JP2002117545A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2002117545A
JP2002117545A JP2000309333A JP2000309333A JP2002117545A JP 2002117545 A JP2002117545 A JP 2002117545A JP 2000309333 A JP2000309333 A JP 2000309333A JP 2000309333 A JP2000309333 A JP 2000309333A JP 2002117545 A JP2002117545 A JP 2002117545A
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laser beam
virtual
irradiation time
optical recording
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Shuji Tsukamoto
修司 塚本
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TDK Corp
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り精度が更に高められた光記録媒体を
得る。 【解決手段】 光反射層及び記録層を備えた光記録媒体
にレーザービームを照射して、情報を記録する際に、記
録層に任意の単位長さ及びこれと直交する単位幅となる
仮想記録セルを連続的に規定し、レーザービームが1つ
の仮想記録セルに対して確保できる許容照射時間Tの総
てにおいて、仮想記録セルに対してレーザービームを仮
に照射した場合に、仮想記録セルの光反射率が初期反射
率に対して50%以上低下するように基準パワーを設定
し、更に、基準パワーに設定されたレーザービームを、
仮想記録セルに対して照射時間を5段階以上に変調して
照射して光反射率が5段階以上に異なる記録マークを形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録層にレーザー
ビームを照射して記録マークを形成することにより情報
が記録される光記録媒体に関するものであり、特に、複
数の異なる状態の記録マークを形成してデータをマルチ
レベル記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光記録媒体のような、再生信号の
長さ(反射信号変調部の長さ)を多段階に変えることに
よってデータを記録する方法に対して、再生信号の深さ
(反射信号の変調度)を多段階に切り替えることによ
り、同じ長さの各信号に複数のデータを記録する方法に
関する研究が数多くなされている。
【0003】この光記録方法によれば、単にピットの有
無による2値のデータを記録した場合と比較して、深さ
方向に複数のデータを記録できるため、一定の長さに割
り当てられる信号の量を増やすことができ、従って、線
記録密度を向上させることが可能となる。再生信号の深
さを多段階に切り換える方法として、一般的に、レーザ
ービームのパワーを多段階に切り換えることが知られて
いる。又現在、その記録媒体としてホログラフを利用し
たものや記録層を多層としたものが提案されている。
【0004】なお、ここでは反射信号の変調度が多段階
に変化するように各データを記録することをマルチレベ
ル記録と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなマルチレベ
ル記録は、記録時に複数段階のパワーでレーザービーム
を照射することから、特にそのパワーが大きくなるにつ
れて再生時の信号品質が劣化するという問題があった。
この理由は明らかにされていないが、本発明者の推定で
は、レーザーのパワーが増大することによって、記録マ
ークの面積(記録マークエリア)が増大してしまうこと
が原因と考えられる。
【0006】例えば、記録媒体の記録情報量の高密度化
のために記録マークを小さくし、その中で、レーザーの
パワーを多段に切り換えてマルチレベル記録した場合、
大きいパワーによって記録された記録マークの信号品質
の劣化が顕著となった。
【0007】つまり、パワー切替によりマルチレベル記
