JP2003178486A - マルチレベル光記録媒体 - Google Patents

マルチレベル光記録媒体

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JP2003178486A
JP2003178486A JP2001376555A JP2001376555A JP2003178486A JP 2003178486 A JP2003178486 A JP 2003178486A JP 2001376555 A JP2001376555 A JP 2001376555A JP 2001376555 A JP2001376555 A JP 2001376555A JP 2003178486 A JP2003178486 A JP 2003178486A
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Hiroyuki Arioka
博之 有岡
Yutaka Taya
裕 田家
Shigetoshi Fukuzawa
成敏 福澤
Shuji Tsukamoto
修司 塚本
Takashi Doi
高志 洞井
Motohiro Inoue
素宏 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録層の特性の面内変動による影響を補正可
能なマルチレベル光記録媒体を提供する。 【解決手段】 少なくとも記録層12を有し、記録層1
2の状態を多段階に制御することによってマルチレベル
記録が可能なマルチレベル光記録媒体であって、記録層
12に複数のキャリブレーション信号が格納されてい
る。これにより、ドライブ側において記録層12の面内
変動を検知し、これを補正することが可能となるので、
記録層12に面内変動が存在する場合であっても、マル
チレベル記録されたデータの正確な読み出しが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチレベル光記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルデータを記録するた
めの記録媒体として、CDやDVDに代表される光記録
媒体が広く利用されており、そのデータ記録方式として
は、記録すべきデータをトラックに沿ったピットの長さ
に変調するという方式が広く用いられている。
【0003】このような記録方式を用いた場合、データ
の読み出しに際しては再生用レーザービームが光記録媒
体のトラックに沿って照射され、その反射光を検出する
ことによりピットの有無が判別される。また、データの
書き込みに際しては記録用レーザービームが光記録媒体
のトラックに沿って照射され、所定の長さを持ったピッ
トが形成される。
【0004】しかしながら、近年、光記録媒体に対する
いっそうの高密度記録が求められており、これを実現す
る手法として、いわゆる「マルチレベル記録方式」が提
案されている。マルチレベル記録方式は、上述した従来
の記録方式とは異なり、互いに異なる意味を持つ複数の
記録マークのうちの一つを1の仮想記録セルに割り当て
る方式であり、データの読み出しに際しては、再生用レ
ーザービームがマルチレベル光記録媒体のトラックに沿
って照射され、その反射光を検出することにより、各仮
想記録セルに割り当てられた記録マークの種類が判別さ
れる。また、データの書き込みに際しては記録用レーザ
ービームがマルチレベル光記録媒体のトラックに沿って
照射され、割り当てるべき記録マークが各仮想記録セル
に記録される。
【0005】互いに異なる記録マークが割り当てられた
仮想記録セルは、再生用レーザービームに対する光透過
率が互いに異なっている。したがって、データの書き込
みに際しては、記録用レーザービームの照射量を各仮想
記録セルごとにマルチレベルに制御することによって、
各仮想記録セルごとに上記光透過率がマルチレベルに制
御される。
【0006】ここで、「光透過率」とは、仮想記録セル
に照射した再生用レーザービームに対して、仮想記録セ
ルを通過したレーザービームの割合をいう。したがっ
て、データの読み出しに際しては、仮想記録セルに照射
された再生用レーザービームが仮想記録セルを通過し、
反射層で反射された後に同じ仮想記録セルを再度通過し
てマルチレベル光記録媒体の外部に出射されるレーザー
ビームの強度が検出され、これにより、各仮想記録セル
