM92cにロードされ、CPU92aにて実行される。
また、ハードディスク94bには、光ディスク15に記録されている後述するコンテンツを含むイメージファイルが格納されている。そして、このイメージファイルにアクセスするための仮想デバイスとして、仮想ドライブが設けられている。
前記表示装置96は、例えばCRT、液晶ディスプレイ(LCD)及びプラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)などを用いた表示部(図示省略)を備え、CPU92aから指示された各種情報を表示する。
前記入力装置95は、例えばキーボード、マウス、タブレット、ライトペン及びタッチパネルなどのうち少なくとも1つの入力媒体(図示省略)を備え、ユーザから入力された各種情報をCPU92aに通知する。なお、入力媒体からの情報はワイヤレス方式で入力されても良い。また、表示装置96と入力装置95とが一体化されたものとして、例えばタッチパネル付きLCDなどがある。
前記インターフェース97は、光ディスク装置20との双方向の通信インターフェースであり、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)、SCSI(Small Computer System Interface)及びUSB(Universal Serial Bus)などの標準インターフェースに準拠している。
前記光ディスク装置20には、光ディスク15がセットされる。光ディスク装置20は、CPU92aの指示に基づいて、光ディスク15に対して情報の記録及び再生を行なう。
光ディスク15は、一例として図2に示されるように、読取専用の領域(以下「ROM部」ともいう)と、情報の追記が可能な領域(以下「RAM部」ともいう)とを有するハイブリッドディスクである。そして、ROM部には、コンテンツとして、プログラム(以下「プログラムコンテンツ」ともいう)及びデータ(以下「データコンテンツ」ともいう)が記録されている。
ここでは、プログラムコンテンツとしては、例えば、光ディスク15に記録されるデータを圧縮するためのプログラム、光ディスク15に記録されるデータを暗号化するためのプログラム、データを光ディスク15に記録するためのプログラム、光ディスク15に記録されているアプリケーションプログラムをインストールするためのプログラム、光ディスク15に記録されている圧縮されたデータを解凍するためのプログラム、光ディスク15に記録されている暗号化されたデータを復号化するためのプログラム、及び光ディスク15に記録されている情報を読み出すためのプログラム、のうち少なくともいずれかが記録されているものとする。なお、これらのプログラムが組み合わされたプログラム、例えば、データを暗号化し、かつ圧縮して光ディスク15に記録するためのプログラムや、暗号化され、かつ圧縮されて光ディスク15に記録されているデータを読み出して、解凍し、かつ復号化するためのプログラムが含まれていても良い。
また、データコンテンツとしては、音楽データ、画像データ及びプログラムコンテンツで用いられるデータ、プログラムコンテンツで作成されたデータ、のうち少なくともいずれかが記録されているものとする。
そして、マルチセッション方式が採用されており、ROM部が第1セッションに設定されている。
前記OSは、パソコン10に接続されているデバイス(仮想ドライブを含む)を管理するためのデバイスマネージャを有している。
本実施形態では、光ディスク装置20は、省電力のためにパワーマネージメント(電源管理)されるように設定されている。そこで、光ディスク装置20は、ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)対応のデバイスとして、ACPI BIOSの管理下にある。一方、仮想ドライブは、パワーマネージメントが不要であるため、単にPnP(Plug and Play)対応のデバイスとして、PnP BIOS(Extention)の管理下にある。そして、デバイスマネージャは、ACPI BIOSを介して光ディスク装置20を制御し、PnP BIOS(Extention)を介して仮想ドライブを制御する。すなわち、光ディスク装置20及び仮想ドライブは、いずれも再生用のデバイス(以下、「再生デバイス」ともいう)であるが、互いに異なる接続設定がなされている。
そして、OSが扱う全てのファイルの種類についての設定情報、ユーザが設定した情報、デバイスドライバや接続されているデバイス(仮想ドライブを含む)に関する設定情報などは、レジストリ情報としてレジストリファイルに書き込まれている。このレジストリファイルは、ハードディスク94bに記録されている。
次に、前述のようにして構成されたパソコン10において、入力装置95を介してユーザからプログラムコンテンツの起動要求があったときの処理について図3を用いて説明する。図3のフローチャートは、CPU92aによって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
なお、ここでは、光ディスク15に記録されているコンテンツはコピーが禁止されているコンテンツであるものとする。
入力装置95を介してユーザからプログラムコンテンツの起動要求があると、ハードディスク94bに格納されている図3のフローチャートに対応するプログラム(以下、「起動処理プログラム」という)が駆動装置94aを介して、RAM92cにロードされるとともに、起動処理プログラムの開始アドレスがCPU92aのプログラムカウンタにセットされ、処理がスタートする。
最初のステップ401では、駆動装置94aを介して、ハードディスク94bに記録されているレジストリファイルを読み出し、レジストリ情報を取得する。
次のステップ403では、OSを介して、ユーザから指定されたプログラムコンテンツ(以下、「指定プログラムコンテンツ」ともいう)を再生するための再生デバイス(以下、「対象再生デバイス」ともいう)を取得する。
