JP2009098349A - 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム - Google Patents

歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009098349A
JP2009098349A JP2007268984A JP2007268984A JP2009098349A JP 2009098349 A JP2009098349 A JP 2009098349A JP 2007268984 A JP2007268984 A JP 2007268984A JP 2007268984 A JP2007268984 A JP 2007268984A JP 2009098349 A JP2009098349 A JP 2009098349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lyrics
ribbon
editing
displayed
lyric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007268984A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5041954B2 (ja
Inventor
Naoyuki Tanaka
直行 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2007268984A priority Critical patent/JP5041954B2/ja
Publication of JP2009098349A publication Critical patent/JP2009098349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5041954B2 publication Critical patent/JP5041954B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

【課題】同じ番数の歌詞の縦位置がばらばらの状態においても、どの歌詞とどの歌詞とが繋がっているのかを容易に目で確認できるようにする。
【解決手段】画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する表示領域設定手段と、前記画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する歌詞繋がり管理手段と、前記歌詞繋がり管理手段により付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する歌詞リボン作成手段とを設け、歌詞同士の番数のつながりを分かり易くする。
【選択図】 図4

Description

本発明は歌詞編集装置及び歌詞編集プログラムに関し、特に、画面上に表示された楽譜の音符に対応して付加された歌詞の番数を分かり易く表示するために用いて好適な技術に関する。
従来、歌詞編集装置上で楽譜作成のプログラム(楽譜作成ソフト)を実行して楽譜を作成することが行われている。つまり、パーソナルコンピュータを歌詞編集装置として機能させることが知られている。例えば、各種音楽記号と五線譜とをパーソナルコンピュータに記憶させておき、これら音楽記号と五線譜とを画面上に表示させて楽譜を作成する。
従来の歌詞編集装置では、歌詞を付加するために次のような処理手順が行われている。まず、画面表示されている歌詞入力ボタンをマウスでクリックすることにより、五線譜に沿って歌詞入力位置を示すフレームを表示させる。次に、このフレーム内の、歌詞を付けたい音符(新規作成では先頭の音符)に対応した位置をマウスでクリックしてキャレット(文字入力ポインタ)を表示させる。
そして、表示させたキャレットが示す位置に歌詞を入力する。歌詞は音符に対応するので、キャレットは音符に対応した位置に表示される。歌詞の一文字が入力されると、キャレットを次の音符に移して次の一文字を入力する。こうして、音符の一つ毎に文字を入力して歌詞を完成させる。キャレットを音符の一つ毎に移動させることを自動化することもできる。
従来の歌詞入力のためのプログラムでは、歌詞は五線譜に沿った位置に、音符に対して割り当てられる。したがって、音域が広い楽曲の楽譜では、歌詞の入力位置に低音側の音符や発想記号が張り出していることがある(図8(a)参照)。このような場合に、歌詞を少しだけずらせば、音符と歌詞との干渉がなくなる。
しかし、従来は、歌詞の移動は行単位で行うようになっているので、歌詞を行単位でずらすと、中音域や高音域にある音符と歌詞との間隔が大きくなってしまうために、音符と歌詞との対応が分かりづらくなることがある(図8(b)参照)。
そこで、行単位でなく文字単位で移動できるようにすると、各音符に対して適切に歌詞を付けることができる。また、例えば、多言語を使って歌詞を表示したいという要望があった場合にも一文字単位でフォントの選択を行うことができるようにすると、各音符に対して適切に歌詞を付けることが容易となる。
