JP2003140643A - 楽譜データ変換装置、及び楽譜データ変換プログラム - Google Patents

楽譜データ変換装置、及び楽譜データ変換プログラム

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JP2003140643A
JP2003140643A JP2001340882A JP2001340882A JP2003140643A JP 2003140643 A JP2003140643 A JP 2003140643A JP 2001340882 A JP2001340882 A JP 2001340882A JP 2001340882 A JP2001340882 A JP 2001340882A JP 2003140643 A JP2003140643 A JP 2003140643A
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musical score
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JP2001340882A
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Tomoaki Watanabe
智亮 渡辺
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、1つの楽譜データをユーザ
の好みやニーズに応じた様々な形態で利用可能にするこ
とである。 【解決手段】 電子楽器1のCPU11は、全体処理に
おいて、操作子12から入力される指示データに従い、
外部記憶装置18内の楽譜DB18aを読み出し、タブ
譜テーブルや強弱記号対応フォントテーブルを参照し
て、楽譜データを変換して、メロディー譜、コード付き
歌詞、タブ譜付き歌詞、カラオケ用歌詞のデータを生成
し、この生成したデータを表示部13に表示し、楽音出
力部14から楽音を発音し、I/F装置15にて楽譜の
印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽譜データの変換
を行う楽譜データ変換装置、及び楽譜データ変換プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽譜データを記憶し、変換する電
子楽器が考案されている。また、インターネット上に設
けられたサイトから楽譜データをダウンロードして、コ
ンピュータにこの楽譜データを表示したり、更にコンピ
ュータに接続したプリンタから楽譜データの印刷を行う
サービスも利用されている。この様な電子楽器やサービ
スにおいては、5線譜にメロディー、歌詞、コードを示
した1段譜または2段譜が表示される。ユーザは、表示
される楽譜を見ながら曲の演奏等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な従来の電子楽器やダウンロードサービスで用いられ
る楽譜データは専用のフォーマットであり、その他の形
態で表示することができなかった。例えば、5線譜にメ
ロディー、歌詞、コードを示した1段譜のデータは、そ
の形態でしか利用できず、別の形態に変換して利用する
ことはできなかった。
【0004】本発明の課題は、1つの楽譜データをユー
ザの好みやニーズに応じた様々な形態で利用可能にする
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
歌詞情報とコード情報とを含む楽譜データを変換する楽
譜データ変換装置において、前記楽譜データを記憶する
記憶手段と、前記記憶された楽譜データを読み出すとと
もに、該楽譜データから歌詞情報及びコード情報を読み
出す読出手段と、前記読み出された歌詞情報及びコード
情報を元にコード付き歌詞データを生成する生成手段
と、前記コード付き歌詞データを出力する出力制御手段
と、を備えることを特徴としている。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、歌詞情
報とコード情報とを含む楽譜データを変換する楽譜デー
タ変換装置において、記憶手段は前記楽譜データを記憶
し、読出手段は前記記憶された楽譜データを読み出すと
ともに、該楽譜データから歌詞情報及びコード情報を読
み出し、生成手段は前記読み出された歌詞情報及びコー
