JP2018101046A - 楽譜編集用プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ディスプレイ画面に楽譜を表示し、選択的に表示切替可能な複数の画面UI内に収納された記号群から択一的に記号を選択して前記楽譜に貼り付けて楽譜を作成する楽譜編集用プログラムであって、前記ディスプレイ画面に記号検索窓を表示する機能と、前記検索窓に記号を検索するための情報を入力する機能と、前記検索窓に入力された情報に基づいて選択記号を決定し、前記選択記号が収納された画面UIを表示するとともに、前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能とをコンピュータに実行させる。
【選択図】図4
Description
この装置によれば、ユーザーが画面に表示されたパレットから音符・休符・演奏記号等(音楽記号)を選択し、楽譜に貼り付けることにより楽譜を完成させる。
そのため、楽譜編集用プログラムを初めて使用する初心者や、楽譜の知識が乏しい者にとって、画面UIのどこにお目当ての音楽記号があるのかを探すことが容易でないという問題があった。
ディスプレイ画面に楽譜を表示し、選択的に表示切替可能な複数の画面UI内に収納された記号群から択一的に記号を選択して前記楽譜に貼り付けて楽譜を作成する楽譜編集用プログラムであって、
前記ディスプレイ画面に検索窓を表示する機能と、
前記検索窓に記号を検索するための情報を入力する機能と、
前記検索窓に入力された情報に基づいて選択記号を決定し、前記選択記号が収納された画面UIを表示するとともに、前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴としている。
前記情報を入力する機能の実行により前記選択記号を収納した記号パレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含むことを特徴としている。
過去に楽譜に入力した記号を履歴パレットに登録し、前記情報を入力する機能の実行により前記履歴パレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含むことを特徴としている。
ユーザーが選択した記号をお気に入りパレットに登録し、前記情報を入力する機能の実行により前記お気に入りパレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含むことを特徴としている。
前記検索窓に入力する記号を検索するための情報は検索文字列であることを特徴としている。
前記検索窓への情報の入力は、前記ディスプレイ画面に表示されたタッチパネル式の入力手段で行われ、
前記入力手段は、画面をなぞる手書きでの入力を可能とする
ことを特徴としている。
楽譜編集装置は、楽譜データの表示、編集及び楽譜データに対応する演奏シーケンスデータの演奏を実行させるため、CPU、ROM、RAMやハードディスクなどを有する周知のパソコンやタブレット型端末に対して、楽譜編集用プログラムをインストールすることで構築される。パソコンやタブレット型端末は、楽譜を表示可能とする表示装置と、タッチ操作を入力する入力装置を有するタッチパネルと、音を再生するスピーカなどのサウンド出力装置を備えている。
楽譜編集装置のCPUは、インストールされた所定の制御プログラム(楽譜表示・編集・演奏プログラム)に従って各種処理を実行し、楽譜編集装置全体の制御を行う。
また、楽譜編集装置は、例えばディジタルピアノに接続することで、装置に記録された楽譜データを表示装置に表示するとともに該楽譜データに対応する演奏データをディジタルピアノ側へ送信することにより、ディジタルピアノの音源を鳴らしてデモ演奏を行うことができる。
入力装置2および表示装置3は、ハードウェア1がパソコンであれば一般的なマウスやキーボードおよびディスプレイとすることができる。また、ハードウェア1が、タッチパネル式ディスプレイを適用したタブレット型端末等である場合は、タッチパネル式ディスプレイ(ディスプレイ画面)が入力装置2および表示装置3を兼ねることとなる。すなわち、表示装置3内のタッチ操作を入力装置2により検出可能に構成されている。楽譜データの演奏は、スピーカやヘッドホンからなるサウンド出力装置4から出力することができる。
再生情報生成部19は、楽譜情報に基づいて再生情報を生成し、生成された再生情報は再生情報記憶部20に記憶される。サウンド生成部21は、再生情報記憶部20に記憶された再生情報に基づいて、サウンド再生部22からサウンド出力装置4に伝達されるサウンドを生成する。
例えば、楽譜編集装置を用いて作曲を行うような場合、図2に示すように、ディスプレイ画面(表示装置)3に五線を表示させ、音符や演奏記号を貼り付けるなどの操作を行うことで楽譜を完成させる。ディスプレイ画面3に表示された五線上でマウスをクリック等することでマウスポインタの位置に対応する五線上の位置に記号を貼り付けることができるようになっている。
