JPH11252273A - 端末装置の選択装置 - Google Patents

端末装置の選択装置

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JPH11252273A
JPH11252273A JP10048339A JP4833998A JPH11252273A JP H11252273 A JPH11252273 A JP H11252273A JP 10048339 A JP10048339 A JP 10048339A JP 4833998 A JP4833998 A JP 4833998A JP H11252273 A JPH11252273 A JP H11252273A
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telephone
telephone line
communication
internet
terminal
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JP10048339A
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Eiichi Yamazaki
榮一 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネット電話を含む電話機やパソコン等
の端末装置をスイッチ操作で択一的に選択使用可能とす
ること。 【解決手段】複数の異なる通信網と接続可能な電話回線
2と、同電話回線2を利用する端末装置11,12,13との間
に介設し、前記電話回線2を利用しての複数の通信機能
をスイッチ操作により択一的に選択可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各電話会社の電
話回線網を利用する通常の電話機及びファクシミリ、コ
ンピュータネットワークからなる通信網を利用する電話
機、あるいはコンピュータを利用したゲーム機等をスイ
ッチ操作で択一的に選択使用可能とした端末装置の選択
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用料金が安い回線を自動的に選
択する機能、所謂LCR機能を有する電話機やアダプタ
等が知られている。
【0003】また、近年ではコンピュータネットワーク
からなる通信網、所謂インターネットの発展が目覚まし
く、かかるインターネットを使って音声データを通信す
るインターネット電話も開発されている。
【0004】他方、マイクロコンピュータを利用したゲ
ームや、その場で映した写真をシール化する機器がゲー
ムセンター等に設置され人気を博している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記LCR機能は、契
約した電話会社の回線の中から自動的に料金が安い回線
を選択するものであるが、これは、長距離通話などにお
いて古参の電話会社よりも安価に料金設定した新規参入
の電話会社が回線確保するためのものであった。
【0006】今後、インターネット電話等が一般化する
と、全ての電話がインターネットに取って代わるおそれ
があり、LCRの存続は難しい。しかも、かかるLCR
は一般電話に付加された機能であり、公衆電話では電話
会社を選択することはできなかった。
【0007】また、インターネット電話を使う場合は、
通常、パーソナルコンピュータ(以下パソコンという)
を設置し、同パソコンにスピーカーとマイクロフォンを
取付け、さらにインターネット接続用ソフトウェアを組
み込む必要がある。このような準備をした上に、パソコ
ンを使ってインターネット電話を行うことは、一般の
者、特にパソコン操作に不慣れなものには決して容易な
ことではない。
【0008】本発明は、上記課題を解決して、インター
ネット電話を含む電話機やパソコン等の端末装置をスイ
ッチ操作で択一的に選択使用可能とした端末装置の選択
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、複数の異なる通信網と
接続可能な電話回線と、同電話回線を利用する端末装置
との間に介設し、前記電話回線を利用しての複数の通信
機能をスイッチ操作により択一的に選択可能とした。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、複数の
異なる通信網と接続可能な電話回線を利用する端末装置
と、前記電話回線とは独立した電子機器とからなる端末
群に付設して、前記端末装置による電話回線を利用して
の複数の通信機能、及び、前記電子機器の使用をスイッ
チ操作により択一的に選択可能とした。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、前記複
数の通信機能は、少なくとも通話機能とファクシミリ機