に割り当てられた記録マークの種類が判別される。
【0007】以上から明らかなとおり、マルチレベル光
記録媒体に対してより高密度にデータを記録するために
は、各仮想記録セル毎の光反射率をより多段階に制御す
ることが有効である。例えば、各仮想記録セル毎の光反
射率を4段階に制御すれば、1つの仮想記録セルに格納
される情報は2ビットであるが、各仮想記録セル毎の光
反射率を8段階に制御すれば、1つの仮想記録セルに格
納される情報は3ビットとなる。光反射率の制御をより
多段階で可能とするするためには、光透過率の最も高い
記録マークが割り当てられた仮想記録セルの光反射率
と、光透過率の最も低い記録マークが割り当てられた仮
想記録セルの光反射率との差、いわゆるダイナミックレ
ンジが十分に広いことが要求される。このため、マルチ
レベル光記録媒体に用いる記録層としては、十分なダイ
ナミックレンジを確保することができる記録層が選択さ
れる。このような記録層としては有機色素記録層や相変
化型記録層が選択され、その成膜にはそれぞれスピンコ
ート法、スパッタリング法を用いるのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】スピンコート法は、液
状の物質を塗布する方法として光記録媒体の製造のみな
らず半導体デバイスの製造等においても広く用いられて
いる方法である。しかしながら、スピンコート法により
形成される膜の膜厚は、塗布液を滴下する部分(滴下
点)から外側に離れた部分においてはほぼ均一となるも
のの、滴下点の近傍においては、滴下点に近づくにつれ
て急速に薄くなる傾向がある。このため、記録層の特性
に面内変動を生じてしまうという問題があった。
【0009】また、スパッタリング法は、光記録媒体の
記録層を含む無機材料薄膜の形成に一般的に適用されて
いるが、スパッタリング装置の構造上の問題や、スパッ
タリングによるターゲットの減少(エロージョン)等の
影響により、円盤状の光記録媒体の径方向や周方向にお
いて膜厚分布の面内変動が生じてしまうという問題があ
った。
【0010】このような面内変動は、製造装置や製造方
法によりある程度改善することが可能であるが、一般的
なCDやDVDのように記録データをトラックに沿った
ピットの長さに変調する方式においては問題とならない
レベルであっても、マルチレベル光記録媒体では仮想記
録セルの光反射率を多段階に制御する必要があることか
ら、僅かな面内変動によって記録されたデータの読み出
しが困難となってしまう。特に、記録層として有機色素
記録層を用いた場合、スピンコート法により記録層が形
成されることから、面内変動はより顕著である。このた
め、記録されたデータを正しく再生するためには、上記
面内変動の影響をドライブ側において検知し、補正する
必要がある。
【0011】したがって、本発明の目的は、記録層の特
性の面内変動による影響を補正可能なマルチレベル光記
録媒体を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
少なくとも記録層を有し、前記記録層の状態を多段階に
制御することによってマルチレベル記録が可能なマルチ
レベル光記録媒体であって、前記記録層に複数のキャリ
ブレーション信号が格納されていることを特徴とするマ
ルチレベル光記録媒体によって達成される。
【0013】本発明によれば、記録層に複数のキャリブ
レーション信号が格納されていることから、ドライブ側
において記録層の面内変動を検知し、これを補正するこ
とが可能となる。このため、記録層に面内変動が存在す
る場合であっても、マルチレベル記録されたデータの正
確な読み出しが可能となる。
【0014】本発明の好ましい実施態様においては、前
記記録層が色素によって構成される。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記記録層がスピンコート法によって形成されたも
のである。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、内周部分における前記キャリブレーション信号の格
納頻度の方が外周部分における前記キャリブレーション
信号の格納頻度よりも高い。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、データ読みとり精度をより高めることができるとと
