JP2003174183A - 集光型太陽光発電装置 - Google Patents

集光型太陽光発電装置

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JP2003174183A
JP2003174183A JP2001374352A JP2001374352A JP2003174183A JP 2003174183 A JP2003174183 A JP 2003174183A JP 2001374352 A JP2001374352 A JP 2001374352A JP 2001374352 A JP2001374352 A JP 2001374352A JP 2003174183 A JP2003174183 A JP 2003174183A
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seat plate
power generation
generation device
light
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Kenji Araki
建次 荒木
Hisafumi Uozumi
久文 魚住
Masashi Yamaguchi
真史 山口
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Daido Steel Co Ltd
Toyota Gauken
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Daido Steel Co Ltd
Toyota Gauken
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造により集光型太陽電池セルを好適
な温度範囲に維持する集光型太陽光発電装置を提供す
る。 【解決手段】 座板30の上面30aに、太陽光に含ま
れる拡散光による座板30の温度上昇を抑制する為の表
面処理例えば鏡面処理等が施され、且つ、上面30aと
平行を成す座板30の下面30bに、効率的な放熱をお
こなう為の表面処理例えば着色処理等が施されている
為、かかる簡単な構造により、集光型太陽電池セル32
を好適な温度範囲に維持する集光型太陽光発電装置10
を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集光した太陽光の
光エネルギーを集光型太陽電池セルによって電気エネル
ギーに変換する集光型太陽光発電装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】集光した太陽光の光エネルギーを集光型
太陽電池セルによって電気エネルギーに変換する集光型
太陽光発電装置が知られている。かかる集光型太陽光発
電装置では、太陽光の照射する一面に太陽電池セルを敷
き詰める代わりに、その面に入射する太陽光を集光鏡や
集光レンズ等の一次光学系を用いて集光型太陽電池セル
の受光面に照射して太陽光発電をおこなうものであり、
太陽電池セルの材料にかかるコストが集光器、支持台、
追尾装置等のコストに置換されることにより、集光型太
陽光発電装置全体としての低コスト化が期待できる。
【0003】一般に、化合物半導体を用いた太陽電池セ
ルを備えた太陽光発電装置では、低コスト化および高効
率化の要請から集光型太陽光発電装置の形態をとる。化
合物半導体を用いた集光型太陽電池セルは、集光に伴う
温度上昇による変換効率の低下がシリコン系半導体を用
いた集光型太陽電池セルよりも少なく、約1000倍の
高集光動作も可能とされる。かかる化合物半導体を用い
た集光型太陽電池セルに関して、中心波長が異なる複数
種類の吸収波長帯をそれぞれ有する接合部を厚み方向に
備えた多接合セルの実用化に向けて開発が進められてい
る。単一の吸収波長帯を有する接合部を備えた単一接合
セルでは、変換効率26〜28%が限度であるが、多接
合セルでは30%を超える変換効率が期待されており、
そのような多接合セルを備えた集光型太陽光発電装置の
一例として、GaAsヘテロフェイスセルを備え、AM
(エアマス:標準状態の大気に垂直に入射した太陽直達
光が通過した路程の長さをAM1.0としてそれに対す