このような問題点を解決するために、特許文献1においては、画面表示された楽譜上の音符に歌詞を付加する歌詞編集用に、表示されている音符のうち複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定し、前記メモリ上の領域を分割または結合し、さらに前記分割または結合されたメモリ上の領域を移動させるとともに、前記分割、結合、及び移動が、ポインティング・デバイスによって入力された指示に基づいて行われるように設定した歌詞編集装置が提案された。
特開2007−86305号公報
特許文献1に記載された技術を用いることにより、楽譜上の音符に付加されている歌詞の縦位置を自由に移動させることができるが、縦位置が不揃いとなると、後続の歌詞の番数の繋がりが分かり難くなる場合が多い。このため、特許文献1において提案された歌詞編集装置の場合には、歌詞編集中に次の歌詞の位置に編集箇所を移動するときなどに、予測がつかなくて使い難くなってしまうことがあった。
このような不都合を解消するために、歌詞の縦位置が番数で必ず揃うように強制的にすれば、同じ番数の歌詞においては見た目で高さが揃うので、分かりやすい利点が得られる。しかしながら、このようにすると、歌詞の縦位置を編集する際の自由度が低下してしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、同じ番数の歌詞の縦位置がばらばらの状態においても、どの歌詞とどの歌詞とが繋がっているのかを容易に目で確認できるようにすることを第1の目的としている。
また、同じ番数の歌詞を段落数に関係なくまとめて選択できるようにすることを第2の目的としている。
本発明の歌詞編集装置は、画面表示された楽譜上の音符に付加されている歌詞を編集する歌詞編集装置であって、前記画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する表示領域設定手段と、前記画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する歌詞繋がり管理手段と、前記歌詞繋がり管理手段により付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する歌詞リボン作成手段とを有することを特徴とする。
本発明の歌詞編集プログラムは、画面表示された楽譜上の音符に付加されている歌詞を編集する工程をコンピュータに実行させる歌詞編集プログラムであって、前記画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する表示領域設定工程と、前記画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する歌詞繋がり管理工程と、前記歌詞繋がり管理工程において付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する歌詞リボン作成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、歌詞の番数毎に同じ歌詞リボンを表示するようにしたので、画面表示された楽譜上の音符に付加されている同じ番数の歌詞の縦位置がばらばらの状態においても、移動させた歌詞に繋がっている前の歌詞、及び後の歌詞を容易に目で確認することができる。
また、本発明の他の特徴によれば、或る歌詞リボンが選択された際に、同じ番数の歌詞を段落数に関係なくまとめて選択できるようにしたので、歌詞リボン選択時の操作の手間を省くことができる。これらにより、音符に付加されている複数の歌詞を編集する作業効率を大幅に向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態を示し、歌詞編集装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、歌詞編集装置のハードウェアはパーソナルコンピュータ等の汎用情報処理装置によって実現できる。
歌詞編集装置1は、CPU2、ROM3、RAM4、表示装置5、キーボード6、マウス7、音源部8、及び通信インタフェース9を備える。表示装置5、キーボード6、及びマウス7はそれぞれVRAM10、キースキャン回路11、及びマウススキャン回路12を介してバス13に接続される。なお、マウス7は、タブレット、タッチスクリーン、及びタッチパネル等、周知のポインティング・デバイスであってもよい。
マウス7のX・Y方向の移動量はRAM4上のカーソルポイントレジスタのカーソル座標データ(座標情報)に加算され、この座標データに基づいて表示装置5上でのカーソルの位置が決定される。このように、カーソル座標データを管理することにより、後述する歌詞の移動検出、及び移動量の算出が行われる。
キーボード6のキーのオン・オフはキースキャン回路11で検出され、検出結果はRAM4に書き込まれる。キーボード6のキーのオン・オフが直前の状態と比較されてキーオンイベントやキーオフイベントが認識される。
また、歌詞編集装置1には、ハードディスク、CD−ROM、MOディスク、DVD,及びメモリカード等の外部記憶装置を必要に応じて設けることができるし、プリンタドライバを介してプリンタに接続することもできる。
CPU2は、所定の制御プログラムに従って各種処理を実行し、本実施形態の歌詞編集装置1の全体動作を制御する。ROM3は、CPU2に楽譜作成処理を実行させるための楽譜表示プログラムや五線譜、及び音符等の音楽記号を含む各種データ(楽譜作成ソフト)を記憶する。RAM4は、CPU2での処理に使用される情報を一時記憶する。
