JP2007086305A - 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 楽譜上で音符に付加した歌詞の移動操作を簡単化する。
【解決手段】 歌詞は予め音符に対応して配置されるブロックB10,B20内に表示される。歌詞が音符の低音部と重なるような場合(図1(a))、ブロック単位で下方にずらすと、音符からの距離が遠くなる歌詞が生じる。一文字ずつずらすのはやっかいである。そこで、ブロックを分割し(図1(c))、必要なブロックB302〜B304だけを下方にずらす。歌詞が複数番数あるときにも移動が容易である。ブロックの分割・結合はマウス7の操作によって行えるように構成する。ブロックの分割と結合とはブロック内のどこをクリックしたかによって区別して指示できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 歌詞は予め音符に対応して配置されるブロックB10,B20内に表示される。歌詞が音符の低音部と重なるような場合(図1(a))、ブロック単位で下方にずらすと、音符からの距離が遠くなる歌詞が生じる。一文字ずつずらすのはやっかいである。そこで、ブロックを分割し(図1(c))、必要なブロックB302〜B304だけを下方にずらす。歌詞が複数番数あるときにも移動が容易である。ブロックの分割・結合はマウス7の操作によって行えるように構成する。ブロックの分割と結合とはブロック内のどこをクリックしたかによって区別して指示できる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、歌詞編集装置および歌詞編集プログラムに関し、特に、画面上に表示された楽譜の音符に対応して付加された歌詞に対して編集を加える操作を簡単にすることができる歌詞編集装置および歌詞編集プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ上で楽譜作成のプログラム(楽譜作成ソフト)を実行して楽譜を作成することが行われている。つまり、パーソナルコンピュータを楽譜作成装置として機能させることが知られている。例えば、各種音楽記号と五線譜とを記憶させておき、これら音楽記号と五線譜とを画面上に表示させて楽譜を作成する。特開平9−114453号公報には、パレット状に画面表示した各種音楽記号やフォント等をマウス等で拾って画面上の五線譜上に貼り付け、楽譜を作成することができる楽譜作成装置が開示されている。
特開2003−177766号公報には、通信ネットワークを経由してサーバ装置から演奏データを取得して画面上に楽譜を表示し、楽譜を編曲したり、歌詞を付けたりすることができるプログラムが提案されている。この公報に記載された歌詞作成プログラムでは、複数の歌詞を表示し、それぞれの歌詞を示すアルファベット符号も併せて表示している。
従来のプログラムつまり楽譜作成ソフトでは、歌詞を付加するために次のような手順がとられる。まず、画面表示されている歌詞入力ボタンをマウスでクリックして五線譜に沿って歌詞入力位置を示すフレームを表示させる。次に、このフレーム内の、歌詞を付けたい音符(新規作成では先頭の音符)に対応した位置をマウスでクリックしてキャレット(文字入力ポインタ)を表示させる。そして、そのキャレットが示す位置に歌詞を入力する。歌詞は音符に対応するので、キャレットは音符に対応した位置に表示される。歌詞の一文字が入力されると、キャレットを次の音符に移して次の一文字を入力する。こうして、音符の一つ毎に文字を入力して歌詞を完成させる。キャレットの移動は自動化することもできる。
特開2005−55457号公報には、音符に対応させて歌詞を表示したときに歌詞同士が重なる基本表示範囲を検出し、この範囲にある一連の歌詞表示データを複数のグループに分割し、歌詞の表示データを再生する際には、分割された各グループの歌詞表示データに基づいて歌詞を順次表示することができる楽譜表示装置が開示されている。
特開平9−114453号公報
特開平7−121661号公報
特開2005−55457号公報
従来の歌詞入力のためのプログラムでは、歌詞は五線譜に沿った位置に、音符に対して割り当てられる。したがって、音域が広い楽曲の楽譜では、歌詞の入力位置に低音側の音符や発想記号が張り出していることがある(図13(a)参照)。このような場合に、歌詞を少しだけずらせば、音符と歌詞との干渉がなくなる。
しかし、従来は、歌詞の移動は行単位で行うようになっているので、歌詞を行単位でずらすと、中音域や高音域にある音符と歌詞との間隔が大きくなってしまうために、音符と歌詞との対応が分かりづらくなることがある(図13(b)参照)。
