JP2003174132A - 半導体装置の製造装置及び製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造装置及び製造方法Info
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Abstract
損、半導体装置の破損等のトラブルを回避し、製造装置
の稼働率を向上させ、製造コストを下げることができる
半導体装置の製造技術を提供する。 【解決手段】 本半導体製造装置は、樹脂モールドされ
た複数の半導体装置2を整列配置したリードフレーム1
を搬送するリードフレーム搬送機構と、該リードフレー
ム搬送機構により搬送されてきたリードフレーム1に搭
載された半導体装置2のリード電極を切断して、個別の
半導体装置2に分離するリード電極切断機構5を有す
る。そして、リード電極切断機構5の前段に、樹脂モー
ルド形状が不良となった半導体装置2を除去する不良品
半導体装置除去機構4を設けたことを特徴とする。
Description
装置及び製造方法に、詳しくは、樹脂モールドされた複
数の半導体装置を搭載しているリードフレームから、半
導体装置のリード電極を切断し、個別に半導体装置を分
離する、半導体装置の製造装置及び製造方法に関するも
のである。
して、大量生産を意図して、樹脂で半導体素子を封入す
る樹脂モールドパッケージが採用されており、この種の
半導体装置にあっては、パッケージ本体から外方に延出
する複数のリード電極を備えている。このような半導体
装置は、複数の樹脂モールドされたものがリードフレー
ム上に整列配置され、順次搬送され、リード電極切断機
構によりリード電極を切断され、個別の半導体装置に分
離されている。
いて、半導体装置をリードフレームに搭載し、樹脂モー
ルドする工程において、樹脂が十分に充填されなかった
り、樹脂がモールド部分からはみ出したりする等のモー
ルド形状不良が発生することがある(図3参照)。この
ようなモールド形状不良となった半導体装置は、リード
電極切断におけるリード電極切断機構の破損や、リード
フレーム搬送における搬送ミスなどのトラブルを起こす
原因となる。
や、目視などでモールド形状を検査し、モールド形状不
良が見つかったら製造装置を停止して人手で不良品を切
り取り、除去していた。そのため、作業ミスによるリー
ドフレームの変形、破損、半導体装置の破損等の問題
や、処理速度の低下、作業要員確保による製造コストの
増大という問題があった。
のような従来技術の問題点を解消し、作業ミスによるリ
ードフレームの変形、破損、半導体装置の破損等のトラ
ブルを回避し、製造装置の稼働率を向上させ、製造コス
トを下げることができる半導体装置の製造装置及び製造
方法を提供することをその課題とする。また、本発明
は、モールド形状の外観検査の作業要員を不要とするこ
とができる半導体装置の製造装置及び製造方法を提供す
ることを別の課題とする。
発明によれば、下記の技術的手段の採用により解決され
る。 (1)樹脂モールドされた複数の半導体装置を整列配置
したリードフレームを搬送するリードフレーム搬送機構
と、該リードフレーム搬送機構により搬送されてきたリ
ードフレームに搭載されている半導体装置のリード電極
を切断して、個別の半導体装置に分離するリード電極切
断機構を有する半導体装置の製造装置において、該リー
ド電極切断機構の前段に、樹脂モールド形状が不良とな
った半導体装置を除去する不良半導体装置除去機構を設
けたことを特徴とする半導体装置の製造装置。 (2)該不良半導体装置除去機構の前段に、半導体装置
の外観を検査して樹脂モールド形状の良、不良を検査す
る外観検査機構を設けたことを特徴とする前記(1)に
記載の半導体装置の製造装置。 (3)該不良半導体装置除去機構が、パンチとダイを備
えた切断金型からなることを特徴とする前記(1)又は
(2)に記載の半導体装置の製造装置。 (4)樹脂モールドされた複数の半導体装置を整列配置
したリードフレームを搬送し、該リードフレームに搭載
されている半導体装置のリード電極を切断して、個別の
半導体装置に分離する工程を有する半導体装置の製造装
置において、リード電極切断前に、樹脂モールド形状が
不良となった半導体装置を除去する不良半導体装置除去
工程を設けたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 (5)該不良半導体装置除去工程の前に、半導体装置の
外観を検査して樹脂モールド形状の良、不良を検査する
外観検査機構を設けたことを特徴とする前記(4)に記
載の半導体装置の製造方法。 (6)該不良半導体除去工程が、パンチとダイを備えた
切断金型により行われることを特徴とする前記(4)又
は(5)に記載の半導体装置の製造方法。
しい実施例に基づいて詳述する。本発明で対象となる半
導体装置とは、ミニモールドトランジスタ、IC等の半
導体素子などの、リード電極を有し、リードフレームを
用いて一括して製造される各種部品を意味する。下記の
実施例ではICの場合を例に説明する。
の製造装置の概念図を模式的に示す。図中、1はリード
フレーム、2はIC、3は外観検査機構、4は不良IC
除去機構としての不良IC除去用金型、5はリード電極
切断機構としてのリード電極切断用金型、21は樹脂モ
ールド形状不良となったIC、22は不良IC除去用金
型4で除去された部分、23はリード電極切断用金型5
で打ち抜かれた部分を示す。
示のリードフレーム搬送機構を備え、このリードフレー
ム搬送機構は周知の搬送手法により、樹脂モールドされ
たIC2を搭載したリードフレーム1を間欠的に順次、
外観検査機構3、不良除去用金型4、リード電極切断用
金型5に搬送する。外観検査機構3は例えば外観検査用
カメラやセンサ等とそれに接続された検査制御部からな
り、リードフレーム1に搭載されたICの樹脂モールド
形状を検査し、良、不良を判断し、その結果に基づき不
良IC除去用金型4の作動や、リードフレーム1のリー
ド電極用金型5への搬送のタイミングを制御する。不良
IC除去用金型4は、リード電極切断用金型5の前段に
設置され、図3に示すような構成のものを用い、外観検
査機構3によりモールド不良が見つかったICのみ除去
する。図中41はパンチ、42はダイである。リード電
極切断用金型5は、図2に示すような構成のものを用
い、正常なIC2のリード電極を切断し、リードフレー
ム1から個別にIC2を分離する。