録を採用しようとすれば、記録マークの間隔を広くと
り、信号品質が劣化したとしてもある程度確実にデータ
検出できるようにしなければならなかった。
【0008】又レーザーパワーを段階的に切り換えてマ
ルチレベル記録を達成する従来の思想は、その記録マー
ク長が、最低でも、記録時の集光ビーム(ビームウエス
ト)の半径よりも大きいことが前提となっている。一般
に集光ビームの直径は、Kλ/NA (K:定数、λ:
レーザー波長、NA:レンズの開口数)で表現でき、例
えば、CDで利用されるピックアップではλ=780n
m、NA=0.50であり集光ビームの直径は約0.8
μmとなることから、記録マーク長が0.8μm近傍程度
に小さくなると上記の信号劣化の問題が顕在化した。実
際の所、レーザーパワーを変化させる方法での5段階以
上のマルチレベル記録は極めて困難であった。
【0009】これに対して、本出願時点において未公知
であるが、本出願と同一出願人によってなされた特許出
願(特願2000−187568等)では、レーザービ
ームのパワーではなく、所定の仮想記録セル領域に対し
て照射時間を複数段階で切り換えることにより、仮想記
録セル領域全体での光反射率の異なる記録マークを形成
して、少なくとも5段階のマルチレベル記録が可能とし
た光記録方法が提案されている。
【0010】この手法は、従来のレーザービーム照射と
は全く異なった考え方であり、極めて短時間の照射時間
も含まれることがあり得る。従って、ビームスポット径
よりも小さな記録マークの場合も十分に考えられ、言い
換えると、従来では記録マークが未完成であると考えら
れていた領域を有効利用して多段階(5段階以上)且つ
高密度のマルチレベル記録を実現するものである。
【0011】本発明はこの技術について更に研究を進め
たものであり、レーザービームのパワーを所定の範囲に
設定することによって、更に多くの段数(多値)且つ読
み取り精度の高いマルチレベル記録を可能にすることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、光記録媒体
及び光記録方法について鋭意研究を重ね、より多段数且
つ安定した高密度のマルチレベル記録を行うことが可能
であることを確認した。
【0013】即ち、以下の本発明により上記目的が達成
可能となる。
【0014】(1)反射層及び記録層を備え、レーザー
ビームの照射により、該記録層に記録マークが形成され
て情報が記録される光記録媒体であって、前記記録層
に、前記レーザービームとの相対移動方向に任意の単位
長さ及びこれと直交する単位幅となる仮想記録セルが該
相対移動方向に連続的に規定されると共に、前記レーザ
ービームが1つの前記仮想記録セルに対して確保できる
許容照射時間Tの総てにおいて、前記仮想記録セルに対
して該レーザービームが仮に照射された場合に、前記仮
想記録セルの光反射率が初期反射率に対して50%以上
低下するように基準パワーが設定された前記レーザービ
ームが、前記仮想記録セルに対して照射時間を前期T以
内の5段階以上に変調して照射されたとき、前記仮想記
録セルに、光反射率が5段階以上に異なる記録マークが
形成されるようにしたことを特徴とする光記録媒体。
【0015】(2)上記発明(1)において、前記許容
照射時間Tの総てにおいて前記仮想記録セルに対して前
記レーザービームが仮に照射された場合における、該許
容照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至るまで
の間の前記光反射率の変化量が初期反射率の20%以内
となるように、前記基準パワーが設定されていることを
特徴とする光記録媒体。
【0016】(3)上記発明(2)において、前記許容
照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至るまでの
間の前記光反射率の変化量が初期反射率の5%以上とな
るように、前記基準パワーが設定されていることを特徴
とする光記録媒体。
【0017】(4)上記発明(1)、(2)又は(3)
において、前記記録層が有機色素を含んでいることを特
徴とする光記録媒体。
【0018】又、以下の光記録方法によっても上記目的
が達成可能である。
【0019】(5)反射層及び記録層を備える光記録媒
体にレーザービームを照射して、該記録層に記録マーク
を形成することにより情報を記録する光記録方法であっ