ド情報を元にコード付き歌詞データを生成し、出力制御
手段は前記コード付き歌詞データを出力する。
【0007】したがって、ユーザのニーズに合わせて、
例えば楽器の演奏や歌の練習等の様々な用途に利用可能
な楽譜データを生成し、出力することができる。
【0008】請求項3記載の発明は、音高情報と、強弱
情報と、歌詞情報と、コード情報とを含む楽譜データを
変換する楽譜データ変換装置において、前記楽譜データ
を記憶する記憶手段と、前記記憶された楽譜データを読
み出すとともに、該楽譜データから歌詞情報及び音高情
報を読み出す読出手段と、前記読み出された歌詞情報と
音高情報とを相関させた歌詞・音高相関データを生成す
る生成手段と、前記歌詞・音高相関データを出力する出
力制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0009】この請求項3記載の発明によれば、音高情
報と、強弱情報と、歌詞情報と、コード情報とを含む楽
譜データを変換する楽譜データ変換装置において、記憶
手段は前記楽譜データを記憶し、読出手段は前記記憶さ
れた楽譜データを読み出すとともに、該楽譜データから
歌詞情報及び音高情報を読み出し、生成手段は前記読み
出された歌詞情報と音高情報とを相関させた歌詞・音高
相関データを生成し、出力制御手段は前記歌詞・音高相
関データを出力する。
【0010】したがって、譜面の読み方の知識がなくて
も、ユーザが簡単に音高を認識することができ、例えば
歌の練習をするのに便利である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明を適用した電子楽器1について詳細に説明する。
【0012】まず、構成を説明する。図1は、電子楽器
1の要部構成を示すブロック図である。この図1におい
て、電子楽器1は、CPU11、操作子12、表示部1
3、楽音出力部14、I/F装置15、RAM16、R
OM17、外部記憶装置18、通信部19、により構成
されており、各部はバス20により接続されている。ま
た、電子楽器1は、ケーブルCを介して印刷装置2と接
続している。
【0013】CPU(Central Processing Unit)11
は、ROM17内に格納されているシステムプログラム
及び当該システムに対応する各種アプリケーションプロ
グラムの中から指定されたアプリケーションプログラム
をRAM16内の図示しないプログラム格納領域に展開
し、操作子12から入力される各種指示あるいはデータ
をRAM16内に一時的に格納し、この入力指示及び入
力データに応じてROM17内に格納されたアプリケー
ションプログラムに従って各種処理を実行し、その処理
結果をRAM16内に格納する。そして、RAM16に
格納した処理結果を操作子12から入力指示されるRO
M17内の保存先に保存する。
【0014】CPU11は、操作子12から指示データ
を入力されると、ROM17内に格納された全体処理プ
ログラム、楽譜データ表示処理プログラム、楽譜データ
印刷処理プログラム、楽音出力処理プログラムを起動
し、外部記憶装置18内に格納された楽譜DB18aを
RAM16内に読み出して、後述する全体処理を実行す
る。この全体処理には、楽譜データ表示処理、楽譜デー
タ印刷処理、楽音出力処理が含まれる。
【0015】ここで、楽譜データについて説明する。図
2は、楽譜DB18aに記憶される楽譜データのフォー
マットを説明する図である。図2に示すように、楽譜デ
ータは、楽譜ヘッダとエントリデータ群とからなる。楽
譜ヘッダは、エントリデータの数、デフォルトの調号、
デフォルトの拍子等の情報から構成される。また、エン
トリデータとは、音符1つ分のデータであり、音高情
報、位置座標情報、強弱記号情報、歌詞情報の他、音符
の種類の情報(休符を含む)、符長情報、発音タイミン
グ情報、速度情報、表情(例えば、スタッカート、レガ
ート等)情報等により構成される。
【0016】CPU11は、後述する楽譜データ表示処
理において、入力された指示データに基づき、楽譜DB
18a内に記憶された各種テーブルを参照して楽譜デー
タを変換し、表示部13の表示画面上に歌詞やコード等
を表示する。
【0017】操作子12は、CPU11により表示部1
3の表示画面上に表示される内容を選択したり、指示デ
ータを入力するためのコントローラであり、カーソルキ
ー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボー
