JP2003173971A - シリコンウエーファの熱処理用器具 - Google Patents

シリコンウエーファの熱処理用器具

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JP2003173971A
JP2003173971A JP2001372744A JP2001372744A JP2003173971A JP 2003173971 A JP2003173971 A JP 2003173971A JP 2001372744 A JP2001372744 A JP 2001372744A JP 2001372744 A JP2001372744 A JP 2001372744A JP 2003173971 A JP2003173971 A JP 2003173971A
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silicon wafer
support protrusion
axis
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support
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Hiroyuki Iwasaki
広之 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】エピウエーファのスリップパターンの発生を抑
制すること。 【解決手段】シリコンウエーファ4を載せるための基体
2と、基体2の周辺に配置され基体2に同体に結合しシ
リコンウエーファ4に3箇所で接触して断続的に形成さ
れる支持突起3とを具えている。支持突起3は、第1支
持突起3−1と、第2支持突起3−2と、第3支持突起
3−3とを備えている。シリコンウエーファ4の中心点
が原点とされ、原点を通りシリコンウエーファ4の平面
に平行であり互いに直交する第1軸[010]と第2軸
[001]が設定される。第1軸に直交し原点を通る第
1直交面は、第1支持突起3−1と第3支持突起3−3
とシリコンウエーファ4とが接触する2つの接触領域を
通り、原点を通り第1直交面に直交する第2直交面は、
第2支持突起3−2とシリコンウエーファ4とが接触す
る接触領域を通っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウエーフ
ァの熱処理用器具に関し、特に、光照射で熱処理が行わ
れるシリコンウエーファの熱処理用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエーファは、熱処理される。
熱処理のプロセスで円形状のシリコンウエーファは、こ
れを支持するサセプター(支持器具)から受ける重力反
作用により応力を受け、更に、シリコンウエーファの面
内温度差に起因する熱応力を受ける。面内温度差は、支
持器具の近傍で特に大きい。
【0003】シリコンウエーファの直径の増大化が望ま
れている。シリコンウエーファの直径の増大化は、重力
反作用に起因する応力をより大きくする。その応力を軽
減するするために、支持器具とシリコンウエーファの接
触を面接触又は線接触にすれば、重力反作用に起因する
応力を分散させて局所的応力を軽減することができる
が、支持器具とシリコンウエーファとの間の熱伝達量が
増大して、熱応力の増大を招く。点支持と線接触支持の
善し悪しが、特開平9−92625号で詳細に議論され
ている。
【0004】本発明者は、シリコンウエーファの増大化
に対応する開発の途上でそのスリップ評価を行ってい
て、エピウエーファに特有であるスリップパターンを発
見し、更に、そのスリップパターンは、エピ成長装置の
支持器具又は支持点の配置に起因して生じていることを
見出した。
【0005】そのようなスリップパターンの発生を抑制
することが求められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、エピ
ウエーファにスリップパターンが発生することを抑制す
ることができるシリコンウエーファの熱処理用器具を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0008】本発明によるシリコンウエーファの熱処理
用器具は、シリコンウエーファ(4)を載せるための基
体(2)と、基体(2)の周辺に配置され基体(2)に
同体に結合しシリコンウエーファ(4)に3箇所で接触
して断続的に形成される支持突起(3)とを具え、支持
突起(3)は、第1支持突起(3−1)と、第2支持突
起(3−2)と、第3支持突起(3−3)とを備えてい
る。シリコンウエーファ(4)の中心点が原点とされ、
原点を通りシリコンウエーファ(4)の平面に平行であ
り互いに直交する第1軸([010],y軸)と第2軸
([001],z軸)が設定される。第1軸に直交し原
点を通る第1直交面は、第1支持突起(3−1)と第3
支持突起(3−3)とシリコンウエーファ(4)とが接
触する2つの接触領域を通り、原点を通り第1直交面に