能とを含むこととした。
【0012】また、請求項4記載の本発明では、前記端
末装置がコンピュータネットワークからなる通信網と接
続可能で、かつ同通信網を利用して音声通信可能なコン
ピュータ装置若しくは電話機であることとした。
【0013】また、請求項5記載の本発明では、前記端
末装置を複数個備え、少なくともその中の一つがコンピ
ュータネットワークからなる通信網を利用して音声通信
可能なコンピュータ装置若しくは電話機であることとし
た。
【0014】また、請求項6記載の本発明では、独自の
料金体系に基づく料金徴収機能を有する課金装置を備え
ることとした。
【0015】さらに、請求項7記載の本発明では、料金
体系が選択内容に応じて異なることとした。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る端末装置の選択装置
は、複数の異なる通信網と接続可能な電話回線と、同電
話回線を利用する端末装置との間に介設し、前記電話回
線を利用しての複数の通信機能をスイッチ操作により択
一的に選択可能としたものである。
【0017】すなわち、それぞれ料金体系の異なる電話
会社と契約した場合、各電話会社にそれぞれ対応させた
スイッチボタンのワンタッチ操作によって使用者が選択
して通話可能としたものである。
【0018】異なる電話会社というのは、コンピュータ
ネットワークからなる通信網を利用して通話可能とした
所謂インターネット電話を扱うものも含むもので、スイ
ッチボタンの操作によって、通常の電話料金よりもはる
かに安いインターネットを利用しての通話が簡単に行え
るようにしている。
【0019】インターネットを利用する電話は、通常、
使用者は先ず端末となるパソコンにより、電話回線を通
してプロバイダと呼ばれるインターネットサービス会社
を呼び出し、同プロバイダのサーバが前記端末にパスワ
ード等の入力を要求し、パスワードが入力されて契約者
であることを確認すると端末にIPアドレスを割当て
る。
【0020】これにより端末とPPP接続、すなわち、
個人のコンピュータを公衆電話回線を通してインターネ
ットに接続でき、通話先のアドレスを指定する。
【0021】本発明に係る選択装置内にはCPU等を備
えた制御装置が内蔵されており、前記のスイッチボタン
操作でPPP接続までを自動的に完了することができる
ようにしている。
【0022】さらに、通話先のアドレスを、通常の電話
番号と同一のものやあるいはこれに所定の数字や記号等
を付加したものに簡略化することで、インターネット電
話をより簡単に行うことができる。しかも、インターネ
ット電話と一般の通常電話とが、使用者の選択で同一の
端末を通して行える。
【0023】なお、本発明における通信機能とは、当然
ながら通話に限るものではなく、例えば、ファクシミリ
通信、さらにはパソコンと電話回線を利用して文字、図
形、音声等を通信する全てのデータ通信を含み、双方向
性を有するものである。したがって、インターネットに
接続したり、各種のサービス情報を受けたりすることが
可能である。
【0024】また、本発明では、この選択装置を、前記
端末装置と前記電話回線とは独立した電子機器とからな
る端末群に付設して、前記端末装置による電話回線を利
用しての複数の通信機能、及び、前記電子機器の使用を
スイッチ操作により択一的に選択可能とすることもでき
る。
【0025】すなわち、前記端末群には、電話回線と接
続されたパソコンやかかるパソコンを利用したコンピュ
ータゲーム機、またその他に電話回線とは独立したコン
ピュータゲーム機があり、これらに、それぞれ料金体系
の異なる電話会社毎に対応するスイッチボタンや、コン
ピュータを利用したゲーム機に対応するスイッチボタン
を設けた選択装置を付設して、電話やファクシミリ、イ
ンターネット等の通信機能に加え、コンピュータゲーム
もスイッチにより選択して即座に使用できるようにした
ものである。なお、前記ゲーム機は、パソコンに適用可
能なゲームソフトを利用するものでもよい。
【0026】また、前記端末装置を複数個備え、少なく
ともその中の一つがコンピュータネットワークからなる
通信網を利用して音声通信可能なパソコン等のコンピュ
ータ装置、若しくはインターネット電話機であることと
してもよい。
【0027】さらに、かかる選択装置に、独自の料金体
系に基づく料金徴収機能を有する課金装置を備えること
ができる。
【0028】すなわち、公衆化することにより、誰でも
が所要料金を投入することで、インターネットへの参
加、あるいはインターネット電話、あるいは選択した電
話会社の回線利用による電話が可能となり、さらには、
その他のコンピュータゲームを楽しむことができ、設置
者は独自の料金体系に基づく料金をコインで徴収するこ
とにより相応の利益を上げることができる。なお、かか
るコンピュータゲームには、その場で撮影した写真を様
々なフレーム上にプリントしてシール化可能としたもの
や、通信カラオケなども含むものである。