次のステップ405では、レジストリ情報から対象再生デバイスの接続情報を取得する。
次のステップ407では、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かを判断する。具体的には、対象再生デバイスがPnP BIOS(Extention)の管理下にあるか否かによって、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かが判断される。例えば、指定プログラムコンテンツが、イメージファイルとしてハードディスク94bに格納されているプログラムコンテンツであれば、対象再生デバイスはPnP BIOS(Extention)の管理下にあるため、ここでの判断は肯定され、ステップ409に移行する。
このステップ409では、指定プログラムコンテンツの起動は、コンテンツの不正使用に該当すると判断し、指定プログラムコンテンツは実行不可であることを示すメッセージを表示装置96の表示部(図示省略)に表示し、ユーザに通知する。そして、ユーザがメッセージを確認すると、処理を終了する。すなわち、指定プログラムコンテンツの起動は禁止される。これにより、不正にコピーされたプログラムコンテンツの使用を防止することができる。
一方、上記ステップ407において、指定プログラムコンテンツが、光ディスク15に記録されているプログラムコンテンツであれば、対象再生デバイスはACPI BIOSの管理下にあるため、ステップ407での判断は否定され、ステップ411に移行する。
このステップ411では、指定プログラムコンテンツの起動は、コンテンツの正常使用であると判断し、光ディスク装置20及びインターフェース97を介して、光ディスク15に記録されている指定プログラムコンテンツを再生し、RAM92cにロードする。
次のステップ413では、指定プログラムコンテンツの実行を許可する。これにより、指定プログラムコンテンツは所定のタイミングで起動される。そして、処理を終了する。これにより、正当性を有するプログラムコンテンツは使用することができる。
次に、パソコン10において、入力装置95を介してユーザからデータコンテンツの取得要求があったときの処理について図4を用いて説明する。図4のフローチャートは、CPU92aによって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。なお、前提条件は、上記プログラムコンテンツの駆動要求があったときの処理の場合と同じである。
入力装置95を介してユーザからデータコンテンツの取得要求があると、ハードディスク94bに格納されている図4のフローチャートに対応するプログラム(以下「取得処理プログラム」という)がRAM92cにロードされるとともに、取得処理プログラムの開始アドレスがCPU92aのプログラムカウンタにセットされ、処理がスタートする。
最初のステップ501では、前記ステップ401での処理と同様の処理を行う。
次のステップ503では、OSを介して、ユーザから指定されたデータコンテンツ(以下、「指定データコンテンツ」ともいう)を再生するための再生デバイス(対象再生デバイス)を取得する。
次のステップ505では、レジストリ情報から対象再生デバイスの接続情報を取得する。
次のステップ507では、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かを判断する。具体的には、前記ステップ407での処理と同様に、対象再生デバイスがPnP BIOS(Extention)の管理下にあるか否かによって、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かが判断される。例えば、指定データコンテンツが、イメージファイルとしてハードディスク94bに格納されているデータコンテンツであれば、対象再生デバイスはPnP BIOS(Extention)の管理下にあるため、ここでの判断は肯定され、ステップ509に移行する。
このステップ509では、指定データコンテンツの取得は、コンテンツの不正使用に該当すると判断し、指定データコンテンツは取得不可であることを示すメッセージを表示装置96の表示部(図示省略)に表示し、ユーザに通知する。そして、ユーザがメッセージを確認すると、処理を終了する。すなわち、指定データコンテンツの取得は禁止される。これにより、不正にコピーされたデータコンテンツの使用を防止することができる。
一方、上記ステップ507において、指定データコンテンツが、光ディスク15に記録されているデータコンテンツであれば、対象再生デバイスはACPI BIOSの管理下にあるため、ステップ507での判断は否定され、ステップ511に移行する。
このステップ511では、指定データコンテンツの取得は、コンテンツの正常使用であると判断し、光ディスク装置20及びインターフェース97を介して、光ディスク15に記録されている指定データコンテンツを再生し、RAM92cに転送する。そして、処理を終了する。これにより、正当性を有するデータコンテンツは使用することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るパソコン10では、CPU92a及び該CPU92aにて実行されるプログラムとによって、取得手段、判断手段、及び制御手段が実現されている。すなわち、図3のステップ401〜405、図4のステップ501〜505によって、取得手段が実現され、図3のステップ407、図4のステップ507によって、判断手段が実現され、図3のステップ409〜413、図4のステップ509、511によって、制御手段が実現されている。
なお、CPU92aによるプログラムに従う処理によって実現した各手段の少なくとも一部をハードウェアによって構成することとしても良いし、あるいは全てをハードウェアによって構成することとしても良い。
