JP2003175929A - 感光性フィルムロール用の梱包装容器及び梱包装方法 - Google Patents
感光性フィルムロール用の梱包装容器及び梱包装方法Info
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Abstract
れを防止し、信頼性を向上させる。感光性フィルムロー
ルを容易に梱包することができ、かつ製造部署から使用
部署まで搬送し、感光性フィルムロールを取り出した
後、折り畳んで製造部署に返送することを繰り返し行な
うことが可能で、ゴミの発生がなく、また、廃棄する場
合のリサイクル性にも優れる感光性フィルムロール用の
梱包装容器及び梱包装方法を提供する。 【解決手段】 組み立て及び折り畳み可能なプラスチッ
ク製梱包装容器であって、10kgの感光性フィルムロ
ール2本を梱包装容器内に均一かつ水平に固定して梱包
装した梱包装容器を10個用意し、垂直方向に積み重
ね、25℃、75%RHの環境下で8日間放置する段積
み荷重試験を実施後、積み重ねられた梱包装容器の傾き
角度が3度以下である感光性フィルムロール用の梱包装
容器、及び、感光性フィルムロールの梱包装方法。
Description
ールの梱包装容器及び梱包装方法に関する。
ルムロール等の感光性フィルムロールを梱包部署から使
用部署に搬送する場合、感光性フィルムロールを紙製の
段ボール箱に入れて搬送することが行なわれていた。紙
製の段ボール箱は、運搬もしくは保管の際に、積み重ね
荷重又は吸湿による強度低下のため、角部が変形しやす
く、このため荷崩れを起こし、感光性フィルムロールが
損傷するなど、問題点がある。また、紙製の段ボール箱
は一度使用すると損傷したり、使用不能となることが多
く、大量の段ボールゴミとなる。そこで、何度も繰り返
し再使用が可能であり、環境に負荷を与えず、かつ搬送
が容易で信頼性がある上、感光性フィルムロールの梱包
が容易で安定して梱包できる梱包装通い容器が要求され
ている。
ルムロールの梱包装に用いられるプラスチック梱包装容
器であって、運搬時及び保管時の変形が少なく、荷崩れ
のない信頼性のある梱包装容器を提供することを目的と
する。
光性フィルムロールを容易に自動で梱包、開梱すること
ができ、かつ梱包部署から使用部署まで搬送し、感光性
フィルムロールを取り出した後、折り畳んでワンタッチ
で減容化し、製造部署に返送することを繰り返し行なう
ことが可能な耐久性、長寿命性を有する梱包装容器であ
って、ゴミの発生がなく、また、廃棄する場合はマテリ
アルリサイクル性に優れる環境対応型の感光性フィルム
ロールの梱包装容器を提供することを目的とする。本発
明は、更に、上記の梱包装容器を用いた感光性フィルム
ロールの梱包装方法を提供することを目的とする。
ムロールを梱包装するための組み立て及び折り畳み可能
なプラスチック製梱包装容器であって、10kgの感光
性フィルムロール2本を、梱包装容器内に均一かつ水平
に固定して梱包装した梱包装容器を10個用意し、これ
ら10個の梱包装容器を感光性フィルムロールが水平に
なるように垂直方向に積み重ね、25℃、75%RHの
環境下で8日間放置する段積み荷重試験を実施後、積み
重ねられた梱包装容器の傾き角度が3度以下である特性
を有する感光性フィルムロール用の梱包装容器を提供す
るものである。
梱包部署で本発明の感光性フィルムロール用の梱包装容
器に感光性フィルムロールを入れ、感光性フィルムロー
ルの使用部署に搬送し、使用部署にて感光性フィルムロ
ールを取り出した後、感光性フィルムロール用の梱包装
容器を折り畳んで感光性フィルムロールの梱包部署に返
送することを繰り返し行なうことを特徴とする感光性フ
ィルムロールの梱包装方法を提供するものである。
の梱包装容器(以下、梱包装容器という)は、10kg
の感光性フィルムロール2本を、梱包装容器内に均一か
つ水平に固定して梱包装した梱包装容器を10個用意
し、これら10個の梱包装容器を感光性フィルムロール
が水平になるように垂直方向に積み重ね、25℃、75
%RHの環境下で8日間放置する段積み荷重試験を実施
後、積み重ねられた梱包装容器の傾き角度が3度以下で