る倍率)1.5の205倍集光で効率29.2%を実現
した集光型太陽光発電装置がVarian社から報告さ
れている。
【0004】上記集光型太陽光発電装置の構成例とし
て、一端面が開口するケースと、そのケースの開口に嵌
め付けられた一次光学系とを備え、半導体製本体の下面
に金属箔が固着された集光型太陽電池セルが前記ケース
に備えられた座板(ベースプレート)に固設された集光
型太陽光発電装置が知られている。そのように構成され
た集光型太陽光発電装置では、一次光学系である非結像
系フレネルレンズにより集光された太陽光が集光型太陽
電池セルの受光面に射出されることにより、その集光型
太陽電池セルによって太陽光の光エネルギーが電気エネ
ルギーに変換されて電力が出力される。
【0005】上述のような集光型太陽光発電装置は、集
光により集光型太陽電池セルが不可避的に加熱され、そ
の結果として過度に加熱された集光型太陽電池セルで
は、変換効率が一割程度も低下するという不具合を生じ
させるものであり、かかる不具合を解消する為に集光型
太陽電池セルを好適な温度範囲に維持する様々な冷却器
が開発されている。例えば、特開昭59−40589号
公報に記載されている水冷パイプ、特開平11−284
217号公報に記載されている放熱フィン、あるいは米
国特許5,498,297号に開示されているヒートシ
ンク(heatsink:放熱板)等である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術は、集光型太陽電池セルを好適な温度範囲に維持する
効果を奏する一方で、何れも複雑な構造あるいは過大な
重量を有するものである為に実用には適さなかった。ま
た、太陽光は入射方向に平行に到達する平行光の他に、
晴天時で約15%、曇で約80%の拡散光を含んでお
り、そのような拡散光は集光型太陽電池セルの受光面に
は集光させられずに座板に照射されることにより、上記
座板の温度を上昇させ、放熱性能を低下させる原因とな
っていた。また、追尾装置の追尾が若干ずれた場合にも
同様の不具合を生じさせるものであった。
【0007】本発明は、以上の事情を背景として為され
たものであり、その目的とするところは、簡単な構造に
より集光型太陽電池セルを好適な温度範囲に維持する集
光型太陽光発電装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明の要旨とするところは、集光型太陽電池セル
と、その集光型太陽電池セルを固設する為の座板と、そ
の集光型太陽電池セルの受光面に太陽光を集光する為の
一次光学系とを備えた集光型太陽光発電装置であって、
前記座板は、前記集光型太陽電池セルが固設される上面
と、その上面と平行を成す下面とで、それぞれ異なる表
面処理が施されたものであることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の効果】このようにすれば、その上面に拡散光に
よる座板の温度上昇を抑制する為の表面処理が施され、
且つ、その上面と平行を成す下面に効率的な放熱をおこ
なう為の表面処理が施された座板を用いるといった簡単
な構造により、前記集光型太陽電池セルを好適な温度範
囲に維持する集光型太陽光発電装置を提供することがで
きる。
【0010】
【発明の他の態様】ここで、前記座板は、好適には、そ
の上面に鏡面処理が施されたものである。このようにす
れば、鏡面処理が施された座板の上面により太陽光に含
まれる拡散光が反射させられる為、座板の温度上昇を効
率的に抑制することができる。
【0011】また、前記座板は、好適には、その下面に
着色処理が施されたものである。このようにすれば、着
色処理が施された座板の下面から熱輻射により効率的な
放熱をおこなうことができ、その結果として前記集光型
太陽電池セルの温度を好適に維持することができる。
【0012】また、前記座板は、好適には、その上面側
であって前記集光型太陽電池セルの受光面に向かう太陽
光を遮らない位置に、その座板と熱的に絶縁された遮光
板が備えられたものである。ここで、熱的に絶縁とは完
全絶縁を示すものではなく、座板および遮光板の相互間
での熱干渉が実質上無視できる程度に小さいことを意味
する。このようにすれば、前記座板と熱的に絶縁された