表示装置5は、LCDやCRT等の表示器あるいはLED等の表示灯を含む。表示器には、アイコン、楽譜、複数のタグシートからなる音楽記号のパレット、鍵盤図形等を表示する。
音源部8は音源としてのソフトウェアや効果付与のためのDSPを含む。音源部8には、D/A変換器、アンプ、スピーカを含むサウンドシステム14が接続される。
通信インタフェース9は、LANやインターネット、電話回線などの通信ネットワーク、あるいはMIDI用ネットワークに接続されるインタフェースであり、サーバ等など、他の情報処理装置やMIDI機器などの外部機器15との各種情報の授受に使用される。歌詞編集装置1は、この通信インタフェースを介して取り込んだ演奏情報に基づく楽譜作成も可能である。
音源部8は、RAM4上に設けられる演奏情報記憶手段から、ノートナンバ、音色、ステップ、ゲートタイム、ベロシティ等演奏情報を読み込み、それに基づいて楽音波形の加工をしてサウンドシステム14に出力する。
前述のように構成された本実施形態の歌詞編集装置において、CPU2,ROM3及びRAM4よりなるコンピュータシステムにより、表示領域設定手段、歌詞繋がり管理手段、歌詞リボン作成手段、歌詞リボン表示制御手段及び歌詞編集手段などが構成される。
表示領域設定手段は、画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する。歌詞繋がり管理手段は、画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する。歌詞リボン作成手段は、歌詞繋がり管理手段により付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する。
本実施形態においては、歌詞は入力または他の方法で音符に割り当てられたときに所属歌詞リボンの番号が決まる。また、歌詞を入力した場合はその入力位置によって所属歌詞リボンが決まる。
また、他の方法で音符に割り当てられたとき、例えば、歌詞の流し込み等の歌詞編集に関する機能によって音符に割り当てられたときは、その方法によって所属歌詞リボンが決まる。その所属歌詞リボン番号を歌詞のデータ自体が有している。この所属歌詞リボン番号は、例えば一つ上の歌詞リボンに所属する歌詞がまるごと削除されたときなどは、自動的に書き換わる場合がある。
歌詞リボンは、歌詞の繋がりを表すポリゴン情報を保持している。歌詞が入力されたり、移動されたりしたときにポリゴン情報は再生される。歌詞リボンを描画する場合には、歌詞リボンからポリゴン情報を直接受け取り描画する。また、歌詞編集があった時点で歌詞リボンのポリゴンは形状を変化させるので、描画時に歌詞リボンの持つポリゴンをそのまま描画する。
歌詞リボンを使った編集を行う場合は、編集しようとしている歌詞リボンの番号を持つ複数の歌詞に対して、同じ編集処理を一括して行うことができる。これは、歌詞リボンの位置が変更された場合に、歌詞リボンの位置変更分と同じだけの位置変更を、その歌詞リボンを通過している全ての歌詞に対して行うことによって実現している。歌詞リボンの位置変更に対応する歌詞の編集処理は、歌詞編集手段により行われる。
図3は、表示装置5の表示器に表示された楽譜作成モード画面の一例を示す図である。画面24の上部にはメニューバー25及びツールバー26が設けられる。メニューバー25及びツールバー26のボタンは要部のみを図示する。
画面24の右側には楽譜の描画範囲27を設ける。描画画面には予め多段(この例では5段)に五線譜を配する。ここでは、五線譜に音部記号を表示した例を示したが、この音部記号は作成者が任意に変更できるし、五線譜のみの初期画面として任意に音部記号を設定することができるものにしてもよい。
また、画面24の左側には、音楽記号等や編集コマンドを含むパレット28が表示される。パレット28は複数のタグシート28−1、28−2、…、28−9からなる。楽譜の作成・編集上使用頻度の高いものを最上部2枚のタグシート28−1,28−2に収容して記号の選択を容易にしている。画面24には、マウス7で移動可能なカーソル29が表示される。
ツールバー26に表示されているボタンには、処理モードを切り替えるボタンが含まれている。音符・記号ボタン30は、音符や音楽記号を五線譜に書き込む楽譜作成モード(図3に表示されている画面)を選択するスイッチである。歌詞入力ボタン31は、歌詞入力モードを選択するスイッチである。
入力された各段の歌詞の行に対して、種々の編集を行うことができる。編集が必要な場合として、例えば、音域の広い楽譜に対して入力された各段の歌詞の位置がデフォルトの位置のままだと、楽譜の低音域と重なったりすることが考えられる。そのような場合に歌詞の縦位置の移動は有効である。
歌詞の縦位置を移動する場合、例えば、表示された歌詞をクリックすると、この歌詞が含まれる行を段毎にアクティブにすることができる。そして、本実施形態においては、この状態でマウス7を操作して、縦位置を移動させたい複数の歌詞において、最初の歌詞を選択して所望の量だけ縦位置方向に移動させると、その移動させた歌詞に後続する歌詞も追従して移動させることができるようにしている。
なお、後続する歌詞の範囲は、基本的にはマウス7で選択して移動させた歌詞が表示されている段と同じ段に表示されている歌詞の行とする。しかしながら、複数の段に亘って後続する歌詞を追従して移動させるようにすることもできる。
図4は、歌詞の繋がりを表す歌詞リボンを描画する処理手順の一例を説明するフローチャートである。
