JP2003175234A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003175234A
JP2003175234A JP2001377845A JP2001377845A JP2003175234A JP 2003175234 A JP2003175234 A JP 2003175234A JP 2001377845 A JP2001377845 A JP 2001377845A JP 2001377845 A JP2001377845 A JP 2001377845A JP 2003175234 A JP2003175234 A JP 2003175234A
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通機とカード対応型の遊技機とに容易に対
応することができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 球払出装置21の下方に位置する取着部
46に通路ユニット45を着脱自在に設け、前記球払出
装置21から払出されたパチンコ球を前記通路ユニット
45の分岐部71に設けられた切換弁41の切換えによ
って賞球または貸球として賞球通路68および貸球通路
69のいずれかに払出すようにしたパチンコ遊技機にお
いて、前記取着部46に突片49を形成し、前記通路ユ
ニット45の分岐部71に前記突片49が嵌挿する透孔
26を開設し、前記通路ユニット45を前記突片49が
前記透孔26に嵌挿するように取着することにより、前
記貸球通路69が閉塞されて賞球のみが払出されるよう
に変更可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球払出装置の下方
に位置して、球払出装置から払出されたパチンコ球を受
入れ複数の分流通路に払出す通路ユニットを着脱自在に
備えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、弾球遊技機として例えばパチンコ
遊技機は貸球を別途設けた球貸し機から払出す普通機
と、予め金額情報が記録されたプリペイドカードまたは
現金を投入口に挿入または投入して球貸スイッチボタン
を操作することによりパチンコ遊技機に備えた球払出装
置から所定個数の貸球が打球供給皿に払い出されるよう
になっているカード対応型のパチンコ遊技機(CR機)
とがある。
【0003】ところで、一般に普通機と称されているパ
チンコ遊技機の場合、球払出装置は、入賞球検出信号に
基づいて所定個数の賞球を打球供給皿に払い出す機能を
有するだけであったが、CR機の場合上記球払出手段に
より賞球および貸球が払出されるため、賞球および貸球
を区別するために球払出手段の下方に通路を分岐して貸
球通路と賞球通路が設けられ、分岐部に設けた切換弁に
より賞球と貸球を別々に誘導し計数するようにしてい
る。
【0004】このため、普通機用およびCR機用の2種
類の裏機構を形成しなければならず、金型費が嵩んで製
造コストが高くなったり、在庫管理が容易でないという
問題があった。そこで、この問題を解決するために切換
弁を備えたCR機用の通路ユニットと普通機用の通路ユ
ニットに互換性をもたせて、いずれかの通路ユニットを
選択することでCR機および普通機に変更できる遊技機
が開示されている。(特開2000−288202号,
特開2001−70572号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された遊技機においてもCR機用の通路ユニッ
トおよび普通機用の通路ユニットを別々に形成しなけれ
ばならず、それぞれ異なる部品を使用した構造であるた
め金型費および在庫管理において根本的な解決とはなら
ず、依然金型費および在庫管理の問題が残った。
【0006】そこで、本発明は上記した課題を解決する
ために提案されたもので、その目的とするところは、部
品を共有化して普通機と称される一般的な遊技機とカー
ド対応型の遊技機とのいずれにも容易に対応することが
できる弾球遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明は、球払出装置の下方に位
置する取着部に通路ユニットを着脱自在に設け、前記球
払出装置から払出されたパチンコ球を前記通路ユニット
の分岐部に設けられた弁部材の切換えによって、賞球ま
たは貸球として賞球通路または貸球通路のいずれかに払
出すようにしたパチンコ遊技機において、前記取着部に
突片を形成し、前記通路ユニットの分岐部に前記突片が
嵌挿する透孔を開設し、前記弁部材を外した通路ユニッ
トを前記突片が前記透孔に嵌挿するように取着すること
により、前記貸球通路が閉塞され賞球のみが払出される
ように変更可能としたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記突片は前記通路ユニットを前記弁部材
の切換えによってパチンコ球を賞球通路または貸球通路
のいずれかに払出すように取着する際の位置決め部とな
すことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記突片に係止爪を形成し、前記
係止爪を前記透孔に係止することにより、前記通路ユニ
ットが弁部材の切換えによってパチンコ球を賞球通路ま
たは貸球通路のいずれかに払出す状態に取着されるよう
にしたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記透孔を貫通状に設け、前記突
片は前記透孔を貫通する長さに形成すると共に係止爪を
形成し、前記係止爪が前記透孔を貫通して該透孔縁に係
止することにより、前記通路ユニットが前記貸球通路を
閉塞して賞球のみを払出す状態に取着されるようにした
ことを特徴とする。
【0011】球払出装置の排出通路から払出されたパチ
ンコ球を分流して賞球または貸球として払出す通路ユニ
ットを球払出装置の下方に位置する取着部に着脱自在に
設けたパチンコ遊技機であって、前記通路ユニットの取
着部に突片を設け、前記通路ユニットは、ケース体に前
記球払出装置の排出通路と連通する流入通路を分岐して
貸球通路と賞球通路を形成し、前記球払出装置から払出
されたパチンコ球を前記貸球通路と賞球通路とのいずれ
か一方に案内する弁部材を前記分岐部に配設すると共
に、前記分岐部に前記突片が嵌挿する透孔を開設し、前
記通路ユニットを前記弁部材の切換えにより貸球および
賞球を払出す第一状態と、前記弁部材を外した状態で前
記突片を前記透孔に嵌挿して貸球通路を閉塞し賞球のみ
を払出す第二状態とに変更可能とした。
【0012】前記賞球通路および貸球通路のそれぞれに
賞球および貸球を計数する球計数センサを設けるのが好
ましい。また、前記弁部材はソレノイド等の電気的駆動
源の駆動により切換え作動して球払出装置から払出され
たパチンコ球を賞球または貸球として賞球通路または貸
球通路に払出すのがよい。
【0013】前記取着部は、球払出装置の下方に位置し
た機構板に設けられる。また、取着部は球払出装置の下
方に延設した延設部としてもよい。
【0014】前記突片は、弾性付与して係止爪を形成す
るのが好ましい。また、前記係止爪の上方を延設して、
係止解除操作部または前記通路ユニットの側面を支持す
る支持部とするのが好ましい。
【0015】上記構成とすることにより、取着部に対し
て通路ユニットの取り付け方向を変えるだけで普通機と
カード対応型の遊技機のいずれにも共通して使用するこ
とができる。具体的には前記通路ユニットは、前記突片
で位置決めして取着部に取着することにより前記弁部材
の切換えによって賞球および貸球が払出される第一状態
と、前記突片を前記透孔に嵌挿するようにして取着する
ことにより貸球通路が閉塞され賞球のみが払出される第
二状態とに変更可能とし、通路ユニットの取着方向を変
えるだけで、普通機とカード対応型の遊技機のいずれに
も共通して使用することが可能となり、遊技機の製造コ
ストを大幅に下げると共に管理コストを下げることがで
きる。
【0016】また、前記通路ユニットは前記球払出装置
と一体に組付ける構成体としてもよい。この構成体は、
パチンコ球を受入れる供給路に臨んで配設されると共に
その動作によってパチンコ球の払出しを行う制御体と、
該制御体を作動する電気的駆動源とを備えた払出機構
と、前記制御体から解放されたパチンコ球を受入れる通
路枠の分岐部に弁部材を設け、前記弁部材の切換えによ
り前記制御体から解放されたパチンコ球を賞球または貸
球として賞球通路および貸球通路のいずれかに払出すよ
うにした切換機構とを備えて構成される。そして、前記
構成体は遊技盤の裏面側の取着部に着脱自在に設けら
れ、前記取着部に突片を形成し、前記通路枠の分岐部に
前記突片が嵌挿する透孔を開設し、前記構成体を前記突
片が前記透孔に嵌挿するように取着することにより貸球
通路が閉塞され賞球のみが払出されるように変更可能と
した。
【0017】また、前記球払出装置にパチンコ球を供給
する球経路としての屈曲誘導樋は、複列で流下し得る通
路幅の球通路を単列で流下する通路幅に幅狭にすると共
に、前記複列で流下し得る通路幅の球通路に臨んでパチ
ンコ球の流下負荷により回転する回転体を配設し、該回
転体はその周面に同時に複数のパチンコ球を受入れない
球受溝を複数設けると共に、該球受溝側に下傾する受止
部を球受溝の端部に交互に位置して設けて、球通路を複
列で流下するパチンコ球を回転体が回転することにより
球受溝に1個ずつ受入れられて一列に整列して流下する
のが好ましい。上流側の球通路を複列で流下し得る幅広
の通路幅とすることで、従来仕切壁により区画して流下
する際に一方の整流路が球詰りを起すとパチンコ球間に
間隔があいて供給が間に合わなくなる不具合を解消する
ことができる。このことは、少なくとも屈曲誘導樋に接
続する球経路としての球誘導樋が仕切壁により複列で流
下する場合であってもいえることである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる弾球遊技機
としてパチンコ遊技機についての実施の形態を図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ
遊技機の正面図、図2はその裏面図である。図におい