【0029】また、前記した料金体系を選択内容に応じ
て異ならせることができる。すなわち、ゲームの場合の
料金体系では1回につきいくら、通常電話やインターネ
ット電話の場合の各通話料の料金体系では、1分毎にい
くらというように、しかも相手先との距離によって、あ
るいは国際電話であれば国によって異ならせておかなけ
ればならないからである。国毎に料金体系を変える場合
は、国毎の基本料金体系を用意して、国番号がダイヤル
されたときにこれを識別して該当する料金体系に振り分
けるように制御すればよい。
【0030】以上説明してきたように、本発明では、各
電話会社の電話回線網を利用して通常の電話機やファク
シミリやコンピュータネットワークからなる通信網を利
用する電話機、あるいはコンピュータを利用したゲーム
等をスイッチ操作によりワンタッチで択一的に選択使用
することができ、さらに、これを公衆化することができ
る。
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき具体
的に説明する。
【0032】図1は本実施例に係る端末装置の選択装置
Aを適用した通信網を示す説明図、図2は同選択装置A
の説明図である。
【0033】図1中、1は各種端末装置からなる端末群
であり、本実施例では、図2に示すように、端末装置を
パーソナルコンピュータ(以下パソコンという)11、電
話機12、ファクシミリ装置(以下ファックスという)1
3、コンピュータゲーム機14としている。
【0034】図1に示すように、端末群1は各個の電話
回線2に接続されており、各電話回線2は、中継交換機
3を介して電話回線網Nに接続している。なお、電話回
線2は一般加入電話回線でもISDNもよい。
【0035】また、電話回線網Nは、複数の電話会社の
所有する専用電話回線N1〜Nnからなり、本実施例では、
以下、専用電話回線N1をプロバイダと呼ばれるインター
ネットサービス会社(以下プロバイダという)4の専用
電話回線として説明する。
【0036】例えば、ある端末群1を所有するユーザ
が、契約している電話会社のうち、所定の電話会社を指
定する番号を相手先の電話番号入力の前に入力すると、
電話機12から所定の電話会社の電話回線網N2〜Nnを通し
て相手との通話が可能になる。
【0037】ファクス13を使用する場合も同様である。
【0038】また、パソコン11を利用してインターネッ
ト電話を使用する場合、ユーザは先ずパソコン11によ
り、電話回線2を通してプロバイダ4を呼び出し、同プ
ロバイダ4のサーバより要求されるパスワード等の入力
をすると、パソコン11にIPアドレスが割当てられる。
【0039】これによりパソコン11とPPP接続、すな
わち、個人のパソコン11を電話回線2を通してインター
ネットに接続でき、通話先のアドレスを指定することが
できる。この場合のアドレスは、通話する先方の電話番
号等でよい。
【0040】また、前記パソコン11に代えて、インター
ネット専用電話機を用いることもできる。かかるインタ
ーネット専用電話機は、パソコン11のように煩わしいキ
ー操作等を不要としており、通常の電話機のように、テ
ン・キーを操作してアドレス入力を行えるもので、誰で
もが容易にインターネットを介しての通話が可能とな
る。
【0041】上記構成において、本発明の要旨となるの
は、前記電話回線網Nと接続可能な電話回線2を利用す
るパソコン11、電話機12、ファックス13等の端末装置、
さらにこれらに加え、前記加入電話回線2とは独立した
電子機器であるコンピュータゲーム機14等からなる端末
群1に選択装置Aを付設し、前記各種端末装置11,12,13
による電話回線2を利用しての複数の通信機能、及び、
前記コンピュータゲーム機14等の電子機器の使用を、ス
イッチ操作により択一的に選択可能としたことにある。
なお、複数の通信機能とは、パソコン11による通信機能
と電話機12やファックス13の通信機能があり、さらに、
かかる電話機12やファックス13による通信機能におい
て、複数の電話会社の中から任意に会社を選択すること
ができる機能も指す。
【0042】また、当然ながら、この選択装置Aは、必
ずしも前記コンピュータゲーム機14等のような電話回線
2とは独立した電子機器が含まれる端末群1に付設され
るものに限定する必要はなく、電話回線2と同回線2を
利用する各種端末装置11,12,13の間にのみ介設されるも
のであってもよい。
【0043】図2に示すように、選択装置Aには、押し
ボタン式の選択スイッチ部5、及びCPUやモデムやA
/D、D/A変換器、DSU及びアナログポートを有す
るTA(ターミナルアダプタ)等を具備する制御部6を
設けており、同制御部6に切替部7を接続して、前記選
択スイッチ部5の操作によって各種端末装置11,12,13や
コンピュータゲーム機14等を択一的に選択することがで
きるようにしている。
【0044】50は表示部であり、選択内容等が表示され
るものである。また、時刻や使用時間表示も行うことが