ある特性を有する。この傾き角度は、3度未満であるこ
とが好ましい。積み重ねられた梱包装容器の傾き角度
は、以下のようにして測定する。10個積み重ねた梱包
装容器の高さをxとし、積み重ねた梱包装容器の上端の
一点をa点とし、a点から垂直方向に距離xの位置をb
点とし、a点が段積み荷重試験後に移動した位置をc点
としたとき、直線a−bと直線c−bのなす角度を傾き
角度yとする(図7参照)。
傾き角度は、梱包箱の強度、吸湿性に影響されることを
見出した。紙製の段ボール箱では、強度が弱く、吸湿性
が大きいことから、段積み荷重試験後の傾き角度が大き
く、運搬及び保管時の信頼性に乏しい。本発明の梱包装
容器の段積み荷重試験後の傾き角度は3度以下と小さ
く、運搬及び保管時の信頼性が高い。
るプラスチックとしては、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、等を材料とする板、プラスチック段ボールなどが挙
げられる。
プラスチック段ボール等のリサイクル可能な環境に害を
与えない材料を使用しており、何度も再生でき、資源、
資材が節減でき、多少のイニシャルコストはかかるがフ
ァイナルコストを大幅に低減することができる。また、
紙製ダンボールのように1回使用毎にゴミが発生せず、
廃棄する場合もマテリアルリサイクル可能なポリプロピ
レン又はポリエチレンで容器素材及び部品素材を統一す
ることで、回収、再利用が容易に可能である。更に、プ
ラスチック素材はメルト油化分解により処理可能である
ため、サーマルリサイクル原料となり、燃料への活用に
おいても、焼却時のSOx、NOxなどの有害物を発生
せず、環境負荷を低減し、環境対応にも優れている。ま
た、プラスチックは紙粉などを発塵しない材料であるた
め、クリーンである。
て、下記のものが挙げられる。プラスチック製の矩形状
枠体と、枠体の相対向する辺に取り付けられたプラスチ
ック段ボール製の2枚の側板と底板からなるコの字状底
板付側板と、枠体の他の相対向する辺に取り付けられた
プラスチック段ボール製の2枚の垂下側板と、プラスチ
ック段ボール製の矩形状の蓋とからなり、2枚の垂下側
板の枠体取り付け部と、底板付き側板の各側板の枠体取
り付け部の下部と、底板付き側板の各側板と底板の連結
部とに、プラスチック段ボールの厚さの一部を切断して
なる水平なヒンジ部を設け、更に、底板付き側板の各側
板に、枠体取り付け部の下部のヒンジ部と底板付き側板
の側板と底板の連結部のヒンジ部との間の中央に水平な
ヒンジ部を設け、箱形の組み立て状態が扁平な折り畳み
状態に変化するようにした梱包装容器。
て構成されており、ひもやテープなどの包装用の副資材
を必要とせず、ワンタッチで組み立て及び折り畳みが可
能である。蓋、垂下側板、底板付き側板の素材であるプ
ラスチックダンボールは、空隙構造の板状物であり、軽
量であるにもかかわらず強度に優れ、また、保冷性にも
優れている。この梱包装容器の大きさは、特に制限はな
いが、通常、150〜630mm、長さ200〜700
mm、高さ100〜250mmの大きさとすることが好
ましい。
性を高めるためには、枠体と垂下側板及び底板付き側板
とは、リベットで固定することが好ましい。
補強体が取り付けられていることが好ましい。補強体
は、プラスチック段ボールと同様のプラスチック素材の
プラスチック成形体とすることが好ましい。補強体の形
状は、それぞれが対応する枠体の隅に嵌合して枠体の隅
を上から覆う形状とすることが好ましく、また、それぞ
れが枠体にリベットで固定されていることが好ましい。
補強体の枠体外面を覆う部分の上部を突出させることに
より、梱包装容器をそろえて段積みすることを容易にす
ることができる。
体を取り付けることが好ましい。垂直補強体は、垂下側
板の片面に取り付けてもよいし、両面に取り付けてもよ
い。。垂直補強体としては、プラスチック段ボールと同
様のプラスチック素材のプラスチック板を用いることが
好ましい。各垂下側板の内面に取り付けられる垂直補強
体の垂直方向の長さは、垂下側板に設けられたヒンジ部
から垂直補強体の厚み分下がった部分から、垂下側板の
下辺まで達するの長さとすることが好ましい。各垂下側