ド及びマウス等のポインティングデバイスにより構成さ
れ、キーボードにおいて押下されたキーの押下信号やマ
ウスの位置信号をCPU11に出力する。
【0018】表示部13は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)等により構成され、CPU11から入力される
表示データを表示する。表示部13の表示画面には、水
平方向にx軸、垂直方向にy軸が設定され、x軸とy軸
の交点に座標が与えられている。
【0019】図3は、楽譜データ表示処理において、C
PU11により表示部13に表示される表示画面例を示
す図である。図3は曲目選択画面であり、ここで操作
子12から指示データが入力されて曲目が選択される
と、CPU11により図3の使用方法選択画面が表示
され、選択された曲の使用方法の選択肢が表示される。
ユーザはこの画面で好みに合わせた楽譜データの使用方
法を選択する。CPU11は、この使用方法選択画面に
おいて、「メロディー譜」が選択されると図3に示
す、1段譜を表示するメロディー譜画面、「コード付き
歌詞」が選択されると図3のコード付き歌詞画面、
「タブ譜付き歌詞」が選択されると図3のタブ譜付き
歌詞画面、「カラオケ用歌詞」が選択されると図3の
カラオケ用歌詞画面を表示部13に表示させる。
【0020】楽音出力部14は、CPU11から入力さ
れる楽譜データを変換して、発音させるべき楽音の波形
データを生成して出力する。
【0021】I/F装置15は、ケーブルCにより印刷
装置2に接続されており、CPU11から入力されるメ
ロディー譜、コード付き歌詞等の印刷対象のデータを印
刷装置2に送信する。
【0022】RAM(Random Access Memory)16は、
CPU11が前記各種プログラムを実行する際に各種デ
ータを展開するプログラム格納領域を形成する。
【0023】ROM(Read Only Memory)17は、CP
U11が前記各種プログラムを実行する際に使用するプ
ログラムやデータ等が予め記憶されている。
【0024】外部記憶装置18は、各種アプリケーショ
ンプログラムやデータを記憶することができ、HDD
(Hard Disc Drive)、FDD(Floppy(登録商標) Di
sc Drive)、CD−ROM(Compact Disc Read Only M
emory)、MO(Magneto Optical Disc)、DVD(Dig
ital Versatile Disc)ドライブ等により構成される。
したがって、楽譜データの処理に必要なプログラムやデ
ータ等は、ROM17を利用するだけでなく、外部記憶
装置18からRAM16に読み込むことができ、必要に
応じてCPU11による各種処理の結果を外部記憶装置
18に記憶させておき、実行時にRAM16に読み出し
て利用するようにしてもよい。
【0025】外部記憶装置18に格納するプログラム、
データ等は、その一部若しくは全部をサーバやクライア
ントからネットワークN等の伝送媒体を介して通信部1
9から受信する構成にしてもよく、更に、外部記憶装置
18はネットワークN上に構築されたサーバの記憶媒体
であってもよい。更に、前記プログラムをネットワーク
N等の伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送
し、これらの機器にインストールするように構成しても
よい。
【0026】また、外部記憶装置18は、ユーザが曲を
演奏するための楽譜データや、タブ譜テーブル(図8参
照)、強弱記号対応フォントテーブル(図9参照)、位
置座標変更テーブル(図10参照)等の各種データテー
ブルを格納する楽譜DB(Data Base)18aを記憶す
る。
【0027】ここで、図8は、タブ譜テーブルを示す図
である。図8に示すように、タブ譜テーブルは、楽譜デ
ータにおけるコード情報の組合せに対応するタブ譜を記
憶している。なお、タブ譜とは、ギター等の弦楽器にお
ける複数の弦を横線で表し、この横線上に押さえるフレ
ットの位置を示した楽譜である。
【0028】図9は、強弱記号対応フォントテーブルを
示す図である。図9に示すように、強弱記号対応フォン
トテーブルは、楽譜データに含まれる強弱記号情報と、
歌詞を表示させる場合のフォント情報(フォント、フォ
ントサイズ、フォントスタイル、文字飾り等の情報)と
を対応付けて記憶している。例えば、強弱記号fで演奏