て、前記記録層に対して、前記レーザービームとの相対
移動方向に任意の単位長さ及びこれと直交する単位幅と
なる仮想記録セルを該相対移動方向に連続的に規定する
と共に、前記レーザービームが1の前記仮想記録セルに
対して確保できる許容照射時間Tの総てにおいて、前記
仮想記録セルに対して該レーザービームを仮に照射した
場合に、前記仮想記録セルの光反射率が初期反射率に対
して50%以上低下するように前記レーザービームの基
準パワーを設定し、更に、該基準パワーに設定された前
記レーザービームを、前記仮想記録セルに対して照射時
間を5段階以上に変調して照射することで、前記仮想記
録セルに光反射率が5段階以上に異なる記録マークを形
成することを特徴とする光記録方法。
【0020】(6)上記発明(5)において、前記許容
照射時間Tの総てにおいて前記仮想記録セルに対して前
記レーザービームを仮に照射した場合における、該許容
照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至るまでの
間の前記光反射率の変化量が初期反射率の20%以内と
なるように、前記基準パワーが設定されていることを特
徴とする光記録方法。
【0021】(7)上記発明(6)において、前記許容
照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至るまでの
間の前記光反射率の変化量が初期反射率の5%以上とな
るように、前記基準パワーが設定されていることを特徴
とする光記録方法。
【0022】(8)上記発明(5)、(6)又は(7)
において、前記記録層が有機色素を含んでおり、該記録
層に情報を記録する際に適用されることを特徴とする光
記録方法。
【0023】
【発明の実施の形態】まず、本発明の原理について説明
する。
【0024】本発明者は、レーザービームのパワーを設
定するに当たって、連続的に規定される仮想記録セルの
それぞれに対する許容照射時間と、許容照射時間全体に
亘ってレーザービームを照射した際の仮想記録セルの光
反射率の変化状態を詳細に検討した。なお、この許容照
射時間とは、実際に記録マークを書き込む際に1つの仮
想記録セルに費やすことが出来る最大時間である。例え
ば、一定速度でレーザービームと仮想記録セルが相対移
動する場合、その最大許容照射時間はレーザービームが
仮想記録セルを通過するのに必要な時間である。そし
て、実際に記録マークを形成する場合には、その許容照
射時間の範囲内で、複数段階の照射時間を設定すること
になる。
【0025】図1にその検討結果を模式的に表す。ここ
で、研究の結果解ってきたのは、許容照射時間を仮に4
分割して、初期時間領域A、第1中間時間領域B、第2
中間時間領域C、終端時間領域Dと規定した場合、多段
階の記録マークの一部において終端時間領域Dまでを利
用して書き込むとき、即ち深く書き込むとき、その記録
マークについては、「次の」仮想記録セルにおける記録
マーク書き込みスタート時(つまり、次の初期時間領域
A)のレーザビーム照射領域に近づいてしまう。その結
果、次の記録マークとの間の隣接領域に予期せぬ書き込
みが生じたり、隣接する記録マークの読み取り干渉によ
り信号品質が劣化するという可能性が見出された。つま
り、設定される照射時間が許容照射時間に近づきすぎる
と、隣接する記録マーク又はその書き込みのレーザービ
ームが互いに影響を及ぼしてしまい、双方とも信号品質
が劣化してしまう。
【0026】具体的に説明する。点線Oに示されるよう
に、許容照射時間Tの全体に亘ってレーザービームを仮
に照射した場合に、光反射率の低下量が初期光反射率K
の50%を下回る程度の(弱い)基準パワーだとする
と、適度に光反射率が変化して多段階記録に適している
領域Uが、終端時間領域Dに集中してしまう。その結
果、如何にこの終端時間領域Dで記録マークを的確に多
段階記録しても、次の記録マークのためのレーザービー
ムによって予定以上に深く記録されたり、次の記録マー
クとの干渉により読み取りが困難となってしまう。
【0027】そこで本発明においては、実線Pで示され
るように、レーザービームが、光反射率の低下が50%
以上(好ましくは70%以上)となる基準パワーに設定
されるので、多段階記録に適している領域Uが第2中間
領域C側に移行し、しかもその領域Uに対応している設
定可能時間範囲Vを比較的長く確保している。
