JP2003177417A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003177417A
JP2003177417A JP2001378591A JP2001378591A JP2003177417A JP 2003177417 A JP2003177417 A JP 2003177417A JP 2001378591 A JP2001378591 A JP 2001378591A JP 2001378591 A JP2001378591 A JP 2001378591A JP 2003177417 A JP2003177417 A JP 2003177417A
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liquid crystal
signal line
conductive film
conductive
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Nagatoshi Kurahashi
永年 倉橋
Kazuhiko Yanagawa
和彦 柳川
Yoshiaki Nakayoshi
良彰 仲吉
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スルーホールを通したコンタクトを信頼性あ
るものとする。 【解決手段】 液晶を介して対向配置される基板SUB
のうち少なくとも一方の基板の液晶側の面に、第1導電
膜CLと、この第1導電膜をも被って形成される絶縁膜
PSVと、この絶縁膜の上面に形成された第2導電膜C
Tとが形成され、前記第2導電膜の一部は前記絶縁膜に
形成されたスルーホールTHを通して前記第1導電膜に
電気的に接続され、前記第1導電膜は第2導電膜と接続
される部分において凹陥部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に係
り、たとえばアクティブマトリクス型の液晶表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリクス型の液晶表示装置
は、液晶を介して対向配置された各基板のうち一方の基
板の液晶側の面に、並設された複数のゲート信号線とこ
れら各ゲート信号線に交差して並設された複数のゲート
信号線とで囲まれた各領域を画素領域としている。
【0003】そして、これら各画素領域にゲート信号線
からの走査信号によって作動するスイッチング素子と、
このスイッチング素子を介してドレイン信号線からの映
像信号が供給される画素電極とを備えている。
【0004】この画素電極はそれに隣接して設けられ、
あるいは対向する他の基板の液晶側に設けられる対向電
極との間に電界を生じせしめるようになっている。
【0005】そして、これら信号線あるいは電極は、他
の導電性の材料と絶縁を図るため絶縁層を介して多層に
形成されるとともに、必要な個所における導通は該絶縁
膜に形成されたスルーホールを通して電気的な接続がな
されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液晶表示装置
における近年の高精細化にともない、絶縁膜に形成され
たスルーホールを通してのコンタクト部の面積が小さく
なり、電気的な接続に不良が起き易いという不都合が指
摘されるに至った。
【0007】また、絶縁膜の積層数も多くなり、これに
よりスルーホールの深さも従前よりは大きくなる構成と
なることから、同様の不都合が指摘されるに至った。
【0008】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたものであり、その目的は、スルーホールを通したコ
ンタクトを信頼性あるものとした液晶表示装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。 手段1.本発明による液晶表示装置は、たとえば、液晶
を介して対向配置される基板のうち少なくとも一方の基
板の液晶側の面に、第1導電膜と、この第1導電膜をも
被って形成される絶縁膜と、この絶縁膜の上面に形成さ
れた第2導電膜とが形成され、前記第2導電膜の一部は
前記絶縁膜に形成されたスルーホールを通して前記第1
導電膜に電気的に接続され、前記第1導電膜は第2導電
膜と接続される部分において凹陥部が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0010】手段2.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、液晶を介して対向配置される基板のうち少なく
とも一方の基板の液晶側の面に、第1導電膜と、この第
1導電膜をも被って形成される絶縁膜と、この絶縁膜の
上面に形成された第2導電膜とが形成され、前記第2導
電膜の一部は前記絶縁膜に形成されたスルーホールを通
して前記第1の導電膜に電気的に接続され、前記第1導
電膜は前記スルーホールが形成された絶縁膜をマスクと
するエッチングによる凹陥部が形成され、この凹陥部の
底面および側壁面で前記第2導電膜に接続されているこ
とを特徴とするものである。
【0011】手段3.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、手段1および2のうちいずれかの構成を前提と
し、前記第1導電膜は二層構造からなり、その上層の導
電膜にて凹陥部が形成されているとともに、下層の導電
膜は上層の導電膜よりも電気的抵抗の小さい材料からな
ることを特徴とするものである。
【0012】手段4.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、液晶を介して対向配置される基板のうち少なく
とも一方の基板の液晶側の面に、三層構造からなる第1
導電膜と、この第1導電膜をも被って形成される絶縁膜
と、この絶縁膜の上面に形成された第2導電膜とが形成
され、前記第2導電膜の一部は前記絶縁膜に形成された
スルーホールを通して前記第1導電膜に電気的に接続さ
れ、前記第1導電膜は第2導電膜と接続される最上層の