このような歌詞を、行単位でなく文字単位で移動できるようにすると、各音符に対して適切に歌詞を付けることができる。しかし、ずらした歌詞を整列させようとした場合には、一文字づつの移動によって元のように整列させる必要があり、能率がよくない。
特許文献3に記載された装置では、各音符に対応して表示した歌詞同士が重なる場合には、基本表示範囲に表示した歌詞が、基本表示範囲に表示した音符よりも長くなって、1行で完全に表示できないという問題点に鑑み、歌詞を複数文字単位で区切って、再生のタイミングに合わせて順次表示するものであり、各ブロックは音符に対応している。したがって、基本的に一文字単位に編集を行う技術とかわりがない。
また、例えば、多言語を使って歌詞を表示したいという要望があった場合にも一文字単位でフォントの選択をするのでは、処理が煩雑になるのを避けられない。
本発明は、上記課題を解決し、音符に対応して表示された歌詞を能率的に編集することができる歌詞編集装置および歌詞編集プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、目的を達成するための本発明は、画面表示された楽譜上の音符に歌詞を付加する歌詞編集用に、表示されている音符のうち複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定し、前記メモリ上の領域を分割または結合し、さらに前記分割または結合されたメモリ上の領域を移動させるとともに、前記分割、結合、および移動が、ポインティング・デバイスによって入力された指示に基づいて行われるように設定したプログラムおよび歌詞編集装置である点に第1の特徴がある。
また、本発明は、メモリに前記領域の分割および結合に応じて分割および結合後の領域毎にフォント情報を設定するプログラムおよび歌詞編集装置である点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記分割または結合されて形成された領域は、表示されている歌詞のうち複数の文字を包含するサイズに設定するプログラムおよび歌詞編集装置である点に第3の特徴がある。
上記第1〜第3の特徴を有する本発明によれば、表示された歌詞の分割、結合、移動等の処理を、マウス等、ポインティング・デバイスを使用して行うことで、歌詞のレイアウト変更等の編集を容易に行うことができる。
第2の特徴によれば、分割や結合によって形成された領域毎にフォントを設定することができるので、多言語を用いた歌詞の表示などに有用である。
第3の特徴によれば、歌詞を少なくとも複数の文字単位で分割または結合できるので歌詞の編集が簡素化される。例えば、歌詞を構成する一部の文字が音符に重なるためにそれらの文字を下方に移動させたい場合、縦に並んでいる複数の歌詞番数の文字を含む領域を設定して、その領域を移動すれば、これら複数の文字間のレイアウトを変えることなく、下方にずらすことができる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係る楽譜作成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。同図において、楽譜作成装置のハードウェアはパーソナルコンピュータ等の汎用情報処理装置によって実現できる。楽譜作成装置1は、CPU2、ROM3、RAM4、表示装置5、キーボード6、マウス7、音源部8、および通信インタフェース9を備える。表示装置5、キーボード6、およびマウス7はそれぞれVRAM10、キースキャン回路11、およびマウススキャン回路12を介してバス13に接続される。なお、マウス7は、タブレット、タッチスクリーン、およびタッチパネル等、周知のポインティング・デバイスであってもよい。
マウス7のX・Y方向の移動量はRAM4上のカーソルポイントレジスタのカーソル座標データに加算され、この座標データに基づいて表示装置5上でのカーソルの位置が決定される。キーボード6のキーのオン・オフはキースキャン回路12で検出され、検出結果はRAM4に書き込まれる。キーボード6のキーのオン・オフが直前の状態と比較されてキーオンイベントやキーオフイベントが認識される。
また、楽譜作成装置1には、ハードディスク、CD−ROM、MOディスク、DVD,およびメモリカード等の外部記憶装置を必要に応じて設けることができるし、プリンタドライバを介してプリンタに接続することもできる。
CPU2は、所定の制御プログラムに従って各種処理を実行し、装置全体を制御する。ROM3は、CPU2に楽譜作成処理を実行させるための楽譜表示プログラムや五線譜、および音符等の音楽記号を含む各種データ(楽譜作成ソフト)を記憶する。RAM4は、CPU2での処理に使用される情報を一時記憶する。
