JP2003177766A - 作詞支援装置及びそれに用いる作詞支援プログラム - Google Patents

作詞支援装置及びそれに用いる作詞支援プログラム

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JP2003177766A
JP2003177766A JP2001375751A JP2001375751A JP2003177766A JP 2003177766 A JP2003177766 A JP 2003177766A JP 2001375751 A JP2001375751 A JP 2001375751A JP 2001375751 A JP2001375751 A JP 2001375751A JP 2003177766 A JP2003177766 A JP 2003177766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが容易に作詞を行うことができるよう
に支援する。 【解決手段】 新たな歌詞を入力済みである第1の楽譜
部分と類似あるいは同一の第2の楽譜部分を表示した場
合に、第1の楽譜部分に入力済みの歌詞と同じ歌詞を第
2の楽譜部分に対応する歌詞として仮表示する、といっ
た歌詞入力支援を行う。表示手段は、作詞対象の曲の楽
譜を少なくとも表示する。制御手段は、表示手段で既に
歌詞を入力済みである第1の楽譜部分と類似あるいは同
一の第2の楽譜部分が表示された場合に、入力済みの歌
詞と同じ歌詞を第2の楽譜部分に対応する歌詞として仮
表示する。これにより、ユーザは既に歌詞を入力済みで
ある楽譜部分と類似あるいは同一の歌詞未入力の楽譜部
分に対して歌詞を入力する際に、既に入力済みの歌詞を
わざわざ確認しなくても同様の歌詞を簡単に入力するこ
とができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通信ネットワー
クを介して取り込んだ既存の曲に対して新たな歌詞を作
成し付与する際に、ユーザが容易に作詞を行うことがで
きるように作詞を支援する作詞支援装置及びそれに用い
る作詞支援プログラムに関する。特に、ユーザが作詞の
際にオリジナルの歌詞だけでなく、既に作成済みの歌詞
や他のユーザにより作成された歌詞、あるいは実際に演
奏される曲のメロディなどを参考にしながら歌詞を作成
するといった、ユーザに対する作詞支援(歌詞入力支
援)を行う作詞支援装置及びそれに用いる作詞支援プロ
グラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、インターネットなどの通信ネ
ットワークの発達に伴い、誰でもがこうした通信ネット
ワークを介していつでもどこからでも好みの楽曲のカラ
オケを楽しむことができるようになっている。例えば、
ユーザはパーソナルコンピュータなどのパソコン端末、
あるいは携帯電話やPDA(Personal Data(又はDigita
l) Assistants)等の携帯通信端末などの端末機器(こ
れらを総称して単にクライアント装置と呼ぶ)を用い
て、インターネットなどの通信ネットワークを経由して
所望のカラオケサイトを記憶したWWW(World Wide We
b)サーバ装置にアクセスし、該アクセスしたサーバ装
置に格納されている多数の楽曲のカラオケ演奏に関する
演奏データの中から所望の楽曲の演奏データを選択して
受信することによって、ユーザは所望の楽曲のカラオケ
などをクライアント装置側で楽しむことができる。ま
た、パーソナルコンピュータなどを用いて楽器を演奏し
たり、作曲したり、編曲したり、音色を合成したりする
DTM(デスクトップミュージック)により、誰でもが
音楽を自由かつ簡単に楽しめるようになっている。特
に、最近のDTMにおいては、ディスプレイなどの表示
装置に表示された楽譜(五線譜は勿論のこと、五線譜以
外のオリジナルの演奏情報表示を含む)に対応してユー
ザが適宜に歌詞を入力することにより、ユーザ独自の歌
詞を作成することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、所望の楽曲
のカラオケ演奏にあわせてディスプレイに表示する歌詞
を個々のユーザが独自に作成する場合、従来の作詞支援
装置ではアクセスしたサーバ装置側から配信された演奏
データに対応する楽譜を所定の表示装置上に表示するの
みであり、ユーザはこうした楽譜の音符の表示位置にあ
わせて思いついた歌詞を適当に入力していくことによっ
て、該曲に付与したい歌詞を作成することができるよう
になっている。あるいは、曲の全体若しくは部分的なイ
メージにあわせて適正な語句をいくつか候補としてユー
ザに対して提示し、ユーザは提示された語句の中から適
宜に選択した語句を組み合わせることによって、該曲に
付与したい歌詞を作成するようになっているものもあ
る。すなわち、従来から知られている作詞支援において
は、オリジナルの歌詞以外に、ユーザが既に入力済みの
歌詞や他のユーザが作成した歌詞などをディスプレイに
表示するものではなかったことから、特に初心者にとっ
て歌詞を作成することが非常に困難である、という問題
点があった。また、従来においてはユーザ自らが作成し
た歌詞を他のユーザが作成した歌詞と比較することがで
きなかったことから、作成した歌詞の良し悪しを客観的
に知るといった作詞支援を受けることができない、とい
う問題点があった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、ユーザに対してオリジナルの歌詞やユーザが既に入
力済みの歌詞や他のユーザが作成した歌詞などを画面上
に表示したり、若しくは作詞対象の曲を実際にカラオケ
演奏することによって、ユーザが容易に作詞を行うこと
ができるようにした作詞支援装置及びそれに用いる作詞
支援プログラムを提供することを目的とする。また、個
々のユーザが作成した歌詞を他のユーザに評価してもら
うことができるようにした作詞支援装置及びそれに用い
る作詞支援プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の請求項に
係る作詞支援装置は、所望の曲の歌詞を作成する際のユ
ーザに対する歌詞入力支援を行う作詞支援装置であっ
て、作詞対象の曲の楽譜を少なくとも表示する表示手段
と、前記表示された楽譜に対応する所定位置に対して、
ユーザにより所望の歌詞情報を入力設定する入力手段
と、前記表示手段で既に歌詞を入力済みである第1の楽
譜部分と類似あるいは同一の第2の楽譜部分が表示され
た場合、前記入力済みの歌詞と同じ歌詞を前記第2の楽
譜部分に対応する歌詞として仮表示する制御手段とを具
える。
【0006】この発明によると、表示手段が既にユーザ
が新たな歌詞を入力済みである第1の楽譜部分と類似あ
るいは同一の第2の楽譜部分を表示した場合に、前記第
1の楽譜部分に既に入力済みの歌詞と同じ歌詞を前記第
2の楽譜部分に対応する歌詞として仮表示することか
ら、ユーザは類似あるいは同一の楽譜部分における歌詞
を入力する際に既に入力済みの歌詞をわざわざ確認する
ための操作を行わなくても同様の歌詞を入力する、若し
くは参考にする、といった作詞支援(歌詞入力支援)を
受けることができるようになる。すなわち、表示手段
は、作詞対象の曲の楽譜を少なくとも表示する。ユーザ
は入力手段により、前記表示手段に表示された作詞対象
の曲に対して所望の歌詞情報を入力することができる。
ユーザがこうした歌詞情報の入力を行う際に、前記表示
手段で既に歌詞を入力済みである第1の楽譜部分と類似
あるいは同一の第2の楽譜部分が表示される場合があ
る。こうした場合に、制御手段は前記入力済みの歌詞と
同じ歌詞を前記第2の楽譜部分に対応する歌詞として仮
表示する。つまり、ユーザが既に歌詞を入力済みである
第1の楽譜部分と類似あるいは同一の歌詞未入力の第2
の楽譜部分に対して歌詞を入力する際には、前記第1の
楽譜部分に入力済みの歌詞を前記第2の楽譜部分に対応
する歌詞として仮表示する。こうすることにより、ユー
ザは無駄な操作を行うことなく既に入力済みの歌詞を参
考にしながら、歌詞入力済みの楽譜部分に類似あるいは
同一の楽譜部分に対して新たに歌詞を入力することがで
きる。また、既に1番の歌詞やオリジナルの歌詞が作成
済みであるような場合には該1番の歌詞やオリジナルの
歌詞を表示することから、これらを参考にしながら2番
の歌詞や新たなオリジナルの歌詞を入力することもでき
るようになる。
【0007】本発明の第3の請求項に係る作詞支援装置
は、所望の曲の歌詞を作成する際のユーザに対する歌詞
入力支援を行う作詞支援装置であって、所定のサーバ装
置に対して通信ネットワークを介して接続する接続手段
と、前記接続したサーバ装置から作詞対象の曲に付随す
る複数の歌詞情報を受信する受信手段と、作詞対象の曲
の楽譜及び前記受信した複数の歌詞情報に基づいて作詞