部分において凹陥部が形成され、該最上層と最下層の間
にある中間層は該最上層および最下層よりも電気抵抗の
小さい導電層で形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0013】手段5.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、手段4の構成を前提とし、第1導電膜はその最
下層、最上層、および中間層の順に膜厚が大きく形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0014】手段6.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、手段5の構成を前提とし、第1導電膜はその最
下層および最上層が同一の材料で形成されていることを
特徴とするものである。
【0015】手段7.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、液晶を介して対向配置される基板のうち少なく
とも一方の基板の液晶側の面に、前記基板面側から第1
層、第2層、第3層からなる三層構造の導電層と、この
導電層をも被って形成される絶縁膜とが形成され、前記
導電層は、その第3層の幅が第1層の幅よりも小さく構
成され、第2層は第1層から第3層にかけて幅が順次狭
くなるテーパ状をなすとともに、前記第1層は、その側
壁面の基板面に対する角度が90°より小さく設定され
ていることを特徴とするものである。
【0016】手段8.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、液晶を介して対向配置される基板のうち少なく
とも一方の基板の液晶側の面に、前記基板面側から第1
層、第2層、第3層からなる三層構造の導電層と、この
導電層をも被って形成される絶縁膜とが形成され、前記
導電層は、その第3層が第1層と比較してドライエッチ
ング耐性が大きく、第1層が第3層と比較してウェット
エッチング耐性が大きいことを特徴とするものである。
【0017】手段9.本発明による液晶表示装置は、た
とえば、手段8の構成を前提とし、第1層がMoCr、
第2層がAlまたはその合金、第3層がMoZrで形成
されていることを特徴とするものである。
【0018】手段10.本発明による液晶表示装置は、
たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一
方の基板の液晶側の面に、並設された複数のゲート信号
線とこれら各ゲート信号線と交差して並設された複数の
ドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、これ
ら画素領域に、ゲート信号線からの走査信号によって作
動する薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを介
してドレイン信号線からの映像信号が供給される画素電
極と、対向電圧信号線に接続され前記画素電極との間に
電界を発生せしめる対向電極とを有し、前記対向電圧信
号線は絶縁膜の下層に形成されているとともに、前記対
向電極は前記絶縁膜の上層に形成され該絶縁膜に形成さ
れたスルーホールを通して前記対向電圧信号線に電気的
に接続され、前記対向電圧信号線は対向電極と接続され
る部分において凹陥部が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0019】手段11.本発明による液晶表示装置は、
たとえば、液晶を介して対向配置される各基板のうち一
方の基板の液晶側の面に、並設された複数のゲート信号
線とこれら各ゲート信号線と交差して並設された複数の
ドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域とし、これ
ら画素領域に、ゲート信号線からの走査信号によって作
動する薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタを介
してドレイン信号線からの映像信号が供給される画素電
極と、対向電圧信号線に接続され前記画素電極との間に
電界を発生せしめる対向電極とを有し、前記対向電圧信
号線は絶縁膜の下層に形成されているとともに、前記対
向電極は前記絶縁膜の上層に形成され該絶縁膜に形成さ
れたスルーホールを通して前記対向電圧信号線に電気的
に接続され、前記対向電圧信号線は対向電極と接続され
る部分において凹陥部が形成され、前記ゲート信号線と
ドレイン信号線のうち少なくとも一方の信号線は、基板
面側から第1層、第2層、第3層からなる三層構造の導
電層からなり、その第3層の幅が第1層の幅よりも小さ
く構成され、第2層は第1層から第3層にかけて幅が順
次狭くなるテーパ状をなすとともに、前記第1層は、そ
の側壁面の基板面に対する角度が90°より小さく設定
されていることを特徴とするものである。
【0020】なお、本発明は以上の構成に限定されず、
本発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能
である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による液晶表示装置
の実施例を図面を用いて説明をする。 実施例1. 《全体の構成》 図2は本発明による液晶表示装置の一実施例を示す全体
構成図である。同図は等価回路で示しているが、実際の
幾何学的配置に対応づけて描いている。
【0022】液晶を介して互いに対向配置される一対の
透明基板SUB1、SUB2があり、該液晶は一方の透
明基板SUB1に対する他方の透明基板SUB2の固定
を兼ねるシール材SLによって封入されている。
【0023】シール材SLによって囲まれた前記一方の
透明基板SUB1の液晶側の面には、そのx方向に延在
しy方向に並設されたゲート信号線GLとy方向に延在
しx方向に並設されたドレイン信号線DLとが形成され
ている。
【0024】各ゲート信号線GLと各ドレイン信号線D
Lとで囲まれた領域は画素領域を構成するとともに、こ
れら各画素領域のマトリクス状の集合体は液晶表示部A
Rを構成するようになっている。