板の外面に取り付けられる垂直補強体の垂直方向の長さ
は、垂下側板に設けられたヒンジ部か、垂下側板の下辺
まで達するの長さとすることが好ましい。また、垂下側
板の内面に垂直補強体を設ける場合、垂下側板の枠体へ
の取り付け部に設けられるヒンジ部の位置は、垂下側板
に垂直補強体を取り付ける場合、枠体への取り付け部よ
り垂直補強体の厚み分下げることが好ましい。
く、段積み荷重に耐えうるものであるが、更に上記の補
強体及び垂直補強体が、梱包装容器にかかる荷重を支え
る役目を果たし、これらを設けることにより、本発明の
梱包装容器を段積み荷重にさらに十分に耐えうるものと
することができる。また、補強体を枠体にリベットで固
定することにより、段積み時の横方向への荷重や衝撃に
も十分に耐え、また、運搬時の変形のおそれがなく、信
頼性の高い梱包装容器とすることができる。
ーを取り付け、蓋の相対向する2辺から面ファスナーを
取り付けたタブを延出させ、枠体の相対向する2つの外
面と蓋の2つのタブとを面ファスナーで貼り合わせるこ
とにより蓋を枠体に係止できるようにすることが好まし
い。あるいは、蓋を枠体の一辺にヒンジ部を介して開閉
可能に取り付け、蓋の枠体に取り付けられている辺に相
対向する辺から面ファスナーを取り付けたタブを延出さ
せ、枠体の蓋が取り付けられている辺に相対向する辺の
外面に面ファスナーを取り付け、枠体の面ファスナーが
取り付けられた面と、蓋の面ファスナーの取り付けられ
たタブとを、それらの面ファスナーで貼り合わせること
により蓋を枠体に係止するようにしてもよい。
られるが、更にリベットで固定されていることが好まし
い。面ファスナーとしては、プラスチック製の面ファス
ナー、例えばマジックテープ(登録商標)を用いること
が好ましい。
ワンタッチで折り畳んで返送することを繰り返し行なう
ことが可能なリユース通い箱であり、更に、分離された
部材、部品がなく、結束バンド、テープ、接着剤などの
ゴミの発生がない。
ムロールを梱包する際には、感光性フィルムロールを梱
包装容器内に固定して梱包するための感光性フィルムロ
ール支えを用いることが好ましい。感光性フィルムロー
ル支えとしては、例えば、感光性フィルムロールの端部
を受容するための切り欠き部を有する一対の支え板や、
感光性フィルムロールの巻芯が中空巻芯である場合、巻
芯の中空部に勘合する突起部を有する支え板などが好適
である。支え板としては、プラスチック製のものを用い
ることが好ましい。
形の組み立て状態を示す斜視図であり、図2は図1の梱
包装容器の折り畳み状態を示す斜視図である。図3は、
図1の梱包装容器に用いられる支え板の一例を示す斜視
図であり、図4は、図3に示す支え板2枚を感光性フィ
ルムロールに装着した状態を示す断面図である。図5
は、図1の梱包装容器内に、図3に示す支え板を2枚を
用いて感光性フィルムロールを収容した状態を示す斜視
図である。図6は、図1の梱包装容器のA−A部分断面
図である。この梱包装容器は、幅430mm、長さ60
0mm、高さ230mmのものである。ポリプロピレン
製の矩形の枠体1の相対向する枠体短辺1aにポリプロ
ピレン製の厚さ5mmのプラスチック段ボールからなる
2枚の垂下側板2がそれぞれ取り付けられている。各垂
下側板2には、両面の両側端部に、厚さ3mm、幅40
mmのポリプロピレン製の垂直補強体21が取り付けら
れている。各垂下側板2には、枠体取り付け部下部に、
ポリプロピレン製の突出するタブ2aが設けられてお
り、運搬時に把手部となる。各垂下側板2の枠体取り付
け部から3mm下(垂直補強体21の厚み)には、プラ
スチック段ボールの厚さの一部を切断してなるヒンジ部
4が設けられ、各垂下側板2は内側に折り曲げ可能な構
造となっている。枠体の四隅には、それぞれポリプロピ
レン製の補強体22が取り付けられている。枠体1、枠
体の四隅の補強体22及び二枚の垂下側板2は、リベッ
ト23で固定されている。枠体1、プラスチック段ボー
ル、補強体22及び垂直補強体21の材質は上記のもの
に限られないが、溶融再生、再利用が可能であり、廃棄
の際にはリサイクルが可能なように油化又は分解可能な
プラスチックであることが好ましい。