また、本実施形態では、記録媒体としてのハードディスク94bに記録されているプログラムのうち、前記起動処理プログラム及び前記取得処理プログラムによって、本発明に係るプログラムが構成されている。すなわち、図3のステップ401〜405の処理に対応するプログラム、図4のステップ501〜505の処理に対応するプログラムによって、取得する手順が構成され、図3のステップ407の処理に対応するプログラム、図4のステップ507の処理に対応するプログラムによって、判断する手順が構成されている。そして、図3のステップ409の処理に対応するプログラム、図4のステップ509の処理に対応するプログラムによって、禁止、又は制限あるいは中断する手順が構成され、図3のステップ411、413の処理に対応するプログラム、図4のステップ511の処理に対応するプログラムによって、許可する手順が構成されている。
そして、本実施形態では、図3のステップ401〜405での処理、図4のステップ501〜505での処理によって、本発明に係るアクセス方法における取得する工程が実施され、図3のステップ407での処理、図4のステップ507での処理によって、判断する工程が実施され、図3のステップ409〜413での処理、図4のステップ509、511での処理によって、制御する工程が実施されている。
以上説明したように、本実施形態に係るパソコン10によると、ユーザからプログラムコンテンツの起動要求があると、指定プログラムコンテンツを再生するための対象再生デバイス(アクセス用デバイス)の接続に関する設定情報をレジストリ情報から取得し、対象再生デバイスがPnP BIOS(Extention)の管理下にある場合には、対象再生デバイスは仮想ドライブ(仮想デバイス)であると判断し、指定プログラムコンテンツの起動を禁止している。これにより、光ディスク15に記録されているプログラムコンテンツが含まれるイメージファイルの使用を不可とすることができる。従って、高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
一方、対象再生デバイスがACPI BIOSの管理下にある場合には、対象再生デバイスは仮想ドライブ(仮想デバイス)ではないと判断し、指定プログラムコンテンツの起動を許可している。これにより、正当性を有するプログラムコンテンツは使用することができる。
また、ユーザからデータコンテンツの取得要求があると、指定データコンテンツを再生するための対象再生デバイス(アクセス用デバイス)の接続に関する設定情報をレジストリ情報から取得し、対象再生デバイスがPnP BIOS(Extention)の管理下にある場合には、対象再生デバイスは仮想ドライブ(仮想デバイス)であると判断し、指定データコンテンツの取得を禁止している。これにより、光ディスク15に記録されているデータコンテンツが含まれるイメージファイルの使用を不可とすることができる。従って、高コスト化を招くことなく、情報記録媒体に記録されているコンテンツの不正使用を防止することが可能となる。
一方、対象再生デバイスがACPI BIOSの管理下にある場合には、対象再生デバイスは仮想ドライブ(仮想デバイス)ではないと判断し、指定データコンテンツの取得を許可している。これにより、正当性を有するデータコンテンツは使用することができる。
なお、上記実施形態において、ユーザによって複数のプログラムコンテンツが指定された場合に、対象再生デバイスが仮想ドライブであるプログラムコンテンツが含まれるときに、その対象再生デバイスが仮想ドライブであるプログラムコンテンツのみの起動を禁止しても良いし、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判明した時点で起動処理を中止しても良い。同様に、ユーザによって複数のデータコンテンツが指定された場合に、対象再生デバイスが仮想ドライブであるデータコンテンツが含まれるときに、その対象再生デバイスが仮想ドライブであるデータコンテンツのみの転送を禁止しても良いし、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判明した時点で転送処理を中止しても良い。
また、上記実施形態では、対象再生デバイスの接続に関する設定情報に基づいて、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かを判断する場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。例えば、対象再生デバイスの動作特性に関する情報に基づいて、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かを判断しても良い。この場合に、一例として図5に示されるように、対象再生デバイスにおけるコンテンツの再生速度が予め設定されている判定値以上であることで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。この場合について、図3の変形例1として、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、判定値には、光ディスク装置20を介してコンテンツを再生したときの再生速度を超える速度(例えば数10倍の速度)が予め設定されている。
最初のステップ601では、OSを介して、指定プログラムコンテンツを再生するための再生デバイス(対象再生デバイス)を取得する。
次のステップ603では、指定プログラムコンテンツを対象再生デバイスで再生し、その再生速度を計測する。なお、ここでは、再生速度を計測することを目的としているので、再生速度の計測が可能であれば、指定プログラムコンテンツの一部のみを再生しても良い。