【0025】また、x方向に並設される各画素領域のそ
れぞれにはそれら各画素領域内に走行された共通の対向
電圧信号線CLが形成されている。この対向電圧信号線
CLは各画素領域の後述する対向電極CTに映像信号に
対して基準となる電圧を供給するための信号線となるも
のである。
【0026】各画素領域には、その片側のゲート信号線
GLからの走査信号によって作動される薄膜トランジス
タTFTと、この薄膜トランジスタTFTを介して片側
のドレイン信号線DLからの映像信号が供給される画素
電極PXが形成されている。
【0027】この画素電極PXは、前記対向電圧信号線
と接続された対向電極CTとの間に電界を発生させ、こ
の電界によって液晶の光透過率を制御させるようになっ
ている。
【0028】前記ゲート信号線GLのそれぞれの一端は
前記シール材SLを超えて延在され、その延在端は垂直
走査駆動回路Vの出力端子が接続される端子を構成する
ようになっている。また、前記垂直走査駆動回路Vの入
力端子は液晶表示パネルの外部に配置されたプリント基
板からの信号が入力されるようになっている。
【0029】垂直走査駆動回路Vは複数個の半導体装置
からなり、互いに隣接する複数のゲート信号線どおしが
グループ化され、これら各グループ毎に一個の半導体装
置があてがわれるようになっている。
【0030】同様に、前記ドレイン信号線DLのそれぞ
れの一端は前記シール材SLを超えて延在され、その延
在端は映像信号駆動回路Heの出力端子が接続される端
子を構成するようになっている。また、前記映像信号駆
動回路Heの入力端子は液晶表示パネルの外部に配置さ
れたプリント基板からの信号が入力されるようになって
いる。
【0031】この映像信号駆動回路Heも複数個の半導
体装置からなり、互いに隣接する複数のドレイン信号線
どおしがグループ化され、これら各グループ毎に一個の
半導体装置があてがわれるようになっている。
【0032】また、x方向に併設された各画素領域に共
通な前記対向電圧信号線CLは図中右側の端部で共通に
接続され、その接続線はシール材SLを超えて延在さ
れ、その延在端において端子CLTを構成している。こ
の端子CLTからは映像信号に対して基準となる電圧が
供給されるようになっている。
【0033】前記各ゲート信号線GLは、垂直走査回路
Vからの走査信号によって、その一つが順次選択される
ようになっている。また、前記各ドレイン信号線DLの
それぞれには、映像信号駆動回路Heによって、前記ゲ
ート信号線GLの選択のタイミングに合わせて映像信号
が供給されるようになっている。
【0034】なお、上述した実施例では、垂直走査駆動
回路Vおよび映像信号駆動回路Heは透明基板SUB1
に搭載された半導体装置を示したものであるが、たとえ
ば透明基板SUB1とプリント基板との間を跨って接続
されるいわゆるテープキャリア方式の半導体装置であっ
てもよく、さらに、前記薄膜トランジスタTFTの半導
体層が多結晶シリコン(p−Si)から構成される場
合、透明基板SUB1面に前記多結晶シリコンからなる
半導体素子を配線層とともに形成されたものであっても
よい。
【0035】《画素の構成》図3は、前記画素領域の一
実施例を示す平面図である。また、図1は図3のI−I線
における断面図である。各図において、透明基板SUB
1の液晶側の面に、まず、x方向に延在しy方向に並設
される一対のゲート信号線GLが形成されている。
【0036】これらゲート信号線GLは後述の一対のド
レイン信号線DLとともに矩形状の領域を囲むようにな
っており、この領域を画素領域として構成するようにな
っている。
【0037】また、画素領域のほぼ中央をゲート信号線
GLと平行に走行するようにして対向電圧信号線CLが
形成されている。この対向電圧信号線CLはたとえばゲ
ート信号線GLの形成の際に、同時に形成されるように
なっている。
【0038】このようにゲート信号線GLおよび対向電
圧信号線CLが形成された透明基板SUB1の表面には
たとえばSiNからなる絶縁膜GIが該ゲート信号線G
L等をも被って形成されている。
【0039】この絶縁膜GIは、後述のドレイン信号線
DLの形成領域においては前記ゲート信号線GLに対す
る層間絶縁膜としての機能を、後述の薄膜トランジスタ
TFTの形成領域においてはそのゲート絶縁膜としての
機能を有するようになっている。
【0040】そして、この絶縁膜GIの表面であって、
前記ゲート信号線GLの一部に重畳するようにしてたと
えばアモルファスSiからなる半導体層ASが形成され
ている。
【0041】この半導体層ASは、薄膜トランジスタT
FTのそれであって、その上面にドレイン電極SD1お
よびソース電極SD2を形成することにより、ゲート信
号線の一部をゲート電極とする逆スタガ構造のMIS型ト
ランジスタを構成することができる。
【0042】ここで、前記ドイレン電極SD1およびソ
ース電極SD2はドレイン信号線DLの形成の際に同時
に形成されるようになっている。
【0043】すなわち、y方向に延在されx方向に並設
されるドレイン信号線DLが形成され、その一部が前記
半導体層ASの上面にまで延在されてドレイン電極SD
1が形成され、また、このドレイン電極SD1と薄膜ト
ランジスタTFTのチャネル長分だけ離間されてソース
電極SD2が形成されている。
【0044】また、このソース電極SD2は画素領域内
に形成される画素電極PXと一体に形成されている。
【0045】すなわち、画素電極PXは画素領域内をそ
のy方向に延在しx方向に並設された複数(図では2
本)の電極群から構成されている。このうちの一つの画
素電極PXの一方の端部は前記ソース電極SD2を兼
ね、他方の端部では他の画素電極PXの対応する個所に
て互いに電気的接続が図れるようになっている。
【0046】なお図示していないが、半導体層ASとド
レイン電極SD1およびソース電極SD2との界面には
高濃度の不純物がドープされた薄い層が形成され、この
層はコンタクト層として機能するようになっている。
【0047】このコンタクト層は、たとえば半導体層S
Dの形成時に、その表面にすでに高濃度の不純物層が形
成されており、その上面に形成したドレイン電極SD1
およびソース電極SD2のパターンをマスクとしてそれ