て、1はパチンコ遊技機の機枠、2は機枠1の前面に開
閉自在に設けられた前面枠、3は前面枠2の裏面に遊技
盤取付枠4を介して着脱自在に取着された遊技盤であ
る。前記前面枠2の前面に遊技盤3を覆うようにガラス
扉枠5が開閉自在に設けられ、その下方に打球供給皿6
が装着される。7は前記打球供給皿6の余剰球を貯留す
る下部貯留皿であり、8は遊技盤3の盤面に発射する打
球を調節する発射ハンドルである。
【0019】前記遊技盤3にはガイドレール10が植設
され、該ガイドレール10により形成された遊技領域3
aに可変表示装置11をはじめとして入賞口12,始動
入賞口13,大入賞口14等の盤面部品が設けられてい
る。
【0020】また、前記遊技盤3の裏面に合成樹脂製の
機構板15が軸支機構16により開閉自在に装着されて
いる。該機構板15には開口窓16が開設され、前記遊
技盤3の前面に設けられる可変表示装置11等の後面を
囲うように保護する箱状カバー17が設けられている。
前記機構板15の開口窓16の上部位置であり、後面側
の板状部15aには球タンク18と、該球タンク18に
貯留されたパチンコ球を整列して流下させる球供給経路
としての球誘導樋19および屈曲誘導樋20が設けら
れ、該屈曲誘導樋20に連通して払出機構としての球払
出装置21が接続される。前記板状部15aは前記軸支
機構16を覆うように側方に突出して設けられており、
前記屈曲誘導樋20および球払出装置21を側方にずら
して設けることができ、従来に比べ開口窓16を拡大し
て可変表示装置11等の大型化にも対応できるようにな
っている。
【0021】前記球誘導樋19は、図12に示すように
供給通路22と該供給通路22の両側にパチンコ球1個
程度の段差を介して終端部で前記供給通路22に合流す
るようにした補助通路23a,23bとで構成され図1
4に示すように短手方向の全体幅を前記球タンク18の
前後幅とほぼ同じ幅としている。前記供給通路22の通
路幅は前記球タンク18の導出口24の開口幅とほぼ等
しく、パチンコ球が複列で流下し得る通路幅を有し、前
記補助通路23a,23bの通路幅はパチンコ球が複数
列または半複数列にランダムに並んで流下し得る幅広の
通路幅を有している。そして、前記補助通路23a,2
3bは前記供給通路22と傾斜方向を異ならせて緩やか
な上り傾斜とすると共に供給通路22側に緩やかに下傾
して供給通路22への球圧を減少して合流させるように
している。さらに、球タンク18の導出口24下方位置
であり供給通路22と補助通路23a,23bの上流部
を同一面とした共有通路部25とし、該共有通路部25
を急傾斜面(供給通路22に対して約20°の傾斜)と
して初動速度を速くして、段差を介して設けられる供給
通路22のパチンコ球の流下を促すようにしている。な
お、前記補助通路23a,23bは供給通路22側に下
傾することなく上流側で合流させるようにしてもよく、
前記共有通路部25は必ず設けなくてはならないもので
はない。
【0022】また、前記供給通路22は底壁に立設した
仕切壁により複数の供給通路を形成するようにしてもよ
い。また、補助通路23a,23bの形状も上記形状に
限定されることなく、補助通路23a,23bの通路幅
を異ならせたり、終端部を供給通路22側に狭めること
なくさらに下流側に延出して前記球タンク18の外観と
ほぼ同形状となるようにしてもよい。さらには補助通路
23a,23bの側壁に球圧逃しを膨出したり、底面を
段状に形成したり、補助通路23a,23bの底面の勾
配角度または傾斜方向を異ならして補助通路23a,2
3b上のパチンコ球の動きに変化を持たせ、供給通路2
2との合流時の球圧を減少してスムーズに合流するよう
にするのが好ましい。また、球誘導樋19を前記球タン
ク18の幅とほぼ同じ幅とすることにより起こる撓みを
前記箱状カバー17に設けた支持片17aにより支持し
て防ぐようにしてもよい。28は球誘導樋19の下流側
に設けられる球均しであり、上流側を軸支してパチンコ
球の流下方向に下傾して設けられ、規制部材により所定
範囲内で揺動自在としている。なお、仕切壁により複数
の供給通路を形成する際には、仕切壁と前記球均し28
間がパチンコ球1個分となって仕切壁と前記球均し28
間にパチンコ球が挟まり後続のパチンコ球が球止りしな
いように仕切壁を低く形成するか仕切壁を無くして幅広
の供給通路とするのがよく、さらに幅広の供給通路の底
部は山型状に形成して流下するパチンコ球を前後側壁側
に誘導してほぼ整列した状態で流下させるのが好まし
い。
【0023】前記屈曲誘導樋20は、図15および図1
6に示すように球通路27を上流側の球通路27aは前
記球誘導樋の19終端に合致するパチンコ球が複列で流
下し得る幅広の通路幅とし、屈曲部を介して下流側の球
通路27bはパチンコ球1個程度の通路幅に絞り込んで
おり、前記屈曲部にパチンコ球の荷重により回転する回
転体29を設けている。そして、前記回転体29は通路
幅方向に直交する回転軸30に設けられ、少なくとも複
列で流下するパチンコ球を支持する幅(実施の形態にお
いてほぼ球通路幅)を有する円柱状をなし、その周面に
前記回転軸30に平行であり同時に複数のパチンコ球を