もに、ユーザが使用可能な領域をより大きく確保するこ
とが可能となる。
【0018】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記記録層が相変化材料によって構成される。
【0019】本発明の別のさらに好ましい実施態様にお
いては、前記記録層がスパッタリング法によって形成さ
れたものである。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記キャリブレーション信号が、第1の情報が記録
された仮想記録セルが複数個連続的に形成された第1の
仮想記録セル列及び前記第1の情報とは異なる第2の情
報が記録された仮想記録セルが複数個連続的に形成され
た第2の仮想記録セル列を少なくとも含む。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第1の情報が、最も光反射率の高い仮想記録セ
ルに対応する情報であり、前記第2の情報が、最も光反
射率の低い仮想記録セルに対応する情報である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0023】図1は、マルチレベル光記録媒体1(以
下、「光記録媒体1」ともいう)の構成を示す切り欠き
斜視図である。
【0024】光記録媒体1は、ここではCD−R型の光
記録媒体(追記型光記録媒体)であって、図1に示すよ
うに、基板11、記録層12、反射膜13および保護層
14を備えて構成されている。基板11は、透明な樹脂
を基材として円盤状に形成されている。この基板11の
一方の面(図1における上面)には、その中心部近傍か
ら外縁部に向けて、レーザービームガイド用のグルーブ
11a、およびランド11bが螺旋状に形成されてい
る。記録層12は、シアニン色素、メロシアニン色素、
メチン系色素およびその誘導体、ベンゼンチオール金属
錯体、フタロシアニン色素、ナフタロシアニン色素、ア
ゾ色素などの有機色素からなり、この有機色素がグルー
ブ11aおよびランド11bを覆うように塗布されて形
成されている。この記録層12は、記録装置によって記
録用レーザービームが照射されることで分解変質し、そ
のレーザービームの照射量に応じて、その光透過率が変
化する。このように、記録層12は有機色素によって構
成されるため、その形成においてはスピンコート法が用
いられる。反射膜13は、光記録媒体1に記録された記
録データの再生時に基板11および記録層12を通過し
た再生用レーザービームを反射するための薄膜層であっ
て、金や銀などの金属を主原料として記録層12の上に
例えばスパッタリングによって形成されている。保護層
14は、反射膜13および記録層12を保護する層であ
って、反射膜13の外面を覆うように形成されている。
【0025】但し、本発明にかかる光記録媒体1が上述
したCD−R型の光記録媒体(追記型光記録媒体)に限
定されるものではなく、記録層に相変化材料を用いたC
D−RW型の光記録媒体(書き換え型光記録媒体)であ
っても構わない。この場合、記録層と反射膜との間に下
部保護層(誘電体層)を設け、記録層と基板との間に上
部保護層(誘電体層)を設ける必要があり、これら記録
層、下部保護層及び上部保護層は、いずれもスパッタリ
ング法により形成することができる。また、記録層に用
いる相変化材料としては、GeSbTe系材料やAgI
nSbTe系材料を用いることが可能である。
【0026】次に、光記録媒体1の記録原理について、
図面を参照して説明する。
【0027】この光記録媒体1では、図1に示すよう
に、その回転方向(円周方向)に沿ってグルーブ11a
を仮想的に分割した仮想記録セルS,S・・が記録単位
として規定されている。
【0028】図2は、光記録媒体1に記録された記録マ
ークMa〜Mgを概念的に示す概念図である。図2に示
されるように、仮想記録セルSのグルーブ11aに沿っ
た方向の長さは、集光ビーム径(ビームウエストの直
径)Dよりも短く規定されている。尚、各仮想記録セル
Sは、あくまで光記録再生装置側において想定される仮
想的なセルであり、図2に示すように各仮想記録セルS
の境界を画定する区画が光記録媒体1内に存在する訳で
はない。
【0029】この場合、記録装置のピックアップから出
射される記録用レーザービームの照射時間(すなわち、
レーザービームの照射量)を記録データの値に応じて多