対象の曲に付された既存の歌詞を複数表示する表示手段
と、前記表示手段に表示された複数の歌詞の中からユー
ザによる適宜の歌詞選択に応じて選択された所定範囲毎
の部分的な歌詞を組み合わせて作成される新たな歌詞を
楽譜表示に対応付けて表示するように前記表示手段を制
御する制御手段とを具えたものである。これによると、
ユーザは作詞対象の曲に既に付与されている複数の歌
詞、例えばオリジナル歌詞や当該ユーザが既に作成済み
の歌詞若しくは他のユーザが作成した歌詞など、を部分
的に用いて組み合わせることでユーザ独自の新たな歌詞
を簡単に作成できる、といった歌詞入力支援が行われる
ことになる。
【0008】本発明に係る好ましい実施例として、所定
の楽音情報に従って楽音を発音する楽音発音手段を具え
てなり、前記楽音発音手段は、前記表示手段に表示され
た作詞対象の曲の楽譜に少なくとも対応する一部範囲の
楽音情報に従って楽音を発音することにより、ユーザに
対する歌詞入力支援を行うことを特徴とする。これによ
ると、ユーザは実際に曲を聞きながら作詞を行うことが
できるので、曲イメージにあった歌詞を生成することが
できるようになる。
【0009】本発明は、装置の発明として構成し、実施
することができるのみならず、方法の発明として構成し
実施することができる。また、本発明は、コンピュータ
またはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施
することができるし、そのようなプログラムを記憶した
記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、この発明に係る作詞支援装置を適
用した作詞支援システムの一実施例の全体構成を示すシ
ステムブロック図である。この実施例に示す作詞支援シ
ステムは、サーバ装置MSと、中継サーバTSと、通信
ネットワークXと、パソコン端末PCあるいは携帯通信
端末MTなどの作詞支援装置(以下、単にクライアント
装置と呼ぶ)とにより構成されるシステムである。詳し
くは後述するが、該作詞支援システムを構成する各々の
装置(つまり、サーバ装置MS、中継サーバTS、パソ
コン端末PC、携帯通信端末MT)は、各々がCPU、
ROM、RAM、通信インタフェース等を含む独立した
コンピュータにより構成されてなり、各々の装置はイン
ターネットや専用線等の通信ネットワークXを介して、
あるいは無線通信により各種情報や各種データ(例え
ば、URL、画面データ、演奏データ、歌詞データな
ど)の送信や受信などの情報配信を行うことができるよ
うになっている。
【0012】この実施例に示す作詞支援システムにおい
ては周知のネットワーク用ブラウザなどの所定のソフト
ウエアプログラムを用いることで、クライアント装置か
らサーバ装置MSに記憶された複数のサイト(つまり、
各種情報やデータ等を所定の表示態様で提示するもの)
の中から作詞支援サイトを選択することによって、クラ
イアント装置側でのユーザに対する歌詞の作成支援を、
既存の通信ネットワークXを利用して実現することがで
きるようにしたネットワークシステムである。また、ユ
ーザに対する歌詞の作成支援を行うだけでなく、選択し
たカラオケ曲に関する演奏データを自動的に受信してク
ライアント装置側でカラオケ演奏を発音すると共に、こ
うしたカラオケ演奏にあわせて該カラオケ曲の楽譜やユ
ーザが該カラオケ曲に付与した歌詞などを表示する、こ
となどを既存の通信ネットワークXを利用して実現する
ことができるようにしたネットワークシステムである。
勿論、上記した作詞支援システムはこれら以外のハード
ウェアを有する場合もあるが、ここでは必要最小限の資
源を用いた場合について説明する。
【0013】図1に示した作詞支援システムの一部を構
成するパソコン端末PCや携帯通信端末MTなどのクラ
イアント装置は、ユーザによるアクセス要求(例えば、
URL(Uniform Resource Locator)の指定など)に従
って、サーバ装置MSに記憶された複数サイトのうちの
いずれかのサイトへアクセスすることができるようにな
っている。例えば、通信ネットワークX上の各サーバ装
置MSに記憶される各々のサイトはHTMLファイル
(つまり、HTML(Hyper Text Markup Language)プ
ログラムで記述された複数のWebページを生成する基
となる画面データ)として管理されており、それぞれの
HTMLファイルには通信ネットワークX上のネットワ
ークアドレスを示すURLが添付されている。例えば、
このURLは特定のサーバ装置MSに記憶されたHTM
Lファイルを指定するために用いられるインターネット
アドレスであり、所定の文字列情報で構成される。クラ
イアント装置はこのURLを指定することでサーバ装置
MSからHTMLファイルを読み出し、該HTMLファ
イルに基づいてサイト画面を表示する。こうしたHTM
Lファイルに基づくサイト画面の表示は周知の技術であ
ることから、説明を省略する。
【0014】上述したクライアント装置と共に作詞支援
システムを構成するサーバ装置MSは、クライアント装
置にサイト画面や各種サービス画面(後述するサービス
メニュー画面、歌詞入力画面、歌詞選択画面など)を表
示するために用いる画面データ、カラオケ演奏を行うた
めに用いる演奏データ、前記演奏データに付随するオリ
ジナルの歌詞やユーザが作成した歌詞に関する歌詞デー
タなどを多数記憶しており、クライアント装置からの所
定の作詞支援サイトへのアクセス要求(例えば、URL
の指定など)に応じてその要求に相当する作詞支援サイ
トに関するHTMLファイルをクライアント装置へ送信
してサイト画面の表示を行う、クライアント装置からの
リクエストに応じて選択したサービスに関する画面を表
示する画面データ、クライアント装置からのリクエスト
に応じて選択した歌詞作成対象としての曲に関する演奏
データ及びそれに付随する歌詞データなどを送信して作
詞支援を行う、といった処理を行うサーバコンピュータ
である。すなわち、サーバ装置MSは、インターネット
や専用線等の通信ネットワークXや無線通信によりクラ
イアント装置と接続され、接続されたクライアント装置
からの要求に応じた画面データや演奏データ、該演奏デ
ータに付されている歌詞データ等を読み出してクライア
ント装置へ送信する。これにより、クライアント装置側
においてユーザに対する作詞支援を行うことができる。
また、クライアント装置側においてカラオケ演奏を行う
ことができると共に、該カラオケ演奏にあわせて楽譜や
歌詞を表示することができる。
【0015】クライアント装置として用いられる携帯通
信端末MTは、例えば携帯電話やPDA(Personal Dat
a(又はDigital) Assistants)等の無線通信が可能な小
型端末であり、本来の通信機能のほかにサイト画面や各
種サービス画面を表示する表示機能、楽曲のカラオケ演
奏を発音する発音機能も併せ持つ。すなわち、該携帯通
信端末MTもパソコン端末PCと同様に、サーバ装置M
Sから受信した画面データに基づいてユーザ所望のサイ
ト画面や各種サービス画面を表示することのできるディ
スプレイ、サーバ装置MSから受信した演奏データに基
づいてカラオケ演奏を発音するための音源回路やサウン
ドシステムなどを具えるものである。勿論、ディスプレ
イにはカラオケ演奏中に該曲の楽譜や歌詞などを表示す
ることができる。こうした携帯通信端末MTをサーバ装
置MSと接続して双方向通信を行う場合には、中継サー
バTSを介する必要がある。つまり、中継サーバTSが
携帯通信端末MTとサーバ装置MSとの間で信号の送受
信を中継することによって、携帯通信端末MTはサーバ
装置MSにアクセスすることができ、アクセスしたサー
バ装置MSとの間で各種データの送受信を行うことがで
きる。これにより、ユーザは携帯通信端末MTを用いて
も作詞支援を受けることができるようになっている。
【0016】なお、クライアント装置として用いられる
機器は上記したパソコン端末PCや携帯通信端末MTに
限らず、サーバ装置MSから画面データや演奏データや
歌詞データなどを取得して処理できるものであればどの
ような形態の機器であってもよい。また、図1に示す実
施例において、複数のパソコン端末PCや携帯通信端末
MTなどのクライアント装置や複数のサーバ装置MSが
通信ネットワークXに接続されていてよいことは言うま
でもない。さらに、この実施例ではHTMLファイルに
基づきサイト画面を表示するものを例に説明したがこれ
に限らず、他の同様なファイル(例えば、Java(R)言
語等を利用したファイルなど)に基づいてサイト画面を
表示するものであってもよいことは言うまでもない。
【0017】以上のように、サーバ装置MSとクライア
ント装置とはLAN(ローカルエリアネットワーク)や
インターネットなどの種々の通信ネットワークXを介し
て、あるいは無線通信により各々が接続されるものであ
