JP2003170741A - 自動車用ドア構造 - Google Patents
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Abstract
削減化を図ることができる自動車用ドア構造を提供す
る。 【解決手段】 自動車用ドア構造は、ドアパネル本体1
をアウタパネル2とインナパネル3とで接合形成してな
る自動車用ドア構造において、前記インナパネル3は、
金属製パネル部材31と樹脂製パネル部材34とを互い
に組付け一体化してなり、その前後両部側の一方から中
間部位にかけてを樹脂製パネル部材34にて形成してな
る。
Description
に係り、特に、ドアパネル本体をアウタパネルと共に接
合形成するインナパネルに改良を施した自動車用ドア構
造に関する。
3に示すように、ドアパネル本体1がアウタパネル2と
インナパネル3とで接合形成されているとともに、これ
ら両パネル2,3との空間部に、ドア窓ガラスのサッシ
ュ4や、インナパネル3の前後方向に沿って架橋するイ
ンパクトバー5を溶接にて組み付けている。また、図1
4に示すように、インナパネル3には、例えば、インナ
ハンドルの取付ベース6やスピーカの防水用庇7、衝突
用エネルギー吸収パッド8及びハーネスクリップ9等の
樹脂製のドア付属用部品の一部または全体が別途にそれ
ぞれ組み付けられて、ドア全体を構成している。
た従来の自動車用ドア構造では、アウタパネル2は云う
に及ばず、インナパネル3もまた板金素材による打抜き
加工にて全体を一体に、または、各部位を複数に分割し
て溶接することにより接合して形成されている。このた
め、材料歩留まりが非常に悪く、コスト高になるばかり
でなく、重量も重くなり、ドア全体の重量を低減化させ
るには不利な構造となっている。
うに、インナハンドルの取付ベース6やスピーカの防水
用庇7、衝突用エネルギー吸収パッド8及びハーネスク
リップ9等のドア付属用部品の一部または全体が別途に
組み付けられていることから、インナハンドルやスピー
カなどの本体を含めて組付け部品点数も多くなる。これ
により、それらの組付作業にも多大な手間を要するため
に、製造コストの削減化を図ることができない。また、
インナパネル3へのドア付属用部品の誤組付けや組付け
忘れ等も発生し易い。
のであり、ドア全体の軽量化および製造コストの大幅な
削減化を図ることができる自動車用ドア構造を提供する
ことを目的とする。
ために、本発明は、ドアパネル本体をアウタパネルとイ
ンナパネルとで接合形成してなる自動車用ドア構造にお
いて、前記インナパネルは、金属製パネル部材と樹脂製
パネル部材とを互いに組付け一体化してなり、その前後
両部側の一方から中間部位にかけて樹脂製パネル部材に
て形成してなることを特徴とする。
ネルが、その前後両部側の一方から中間部位にかけて樹
脂製パネル部材にて形成してなる形態を有することか
ら、従前よりもインナパネル全体の重量を削減化するこ
とが可能になる。これにより、ドア全体の軽量化を図る
ことができる。
パネルとインナパネルとで接合形成してなる自動車用ド
ア構造において、前記インナパネルは、その前後両部側
に相当する各部位を金属製パネル部材にて形成するとと
もに、これら前後両金属製パネル部材の中間部位の少な
くとも一部を樹脂製パネル部材にて形成して、互いに組
付け一体化してなることを特徴とする。
ネルが、金属製パネル部材にて形成される前後両部側間
の中間部位を樹脂製パネル部材にて形成してなる形態を
有することから、従前よりもインナパネル全体の重量を
削減化することが可能になる。これにより、ドア全体の
軽量化を図ることができる。しかも、インナパネルの前
後部位が金属素材であるために、アウタパネルと共に溶
接される従来品のサッシュやインパクトバーをそのまま
用いることができる。
構造において、前記インナパネルを形成する樹脂製パネ
ル部材の肉厚を部分的に変化させてなることを特徴とす
る。
ネル全体の重量をより削減化することが可能になる。こ
れにより、ドア全体の一層の軽量化を図ることができ
る。
造において、前記インナパネルを形成する樹脂製パネル
部材に、補強リブを一体に形成してなることを特徴とす
る。
ネルの樹脂製パネル部分の強度の向上を図ることがで
き、しかも、他の補強部材を別途に用いる必要がなくな
るために、軽量化と共にコストの削減化を図ることがで
きる。
構造において、前記インナパネルを形成する樹脂製パネ
ル部材に、ドア付属用部品の一部または全体を一体成形
してなることを特徴とする。
ネルへのドア付属用部品の組付け部品点数を削減化する