段階に制御することで、図2に示すように、記録層12
(主として有機色素)の分解変質の度合いが異なる記録
マークMa〜Mg(以下、区別しないときには「記録マ
ークM」ともいう)が仮想記録セルS内に形成される。
なお、同図では、分解変質の度合いを記録マークMの大
きさで概念的に図示している。また、記録用レーザービ
ームによって記録データを記録する際には、光記録媒体
1を回転させつつ記録用レーザービームを照射するた
め、記録マークMは、照射時間に応じた長さの長円形と
なる。
【0030】したがって、この光記録媒体1にマルチレ
ベル記録する際には、仮想記録セルSに再生用レーザー
ビームを照射した際の光反射率が例えば7段階(未記録
部分を含めて8段階)となるように、記録マークMa〜
Mgのそれぞれの分解変質度合い(光透過率の変化量)
を規定する。この場合、光反射率は、記録層12の分解
変質度合いが小さいほど大きくなる。このため、記録マ
ークMが割り当てられていない仮想記録セルSが最大光
反射率の特性を有し、最も小さな記録マークMaが割り
当てられた仮想記録セルSが記録マークMのうち最も大
きい光反射率の特性を有し、以降、記録マークMb〜M
fが割り当てられた仮想記録セルSの順に光反射率が低
下し、最も大きな記録マークMgが割り当てられた仮想
記録セルSが最小光反射率の特性を有する。したがっ
て、レーザービームの照射量を制御して分解変質部分の
面積比(つまり記録層12の光透過率)を適宜設定する
ことにより、光反射率が7段階となる記録マークMa〜
Mgを形成することが可能となる。
【0031】次に、光記録媒体1の記録層12に使用さ
れる有機色素の特性について、図面を参照して説明す
る。
【0032】記録層12に使用される有機色素は、一般
的に、記録用レーザービームの照射時間(照射量)の増
加に伴い分解変質の度合いも増加するという特性を有す
る。その一方、この際の光反射率の変化は、記録用レー
ザービームの照射時間(照射量)に対して直線的ではな
い。また、記録用レーザービームの照射時間(照射量)
に伴う分解変質は、照射開始から暫くの間はその度合い
が緩やかで、所定時間経過後にその度合いが急峻かつ直
線的となり、その後、その度合いが再び緩やかとなっ
て、ある照射時間を超えた後には、その度合いが殆ど増
加しないという特性を示す。
【0033】また、分解変質されていない有機色素の光
透過率、最も大きく分解変質した有機色素(分解変質の
度合いが殆ど増加しない状態となるまで分解変質させら
れた状態の有機色素)の光透過率、および分解変質の度
合いに応じた光透過率の変化量も、使用する有機色素の
材質によって様々である。したがって、例えば互いに異
なる有機色素で記録層12が形成される5種類の光記録
媒体1を作製した場合、各光記録媒体1の各記録層12
における絶対光反射率は互いに相違する。ここで、「絶
対光反射率」とは、平滑な表面に例えばスパッタリング
などによって金などの薄膜が施された円盤体の光反射率
の値を100%とした場合における、各光記録媒体1の
未記録部分(未記録の仮想記録セルS)での光反射率を
意味する。
【0034】図3は、各種有機色素を使用した光記録媒
体1の相対光反射率特性を示す特性図である。
【0035】各光記録媒体1の各記録層12における相
対光反射率の特性も、図3の特性C1〜C5に示すよう
に、互いに相違する。なお、同図に示すように、上記し
た分解変質の度合いが特性C1〜C5の曲線における傾
きに寄与している。ここで、「相対光反射率」とは、各
光記録媒体1の未記録部分(つまり未記録の仮想記録セ
ルS)の絶対光反射率の値を100%とした場合におけ
る、対応する光記録媒体1の各記録部分(つまり記録さ
れている仮想記録セルS)の光反射率を意味する。
【0036】また、絶対光反射率や相対光反射率は、図
3に示すように各有機色素毎に相違するのみならず、同
じ色素を用いた場合であってもその膜厚によって変動す
る。図4は、記録層12の膜厚と径方向における距離と
の関係を概略的に示すグラフである。
【0037】図4に示されるように、記録層12の膜厚
と径方向における距離との関係は、ほぼ対数関数によっ
て表され、光記録媒体1の内側において急速に膜厚が薄
くなってしまう。これは、記録層12の形成においてス
ピンコート法を用いた場合に不可避的に生じる現象であ
る。したがって、同じ光記録媒体1に同じデータを記録