でき、液晶パネル等で形成されている。
【0045】例えば、使用者が選択スイッチ部5を操作
してパソコン11を選択すると、選択装置Aは電話回線2
をプロバイダ4の専用電話回線N1と接続し、インターネ
ットへの接続を可能とする。また、パソコン11に代えて
インターネット専用電話機を用いても前記同様に接続さ
れ、インターネット電話の使用ができる。
【0046】また、通常の電話機12やファックス13を選
択する場合、各電話会社毎に選択スイッチ部5が設けら
れており、各電話会社の所有する専用電話回線Nnの中か
ら択一的に選択して通話やファックス送信を行うことが
できる。
【0047】さらに、選択スイッチ部5を操作して、電
話回線2とは独立したコンピュータゲーム機14を選択す
ると、電源供給を開始して使用可能となる。
【0048】上記した選択装置Aは、電話機に一体的に
組み込むことができる。
【0049】図4に示したものは、電話機内部に選択装
置Aを組み込んだ選択機能付電話Bであり、本体B1の表
面に選択スイッチ部5を設けている。12a は受話器、12
b はダイヤル用テン・キーである。
【0050】かかる選択機能付電話Bは、従来のLCR
付電話機とは異なり、選択スイッチ部5の任意の選択に
よって、インターネット電話を含む契約した異なる電話
会社の各専用電話回線N1〜Nnを適宜使用可能となってい
る。
【0051】すなわち、使用者が選択スイッチ部5を操
作してインターネット電話を選択すると、内蔵された選
択装置Aが電話回線2をプロバイダ4の専用電話回線N1
と接続し、インターネットへの接続を可能とする。
【0052】このように、本選択機能付電話Bを使用す
れば、料金の安いインターネット電話も煩わしい操作が
不要で誰でも簡単に使用することができる。
【0053】また、本発明に係る選択装置Aには課金機
能を付加することができる。すなわち、図2に示すよう
に、選択スイッチ部5に並設してコイン投入口80を設け
た課金装置8を設けて、前記各端末装置11,12,13やコン
ピュータゲーム機14の使用を時間単位、あるいは利用回
数単位で有料化するものである。
【0054】選択装置Aに課金機能を付加した課金装置
8は、図3に示すように、課金ボックス81とコインタイ
マ82とが接続された一体構成としており、コインタイマ
82は前記制御部6に接続している。
【0055】また、かかる課金装置8は、図5及び図6
に示すように、課金ボックス81とコインタイマ82とをケ
ーシングC中にコンパクトに一体化して構成することが
できる。図4は課金装置8の正面図、図5は同背面図で
ある。
【0056】図4に示すように、正面パネルC1にコイン
投入口80と選択スイッチ部5を設けるとともに、図5に
示すように、背面パネルC2にACコンセント部83を設けて
いる。84は課金装置8へ電力を供給するためのプラグで
ある。
【0057】前記コイン投入口80に硬貨を投入され、内
蔵された課金ボックス81内に収納されると、選択スイッ
チ5の各スイッチ5a,5b,5cに設けたランプ5a',5b',5c'
が点灯し、その点灯時間中に所望する通信機能を選択す
ることができるように構成されている。そして、各スイ
ッチ5a,5b,5cが選択操作されると、選択されたスイッチ
に対応するACコンセント部83の一つに給電が行われ、選
択した通信機能を所定時間利用できるようにしている。
【0058】そして、投入した金額に相当する利用時間
の終了間際には、再度ランプが点滅し、硬貨を追加すれ
ばさらに所定時間、利用時間が延長される。なお、課金
装置8には所定枚数まで硬貨の保留を可能にしておき、
それ以上の硬貨は別途設ける返却口より返却されるよう
にしておくと使い勝手がよい。
【0059】なお、図5及び図6の課金装置8では、選
択スイッチ部5をパソコン11を利用する第1のスイッチ
5aと、一般電話機12を使用する第2のスイッチ5bと、フ
ァックス13を使用する第3のスイッチ5cとの三つのボタ
ンのみで構成したものとしているが、選択スイッチ部5
のボタンスイッチ数は必要に応じて適宜増設することが
できる。あるいは、各ボタンに複数の切替先を設定し、
例えば、第1のスイッチ5aを押すと、予め指定された電
話会社による電話利用とファックス13とが利用できた
り、第2のスイッチ5bを押すと、インターネット電話や
その他のインターネット使用ができたり、第3のスイッ
チ5cを押すと、コンピュータゲーム機14を使用できたり
というようにすることもできる。図5中、5dはキャンセ
ルスイッチ、85は使用不可のメッセージランプである。
【0060】また、上記課金装置8は、選択された通信
機能それぞれに対応する異なった料金体系を備えてい
る。
【0061】かかる料金体系は、例えば、第1のスイッ
チ5aでは、100 円での利用単位時間を5分、第2のスイ
ッチ5bでは8分、第3のスイッチ5cでは7分というよう
に、設置者が任意に設定可能としている。
【0062】また、硬貨投入後、例えば30秒間はサービ