次のステップ605では、再生速度が予め設定されている判定値以上であるか否かを判断する。再生速度が判定値以上であれば、対象再生デバイスは仮想ドライブであるとみなし、ここでの判断は肯定されステップ607に移行する。
このステップ607では、前記ステップ409での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。すなわち、指定プログラムコンテンツの起動は禁止される。これにより、不正にコピーされたプログラムコンテンツの使用を防止することができる。
一方、上記ステップ605において、再生速度が判定値未満であれば、対象再生デバイスは仮想ドライブではないとみなし、ここでの判断は否定されステップ609に移行する。
このステップ609及び611では、前記ステップ411及び413での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。これにより、正当性を有するプログラムコンテンツは使用することができる。
同様に、ユーザからデータコンテンツの取得要求があったときの処理においても、対象再生デバイスにおけるコンテンツの再生速度が予め設定されている判定値以上であることで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。
また、例えば、対象再生デバイスの認識状況に関する情報として、対象再生デバイスのドライブレター(ドライブ文字)が取得できないことで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。この場合について、図3の変形例2として、図6のフローチャートを用いて簡単に説明する。
最初のステップ701では、駆動装置94aを介して、ハードディスク94bに記録されているレジストリファイルを読み出し、レジストリ情報を取得する。
次のステップ703では、OSを介して、指定プログラムコンテンツを再生するための再生デバイス(対象再生デバイス)を取得する。
次のステップ705では、レジストリ情報を参照し、対象再生デバイスのドライブレター取得処理を行う。
次のステップ707では、対象再生デバイスのドライブレターが取得できたか否かを判断する。対象再生デバイスのドライブレターが取得できなければ、対象再生デバイスは仮想ドライブであるとみなし、ここでの判断は否定されステップ709に移行する。
このステップ709では、前記ステップ409での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。すなわち、指定プログラムコンテンツの起動は禁止される。これにより、不正にコピーされたプログラムコンテンツの使用を防止することができる。
一方、上記ステップ707において、対象再生デバイスのドライブレターが取得できれば、対象再生デバイスは仮想ドライブではないとみなし、ここでの判断は肯定されステップ711に移行する。
このステップ711及び713では、前記ステップ411及び413での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。これにより、正当性を有するプログラムコンテンツは使用することができる。
同様に、ユーザからデータコンテンツの取得要求があったときの処理においても、対象再生デバイスのドライブレターが取得できないことで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。
さらに、対象再生デバイスの認識状況に関する情報として、ドライブ名称が仮想ドライブ名称リストに記載されていることで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。この場合について、図3の変形例3として、図7のフローチャートを用いて簡単に説明する。
最初のステップ751では、駆動装置94aを介して、ハードディスク94bに記録されているレジストリファイルを読み出し、レジストリ情報を取得する。
次のステップ753では、OSを介して、指定プログラムコンテンツを再生するための再生デバイス(対象再生デバイス)を取得する。
次のステップ755では、レジストリ情報を参照し、対象再生デバイスのドライブ名称取得処理を行う。
次のステップ757では、対象再生デバイスのドライブ名称が仮想ドライブ名称リストに記載されているか否かを判断する。対象再生デバイスのドライブ名称が仮想ドライブ名称リストに記載されていれば、ここでの判断は肯定されステップ759に移行する。
このステップ759では、前記ステップ409での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。すなわち、指定プログラムコンテンツの起動は禁止される。これにより、不正にコピーされたプログラムコンテンツの使用を防止することができる。
一方、上記ステップ757において、対象再生デバイスのドライブ名称が仮想ドライブ名称リストに記載されていなければ、ステップ757での判断は否定されステップ761に移行する。
このステップ761及び763では、前記ステップ411及び413での処理と同様な処理を行う。そして、処理を終了する。これにより、正当性を有するプログラムコンテンツは使用することができる。
同様に、ユーザからデータコンテンツの取得要求があったときの処理においても、対象再生デバイスのドライブ名称が仮想ドライブ名称リストに記載されていることで、対象再生デバイスが仮想ドライブであると判断しても良い。
なお、対象再生デバイスの接続に関する設定情報、対象再生デバイスの認識状況に関する情報、及び対象再生デバイスの動作特性に関する情報、のうち少なくとも2つの情報に基づいて、対象再生デバイスが仮想ドライブであるか否かを判断しても良い。