直交する第2直交面は、第2支持突起(3−2)とシリ
コンウエーファ(4)とが接触する接触領域を通ってい
る。支持突起(3)は、断続的に形成され一連に連続化
されていない。第1軸と第2軸はシリコンウエーファ
(4)のダイヤモンド結晶の撓みに強い2軸にそれぞれ
に対応している。原点では、第1軸と第2軸がダイヤモ
ンド結晶の撓みに強い2軸に完全に一致することが最も
好ましい。
【0009】撓みが生じたウエーファと支持突起との接
触は、幾何学的には3点接触である。そのような3点の
うちの2点を結ぶウエーファ面内の線は、撓みに対して
耐性が強いことがダイヤモンド結晶でよく知られてい
る。他の1点は、撓みに強い他の軸線上に配置され、第
1軸と第2軸の両軸線に対して撓みの耐性が強化されて
いる。後述される4点接触は、より好ましい。より多点
化することは、否定されない。
【0010】支持突起(3)とシリコンウエーファ
(4)が接触する接触領域はそれぞれに点状領域が好ま
しく例示される。接触領域の点状化は、熱伝達量の軽減
化を促進し、熱応力発生に起因する撓みをより抑制する
ことができる。この場合、支持突起(3)としては、三
角錐、四角錐のような錐体が好適に例示される。錐体の
頂点部位に丸みが与えられることは好ましい。
【0011】支持突起(3)とシリコンウエーファ
(4)が接触する接触領域として、線状領域も好ましく
例示される。線状接触は、接触面積を比較的に小さく
し、且つ、支持をより安定させることができる。この場
合、支持突起(3)は、それぞれに、原点を中心とする
円周上で円周方向に直交する断面で三角形であり、それ
らの線状領域は、その接触面積の過度の増大を抑制する
ことができる点で、原点に対して40度以下の範囲にあ
ることが好ましい。
【0012】第1支持突起(3−1)と第2支持突起
(3−2)と第3支持突起(3−3)は、原点に対して
同一円周領域上にあることが好ましい。基体(2)はリ
ング又は円板として形成される。リングは、二重リング
又は三重リングであり得る。この場合、複数支持突起
は、同一円周上にないことが可能である。
【0013】第1軸と第2軸は、ダイヤモンド結晶で結
晶学的に[001]と[010]で規定される2軸にそ
れぞれに対応し、その2軸の方向が第1軸と第2軸の方
向に一致するようにシリコンウエーファが支持突起
(3)に載せられて、熱処理が実行される。熱処理の加
熱は、光照射により行われ、特に、枚葉式に行われる。
基体(2)に与えられる熱量が少ない光照射式加熱で
は、ウエーファの熱が基体(2)に伝達する量が少ない
ことが特に重要であり、従って、接触は多点接触又は線
接触であることが特に好ましい。面接触の場合、その面
積がより狭いことが望ましい。
【0014】本発明によるシリコンウエーファの熱処理
用器具は、シリコンウエーファ(4)を載せるための基
体(2)と、基体(2)の周辺に配置され基体(2)に
同体に結合しシリコンウエーファ(4)に4箇所で接触
して断続的に形成される支持突起(3)とを具えてい
る。支持突起(3)は、第1支持突起(3−1)と、第
2支持突起(3−2)と、第3支持突起(3−3)と、
第4支持突起(3−4)とを備えている。シリコンウエ
ーファ(4)の中心点が原点とされ、第1支持突起(図
5の点P)と第2支持突起(図5の点R)は、原点を通
る第1直線の上に配置され、第3支持突起(図5の点
Q)と第4支持突起(図5の点S)は、原点を通る第2
直線の上に配置される。特別な場合、第1直線(PR)
はダイヤモンド結晶の撓みに強い第1軸([010]又
は[001])に一致し、第2直線(QS)はダイヤモ
ンド結晶の撓みに強い第2軸([001]又は[01
0])に一致する場合がある。
【0015】このような配置では、一般的には、4点
は、原点を通る第1軸と第2軸の上にはないが、4点の
うちから選択される2点の複数の組合せは、原点を通る
第1軸と第2軸に平行であり、この場合のシリコンウエ
ーファ(4)の撓みが原点を通る第1軸と第2軸に対し
て強い耐性を持つことは、4点が原点を通る第1軸と第
2軸の上にある場合と力学的には同効的である。特殊な
場合、第1直線(PR)と第2直線(QS)は第1軸
([010]又は[001])に対して45度傾斜して
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明によるシリ
コンウエーファの熱処理用器具の実施の形態は、エピ成
長装置の中に、サセプタリングが配置されている。その
サセプタリング1は、図1に示されるように、基底板又
は基底リング2と、複数の支持突起3とを含んでいる。
支持突起3は、基底板2の上面側でそれの複数位置に配
置されている。シリコンウエーファ4は、複数の支持突
起3のそれぞれの先端点又は先端面に支持突起3の上側
で支持されている。
【0017】4つの支持突起3は、図2に示されるよう
に、基底板2に同一円周上で配置されている。第1突起
3−1は、シリコンウエーファ4の第1結晶軸[00
1]に位置対応してシリコンウエーファ4の第1局所的
部分を支持している。第2突起3−2は、シリコンウエ