受入れない球受溝31を複数設けると共に、球通路27
を複列で流下するパチンコ球を交互に受け止める受止部
32を前記球受溝30の側端に交互に設けている。ま
た、前記受止部32の上面は隣接する球受溝30に向っ
て下傾しており、例え1個のパチンコ球が受止部32で
受け止められても該受止部32の傾斜により必ず球受溝
30に受入れられて該パチンコ球の荷重により回転体2
9が回転するようになっている。そして、屈曲誘導樋2
0を流下するパチンコ球は球受溝30に1個ずつ受け入
れられて、該パチンコ球の荷重により回転体29が回転
することにより球受溝30に1個ずつ受入れられて確実
に一列に整列して流下する。なお、図上受止部32を側
方に片寄って設けるようにしたが球受溝30とほぼ同幅
としてもよい。このとき、球通路27aの底部を山型状
に形成するのが好ましく、球通路27aの中央に位置す
る受止部32の端部に当接して該端部を破損しないよう
にするのがよい。球通路27aを複列で流下し得る幅広
の通路幅とすることで、前記球誘導樋19を仕切壁によ
り複数の供給通路で供給する際に、一方の供給通路が球
詰りを起しても他方の供給通路のパチンコ球により球通
路27aが満たされ球間隔があくことなく確実な供給が
可能となる。
【0024】また、パチンコ球1個程度に絞り込んだ通
路の底面に球抜口33が開設され、該球抜口33の下方
に球抜通路34が設けられている。前記球抜口33には
可動板35,係合レバー36および操作レバー37から
なる球抜装置38が設けられている。このようにパチン
コ球1個程度に絞り込んだ球通路27に球抜装置38を
設けることで、球抜き時に一気に球抜通路34にパチン
コ球が流れ込まず該球抜通路34で球噛み・球詰りが起
こることがなく、確実な球抜きが可能となる。また、1
条分の球抜通路34のため前後左右に蛇行させやすく、
球抜通路34に規制されることなく設計変更の自由度が
増す。なお、前記球通路27aを仕切壁により複数の整
流路を形成して、各列の整流路の最先のパチンコ球を交
互に球受溝30に受入れて一列に整列して流下させるよ
うにしてもよい。
【0025】次に前記球払出装置21について説明す
る。前記球払出装置21は、図5および図6に示すよう
に箱枠状のケース39に前記屈曲誘導樋20の球通路2
7と連通する通路部としての供給路40と、該供給路4
0に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体としての回
転制御体41と、該回転制御体41の回転により支持か
ら外れ払出される排出通路42とを備え、ケース39の
カバー体39aに前記回転制御体41を回転する電気的
駆動源としてのモータ43が取付けられている。44は
前記排出通路42に設けられる払出し確認用の検出セン
サであり、該検出センサにより過剰払出しとならないよ
うに回転制御体41の回転制御を行っている。
【0026】前記回転制御体41は、図7および図10
に示すように前記供給路40のパチンコ球を支持する寸
法を有する円盤状をしており、その周面に凹窪した球受
部41aを複数(本実施の形態では6個)形成し、その
中心を前記モータ43のモータ軸43aに取付け、該モ
ータ43の回転により回転制御体41を回動するように
している。なお、球払出装置21は上記実施の形態に限
定されるものではなく、制御体をスクリュータイプ等の
回転体および揺動体としてもよく、電気的駆動源として
直線式および回転式ソレノイドを使用した球払出装置で
あってもよいのはいうまでもない。
【0027】前記球払出装置21の下方は、図3に示す
ように後述する切換機構としての通路ユニット45が着
脱自在に配置される平らな取着部46として形成されて
いる。そして、前記取着部46には通路ユニット45を
位置決めする位置決め片47および先端に係止爪48が
設けられ弾性付与した突片49が形成されている。ま
た、取着部46の下方には球導出部50を介して払出さ
れたパチンコ球を打球供給皿6に導く球排出樋51と、
打球供給皿6にパチンコ球が充満したとき、その余剰球
を下部貯留皿7に導く余剰球通路52が形成されてい
る。前記球排出樋51および余剰球通路52,球抜き通
路53は後面開放した樋状に形成され、該開放上面を覆
うように樋カバー55が設けられている。また、樋カバ
ー55で覆った前記球排出樋51の上面に蓋部材56が
設けられ、通路ユニット45の接続下端との隙間を閉塞
するようにして該開口からゴミ・埃が球排出樋51内に
入らないようにしている。該蓋部材56は隣接する二辺
側縁に前記球排出樋51を形成する側壁および樋カバー
55の上面端部に嵌着するコ字状の係止部57を設けて
いる。
【0028】前記球導出部50は、図2に示すように通
路幅がパチンコ球の直径よりも僅かに大きい程度であ
り、かつ底部は前方の打球供給皿6に向かうように傾斜
されている。また、球導出部50の上部は通路ユニット
45から流下してくるパチンコ球が球導出部50に優先
して導かれるように拡開して形成されている。なお、球
導出部50の底部にはパチンコ球の落下による摩耗を防
ぎ静電気除去のための金属板を取付けるのが好ましい。
【0029】一方、機構板15の開口窓16より下方部