図4に示すように、ステップS41において歌詞が選択されたか否かが判断される。歌詞の選択は、例えば、マウス7を操作して、表示された歌詞をクリックすることにより行うことができる。ステップS41の判断の結果、歌詞が選択されていない場合には待機する。また、或る歌詞が選択された場合にはステップS42に進み、表示されている歌詞の繋がり状態が番数毎に検出される。この検出は、歌詞が持っている所属歌詞リボン番号をみることによって行われる。
次に、ステップS43に進み、同じ番数で繋がっている歌詞を同じ歌詞リボンで通過するように歌詞リボンを描画する。歌詞リボンの描画は、所属歌詞リボン番号を元にして歌詞リボン作成手段により生成された歌詞リボンのポリゴンを描画することによって行われる。
図1(a)、(b)に、同じ番数で繋がっている歌詞に対して同じ歌詞リボンを描画した例を示す。この例では、図1(b)に示したように、1番の歌詞である「ひらいたひらいたなんのはなが」に対して第1の歌詞リボン101を描画している。また、2番の歌詞である「つぼんだつぼんだ」に対して第2の歌詞リボン102を描画している。
次に、ステップS44に進んで歌詞編集処理を行う。ここで行われる歌詞編集処理は、ユーザの操作に応じて行われる。本実施形態においては、歌詞リボンが表示されているので、同じ番数の歌詞の縦位置がバラバラであっても、どの歌詞とどの歌詞とが繋がっているのかをユーザは一目で確認することができる。
したがって、本実施形態の歌詞編集装置においては、歌詞を編集する際の処理効率を向上させることができる。また、描画されている歌詞リボンを使用して、その歌詞リボンが通過している歌詞に対して同じ編集、例えば、歌詞の縦位置を変更する操作を一斉に適用させる使い方を行うこともできる。
次に、ステップS45に進み、編集処理の終了を判断する。この判断の結果、編集処理を終了しない場合にはステップS44に戻って編集処理を続行する。また、ステップS45の判断の結果、編集処理を終了する場合にはエンド処理を行う。
(第2の実施形態)
次に、図5〜図7を参照しながら本発明の第2の実施形態を説明する。
図6に示すように、各段落の同じ番数を表す歌詞リボンに対して同じ編集を行いたい場合には、対象の歌詞リボンを選択するときに、段落ごとの歌詞リボンをいちいち追加選択しなければならない。このため、複数個の段落が有る場合には、段落毎に歌詞リボン(1)、(2)、(3)を選択しなければならなかったので、段数が多いほど手間が増える問題点があった。本実施形態においては、このような問題点を解決するようにしたものである。
図5は、歌詞の繋がりを表す歌詞リボンを描画する処理手順の第2の例を説明するフローチャートである。
図5に示すように、ステップS51において、各段における歌詞リボンの近傍71,72,73の何れか(図7を参照)が選択されたか否かが判断される。歌詞リボンの近傍71,72,73の何れかの選択は、例えば、マウス7を操作して行うことができる。ステップS51の判断の結果、歌詞リボンの近傍71,72,73が選択されていない場合には待機する。また、歌詞リボンの近傍71,72,73の何れかが選択された場合にはステップS52に進み、選択された歌詞リボンの番数が検出される。
次に、ステップS53に進み、選択された歌詞リボンと同じ番数を選択した状態とする。図7では、各段落において同じ番数を表す歌詞リボン(1)、(2)、(3)を選択した状態を示している。
次に、ステップS54に進んで歌詞編集処理を行う。ここで行われる歌詞編集処理は、前述したように、ユーザの操作に応じて行われる。本実施形態においては、歌詞リボンが各段落に表示されているので、同じ番数の歌詞を複数段について一目で確認することができる。
次に、ステップS55に進み、編集処理の終了を判断する。この判断の結果、編集処理を終了しない場合にはステップS54に戻って編集処理を続行する。また、ステップS55の判断の結果、編集処理を終了する場合にはエンド処理を行う。
前述した実施形態においては、全ての段にわたる同じ番数の歌詞リボンの一括選択を行う方法について説明した。しかし、ある段のある番数のみの歌詞リボンを選択することもできる。すなわち、歌詞リボン(1),(2),(3)の何れかを直接選択すると、選択した歌詞リボンのみの選択となる。また、歌詞リボンの近傍71,72,73の何れかを選択すると、全ての段にわたる同じ番数の歌詞リボンの一括選択を行うことができる。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における歌詞編集装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施の形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した歌詞編集方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図4及び図5に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