述べる。先ず、不図示のリードフレーム搬送機構により
リードフレーム1を間欠的に順次搬送し、外観検査機構
3においてリードフレーム1に搭載されているIC2の
樹脂モールド形状を検査し、その良、不良を判断する。
IC2の樹脂モールド形状が良であると判断した場合に
は、リードフレーム搬送機構の搬送動作を制御し、不良
IC除去用金型4は作動させずに、リードフレーム切断
用金型5にてIC2のリードフレームを切断させ、パン
チ51とダイ52により個別の製品に分離させる。IC
2の樹脂モールド形状が不良であると判断した場合に
は、リードフレーム制御機構の搬送動作を制御し、不良
IC除去用金型4を作動させ、パンチ41とダイ42に
より不良部分を切断、除去する。以上のようにして、作
業ミスによるリードフレームの変形、破損、半導体装置
の破損等のトラブルが回避され、製造装置の稼働率を向
上させ、モールド形状不良監視のための作業要員を不要
とし、製造コストを下げることができる。
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の変形、変更が可能である。例えば、上記では、リ
ード電極切断機構として切断金型を用いたが、この切断
金型には上記以外の種々の構成のものを用いることがで
き、また、リード電極切断機構として、切断金型の他、
ロータリーソー、ミル等、適宜の切断手段を用いること
ができる。また、不良IC除去機構についても切断金型
を用いたが、この切断金型も上記以外の種々の構成のも
のを用いることができ、また、不良IC除去機構とし
て、切断金型の他、ロータリーソー、ミル等、適宜の切
断手段を用いることができる。また、外観検査は本装置
にて行わず、別の装置で行い、その結果を基に不良半導
体除去機構を制御してもよい。さらに、外観検査は、カ
メラ、センサの他、顕微鏡等を用いた画像処理、機械式
形状測定などによるモールド形状異常検出、目視による
手動検査、その他適宜の検査方法を用いてもよい。
となった半導体装置を、リード電極切断工程前に除去す
ることにより、リード電極切断機構の破損、リードフレ
ーム搬送ミスを防止することができる。また、本発明に
よれば、半導体の樹脂モールド形状の検査結果に基づい
て不良半導体除去機構を動作させることにより、人手に
よる不良半導体除去作業を廃止することができる。その
結果、作業ミスによるリードフレームの変形、破損、半
導体装置の破損等のトラブルをなくすことができ、さら
に、装置の稼働率を向上させ、製造コストを低減させる
ことができる。
を模式的に示した概念図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 樹脂モールドされた複数の半導体装置を
整列配置したリードフレームを搬送するリードフレーム
搬送機構と、 該リードフレーム搬送機構により搬送されてきたリード
フレームに搭載されている半導体装置のリード電極を切
断して、個別の半導体装置に分離するリード電極切断機
構を有する半導体装置の製造装置において、 該リード電極切断機構の前段に、樹脂モールド形状が不
良となった半導体装置を除去する不良半導体装置除去機
構を設けたことを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項2】 該不良半導体装置除去機構の前段に、半
導体装置の外観を検査して樹脂モールド形状の良、不良
を検査する外観検査機構を設けたことを特徴とする請求
項1に記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項3】 該不良半導体装置除去機構が、パンチと
ダイを備えた切断金型からなることを特徴とする請求項
1又は2に記載の半導体装置の製造装置。 - 【請求項4】 樹脂モールドされた複数の半導体装置を
整列配置したリードフレームを搬送し、該リードフレー
ムに搭載されている半導体装置のリード電極を切断し
て、個別の半導体装置に分離する工程を有する半導体装
置の製造装置において、 リード電極切断前に、樹脂モールド形状が不良となった
半導体装置を除去する不良半導体装置除去工程を設けた
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 該不良半導体装置除去工程の前に、半導
体装置の外観を検査して樹脂モールド形状の良、不良を
検査する外観検査機構を設けたことを特徴とする請求項
4に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 該不良半導体除去工程が、パンチとダイ
を備えた切断金型により行われることを特徴とする請求
項4又は5に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370231A JP2003174132A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 半導体装置の製造装置及び製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001370231A JP2003174132A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 半導体装置の製造装置及び製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003174132A true JP2003174132A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19179483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001370231A Pending JP2003174132A (ja) | 2001-12-04 | 2001-12-04 | 半導体装置の製造装置及び製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003174132A (ja) |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001370231A patent/JP2003174132A/ja active Pending
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