した場合であっても、径方向における記録位置によって
光反射率は変動し、かかる変動は光記録媒体1の内周部
分においてより顕著となる。これにより、記録層12の
光反射率に面内変動が生じてしまう。
【0038】このため、光記録媒体1に対するデータの
再生においては、ドライブ側においてかかる面内変動を
検出し補正する必要があり、そのために光記録媒体1に
は複数の基準信号を格納しておく必要がある。かかる基
準信号には、光記録媒体1に記録されるユーザデータと
同様に仮想記録セルSが用いられ、所定の記録マークが
形成された仮想記録セルS及び/又は未記録の仮想記録
セルSによって構成される。基準信号は、当該記録位置
における光反射率の面内変動を検出するために用いら
れ、例えば、最も大きな記録マークMgが割り当てられ
た仮想記録セルSによって基準信号が構成される場合、
ドライブは、かかる基準信号の反射率を当該記録位置に
おける記録マークMgが割り当てられた仮想記録セルS
の反射率として再定義し、これに基づくデータの読み出
しを行う。本明細書においては、このような基準信号を
「キャリブレーション信号」と呼ぶ。
【0039】キャリブレーション信号を用いた光反射率
の定義方法について、より具体的に説明する。
【0040】図5は、キャリブレーション信号を用いた
光反射率の定義方法の一例を示す概念図である。
【0041】図5に示す例は、キャリブレーション信号
が記録マークMgの割り当てられた仮想記録セルS7と
未記録の仮想記録セルS0によって構成され、これが光
記録媒体1の記録位置A,B,Cに格納されている場合
を示している。この場合、記録位置Aにおいて読み出さ
れたキャリブレーション信号によって、記録マークMg
の割り当てられた仮想記録セルS7の光反射率と未記録
の仮想記録セルS0の光反射率が定義されるとともに、
これら光反射率の差を均等に分割(7分割)することに
よって記録マークMa〜記録マークMfの割り当てられ
た仮想記録セルS1〜S6の光反射率が定義される。こ
れにより、記録位置Aから記録位置Bまでの間において
は、各仮想記録セルSに割り当てられたデータの内容
が、上記定義された光反射率を参照することによって判
断されることになる。例えば、ある仮想記録セルSから
得られた光反射率が、キャリブレーション信号によって
記録マークMdの割り当てられた仮想記録セルSの光反
射率であると定義されている場合、ドライブは、当該仮
想記録セルSには記録マークMdが割り当てられている
と判断する。
【0042】このようなキャリブレーション信号が記録
位置Bにおいても格納されており、記録位置Bから記録
位置Cまでの間においては、各仮想記録セルSに割り当
てられたデータの内容が、記録位置Bに格納されている
キャリブレーション信号による定義に基づいて判断され
る。
【0043】キャリブレーション信号を用いた補正はこ
のようにして行われ、これにより、記録層12を構成す
る色素をスピンコート法により形成するために生じる面
内変動の影響がキャンセルされることになる。
【0044】キャリブレーション信号の具体的な内容と
しては特に限定されるものではないが、図5を用いて説
明した例のように、光反射率が最も低い仮想記録セルS
と光反射率が最も高い仮想記録セルSによってキャリブ
レーション信号を構成することが好ましい。この場合、
仮想記録セルSのグルーブ11aに沿った方向の長さ
が、集光ビーム径(ビームウエストの直径)Dよりも短
く規定されていることから、各仮想記録セルSの光反射
率は、隣接する仮想記録セルSの影響を受けることにな
る。したがって、隣接する仮想記録セルSによる影響を
抑えるためには、光反射率が最も低い複数個の仮想記録
セルSと光反射率が最も高い複数個の仮想記録セルSに
よってキャリブレーション信号を構成することが好まし
い。
【0045】図6は、キャリブレーション信号を構成す
る仮想記録セル列20の好ましい一例を概念的に示す概
念図である。
【0046】図6に示されるように、キャリブレーショ
ン信号を構成する仮想記録セル列20は、連続する10
個の未記録の仮想記録セル列S00と、連続する10個
の記録マークMgが割り当てられた仮想記録セル列S7
7からなる。このような仮想記録セル列20を用いた光
反射率の定義においては、仮想記録セル列20に対して
再生用レーザービームが照射され、仮想記録セル列S0
0に含まれるセルの光反射率と、仮想記録セル列S77