表示装置5は、LCDやCRT等の表示器あるいはLED等の表示灯を含む。表示器には、アイコン、楽譜、複数のタグシートからなる音楽記号のパレット、鍵盤図形等を表示する。
音源部8は音源としてのソフトウェアや効果付与のためのDSPを含む。音源部8には、D/A変換器、アンプ、スピーカを含むサウンドシステム14が接続される。
通信インタフェース9は、LANやインタネット、電話回線などの通信ネットワーク、あるいはMIDI用ネットワークに接続されるインタフェースであり、サーバ等など、他の情報処理装置やMIDI機器などの外部機器15との各種情報の授受に使用される。楽譜作成装置1は、この通信インタフェースを介して取り込んだ演奏情報に基づく楽譜作成も可能である。
音源部8は、RAM4上に設けられる演奏情報記憶手段から、ノートナンバ、音色、ステップ、ゲートタイム、ベロシティ等演奏情報を読み込み、それに基づいて楽音波形の加工をしてサウンドシステム14に入力する。
図3は表示装置5の表示器に表示された楽譜作成モード画面の例を示す図である。画面24の上部にはメニューバー25およびツールバー26が設けられる。メニューバー25およびツールバー26のボタンは要部のみを図示する。
画面24の右側には楽譜の描画範囲27を設ける。描画画面には予め多段(この例では5段)に五線譜を配する。ここでは、五線譜に音部記号を表示した例を示したが、この音部記号は作成者が任意に変更できるし、五線譜のみの初期画面として任意に音部記号を設定することができるものにしてもよい。
画面24の左側には、音楽記号等や編集コマンドを含むパレット28が表示される。パレット28は複数のタグシート28−1、28−2、…、28−9からなる。楽譜の作成・編集上使用頻度の高いものを最上部2枚のタグシート28−1,28−2に収容して記号の選択を容易にしている。画面24には、マウス7で移動可能なカーソル29が表示される。
ツールバー26に表示されているボタンには、処理モードを切り替えるボタンが含まれている。音符・記号ボタン30は、音符や音楽記号を五線譜に書き込む楽譜作成モード(図3に表示されている画面)を選択するスイッチである。歌詞入力ボタン31は、歌詞入力モードを選択するスイッチである。
楽譜に歌詞を入力する手順は次のとおりである。まず、楽譜の電子データつまり電子楽譜を用意する。用意された電子楽譜に基づいて楽譜を表示装置5に表示する。表示された楽譜に付随して、五線譜毎に矩形フレームで範囲を規定したブロックを付加する。このブロックにキーボード等の入力装置から歌詞を入力する。最後に入力された歌詞を編集する。以下、上記手順を詳細に説明する。
図4は、表示装置5に表示された歌詞入力モードの表示例を示す図であり、描画範囲の要部を示す。図4において、描画範囲27には、楽譜作成モードで作成された楽譜が表示されている。この楽譜は外部記憶装置やサーバ装置から取り込んだ電子楽譜(マイクロコンピュータで処理可能であったり、通信回線を経由して流通可能に構成されていたりする楽譜の電子データ)に基づいて作成された楽譜であってもよい。歌詞入力モードのデフォルトでは、五線譜単位で歌詞入力用のブロック32(32−1,32−2,…,32−5)が表示されている。図4では、ブロックは五線譜毎に1段だけを図示しているが、歌詞の番数に応じて複数段を表示することができる。ブロック32は、ブロック32の存在する領域をマウス7でクリックしてアクティブにしている状態では表示されるが、それ以外、つまりアクティブになっていないときは表示されていない。
オペレータは、ブロック32内をマウス7でクリックしてキャレット33を表示させて文字(テキスト)の入力位置を指定する。歌詞は音符に対して割り当てるので、キャレット33は音符に対応した位置に表示される。歌詞を入力すると、キャレットの位置に文字が入力される。一つのキャレットに複数の文字を入力した場合は、これら複数の文字は中央揃えに自動編集される。
歌詞が入力されたブロック32に対して、種々編集することができる。例えば、表示された歌詞をクリックすると、この歌詞が含まれる行のブロック32がアクティブになり、この状態でマウス7を操作してブロック32を上下に移動させることができる。音域の広い楽譜に対してブロック32の位置がデフォルトの位置のままだと、楽譜の低音域と重なったりすることが考えられ、そのような場合にブロック32の移動は有効である。
また、ブロック32の上下のフレームをクリックして縦方向にドラッグすると、ドラッグの方向に該ブロックのサイズが変更される。複数の歌詞番数があってブロック32が複数行からなる場合は、ブロック32の縦サイズを変更すると各行のブロック同士の間隔が変更され、歌詞の行間が変化する。歌詞の行間を調整して見やすさを良くするのに有効である。