ディスプレイ画面3の左端にある入力モードバー30には、入力モード切替のための音符入力アイコン31、五線記号入力アイコン32、演奏記号入力アイコン33が縦方向に表示されている。この画面の場合、五線に音符や休符、臨時記号やアーティキュレーションなどを貼り付ける音符入力アイコン31が選択されている。
この図の例では、左から音符アイコン、音符の付点属性アイコン、符尾の向き属性アイコン、連符スイッチアイコン、自動連桁スイッチアイコン、休符アイコン、休符の付点属性アイコン、臨時記号アイコン、タイ・スラーアイコン、アーティキュレーションアイコン、装飾音符アイコン、装飾記号アイコン、アルペジオアイコン、奏法記号アイコン、運指記号アイコン、強弱記号アイコンが並んでいる。これらの記号アイコンのうち、属性アイコンとスイッチアイコン以外の記号アイコンのうちいずれかひとつが選択状態になっている。
この例では、4分音符アイコン41Aが点灯(非選択状態の記号アイコンと区別するために背景色を変えるなど)して選択状態になっている。この状態で、マウスポインタを五線上の任意の位置でクリックすると、ポインタ位置に対応する五線上の位置に4分音符が入力される。入力する記号を切り替えるには、コントロールバー40上の他の記号アイコンをクリックして選択を切り替える。例えば、4分休符アイコンをクリックすると、4分休符アイコンが点灯して選択状態になり、同時に4分音符アイコンが消灯して非選択状態となる。この状態で、五線上でクリックすれば4分休符が入力される。コントロールバー40に表示されている記号以外の記号を入力するためには、記号アイコン上をマウスポインタでホバーするかクリックすることで、同種の記号群を収納した記号メニューを開き、その中でお目当ての記号アイコンを選択する。
図2の例では、コントロールバー40の4分音符アイコン41A上でホバーするかクリックする。すると、すべての音符アイコンを表示する記号メニュー410が開く。この記号メニュー410上で点灯、即ち選択されているアイコンがコントロールバー40上に表示されている記号アイコン41である。記号メニュー410内のいずれかの音符アイコンをクリックして選択すると、記号メニュー410は閉じてコントロールバー40上の記号アイコンが選択した記号アイコン41に切り替わる。例えば、記号メニューで2分音符をクリックすると、コントロールバー40の4分音符アイコンは2分音符アイコンに切り替わる。それと同時にその記号アイコンも選択状態となる。また、4分音符410Aの選択時においては、4分音符410Aの記号の種類(音符)411と記号名称(4分音符)412が記号群410の下方位置に所定の時間だけ表示される。
同様に、演奏記号入力アイコン33が選択された場合には、上部コントロールバー40に演奏記号に関連する記号を選択するコントロール類が表示されることになる。
そして、これらのコントロールバーおよびコントロールバー上の記号アイコンから開くそれぞれの記号の種類ごとに用意された記号メニューにより記号の選択動作と五線への入力動作を繰り返すことで、楽譜を完成させることができる。
本実施形態に係る楽譜編集用プログラムは、ディスプレイ画面(表示装置)3に表示された楽譜に貼り付ける記号を探しやすくするため、ディスプレイ画面3に記号検索用の記号検索窓511a(図5)を表示させたことを特徴としている。
「履歴」は、過去に選択した記号を自動的に登録するパレットパネルであり、「フルセット」は、選択可能な全ての記号を収容するパレットパネルである。また、「ユーザー1〜5」は、ユーザー独自の基準で選定された記号が収容されている。例えば、ユーザー5の「マイパレット1」512には、お気に入りパレットパネルとして使用頻度が高い記号をユーザーが予め登録しておく。
パレットパネルメニュー510の各コマンド(「履歴」、「フルセット」、「ユーザー1〜ユーザー5」)を選択すると、対応するパレットパネルが表示され、当該パレットパネルに収容された記号を選択することが可能となる。パレットパネルアイコン51は自動的に点灯状態(選択状態)51Aとなる。また、パレットパネルアイコン51をクリックすることで、パレットパネルの表示と非表示を切り替える。
ユーザーは、「D.S.」をどのような操作で選択すればよいか分からない場合、パレットパネルメニュー510において「記号の検索」コマンド511を選択する。「記号の検索」511を選択した場合は、記号検索窓511aが表示される(図5)。
記号検索窓511aには、検索入力部511bが含まる。ユーザーは、この検索入力部511bにキーボードで記号を検索するための情報として文字列を入力できるようになっている。例えば文字列を「ds」と入力してOKボタン511cで実行すると、記号「D.S.」に対応して予め記憶されている複数の検索文字列(D.S.、ds、ダルセーニョなど)とユーザーが入力した「ds」との文字列同士が比較され、「D.S.」が入力されたと推定された場合には、入力モードバー30の入力モードが五線記号入力モード32に自動的に切り替わるとともに、上部コントロールバー40にある「反復記号」アイコン位置に「D.S.」アイコン42Aが他の記号と区別できる態様で表示されるとともに、「D.S.」アイコンが選択状態となる。(図5)。