【0028】その結果、次の記録マークとの干渉を避け
た状態で記録マークを多段階で記録することが出来ると
共に、その設定可能時間範囲V内で余裕を持って複数段
の照射時間を設定できるので、5段階以上のマルチレベ
ル記録が高い確率で可能となる。
【0029】つまり、本発明のようにパワーを設定する
のは、光反射率の変動量を確保する為ではなく、多段階
記録に適している領域Uを終端時間領域Dよりも前方
(第1、第2中間時間領域B,C側)に移行させるため
である。
【0030】なお、基準パワーでマルチレベル記録する
概念には、記録スタート時を基準パワーより多少強いパ
ワーに設定する場合や、記録完了時間近傍においてパル
ス状にレーザービームを照射する場合等、多少の修正を
加えて記録する場合を含んでいる。
【0031】既に述べたように、この終端時間領域Dに
おける特に終端側は、実際には照射時間として含めるこ
とが困難な部分であることが解った。本発明者は、その
終端近傍において光反射率が適度に変化してしまうの
は、(実際には利用できない部分であるので)ある意味
無駄であり、その無駄こそが、設定可能時間範囲Vを減
少させているとの考えに至った。
【0032】そこで、本発明によれば、終端時間領域D
における光反射率の変化が収束する(初期反射率Kの2
0%)程度の基準パワーによってマルチレベル記録する
ようにした。つまり、20%(0.2K)以内の光反射
率変化量であれば終端時間領域Dをあまり有効活用する
ことができず、逆に考えると、記録に適した時間領域U
をより第1、第2中間領域B、C側に設定することがで
きるようになる。その結果、記録マークの読み取り精度
を更に高めることが出来る。
【0033】一方、点線Qに示されるように、記録に適
した領域Uが初期時間領域A側に近づけば良いと言うわ
けではない。5段階以上のマルチレベル記録自体は十分
に可能だが、このようにすると、領域Uに対応した設定
可能時間範囲Vが短くなってしまい、その短時間の範囲
内(初期〜第1時間領域A、B)で多段階の記録時間を
設定し、更に、短時間で記録マークを形成しなければな
い、その結果、記録時間の多少のズレや、記録層側の特
性変化等の影響が光反射率の変動に反映され易く、多
少、信号品質の劣化をまねきやすくなる。。
【0034】そこで、本発明によれば、終端時間領域D
内で光反射率変動量がある程度確保される(5%以上)
程度に基準パワーが設定されて、図1の実線Pのよう
に、第1中間時間領域B(の終わり近傍)〜第2中間時
間領域Cに亘って適度な反射率変動状態を得る。この結
果、記録時の誤差の影響を受け難く、且つ読み取り時の
隣り合う記録マークの影響を受け難い、という合理的な
レーザービームパワーによって記録することが出来るよ
うになる。
【0035】なお、以上の特性は、特に記録層が有機色
素を含んでいる場合に良好に得ることが出来ることが解
っている。
【0036】次に、以下本発明の更に具体的な実施の形
態の例を図2〜図6を参照して詳細に説明する。
【0037】図2に、本発明の実施の形態の例に係る光
記録方法が適用される光記録媒体(ディスク)10を示
す。この光記録媒体10は、記録層12に色素を用いた
CD−Rであり、透明基材からなる基板14と、この基
板14の一方の面(図1において上面)に形成されたレ
ーザービームガイド用のグルーブ16を覆って塗布され
た色素からなる前記記録層12と、この記録層12の上
側にスパッタリング等によって形成された金あるいは銀
等の反射膜18と、この反射膜18の外側を覆う保護層
20とを含んで形成されている。
【0038】記録層12に用いられる色素は、シアニ
ン、メロシアニン、メチン系色素及びその誘導体、ベン
ゼンチオール金属錯体、フタロシアニン色素、ナフタロ
シアニン色素、アゾ色素等の有機色素である。
【0039】前記光記録媒体10に適用される本実施形
態の光記録方法は、図3に示される光記録装置30を用
いることで実行される。
【0040】この光記録装置30はCD−Rレコーダで
あり、スピンドルサーボ31を介してスピンドルモータ
32により光記録媒体(ディスク)10を線速度一定の
条件で回転駆動させ、レーザー36からのレーザービー
ムによって光記録媒体(ディスク)10に情報を記録す
るものである。
【0041】前記レーザー36は、記録すべき情報に応
じて、レーザードライバ38により、図2、図4に示さ