する部分の歌詞は大きな文字や太字で表示し、強弱記号
ppで演奏する部分の歌詞は小さな文字を斜体にして表
示することにより、ユーザにとって視覚的に演奏の強弱
がわかりやすいようにフォントを変える。
【0029】図10は、位置座標変更テーブルを示す図
である。図10に示すように、位置座標変更テーブル
は、楽譜データに含まれる音高情報と、位置座標情報の
y軸方向における移動量の値とを対応付けて記憶するも
のである。例えば、ある楽譜データの音高情報の音高レ
ベルが1の場合、この楽音データの位置座標情報の座標
をy軸方向に−10、即ち下方に10移動させた座標位
置に歌詞を表示する。
【0030】通信部19は、電子楽器1とサーバやクラ
イアント等の外部の機器とをネットワークN等の伝送媒
体を介して接続するためのターミナルであり、通信部1
9に格納されたデータ等を伝送媒体を介してサーバやク
ライアントへ送信する、あるいは、サーバやクライアン
トから送信されたデータ等を受信する。
【0031】ネットワークNは、有線または無線の通信
回線であり、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移
動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通
信回線網と、それらを接続するインターネットサービス
プロバイダや基地局等を含む。
【0032】次に、図を参照して電子楽器1の動作を説
明する。図4は、電子楽器1のCPU11による全体処
理を示すフローチャートであり、図5〜図7は、CPU
11による楽譜データ表示処理を示すフローチャートで
ある。ここで、これらのフローチャートに記述されてい
る各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能
なプログラムコードの形態でROM17または外部記憶
装置18に格納されており、CPU11は上述のプログ
ラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0033】また、CPU11は、伝送媒体(例えば、
図1のネットワークN)を介して伝送されてきた上述の
プログラムコードに従った動作を逐次実行することもで
きる。すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部
供給されたプログラム及びデータを利用してこの実施の
形態特有の動作を実行することもできる。
【0034】以下、図4のフローチャートを参照して、
CPU11による全体処理について説明する。図4に示
すように、全体処理において、CPU11はまず曲目選
択画面(図3参照)を表示部13に表示する(ステッ
プS1)。次いで、CPU11は、操作子12から曲を
選択するデータが入力されたか否かを判別する(ステッ
プS2)。曲を選択するデータが入力されないと(ステ
ップS2;NO)、入力されるまで待機し、入力される
と(ステップS2;YES)、使用方法選択画面(図3
参照)を表示部13に表示する(ステップS3)。
【0035】続いて、CPU11は、上記使用方法選択
画面において、使用方法を選択するデータが操作子12
から入力されたか否かを判別する(ステップS4)。使
用方法を選択するデータが入力されないと(ステップS
4;NO)、入力されるまで待機し、入力されると(ス
テップS4;YES)、楽譜データ表示処理を実行する
(ステップS5)。この楽譜データ表示処理について
は、図5〜図7のフローチャートを参照して、後で詳細
に説明する。
【0036】楽譜データ表示処理終了後、CPU11
は、操作子12から印刷を指示するデータが入力された
か否かを判別し(ステップS6)、印刷の指示データが
入力されると(ステップS6;YES)、楽譜データを
I/F装置15に出力し、楽譜データの印刷を行う楽譜
データ印刷処理を実行し(ステップS7)、ステップS
8に移行する。一方、印刷の指示データが入力されない
場合は(ステップS6;NO)、そのままステップS8
に移行する。
【0037】CPU11は、ステップS8において、操
作子12から楽音の出力を指示するデータが入力された
か否かを判別し、出力指示のデータが入力されると(ス
テップS8;YES)、楽譜データを楽音出力部14に
出力して楽音を発音させる楽音出力処理を実行し(ステ
ップS9)、全体処理を終了する。一方、出力指示のデ