遮光板により太陽光に含まれる拡散光が遮断あるいは反
射させられる為、座板の温度上昇を効率的に抑制するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。尚、以下の説明に用いる図面に関し
て、各部の寸法比等は必ずしも正確には描かれていな
い。
【0014】図1は、本発明の一実施例である集光型太
陽光発電装置10が用いられる太陽光追尾装置12の斜
視図である。図1に示す太陽光追尾装置12は、本発明
の一実施例の集光型太陽光発電装置10と、その集光型
太陽光発電装置10を垂直軸心および水平軸心まわりに
回転可能に支持し、その集光型太陽光発電装置10が太
陽に対向した姿勢に維持されるように、その集光型太陽
光発電装置10を上記垂直軸心および水平軸心まわりに
回転駆動する垂直軸駆動装置14および水平軸駆動装置
16と、上記集光型太陽光発電装置10の一側面に固設
された太陽位置センサ18とを有し、太陽に常時対向で
きるようにその太陽の位置を追尾するようになってい
る。上記垂直軸駆動装置14は、上方へ突き出す垂直軸
心まわりに回転可能な垂直軸20と、その垂直軸20に
固定され、集光型太陽光発電装置10を水平軸心まわり
に回転可能に支持する為のU字状アーム22とを備えて
いる。上記水平軸駆動装置16は、そのU字状アーム2
2の一端部に設けられ、上記集光型太陽光発電装置10
を支持する水平軸24に直接あるいは簡単な減速装置を
介して間接的に連結された図示しない出力軸を備えてい
る。
【0015】図2は、本実施例の集光型太陽光発電装置
10の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)の一点鎖線で切断して示す概略断面図である。こ
の図に示すように、上記集光型太陽光発電装置10は、
例えばプラスチック素材等により形成された一端面が開
口するケース26と、一次光学系として機能する為にそ
のケース26の開口に嵌め付けられた非結像系フレネル
レンズ28と、上記ケース26の底部に設けられた座板
30と、上記非結像系フレネルレンズ28の集光位置で
あるケース26の底面すなわち座板30上に設置された
集光型太陽電池セル32および二次光学系として機能す
る筒型反射鏡34を備えている。
【0016】上述のように構成された集光型太陽光発電
装置10では、図2(b)に二点鎖線で示すように、非
結像系フレネルレンズ28により集光された太陽光が、
筒型反射鏡34を通過して集光型太陽電池セル32の受
光面40に照射されると、その集光型太陽電池セル32
により太陽光発電がおこなわれ、電力が出力されるよう
になっている。この集光型太陽光発電装置10では、非
結像系フレネルレンズ28が用いられることにより、太
陽に向かう方向に対して所定の角度範囲内であれば、非
結像系フレネルレンズ28による集光型太陽電池セル3
2の集光光強度を一定にすることができるようになって
いる。
【0017】図3は、前記集光型太陽電池セル32の構
造を説明する構造図である。この図に示すように、本実
施例に用いられる集光型太陽電池セル32は、例えば、
吸収波長帯が異なる複数種類のpn接合が積層された多
接合型構造を備えたものであり、p型Ge基板44の上
部が不純物拡散などによってn型とされることによりp
n接合が形成された底部接合層46と、0.1μm程度
のn+−GaAs層およびn+−(In)GaAs層から
順次構成され、上記Ge基板上に積層されたバッファ層
48と、n++−InGaP層およびp++−AlGaAs
層から順次構成され、上記バッファ層48上に積層され
た第1トンネル層50と、p+−InGaP層、p−
(In)GaAs層、n+−(In)GaAs層、n+
AlInP層から順次構成されることによりpn接合が
形成された中間部接合層52と、n++−InGaAs層
およびp++−AlGaAs層から順次構成され、上記中
間部接合層52上に積層された第2トンネル層54と、
p−AlInP層、p−InGaP層、n+−InGa
P層、n+−AlInP層から順次構成されることによ
りpn接合が形成された上部接合層56とを備えてい
る。また、集光型太陽電池セル32の下面には下部電極
58が、上面には受光面40を除く部分に上部電極42
が固着されている。上記上部電極42と上部接合層56