れる仮想記録セル(詳細後述)40の一つ当りのレーザ
ービーム照射時間、例えばレーザーパルス数が制御され
るようになっている。
【0042】図3の符号42は対物レンズ42A及びハ
ーフミラー42Bを含む記録光学系である。対物レンズ
42Aは、フォーカストラッキングサーボ44によりレ
ーザービームがディスク10の記録層12に集光するよ
うにフォーカストラッキング制御される。又、対物レン
ズ42Aとハーフミラー42Bとは、送りサーボ46に
よって、ディスク10の回転に同期してその内周側から
外周側に所定速度で移動制御される。
【0043】前記スピンドルサーボ31、レーザードラ
イバ38、フォーカストラッキングサーボ44、送りサ
ーボ46は、制御装置50により制御される。記録層1
2に記録すべきデータ(情報)は制御装置50に入力さ
れる。
【0044】次に、前記仮想記録セル40及びこの仮想
記録セル40に記録される記録マークについて説明す
る。
【0045】この仮想記録セル40は、図2に示される
ように、前記グルーブ16内において、ディスク34の
回転方向即ち円周方向Sに連続的に規定されている。各
仮想記録セル40の円周方向Sの長さHは、図4に示さ
れるように、ビーム径(ビームウエストの直径)Dより
短い長さに設定され、各仮想記録セル40毎にレーザー
ビームが照射されることによって、模式的に例示された
記録マーク48A〜48Gが、記録すべき情報に応じて
形成される。
【0046】ここで示されている各記録マーク48A〜
48Gの大きさは、各記録マークの光反射率の低下度合
いを表している。つまり、この図の記録マーク48A〜
48Gが大きいほど、光反射率が低いことを意味してい
る。実際には、記録層12に用いる色素の種類等によっ
て、記録マーク48Aから48Gは、その大きさ、光透
過率の両方又は一方がレーザビーム照射時間に応じて変
化する。
【0047】これにより、例えば図4に示されるような
7段階(これも光反射率の低さを記録マークの大きさで
表現している)の記録マーク48A〜48Gが形成可能
となる。
【0048】この結果、記録マーク48A〜48Gに対
して読み取りレーザービームを照射した場合、反射光の
光反射率が7段階となる。
【0049】なお、記録マーク48A〜48Gにおける
記録層12の光透過率が変化しているということは、記
録マーク48A〜48Gの光反射率が変化していること
と同義である。記録層12を構成する材料がレーザービ
ームの照射によって分解変質し、その変質具合(いわゆ
る焼け具合)が各記録マーク48A〜48Gによって異
なることで光透過率が変化したり、その変質部分の量
(いわゆる焼け量)が厚さ方向に異なることによって光
透過率が変化したりしていると推察される。
【0050】次に光記録方法について説明する。
【0051】まず、既に光記録媒体10側でも述べた
が、記録層12に対して、レーザービームとの相対移動
方向Sに任意の単位長さH及びこれと直交する単位幅W
となる仮想記録セル40を相対移動方向Sに連続的に規
定する。本実施形態では、光記録媒体10が所定の速度
(ここでは4.8m/s)で回転しているので、光記録
装置30側で連続的な所定時間帯(ここでは125n
s)を任意に設定すれば、仮想記録セル40の単位長さ
H(0.6μm=4.8m/s×125ns)が規定さ
れる。仮想記録セル40の単位幅Wは、ここではグルー
ブ16の幅に規定されているが、それ以外の幅によって
規定しても構わない。
【0052】レーザービームのパワーは、以下の3条件
を満たすように設定される。
【0053】(1)レーザービームが1つの仮想記録セ
ル40に対して確保できる許容照射時間Tは、任意に設
定された所定時間帯(125ns)となる。この許容照
射時間Tの総てにおいて、仮想記録セル40に対してレ
ーザービームを「仮に」照射した場合に、仮想記録セル
40の光反射率が初期反射率Kに対して50%以上(好
ましくは70%以上)低下すること。
【0054】(2)許容照射時間Tの間、仮想記録セル
40に対してレーザービームを仮に照射した場合におい
て、この許容照射時間Tの3/4Tを経てから4/4T
に至るまでの間の光反射率の変化量が、初期反射率Kの
20%以内となること。
【0055】(3)許容照射時間Tの間、仮想記録セル
40に対してレーザービームを仮に照射した場合におい