ータが入力されない場合は(ステップS8;NO)、そ
のまま全体処理を終了する。
【0038】以下、上記全体処理における楽譜データ表
示処理について説明する。使用方法選択画面(図3参
照)において、「メロディー譜」が選択され、曲目選択
画面(図3参照)において曲が選択された場合には、
CPU11は外部記憶装置18内の楽譜DB18aか
ら、選択された曲の楽譜データを読み出して、メロディ
ー譜のデータに変換し、表示部13にメロディー譜(図
3参照)を表示する。
【0039】図5は、使用方法選択画面において「コー
ド付き歌詞」が選択された場合のCPU11による楽譜
データ表示処理を示すフローチャートである。図5に示
すように、CPU11は、外部記憶装置18内の楽譜D
B18aから、曲目選択画面において選択された曲の楽
譜データの楽譜ヘッダを読み出す(ステップS11)。
次いで、エントリデータを読み出し(ステップS1
2)、読み出したエントリデータの中に歌詞情報が存在
するか否かを判別する(ステップS13)。歌詞情報が
存在する場合は(ステップS13;YES)、表示部1
3に歌詞情報を読み出し(ステップS14)、歌詞情報
が存在しない場合は(ステップS13;NO)、ステッ
プS15に移行する。
【0040】ステップS15において、CPU11は、
読み出したエントリデータの中にコード情報が存在する
か否かを判別し、コード情報が存在する場合は(ステッ
プS15;YES)、コード情報を読み出し(ステップ
S16)、ステップS17に移行する。一方、コード情
報が存在しない場合には(ステップS15;NO)、そ
のままステップS17に移行する。CPU11は、ステ
ップS17において、読み出した歌詞情報及びコード情
報からコード付き歌詞データを生成する。
【0041】次いで、CPU11は、上記生成したコー
ド付き歌詞データを表示部13に表示し(ステップS1
8)、次のエントリデータが存在するか否かを判別する
(ステップS19)。ここで、次のエントリデータが存
在しない場合は(ステップS19;NO)、楽譜データ
表示処理を終了し、次のエントリデータが存在する場合
は(ステップS19;YES)、ステップS12に戻
る。
【0042】図6は、使用方法選択画面において「タブ
譜付き歌詞」が選択された場合のCPU11による楽譜
データ表示処理を示すフローチャートである。図6に示
すように、CPU11は、外部記憶装置18内の楽譜D
B18aから、曲目選択画面において選択された曲の楽
譜データの楽譜ヘッダを読み出す(ステップS21)。
次いで、エントリデータを読み出し(ステップS2
2)、読み出したエントリデータの中に歌詞情報が存在
するか否かを判別し(ステップS23)、ステップS2
5に移行する。歌詞情報が存在する場合は(ステップS
23;YES)、歌詞情報を読み出し(ステップS2
4)、歌詞情報が存在しない場合は(ステップS23;
NO)、そのままステップS25に移行する。
【0043】ステップS25において、CPU11は、
読み出したエントリデータの中にコード情報が存在する
か否かを判別し、コード情報が存在する場合は(ステッ
プS25;YES)、コード情報を読み出す(ステップ
S26)。次いで、楽譜DB18aからタブ譜テーブル
(図8参照)を読み出し、このタブ譜テーブルから、ス
テップS26において読み出したコード情報に対応する
タブ譜を読み出し(ステップS27)、表示部13に表
示させ(ステップS28)(図3参照)、ステップS
29に移行する。
【0044】一方、ステップS25においてコード情報
が存在しない場合には(ステップS25;NO)、ステ
ップS29に移行する。ステップS29において、CP
U11は、次のエントリデータが存在するか否かを判別
し、次のエントリデータが存在しない場合は(ステップ
S29;NO)、楽譜データ表示処理を終了し、次のエ
ントリデータが存在する場合は(ステップS29;YE
S)、ステップS22に戻る。
【0045】図7は、使用方法選択画面において「カラ
オケ用歌詞」が選択された場合のCPU11による楽譜
データ表示処理を示すフローチャートである。図7に示
すように、CPU11は、外部記憶装置18内の楽譜D
B18aから、曲目選択画面において選択された曲の楽
譜データの楽譜ヘッダを読み出す(ステップS31)。
次いで、エントリデータを読み出し(ステップS3
2)、読み出したエントリデータの中に歌詞情報が存在
するか否かを判別する(ステップS33)。