り、ユーザはクライアント装置を通信ネットワークX上
に接続してサーバ装置MSとの間で双方向通信を行うこ
とによって、クライアント装置からサーバ装置MSに記
憶されているサイトを閲覧したり、ユーザ所望のデータ
などをサーバ装置MSからクライアント装置に取り込む
ことができるようになっている。特に、通信ネットワー
クを介して所定の作詞支援サイト(つまりサーバ装置M
S)にアクセスした場合に、ユーザは該作詞支援サイト
に対して所望の曲をリクエストすることができ、該作詞
支援サイトからリクエスト曲に関しての演奏データや歌
詞データを画面データと共に自動的に受信することによ
り、ユーザは作詞支援を受けることができる。また、カ
ラオケ演奏時には、該カラオケ演奏にあわせてユーザ作
成の歌詞を表示することができる。
【0018】次に、上述した作詞支援システムを構成す
るパソコン端末PC、携帯通信端末MT、サーバ装置M
S、中継サーバTSのいずれか1つのハード構成の一実
施例について、図2を用いて簡単に説明する。図2は、
上記各装置のうちの1つの装置についての一実施例の全
体構成を示すハード構成ブロック図である。ただし、上
記各装置は同じようなハード構成を用いるものとして説
明することができることから、代表としてパソコン端末
PCの図を1つだけ用いて説明する。
【0019】本実施例に示すパソコン端末PCは、マイ
クロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメ
モリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)
3からなるマイクロコンピュータによって制御されるよ
うになっている。CPU1は、この装置全体の動作を制
御するものである。このCPU1に対して、データ及び
アドレスバス1Dを介してリードオンリメモリ(RO
M)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、外部入
力インタフェース(I/F)4、スイッチ検出回路5、
表示回路6、音源回路7、通信インタフェース(I/
F)8、外部記憶装置9がそれぞれ接続されている。更
に、CPU1には、タイマ割込み処理(インタラプト処
理)における割込み時間や各種時間を計時するタイマ1
Aが接続されている。すなわち、タイマ1Aは時間間隔
を計数したり、あるいはサーバ装置MSから受信した演
奏データに基づきカラオケ演奏を再生する際の演奏テン
ポを設定したりするためのクロックパルスを発生する。
このクロックパルスの周波数は、各種スイッチ等からな
るパネル操作子5Aによって調整される。このようなタ
イマ1AからのクロックパルスはCPU1に対して処理
タイミング命令として与えられたり、あるいはCPU1
に対してインタラプト命令(つまり割込命令)として与
えられる。CPU1は、これらの命令に従って各種処理
を実行する。
【0020】ROM2は、CPU1により実行される各
種プログラムなどの各種情報を格納するものである。R
AM3はサーバ装置MS等から受信した画面データや演
奏データや歌詞データなどの各種データを格納するだけ
でなく、CPU1がプログラムを実行する際に発生する
各種情報を一時的に記憶するワーキングメモリとして、
あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデー
タを記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所
定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レ
ジスタやフラグ、テーブル、メモリなどとして利用され
る。例えば、サーバ装置MSから受信した画面データや
演奏データや歌詞データなどは、受信時に一時的にRA
M3に記憶される。外部入力インタフェース4は外部か
ら当該パソコン端末PC側に各種信号を入力するための
ものであり、例えばマイクロフォン4Aなどの入力機器
が接続される。例えばマイクロフォン4Aから入力され
た音声信号などは、所定の処理に従って歌詞データに変
換されて表示装置6Aに表示される。すなわち、ユーザ
はマイクロフォン4Aを用いた音声入力によって歌詞を
入力していくことができるようになっている。
【0021】パネル操作子(スイッチ等)5Aは、カラ
オケ曲に付与する新たな歌詞を作成する際に用いる各種
操作子、例えば歌詞を入力するための文字データ入力用
のキーボードや表示装置6A上に表示される所定のポイ
ンティングデバイスを操作するために用いるマウスなど
の各種操作子を含んで構成される。勿論、カラオケ演奏
の際に用いる音高、音色、効果等を選択・設定・制御す
るために用いる各種スイッチを含んでいてよい。スイッ
チ検出回路5は、パネル操作子5Aの各種操作子やスイ
ッチ等の操作状態を検出し、その操作状態に応じた情報
をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力
する。表示回路6は、例えば液晶表示パネル(LCD)
やCRT等から構成される表示装置6A(すなわちディ
スプレイ)にサイト画面や各種サービス画面を表示する
制御を行うのは勿論のこと、サーバ装置MSから受信し
た演奏データに基づいて再生されるカラオケ曲の楽譜や
該カラオケ曲に付与されているオリジナルの歌詞やユー
ザ作成の歌詞、あるいはCPU1の制御状態などを表示
装置6Aに表示するよう制御を行うものである。
【0022】音源回路7は複数のチャンネルで楽音信号
の同時発生が可能であり、通信バス1D(例えば、デー
タ及びアドレスバス)を経由して与えられた演奏データ
を入力し、この演奏データに基づいて楽音信号を発生す
る。音源回路7から発生された楽音信号は、アンプやス
ピーカなどを含むサウンドシステム7Aを介して発音さ
れる。すなわち、カラオケ演奏を行う。サーバ装置MS
から受信する演奏データの形式はMIDI形式のような
ディジタル符号化されたものであってもよいし、PC
M、DPCM、ADPCMのような波形サンプルデータ
方式からなるものであってもよい。また、この音源回路
7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる
構成を用いてもよい。
【0023】通信インタフェース(I/F)8は、例え
ばLANやインターネット若しくは電話回線等の通信ネ
ットワークXに接続されており、該通信ネットワークX
を介して所定のサーバ装置MS等と接続された際に、パ
ソコン端末PCからサーバ装置MSに対して各種のデー
タ要求命令を送信したり、サーバ装置MSから送信され
た画面データや演奏データや歌詞データなどをパソコン
端末PCに取り込むためのインタフェースである。例え
ば、この実施例に示すパソコン端末PCにおいては、サ
ーバ装置MSからサイト画面や各種サービス画面に関す
る画面データ、アクセスした作詞支援サイトから配信さ
れた演奏データや歌詞データなどを受信するために通信
インタフェース8は用いられる。すなわち、パソコン端
末PCの場合、通信インターフェース8及び通信ネット
ワークXを介してサーバ装置MSへと所望の作詞支援サ
イトを表示するために該作詞支援サイトに関する画面デ
ータのダウンロードを要求するコマンドを送信する。サ
ーバ装置MSは、このコマンドを受け、要求された画面
データを通信ネットワークXを介してパソコン端末PC
側へと配信する。さらに、ユーザ指定に基づき該作詞支
援サイトに記憶している画面データや演奏データや歌詞
データを配信する。パソコン端末PCが通信インタフェ
ース8を介してこれら画面データや演奏データや歌詞デ
ータを受信すると、該受信した画面データや歌詞データ
に基づいて作詞支援サイト画面や各種サービス画面を表
示したり、受信した演奏データに基づいてカラオケ演奏
を発音したりするなどの処理を行う。なお、これらの通
信インタフェース8及び通信ネットワークXは、有線の
ものに限らず無線のものであってもよい。また、双方を
具えていてもよい。
【0024】外部記憶装置9は、サーバ装置MSから受
信した画面データや演奏データや歌詞データ、あるいは
CPU1が実行する各種プログラム等の制御に関するデ
ータなどを記憶するものである。また、前記ROM2に
制御プログラムが記憶されていない場合、この外部記憶
装置9(例えばハードディスク)に制御プログラムを記
憶させておき、それを前記RAM3に読み込むことによ
り、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同
様の動作をCPU1にさせることができる。このように
すると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が
容易に行える。なお、外部記憶装置9はハードディスク