分は、パチンコ球の直径よりも僅かに大きい程度の前後
幅寸法とした薄幅に形成され、かつ後面が開口された凹
室状の同一内側空間部として構成されている。そして、
その同一内側空間部に前記余剰球通路52および球抜き
通路53と、入賞球集合通路59等が集約して形成され
ている。また、これら各球通路が形成された同一内側空
間部の後面は上縁両端部がヒンジ60,60により着脱
および開閉自在に取付けられた平板状のカバー板61に
よって被覆されている。
【0030】また、前記カバー板61の後面側には、遊
技機全体の遊技動作を制御する遊技制御基板が収納され
た大型の基板ボックス62や賞球払出制御基板63およ
び発射制御基板64が設置されている。
【0031】一方、前記通路ユニット45は、図4に示
すようにベース体65aとカバー体65bとで構成され
るケース体65と切換手段66とからなる。前記ベース
体65aには前記球払出装置21の排出通路42に連通
するパチンコ球のほぼ1球分の流入通路67を分岐71
して賞球通路68および貸球通路69とに逆Y字状に分
岐形成した通路枠70を有している。そして、前記分岐
部71に位置するケース体65に前記突片49が嵌挿す
る透孔26を貫通して開設している。前記賞球通路68
および貸球通路69は、それぞれの通路68,69の最
下部に球計数センサ72,73を設けている。また、前
記透孔26から球計数センサ73までの貸球通路69
は、図8に示すように0.5mm程度他面より低く形成
して、パチンコ球が貸球として貸球通路69を流下する
際に前記透孔26端に当って跳ねたり破損させたりしな
いようにしている。なお、前記球計数センサ72,73
を近接スイッチとして図示するが光電式スイッチとして
もよく、光電式スイッチとすることにより球計数センサ
72,73を分流直後位置に設けることができ分流直後
のパチンコ球を検知できて、球払出装置21の回転制御
体41から解放されて球計数されるまでのタイムラグを
短くすることができる。
【0032】上記したように、球払出装置21の検出セ
ンサ44および通路ユニット45の球計数センサ72,
73を設けて球払出装置21で払出したパチンコ球を上
下複数のセンサで検知することにより、万一針金等の不
正具を賞球通路68または貸球通路69から侵入して球
払出装置21を作動させ不正にパチンコ球を排出獲得し
ようとしても、侵入経路の順番により必然的に不正具を
先に球計数センサ72,73で検知し、後で上方に位置
する検出センサ44で検知するため、正規な払出時の検
知順序と逆になることから不正行為を認識判別すること
ができる。この不正検知信号により視覚(ランプ)およ
び聴覚的(スピーカ)に不正行為を報知したり、球払出
装置21の作用を不能としたりして不正行為により多量
のパチンコ球が払出されることを未然に防ぐことができ
る。
【0033】また、前記分岐部71には球払出装置21
から払出されたパチンコ球を賞球通路68と貸球通路6
9のいずれか一方の通路に切換えて導くようにする切換
手段66を設けている。前記切換手段66は、図6およ
び図7に示すように分岐部71に位置して球払出装置2
1から払出されたパチンコ球を賞球通路68と貸球通路
69のいずれか一方の通路に導く弁部材75と、該弁部
材75を可動する電気的駆動源としてのソレノイド76
とで構成され、該ソレノイド76の励磁・消磁によって
弁部材75が賞球通路68と貸球通路69のどちらか一
方を閉塞するように切換えるようにしている。前記弁部
材75は、分岐部71に設けられた軸受筒77に設置し
た支軸78により回動自在に支持され、回動範囲は賞球
通路68と貸球通路69のそれぞれに形成された回動規
制部79,80により規制される。また、弁部材75に
は作動ピン81が一体に設けられ、該作動ピン81がカ
バー体65bに形成した長孔82から表面側に臨んで、
ソレノイド76のプランジャ83に取付けられた作動体
84と連繋してソレノイド76の励磁・消磁によって回
動して通路の切換え動作が行われる。85は金属により
形成されたソレノイド76の取着板であり、該取付板8
5を介してソレノイド76がカバー体65bにビス着さ
れる。また、前記取付板85はソレノイド76の放熱板
としての機能を兼ねている。
【0034】なお、弁部材75を切換える電気的駆動源
はソレノイド76に限られることなくモータまたはロー
タリーソレノイドであってもよく、電気的駆動源はケー
ス体65内に収納するのが好ましい。また、弁部材75
と作動体84とを別体としたが、弁部材75と作動体8
4を一体としてソレノイド76の励磁により作動体と共
に弁部材75が回動するようにしてもよい。
【0035】86は、普通機用とカード対応型のパチン
コ遊技機(CR機)用とを識別する確認手段であり、普
通機用とCR機用とを変更して使用する際に、ケース体
65の装着方向を間違えないようにケース体65の表お
よび側面に確認手段86として「F」,「C」または
「普通」,「カード」等普通機用とCR機用と識別可能
な表示・刻印等を施すようにするのが好ましい。
【0036】また、前記確認手段86はケース体65を
取着部46に正規な状態に装着すると、ケース体65と