から露出された前記不純物層をエッチングすることによ
って形成することができる。
【0048】このように薄膜トランジスタTFT、ドイ
レン信号線DL、ドレイン電極SD1、ソース電極SD
2、および画素電極PXが形成された透明基板SUB1
の表面には保護膜PSVが形成されている。この保護膜
PSVは前記薄膜トランジスタTFTの液晶との直接の
接触を回避する膜で、該薄膜トランジスタTFTの特性
劣化を防止せんとするようになっている。
【0049】なお、この保護膜PSVは樹脂等の有機材
料層、あるいはSiNのような無機材料層と樹脂等の有
機材料層の順次積層体から構成されている。この実施例
では有機材料層からなる保護膜PSV1と無機材料層か
らなる保護膜PSV2の順次積層体から構成されてい
る。
【0050】このように保護膜PSVとして少なくとも
有機材料層を用いているのは保護膜自体の誘電率を低減
させることにある。
【0051】保護膜PSVの上面には対向電極CTが形
成されている。この対向電極CTは前述の画素電極PX
と同様にy方向に延在されx方向に並設された複数(図
では3本)の電極群から構成され、かつ、それら各電極
は、平面的に観た場合、前記画素電極PXの間に位置付け
られるようになっている。
【0052】すなわち、対向電極CTと画素電極PX
は、一方の側のドレイン信号線から他方の側のドレイン
信号線にかけて、対向電極、画素電極、対向電極、画素
電極、……、対向電極の順にそれぞれ等間隔に配置され
ている。
【0053】ここで、画素領域の両側に位置づけられる
対向電極CTは、その一部がドレイン信号線DLに重畳
されて形成されているとともに、隣接する画素領域の対
応する対向電極CTと共通に形成されている。
【0054】換言すれは、ドレイン信号線DL上には対
向電極CTがその中心軸をほぼ一致づけて重畳され、該
対向電極CTの幅はドレイン信号線DLのそれよりも大
きく形成されている。ドレイン信号線DLに対して左側
の対向電極CTは左側の画素領域の各対向電極CTの一
つを構成し、右側の対向電極CTは右側の画素領域の各
対向電極CTの一つを構成するようになっている。
【0055】このようにドレイン信号線DLの上方にて
該ドレイン信号線DLよりも幅の広い対向電極CTを形
成することにより、該ドレイン信号線DLからの電気力
線が該対向電極CTに終端し画素電極PXに終端するこ
とを回避できるという効果を奏する。ドレイン信号線D
Lからの電気力線が画素電極PXに終端した場合、それ
がノイズとなってしまうからである。
【0056】この場合、ドレイン信号線DLとその上方
の対向電極CTは有機材料層からなる保護膜PSV2を
介在させた構成としていることから、それらの間に生じ
る寄生容量を小さくできるようになる。
【0057】電極群からなる各対向電極CTは、ゲート
信号線GLを充分に被って形成される同一の材料からな
ると導電膜と一体的に形成されされている。
【0058】そして、各対向電極CTのうちの一つの対
向電極CTは、保護膜PSV2、保護膜PSV1、およ
び絶縁膜GIに貫通して形成されたスルーホールTHを
通して前記対向電圧信号線CLに接続されている。
【0059】なお、このスルーホールTHを通した対向
電圧信号線CLと対向電極CTとの接続構成については
後に詳述する。
【0060】このように、対向電圧信号線CLを形成し
ているのは、たとえば対向電極CTの材料として、ITO
(Indium Tin Oxide)、ITZO(Indium Tin Zinc Oxide)、
IZO(Indium Zinc Oxide)等のような透光性の材料を用い
た場合、その電気的抵抗が大きいため、該対向電極CT
とは別個に電気的抵抗の小さな配線を形成する必要があ
るからである。
【0061】なお、前記画素電極PXのうち対向電圧信
号線CLと重畳する部分は比較的面積の大きな部分を有
し、これにより、画素電極PXと対向電圧信号線CLと
の間に保護膜PSV2、PSV1を誘電体膜とする容量
素子Cstgが形成されている。
【0062】この容量素子Cstgは、たとえば画素電
極PXに供給された映像信号を比較的長く蓄積させる等
の機能をもたせるようになっている。
【0063】そして、このように対向電極CTが形成さ
れた透明基板SUB1の上面には該対向電極CTをも被
って配向膜(図示せず)が形成されている。この配向膜
は液晶と直接に当接する膜で、その表面に形成されたラ
ビングによって該液晶の分子の初期配向方向を決定づけ
るようになっている。
【0064】なお、上述した画素電極PXと対向電極C
Tは、それぞれその走行方向に複数の屈曲部が形成され
ジグザグ形状となって、いわゆるマルチドメイン方式が
採用されている。
【0065】液晶はその分子配列が同じ状態でも、液晶
表示パネルに入射する光の入射方向によって透過光の偏
光状態が変化するので、入射方向に対応して光の透過率
が異なってしまう。
【0066】このような液晶表示パネルの視角依存性は
視角方向に対し視点を斜めに傾けると、輝度の逆転現象
を引き起こすことになり、カラー表示の場合に画像が色
づくという表示特性を有する。
【0067】このため、画素電極をその延在方向に少な
くとも一つの屈曲部を形成したパターンとし、さらにこ
のパターンを平行にシフトした形状で対向電極を形成
し、これら各電極の屈曲点を結んだ仮想の線を境にし一
方の領域と他方の領域とで各電極間に作用する電界の方
向を異ならしめ、これにより、視野角に依存する画像の色
づきを補償するようにしている。
【0068】《コンタクト部の構成》図4は、図1にお
いてスルーホールTHを通した対向電圧信号線CLと対
向電極CTとの接続部を示した拡大図である。
【0069】同図において特徴的な構成は、該対向電圧
信号線CLの絶縁膜IN(保護膜PSV2、保護膜PS
V1および絶縁膜GI)に貫通して形成されたスルーホ
ールTHから露出された部分に凹陥部が形成されている
ことにある。
【0070】この凹陥部はたとえば該スルーホールTH
が形成された絶縁膜IN(保護膜PSV2、保護膜PS
V1および絶縁膜GI)を介してドライエッチング、あ
るいはウェットエッチングを行なうようにして形成され
たものである。