また、上記実施形態では、本発明に係るプログラムは、ハードディスク94bに記録されているが、他の記録媒体(CD、光磁気ディスク、DVD、メモリカード、USBメモリ、フレキシブルディスク等)に記録されていても良い。この場合には、各記録媒体に対応する再生装置(又は専用インターフェース)を介して本発明に係るプログラムをRAM92cにロードすることとなる。また、ネットワーク(LAN、イントラネット、インターネットなど)を介して本発明に係るプログラムをRAM92cに転送しても良い。要するに、本発明に係るプログラムがRAM92cにロードされれば良い。
さらに、本発明に係るプログラムが光ディスク15のROM部に記録されていても良い。この場合には、例えば、入力装置95を介してユーザからプログラムコンテンツの起動要求があると、前記起動処理プログラムが光ディスク装置20及びインターフェース97を介して光ディスク15からRAM92cにロードされることとなる。また、例えば、入力装置95を介してユーザからデータコンテンツの取得要求があると、前記取得処理プログラムが光ディスク装置20及びインターフェース97を介して光ディスク15からRAM92cにロードされることとなる。ところで、ROM部を第1セッションとしているため、一般の再生専用のドライブ装置であっても、本発明に係るプログラムをロードすることができる。
また、上記実施形態では、RAM部が、情報の追記が可能な領域である場合について説明したが、RAM部が、情報の書き換えが可能な領域であっても良い。
また、上記実施形態では、対象再生デバイスが仮想ドライブであれば、指定プログラムコンテンツの起動を禁止する場合について説明したが、これに限らず、例えば、指定プログラムコンテンツの動作(又は機能)を制限したり、処理を中断するようにしても良い。
また、上記実施形態では、対象再生デバイスが仮想ドライブであれば、指定データコンテンツの取得を禁止する場合について説明したが、これに限らず、例えば、指定データコンテンツの一部のみが取得されるようにしても良い。
また、上記実施形態では、光ディスク15がハイブリッドディスクである場合について説明したが、これに限定されるものではなく、RAM部のみからなるディスクであっても良い。この場合に、例えば追記型の光ディスクあるいは書き換え可能型の光ディスクであっても良い。
また、上記実施形態では、光ディスク15にマルチセッション方式が採用されている場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、光ディスク15は、CD、DVD、及び約405nmの波長の光に対応した次世代の情報記録媒体のいずれであっても良い。
なお、上記実施形態において、光ディスク装置20は内蔵型及び外付け型のいずれであっても良い。同様にHDD94も、内蔵型及び外付け型のいずれであっても良い。
また、上記実施形態では、情報記録媒体が光ディスクの場合について説明したが、これに限定されるものではない。この場合には、前記光ディスク装置20に代えて、情報記録媒体に対応したドライブ装置が用いられる。
以上説明したように、本発明のアクセス方法及び情報処理装置によれば、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止するのに適している。また、また、本発明のプログラム及び記憶媒体によれば、情報処理装置に、高コスト化を招くことなく、コンテンツの不正使用を防止させるのに適している。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置としてのパソコンの構成を示すブロック図である。 図1の光ディスクを説明するための図である。 図1のパソコンにおけるプログラムコンテンツの起動処理を説明するためのフローチャートである。 図1のパソコンにおけるデータコンテンツの取得処理を説明するためのフローチャートである。 図1のパソコンにおけるプログラムコンテンツの起動処理の変形例1を説明するためのフローチャートである。 図1のパソコンにおけるプログラムコンテンツの起動処理の変形例2を説明するためのフローチャートである。 図1のパソコンにおけるプログラムコンテンツの起動処理の変形例3を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10…パソコン(情報処理装置)、15…光ディスク(情報記録媒体)、20…光ディスク装置(デバイス)、92a…CPU(取得手段、判断手段、制御手段)、94b…ハードディスク(記録媒体)。

Claims (24)

  1. コンピュータを用いてコンテンツにアクセスするアクセス方法であって、
    アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する工程を含むアクセス方法。
  2. 前記判断の結果に応じて、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを制御する工程を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載のアクセス方法。
  3. 前記制御する工程では、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断することを特徴とする請求項2に記載のアクセス方法。
  4. 前記制御する工程では、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可することを特徴とする請求項2に記載のアクセス方法。
  5. 前記判断する工程では、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクセス方法。
  6. 前記判断する工程に先立って、前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する工程を、更に含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のアクセス方法。