記と同種のプラスチック段ボール製の底板3aと側板3
b、3cからなるコの字状の底板付き側板3が取り付け
られている。側板3b、3cの各々の枠体取り付け部下
部と、側板3b、3cと底板3aの各々の連結部には、
プラスチック段ボールの厚さの一部を切断してなるヒン
ジ部4が設けられており、更に、側板3b、3cには、
各々、枠体取り付け部株のヒンジ部4と、側板3b、3
cと底板3aの各々の連結部のヒンジ部4との中央にも
ヒンジ部4が設けられており、コの字状の底板付き側板
3は、折り畳み可能な構造となっている。なお、ヒンジ
部4を示す直線のうち、点線は、図面正面から見てプラ
スチック段ボールの裏面からプラスチック段ボールの厚
さの一部を切断して形成されたヒンジ部を意味し、実線
は、図面正面から見てプラスチック段ボールの前面から
プラスチック段ボールの厚さの一部を切断して形成され
たヒンジ部を意味する。ただし、側板3bと底板3aの
各々の連結部のヒンジ部4は、図面正面から見てプラス
チック段ボールの裏面からプラスチック段ボールの厚さ
の一部を切断して形成されたヒンジ部であるが、曲折し
た形状を表すために実線で表した。
ぞれマジックテープ(登録商標)24が取り付けられ、
マジックテープ(登録商標)用リベット24aで固定さ
れている。蓋5の相対向する長辺の各々からタブ25が
延出しており、各タブ25の内側にはマジックテープ
(登録商標)26が取り付けられ、マジックテープ(登
録商標)用リベット26aで固定されている。蓋5と枠
体1とを、これらのマジックテープ(登録商標)26及
びマジックテープ(登録商標)24とで貼り合わせるこ
とにより、簡単に蓋をすることができる。タブ25の少
なくとも一方は、曲折可能に延出しており、開閉が容易
である。ウレタンスポンジ等からなる緩衝軟質シールシ
ート27が、枠体と蓋5との隙間を埋めるように枠体上
部に取り付けられており、塵埃の侵入防止の働きをす
る。
ており、その内の1枚の両側縁からタブ3a′が曲折し
て延出して立設しており、組み立て時に垂下側板2を固
定し、感光性フィルムロールの外への飛び出しを防止す
る。各タブ3a′は中央部分が突出しており、梱包装容
器の折り畳み時には、この突出部分が枠体1の短辺1a
の外面と密着し、折り畳み状態を維持する。
性フィルムロールを固定するものである。1対で1本の
感光性フィルムロールを固定する支え板を用いてもよい
し、複数対の支え板を用いて所望の大きさ、数の感光性
フィルムロールを固定してもよい。支え板6は、感光性
フィルムロール10の巻芯11の中空部に勘合する2つ
の突起部7を有する。図4に、1対の支え板6を感光性
フィルムロール10に装着した状態の1対の突起部を通
る断面図を示す。感光性フィルムロール10(遮光性の
シート等で包装されていてもよい)の両端で、巻芯11
の中空部に支え板6の突起部7を嵌合させて支え板6を
装着する。このように2本の感光性フィルムロール10
に1対の支え板6を装着した後、図5に示すように、各
支え板6の外面を各々垂下側板2に当接させて梱包装容
器内に収容する。支え板6と巻芯11との間に緩衝部材
(図示せず)を介在させると、収容が容易になり、ま
た、感光性フィルムロールをしっかり固定することがで
き、好ましい。
包装容器に感光性フィルムロール2本を収容し、蓋5を
閉じて運搬する。運搬後、感光性フィルムロールを取り
出した後は、図2、図6に示すように、両方の垂下側板
2をヒンジ部4を軸として上に引き上げ、次いで底板突
き側板3をヒンジ部4で折り畳むことにより、一体化し
た保持アタッチメントがワンタッチで簡単に扁平な形状
に折り畳まれ、容積を大幅に減少することができる。
に、2本の感光性フィルムロール10(各々、外径φ1
80mm、内径φ80mm、幅500mm、重量10k
g)(合計20kg)の両端部を支え板6で固定して入
れ、蓋5を閉じ、水平な床31に10段積み上げた。2
5℃、75%RHの環境下で8日間放置して段積み荷重
試験を行ない、その後の段積みされた梱包装容器の傾き
角度を測定した。その結果、傾き角度は1度であった。
枠体1、2枚の垂下側板2及び底板突き側板3をリベッ