に含まれるセルの光反射率とがそれぞれ測定される。そ
して、仮想記録セル列S00に含まれるセルの光反射率
に基づいて未記録の仮想記録セルSの光反射率が定義さ
れ、仮想記録セル列S77に含まれるセルの光反射率に
基づいて記録マークMgの割り当てられた仮想記録セル
Sの光反射率が定義され、さらに、これら光反射率の差
を均等に分割(7分割)することによって記録マークM
aから記録マークMfの割り当てられた仮想記録セルS
の光反射率が定義される。
【0047】この場合、未記録の仮想記録セルSの光反
射率の定義においては、仮想記録セル列S00のうち、
最初の仮想記録セルS00−start及び最後の仮想
記録セルS00−end以外の仮想記録セルSから得ら
れた光反射率が用いられ、記録マークMgの割り当てら
れた仮想記録セルSの光反射率の定義においては、仮想
記録セル列S77のうち、最初の仮想記録セルS77−
start及び最後の仮想記録セルS77−end以外
の仮想記録セルSから得られた絶対光反射率が用いられ
る。これにより、隣接する仮想記録セルSの影響による
光反射率の変動をなくすことができる。
【0048】ここで、キャリブレーション信号はある決
まった間隔、例えばユーザデータの10KB〜100K
Bごと、あるいは、仮想記録セルSの10000個〜1
00000個ごとに格納すればよいが、キャリブレーシ
ョン信号の格納頻度が高い場合、データの読みとり精度
が向上する反面ユーザが使用可能な領域が大きく減少
し、逆に、キャリブレーション信号の格納頻度が低い場
合、ユーザが使用可能な領域の減少が抑えられる反面デ
ータの読みとり精度が低下する。したがって、キャリブ
レーション信号の格納頻度としては、要求されるデータ
読みとり精度及び要求される記録容量を勘案して決定す
ればよい。
【0049】特に、光記録媒体1における面内変動の大
きさに合わせてキャリブレーション信号の格納頻度を変
化させることが好ましい。具体的には、図4を用いて説
明したとおり、記録層12の面内変動は内周ほど顕著で
あることから、光記録媒体1の内周ほどキャリブレーシ
ョン信号の格納頻度を高くし、外周ほどこれを低くする
ことが好ましい。これによれば、キャリブレーション信
号を一定間隔で格納する場合と比べて、データ読みとり
精度をより高めることができるとともに、ユーザが使用
可能な領域をより大きく確保することが可能となる。こ
の場合、光記録媒体1の内周へ向かうほどキャリブレー
ション信号の格納頻度を連続的に高くしても構わない
し、光記録媒体1の内周へ向かうほどキャリブレーショ
ン信号の格納頻度を段階的に高くしても構わない。
【0050】続いて、この光記録媒体1に対する記録デ
ータの記録、および記録データの再生を実行する光記録
再生装置40について説明する。
【0051】図7は、光記録再生装置40の構成を概略
的に示すブロック図である。
【0052】図7に示されるように、光記録再生装置4
0は、いわゆるCD−Rレコーダであり、スピンドルサ
ーボ41、スピンドルモータ42、ピックアップ43、
フォーカストラッキングサーボ44、送りサーボ45お
よび制御装置46を備えている。スピンドルモータ42
は、スピンドルサーボ41によって駆動制御され、光記
録媒体1を線速度一定の条件で回転させる。ピックアッ
プ43は、制御装置46の制御下でレーザードライバに
よってレーザー光源(共に図示せず)が駆動されて光記
録媒体1に対して記録用レーザービームまたは再生用レ
ーザービームを照射する。これにより、仮想記録セルS
に対する記録マークMの記録、および仮想記録セルSか
らの反射レーザのレベルに応じた電気的信号の出力が行
われる。この場合、記録データの記録時において、ピッ
クアップ43のレーザードライバは、制御装置46の制
御に従い、記録する記録データの内容に応じて、1つの
仮想記録セルSに対して照射するレーザービームの照射
量(レーザーパルス数、及び/又は、照射パワー、パル
ス高など)を調整する。なお、レーザービームの照射量
を調整する方法としては、レーザードライバによる調整
方法の他に、レーザービームの光路上に光変調器を配置
し、この光変調器を制御装置46によって駆動制御する
ことで調整することもできる。このようなデータの記録
においては、上述のとおり、所定の頻度でキャリブレー
ション信号が格納される。
【0053】また、ピックアップ43は、対物レンズお
よびハーフミラー(共に図示せず)を備え、記録用また
