JP2003174526A - 公衆電話機能を備えた広告表示装置 - Google Patents

公衆電話機能を備えた広告表示装置

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JP2003174526A
JP2003174526A JP2001371010A JP2001371010A JP2003174526A JP 2003174526 A JP2003174526 A JP 2003174526A JP 2001371010 A JP2001371010 A JP 2001371010A JP 2001371010 A JP2001371010 A JP 2001371010A JP 2003174526 A JP2003174526 A JP 2003174526A
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public telephone
telephone function
advertisement display
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JP2001371010A
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Hisatake Sotokoshi
久丈 外越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】広告表示装置に広告を表示することで、その広
告料により無料通話サービスを可能とする公衆電話機能
を備えた広告表示装置を提供すること。 【解決手段】広告情報等を表示する表示手段と、電話番
号等の入力を行う入力手段と、広告情報を格納する広告
情報格納手段と、インターネットとの通信制御を行う通
信制御手段と、公衆電話回線網への通話接続制御を行う
通話制御手段と、前記各手段を所定のプログラムに基づ
いて制御を行う中央処理装置と、音声を電気信号に変換
する受話器とを具備した広告表示装置によって達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は公衆電話機能を備え
た広告表示装置に関し、特に、街頭や駅頭に設置されて
いる公衆電話機に電子広告表示機能を持たせ、その広告
の視聴によって無料の通話サービスを提供するようにし
た広告表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、街頭や駅頭に設置される公衆電話
機は利用者が通話を行う時間以外は、いわゆる「遊ん
だ」状態になっており、通話をする以外に利用価値がな
かった。また、近年の携帯電話や電子メール等の発達に
より、公衆電話の利用者が激減してきた。かかる状況の
なかで、全国に設置された公衆電話の使用されていない
時間(空き時間)の有効利用を図ることが求められてい
る。
【0003】一方、広告を表示するものとして従来から
知られている駅頭の掲示板等に貼られたポスターがある
が、静止画に限定される上に、掲示および取り替えには
人手を要するため、広告を分単位、時間単位で切り替え
ることは事実上できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な事情に鑑み為されたものであり、本発明の目的は、公
衆電話機能を備えた広告表示装置を駅頭や街頭の公衆電
話回線に接続し、かつ、インターネット等の通信回線に
接続し、該通信回線を介して所定の周期で広告情報をダ
ウンロードしながら、前記広告表示装置に広告を表示す
ることで、その広告料により無料通話サービスを可能と
する公衆電話機能を備えた広告表示装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆電話機能
を備えた広告表示装置に関し、本発明の上記目的は、前
記広告表示装置が、広告情報等を表示する表示手段と、
電話番号等の入力を行う入力手段と、広告情報を格納す
る広告情報格納手段と、インターネットとの通信制御を
行う通信制御手段と、公衆電話回線網への通話接続制御
を行う通話制御手段と、前記各手段を所定のプログラム
に基づいて制御を行う中央処理装置と、音声を電気信号
に変換する受話器とを具備することによって達成され
る。
【0006】また、本発明の上記目的は、前記インター
ネットを介してダウンロードした広告情報を前記広告情
報格納手段に格納しておき、所定のタイミングで広告情
報を更新して表示することにより、或いは、前記表示手
段を、液晶ディスプレイ若しくはプラズマディスプレイ
とすることにより、或いは、前記入力手段をタッチパネ
ルで構成することによって、より効果的に達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る公衆電話機
能を備えた広告表示装置を、図面を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明に係る公衆電話機能を備え
た広告表示装置を用いて、広告表示を行うとともに無料
通話サービスを行うシステムの全体構成を示した図であ
る。
【0009】図中、100は本発明に係る公衆電話機能
を備えた広告表示装置(以下「広告表示装置」とい
う。)であり、受話器107が取り外し可能に接続され
ている。
【0010】広告表示装置100はインターネット10
を介して広告主サーバ40及び広告サービス提供業者サ
ーバ50に接続されている。また、広告表示装置100
は公衆電話回線網20を介して一般の加入者電話30に
接続されている。
【0011】広告主サーバ40は、広告表示装置100
に広告を掲載する依頼者(広告主)が広告のデータ(動
画又は静止画)をインターネット10を介して広告サー
ビス提供業者サーバ50に送るためのものであり、複数
の広告主からの広告データを受け取った広告サービス提
供業者サーバ50は、図示しない内部の記憶装置に前記
広告主の名前と関連付けて前記広告データを保管し、所
定のタイミングで、前記広告表示装置100に広告デー
タを配信する。広告サービス提供業者サーバ50は、広
告主との契約に応じて、広告表示装置100における広
告の表示期間や更新のタイミングを調整する働きを行う
ものであり、広告の本数や掲載期間に応じて広告主に対
して広告料の請求を行う請求書発行手段も有している。
【0012】また、この広告料により、広告表示装置1
00を利用して通話を行う公衆電話の通話料を無料にす
ることが可能となる。なお、本実施例では無料の長電話
を防止するために、一定の時間が経過すると自動的に通
話が切断されるように構成した。
【0013】図2は、広告表示装置100の構成を示す
ブロック図である。表示部101は広告を電子的に表示