(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、
コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、
光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Ve
rsatile Disk)等の着脱自在な様々な形態の外部記憶媒
体を利用する記憶装置であればどのようなものであって
もよい。若しくは、半導体メモリなどであってもよい。
【0025】MIDIインタフェース(I/F)10
は、外部の電子楽器10A等からMIDI規格の楽曲情
報(例えば、演奏データ)を当該パソコン端末PCへ入
力したり、あるいは当該パソコン端末PCからMIDI
規格の楽曲情報(例えば、演奏データ)を外部の電子楽
器10A等へ出力するためのインタフェースである。外
部の電子楽器10A等はユーザによる操作に応じてMI
DIデータを発生する機器であればよく、鍵盤型、弦楽
器型、管楽器型、打楽器型、ミブリ型等どのようなタイ
プの操作子を具えた(若しくは、操作形態からなる)機
器であってもよい。
【0026】なお、MIDIインタフェース10は専用
のMIDIインタフェースを用いるものに限らず、RS
−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バ
ス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)
等の汎用のインタフェースを用いてMIDIインタフェ
ース10を構成するようにしてもよい。この場合、MI
DI規格の楽曲情報以外のデータをも同時に送受信する
ようにしてもよい。MIDIインタフェース10として
上記したような汎用のインタフェースを用いる場合に
は、外部の電子楽器10AはMIDI規格の楽曲情報以
外のデータも送受信できるようにしてよい。勿論、こう
した楽曲情報に関するデータフォーマットはSMF形式
などのMIDI規格のデータに限らず、他の規格のデー
タであってもよく、その場合はMIDIインタフェース
10と外部の電子楽器10Aはそれにあった構成とす
る。
【0027】なお、クライアント装置が携帯通信端末M
Tである場合、携帯通信端末MTにおけるパネル操作子
5Aは携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)さ
れている各種スイッチなどである。携帯通信端末MTに
おける表示装置6Aは、携帯通信端末MT本体に装備
(あるいは内蔵)されている液晶ディスプレイなどであ
る。また、携帯通信端末MTにおける音源回路7とサウ
ンドシステム7A(例えば、アンプやスピーカなど)
は、携帯通信端末MT本体に装備(あるいは内蔵)され
ていることが好ましい。さらに、携帯通信端末MTにお
ける通信インタフェース8は無線通信用の装置であり、
中継サーバTSと通信を行うことができるものである。
勿論、パソコン端末PCと同様に有線通信を行うための
インタフェースを具えていてもよい。携帯通信端末MT
における外部記憶装置9は携帯通信端末MT本体に予め
内蔵されているもの、あるいはケーブルなどを使って外
部接続できるもののいずれでもよい。本体に内蔵されて
いるものの場合には、装置構成が小さい小型半導体メモ
リドライブが好ましい。外部接続するものである場合に
は、上述したようなハードディスク(HD)、フレキシ
ブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD−R
OM・CD−RW)、光磁気ディスク(MO)、DVD
(Digital Versatile Disk)等、例示したいずれのもの
であってもよい。
【0028】なお、上述したようなパソコン端末PCや
携帯通信端末MT等のクライアント装置やサーバ装置M
S等はパネル操作子5Aや表示装置6Aあるいは音源回
路7などを1つの装置本体に内臓したものに限らず、そ
れぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各
種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続する
ように構成されたものにも同様に適用できることはいう
までもない。また、クライアント装置はパソコン端末P
Cや携帯通信端末MTに限らず、カラオケ装置そのも
の、あるいは自動演奏ピアノなどの電子楽器であっても
よい。なお、サーバ装置MS、中継サーバTSの各装置
においては、MIDIインタフェース10と電子楽器1
0A、音源回路7とサウンドシステム7Aを装備してい
なくてもよい。また、サーバ装置MSではROM2やR
AM3や外部記憶装置9などを用いてカラオケ情報デー
タベースが構築されており、このカラオケ情報データベ
ースに予め演奏データや歌詞データなどを多数記憶して
おくようにするとよい。
【0029】図1に示した作詞支援システムにおいて
は、パソコン端末PCや携帯通信端末MTなどのクライ
アント装置から所定の作詞支援サイト(つまりサーバ装
置MS)にアクセスし、該作詞支援サイトからユーザ選
択に従って各種サービス画面を表示する際に用いる画面
データ、カラオケ演奏を再生する際に用いる演奏デー
タ、カラオケ演奏曲の楽譜や歌詞を表示する際に用いる
楽譜や歌詞に関するデータなどを取得することによっ
て、該演奏データに付与する新たな歌詞をユーザが作成
し易くするための作詞支援を行う。そこで、こうした作
詞支援を実現する各種処理について、クライアント装置
側で実行する処理とサーバ装置MS側で実行する処理と
に各々図を分けて説明することにする。すなわち、実際
の処理においてはクライアント装置とサーバ装置MSと
の間では互いに各種データなどをやり取りしながら処理
を進めていくものであるが、以下に示す各実施例におい
ては説明を理解しやすくするためにクライアント装置側
(若しくはサーバ装置MS側)で実行する各種処理のみ
を示し、該処理に対応するように並行して行われるサー
バ装置MS側(若しくはクライアント装置側)の処理に
ついては別の図を用いて説明することにした。
【0030】まず、クライアント装置側で実行する各種
処理について、簡単に説明する。図3は、クライアント
装置におけるCPU1で実行する「メイン処理」の一実
施例を示したフローチャートである。該「メイン処理」
は、クライアント装置の電源オンと同時に開始され、電
源オフと同時に終了される処理である。
【0031】ステップS1では、クライアント装置の初
期化を行う。すなわち、クライアント装置への電源投入
により所定のプログラムの実行を開始し、RAM3など
の内容をクリアするとともに各種の初期設定を行う。例
えば、RAM3のレジスタやフラグ、テーブル、メモリ
等の内容をクリアする、とともに各種機器を初期状態に
設定しなおすことなどの処理を実行する。ステップS2
では、パネル設定を行う。このパネル設定では、ユーザ
所望の作詞支援サイトを記憶したサーバ装置MSにアク
セスするための処理、アクセスした作詞支援サイト(つ
まりサーバ装置MS)からユーザ選択に従うカラオケ曲
の演奏データを取得し、該演奏データに対してユーザが
適宜に新たな歌詞を作成して付与するための作詞支援処
理(後述する替歌作成サービスや替歌合成サービスな
ど)、取得した演奏データを再生してカラオケ演奏を試
聴すると共に各ユーザが該カラオケ曲に対して付与した
歌詞に対して投票を行うための処理(後述する替歌試聴
サービスなど)、あるいはそれら以外のその他の処理を
実行するように、パネル操作子5Aからの入力に従い指
示する。ステップS3では、「各種処理」を実行する。
すなわち、上記ステップS2のパネル設定による入力指
示に従って、各種データの送受信をサーバ装置との間で
行い、それに基づいて上記したような各種処理を実行す
る。上記ステップS2のパネル設定からの入力指示がな
いような場合にはステップS3の処理を実行せずに上記
ステップS2の処理へ戻り、ステップS2及びステップ
S3の処理を繰り返し実行する。
【0032】上述した「メイン処理」で実行する「各種
処理」(図3のステップS3参照)の詳細な処理につい
て、図4を用いて説明する。図4は、「各種処理」の一
実施例を示したフローチャートである。この「各種処
理」は、パソコン端末PCや携帯通信端末MTなどにお
いて一般的に用いられているブラウザソフトと同様の処
理を行うものであって、専用のソフトウエアで処理する
ものであってもよいし、汎用的なソフトウエアで処理す
るものであってもよい。すなわち、通信ネットワークX
を介してクライアント装置からユーザ所望の作詞支援サ
イト(つまりサーバ装置MS)にアクセスすることがで
き、該サーバ装置MSとクライアント装置との間で各種
データの送受信が行えるものであればどのようなもので
あってもよい。以下、図4に示したフローチャートに従
って、当該処理における処理動作を説明する。