トで固定しない梱包装容器を作製した。実施例1と同様
にして、段積み荷重試験を実施した結果、傾き角度は3
度であった。
体21を取り付けない梱包装容器を作製した。実施例1
と同様にして、段積み荷重試験を実施した結果、傾き角
度は3度であった。
00mm、高さ200mm)(支え板は実施例1と同
様)を用いて、実施例1と同様にして、段積み荷重試験
を実施した。その結果、傾き角度は3.4度であった。
防止信頼性が大幅に向上した感光性フィルムロール用の
梱包装容器が得られる。本発明の梱包装容器及び梱包装
方法によれば、感光性フィルムロールを自動又は半自動
で容易に、安定に保持して梱包することができる。
状態を示す斜視図である。
である。
を示す斜視図である。
に装着した状態を示す断面図である。
フィルムロールを収容した状態を示す斜視図である。
す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 感光性フィルムロールを梱包装するため
の組み立て及び折り畳み可能なプラスチック製梱包装容
器であって、10kgの感光性フィルムロール2本を梱
包装容器内に均一かつ水平に固定して梱包装した梱包装
容器を10個用意し、これら10個の梱包装容器を感光
性フィルムロールが水平になるように垂直方向に積み重
ね、25℃、75%RHの環境下で8日間放置する段積
み荷重試験を実施後、積み重ねられた梱包装容器の傾き
角度が3度以下である特性を有する感光性フィルムロー
ル用の梱包装容器。 - 【請求項2】 プラスチック製の矩形状枠体と、枠体の
相対向する辺に取り付けられたプラスチック段ボール製
の2枚の側板と底板からなるコの字状底板付側板と、枠
体の他の相対向する辺に取り付けられたプラスチック段
ボール製の2枚の垂下側板と、プラスチック段ボール製
の矩形状の蓋とからなり、2枚の垂下側板の枠体取り付
け部と、底板付き側板の各側板の枠体取り付け部の下部
と、底板付き側板の各側板と底板の連結部とに、プラス
チック段ボールの厚さの一部を切断してなる水平なヒン
ジ部を設け、更に、底板付き側板の各側板に、枠体取り
付け部の下部のヒンジ部と底板付き側板の側板と底板の
連結部のヒンジ部との間の中央に水平なヒンジ部を設
け、箱形の組み立て状態が扁平な折り畳み状態に変化す
るようにした請求項1記載の梱包装容器。 - 【請求項3】 枠体の四隅に補強体が取り付けられてい
る請求項2記載の感光性フィルムロール用の梱包装容
器。 - 【請求項4】 各補強体が枠体にリベットで固定されて
いる請求項3記載の感光性フィルムロール用の梱包装容
器。 - 【請求項5】 各垂下側板の両側端部に、垂直補強体が
取り付けられている請求項1〜3いずれかに記載の感光
性フィルムロール用の梱包装容器。 - 【請求項6】 枠体の相対向する外面に面ファスナーが
取り付けられており、蓋の相対向する2辺から面ファス
ナーを取り付けたタブが延出しており、枠体の相対向す
る2つの外面と蓋の2つのタブとを面ファスナーで貼り
合わせることにより蓋を枠体に係止する請求項1〜5い
ずれかに記載の感光性フィルムロール用の梱包装容器。 - 【請求項7】 感光性フィルムロールの梱方部署で請求
項1〜6いずれかに記載の感光性フィルムロール用の梱
包装容器に感光性フィルムロールを入れ、感光性フィル
ムロールの使用部署に搬送し、使用部署にて感光性フィ
ルムロールを取り出した後、感光性フィルムロール用の
梱包装容器を折り畳んで感光性フィルムロールの梱包部
署に返送することを繰り返し行なうことを特徴とする感
光性フィルムロールの梱包装方法。
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JP (1) | JP2003175929A (ja) |
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2001
- 2001-12-12 JP JP2001379196A patent/JP2003175929A/ja active Pending
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