のn+−AlInP層との間には、例えばn+−(In)
GaAsから成るコンタクト層60が設けられており、
上部接合層56のn+−AlInP層の露出面には反射
防止膜62が設けられている。なお、図3において[]
内に示されている物質は、半導体型を設定するために拡
散或いはイオン注入された不純物である。
【0018】上記底部接合層46、中間部接合層52、
および上部接合層56にそれぞれ設けられているpn接
合は、電気的に直列に接続されるとともに、中心波長が
相互に異なる吸収波長帯を備えており、例えば波長30
0〜600(nm)の青色光を上部接合層56が、波長
600〜1000(nm)の黄色光を中間部接合層52
が、波長1000〜1800(nm)の赤色光を底部接
合層46がそれぞれ吸収することにより、太陽光の波長
帯のうち吸収波長帯を広域として高い変換効率が得られ
るようになっている。
【0019】図4は、本実施例に用いられる筒型反射鏡
34を示す斜視図であり、図5は、その筒型反射鏡34
を固設した集光型太陽光発電装置10における集光型太
陽電池セル32の近傍を、集光型太陽電池セル32の受
光面40に略垂直な平面で切断して示す断面図である。
図4に示すように、本実施例に用いられる筒型反射鏡3
4は、受光部を成す上部開口34aと出光部を成す下部
開口34bの2箇所の開口を有する筒状の六面体であ
り、下部開口34bの一辺から前記座板30に固定する
為の固定代34cが延びている。この筒型反射鏡34の
内壁面は反射率が95%程度の鏡面とされている。かか
る筒型反射鏡34は、図5においては図示しない固定代
34cによって座板30に固定されている。
【0020】上記筒型反射鏡34は、前述のように二次
光学系として機能する。すなわち、一次光学系である非
結像系フレネルレンズ28によって集光された太陽光の
一部が上記筒型反射鏡34の内壁面により反射させられ
て集光型太陽電池セル32の受光面40に照射させられ
ることにより、一次光学系により生じる色収差が是正さ
れ、集光型太陽電池セル32の変換効率が向上する。ま
た、前記太陽光追尾装置12の追尾が若干ずれた場合に
も集光型太陽電池セル32の受光面40に集光された太
陽光を照射することができる為、集光された太陽光が受
光面40をはずれて座板30上に照射されることによ
り、座板30の上面に設けられた配線等の劣化を防止す
る。
【0021】本実施例の集光型太陽光発電装置10にお
いて、前記座板30は、例えばアルミニウムを主成分と
する金属(以下の説明では、これをアルミニウム合金と
呼ぶ)等により例えば3(mm)程度の厚みを備えた板
状に形成され、前記集光型太陽電池セル32が固設され
る上面30aと、その上面30aと平行を成す下面30
bとで、それぞれ異なる表面処理が施されたものであ
る。すなわち、その上面30aに、例えばバフ研磨後に
5(μm)程度の白色アルマイト被膜を形成させるとい
った鏡面処理が施されることにより、反射率91%程度
の鏡面とされ、また、その下面30bに、塗装、着色ア
ルマイト処理、有色樹脂のラミネート、あるいは黒クロ
ム鍍金等の着色処理が施されることにより、例えば黒
色、茶色、あるいは暗緑色等に着色されたものである。
【0022】本実施例の座板30は、集光型太陽電池セ
ル32を固定する為のベースプレートとしてのみなら
ず、集光型太陽電池セル32を好適な温度範囲に維持す
る放熱器としての機能も有するものであり、本実施例の
集光型太陽光発電装置10には、例えば放熱フィンある
いはヒートシンク等といった別体の放熱器は設けられて
いない。これは、座板30を上述のように構成すること
で、座板30に十分な放熱性能を付与することができる
からである。すなわち、座板30を放熱器として考えた
ときに、集光型太陽電池セル32の放熱を阻害する要因
のひとつとして、太陽光に含まれる拡散光が集光型太陽
電池セル32の受光面40に集光させられずに、座板3
0の上面30aに照射させられることにより、座板30
が加熱させられるということがあったが、本実施例のよ
うに、座板30の上面30aが鏡面とされることによ
り、図5に示すように、上記拡散光は座板30の上面3
0aによってそのほとんどが反射させられ、非結像系フ
レネルレンズ28を経由して外部へと放射させられるの
で、上記拡散光による座板30の温度上昇を好適に抑制