て、許容照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至
るまでの間の光反射率の変化量が、初期反射率Kの5%
以上となること。
【0056】このように設定された基準パワーによっ
て、実際に、レーザービームを仮想記録セル40に対し
て照射時間を5段階以上に変調して照射することで、仮
想記録セル40に光反射率が5段階以上に異なる記録マ
ーク48A〜48G(この例では7段階)を形成する。
【0057】本実施形態の光記録媒体及び光記録方法で
は、条件(1)により基準パワーが設定されるので、多
段階記録に適している照射時間が、許容照射時間の終端
側に至るまで長引くことを回避することが出来る。その
結果、隣接する記録マーク48A〜48Gとの干渉を避
けることができるので、読み取り精度を高めることが出
来る。
【0058】更にこの光記録媒体及び光記録方法によれ
ば、条件(2)により基準パワーが設定されるので、記
録に適した照射時間が、許容照射時間の終端部分より時
間的に更に前方側に設定することができる。その結果、
隣り合う記録マーク48A〜48Gとの干渉がより低減
されて読み取り精度を高めることが出来る。
【0059】又、条件(3)により基準パワーが設定さ
れるので、許容照射時間の中間領域に適度な照射時間を
設定することが出来る。その結果、照射時間を長く確保
でき、各段階の照射時間の差(間隔)を広くとることが
出来るので、照射の誤差(パワー、時間、記録層の性質
等)の影響を受け難くすることが出来るようになる。
【0060】特に本実施形態にように、マルチレベル記
録の記録マーク48A〜48Gの長さが、読み取りレー
ザーの集光ビームウエストの直径D以下となるようにし
ても確実にデータ検出が可能となる。この結果、集光ビ
ームウエスト以下となる極めて小さな記録マークを、5
段階以上に反射率が異なるようにして生成が可能とな
り、極めて高い記録密度の光記録が実現される。
【0061】又本実施形態で示したように、この光記録
媒体及び光記録方法は、光記録媒体10の記録層12が
有機色素成分を含んで構成される場合に適している。実
際に、後述の実施例において説明するように、有機色素
成分の反応によって記録マークを生成する方法によって
マルチレベル記録が達成されている。但し、有機色素成
分でない他の記録層、例えば、無機色素やその他の材料
の記録層にも本発明を適用することも勿論可能である。
【0062】なお本実施形態では、上記のように光記録
媒体10をCD−Rであるディスクとして構成したもの
を示したが、本発明に係る光記録方法が適用される光記
録媒体はこれに限定されず広く応用が可能である。
【0063】更に、上記実施の形態の例は、データ等の
情報が記録されていない未記録領域を含む光記録媒体1
0についてのものであるが、本発明はこれに限定される
ものでなく、5段階以上に情報がマルチレベル記録され
ている光記録媒体にも適用される。
【0064】更に又、上記光記録装置30によって記録
マークを形成する際に設定される仮想記録セル40のサ
イズは、実施の形態の例に限定されるものではない。特
に、レーザービームのビームウエスト径を更に小さく絞
ることができれば、仮想記録セル40の長さはグルーブ
16の幅と等しくするのがよい。その一方で、8段階等
の更なる多段階に記録マークを記録する場合には、レー
ザービームウエストより大きく設定しても構わない。そ
の場合、ある一部の記録マークは、ビームウエスト以上
の大きさにすることができる。
【0065】又、記録用のレーザービームは、記録層1
2の位置で円形とされているが、これは、図5に示され
るように、例えば対物レンズ42Aに加えてシリンドリ
カルレンズ42Cを用いて、ビーム形状が、記録媒体1
0の送り方向に短く、これと直交方向に長い長円形状あ
るいは線状となるようにしてもよい。この場合は、記録
マーク49が短くなるので仮想記録セルを更に短くする
ことができる。即ち記録密度を向上させることができ
る。
【0066】更に、本実施形態の光記録媒体は、図2に
おいて符号52で示されるように、光記録媒体10にあ
らかじめ信号変調の段数に合わせた数の反射率の異なる
複数のピットを有するようにしても良い。これらの複数
のピット52には、この記録媒体10を個別に識別する
情報、マルチレベル記録用光記録媒体であることを識別
する情報、当該記録媒体を記録再生するための上記条件