は再生用のレーザービームを光記録媒体1の記録層12
に集光させる。具体的には、フォーカストラッキングサ
ーボ44によって対物レンズがフォーカストラッキング
制御され、これにより、記録用または再生用のレーザー
ビームが光記録媒体1の記録層12に集光させられる。
このピックアップ43は、光記録媒体1の直径方向に沿
ってその内周側と外周側との間を送りサーボ45によっ
て往復動させられる。制御装置46は、スピンドルサー
ボ41、ピックアップ43、フォーカストラッキングサ
ーボ44および送りサーボ45の駆動を制御すると共
に、ピックアップ43から出力された電気的信号及び対
応するキャリブレーション信号に基づいて記録層12に
記録されている記録データを判読する。
【0054】このように、本実施態様によれば、光記録
媒体1内に所定の頻度でキャリブレーション信号が格納
されていることから、色素によって構成される記録層1
2をスピンコート法によって形成することにより生じる
面内変動の影響をキャンセルすることが可能となる。特
に、光記録媒体1の内周ほどキャリブレーション信号の
格納頻度を高くし、外周ほどこれを低くすれば、データ
読みとり精度をより高めることができるとともに、ユー
ザが使用可能な領域をより大きく確保することが可能と
なる。
【0055】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0056】例えば、上記実施態様においては、キャリ
ブレーション信号を構成する仮想記録セル列20とし
て、連続する10個の未記録の仮想記録セル列S00
と、連続する10個の記録マークMgが割り当てられた
仮想記録セル列S77とを用いたが、未記録の仮想記録
セル列S00を構成する仮想記録セルSの数及び記録マ
ークMgが割り当てられた仮想記録セル列S77を構成
する仮想記録セルSの数は10個に限定されず、他の数
であっても構わない。但し、上述の通り、最初の仮想記
録セルS00−start及びS77−startや、
最後の仮想記録セルS00−end及びS77−end
は、キャリブレーション信号として適していないことか
ら、仮想記録セル列S00を構成する仮想記録セルSの
数及び仮想記録セル列S77を構成する仮想記録セルS
の数としては、最低でも3個必要である。一方、これら
仮想記録セル列S00及び仮想記録セル列S77を構成
する仮想記録セルSの数が多すぎると、情報の記録に利
用可能な仮想記録セルの数が少なくなることから、これ
ら仮想記録セル列S00、S77を構成する仮想記録セ
ルSの数としては、50個以内に設定することが好まし
い。さらに、仮想記録セル列S00を構成する仮想記録
セルSの数と、仮想記録セル列S77を構成する仮想記
録セルSの数とが一致している必要はなく、これらが互
いに異なっていても構わない。
【0057】さらに、上記実施態様においては、未記録
の仮想記録セル列S00と、記録マークMgが割り当て
られた仮想記録セル列S77によってキャリブレーショ
ン信号を構成する仮想記録セル列20が構成されている
が、キャリブレーション信号としてはこれに限定され
ず、他の組み合わせからなる複数の仮想記録セル列によ
ってキャリブレーション信号を構成しても構わない。例
えば、未記録の仮想記録セル列S00と、記録マークM
dが割り当てられた仮想記録セル列S44によってキャ
リブレーション信号を構成してもよく、記録マークMa
が割り当てられた仮想記録セル列S11と、記録マーク
Mfが割り当てられた仮想記録セル列S66によってキ
ャリブレーション信号を構成してもよい。
【0058】さらに、上記実施態様においては、キャリ
ブレーション信号を構成する仮想記録セル列S00及び
S77が連続的に形成されているが、これら仮想記録セ
ル列S00及びS77の間に他の仮想記録セルが存在し
ても構わない。
【0059】また、上記実施態様においては、光記録媒
体1は、基板11側から記録用および再生用のレーザー
ビームを照射する構成としたが、基板上に反射層、記録
層、光透過性保護層が順次積層され、光透過性保護層側
から記録用および再生用のレーザービームを照射する構
成の光記録媒体に対しても適用することができる。
【0060】さらに、上記実施態様においては、仮想記
録セルに互いに分解変質の度合いが異なる7段階の記録
マークMa〜Mgを記録することによって、一つの仮想
記録セルに3ビットの情報を格納しているが、記録の段
