JP2003175977A - 緩衝用ネットシート - Google Patents

緩衝用ネットシート

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JP2003175977A
JP2003175977A JP2001376930A JP2001376930A JP2003175977A JP 2003175977 A JP2003175977 A JP 2003175977A JP 2001376930 A JP2001376930 A JP 2001376930A JP 2001376930 A JP2001376930 A JP 2001376930A JP 2003175977 A JP2003175977 A JP 2003175977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
cushioning
sheet
sheets
net sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001376930A
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English (en)
Inventor
Hideki Yano
矢野秀樹
Kensho Wakiyama
脇山憲昭
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Shunkosha KK
International Chemical KK
Original Assignee
Shunkosha KK
International Chemical KK
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Publication date
Application filed by Shunkosha KK, International Chemical KK filed Critical Shunkosha KK
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Publication of JP2003175977A publication Critical patent/JP2003175977A/ja
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  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩衝機能は勿論のこと、ある程度の張りと通
気性を有すると共に、収穫箱への装着や取外し、不使用
時における整頓保管など取扱いに便利な緩衝用ネットシ
ートを提供すること。 【解決手段】 前記課題を解決する緩衝用ネットシート
は、発泡体ネットのシート体であって、それぞれの長手
方向が同方向となるように重ねられた2枚のネットシー
トが、互いの中央部位近傍を中心として少なくとも十文
字状を呈するほどに相対回動可能に結合されていること
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝用のネットシ
ートに係り、詳しくは、収穫箱内に装着して、収納され
た果物などを衝撃による損傷から護るための緩衝用ネッ
トシートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来この種のものとしては、方形の底片
部と、この底片部の各四辺部位に連設された各側片部に
より、箱の底片部を中心として側片部を四方に展開した
ように、一体状に形成された発泡樹脂シート製の緩衝用
シートがあり、これを収穫箱の内周壁に沿うように装入
して収納物の緩衝用とする。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】果物などの収穫にあっ
ては、プラスチック製の収穫箱に穫り入れることが一般
的であるが、このプラスチック製の収穫箱は、内周壁に
補強用のリブが多数突設されており、これにより収穫物
が損傷して商品価値を失うことが少なくないことから、
上記従来技術におけるような緩衝用シートが用いられて
いる。しかし、この緩衝用シートは、発泡樹脂シートで
あるから緩衝機能は充分にあるが、通気性がないために
内部に水分がこもって収穫物をいためることも多く、カ
ビが発生することも少なくないので長期の繰返し使用に
適せず、また、厚みが薄いために内側に折れ曲がり、収
納作業の妨げになるので粘着テープ等を用いて固定する
必要があり、収穫箱内に装着するのに手間がかかるほ
か、使用後にこのシートを保管する際に、形状が単純で
ないため一定方向に向きを揃えて整理するにも手間を要
し、保管場所も広い場所を必要とするので取扱いも不便
である。 【0004】本発明の目的は、緩衝機能は勿論のこと、
ある程度の張りと通気性を有すると共に、収穫箱への装
着や取外し、不使用時における整頓保管など取扱いに便
利な緩衝用ネットシートを提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の緩衝用ネットシートは、発泡体ネットのシート体であ
って、それぞれの長手方向が同方向となるように重ねら
れた2枚のネットシートが、互いの中央部位近傍を中心
として少なくとも十文字状を呈するほどに相対回動可能
に結合されていることを特徴とするものである。 【0006】 【発明の効果】本発明に係る緩衝用ネットシートは2枚
のネットシートを連結具を中心に相対的に回動して十文
字状を呈する状態にしてから収穫箱内に装着して果物な
どの収穫物を収納するものであって、網状のシート体で
あるから通気性に優れ、カビが発生することもなく衛生
的で長期の反復使用にも適し耐久性があり、しかも不使
用時にあっては、2枚のネットシートを連結具を中心に
回動して長手方向が重なるような元の状態に戻してから
向きを揃えて複数個積み重ねた状態にして運搬や倉庫に
保管することができ取扱いに便利で整頓に適する。 【0007】 【発明の実施の形態】図は本発明に係る緩衝用ネットシ
ートの一実施形態を示すもので、以下各図に基づき説明
する。 【0008】ここにおける緩衝用ネットシートAは、原
料樹脂を発泡させた一様な太さの紐状連続体(ストラン
ド)であって、右上り傾斜状に延長された複数の表側ス
トランドと、左上り傾斜状に延長された複数の裏側スト
ランドが交叉することにより網状に構成された発泡ネッ
トのシート体(以下ネットシート)からなるもので、ス
トランドSの延長方向を長手方向とする2枚の矩形状の
ネットシート1,2を、それぞれの長手方向部位が略平
行、すなわち同方向となるように重ね合せて、互いの中
央部位近傍を連結具3により緩く結合して、この2枚の
ネットシート1,2が連結具3を中心として相対的に回
動可能に構成したものである。 【0009】前記それぞれのネットシート1,2は、上
面が開放された収穫箱Bの内法(内寸法)が幅a、奥行
b、深さdとした場合において、一方のネットシート1
は、長手方向の長辺1aが略奥行b+(深さd×2)
で、短辺1bが略幅aの寸法であり、他方ネットシート