(1)〜(3)を満たすレーザービームの基準パワー情
報等の特定情報を記録しておいてもよい。その特定情報
を光記録媒体10の記録時に読み込んで、それに従って
基準パワーを設定して光記録する場合も本発明の範疇に
含まれる概念である。
【0067】その他にも、この特定情報によって、マル
チレベル記録用光記録媒体であることを確実に識別した
り、あらかじめ記録されているピットの段数に応じてレ
ーザービームの照射時間を決定したりすることも可能で
あり、より確実なマルチレベル記録・再生を行うことが
できる。
【0068】あるいは図2に符号56で示されるよう
に、レーザービームガイド用のグルーブを一部分途切れ
させるグルーブ中断部を設けることによっても同様の効
果をもたせることもできる。これらの方法は単独で、あ
るいは組み合わせて利用することも可能である。
【0069】
【実施例】上記の光記録媒体10及び光記録装置30を
用い、レーザービームの基準パワーを複数種類設定して
マルチレベル記録の実験を行った。
【0070】
【実施例1】上記条件(1)〜(3)を満たしているレ
ーザービーム(基準パワーが10mW、11mW、12
mWの3種類)を、7段階の照射時間を設定してそれぞ
れマルチレベル記録した。
【0071】その結果、各基準パワーによって書き込ま
れた記録マークを確実に読み取ることが出来た。その信
号のジッター値も良好であった。なお、この各基準パワ
ーによって許容照射時間の総てにおいて仮想記録セルに
レーザービームを照射した場合の、その経時的な光反射
率の変化状態を図6(実線A、B、C)に示す。
【0072】図6に示されるように、総てにおいて、最
終的には光反射率が初期反射率Kの70%以上低下して
いる。又、許容照射時間の終端の1/4の区間で、反射
率の変化が適度に収束しており、記録に適した領域が比
較的長時間確保されている。これは、条件(1)〜
(3)を満たしていることが解る。
【0073】
【実施例2】上記条件(1)(3)は満たしているが、
(2)のみを満たしていないレーザービーム(基準パワ
ーが9mW)を、7段階の照射時間を設定してそれぞれ
マルチレベル記録した。
【0074】その結果、基準パワーによって書き込まれ
た記録マークを読み取ることが出来た。ジッター値は実
施例1よりも多少劣っていた。なお、この基準パワーに
よって、許容照射時間の総てにおいて仮想記録セルにレ
ーザービームを照射した場合の、その経時的な光反射率
の変化状態を図6(鎖線D)に示す。
【0075】図6に示されるように、最終的には光反射
率が初期反射率Kの70%以上低下している。しかし、
許容照射時間の終端1/4部分の光反射率の変化量が大
きく、その結果、記録に適した領域に対応する照射時間
が多少許容照射時間の終端側となっている。多少、隣り
合う記録マークの影響を受けて、実施例1よりもジッタ
ー値が低下していると推察される。
【0076】
【実施例3】上記条件(1)(2)は満たしているが、
(3)のみを満たしていないレーザービーム(基準パワ
ーが13mW)を、7段階の照射時間を設定してそれぞ
れマルチレベル記録した。
【0077】その結果、各基準パワーによって書き込ま
れた記録マークを読み取ることが出来た。ジッター値は
実施例1よりも多少劣っていた。なお、この各基準パワ
ーによって、許容照射時間の総てにおいて仮想記録セル
にレーザービームを照射した場合の、その経時的な光反
射率の変化状態を図6(2点鎖線E)に示す。
【0078】図6に示されるように、最終的には光反射
率が初期反射率Kの70%以上低下している。しかし、
許容照射時間の終端1/4部分の光反射率の変化量が小
さく、比較的早く収束してしまっている。その結果、記
録に適した領域に対応する照射時間が短いので、微妙な
照射時間の誤差を受けて、実施例1よりもジッター値が
低下していると推察される。
【0079】
【比較例1】上記条件(1)〜(3)の総てを満たして
いないレーザービーム(基準パワーが8mW)を、7段
階の照射時間を設定してそれぞれマルチレベル記録し
た。
【0080】その結果、各基準パワーによって書き込ま
れた記録マークをあまり良く読み取ることが出来なかっ
た。その信号のジッター値も悪化していた。なお、この
各基準パワーによって、許容照射時間の総てにおいて仮
想記録セルにレーザービームを照射した場合の、その経
時的な光反射率の変化状態を図6(点線F)に示す。