ーファ4の第2結晶軸[010]に位置対応してシリコ
ンウエーファ4の第2局所的部分を支持している。第3
突起3−3は、シリコンウエーファ4の第3結晶軸[0
01]に位置対応してシリコンウエーファ4の第3局
所的部分を支持している。”001”の右上添字は、
通常は真上添字として表現されている。第4突起3−4
は、シリコンウエーファ4の第4結晶軸[010]に
位置対応してシリコンウエーファ4の第4局所的部分を
支持している。実施の本形態では、4つの支持突起3−
1,2,3,4は、同一円周上で90度の等角度間隔で
配置されている。本発明では、第2結晶軸[010]と
第4結晶軸[010]とが特に区別される必要はない
ので、第2結晶軸[010]と第4結晶軸[010]
とはともにy軸といわれ、第1結晶軸[001]と第3
結晶軸[001]とが特に区別される必要はないの
で、第1結晶軸[001]と第3結晶軸[001]と
はともにz軸といわれる。
【0018】支持突起3−1,2,3,4の形状は、円
錐、四角錐のように頂点が点状である錐体であることが
好ましい。実施の図2の形態では、錐体3の配置数は4
である。錐体3の頂点部分の頂面は、部分球面のような
滑らかな面に形成されることが好ましい。錐体3−1,
2,3,4は、それぞれに基準位置に配置される中央位
置のそれぞれの錐体に対して、正負20度の範囲で複数
化されることができる。
【0019】第1軸[001]と、第2軸[010]
と、第3軸[001]と、第4軸[010]とは、
それぞれに、シリコンウエーファ4の結晶中で曲げ応力
に強い軸である。錐体3−1,2,3,4は、それぞれ
に、小面積でシリコンウエーファ4の裏面に接触しその
接触面積が少ない点で、錐体3−1,2,3,4は、そ
れぞれに熱応力を受けにくい。錐体3−1,2,3,4
は、それぞれに、シリコンウエーファ4の滑り面である
4面(111),(111),(111),(111)
を回避してシリコンウエーファ4に接触していて、錐体
3−1,2,3,4で支持されるシリコンウエーファ4
が熱処理される際、曲げ応力に伴うスリップ発生に対す
る抑制効果が有効に発現し、且つ、接触面積が狭小であ
りシリコンウエーファ4の面内温度差、具体的には、錐
体3−1,2,3,4とシリコンウエーファ4の接触領
域と非接触領域の間の温度差が無視され得る程度に小さ
く、熱応力に伴うスリップ発生に対する抑制効果が有効
に発現する。
【0020】図3と図4は、本発明によるシリコンウエ
ーファの熱処理用器具の実施の他の形態を示している。
第1軸又は第3軸[001]に位置対応する第1突起3
−1は、円周方向に正負20度の範囲で延びている。実
施の本形態の第1突起3−1の形状は、1円周線に沿っ
て曲げられた三角柱である。その三角柱の頂線が、シリ
コンウエーファ4の正負20度の範囲の第1局所領域範
囲に接触する。第2軸[010]に位置対応する第2突
起3−2は、円周方向に正負20度の範囲で延びてい
る。実施の本形態の第2突起3−2の形状は、1円周線
に沿って曲げられた三角柱である。その三角柱の頂線
が、シリコンウエーファ4の正負20度の範囲の第1局
所領域範囲に接触する。第4軸[010]に位置対応
する第4突起3−4は、円周方向に正負20度の範囲で
延びている。実施の本形態の第4突起3−4の形状は、
1円周線に沿って曲げられた三角柱である。その三角柱
の頂線が、シリコンウエーファ4の正負20度の範囲の
第1局所領域範囲に接触する。実施の本形態では、第3
突起は省略されている。
【0021】第1突起3−1と第2突起3−2を結ぶ線
の撓み力と、第1突起3−1と第4突起3−4を結ぶ線
の撓み力との合成は、第2軸方向に向いていて、実施の
図4の形態は実施の図2の形態に同効的である。
【0022】図5は、本発明によるシリコンウエーファ
の熱処理用器具の実施の更に他の形態を示している。接
触領域が点状又は線状である4つの突起の存在位置は、
その代表点が4点P,Q,R,Sで示されている。点P
と点Rが原点を通る第1直線の上に位置し、点Qと点S
が原点を通る第2直線の上に位置する点は、実施の図2
の形態に同じであるが、実施の本形態では、第1直線と
第2直線は、z軸又はy軸に対して90度ではない傾斜
角度を有している。それらの角度は、45度であること
が好ましい。実施の本形態は、力学的には実施の図2の
形態に同効的である。
【0023】1つ1つのウエーファは、枚葉式に光照射
され加熱されて熱処理を受ける。ダイヤモンド結晶の
[001]軸線と[010]軸線は、これに沿ってウエ
ーファが割れやすいが、面に直交する面内では撓み難い
線である。支持突起がウエーファに接触する点状領域又
は線状領域の実質的な面積は極めて小さいが、撓みに強
い軸の方向の2点の支持突起で支持されるウエーファは
その撓みに対して強く、且つ、支持突起を介して基底板
2に伝達される熱量は少なく、熱処理時の曲げ応力、熱
応力に伴うスリップの発生が効果的に抑制される。
【0024】
【発明の効果】本発明によるシリコンウエーファの熱処
理用器具は、曲げ応力と熱応力に対する耐性が、より強
化されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるシリコンウエーファの熱
処理用器具の実施の形態を示す正面断面図である。
【図2】図2は、図1の平面図である。
【図3】図3は、本発明によるシリコンウエーファの熱
処理用器具の実施の他の形態を示す正面断面図である。
【図4】図4は、図3の平面図である。
【図5】図5は、本発明によるシリコンウエーファの熱
処理用器具の実施の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
2…基体 3…支持突起 3−1…第1支持突起 3−3…第3支持突起 3−3…第3支持突起 3−4…第4支持突起 4…シリコンウエーファ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコンウエーファを載せるための基体
    と、 前記基体の周辺に配置され前記基体に同体に結合し前記
    シリコンウエーファに3箇所で接触して断続的に形成さ
    れる支持突起とを具え、 前記支持突起は、 第1支持突起と、 第2支持突起と、 第3支持突起とを備え、 シリコンウエーファの中心点が原点とされ、前記原点を
    通り前記シリコンウエーファの平面に平行であり互いに
    直交する第1軸と第2軸が設定され、 前記第1軸に直交し前記原点を通る第1直交面は、前記
    第1支持突起と前記第3支持突起と前記シリコンウエー
    ファとが接触する2つの接触領域を通り、 前記原点を通り前記第1直交面に直交する第2直交面
    は、前記第2支持突起と前記シリコンウエーファとが接
    触する接触領域を通り、 前記支持突起は、断続的に形成され、 前記第1軸と前記第2軸は前記シリコンウエーファのダ
    イヤモンド結晶の撓みに強い2軸にそれぞれに対応して
    いるシリコンウエーファの熱処理用器具。
  2. 【請求項2】前記支持突起と前記シリコンウエーファが
    接触する前記接触領域はそれぞれに点状領域である請求
    項1のシリコンウエーファの熱処理用器具。
  3. 【請求項3】前記第1支持突起と前記第2支持突起と前
    記第3支持突起は、錐体である請求項2のシリコンウエ
    ーファの熱処理用器具。
  4. 【請求項4】前記支持突起と前記シリコンウエーファが
    接触する前記接触領域はそれぞれに線状領域である請求
    項1のシリコンウエーファの熱処理用器具。
  5. 【請求項5】前記第1支持突起と前記第2支持突起と前
    記第3支持突起は、前記原点を中心とする円周上で円周
    方向に直交する断面で三角形である請求項4のシリコン
    ウエーファの熱処理用器具。
  6. 【請求項6】前記線状領域は、前記原点に対して40度
    以下の範囲にある請求項4又は5のシリコンウエーファ
    の熱処理用器具。
  7. 【請求項7】前記第1支持突起と前記第2支持突起と前
    記第3支持突起は、前記原点に対して同一円周領域上に
    ある請求項1〜6から選択される1請求項のシリコンウ
    エーファの熱処理用器具。
  8. 【請求項8】前記基体はリングである請求項1〜7から
    選択される1請求項のシリコンウエーファの熱処理用器
    具。
  9. 【請求項9】前記第1軸と第2軸は、ダイヤモンド結晶
    の結晶学的に[001]と[010]で規定される2軸
    にそれぞれに対応し、前記2軸の方向が前記第1軸と前
    記第2軸の方向に一致するように前記シリコンウエーフ
    ァが前記支持突起に載せられる請求項1〜8から選択さ
    れる1請求項のシリコンウエーファの熱処理用器具。
  10. 【請求項10】熱処理の加熱は、光照射により行われる
    請求項1〜9から選択される1請求項のシリコンウエー
    ファの熱処理用器具。
  11. 【請求項11】シリコンウエーファを載せるための基体
    と、 前記基体の周辺に配置され前記基体に同体に結合し前記
    シリコンウエーファに4箇所で接触して断続的に形成さ
    れる支持突起とを具え、 前記支持突起は、 第1支持突起と、 第2支持突起と、 第3支持突起と、 第4支持突起とを備え、 シリコンウエーファの中心点が原点とされ、 前記第1支持突起と前記第2支持突起は、前記原点を通
    る第1直線の上に配置され、 前記第3支持突起と前記第4支持突起は、前記原点を通
    る第2直線の上に配置されるシリコンウエーファの熱処
    理用器具。
  12. 【請求項12】前記第1直線はダイヤモンド結晶の撓み
    に強い第1軸に一致し、前記第2直線はダイヤモンド結
    晶の撓みに強い第2軸に一致している請求項11のシリ
    コンウエーファの熱処理用器具。
  13. 【請求項13】前記第1直線と前記第2直線は前記第1
    軸に対して45度傾斜している請求項11のシリコンウ
    エーファの熱処理用器具。
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