【0046】ステップS33において、歌詞情報が存在
しない場合は(ステップS33;NO)、後述するステ
ップS39に移行する。一方、歌詞情報が存在する場合
は(ステップS33;YES)、歌詞情報を読み出す
(ステップS34)。次に、エントリデータから位置座
標情報、音高情報、及び強弱記号情報を読み出し(ステ
ップS35)、楽譜DB18aから強弱記号対応フォン
トテーブル(図9参照)と位置座標変更テーブル(図1
0参照)とを読み出す(ステップS36)。
【0047】次いで、CPU11は、強弱記号対応フォ
ントテーブルから、ステップS35で読み出した強弱記
号情報に対応するフォントデータを読み出すとともに、
位置座標変更テーブルから、ステップS35で読み出し
た音高情報に対応する位置座標y軸方向移動量を読み出
す(ステップS37)。
【0048】続いて、位置座標y軸方向移動量と位置座
標情報から歌詞を表示する位置座標を算出し、この算出
した位置座標と読み出したフォントデータに基づいて歌
詞情報のフォントと位置座標情報を変更し、カラオケ用
歌詞データを生成する(ステップS38)。次に、この
カラオケ用歌詞データを表示部に表示し(ステップS3
9)、ステップS40に移行する。ステップS40にお
いて、次のエントリデータが存在するか否かを判別し、
次のエントリデータが存在しない場合は(ステップS4
0;NO)、楽譜データ表示処理を終了し、次のエント
リデータが存在する場合は(ステップS40;YE
S)、ステップS32に戻る。
【0049】以上のように、電子楽器1のCPU11
は、全体処理において、操作子12から入力される指示
データに従い、外部記憶装置18内の楽譜DB18aを
読み出し、タブ譜テーブルや強弱記号対応フォントテー
ブルを参照して、楽譜データを変換して、メロディー
譜、コード付き歌詞、タブ譜付き歌詞、カラオケ用歌詞
のデータを生成し、この生成したデータを表示部13に
表示し、楽音出力部14から楽音を発音し、I/F装置
15にて楽譜の印刷を行う。
【0050】したがって、本発明を適用した電子楽器1
によれば、1つの楽譜データを様々な形態に変換して、
変換されたデータを表示、発音、印刷するため、ユーザ
のニーズに合わせて、例えば楽器の演奏や歌の練習等の
様々な用途に利用することができる。
【0051】また、楽譜データに含まれる音高情報や強
弱情報に応じて歌詞の表示位置や、歌詞を表示する文字
のフォントを変更することにより、譜面の読み方の知識
がなくても、ユーザが簡単に音高や強弱を認識すること
ができ、例えばカラオケ等の歌の練習をするのに便利で
ある。
【0052】更に、タブ譜付き歌詞を利用することによ
り、例えばギター等の弦楽器の演奏が容易になる。
【0053】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適
宜変更可能である。例えば、本実施の形態においては、
電子楽器1により変換した楽譜データを表示部13に表
示するとともに、I/F装置15からケーブルCを介し
て印刷装置2に送信して印刷を行うこととしたが、電子
楽器1に印刷部を設けて印刷することとしてもよい。ま
た、電子楽器1に表示部13を設けずにインターフェー
スを介して外部装置(表示装置)に接続し、この外部装
置に楽譜データを送信して表示させてもよい。
【0054】また、上記実施の形態で示した図3の各表
示画面は、ホストコンピュータ1から顧客用PC3に送
信する画面表示の一例であり、画面上に表示される楽譜
データの内容や表示形式等はこれに限定されるものでは
ない。
【0055】その他、本実施の形態における電子楽器1
の細部構成、及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明の楽譜データ変換装
置、及び請求項5記載の発明の楽譜データ変換プログラ
ムによれば、ユーザのニーズに合わせて、例えば楽器の
演奏や歌の練習等の様々な用途に利用可能な楽譜データ
を生成し、出力することができる。
【0057】請求項3記載の発明の楽譜データ変換装
置、及び請求項6記載の発明の楽譜データ変換プログラ
ムによれば、譜面の読み方の知識がなくても、ユーザが
簡単に音高を認識することができ、例えば歌の練習をす
るのに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子楽器1の要部構成を示すブロック図であ
る。