【0071】そして、絶縁膜INの上面に形成された対
向電極CTは、該スルーホールTHの側壁面、および該
スルーホールTHから露出された対向電圧信号線CLの
面(前記凹陥部が形成された面)に被われて、該対向電
圧信号線CLに電気的に接続されている。
【0072】このように構成することによって、対向電
極CTは対向電圧信号線CLに対して信頼性の高い電気
的接続ができるようになる。
【0073】すなわち、図5に示すように、対向電極C
Tは、スルーホールTHの側壁面からその底部の露出さ
れた対向電圧信号線CLに至るまでの間において屈曲部
を有し、この屈曲部においていわゆる段切れが発生しや
すくなる。この段切れはスルーホールTHの径が小さく
なる程、あるいは絶縁膜INの厚さが大きくなる程発生
しやすくなる。
【0074】しかし、この段切れは、図6に示すよう
に、対向電圧信号線CLに形成された凹陥部の底面と側
壁面の境界の部分に集中するもので、たとえその段切れ
が生じても、該凹陥部の側壁面には確実に対向電極CT
が被着した状態で形成されることになる。このため、電
流はこの被着した部分において充分に流れるようにな
り、電気的な接続は確保されることになる。
【0075】ちなみに、図7は、対向電極を形成する際
に、スルーホールの側壁面とその底部の露出された対向
電圧信号線CLとの間の屈曲部において、該対向電極C
Tに段切れが生じる理由を示したものである。
【0076】同図は、対向電極CTの層を多数の粒子の
集合で示しており、たとえばスパッタリングによってス
ルーホールの側壁面に堆積された粒子と対向電圧信号線
CLの表面に堆積された粒子は、その下地層の材料の相
異によって、それぞれ成長速度に差が生じ、図8に示す
ように、その差によって発生するクラックで段切れが生
じる。
【0077】上述のように、スルーホールTHから露出
された対向電圧信号線CLに形成される前記凹陥部はそ
の深さが1nmあれば十分で、それ以上であればさらに
信頼性が向上することが確かめられた。たとえ、対向電
極CTに段切れが発生しても、該対向電極CTはスルー
ホールTHの底面の円周の長さ×1nmの面積で対向電
圧信号線CLと接続が図れるからである。
【0078】また、上述したように、該段切れが発生す
る確率は対向電圧信号線CLと対向電極CTの間に介在
される絶縁膜の厚さによって影響することから、該対向
電圧信号線CLに形成される凹陥部の深さは絶縁膜GI
の厚さのたとえば1/10以上とすることで、さらに効
果の向上を奏することができる。
【0079】実施例2.上述した実施例では、対向電圧
信号線CLは二層構造のものを示しているに限らず、一
層構造に基づいて説明したものである。対向電圧信号線
CLが多層であると否とにかかわらず、上述した効果が
同様に得られるからである。
【0080】しかし、二層構造にした場合、対向電極C
Tとの接続が図れる上層の材料をコンタクトを行なうの
に良好な材料を選択し、また、下層の材料として電気的
抵抗の小さいものを選択することができる。
【0081】なお、図9(a)ないし(i)は上述した
接続部を形成するための製造方法の一実施例を示した工
程図である。以下、工程順に説明する。 工程1.(図9(a)) 透明基板SUB1を用意する。 工程2.(図9(b)) 該透明基板SUB1の主表面に対向電圧信号線CLのう
ち下層の金属層MBを形成する。
【0082】工程3.(図9(c)) 該金属層MBの表面に対向電圧信号線CLのうち上層の
金属層MAを形成する。そして、フォトリソグラフィ技
術による選択エッチング法によりパターン化して対向電
圧信号線CLを形成する。 工程4.(図9(d)) 前記対向電圧信号線CLをも被って透明基板SUB1面
に絶縁膜INを形成する。
【0083】工程5.(図10(e)) 絶縁膜INの上面にフォトレジスト膜PRを形成し、こ
のフォトレジスト膜PRに選択露光した後現像を行なう
ことによって穴あけをする。この穴はスルーホールTH
の形成部分に形成される。 工程6.(図10(f)) 穴あけされたフォトレジスト膜PRをマスクとし、それ
から露出された絶縁膜INをドライエッチングする。
【0084】工程7.(図10(g)) 絶縁膜INの下層の金属層MAが露出することにより該
絶縁膜INにスルーホールTHが形成されるが、ドライ
エッチングをさらに続行することにより該金属層MAに
凹陥部を形成する。この段階で前記フォトレジスト膜P
Rを除去する。 工程8.(図11(h)) 絶縁膜IN面に前記スルーホール部をも被ってたとえば
ITO膜を形成する。 工程9.(図11(i)) 前記ITO膜をフォトリソグラフィ技術による選択エッ
チング法を用いてパターン化し、対向電極CTを形成す
る。
【0085】実施例3.この実施例では、前記対向電圧
信号線CLをたとえば三層構造にしたものについて説明
をする。
【0086】図10は、対向電圧信号線CLが三層構造
となっており、それをも被って被覆される絶縁膜IN
(たとえば絶縁膜GI、保護膜PSV1、保護膜PSV
2の順次積層体)に形成されたスルーホールTHを通し
て、対向電極CTが該対向電圧信号線CLに電気的に接
続されている断面図である。
【0087】該対向電圧信号線CLはその第2層の材料
を低抵抗の材料で構成し、下層の第1層および上層の第
3層の材料によって該第2層の材料を保護することによ
り、絶縁膜下の該対向電圧信号線CLの信頼性向上を図
っている。
【0088】この場合、第1層、第3層、および第2層
の順に膜厚が大きくなっていることが好ましい。第2層
は対向電圧信号線CLの配線抵抗に支配的であり、その
膜厚を大きくすることにより、該対向電圧信号線CLの
電気的抵抗を低減させることができるからである。
【0089】また、第2層は、前記絶縁膜INのスルー
ホールTHから露出された対向電圧信号線CLの部分に
凹陥部を形成し、この凹陥部の底面および側壁面におい
て対向電極CTとのコンタクトを実現させるためであ
る。
【0090】このため、前記凹陥部の深さを充分に形成
するような場合には、第2層の膜厚は第1層の膜厚の2
倍以上とすることが望ましい。これにより、該凹陥部の
側壁面にて対向電極CTとの接続面積を大きく確保する
ことができるようになる。