スタイムとし、この時間内であれば選択スイッチ部5の
選択やり直しもできるようにしておくことが可能であ
る。なお、このサービスタイム中は課金しないものとす
る。
【0063】また、例えばコンピュータゲーム機14を使
用可能とし、これを第3のスイッチ5cにより選択するよ
うにした場合、同スイッチ5cの選択に対しては時間単位
でなく一回毎の利用料金を設定しておき、その金額が課
金装置8に投入されるとこれに対応するACコンセント部
83に給電されるようにすることができる。
【0064】さらに、国際電話等を行う場合は、国毎に
料金体系を変えることができる。この場合は、ダイヤル
された国番号を制御部6が識別して、その国に応じた料
金体系となるようにコインタイマ82を制御するようにす
るとよい。
【0065】図7に、本発明に係る端末装置の選択装置
Aを具備した有料通信装置Dの一例を示している。
【0066】有料通信装置Dは、箱状の装置本体D1内
に、端末装置の選択装置Aを内蔵するとともに、パソコ
ン11を具備しており、駅やデパートやホテル等をはじめ
として如何なる場所へも設置可能としている。
【0067】装置本体D1の上部にパソコン11のディスプ
レイ11a を設け、その下方にキーボード11b を配設して
いる。また、装置本体D1の上部で、前記ディスプレイ11
a に隣接して、前記したように、選択装置Aに課金機能
が付加された課金装置8を取付けており、さらに、同課
金装置8の下方に電話機12を設けている。
【0068】かかる有料通信装置Dは、前記したよう
に、駅やデパートやホテル、あるいはゲームセンター
等、人の集まる場所に設置しておくことができ、公衆電
話と同じような感覚で、インターネット電話を含むイン
ターネットへのアクセスが簡便に行え、また、同時にフ
ァックスの使用もでき、さらに、コンピュータゲームを
楽しむことができる。
【0069】なお、有料通信装置Dの形状やその他構成
要素のレイアウト等は上記したものに限定されるもので
はない。
【0070】また、図8に、端末装置の選択装置Aを具
備した有料電話機Eを示した。
【0071】これは、本体部E1に前記の課金装置8と受
話器12' とを備えている。本有料電話機Eは、選択スイ
ッチ5の操作により、一般電話の他にインターネット電
話の利用ができるもので、インターネット電話を選択す
れば、本体部E1内に収納した選択装置Aは本有料電話機
Eが接続されている電話回線2をプロバイダ4の専用電
話回線N1と接続し、インターネットへの接続を自動的に
行うものである。当然ながら、インターネット電話を選
択するには、予め設定された料金を課金装置8に投入し
なければならない。そして、単位時間毎に料金投入を促
すランプ点滅、もしくは音を発するように構成されてい
る。E2は硬貨返却口である。
【0072】かかる有料電話機Eを現在の公衆電話同様
に各所に設置すれば、外出先等から料金の安いインター
ネット電話をいつでも利用することができる。なお、こ
の有料電話機Eについても、その形状等は図示したもの
に限らず、自由に決定することができる。
【0073】また、有料電話機Eにインターネット専用
マイクロコンピュータを内蔵させておき、これを一般テ
レビと接続してモニター代わりに使用することもでき
る。すなわち、ホテルなどに設置する場合であれば、本
有料電話機Eの側にテレビを装置しておけば、電話機で
ありながら、簡単にインターネットと接続してモニター
を見ながら様々な検索や情報交換等が可能となるので、
ホテルとしてサービスの向上にもつながる。
【0074】ところで、上記の実施例における課金装置
8は、硬貨を使用するものとして説明したが、カードリ
ーダを設け、ICカード、プリペイドカード、あるい
は、専用カード等を使用できるようにして、キャッスレ
ス化を図ることができる。
【0075】カード使用を可能とすれば、設置者側から
すれば硬貨の回収や集計等の手間が省けるとともに、使
用者側にとっても利用しやすく、しかも、ホテルなどで
あれば、宿泊代金を含むホテル内の全ての有料サービス
とカードを共通化するなどして、業務上の省力化及び顧
客へのサービス向上を図ることができる。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、複数
の異なる通信網と接続可能な電話回線と、同電話回線を
利用する端末装置との間に介設し、前記電話回線を利用
しての複数の通信機能をスイッチ操作により択一的に選
択可能としたことにより、それぞれ料金体系の異なる電
話会社の中から希望する会社を介しての通話や、通話の
他にファックスの利用等が簡単な選択操作で同一の端末
を通して行うことができることになり、利便性が高い。
【0077】請求項2記載の本発明では、複数の異な
る通信網と接続可能な電話回線を利用する端末装置と、
前記電話回線とは独立した電子機器とからなる端末群に
付設して、前記端末装置による電話回線を利用しての複
数の通信機能、及び、前記電子機器の使用をスイッチ操