【0033】ステップS11では、クライアント装置の
初期化を行う。例えば、RAM3のレジスタやフラグ、
テーブル、メモリ等の内容をクリアする。ステップS1
2では、ユーザによるパネル操作子5Aからの入力に応
じて該クライアント装置を通信ネットワークXに接続す
る。すなわち、ユーザが例えばURL等を利用してユー
ザ所望の作詞支援サイト(つまりサーバ装置MS)にア
クセスするための入力操作をパネル操作子5Aから行う
と、当該クライアント装置は通信ネットワークXに接続
されている所定のサーバ装置MSと接続処理を行う。ス
テップS13では、接続したサーバ装置MSから画面デ
ータを受信したか否かを判定する。画面データを受信し
たと判定した場合には(ステップS13のYES)、受
信した画面データに基づいて表示装置6A上に所定の画
面を表示する(ステップS14)。この処理により受信
した画面データに基づいてクライアント装置の表示装置
6A上に表示する画面は、例えば初期画面(図示せ
ず)、サービスメニュー画面(後述する図6参照)、歌
詞入力画面(後述する図10参照)、歌詞選択画面(後
述する図11参照)などの各種サービス画面である。
【0034】接続したサーバ装置MSから上記したよう
な画面データではなく演奏データを受信したと判定した
場合には(つまりステップS13がNOであり、ステッ
プS15がYESである場合)、受信した演奏データを
音源回路7に送り、該演奏データに基づきカラオケ演奏
の演奏発音を行う(ステップS16)。接続したサーバ
装置MSから当該クライアント装置が画面データや演奏
データを受信したのではなく、当該クライアント装置か
ら接続したサーバ装置MSに対して入力指示が行われた
と判定した場合には(つまりステップS13及びステッ
プS15が共にNOであり、ステップS17がYESで
ある場合)、該入力指示の受けつけを行い(ステップS
18)、ユーザによるパネル操作子5Aにおける「EN
TER」入力に従って(ステップS19のYES)、該
入力指示に応じた入力データをサーバ装置MSへと送信
する(ステップS20)。ユーザによる「ENTER」
入力が行われていない場合には(ステップS19のN
O)、ステップS17の処理に戻って新たな入力指示有
無の判定を行う。上記した画面データに基づく各種画面
の表示や(ステップS14)、演奏データに基づくカラ
オケ演奏の演奏発音や(ステップS16)、入力指示に
応じた入力データの送信(ステップS20)処理後には
ステップS13の処理へ戻り、上記ステップS13から
ステップS20までの処理を繰り返し実行する。
【0035】次に、上述のクライアント装置側で実行さ
れる「各種処理」に対応するように並行してサーバ装置
MS側で実行する処理について、説明する。サーバ装置
MSは通信ネットワークXに常時接続されており、複数
のクライアント装置と各種データの送受信を行うことが
でき、接続されたクライアント装置からの要求に基づき
種々のサービスを提供する。特に、本発明に係るサーバ
装置MSにおいては、ユーザがクライアント装置を用い
て容易に既存の演奏データに対する歌詞を生成すること
ができるよう「作詞支援処理」を行う。そこで、こうし
た「作成支援処理」について、図を用いて説明する。図
5は、作詞支援サイトを記憶したサーバ装置MSで行う
「作詞支援処理」の一実施例を示したフローチャートで
ある。上記したように、この「作詞支援処理」はユーザ
が適宜に歌詞を作成する際に作詞を支援するために実行
される処理であり、サーバ装置MSの電源オンと同時に
開始され、サーバ装置MSの電源オフと同時に終了され
る処理である。以下、図5に示したフローチャートに従
って、当該処理における処理動作を説明する。
【0036】ステップS21では、新たにクライアント
装置が当該サーバ装置MSに接続したか否かを判定す
る。新たにクライアント装置が当該サーバ装置MSに接
続した場合には(ステップS21のYES)、該サーバ
装置MSの初期化を行い(ステップS22)、接続した
クライアント装置に対して初期画面データを送信し(ス
テップS23)、該クライアント装置からのID入力を
受け付ける(ステップS24)。すなわち、サーバ装置
MSはクライアント装置から当該サーバ装置MSへの新
規の接続要求があるか否かを常に監視しており、新規に
接続要求したクライアント装置への対応を行うようにし
ている。このクライアント装置への対応として、IDの
入力を促す内容などや、歌詞を付与したい曲のオリジナ
ル名の入力を促す内容などを含む初期画面(図示せず)
に関するデータをクライアント装置へ送信する。そし
て、ユーザによるクライアント装置からの入力を受け付
けることによって、後述するような作詞支援を行う。一
方、既に接続済みのクライアント装置に対しては(ステ
ップS21のNO)、上記ステップS22〜ステップS
24の処理を行う必要がないので、ステップS25の処
理へジャンプする。すなわち、この場合には作詞支援を
そのまま続行する。ステップS25では、サービスメニ
ューの画面データをクライアント装置へ送信する。ステ
ップS26では、クライアント装置からの作詞支援に関
する支援内容の選択を受け付ける。すなわち、ユーザが
どのような作詞支援サービスを受けたいかの選択を受け
付ける。ステップS27では、選択に従う各種処理(後
述する替歌作成サービス、替歌合成作成サービス、替歌
試聴サービスなどの各サービス)を実行する。ステップ
S27の処理終了後、ステップS21の処理に戻って、
上記ステップS21〜ステップS27までの各処理を繰
り返し実行する。
【0037】ここで、サーバ装置6Aから送信された画
面データに基づきクライアント装置の表示装置6A上に
表示されるサービスメニュー画面(上述した図5のステ
ップS25参照)について、図6を用いて簡単に説明す
る。図6は、サービスメニュー画面の一実施例を示す概
念図である。
【0038】この図6から理解できるように、表示装置
6A上に表示されるサービスメニュー画面は「替歌作成
サービス」選択項目、「替歌合成作成サービス」選択項
目、「替歌試聴サービス」選択項目から少なくとも構成
され、通信ネットワークXを介してアクセスしてきたク
ライアント装置に対して送信される画面である(上述し
た図5のステップS25参照)。このサービスメニュー
画面の上記選択項目のいずれかをユーザがマウスポイン
タP等を用いて選択することで、クライアント装置から
の作詞支援に関する支援内容の選択をサーバ装置MS側
で受け付けることができる(上述した図5のステップS
26参照)。ユーザが「替歌作成サービス」を選択した
場合には、ユーザが適宜に歌詞を作成する際のオリジナ
ル歌詞表示やユーザ作成済みの歌詞表示や仮入力表示、
若しくは歌詞作成対象の曲に関するカラオケ演奏、とい
った作詞支援(後述する図7参照)をユーザが受けるこ
とができるようになる。ユーザが「替歌合成作成サービ
ス」を選択した場合には、ユーザが歌詞作成対象の曲に
対して既に付加されている複数の歌詞を部分的に組み合
わせて1つの新たな歌詞を作成する、といった作詞支援
(後述する図8参照)をユーザが受けることができるよ
うになる。ユーザが「替歌試聴サービス」を選択した場
合には、複数の歌詞の中から選択した歌詞の表示と共に
該歌詞が付された曲のカラオケ演奏を試聴することがで
き、該歌詞に対する個々のユーザの評価を投票できるよ
うにすることで他ユーザからの該歌詞に対する評価を得
て次回の作詞の参考にする、といった上記2つの作成支
援とは異なる間接的な作詞支援(後述する図9参照)を
ユーザが受けることができるようになる。
【0039】次に、上述した図5のステップS27で実
行される各種処理(サービス)について、選択内容毎に
各々図を分けて説明する。まず、図6に示したサービス
メニュー画面の「替歌作成サービス」が選択された場合
に実行する処理について、図7を用いて説明する。図7
は、替歌作成サービス実行処理の一実施例を示すフロー
チャートである。
【0040】ステップS31では、クライアント装置か
ら「替歌作成サービス」の要求を受信したか否かを判定
する。すなわち、図6に示したサービスメニュー画面の
「替歌作成サービス」が選択されたか否かを判定する。
クライアント装置から「替歌作成サービス」の要求を受
信しなかった場合、すなわちサービスメニュー画面の
「替歌作成サービス」が選択されなかった場合には(ス
テップS31のNO)、当該処理を終了する。したがっ
て、この場合には該サービスに従うクライアント装置に
対する作詞支援を実行しない。他方、クライアント装置
から「替歌作成サービス」の要求を受信した場合、すな
わちサービスメニュー画面の「替歌作成サービス」が選
択された場合には(ステップS31のYES)、該当す
るユーザの記録を読み出す(ステップS32)。すなわ
ち、過去に当該ユーザが歌詞を作成している場合には、
該歌詞データを読み出す。過去に当該ユーザが歌詞を作