できる。また、座板30の下面30bを上述のように黒
色、茶色、あるいは暗緑色等の明度が低い色彩に着色す
ることにより、座板30の下面30bから熱輻射による
放熱が効率的におこなわれ、上面30aの表面処理によ
って得られる効果と相俟って、集光型太陽電池セル32
を好適な温度範囲に維持することができるのである。
【0023】本発明者等は、本発明の効果を検証する為
に、本実施例の座板30として、上面30aに鏡面仕上
げ処理が施され、下面30bに黒色塗装が施された厚さ
3(mm)のアルミニウム合金板である実施例試料と、
従来技術の座板30として、両面無加工である厚さ3
(mm)のアルミニウム合金板である比較例試料1と、
両面無加工である厚さ0.8(mm)のSUS304板
である比較例試料2と、上面30aに鏡面仕上げ処理が
施され、下面30bが無加工である厚さ3(mm)のア
ルミニウム合金板である比較例試料3と、上面30aが
無加工であり、下面30bに黒色アルマイト処理が施さ
れた厚さ3(mm)のアルミニウム合金板である比較例
試料4を用意し、それぞれの座板上に10(mm)×4
8(mm)の受光面を備えたシリコン系集光型太陽電池
セルを24個直列接続させたものを固着させ、20倍集
光のフレネルレンズを備えた集光型太陽光発電装置に用
いて発電試験をおこなった。8月28日名古屋市(晴
天)にて日の出より追尾を自動開始し、地軸に平行な追
尾軸にて一軸方向で追尾し、正午の時点で太陽電池セル
の温度(℃)、開放電圧(V)、および変換効率(%)
を測定した結果を以下に示す。
【0024】 [試験結果] 温度(℃) 開放電圧(V) 変換効率(%) 実施例試料 45 16.0 15.2 比較例試料1 80 13.6 13.5 比較例試料2 87 13.0 13.1 比較例試料3 57 15.2 14.7 比較例試料4 51 15.6 15.0
【0025】上記試験結果によれば、本実施例の座板3
0を備えた集光型太陽光発電装置10は、集光型太陽電
池セル32の温度、開放電圧、および変換効率の全てに
関して、従来技術による座板を備えた集光型太陽光発電
装置に比べて優れた結果を与えるものであることがわか
る。
【0026】このように、本実施例によれば、その上面
30aに拡散光による座板30の温度上昇を抑制する為
の表面処理が施され、且つ、その上面30aと平行を成
す下面30bに効率的な放熱をおこなう為の表面処理が
施された座板30を用いるといった簡単な構造により、
前記集光型太陽電池セル32を好適な温度範囲に維持す
る集光型太陽光発電装置10を提供することができる。
【0027】また、本実施例の座板30は、好適には、
その上面30aに鏡面処理が施されたものである為、鏡
面処理が施された座板30の上面30aにより太陽光に
含まれる拡散光が反射させられ、座板30の温度上昇を
効率的に抑制することができる。
【0028】また、本実施例の座板30は、好適には、
その下面30bに着色処理が施されたものである為、着
色処理が施された座板30の下面30bから熱輻射によ
り効率的な放熱をおこなうことができ、その結果として
前記集光型太陽電池セル32の温度を好適に維持するこ
とができる。さらに、原野や遊休地に集光型太陽光発電
装置10を配置する際に、周囲の植生の景観を損なうこ
とがないという利点もある。
【0029】次に、本発明の他の実施例である集光型太
陽光発電装置70について説明する。尚、以下の説明に
おいて前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0030】図6は、本発明の他の実施例である集光型
太陽光発電装置70の構成を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は(a)の一点鎖線で切断して示す概略断
面図である。この図に示すように、集光型太陽光発電装
置70は、座板30の上面30a側すなわち前記集光型
太陽電池セル32が固設される側であって、前記集光型
太陽電池セル32の受光面40に向かう太陽光を遮らな
い位置に、例えば熱伝導率が低い合成樹脂72によっ
て、座板30と熱的に絶縁されて固設された遮光板74
が備えられたものである。ここで、熱的に絶縁とは完全
絶縁を意味するものではなく、例えば座板30および遮