【0091】また、この場合、第1層と第3層を構成す
る材料は同じものであってもよい。このようにすれば、
量産性に優れたものとすることができる。
【0092】実施例4.図11は、本発明による液晶表
示装置の他の実施例を示す構成図で、図4に対応した図
となっている。
【0093】図4の場合と比較して異なる構成は、二層
構造からなる対向電圧信号線CLの対向電極CTと接続
される部分の凹陥部は下層の表面が露出されるにまで及
んで形成されていることにある。
【0094】このようにした場合であっても、下層の導
電層に比較的深さの大きな凹陥部が形成されることがな
いので、該導電層自体の電気的抵抗の低減を抑制するこ
とができる。
【0095】なお、この実施例は対向電圧信号線CLが
三層構造の場合であっても適用できることはいうまでも
ない。
【0096】実施例5.図12(a)は、本発明による
液晶表示装置の他の実施例を示す構成図で、図4に対応
した図となっている。
【0097】図4の場合と比較して異なる構成は、対向
電圧信号線CLの表面の対向電極CTと接続される部分
に多数の凹凸が形成されていることにある。
【0098】このように構成した場合、対向電圧信号線
CLと対向電極CTとの接触面積が増大され、コンタク
ト抵抗の改善が図れるようになる。また、図12(b)
に示すように、対向電極CTの形成時に、その構成粒子
の成長方向の多方向化により段差部での段切れの低減が
図れるようになる。
【0099】上記凹凸の形成として、該凹凸を形成する
金属層の加工中にドライエッチングガスを断続的にON
/OFFする方法、あるいは、該凹凸を形成する金属層
の加工中にドライエッチングの際のプラズマの強度を変
調とする方法等がある。さらに、該金属層形成の際のス
パッタターゲットの合金の組成を偏在させることによ
り、該金属層の合金の組成を個所ごとにバラツキを生じ
させ、ドライエッチレートを個所ごとに異ならしめるこ
とによっても形成することができる。
【0100】実施例6.図13は、本発明による液晶表
示装置の他の実施例を示す構成図で、図11に対応した
図となっている。
【0101】図11の場合と比較して異なる構成は、対
向電圧信号線CLの対向電極CTと接続される部分にお
いて、島状に形成される多数の散在された導電層が形成
されていることにある。
【0102】このように構成した場合でも、表面に凹凸
を形成した場合と同様の効果が得られる。
【0103】実施例7.この実施例は、前記ゲート信号
線GLあるいはドレイン信号線DLの他の実施例を示
す。
【0104】図14(a)は、たとえば前記ドレイン信
号線DLの断面形状を示す図である。前記ドレイン信号
線DLは三層構造からなり、図14(b)に示すよう
に、その下層の導電層(第1層)の幅をW1、上層の導
電層(第3層)の幅をW2とした場合、W1>W2の関
係を有し、それらの中間層の導電層(第2層)は下層の
導電層側から上層の導電層側へ幅W1からW2へかけて
幅が小さくなるテーパが形成されているようになってい
る。
【0105】また、図14(c)に示すように、前記下
層の導電層の側壁面の角度θ1および中間層の導電層の
側壁面の角度θ2はともに90°以下となっている。
【0106】この場合、このように形成されたドレイン
信号線DLをも被って絶縁膜を形成した場合に、該信号
線の走行方向辺の近傍においてクラックが発生し難くな
り、該クラックによる弊害を防止することができるよう
になる。
【0107】この実施例の効果をより明確にするため、
図15(a)において、三層構造からなる信号線の下層
の導電層において、その側壁面がエッチングの際のサイ
ドエッチにより、角度が90°より小さくなっている場
合を考える。
【0108】図15(b)に示すように、該信号線をも
被うようにして絶縁膜INが形成された場合、該信号線
の下層の導電層の側壁部に絶縁膜が充分に被われなくな
り、ここの部分から絶縁膜表面にかけてクラックが発生
し易くなる。絶縁膜が被われない部分に空気が残留し、
周囲を真空にした場合にその圧力差によって該絶縁膜に
大きな力が加わるからである。
【0109】この場合、図15(c)に示すように、一
層の絶縁膜を介して信号線の上部に導電膜が形成されて
いる場合、それらの短絡が生じ易いという不都合をもた
らすようになる。また、図15(d)に示すように、二
層の絶縁膜を介して信号線の上部に導電膜が形成されて
いる場合、絶縁耐圧劣化という不都合をもたらすように
なる。
【0110】図3に示した画素の構成の場合、ゲート信
号線GLとその上方に形成された対向電極CTとの間
に、また、ドレイン信号線DLとその上方に形成された
対向電極CTとの間に、上述した不都合をもたらすよう
になる。
【0111】断面が図15(a)に示すような信号線を
形成するには、下層の金属層のエッチングレートが上層
の金属層のエッチングレートよりも小さくなるような各
材料を選択することによって達成することができる。特
に、ウェットエッチングレートが該関係を満たすことが
好ましい。
【0112】この場合、信号線を被う絶縁膜に該信号線
の一部を露出させるスルーホールをドライエッチングに
よって形成する場合、上層の金属層はいわゆるドライエ
ッチング耐性のものを選択することが好ましい。
【0113】たとえば、第1層の金属をMoCr、第2
層の金属をAl系、第3層の金属をMoZrとすること
によって好適となる。この場合、第2層のAl系の金属
としてたとえばAlNdを用いることができる。
【0114】実施例8.図16は、本発明による液晶表
示装置の他の実施例を示す構成図で、たとえば図2のXV
I−XVI線における断面図に相当する。
【0115】上述したように対向電圧信号線CLをたと
えば二層構造にし、その下層に低抵抗のAlあるいはそ
の合金を用いた場合に、該下層の形成と同時に、たとえ
ばシール材SLの外側の透明基板SUB1面にアライメ
ントマークAMを形成していることにある。
【0116】Alは光反射率が高く、該アライメントマ
ークAMからの反射光によって該アライメントマークA
Mを認識する場合において、その読み取りにエラーが発
生しにくいからである。
【0117】この場合、前記対向電圧信号線CLの対向
電極CTとの接続を図るため、絶縁膜にスルーホール形