成していない場合には読み出す歌詞データがないことか
ら、そうした場合には当該処理を行わない。ステップS
33では、楽譜及び歌詞に関するデータと共に、歌詞入
力画面(後述する図10参照)に関しての画面データを
クライアント装置に対して送信する。この際に、ユーザ
がオリジナルの歌詞やユーザ自身が作成した歌詞、若し
くは他のユーザにより作成された歌詞など、作詞の際に
「歌詞入力画面」に参考表示させたい歌詞を適宜に設定
することで、それに関する歌詞データを読み出してクラ
イアント装置に対し送信する。これにより、クライアン
ト装置において、選択曲に関する楽譜表示及び作詞の際
にユーザが参考としたい歌詞表示がなされた「歌詞入力
画面」表示が行われる。
【0041】ステップS34では、現在の歌詞入力フレ
ーズ(例えば小節単位のフレーズ毎)に類似したフレー
ズがあるか否かを判定する。類似フレーズがある場合に
は(ステップS34のYES)、クライアント装置に表
示した「歌詞入力画面」における歌詞入力部に対して歌
詞の仮入力表示を行わせる(ステップS35)。すなわ
ち、現在の歌詞入力フレーズが該入力フレーズよりも以
前のフレーズに類似している場合には、該類似フレーズ
に対して既に入力されている歌詞を仮入力表示として歌
詞入力画面の所定位置(つまり歌詞入力部)に表示す
る。ステップS36では、「替歌作成サービス」の終了
の指示が行われたか否かを判定する。「替歌作成サービ
ス」の終了指示が行われたと判定した場合には(ステッ
プS36のYES)、当該処理を終了する。「替歌作成
サービス」の終了指示が行われていないと判定した場合
には(ステップS36のNO)、演奏指示が行われたか
否かを判定する(ステップS37)。演奏指示が行われ
ていると判定した場合には(ステップS37のYE
S)、入力済みの前のフレーズから未入力のフレーズま
での演奏データをクライアント装置に対して送信する
(ステップS38)。すなわち、歌詞入力画面として歌
詞を入力するために表示されている楽譜及びその表示さ
れている楽譜前後の所定部分に関しての演奏データのみ
を送信して、クライアント側において該演奏データに基
づくカラオケ演奏を行わせる。ステップS39では、演
奏停止の指示があるか否かを判定する。演奏停止の指示
があると判定した場合には(ステップS39のYE
S)、演奏を停止して(ステップS40)、ステップS
41の処理へ行く。こうすることにより、ユーザは実際
に曲を聞きながら作詞を行うことができるので、曲イメ
ージにあった歌詞を生成することができるようになる。
【0042】ステップS39において演奏停止の指示が
ないと判定した場合には(ステップS39のNO)、ス
テップS38に戻って再度同じ箇所の演奏データを繰り
返し送信する。すなわち、クライアント装置側で停止指
示があるまで繰り返し当該箇所のカラオケ演奏を発音す
るように、演奏データを繰り返し送信する。ステップS
41では、歌詞入力の受け付けを行う。すなわち、クラ
イアント装置から入力されたユーザが作成した歌詞に関
するデータ(つまり歌詞データ)を受け付ける。ステッ
プS42では、受け付けた歌詞データを記録する。この
受け付けた歌詞データは、ユーザ個別のファイルなどに
演奏データに対応付けられて記録される。ステップS4
3では、楽譜及び歌詞のデータを小節単位に進める。ス
テップS44では、進めた楽譜及び歌詞に対応する分の
演奏データをクライアント装置に対して送信し、ステッ
プS32の処理へ戻る。こうして、小節単位に歌詞入力
画面に表示する楽譜や歌詞を進めていくことによって、
小節単位にユーザ作成の歌詞を記録することができるよ
うになっている。つまり、ユーザは所定範囲毎に歌詞を
入力する。なお、歌詞入力は小節単位に限らず、複数小
節単位で歌詞入力できるものであってもよいことは言う
までもない。
【0043】次に、図6に示したサービスメニュー画面
の「替歌合成作成サービス」が選択された場合に実行す
る処理について、図8を用いて説明する。図8は、替歌
合成作成サービス実行処理の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【0044】ステップS51では、クライアント装置か
ら「替歌合成作成サービス」の要求を受信したか否かを
判定する。すなわち、図6に示したサービスメニュー画
面の「替歌合成作成サービス」が選択されたか否かを判
定する。クライアント装置から「替歌合成作成サービ
ス」の要求を受信しなかった場合、すなわちサービスメ
ニュー画面の「替歌合成作成サービス」が選択されなか
った場合には(ステップS51のNO)、当該処理を終
了する。したがって、この場合には該サービスに従うク
ライアント装置に対する作詞支援を実行しない。他方、
クライアント装置から「替歌合成作成サービス」の要求
を受信した場合、すなわちサービスメニュー画面の「替
歌作成サービス」が選択された場合には(ステップS5
1のYES)、選択曲に関する楽譜及び複数の歌詞に関
するデータと共に、これらを表示する歌詞選択画面(後
述する図11参照)に関しての画面データをクライアン
ト装置に対して送信する(ステップS52)。すなわ
ち、歌詞作成対象としての選択曲の楽譜とともに、該選
択曲に対して当該ユーザや他のユーザが作成し付与した
歌詞を読み出して、クライアント装置に送信する。こう
することにより、クライアント装置に歌詞選択画面が表
示される。ステップS53では、クライアント装置から
の歌詞選択を受け付ける。
【0045】ステップS54では、楽譜及び選択された
歌詞に関するデータと演奏データとをクライアント装置
に対して送信する。すなわち、クライアント装置では該
曲のカラオケ演奏が行われると共に、選択された歌詞の
表示が行われる。ステップS55では、クライアント装
置から演奏停止指示がなされたか又は演奏データが終了
したか否かを判定する。クライアント装置から演奏停止
指示が行われておらず、かつ、演奏データが終了してい
ない場合には(ステップS55のNO)、楽譜及び選択
した歌詞に関するデータと演奏データとを進めて(ステ
ップS56)、ステップS54の処理へ戻る。これによ
り、ユーザは選択した歌詞が曲のイメージなどとあって
いるかどうかといったことを確かめることができる。ク
ライアント装置から演奏停止指示が行われている場合又
は演奏データが終了した場合には(ステップS55のY
ES)、楽譜及び複数の歌詞に関するデータをクライア
ント装置に対して送信する(ステップS57)。すなわ
ち、クライアント装置に再度歌詞選択画面を表示する。
ステップS58では、クライアント装置から曲位置と歌
詞の指定を受けつける。ステップS59では、新規の歌
詞として記録する。すなわち、クライアント装置では歌
詞選択画面に表示された複数の歌詞を所定範囲(例えば
小節単位など)毎に選択することができ、こうして選択
された所定範囲毎の歌詞を曲全体にわたって組み合わせ
ることによって、新規の歌詞として記録することができ
るようになっている。
【0046】次に、図6に示したサービスメニュー画面
の「替歌試聴サービス」が選択された場合に実行する処
理について、図9を用いて説明する。図9は、替歌試聴
サービス実行処理の一実施例を示すフローチャートであ
る。当該「替歌試聴サービス」は前述した「替歌作成サ
ービス」や「替歌合成作成サービス」などの直接的な作
詞支援、すなわちユーザによる歌詞作成を直接支援する
ために行う処理とは異なり、ユーザが作成した歌詞を他
人に評価してもらうことによって次回の作詞の参考にす
るといった間接的な作詞支援を行うための処理である。
【0047】まず、ステップS61では、クライアント
装置から「替歌試聴サービス」の要求を受信したか否か
を判定する。すなわち、図6に示したサービスメニュー
画面の「替歌試聴サービス」が選択されたか否かを判定
する。クライアント装置から「替歌試聴サービス」の要
求を受信しなかった場合、すなわちサービスメニュー画
面の「替歌試聴サービス」が選択されなかった場合には
(ステップS61のNO)、当該処理を終了する。他
方、クライアント装置から「替歌試聴サービス」の要求
を受信した場合、すなわちサービスメニュー画面の「替
歌試聴サービス」が選択された場合には(ステップS6
1のYES)、選択曲に関する楽譜及び複数の歌詞に関
するデータと共に、これらを表示する歌詞選択画面(後
述する図11参照)に関しての画面データをクライアン
ト装置に対して送信する(ステップS62)。すなわ
ち、歌詞試聴対象としての選択曲の楽譜とともに、該選
択曲に対して当該ユーザや他のユーザが作成し付与した
歌詞を読み出して、クライアント装置に送信する。こう
することにより、クライアント装置に歌詞選択画面が表
示される。ステップS63では、クライアント装置から
の歌詞選択を受け付ける。
【0048】ステップS64では、楽譜及び選択された
歌詞に関するデータと演奏データとをクライアント装置