光板74の相互間での熱干渉が実質上無視できる程度に
小さいことを示し、以下の説明においても同様の意味で
用いる。かかる遮光板74は、例えば、その片面が反射
率91%程度の鏡面とされる鏡面処理が施されたもので
あり、鏡面側が拡散光の照射される側となるように設置
されたものである。
【0031】図7は、上記集光型太陽光発電装置70に
おける集光型太陽電池セル32の近傍を、集光型太陽電
池セル32の受光面40に略垂直な平面で切断して示す
断面図である。本実施例の集光型太陽光発電装置70で
は、上記遮光板74の上面が鏡面とされることにより、
図7に示すように、前記拡散光は遮光板74の上面によ
ってそのほとんどが反射させられ、非結像系フレネルレ
ンズ28を経由して外部へと放射させられる。さらに、
上記遮光板74は、合成樹脂72によって座板30と熱
的に絶縁されて固設されている為、座板30の温度上昇
をさらに好適に抑制することができ、結果として集光型
太陽電池セル32を好適な温度範囲に維持することがで
きるのである。
【0032】このように、本実施例の座板30は、その
上面30a側であって前記集光型太陽電池セル32の受
光面40に向かう太陽光を遮らない位置に、その座板3
0と熱的に絶縁された遮光板74が備えられたものであ
る為、遮光板74により太陽光に含まれる拡散光が反射
させられるので、座板30の温度上昇を効率的に抑制す
ることができる。
【0033】続いて、本発明のさらに別の実施例である
集光型太陽光発電装置80について説明する。
【0034】図8は、本発明のさらに別の実施例である
集光型太陽光発電装置80が用いられる太陽光追尾装置
82の斜視図である。この図8に示すように、太陽光追
尾装置82は、長手状の線集光型太陽光発電装置である
複数本(本実施例では3本)の集光型太陽光発電装置8
0と、その複数本の集光型太陽光発電装置80をそれぞ
れの両端で保持固定する外枠84と、その外枠84に固
設されて太陽の位置を感知する太陽位置センサ86と、
上記外枠84を垂直軸心および水平軸心まわりに回転可
能に支持し、上記集光型太陽光発電装置80が常に太陽
に対向する姿勢に維持されるように上記垂直軸心および
水平軸心まわりに回転駆動する図示しない追尾機構と、
その追尾機構に接続された支柱88とを備えて構成され
ており、太陽に常時対向できるようにその太陽の位置を
追尾することで、効率的な太陽光発電をおこなうことが
可能とされている。
【0035】図9は、上記集光型太陽光発電装置80の
構成を説明する概略図である。集光型太陽光発電装置8
0は、例えば熱伝導性の低い合成樹脂等から形成され、
部分円筒面側が部分円筒状に開口するケース90と、一
次集光装置として機能するためにそのケース90の開口
に複数個のレンズ片が嵌め付けられて全体として部分円
筒状を成す非結像系フレネルレンズ92と、その非結像
系フレネルレンズ92の集光位置であるケース90の底
面に固設された座板94と、その座板94の上面94a
において重ねられた状態で配置された二次集光レンズ9
6および集光型太陽電池セル100とを有し、図9の1
点鎖線に示すように、集光型太陽電池セル100に対し
て二次集光レンズ96を通して太陽光が集光されると、
その集光型太陽電池セル100から発電された電力が出
力されるようになっている。また、上記ケース90は、
扇形の断面形状を有する扇形部90aと、集光型太陽電
池セル100の受光面102と略平行な平面部90b
と、上記座板94に固着される接続部90cとを備えて
構成されており、上記平面部90b内側の表面には太陽
光を反射する為の反射シート98が貼り付けられてい
る。さらに、上記座板94は、アルミニウム合金等によ
り例えば3(mm)程度の厚みを備えた板状に形成さ
れ、その上面94aに、例えばバフ研磨後に5(μm)
程度の白色アルマイト被膜を形成させるといった鏡面処
理が施されることにより、反射率91%程度の鏡面とさ
れ、また、その下面94bに、塗装、着色アルマイト処
理、有色樹脂のラミネート、あるいは黒クロム鍍金等の
着色処理が施されることにより、例えば黒色、茶色、あ
るいは暗緑色等に着色されたものである。
【0036】上記集光型太陽電池セル100は、例えば
図10に示すように長手板状を成している。その集光型