また、検索文字列による記号の検索は、文字列の完全一致のみならず、既存のあいまい検索の技術により行うことができる。
この状態で五線上の任意の位置でクリックすると、ポインタ位置に対応する五線上の所定位置に「D.S.」記号を貼り付けることができる。
ステップS2で肯定判定されると、入力記号検索部11による入力記号の検索が行われ(ステップS3)、入力記号情報設定部12により入力モードや入力記号などの入力記号情報設定が行われ、左端の入力モードバー、上部のコントロールバー、右端のパネルバーやパレットパネルなどの画面UIが更新される(ステップS4)。
ディスプレイ画面3において、選択された記号アイコンについて、自動的に非選択状態の他の記号アイコンと区別できる態様で表示する等の処理もこれらの更新処理で行われる。
ステップS9で肯定判定されると、前記同様の処理であるステップS4,ステップS5,ステップS6,ステップS7が行われ、表示装置3における画像表示の更新が行われる(ステップS7)。
ステップS10で肯定判定されると、楽譜情報設定部16により楽譜情報に入力指示のあった記号を新たに楽譜に追加する楽譜情報設定が行われ、楽譜情報記憶部17により楽譜情報の更新が行われ(ステップS11)、楽譜画像生成部18により楽譜画像の更新が行われ(ステップS12)、表示装置3における画像表示の更新が行われる(ステップS7)。
ステップS10で否定判定されると、ステップS1に戻り、上述した処理が繰り返して行われる。
また、一度使用した記号は履歴パレットパネルに収容されるので、次回からは履歴パレットパネルの画面UIを使用して過去に選択した記号を素早く選択することができる。
また、選択記号と同じグループに属する記号が同じコントロールバーの記号アイコンから開く記号メニュー内やパネルバーから開くパレットパネル内に収容されているので、選択記号を表示させることで、同種の記号の選択の仕方を応用的に学習することができる。
Claims (6)
- ディスプレイ画面に楽譜を表示し、選択的に表示切替可能な複数の画面UI内に収納された記号群から択一的に記号を選択して前記楽譜に貼り付けて楽譜を作成する楽譜編集用プログラムであって、
前記ディスプレイ画面に検索窓を表示する機能と、
前記検索窓に記号を検索するための情報を入力する機能と、
前記検索窓に入力された情報に基づいて選択記号を決定し、前記選択記号が収納された画面UIを表示するとともに、前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする楽譜編集用プログラム。 - 前記情報を入力する機能の実行により前記選択記号を収納した記号パレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含む請求項1に記載の楽譜編集用プログラム。
- 過去に楽譜に入力した記号を履歴パレットに登録し、前記情報を入力する機能の実行により前記履歴パレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含む請求項1に記載の楽譜編集用プログラム。
- ユーザーが選択した記号をお気に入りパレットに登録し、前記情報を入力する機能の実行により前記お気に入りパレットを開いて前記選択記号を他の記号と区別できる態様で表示する機能を含む請求項1に記載の楽譜編集用プログラム。
- 前記検索窓に入力する記号を検索するための情報は検索文字列である請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の楽譜編集用プログラム。
- 前記検索窓への情報の入力は、前記ディスプレイ画面に表示されたタッチパネル式の入力手段で行われ、
前記入力手段は、画面をなぞる手書きでの入力を可能とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の楽譜編集用プログラム。
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KR20220006327A (ko) * | 2020-07-08 | 2022-01-17 | (주)주스 | 전용 코드 입력기를 이용한 화성기호 입력 장치 및 방법 |
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2016
- 2016-12-20 JP JP2016246790A patent/JP6734186B2/ja active Active
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