画面表示された楽譜上の音符に付加されている同じ番数で繋がっている歌詞に対して同じ歌詞リボンを描画した例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る歌詞編集装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 表示装置の表示器に表示された楽譜作成モード画面の一例を示す図である。 歌詞の繋がりを表す歌詞リボンを描画する処理手順の一例を説明するフローチャートである。 歌詞の繋がりを表す歌詞リボンを描画する処理手順の第2の例を説明するフローチャートである。 各段落の同じ番数を表す歌詞リボンを選択する場合に、複数の歌詞リボンを個々に選択する様子を示す図である。 各段落の同じ番数を表す歌詞リボンを選択する場合に、複数の歌詞リボンを1操作で選択する処理説明する図である。 従来技術の問題点を説明するための楽譜例を示す図である。
符号の説明
1 歌詞編集装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 表示装置
6 キーボード
7 マウス
8 音源部
9 通信インタフェース
10 VRAM
11 キースキャン回路
12 マウススキャン回路
13 バス
14 サウンドシステム
15 外部機器

Claims (6)

  1. 画面表示された楽譜上の音符に付加されている歌詞を編集する歌詞編集装置であって、
    前記画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する表示領域設定手段と、
    前記画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する歌詞繋がり管理手段と、
    前記歌詞繋がり管理手段により付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する歌詞リボン作成手段とを有することを特徴とする歌詞編集装置。
  2. 前記歌詞リボン作成手段により作成される歌詞リボンの表示、非表示を制御する歌詞リボン表示制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の歌詞編集装置。
  3. 前記歌詞リボン表示制御手段に歌詞リボンの表示動作、または非表示動作を実行させるためのマウスを有することを特徴とする請求項1に記載の歌詞編集装置。
  4. 前記歌詞リボン表示制御手段は、前記マウスの操作に応じて前記同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを、ある段のある番数の歌詞に対して表示させたり、全ての段にわたって同じ番数の歌詞に対して表示させたりすることを特徴とする請求項3に記載の歌詞編集装置。
  5. 前記歌詞リボンを利用して、前記歌詞リボンが通過している歌詞に対して同じ編集を行わせる歌詞編集手段を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の歌詞編集装置。
  6. 画面表示された楽譜上の音符に付加されている歌詞を編集する工程をコンピュータに実行させる歌詞編集プログラムであって、
    前記画面に表示されている複数の音符に亘って歌詞を表示する領域をメモリに設定する表示領域設定工程と、
    前記画面に表示されている複数の歌詞に対して、歌詞の繋がり状態を表す歌詞リボンの番号を付与し、前記複数の歌詞の繋がり状態を管理する歌詞繋がり管理工程と、
    前記歌詞繋がり管理工程において付与された歌詞リボンの番号を元にして、同じ番数で繋がっている歌詞同士を覆う歌詞リボンを作成する歌詞リボン作成工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする歌詞編集プログラム。
JP2007268984A 2007-10-16 2007-10-16 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム Active JP5041954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268984A JP5041954B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007268984A JP5041954B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009098349A true JP2009098349A (ja) 2009-05-07
JP5041954B2 JP5041954B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40701431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007268984A Active JP5041954B2 (ja) 2007-10-16 2007-10-16 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5041954B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177137A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 株式会社河合楽器製作所 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09297594A (ja) * 1996-03-05 1997-11-18 Sega Enterp Ltd 伴奏演奏装置および記憶媒体