  7. 前記アクセス用デバイスは、前記アクセス対象のコンテンツを再生するためのデバイスであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のアクセス方法。
  8. 前記アクセス対象のコンテンツは、情報記録媒体に記録されるデータを圧縮するためのプログラム、情報記録媒体に記録されるデータを暗号化するためのプログラム、情報記録媒体にデータを記録するためのプログラム、情報記録媒体に記録されているアプリケーションプログラムをインストールするためのプログラム、情報記録媒体に記録されている圧縮されたデータを解凍するためのプログラム、情報記録媒体に記録されている暗号化されたデータを復号化するためのプログラム、及び情報記録媒体に記録されている情報を読み出すためのプログラム、のうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のアクセス方法。
  9. コンテンツへのアクセスが可能な情報処理装置であって、
    アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する判断手段と;
    前記判断の結果に応じて、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを制御する制御手段と;を備える情報処理装置。
  10. 前記制御手段は、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記制御手段は、前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記判断手段は、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する取得手段を、更に備えることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記アクセス用デバイスは、前記アクセス対象のコンテンツを再生するためのデバイスであることを特徴とする請求項9〜13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記アクセス対象のコンテンツは、情報記録媒体に記録されるデータを圧縮するためのプログラム、情報記録媒体に記録されるデータを暗号化するためのプログラム、データを情報記録媒体に記録するためのプログラム、情報記録媒体に記録されているアプリケーションプログラムをインストールするためのプログラム、情報記録媒体に記録されている圧縮されたデータを解凍するためのプログラム、情報記録媒体に記録されている暗号化されたデータを復号化するためのプログラム、及び情報記録媒体に記録されている情報を読み出すためのプログラム、のうちの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項9〜14のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  16. コンテンツへのアクセスが可能な情報処理装置に用いられるプログラムであって、
    アクセス対象のコンテンツにアクセスするためのアクセス用デバイスが仮想的に設定された仮想デバイスであるか否かを判断する手順を、前記情報処理装置に実行させるプログラム。
  17. 前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスである場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを禁止、又は制限あるいは中断する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記判断の結果、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスでない場合に、前記アクセス対象のコンテンツへのアクセスを許可する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  19. 前記判断する手順として、前記アクセス用デバイスの接続に関する設定情報、前記アクセス用デバイスの認識状況に関する情報、及び前記アクセス用デバイスの動作特性に関する情報のうちの少なくともいずれかの情報に基づいて、前記アクセス用デバイスが仮想デバイスであるか否かを判断する手順を、前記情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載のプログラム。
  20. 前記判断する手順に先立って、前記アクセス用デバイスに関する情報を取得する手順を、前記情報処理装置に更に実行させることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載のプログラム。
  21. 請求項16〜20のいずれか一項に記載のプログラムが記録された領域を含む記録領域を有するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 前記記録領域は、情報の追記が可能な領域あるいは情報の書き換えが可能な領域であることを特徴とする請求項21に記載の記録媒体。
  23. 前記記録領域は、情報の追記もしくは書き換えが可能な領域と読取専用の領域とを有し、前記プログラムが前記読取専用の領域に記録されていることを特徴とする請求項21に記載の記録媒体。
  24. 前記読取専用の領域はマルチセッションにおける第1セッションの領域であることを特徴とする請求項23に記載の記録媒体。
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