するものであり、例えば、液晶ディスプレイやプラズマ
ディスプレイが利用可能である。入力部102は、電話
番号を入力したり、情報の選択を行う場合に使用するも
のであり、例えば表示器を兼ねたタッチパネルを利用す
ることができる。通信制御部103はモデム104を通
じてインターネット10への接続を行う制御を行うもの
であり、広告情報格納手段105は、インターネット1
0を介してダウンロードした広告情報を一時格納してお
くものである。
【0014】通話制御部106は公衆電話回線網20へ
の接続の制御を行うものであり、受話器107が接続さ
れている。中央処理装置(CPU)108はこれらの制
御を所定の制御プログラムに従って行うものである。な
お、メモリ109には該制御プログラムや設置場所付近
の地図情報やイベント情報等が格納されている。
【0015】図3は、本発明に係る広告表示装置100
の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図に
基づいて説明する。
【0016】広告表示装置100は電話が使用されてい
ない状態(待ち受け状態)においては、図4に示すよう
に表示部101のほぼ全面に広告(CM)拡大画像20
0が表示されている(ステップS301)。
【0017】次に、公衆電話を利用しようとする者(利
用者)が受話器107を外すと(ステップS302の
“YES”)、広告表示装置100は通話モードに切り
換えられ(ステップS303)、表示器101の画面は
図5のような通話モード画面表示になる(ステップS3
04)。なお、この切り換えは、受話器を外してフック
110のスイッチをONにすることにより行われる。
【0018】図5の通話モード画面表示についてさらに
詳しく説明すると、200は図4におけるCM画像が縮
小表示された画像であり、210はテンキーである。ま
た、220は情報コンテンツ選択ボタンであり、図5の
例では「レストランガイド」が選択されている。230
は選択された情報コンテンツを拡大表示したものであ
る。221は地域マップ表示ボタンであり、レストラン
ガイドに表示されているレストランの位置を確認したい
場合に、このボタンを押すと地域の地図が表示され、そ
の中に当該レストランの位置が矢印等で表示されるよう
になっている。
【0019】さらには、気に入ったレストランの予約を
したい場合は、表示された電話番号に従い、タッチパネ
ルになっているテンキー210で電話番号を入力すると
無料通話ができるようになっている。
【0020】情報コンテンツを切り替えたい場合は、他
の選択ボタン(図5では「イベント情報」ボタン)を押
すと(ステップS305)、切り替えたコンテンツが拡
大表示される(ステップS306)。
【0021】次に、電話をかけると(ステップS30
7)、通話時間が自動的にカウントされ(ステップS3
08)、所定の時間が経過すると(ステップS309の
“YES”)、自動的に通話が切断される(ステップS
310)。
【0022】この状態から、受話器をフック110にか
けると(ステップS311の“YES”)、広告表示モ
ードに戻り(ステップS312)、表示器101の画面
は図4の待ち受け状態の初期画面(CM拡大表示画面)
になる(ステップS313)。
【0023】この後で、再び図5の通話モード画面を表
示させたい場合は、受話器107をフック110から外
せばよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る公衆電話機
能を備えた広告表示装置によれば、全国に設置された公
衆電話の使用されていない時間(空き時間)の有効利用
を図ることができ、また、広告表示装置に広告を表示す
ることで、その広告料により無料通話サービスを可能と
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る公衆電話機能を備えた広告表示装
置を用いて、広告表示を行うとともに無料通話サービス
を行うシステムの全体構成を示した図である。
【図2】本発明に係る公衆電話機能を備えた広告表示装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る公衆電話機能を備えた広告表示装
置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】待ち受け状態における表示画面の一例を示す図
である。
【図5】通話モードにおける表示画面の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 通信回線網(インターネット) 20 公衆電話回線網 30 加入者電話 40 広告主サーバ 50 広告サービス提供業者サーバ 100 公衆電話機能を備えた広告表示装置 101 表示部 102 入力部 103 通信制御部 104 モデム 105 広告情報格納手段 106 通話制御部 107 受話器 108 中央処理装置(CPU) 109 メモリ 110 受話器フック(通話モード切替スイッチ) 200 広告(CM)表示 210 テンキー 220、221 コンテンツ選択ボタン 230 コンテンツ拡大表示

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公衆電話機能を備えた広告表示装置であっ
    て、該広告表示装置は、 広告情報等を表示する表示手
    段と、電話番号等の入力を行う入力手段と、広告情報を
    格納する広告情報格納手段と、インターネットとの通信
    制御を行う通信制御手段と、公衆電話回線網への通話接
    続制御を行う通話制御手段と、前記各手段を所定のプロ
    グラムに基づいて制御を行う中央処理装置と、音声を電
    気信号に変換する受話器とを具備することを特徴とする
    公衆電話機能を備えた広告表示装置。
  2. 【請求項2】前記インターネットを介してダウンロード
    した広告情報を前記広告情報格納手段に格納しておき、
    所定のタイミングで広告情報を更新して表示することを
    特徴とする請求項1に記載の公衆電話機能を備えた広告
    表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段が、液晶ディスプレイ若しく
    はプラズマディスプレイであることを特徴とする請求項
    1または2に記載の公衆電話機能を備えた広告表示装
    置。
  4. 【請求項4】前記入力手段がタッチパネルで構成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の公衆電話機能を
    備えた広告表示装置。
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