【0081】図6に示されるように、総てにおいて、最
終的には光反射率が初期反射率Kの約50%程度となっ
ており、許容照射時間の終端の1/4の区間に記録に適
した領域が集中している。これでは記録マーク形成時の
照射時間を長く設定しなければならず、結局隣り合う記
録マークと干渉してしまう。なお、基準パワーが小さす
ぎたことが読み取り不能の原因である。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、5段階以上の新たなマ
ルチレベル光記録が達成され、読み取り精度を更に高め
ることが出来るようになる。その結果、情報の記録密度
を飛躍的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるレーザービームの基準パワーの
設定手法を説明する模式図
【図2】本発明の実施の形態の例に係る光記録方法が適
用される光記録媒体の要部を示す一部断面とした斜視図
【図3】同光記録方法を実現するためにレーザービーム
を用いて情報を記録するための光記録装置を示すブロッ
ク図
【図4】同光記録装置により記録層に記録マークを形成
する際の、該記録マークと仮想記録セル及びその光反射
率との関係を示す模式図
【図5】仮想記録セルに対して照射するレーザービーム
を他の形状とする場合を示す略示斜視図
【図6】実施例における光記録方法を実現する際に設定
した基準パワーによって、許容照射時間に亘ってレーザ
ービームを仮照射した場合における反射率の変化状態を
示す線図
【符号の説明】
10…光記録媒体 12…記録層 14…基板 16…グルーブ 18…反射膜 20…保護層 30…光記録装置 32…スピンドル 36…レーザー 38…レーザードライバ 40…仮想記録セル 42…記録光学素 42A…対物レンズ 42B…ハーフミラー 42C…シリンドリカルレンズ 44…フォーカスサーボ回路 46…送りサーボ回路 48A〜48G、49、54…記録マーク 52…ピット 56…グルーブ中断部 D…ビーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射層及び記録層を備え、レーザービーム
    の照射により、該記録層に記録マークが形成されて情報
    が記録される光記録媒体であって、 前記記録層に、前記レーザービームとの相対移動方向に
    任意の単位長さ及びこれと直交する単位幅となる仮想記
    録セルが該相対移動方向に連続的に規定されると共に、 前記レーザービームが1つの前記仮想記録セルに対して
    確保できる許容照射時間Tの総てにおいて、前記仮想記
    録セルに対して該レーザービームが仮に照射された場合
    に、前記仮想記録セルの光反射率が初期反射率に対して
    50%以上低下するように基準パワーが設定された前記
    レーザービームが、前記仮想記録セルに対して照射時間
    を前期T以内の5段階以上に変調して照射されたとき、
    前記仮想記録セルに、光反射率が5段階以上に異なる記
    録マークが形成されるようにしたことを特徴とする光記
    録媒体。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記許容照射時間Tの総てにおいて前記仮想記録セルに
    対して前記レーザービームが仮に照射された場合におけ
    る、該許容照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに
    至るまでの間の前記光反射率の変化量が初期反射率の2
    0%以内となるように、前記基準パワーが設定されてい
    ることを特徴とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記許容照射時間Tの3/4Tを経てから4/4Tに至
    るまでの間の前記光反射率の変化量が初期反射率の5%
    以上となるように、前記基準パワーが設定されているこ
    とを特徴とする光記録媒体。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記記録層が有機色素を含んでいることを特徴とする光
    記録媒体。
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