成のためにドライエッチングを行ないそのまま上層の金
属層に凹陥部を形成する場合、該スルーホールの径が極
めて小さいことから該凹陥部のエッチングの速度は遅く
なる。
【0118】一方、アライメントマークAMを対向電圧
信号線CLと同様に二層構造で形成した場合でも、前記
ドライエッチング時に上層の金属層が除去され、下層の
Alあるいはその合金の表面が露出されることになる。
画素領域ほどの面積を有するアライメントマークAMは
ドライエッチングガスにさらされ易く相対的にエッチン
グの速度が速くなるからである。
【0119】実施例9.上述した実施例では、いわゆる
横電界方式と称される液晶表示装置について説明したも
のであるが、縦電界方式と称される液晶表示装置につい
ても適用できることはいうまでもない。
【0120】図17(a)は、該縦電界方式と称される
液晶表示装置の画素の一実施例を示す平面図で、図3に
対応した図となっている。図3に付した符号と同符号の
ものは同一の材料および機能を有するようになってい
る。また、図17(a)のb−b線における断面図を図
17(b)に示している。
【0121】図3の場合と比較して異なる構成は、ま
ず、画素電極PXにある。この画素電極PXは保護膜P
SV2上において画素領域の大部分を被うようにして形
成され、たとえば、ITO (Indium Tin Oxide)、ITZO(Ind
ium Tin Zinc Oxide)、IZO (Indium Zinc Oxide)等か
らなる透光性の材料で形成されている。
【0122】この画素電極PXは保護膜PSV2、PS
V1に貫通して形成されたスルーホールTHを通して薄
膜トランジスタTFTのソース電極SD2に接続されて
いる。
【0123】この場合のソース電極SD2の画素電極P
Xと接続される部分に凹陥部が形成されており、また、
ソース電極SD2はたとえば三層構造として形成されて
いる。
【0124】なお、この画素電極PXは、対向する他の
透明基板SUB2の液晶側の面に各画素領域に共通に形
成されたやはり透光性の材料の対向電極との間に基板と
垂直方向に発生する電界を生じせしめるようになってい
る。
【0125】また、本発明は、画素領域内のスルーホー
ルに限定されるものではなく、端子部のコンタクトに用
いても安定した導電接続を図ることができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による液晶表示装置によれば、スルーホールを通
したコンタクトを信頼性あるものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の画素の一実施例を
示す構成図で、図3のI−I線における断面図である。
【図2】本発明による液晶表示装置の一実施例を示す全
体構成図である。
【図3】本発明による液晶表示装置の画素の一実施例を
示す平面図である。
【図4】本発明による液晶表示装置の画素のスルーホー
ル部の拡大図である。
【図5】本発明による効果を示す説明図である。
【図6】本発明による効果を示す説明図である。
【図7】本発明を適用しない場合の不都合を示す説明図
である。
【図8】本発明を適用しない場合の不都合を示す説明図
である。
【図9】本発明による液晶表示装置の製造方法の一実施
例を示す工程図である。
【図10】本発明による液晶表示装置の画素の他の実施
例を示す断面図である。
【図11】本発明による液晶表示装置の画素の他の実施
例を示す断面図である。
【図12】本発明による液晶表示装置の画素の他の実施
例を示す断面図である。
【図13】本発明による液晶表示装置の画素の他の実施
例を示す断面図である。
【図14】本発明による液晶表示装置の画素の他の実施
例を示す構成図である。
【図15】本発明を適用しない場合の不都合を示す説明
図である。
【図16】本発明による液晶表示装置の他の実施例を示
す構成図である。
【図17】本発明による液晶表示装置の他の実施例を示
す構成図である。
【符号の説明】
SUB1、SUB2…透明基板、GL…ゲート信号線、
DL…ドレイン信号線、CL…対向電圧信号線、TFT
…薄膜トランジスタ、PX…画素電極、CT…対向電
極、Cstg…容量素子、TH…スルーホール、GI…
絶縁膜(ゲート絶縁膜)、PSV1…保護膜(無機材
料)、PSV2…保護膜(有機材料)、IN…絶縁膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/768 H01L 29/78 612A 29/786 21/90 B (72)発明者 仲吉 良彰 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 2H090 HA03 HA04 LA01 2H092 GA17 GA29 GA34 HA06 JA24 JB33 MA17 NA13 5C094 AA31 AA32 BA03 BA43 CA19 DA15 DB10 EA04 EA07 FA04 5F033 HH38 JJ38 KK10 KK22 MM05 MM08 NN12 NN13 NN17 QQ08 QQ09 QQ11 QQ19 QQ37 XX09 5F110 AA26 BB01 CC07 HL03 HL06 HL12 HL14 HM03 NN03 NN24 NN27 NN72

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶を介して対向配置される基板のうち
    少なくとも一方の基板の液晶側の面に、第1導電膜と、
    この第1導電膜をも被って形成される絶縁膜と、この絶
    縁膜の上面に形成された第2導電膜とが形成され、 前記第2導電膜の一部は前記絶縁膜に形成されたスルー
    ホールを通して前記第1導電膜に電気的に接続され、 前記第1導電膜は第2導電膜と接続される部分において
    凹陥部が形成されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 液晶を介して対向配置される基板のうち
    少なくとも一方の基板の液晶側の面に、第1導電膜と、
    この第1導電膜をも被って形成される絶縁膜と、この絶