JPH09330090A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2005208117A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Isao Inaba 楽曲編集機能付きカラオケ装置およびカラオケ用リモコン装置並びに楽曲編集プログラムおよびカラオケ装置の処理方法、カラオケシステムおよび当該システムの構築に用いる情報処理端末、カラオケ装置、カラオケ用リモコン装置、楽曲編集サーバ
JP2007086304A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム
JP2007086305A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09297594A (ja) * 1996-03-05 1997-11-18 Sega Enterp Ltd 伴奏演奏装置および記憶媒体
JPH09330090A (ja) * 1996-06-12 1997-12-22 Brother Ind Ltd カラオケ装置
JP2005208117A (ja) * 2004-01-20 2005-08-04 Isao Inaba 楽曲編集機能付きカラオケ装置およびカラオケ用リモコン装置並びに楽曲編集プログラムおよびカラオケ装置の処理方法、カラオケシステムおよび当該システムの構築に用いる情報処理端末、カラオケ装置、カラオケ用リモコン装置、楽曲編集サーバ
JP2007086304A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム
JP2007086305A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177137A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 株式会社河合楽器製作所 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5041954B2 (ja) 2012-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7495165B2 (en) Method and apparatus for editing performance data with modification of icons of musical symbols
JP3632522B2 (ja) 演奏データ編集装置、方法及び記録媒体
JP4211672B2 (ja) 演奏データ作成装置及びプログラム
JPH0997057A (ja) 譜面編集装置
US7560635B2 (en) Musical information display apparatus, musical information display method, and program for implementing the method
JP2007108292A (ja) 楽譜編集装置および編集プログラム
US7895517B2 (en) Electronic musical apparatus for displaying character
JP5041954B2 (ja) 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム
JP2003140643A (ja) 楽譜データ変換装置、及び楽譜データ変換プログラム
JP2007086305A (ja) 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム
JP4501417B2 (ja) 楽譜表示装置および楽譜表示方法を実現するためのプログラム
JP2009103729A (ja) 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム
JP2009086090A (ja) 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム
JP4389753B2 (ja) 音楽情報表示編集装置及びプログラム
JP5173725B2 (ja) 電子楽器及び楽譜情報処理プログラム
JP7320976B2 (ja) 歌詞編集装置及び歌詞編集プログラム
JP7350555B2 (ja) 楽譜編集装置及び楽譜編集プログラム
JP2009103761A (ja) 楽譜編集装置及び楽譜編集プログラム
JP2007086304A (ja) 歌詞編集装置および歌詞編集プログラム
JP4662259B2 (ja) 楽譜作成装置および楽譜作成プログラム
JP5254813B2 (ja) 音符入力装置及び音符入力プログラム
JP4062257B2 (ja) 楽譜表示装置及び楽譜表示プログラム
JP2018101046A (ja) 楽譜編集用プログラム
JP3674905B2 (ja) 文書編集装置
JP2002169540A (ja) 楽譜表示装置、及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5041954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3