に対して送信する。すなわち、クライアント装置では該
曲のカラオケ演奏が行われると共に、選択された歌詞の
表示が行われる。ステップS65では、クライアント装
置から演奏停止指示がなされたか又は演奏データが終了
したか否かを判定する。クライアント装置から演奏停止
指示が行われておらず、かつ、演奏データが終了してい
ない場合には(ステップS65のNO)、楽譜及び選択
した歌詞に関するデータと演奏データとを進めて(ステ
ップS66)、ステップS64の処理へ戻る。これによ
り、ユーザは選択した歌詞が曲のイメージなどとあって
いるかどうかといった歌詞の良し悪しを判断することが
できる。クライアント装置から演奏停止指示が行われて
いる場合又は演奏データが終了した場合には(ステップ
S65のYES)、投票画面に関するデータをクライア
ント装置に対して送信する(ステップS67)。すなわ
ち、クライアント装置に投票画面を表示する。ステップ
S68では、クライアント装置から投票を受け付ける。
ステップS69では、いままで入力された投票内容とあ
わせて統計を出し、該統計内容をサービスメニュー画面
データとして登録する。例えば、歌詞データの評価順位
をユーザIDやユーザが歌詞に即して名づけた「曲名」
などと共にサービスメニュー画面に表示されるようにす
るとよい。勿論、投票受け付け時には簡単なアンケート
やユーザからの意見等を取得できるようにして、こうし
たアンケート結果や意見等を同時に表示できるようにし
てもよいことは言うまでもない。こうすることで、クラ
イアント側においてサービスメニュー画面を表示した際
に、選択曲に付されている歌詞に対する他ユーザからの
評価が同時に表示されることになることから、ユーザは
こうした表示により作成した歌詞に対する他ユーザの評
価を常に確認することができ、こうした他ユーザの評価
を踏まえて次回の作詞を行うことができるようになる。
すなわち、ユーザは作成した歌詞についての評価を他の
ユーザから幅広く得ることが簡単にできるので、こうし
た評価を参考にしてよりすばらしい歌詞を作成すること
ができるようになる。
【0049】ここで、上述した「歌詞入力画面」及び
「歌詞選択画面」について、それぞれ図を用いて簡単に
説明する。まず、「替歌作成サービス」選択時における
作詞支援の際にクライアント装置に表示する「歌詞入力
画面」(図7のステップS33参照)について、図10
を用いて説明する。図10は、歌詞入力画面の一実施例
を示す概念図である。
【0050】図10から理解できるように、歌詞入力画
面には、作詞対象としての曲に関する楽譜と、該楽譜に
対応したオリジナルの歌詞(あるいはユーザが過去に作
成した歌詞)、該楽譜に対応する歌詞を新たに入力する
ための歌詞入力部(図10においては実線の四角で囲ん
だ領域)とが所定の曲範囲に相当する分だけ表示され
る。この実施例では点線の四角で囲んだ領域が歌詞入力
画面として実際に表示される部分であり、「ワン ワン
ワ ワン…」が歌詞作成の際にユーザが参考とするオ
リジナル歌詞(又は1番の歌詞)として、「ニャン ニ
ャン ニャ ニャン」が今回ユーザが新たに入力する歌
詞(又は2番の歌詞)として表示されている。この歌詞
入力画面として実際に表示される部分はユーザ操作に従
って左右にスクロールすることから、ユーザは画面をス
クロールすることで曲の所望位置に対しての歌詞入力を
行うことができるようになっている。ユーザはこうした
楽譜表示やオリジナル歌詞表示等を参考にして歌詞入力
部に新たに歌詞を順次に入力していくことで、該曲に対
しての歌詞作成を行うことができる。こうした歌詞入力
の際に、既に歌詞を入力済みのメロディと同様のメロデ
ィに対して歌詞を入力する場合には、既に入力されてい
る歌詞と同様の歌詞を歌詞入力部に仮の歌詞として仮表
示する。この実施例では、第1小節のメロディと第2小
節のメロディが同じであり、第1小節のメロディに対し
て既に歌詞「ニャン ニャン ニャ ニャン」が入力済
みであることから、第2小節のメロディに対する歌詞入
力部には第1小節のメロディに対して入力したのと同様
の歌詞「ニャン ニャン ニャニャン」が仮表示され
る。こうした歌詞の仮表示は、既にユーザが入力済みの
歌詞と表示態様を異ならせて表示する。図10に示した
実施例においては、歌詞表示の文字の大きさを異ならせ
て表示した例を示した。勿論、これに限らず、文字表示
色を異ならせて表示するなど、入力済みの歌詞と仮表示
の歌詞とが区別できるものであればどのような方法であ
ってもよい。ユーザはこうして仮表示された歌詞をその
まま当該メロディに対する歌詞としてそのまま用いても
よいし、仮表示された歌詞と異なる歌詞を新たに入力し
てもよい。こうすると、歌詞入力画面として表示されて
いない部分の箇所に対してユーザがどのような歌詞を入
力したかをわざわざ歌詞入力画面を当該楽譜部分まで戻
して確認しなくても、当該メロディに対して入力した歌
詞をその場で確認することができ、また同じ歌詞を新た
に入力する手間が省けることから便利である。
【0051】なお、入力した歌詞の表示位置は楽譜にお
ける各音符表示位置に対応するようにして自動的に配置
できるようにしてもよいし、ユーザ自らが適宜の位置に
配置できるようにしてもよいことは言うまでもない。ま
た、歌詞を仮表示する場合には歌詞入力部に歌詞を仮表
示することに限らず、歌詞入力部を空欄表示しておい
て、その近辺に歌詞を仮表示するようにしてもよい。こ
うした場合には、ユーザは仮表示された歌詞を参考にし
て、空欄となっている歌詞入力欄に新たに歌詞を入力す
ることができるようになり便利である。なお、歌詞入力
の際に該曲のカラオケ演奏を行う場合には、停止指示が
あるまで該歌詞入力画面に表示された楽譜の前後1小節
分を含む範囲でカラオケ演奏を繰り返し行う(上述した
図7のステップS37〜ステップS40参照)。すなわ
ち、図10に示した実施例の場合には、歌詞入力画面と
して2小節分の楽譜が表示されていることから、カラオ
ケ演奏指示を行った場合には表示されている2小節分と
表示されている小節に前後する各1小節の計4小節分の
楽譜に関してのカラオケ演奏が繰り返し行われることに
なる。このように歌詞入力画面に表示されている楽譜の
みでなく、表示されている楽譜に相前後する小節までを
含めてカラオケ演奏することによって、ユーザは曲のつ
ながりや流れなどを参考にして歌詞を作成することがで
きるようになる。
【0052】次に、「替歌合成作成サービス」選択時に
おける歌詞合成による作詞支援、若しくは「替歌試聴サ
ービス」選択時におけるユーザ評価投票の際にクライア
ント装置に表示する「歌詞選択画面」(図8のステップ
S52又は図9のステップS62参照)について、図1
1を用いて説明する。図11は、歌詞選択画面の一実施
例を示す概念図である。
【0053】図11から理解できるように、歌詞選択画
面には、作詞対象(若しくは投票対象)としての曲に関
する楽譜と、該楽譜に対応した各ユーザが作成した歌詞
とが所定の曲範囲に相当する分だけ表示される。この歌
詞選択画面には作詞対象としての曲に関する楽譜と複数
の歌詞とが同期されて表示されるようになっており、こ
れによりユーザは楽譜と歌詞とを対応付けて見ることが
できるようになっている。この実施例では点線の四角で
囲んだ領域が歌詞選択画面として実際に表示される部分
であり、「ワン ワン ワ ワン…」、「ニャン ニャ
ン ニャ ニャン…」、「い ぬ の ー…」、「とっ
きょ しゅつ がん…」などの各ユーザが作成した歌
詞が楽譜の下にそれぞれの歌詞に対応して適宜に表示さ
れる記号(この実施例では、A、B、C、Dのアルファ
ベット)と共に一覧表示されている。ユーザは曲の所定
範囲毎にそれぞれの歌詞に対応して適宜に表示される記
号を指定することによって該所定範囲毎の楽譜に対して
の歌詞選択、あるいは曲全体にわたっての楽譜に対して
の歌詞選択を行うことができる。すなわち、「替歌合成
作成サービス」選択時には曲の所定範囲毎(例えば小節
毎)に楽譜に付加したい歌詞を一覧表示された歌詞の中
から選択することができ、これらの所定範囲毎に選択さ
れた歌詞を組み合わせて合成することによって曲全体の
楽譜に対して付加する歌詞を作成することができるよう
になっている。他方、「替歌試聴サービス」選択時には
曲全体の楽譜に対して付加する歌詞を一覧表示された歌
詞の中から1つだけ選択することができ、カラオケ演奏
の開始と共に選択した歌詞のみを画面に表示すること
で、カラオケ演奏にあわせて他のユーザが作成した歌詞
を画面上で確認することができるようになっている。こ
の場合には、歌詞選択画面として実際に表示される部分
はカラオケ演奏の進行に従って自動的にスクロールする
ことから、ユーザはカラオケ演奏にあわせて表示箇所に
対応する歌詞を確認していくことができる。
【0054】なお、上述した実施例においては、サーバ
装置MS側は単に演奏データを配信するのみであり、パ