【図2】楽譜DB17aに記憶される楽譜データのフォ
ーマットを説明する図である。
【図3】楽譜データ表示処理において、CPU11によ
り表示部13に表示される表示画面例を示す図である。
【図4】電子楽器1のCPU11による全体処理を示す
フローチャートである。
【図5】図3のに示す使用方法選択画面において「コ
ード付き歌詞」が選択された場合のCPU11による楽
譜データ表示処理を示すフローチャートである。
【図6】図3のに示す使用方法選択画面において「タ
ブ譜付き歌詞」が選択された場合のCPU11による楽
譜データ表示処理を示すフローチャートである。
【図7】図3のに示す使用方法選択画面において「カ
ラオケ用歌詞」が選択された場合のCPU11による楽
譜データ表示処理を示すフローチャートである。
【図8】楽譜DB17aに記憶されるタブ譜テーブルを
示す図である。
【図9】楽譜DB17aに記憶される強弱記号対応フォ
ントテーブルである。
【図10】楽譜DB17aに記憶される位置座標変更テ
ーブルである。
【符号の説明】 1 電子楽器 11 CPU 12 操作子 13 表示部 14 楽音出力部 15 I/F装置 16 RAM 17 ROM 18 外部記憶装置 18a 楽譜DB 19 通信部 20 バス C ケーブル N ネットワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歌詞情報とコード情報とを含む楽譜データ
    を変換する楽譜データ変換装置において、 前記楽譜データを記憶する記憶手段と、 前記記憶された楽譜データを読み出すとともに、該楽譜
    データから歌詞情報及びコード情報を読み出す読出手段
    と、 前記読み出された歌詞情報及びコード情報を元にコード
    付き歌詞データを生成する生成手段と、 前記コード付き歌詞データを出力する出力制御手段と、 を備えることを特徴とする楽譜データ変換装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、コード情報に対応付けら
    れたタブ譜情報を更に記憶し、 前記読出手段は、前記記憶されたタブ譜情報を読み出
    し、 前記生成手段は、前記読み出された歌詞情報とタブ譜情
    報とを元に、タブ譜付き歌詞データを生成することを特
    徴とする請求項1記載の楽譜データ変換装置。
  3. 【請求項3】音高情報と、強弱情報と、歌詞情報と、コ
    ード情報とを含む楽譜データを変換する楽譜データ変換
    装置において、 前記楽譜データを記憶する記憶手段と、 前記記憶された楽譜データを読み出すとともに、該楽譜
    データから歌詞情報及び音高情報を読み出す読出手段
    と、 前記読み出された歌詞情報と音高情報とを相関させた歌
    詞・音高相関データを生成する生成手段と、 前記歌詞・音高相関データを出力する出力制御手段と、 を備えることを特徴とする楽譜データ変換装置。
  4. 【請求項4】前記読み出し手段は、前記楽譜データから
    強弱情報を更に読み出し、 前記生成手段は、前記読み出された歌詞情報と強弱情報
    とを相関させた歌詞・強弱相関データを生成することを
    特徴とする楽譜データ変換装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに、 歌詞情報とコード情報とを含む楽譜データを記憶する機
    能と、 前記記憶された楽譜データを読み出すとともに、該楽譜
    データから歌詞情報及びコード情報を読み出す機能と、 前記読み出された歌詞情報及びコード情報を元にコード
    付き歌詞データを生成する機能と、 前記コード付き歌詞データを出力する機能と、 を実現させるための楽譜データ変換プログラム。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 音高情報と、強弱情報と、歌詞情報と、コード情報とを
    含む楽譜データを記憶する機能と、 前記記憶された楽譜データを読み出すとともに、該楽譜
    データから歌詞情報及び音高情報を読み出す機能と、 前記読み出された歌詞情報と音高情報とを相関させた歌
    詞・音高相関データを生成する機能と、 前記歌詞・音高相関データを出力する機能と、 を実現させるための楽譜データ変換プログラム。
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