取着部46に跨って描かれた図形または文字が合致して
識別判読できるようにして、普通機およびCR機として
の位置確認および識別する確認手段としてもよい。さら
に、球払出装置21のカバー体39aとケース体65の
カバー体65bに跨って位置確認および普通機用とCR
機用とを識別する確認手段として図形または文字を描く
ようにしてもよい。また、例えば取着部46である機構
板15に「F」,「C」または「普通」,「カード」等
の識別表示を施し、ケース体65に黒三角等の矢印表示
を設け、ケース体65の取着時に該矢印表示の指示によ
り普通機用とCR機用とを識別する確認手段としてもよ
い。
【0037】上記構成の切換手段66を備えた通路ユニ
ット45は、図5および図6に示すようにケース体65
を前記取着部46に設けられた位置決め片47および突
片49間に嵌めこみ位置決めすると共に、図8に示すよ
うに突片49の係止爪48を透孔26に係止して球払出
装置21の下方に位置して取付けられる。このとき図5
に示すように側面に施された確認手段86としての
「C」が判読可能であることから、通路ユニット45が
切換手段66(弁部材75)の切換えにより賞球および
貸球とを払出す第一状態のCR機用として装着されてい
ることが識別できる。
【0038】そして、前記ソレノイド76の常態である
消磁状態では、図6および図7に示すようにプランジャ
83に巻装されたスプリング87の付勢によりプランジ
ャ83が下方に位置し、弁部材75が図7に示すように
貸球通路69を閉塞して賞球通路68を開放してパチン
コ球が賞球通路68に流下可能状態にある。また、図6
鎖線に示すソレノイド76の励磁状態では、スプリング
87の付勢に抗してプランジャ83が吸引され、それに
伴い作動体84が作動ピン81を引き上げて弁部材75
が図7鎖線のように賞球通路68を閉塞して貸球通路6
9にパチンコ球を導くように開放する。なお、便宜上弁
部材75により常に貸球通路69を閉塞するようにした
が、この実施の形態に限定されることはなく常に賞球通
路68を閉塞するようにしてもよい。
【0039】上記切換手段66の切換えにより賞球通路
68と貸球通路69とに払出す第一状態の通路ユニット
45を装着したカード対応型のパチンコ遊技機(CR
機)について具体的に説明する。球タンク18に貯留さ
れたパチンコ球は、図13および図14に示すように導
出口24から球誘導樋19に流出して幅広の供給通路2
2を複数列または半複数列でランダムに流下する。この
とき導出口24の球圧の状況によりパチンコ球が補助通
路23a,23bに誘導され球圧を緩衝して再度供給通
路22に合流する。そして、供給通路22のパチンコ球
は屈曲誘導樋20に導かれ図16に示すように回転体2
9をパチンコ球の荷重により回転させて、球受溝30に
受け入れられたパチンコ球が1列に整列して球払出装置
21に供給される。
【0040】そして、予め金額および球数情報が記録さ
れたプリペイド,貯球カードまたは現金を、隣設される
球貸し機(図示せず)の投入口に挿入操作することによ
り球貸出信号を発信する。この球貸出信号があると図6
および図7鎖線に示すように切換手段66のソレノイド
76を励磁して弁部材75を図7鎖線に示すように作動
することにより賞球通路68を閉塞して貸球通路69を
開放状態とすると共に、球払出装置21の駆動モータ4
3を駆動して回転制御体41を回転させてパチンコ球を
払出し検知センサ44で払出しを確認する。このように
払出されたパチンコ球は貸球として貸球通路69を流下
し、貸球用の球計数用センサ73によりカウントされな
がら球排出樋51に導かれ、球導出部50を介して打球
供給皿6に貯留される。そして、貸球用の球計数用セン
サ73が所定個数の貸球をカウントすると球払出装置2
1の駆動モータ43が停止し、切換手段66のソレノイ
ド76が消磁して図7実線に示すように、弁部材75が
貸球通路69を閉塞して賞球通路68を開放状態とす
る。
【0041】一方、入賞口12,始動入賞口13,大入
賞口14等に入賞して入賞球信号があると球払出装置2
1の駆動モータ43を駆動し回転制御体41を回転させ
てパチンコ球を払出す。払出されたパチンコ球は賞球と
して賞球通路68を流下し、賞球用の球計数用センサ7
2によりカウントされながら球排出樋51に導かれ、賞
球用の球計数用センサ72が所定個数の賞球をカウント
すると球払出装置21の駆動モータ43が停止する。そ
して、賞球の払出しが連続して打球供給皿6に賞球が充
満し、さらに球導出部50に充満すると以後に払出され
る賞球は余剰球通路52に導かれて下部貯留皿7に貯留
される。
【0042】上記したパチンコ遊技機を賞球のみを払出
す普通機用とするには、通路ユニット45から切換手段
66を外したケース体65を図9乃至図11に示すよう
にCR機対応時の状態から90°横転して、一側面を位
置決め片47に当接すると共に前記突片49を透孔26
に貫通して係止爪48がカバー体65bの透孔26縁に
係止することにより取着部46に取付けられる。同時に
図10に示すように前記突片49により貸球通路69を
閉塞し賞球通路68のみが流下可能となり、球払出装置