太陽電池セル100の受光面102には、長手方向にお
いて一定の間隔を隔てて短辺方向(幅方向すなわちy方
向)に平行に配置された多数本の比較的細い櫛型電極1
04と、受光面102の長手方向(x方向)の側縁すな
わち長辺に沿った側縁において上記櫛型電極104に接
続された状態で設けられた比較的太い1対のバスバー
(集電電極)106とが形成されている。これら櫛型電
極104およびバスバー106は、上記集光型太陽電池
セル100の受光面102に位置する上部電極を構成し
ており、また、下面には下面電極108が形成されてい
る。上記櫛型電極104は、日陰損失を可及的に小さく
するためにたとえば10μm程度の比較的細い幅寸法を
備え、且つ電流集中に伴う分布ダイオード効果による損
失を可及的に逓減するために、0.25mm程度の比較
的小さな間隔で受光面102上を等密度となるように配
置されている。
【0037】図11は、上記集光型太陽光発電装置80
における集光型太陽電池セル100の近傍を、集光型太
陽電池セル100の受光面102に略垂直な平面で切断
して示す断面図である。本実施例の集光型太陽光発電装
置80では、座板94の上面94aが鏡面とされること
により、外部から座板94上に照射される太陽光はその
ほとんどが上面94aによって反射させられ、座板94
の温度上昇を好適に抑制できる。また、座板94の下面
94bを上述のように黒色、茶色、あるいは暗緑色等の
明度が低い色彩に着色することにより、座板94の下面
94bから熱輻射による放熱が効率的におこなわれる。
さらに、上記ケース90の平面部90b内側の表面に太
陽光を反射する為の反射シート98が貼り付けられてい
る為、図11に示すように、前記拡散光は反射シート9
8によってそのほとんどが反射させられ、非結像系フレ
ネルレンズ92を経由して外部へと放射させられる。さ
らに、上記ケース90は、熱伝導率の低い合成樹脂から
形成されたものであり上記反射シート98と座板94と
は熱的に絶縁されている為、座板94の温度上昇を好適
に抑制することができる。かかる構成により、集光型太
陽電池セル100を好適な温度範囲に維持することがで
きるのである。
【0038】以上、本発明の好適な実施例を図面に基づ
いて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、さらに別の態様においても実施される。
【0039】例えば、前述の実施例では、化合物半導体
から作製された多接合型の太陽電池セル32、100を
備えた集光型太陽光発電装置10、70、および80に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、シリコン系半導体から作製された単接合
型の集光型太陽電池セルを備えた集光型太陽光発電装置
にも好適に適用されるものである。
【0040】また、前述の実施例の座板30、94は、
その上面30a、94aに鏡面処理が施されたものであ
ったが、上面30a、94aに施される表面処理は必ず
しも鏡面処理には限られず、例えば、座板30、94の
上面30a、94aに白色塗装が施されることにより、
座板30、94の温度上昇を抑制するものであってもよ
い。このような構成によっても十分に集光型太陽電池セ
ルを好適な温度範囲に維持することができる。
【0041】また、前述の実施例の集光型太陽光発電装
置70では、座板30の上面30a側に片面に鏡面処理
が施された遮光板74が設けられていたが、この遮光板
は、例えば、片面に白色塗装が施され且つその面が太陽
光が照射される側となるように設置され、太陽光に含ま
れる拡散光を遮断することにより、座板30に拡散光が
照射するのを防ぐものであってもよい。かかる遮光板が
座板30から熱的に絶縁されて設置されたものであれ
ば、このような構成によっても十分に集光型太陽電池セ
ルを好適な温度範囲に維持することができる。
【0042】また、前述の実施例では、座板30、94
が放熱器としての機能を備えている為に座板30、94
の近傍に別体の放熱器は設置されていないが、例えば座
板30、94の裏面に簡単な放熱器を設けてもよい。
【0043】その他一々例示はしないが、本発明はその
趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられ
て実施されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置
が用いられる太陽光追尾装置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置
の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)の一点鎖線で切断して示す概略断面図である。
【図3】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置
に用いられる集光型太陽電池セルの構造を説明する構造
図である。
【図4】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置
に用いられる筒型反射鏡を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例である集光型太陽光発電装置
における集光型太陽電池セルの近傍を、集光型太陽電池
セルの受光面に略垂直な平面で切断して示す断面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例である集光型太陽光発電装
置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は
(a)の一点鎖線で切断して示す概略断面図である。
【図7】本発明の他の実施例である集光型太陽光発電装
置における集光型太陽電池セルの近傍を、集光型太陽電
池セルの受光面に略垂直な平面で切断して示す断面図で
ある。
【図8】本発明のさらに別の実施例である集光型太陽光
発電装置が用いられる太陽光追尾装置の斜視図である。
【図9】本発明のさらに別の実施例である集光型太陽光
発電装置の構成を説明する概略図である。
【図10】本発明のさらに別の実施例である集光型太陽
光発電装置に用いられる集光型太陽電池セルを示す斜視
図である。
【図11】本発明のさらに別の実施例である集光型太陽
光発電装置における集光型太陽電池セルの近傍を、集光
型太陽電池セルの受光面に略垂直な平面で切断して示す
断面図である。
【符号の説明】
10:集光型太陽光発電装置 28:非結像系フレネルレンズ(一次光学系) 30:座板 30a:座板上面 30b:座板下面 32:集光型太陽電池セル 40:受光面 70:集光型太陽光発電装置 74:遮光板 80:集光型太陽光発電装置 92:非結像系フレネルレンズ(一次光学系) 94:座板 94a:座板上面 94b:座板下面 98:反射シート(遮光板) 100:集光型太陽電池セル 102:受光面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 魚住 久文 愛知県名古屋市南区大同町二丁目30番地 大同特殊鋼株式会社技術開発研究所内 (72)発明者 山口 真史 神奈川県横浜市港北区太尾町2139−1− 606 Fターム(参考) 5F051 AA08 DA07 DA15 JA09 JA13 JA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集光型太陽電池セルと、該集光型太陽電
    池セルを固設する為の座板と、該集光型太陽電池セルの
    受光面に太陽光を集光する為の一次光学系とを備えた集
    光型太陽光発電装置であって、 前記座板は、前記集光型太陽電池セルが固設される上面
    と、該上面と平行を成す下面とで、それぞれ異なる表面
    処理が施されたものであることを特徴とする集光型太陽
    光発電装置。
  2. 【請求項2】 前記座板は、その上面に鏡面処理が施さ
    れたものである請求項1の集光型太陽光発電装置。
  3. 【請求項3】 前記座板は、その下面に着色処理が施さ
    れたものである請求項1または2の集光型太陽光発電装
    置。
  4. 【請求項4】 前記座板は、その上面側であって前記集
    光型太陽電池セルの受光面に向かう太陽光を遮らない位
    置に、該座板と熱的に絶縁された遮光板が備えられたも
    のである請求項1から3の何れかの集光型太陽光発電装
    置。
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