階数としてはこれに限定されず、一つの仮想記録セルに
1ビットを超える情報を格納可能である限り、何段階で
あっても構わない。
【0061】また、上記実施態様では、本発明をCD−
R型の光記録媒体(追記型光記録媒体)に適用した例に
ついて説明したが、上述のとおり、本発明は記録層に相
変化材料を用いたCD−RW型の光記録媒体(書き換え
型光記録媒体)に対しても適用することができる。この
場合、記録層はスパッタリング法により形成されること
から、本発明によれば、スパッタリング装置の構造上の
問題や、スパッタリングによるターゲットの減少(エロ
ージョン)等の影響による面内変動をキャンセルするこ
とが可能となる。
【0062】
【発明の効果】このように、本発明による光記録媒体に
は、所定の頻度でキャリブレーション信号が格納されて
いることから、種々の要因によって生じる記録層の面内
変動の影響をキャンセルすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチレベル光記録媒体1の構成を示す切り欠
き斜視図である。
【図2】光記録媒体1に記録された記録マークMa〜M
gを概念的に示す概念図である。
【図3】各種有機色素を使用した光記録媒体1の相対光
反射率特性を示す特性図である。
【図4】記録層12の膜厚と径方向における距離との関
係を概略的に示すグラフである。
【図5】キャリブレーション信号を用いた光反射率の定
義方法の一例を示す概念図である。すグラフである。
【図6】キャリブレーション信号を構成する仮想記録セ
ル列20の好ましい一例を概念的に示す概念図である。
【図7】光記録再生装置40の構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 マルチレベル光記録媒体 11 基板 11a グルーブ 11b ランド 12 記録層 13 反射膜 14 保護層 20 キャリブレーション信号を構成する仮想記録セル
列 40 光記録再生装置 41 スピンドルサーボ 42 スピンドルモータ 43 ピックアップ 44 フォーカストラッキングサーボ 45 送りサーボ 46 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 福澤 成敏 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 塚本 修司 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 洞井 高志 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 井上 素宏 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5D029 JB11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも記録層を有し、前記記録層の
    状態を多段階に制御することによってマルチレベル記録
    が可能なマルチレベル光記録媒体であって、前記記録層
    に複数のキャリブレーション信号が格納されていること
    を特徴とするマルチレベル光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記キャリブレーション信号が、第1の
    情報が記録された仮想記録セルが複数個連続的に形成さ
    れた第1の仮想記録セル列及び前記第1の情報とは異な
    る第2の情報が記録された仮想記録セルが複数個連続的
    に形成された第2の仮想記録セル列を少なくとも含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチレベル光記録媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記第1の情報が、最も光反射率の高い
    仮想記録セルに対応する情報であり、前記第2の情報
    が、最も光反射率の低い仮想記録セルに対応する情報で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のマルチ
    レベル光記録媒体。
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