21から払出されたパチンコ球すべてが賞球として流出
することになる。このとき、図9に示すようにケース体
65の表面側に施された確認手段86としての「F」が
正面から判読可能となり、通路ユニット45が賞球のみ
を払出す第二状態の普通機用として装着されていること
が確認判断できる。
【0043】このように、通路ユニット45のケース体
65を流入通路67に受入れたパチンコ球が前記切換手
段66の切換えにより賞球通路68と貸球通路69とに
払出される第一状態から、突片49により貸球通路69
を閉塞するように横転して装着するだけで、球払出装置
21から払出されたパチンコ球が賞球として賞球通路6
8に払出される第二状態とした状態で使用することがで
きる。このことから、機構板15および球誘導樋19,
屈曲誘導樋20等は勿論のこと、通路ユニット45のケ
ース体65を普通機用として改めて成形することがな
く、カード対応型のパチンコ遊技機に使用するケース体
65を何等設計変更することなくそのまま共通して使用
して、簡単に賞球通路68のみを使用する普通機に変更
することができるため製造コストを大幅に下げることが
できる。
【0044】なお、前記係止爪48を突片49の先端に
設けるようにしたが、前記突片49を長く形成し係止爪
48位置より上方部を係止爪48の係脱操作部または前
記実施の形態におけるCR機用の通路ユニット45の側
面を支持する支持部としてもよい。また、前記突片49
に係止爪48を設けて通路ユニット45の取着手段とし
たが、係止爪48を設けることなく単に貸球通路69を
閉塞するようにしてもよいのはいうまでもなく、形状も
貸球通路69への流下を阻止可能なピン形状であっても
よい。このとき、取付手段は何等限定されるものではな
くビス着であっても別途係止部材により取着するように
してもよい。
【0045】また、上記実施の形態において、球払出装
置21と通路ユニット45を別体としてそれぞれを機構
板15に取着するようにしたが、図17に示すように前
記通路ユニット45を球払出装置21と一体的に組付け
て、払出機構と該払出機構から払出されるパチンコ球を
賞球または貸球として切換える切換機構とを備えた構成
体Aとしてもよく、普通機およびCR機への変更時に球
払出装置21の供給路40の流入口が屈曲誘導樋20の
球通路27の終端と合致連通するようにすればよい。
【0046】また、上記実施の形態において屈曲誘導樋
20で一列に絞って球払出装置21で1個ずつ払出すよ
うにしたが、そのまま複列の状態で導いて制御体により
複列で受入れたパチンコ球を1個ずつ払出す公知的な球
払出装置を設けるようにしてもよい。なお、該球払出装
置を払出機構として前記通路ユニット45と一体に設け
た構成体Aとする際には、図18に示すように払出機構
の供給路を屈曲誘導樋20の球通路271,272に連
通するように複列の供給路40a,40bを形成すると
共に、前記供給路40a,40bの並び方向と直交する
ように供給路40aに隣接して開口する供給路40cを
形成するのが好ましい。前記供給路40cの終端は前記
供給路40bに開口89して合流するようにしている。
このように構成することにより、図18(a)に示す弁
部材75の切換えによってパチンコ球を賞球または貸球
として賞球通路68および貸球通路69のいずれかに払
出すように取着部46に取着した場合には、屈曲誘導樋
20の球通路271,272が供給路40a,40bに
連通して、払出機構で1個ずつ払出し切換機構の切換え
により賞球または貸球として払出す。また、図18
(b)に示すように構成体Aを横転して前記突片49に
より貸球通路69を閉塞して賞球のみを払出すように取
着した場合には、屈曲誘導樋20の球通路271,27
2が供給路40a,40cに連通するようになり、球通
路272から流入するパチンコ球は供給路40cを介し
て供給路40bに流入し、払出機構で1個ずつ払出し賞
球として払出すことができる。なお、上記構成体AをC
R機または普通機として装着した際に、上面が開放状態
となる供給路40b、40cの開口部を別途蓋部材によ
り閉塞するようにして、ゴミ・埃がケース39内に入ら
ないようにするのが好ましい。
【0047】上記実施の形態において、賞球通路68お
よび貸球通路69を切換手段66により切換えるように
説明したが、貯球の払出機能を備えたパチンコ遊技機と
して使用する際には貸球通路69を貯球の払出操作によ
り貯球が払出される貯球通路としてもよいのはいうまで
もない。
【0048】また、実施の形態において通路ユニット4
5が取着される取着部を着脱または開閉する機構板15
に設けるようにしたが、機構板15を介さず前面枠2側
に通路ユニット45の取着部を設けて取着するようにし
てもよく、さらに球払出装置21の下方に通路ユニット
45の取着部を延設するようにしてもよい。また、球払
出装置21を球タンク18および球誘導樋19,屈曲誘
導樋20に直接設けたパチンコ遊技機にも適用可能であ
る。
【0049】また、本発明はパチンコ遊技機に限らず、
雀球遊技機,アレンジボール式遊技機を始めとしてパチ
ンコ球を使用する回胴式遊技機(パチロット)等の他の