作により択一的に選択可能としたので、前記の効果に
加え、例えばコンピュータゲーム機等も同じ場所におい
て楽しむことができる。
【0078】請求項3記載の本発明では、前記複数の
通信機能は、少なくとも通話機能とファクシミリ機能と
を含むこととしたので、前記、の効果に加え、一般
家庭やオフィス等に設置すればきわめて利便性が高くな
り、また、料金の安い電話会社を自由に選択することが
できるので経済性が高い。
【0079】請求項4記載の本発明では、前記端末装
置がコンピュータネットワークからなる通信網と接続可
能で、かつ同通信網を利用して音声通信可能なコンピュ
ータ装置若しくは電話機であることとしたので、一般電
話に加え、料金の安いインターネット電話による通話も
簡単に行えることになり、経済性がより高まる。
【0080】請求項5記載の本発明では、前記端末装
置を複数個備え、少なくともその中の一つがコンピュー
タネットワークからなる通信網を利用して音声通信可能
なコンピュータ装置若しくは電話機であることとした。
したがって、例えば、インターネット専用電話とパソコ
ンとを別々に備えたりすることができ、通信機能の選択
幅を拡げることができる。
【0081】請求項6記載の本発明では、独自の料金
体系に基づく料金徴収機能を有する課金装置を備えるこ
ととしたことにより、公衆電話のように、誰でも簡単に
パソコンを使用したり、インターネットにアクセスした
り、あるいはインターネット電話や一般電話の利用が行
える。
【0082】請求項7記載の本発明では、料金体系が
選択内容に応じて異なることとしたので、設置者の利益
確保ができることは当然として、使用者に選択内容によ
って不公平感を与えることがなく、利用するのに抵抗が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る端末装置の選択装置を適用した通
信網を示す説明図である。
【図2】同選択装置の説明図である。
【図3】選択装置に課金機能を不可した課金装置の説明
図である。
【図4】選択装置を具備する電話機の説明図である。
【図5】課金装置の正面図である。
【図6】同背面図である。
【図7】課金装置を具備する有料通信装置の説明図であ
る。
【図8】課金装置を具備する有料電話機の説明図であ
る。
【符号の説明】
A 選択装置 B 選択機能付電話 D 有料通信装置 E 有料電話機 N 電話回線網 1 端末群 2 電話回線 8 課金装置 11 パソコン 12 電話機 13 ファックス 14 コンピュータゲーム機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる通信網と接続可能な電話回
    線と、同電話回線を利用する端末装置との間に介設し、
    前記電話回線を利用しての複数の通信機能をスイッチ操
    作により択一的に選択可能としたことを特徴とする端末
    装置の選択装置。
  2. 【請求項2】 複数の異なる通信網と接続可能な電話回
    線を利用する端末装置と、前記電話回線とは独立した電
    子機器とからなる端末群に付設して、前記端末装置によ
    る電話回線を利用しての複数の通信機能、及び、前記電
    子機器の使用をスイッチ操作により択一的に選択可能と
    したことを特徴とする端末装置の選択装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信機能は、少なくとも通話機能
    とファクシミリ機能とを含むことを特徴とする請求項1
    又は2記載の端末装置の選択装置。
  4. 【請求項4】 端末装置がコンピュータネットワークか
    らなる通信網と接続可能で、かつ同通信網を利用して音
    声通信可能なコンピュータ装置若しくは電話機であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれに記載の端末装置
    の選択装置。
  5. 【請求項5】 端末装置を複数個備え、少なくともその
    中の一つがコンピュータネットワークからなる通信網を
    利用して音声通信可能なコンピュータ装置若しくは電話
    機であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の端末装置の選択装置。
  6. 【請求項6】 独自の料金体系に基づく料金徴収機能を
    有する課金装置を備えることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の端末装置の選択装置。
  7. 【請求項7】 料金体系が選択内容に応じて異なること
    を特徴とする請求項6記載の端末装置の選択装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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