ソコン端末PCあるいは携帯端末MT等のクライアント
装置側で受信した演奏データを再生することによって楽
曲を発音する処理形態における制御プログラムについて
説明したがこれに限らず、サーバ装置MS側で演奏デー
タに基づき再生したカラオケ演奏をクライアント装置に
配信するようにしてもよい。また、サーバ装置MSが配
信する演奏データとしてはカラオケ演奏を行うための専
用の演奏データでなくてもよい。ただし、そうした場合
においてクライアント装置では、カラオケ演奏を行うよ
うに演奏データに基づき生成される楽音信号に対して所
定の制御を行うことにより、カラオケ演奏として発音す
るようにしなければならないことは言うまでもない。な
お、上述した「替歌作成サービス」においては、サーバ
装置MS側で仮入力表示に関する処理を実行するように
したが(上述した図7のステップS34及びステップS
35参照)、当該処理をクライアント側で実行するよう
にしてもよいことは言うまでもない。なお、上述した歌
詞入力画面(図10参照)あるいは歌詞選択画面(図1
1参照)では楽譜として五線譜を表示した例を示したが
これに限らず、五線譜以外のオリジナルな表示態様(例
えば、TAB譜や文字譜、あるいはピアノロールなど)
を楽譜として表示するようにしてもよいことは言うまで
もない。
【0055】なお、サーバ装置MSからクライアント装
置へ送信する演奏データのフォーマットは、イベントの
発生時刻を曲や小節内における絶対時間で表した『イベ
ント+絶対時間』形式のもの、イベントの発生時刻を1
つ前のイベントからの時間で表した『イベント+相対時
間』形式のもの、音符の音高と符長あるいは休符と休符
長で演奏データを表した『音高(休符)+符長』形式の
もの、演奏の最小分解能毎にメモリの領域を確保し、演
奏イベントの発生する時刻に対応するメモリ領域にイベ
ントを記憶した『ベタ方式』形式のものなど、どのよう
な形式のものでもよい。また、複数チャンネル分の楽曲
情報が存在する場合は、複数のチャンネルのデータが混
在した形式であってもよいし、各チャンネルのデータが
トラック毎に別れているような形式であってもよい。
【0056】
【発明の効果】この発明によれば、ユーザに対してオリ
ジナルの歌詞やユーザが既に入力済みの歌詞や他のユー
ザが作成した歌詞などを画面上に表示したり、若しくは
作詞対象の曲を実際にカラオケ演奏することから、ユー
ザはこうした表示や演奏を参考として容易に作詞を行う
ことができるようになる、という効果を得る。また、各
ユーザが作成した歌詞の表示と共に該歌詞が付された曲
のカラオケ演奏を試聴することができ、該歌詞に対する
個々のユーザの評価を投票できるようにしたことから、
他ユーザからの該歌詞に対する評価を得て次回の作詞の
参考にするといった作詞支援をユーザが受けることがで
きるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る作詞支援装置を適用した作詞
支援システムの一実施例の全体構成を示すシステムブロ
ック図である。
【図2】 図1に示した作詞支援システムを構成する各
装置のうちの1つの装置についての一実施例の全体構成
を示すハード構成ブロック図である。
【図3】 クライアント装置におけるCPUで実行する
「メイン処理」の一実施例を示したフローチャートであ
る。
【図4】 各種処理の一実施例を示したフローチャート
である。
【図5】 作詞支援サイトを記憶したサーバ装置で行う
「作詞支援処理」の一実施例を示したフローチャートで
ある。
【図6】 サービスメニュー画面の一実施例を示す概念
図である。
【図7】 替歌作成サービス実行処理の一実施例を示す
フローチャートである。
【図8】 替歌合成作成サービス実行処理の一実施例を
示すフローチャートである。
【図9】 替歌試聴サービス実行処理の一実施例を示す
フローチャートである。
【図10】 歌詞入力画面の一実施例を示す概念図であ
る。
【図11】 歌詞選択画面の一実施例を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
1…CPU、1A…タイマ、2…ROM、3…RAM、
4…外部入力インタフェース、4A…マイク等、5…ス
イッチ検出回路、5A…パネル操作子、6…表示回路、
6A…表示装置、7…音源回路、7A…サウンドシステ
ム、8…通信インタフェース、X…通信ネットワーク、
9…外部記憶装置、10…MIDIインタフェース、1
0A…電子楽器、1D…通信バス(データ及びアドレス
バス)、MS…サーバ装置、TS…中継サーバ、PC…
パソコン端末、MT…携帯通信端末、P…マウスポイン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の曲の歌詞を作成する際のユーザに
    対する歌詞入力支援を行う作詞支援装置であって、 作詞対象の曲の楽譜を少なくとも表示する表示手段と、 前記表示された楽譜に対応する所定位置に対して、ユー
    ザにより所望の歌詞情報を入力設定する入力手段と、 前記表示手段で既に歌詞を入力済みである第1の楽譜部
    分と類似あるいは同一の第2の楽譜部分が表示された場
    合、前記入力済みの歌詞と同じ歌詞を前記第2の楽譜部
    分に対応する歌詞として仮表示する制御手段とを具えた
    作詞支援装置。
  2. 【請求項2】 所定のサーバ装置に対して通信ネットワ
    ークを介して接続する接続手段と、 作詞対象の曲に対応する複数の歌詞情報の中からユーザ
    所望の歌詞情報を選択する歌詞選択手段と、 前記接続したサーバ装置から選択した歌詞情報を受信す
    る受信手段とを具えてなり、 前記表示手段は前記受信した歌詞情報に基づいて既存の
    歌詞を表示することにより、ユーザが該歌詞表示を参考
    にして所望の歌詞情報を入力することができるように歌
    詞入力支援を行うことを特徴とする請求項1に記載の作
    詞支援装置。
  3. 【請求項3】 所望の曲の歌詞を作成する際のユーザに
    対する歌詞入力支援を行う作詞支援装置であって、 所定のサーバ装置に対して通信ネットワークを介して接
    続する接続手段と、 前記接続したサーバ装置から作詞対象の曲に付随する複
    数の歌詞情報を受信する受信手段と、 作詞対象の曲の楽譜及び前記受信した複数の歌詞情報に
    基づいて作詞対象の曲に付された既存の歌詞を複数表示
    する表示手段と、 前記表示手段に表示された複数の歌詞の中からユーザに
    よる適宜の歌詞選択に応じて選択された所定範囲毎の部
    分的な歌詞を組み合わせて作成される新たな歌詞を楽譜
    表示に対応付けて表示するように前記表示手段を制御す
    る制御手段とを具えた作詞支援装置。
  4. 【請求項4】 所定の楽音情報に従って楽音を発音する
    楽音発音手段を具えてなり、 前記楽音発音手段は、前記表示手段に表示された作詞対
    象の曲の楽譜に少なくとも対応する一部範囲の楽音情報
    に従って楽音を発音することにより、ユーザに対する歌
    詞入力支援を行うことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の作詞支援装置。
  5. 【請求項5】 所望の曲の歌詞を作成する際のユーザに
    対する歌詞入力支援を行う作詞支援プログラムであっ
    て、 所定の表示手段に作詞対象の曲の楽譜を少なくとも表示
    するステップと、 前記表示された楽譜に対応する所定位置に対して、ユー
    ザにより所望の歌詞情報を入力設定するステップと、 前記所定の表示手段で既に歌詞を入力済みである第1の
    楽譜部分と類似あるいは同一の第2の楽譜部分が表示さ
    れた場合、前記入力済みの歌詞と同じ歌詞を前記第2の
    楽譜部分に対応する歌詞として仮表示するステップとを
    具えた作詞支援プログラム。
  6. 【請求項6】 所望の曲の歌詞を作成する際のユーザに
    対する歌詞入力支援を行う作詞支援プログラムであっ
    て、 所定のサーバ装置に対して通信ネットワークを介して接
    続するステップと、 前記接続したサーバ装置から作詞対象の曲に付随する複
    数の歌詞情報を受信するステップと、 所定の表示手段に対して、作詞対象の曲の楽譜及び前記
    受信した複数の歌詞情報に基づいて作詞対象の曲に付さ
    れた既存の歌詞を複数表示するステップと、 前記表示手段に表示された複数の歌詞の中からユーザに
    よる適宜の歌詞選択に応じて選択された所定範囲毎の部
    分的な歌詞を組み合わせて作成される新たな歌詞を楽譜
    表示に対応付けて表示するように前記表示手段を制御す
    るステップとを具えた作詞支援プログラム。
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