遊技機にも使用できることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、球払出装置の下方に位置する取
着部に通路ユニットを着脱自在に設け、前記球払出装置
から払出されたパチンコ球を前記通路ユニットの分岐部
に設けられた切換弁の切換えによって賞球または貸球と
して賞球通路および貸球通路のいずれかに払出すように
した弾球遊技機において、前記取着部に突片を形成し、
前記通路ユニットの分岐部に前記突片が嵌挿する透孔を
開設し、球払出装置から払出されたパチンコ球を切換弁
の切換えにより賞球通路と貸球通路とに払出す第一状態
と、前記ケース体を横転装着することにより、貸球通路
を突片で閉塞して賞球通路のみに払出す第二状態とに変
更可能としたものであるから、通路ユニットを取着する
機構板は当然のことながら通路ユニットのケース体をそ
のまま共通して使用することができて製造コストを大幅
に下げることができると共に、普通機とカード対応型の
弾球遊技機とに容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の裏面図である。
【図3】機構板の要部斜視図である。
【図4】通路ユニットの分解斜視図である。
【図5】通路ユニット部分の正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】図6の平面断面図である。
【図9】普通機用としての使用状態を示す正面図であ
る。
【図10】図9の要部正面断面図である。
【図11】図9の平面断面図である。
【図12】球誘導樋の斜視図である。
【図13】球誘導樋部分の正面断面図である。
【図14】球タンク部分の側断面図である。
【図15】屈曲誘導樋の斜視図である。
【図16】図15の要部断面図である。
【図17】球払出装置と通路ユニットとを一体にした側
面図である。
【図18】(a),(b)は球払出装置を通路ユニット
と一体にした供給路の説明図である。
【符号の説明】
15 機構板 21 球排出装置(球払出機構) 26 透孔 41 弁部材(切換手段) 45 通路ユニット 46 取着部 48 係止爪 49 突片(位置決め部) 65 ケース体 65a ベース体 65b カバー体 66 切換手段 68 賞球通路 69 貸球通路 71 分岐部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球払出装置の下方に位置する取着部に通
    路ユニットを着脱自在に設け、前記球払出装置から払出
    されたパチンコ球を前記通路ユニットの分岐部に設けら
    れた弁部材の切換えによって、賞球または貸球として賞
    球通路または貸球通路のいずれかに払出すようにした弾
    球遊技機において、 前記取着部に突片を形成し、前記通路ユニットの分岐部
    に前記突片が嵌挿する透孔を開設し、前記弁部材を外し
    た通路ユニットを前記突片が前記透孔に嵌挿するように
    取着することにより、前記貸球通路が閉塞され賞球のみ
    が払出されるように変更可能としたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記突片は前記通路ユニットを前記弁部
    材の切換えによってパチンコ球を賞球通路または貸球通
    路のいずれかに払出すように取着する際の位置決め部と
    なすことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記突片に係止爪を形成し、前記係止爪
    を前記透孔に係止することにより、前記通路ユニットが
    弁部材の切換えによってパチンコ球を賞球通路または貸
    球通路のいずれかに払出す状態に取着されるようにした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記透孔を貫通状に設け、前記突片は前
    記透孔を貫通する長さに形成すると共に係止爪を形成
    し、前記係止爪が前記透孔を貫通して該透孔縁に係止す
    ることにより、前記通路ユニットが前記貸球通路を閉塞
    して賞球のみを払出す状態に取着されるようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の弾球遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005288042A (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Aoi:Kk パチンコ機の入賞装置
JP2006101897A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Omron Corp 整列通路、貯留タンクおよび玉ホッパー
JP2006101898A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Omron Corp 玉流下通路構造および玉ホッパー

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