2は、長手方向の長辺2aが略幅a+(深さd×2)
で、短辺2bが略奥行bの寸法であると好ましい。 【0010】また、連結具3としては、糸、紐などの紐
状物、一端に緩み防止機能のついた固定具を備えた結束
紐、開閉可能な環状物、両端にネットシート1,2の脱
落を防止する機能をもった棒状物など、ネットシート
1,2の相対的回転が可能な連結手段であれば何でもよ
いが、収穫物を損傷するような金属製のものなどは避け
るほうが望ましい。 【0011】前記による緩衝用ネットシートAをネット
シート1と2が重ねられた図2に示す常態から、中央部
位の連結具3を中心に上方のネットシート1を90°回
動させることにより、2枚のネットシート1,2が二重
の中央部位方形状の底片部A1と、この底片部A1の各
辺に相当する部位から四方に延長されたような各側片部
A2からなる十文字状を呈する状態にして(図3)底片
部A1が収穫箱Bの底部B1に接するように装入する。
これにより四方位の各側片部A2が収穫箱Bの開放周縁
部に当接しながら押し込まれることにより各ストランド
Sの延長による若干の突張り力に抗して内側に押し曲げ
られながら起立して、収穫箱Bの各内側壁B2に密接し
て嵌め込まれるように装着される。 【0012】そして収穫箱Bの底部B1と各内側壁B2
を緩衝用ネットシートAで覆った前記状態で、この収穫
箱B内に果樹園で収穫されたみかんやりんごなどの果
物、または果菜など衝撃により傷付きやすい収穫物を収
納して選別場や農協に搬送するなど、短距離簡易移送に
供する。 【0013】収穫時期が終ったときなど不使用時におい
て緩衝用ネットシートAを収穫箱Bから取り外す場合
は、ネットシート1と2とで二重となっている底片部A
1の下方ネットシート2に指を掛けて引き抜くことによ
り取り外すもので、これを他の場所へ運んだり、倉庫に
しまっておくときは、取り外したときの十文字状の状態
(図3)から両ネットシート1,2が長手方向に重ねら
れたような元の状態(図2)に戻して、数個の緩衝用ネ
ットシートAを順次揃えて積み重ね、紐や粘着テープな
どで束ねた状態にして運搬や保管をする。 【0014】なお、この緩衝用ネットシートAは、前記
形態のごとく、ネットシート1,2が矩形状である要な
く、長円形状など収穫箱Bに装着した状態で緩衝機能に
影響を及ぼさないかぎり形状を限定するものではなく、
またこれを装着するのは易損品を収納する箱であって、
収穫箱に限らないこと勿論である。 【0015】前記実施形態における緩衝用ネットシート
は、複数の発泡ストランドの交叉により網状を呈する2
枚のネットシートが、その長手方向を同方向にして重ね
合された状態で、互いの中央部位近傍が連結具により緩
く結合されてなるものであり、この2枚のネットシート
を連結具を中心に相対的に回動して十文字状を呈する状
態にしてから収穫箱内に装着して果物などの収穫物を収
納するものであって、網状のシート体であるから通気性
に優れ、カビが発生することもなく衛生的で長期の反復
使用にも適し耐久性があり、また収穫箱内への装着に際
して、網状を構成する各ストランドの延長方向による突
張り力に抗して収穫箱内に折り込まれることとなるので
箱の内側壁面に密着するように嵌め込まれ、粘着テープ
などによる固定手段を要せず脱着操作が容易であると共
に、箱の内側に倒れ込むことがないから収穫収納に好都
合で作業性も良く、しかも不使用時にあっては、2枚の
ネットシートを連結具を中心に回動して長手方向が重な
るような元の状態に戻してから向きを揃えて複数個積み
重ねた状態にして運搬や倉庫に保管することができ取扱
いに便利で整頓に適する。
【図面の簡単な説明】 【図1】全体斜視図。 【図2】平面図。 【図3】十文字状を呈する状態にした平面図。 【図4】装着状態の斜視図。 【図5】収穫箱の斜視図。 【符号の説明】 1,2 ネットシート 1a,2a 長辺 1b,1b 短辺 3 連結具 A 緩衝用ネットシート A1 底片部 A2 側片部 B 収穫箱 B1 底部 S ストランド a 幅 b 奥行 d 深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野秀樹 熊本県阿蘇郡西原村大字鳥子字梅香口312 番地9 株式会社インターナショナル・ケ ミカル内 (72)発明者 脇山憲昭 熊本県鹿本郡植木町大字味取288 株式会 社俊光社内 Fターム(参考) 3E066 AA35 CA01 DA01 GA20 JA01 KA02

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 発泡体ネットのシート体であって、それ
    ぞれの長手方向が同方向となるように重ねられた2枚の
    ネットシートが、互いの中央部位近傍を中心として少な
    くとも十文字状を呈するほどに相対回動可能に結合され
    ていることを特徴とする緩衝用ネットシート。
JP2001376930A 2001-12-11 2001-12-11 緩衝用ネットシート Pending JP2003175977A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2001376930A JP2003175977A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 緩衝用ネットシート

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JP2001376930A JP2003175977A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 緩衝用ネットシート

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JP2003175977A true JP2003175977A (ja) 2003-06-24

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ID=19185020

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JP2001376930A Pending JP2003175977A (ja) 2001-12-11 2001-12-11 緩衝用ネットシート

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JP (1) JP2003175977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227187A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社武田産業 梱包材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015227187A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社武田産業 梱包材料

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