複数のブロック32に対するカット・アンド・ペースト等の編集は、例えば、キーボード6のシフトキーを押したままマウス7で複数のブロックを順にクリックして行うと能率的である。
ブロック32内の文字の編集は、マウス7でブロック32内をダブルクリックしてキャレットを表示させた後に行う。この場合、キャレットの表示位置はダブルクリックされた位置によって異り、その位置から最も近い音節に表示される。音節とは、音符に対応して表示される歌詞のことをいうが、複数文字が一つの音節に対応する場合は該音符に対応した位置、例えば真下にキャレットを表示する。
キャレットは文字編集のときに利用するが、ブロック32の分割や結合をキャレットを表示させて行うこともできる。例えば、キャレット33をブロック32内に表示させた状態でマウス7を右クリックして分割や結合のプロパティを表示させる。ブロック32の先頭または最後の音節にキャレットを表示して右クリックするとブロック結合用のプロパティ設定ダイアログが表示され、ブロック32内のその他の場所を右クリックするとブロック分割用のプロパティ設定ダイアログが表示されるようにする。ブロックの分割や結合は、ブロックのサイズを変えて編集を行う場合、例えば、分割されたブロック毎にフォントを設定するような場合に必要になる。
図5は、キャレットの表示処理に係るフローチャートである。ステップS1では、マウス7がダブルクリックされたか否かを判断する。ダブルクリックが検出されたならば、ステップS2では、そのダブルクリックはブロック32を規定しているフレーム内に対して行われたものか否かを判断する。RAM4には、楽譜作成プログラムからブロック32の表示位置が読み込まれて記録されており、マウス7の動作から認識される位置との比較を行ってブロック32内でダブルクリックされたか否かが判断される。ブロック32内でダブルクリックされたのであれば、ステップS3に進んでダブルクリックされた位置に最も近い音符を検出する。各音符の位置もRAM4に記録されており、この記録されている位置とダブルクリックされた位置とに基づいて距離が最も近い音符を探し出す。
ステップS4では、検出された音符の位置をもとにブロック32内に音節を設定する。ステップS5では、この音節の位置にキャレットを表示させる。
図6は、キャレットの表示位置による編集操作の処理に係るフローチャートである。ステップS11では、キャレットの存在する音節がブロック32内のどこにあるかを判断する。ブロック32の先頭または終端の音節にキャレットがあれば、ブロックの結合と判断され、ステップS12に進んで結合フラグを立てる。ブロック32のそれ以外の位置にキャレットがあればブロックの分割と判断して、ステップS13でブロックの分割フラグを立てる。
ステップS14では、マウス7が右クリックされたか否かが判断される。ステップS14が肯定ならば、ステップS15に進み、結合フラグが立っているかを否かを判別する。結合フラグが立っていればステップS16に進んでブロック結合用の設定を行うためプロパティのダイアログを表示する。一方、結合フラグが立っていなければブロックの分割指示と判断してステップS37に進み、ブロック結合用の設定を行うためプロパティのダイアログを表示させる。作成者は、表示されたダイアログに従って所望の編集のための詳細を設定することができる。
図7は、ブロック分割のフローチャートであり、図8はブロック分割の説明のための模式図である。キャレットを表示し、右クリックしてブロックの分割のためのプロパティを表示して詳細を設定したときの処理である。ステップS21では、RAM4上にブロックB1を新規に作成する。新規作成するブロックB1は、現在操作中のブロックB0のうちキャレット33がある位置以降の音節サイズに相当するサイズを有する。ステップS22では、新規作成されたブロックB1を現在操作中のブロックB0の後に挿入する(図8(a))。ステップS23では、現在操作中のブロックB0のうち、キャレット33がある位置以降のすべての音節B01を、新規作成したブロックB1にコピーする(図8(b))。ステップS24では、コピー元の音節を削除する(図8(c))。この操作によって、ブロックは元のブロックB0の前部B00と新規作成されたブロックB1とに分割される。
図9は、ブロックの結合のフローチャートであり、図10はブロック結合の説明のための模式図である。キャレットをブロックの先頭に表示し、右クリックしてブロックの結合のためのプロパティを表示して詳細を設定したときの処理である。ステップS31では、操作中のブロックB1内の音節を、一つ前のブロックB0を構成する音節の後にコピーする(図10(a))。ステップS32では、操作中のブロックB1を削除する(図10(b))。これによって二つのブロックB0とB1(B1n)とは結合される(図10(c))。