    縁膜の上面に形成された第2導電膜とが形成され、 前記第2導電膜の一部は前記絶縁膜に形成されたスルー
    ホールを通して前記第1の導電膜に電気的に接続され、 前記第1導電膜は前記スルーホールが形成された絶縁膜
    をマスクとするエッチングによる凹陥部が形成され、こ
    の凹陥部の底面および側壁面で前記第2導電膜に接続さ
    れていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1導電膜は二層構造からなり、そ
    の上層の導電膜にて凹陥部が形成されているとともに、
    下層の導電膜は上層の導電膜よりも電気的抵抗の小さい
    材料からなることを特徴とする請求項1および2のうち
    いずれかに記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 液晶を介して対向配置される基板のうち
    少なくとも一方の基板の液晶側の面に、三層構造からな
    る第1導電膜と、この第1導電膜をも被って形成される
    絶縁膜と、この絶縁膜の上面に形成された第2導電膜と
    が形成され、前記第2導電膜の一部は前記絶縁膜に形成
    されたスルーホールを通して前記第1導電膜に電気的に
    接続され、 前記第1導電膜は第2導電膜と接続される最上層の部分
    において凹陥部が形成され、 該最上層と最下層の間にある中間層は該最上層および最
    下層よりも電気抵抗の小さい導電層で形成されているこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 第1導電膜はその最下層、最上層、およ
    び中間層の順に膜厚が大きく形成されていることを特徴
    とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 第1導電膜はその最下層および最上層が
    同一の材料で形成されていることを特徴とする請求項5
    に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 液晶を介して対向配置される基板のうち
    少なくとも一方の基板の液晶側の面に、前記基板面側か
    ら第1層、第2層、第3層からなる三層構造の導電層
    と、この導電層をも被って形成される絶縁膜とが形成さ
    れ、 前記導電層は、その第3層の幅が第1層の幅よりも小さ
    く構成され、第2層は第1層から第3層にかけて幅が順
    次狭くなるテーパ状をなすとともに、 前記第1層は、その側壁面の基板面に対する角度が90
    °より小さく設定されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 液晶を介して対向配置される基板のうち
    少なくとも一方の基板の液晶側の面に、前記基板面側か
    ら第1層、第2層、第3層からなる三層構造の導電層
    と、この導電層をも被って形成される絶縁膜とが形成さ
    れ、 前記導電層は、その第3層が第1層と比較してドライエ
    ッチング耐性が大きく、第1層が第3層と比較してウェ
    ットエッチング耐性が大きいことを特徴とする液晶表示
    装置。
  9. 【請求項9】 第1層がMoCr、第2層がAlまたは
    その合金、第3層がMoZrで形成されていることを特
    徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 液晶を介して対向配置される各基板の
    うち一方の基板の液晶側の面に、並設された複数のゲー
    ト信号線とこれら各ゲート信号線と交差して並設された
    複数のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域と
    し、 これら画素領域に、ゲート信号線からの走査信号によっ
    て作動する薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタ
    を介してドレイン信号線からの映像信号が供給される画
    素電極と、対向電圧信号線に接続され前記画素電極との
    間に電界を発生せしめる対向電極とを有し、 前記対向電圧信号線は絶縁膜の下層に形成されていると
    ともに、前記対向電極は前記絶縁膜の上層に形成され該
    絶縁膜に形成されたスルーホールを通して前記対向電圧
    信号線に電気的に接続され、 前記対向電圧信号線は対向電極と接続される部分におい
    て凹陥部が形成されていることを特徴とする液晶表示装
    置。
  11. 【請求項11】 液晶を介して対向配置される各基板の
    うち一方の基板の液晶側の面に、並設された複数のゲー
    ト信号線とこれら各ゲート信号線と交差して並設された
    複数のドレイン信号線とで囲まれた領域を画素領域と
    し、 これら画素領域に、ゲート信号線からの走査信号によっ
    て作動する薄膜トランジスタと、この薄膜トランジスタ
    を介してドレイン信号線からの映像信号が供給される画
    素電極と、対向電圧信号線に接続され前記画素電極との
    間に電界を発生せしめる対向電極とを有し、 前記対向電圧信号線は絶縁膜の下層に形成されていると
    ともに、前記対向電極は前記絶縁膜の上層に形成され該
    絶縁膜に形成されたスルーホールを通して前記対向電圧
    信号線に電気的に接続され、 前記対向電圧信号線は対向電極と接続される部分におい
    て凹陥部が形成され、前記ゲート信号線とドレイン信号
    線のうち少なくとも一方の信号線は、基板面側から第1
    層、第2層、第3層からなる三層構造の導電層からな
    り、その第3層の幅が第1層の幅よりも小さく構成さ
    れ、第2層は第1層から第3層にかけて幅が順次狭くな
    るテーパ状をなすとともに、 前記第1層は、その側壁面の基板面に対する角度が90
    °より小さく設定されていることを特徴とする液晶表示
    装置。
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