ブロックの分割と結合だけでなく、ブロックを移動(ドラッグ)することもできる。図11は、ブロック移動のフローチャートである。ステップS41では、ドラッグイベントが発生したか否かが判断される。マウス7がクリックされたまま移動したときにドラッグイベント開始と判断される。ドラッグイベントが発生すると、ステップS42で、その位置がブロック内にあるか否かを判断する。ブロック内からドラッグが開始されたのであれば、マウス7の押し下げが終了するまで現在位置を継続して検出する(ステップS43)。そして、ステップS44では、位置の移動量に応じてブロックの位置修正を行う。ステップS45では、マウス7が押し下げられているかを判断し、マウス7の押し下げが終了すれば(ステップS45否定)、ドラッグイベントを終了する。このドラッグは、分割または結合されたブロックに対して行うことができるのはもちろんである。
ブロックがアクティブな状態でフォントを設定することができる。図12は、フォントの設定のフローチャートである。ステップS51では、フォントの指定指示がなされたか否かが判断される。フォントの指定は、例えば、ツールバー26に設けることができるフォント切り替えボタンの操作によって入力することができる。フォントの指定がなされたならば、ステップS52に進んで、記録されているフォント情報を指定されたものに書き替える。フォント情報はブロック毎にRAM4のフォント情報記憶領域に記録されており、アクティブになっているブロックのフォント情報を指定のものに書き替える。ブロックが分割または結合されたならば、その分割や結合に応じてフォント情報記憶領域は増減する。ステップS53では、指定されたフォントを使用して操作中のブロック内を再描画する。
図1は、ブロック単位で歌詞を移動させた例を示す図である。図1(a)のように、2段のブロックB10とB20とに入力されている歌詞が音符と重なっている場合、まず、ブロックB10とB20とを結合して大きいブロックB30を作る(図1(b))。そして、このブロックB30をB301,B302,B303、B304に分割する(図1(c))。さらに、ブロックB302,B303,B304を個別に下方にドラッグして、歌詞と音符とが重なり合わないようにする(図1(d))。
6…キーボード、 7…マウス、 11…キースキャン回路、 12…マウススキャン回路、 32−1〜32−5…ブロック、 B10,B20,B30…ブロック、 B301,B302,B303,B304…ブロック
Claims (6)
- 画面表示された楽譜上の音符に歌詞を付加する歌詞編集装置において、
表示されている音符のうち複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する手段と、
前記メモリ上の領域を分割または結合する分割/結合手段と、
前記分割または結合されたメモリ上の領域を移動させる移動手段とを備え、
前記分割、結合、および移動の各手段が、ポインティング・デバイスによって入力された指示に基づいて作動するように構成されたことを特徴とする歌詞編集装置。 - 前記領域の分割および結合に応じて分割および結合後の領域毎にフォント情報を設定することができるフォント情報メモリを備えたことを特徴とする請求項1記載の歌詞編集装置。
- 前記分割または結合されて形成された領域は、表示されている歌詞のうち複数の文字を包含するサイズであることを特徴とする請求項1記載の歌詞編集装置。
- 画面表示された楽譜上の音符に歌詞を付加する歌詞編集プログラムにおいて、
表示されている音符のうち複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定するステップと、
前記メモリ上の領域を分割または結合するステップと、
前記分割または結合されたメモリ上の領域を移動させるステップとを備え、
前記分割、結合、および移動が、ポインティング・デバイスによって入力された指示に基づいて行われるように設定されたことを特徴とする歌詞編集プログラム。 - 前記領域の分割および結合に応じて分割および結合後の領域毎に所定のメモリ領域にフォント情報を設定するステップを含んでいることを特徴とする請求項1記載の歌詞編集プログラム。
- 前記分割または結合されて形成された領域を、表示されている歌詞のうち複数の文字を包含するサイズに設定するステップを含んでいることを特徴とする請求項1記載の歌詞編集プログラム。
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