ことが可能になり、組付作業も簡便に行うことができる
ために、製造コストの削減化を図ることができる。しか
も、インナパネルへのドア付属用部品の誤組付けや組付
け忘れ等の発生も防止することができ、重量軽減も達成
できる。
ドア構造において、前記インナパネルと前記アウタパネ
ルとは、互いの縁部がヘム構造とされ、前記ヘム構造
は、前記インナパネルにおける一方の側縁部、他方の側
縁部あるいは下縁部の少なくとも一箇所における前記縁
部に設けた係合部に対して、前記アウタパネルの対応す
る前記縁部を、前記係合部に沿わせて係合させた構成と
した。
ネルの両側縁部あるいは下縁部のいずれかの縁部とアウ
タパネルの対応する縁部とでヘム構造を構成する形態を
有し、インナパネルの縁部に設けた係合部に、アウタパ
ネルの対応する位置の縁部が沿って係合することから、
インナパネルとアウタパネルとの組み付けを強固なもの
とすることができる。これにより、インナパネルとアウ
タパネルとの強固な組付け一体化が可能となる。なお、
ヘム構造を構成する位置は、ヘム構造をとる場合に必要
最低限となる位置でよく、例えば、インナパネルの両側
縁部のすくなくとも一方、あるいは、インナパネルの両
側縁部の一方と下縁部、または、インナパネルの両側縁
部と下縁部全部に亘る位置としてもよい。そして、イン
ナパネルの縁部に設けた係合部は、その縁部を折り曲げ
ることで凸状にすることや、また、その縁部を肉厚にす
ることで凸状にすることや、あるいは、その縁部を貫通
および非貫通にかかわらず凹状にすることや、さらに、
その縁部を薄肉にすることで凹状に形成する構成として
も良い。
から図11に示す図面に基づいて詳細に説明する。な
お、本発明の図示の実施の形態において、図12から図
13に示す従来の自動車用ドア構造と構成が重複する部
分は、同一符号を用いて説明する。
図13に示す従来構造と同様に、ドアパネル本体1がア
ウタパネル2とインナパネル3とで接合形成され、これ
ら両パネル2,3との空間部に、ドア窓ガラスのサッシ
ュ4や、インナパネル3の前後方向に沿って架橋するイ
ンパクトバー5を溶接にて組み付けてなる基本的構成を
有する。
アのドアパネル本体1を形成するインナパネル3の第1
の実施形態を示す。この第1の実施形態において、イン
ナパネル3は、図1に示すように、その前後両部側に相
当する前方部位3Aと後方部位3Bが、板金素材にて所
望の形状に打抜き加工された金属製パネル部材31,3
2にてそれぞれ形成されている。また、前部側の金属製
パネル部材31の後端縁部31aと、後部側の金属製パ
ネル部材32の前端縁部32aには、複数の小孔33が
上下方向に適宜の間隔を存してそれぞれ貫通形成されて
いる。
間である中間部位3Cは、一枚板からなる樹脂製パネル
部材34にて形成され、この樹脂製パネル部材34の前
後両端縁部34a,34bは、前部側金属製パネル部材
31の後端縁部31aと、後部側金属製パネル部材32
の前端縁部32aに接合されている。
端縁部34a,34bを、前部側金属製パネル部材31
の後端縁部31a及び後部側金属製パネル部材32の前
端縁部32aに接合するには、アウトサート成形にて行
われる。例えば、図2に示すように、樹脂製パネル部材
34の後端縁部34bと後部側金属製パネル部材32の
前端縁部32aとを接合する際、樹脂製パネル部材34
の成形型(図示せず)内に、予め、後部側金属製パネル
部材32の前端縁部32aを位置決め配置しておく。
融樹脂が後部側金属製パネル部材32の前端縁部32a
の周りを包囲するように充填する。このとき、溶融樹脂
は、後部側金属製パネル部材32の前端縁部32aに貫
通形成した小孔33に充填された状態で硬化し、これに
より、両パネル部材32,34の互いの強固な組付け一
体化を可能にしている。
あたっては、その肉厚を部分的に変化させてなる断面形
態とすることにより、インナパネル全体の重量をより削
減化することが可能になるため、ドア全体の一層の軽量
化が図れる。
に示すように、その上端縁部側に凹陥部35を前後長手
方向に沿って形成することにより、強度及び剛性を高め
るようになっているが、この凹陥部35に、図4に示す
ように、複数条の補強リブ36をその長手方向に一体に
形成すれば、より一層の強度及び剛性の向上を図ること
ができる。しかも、図4に点線で示すように、補強板等
の他の補強部材を別途に用いる必要がなくなるために、
軽量化と共にコストの削減化を図ることができる。
及び図3に示すように、インナハンドルの取付ベース3
7A、スピーカの防水用庇37B、ハーネスクリップ3
7C、スクリューグロメット37D、ケーブルクリップ
37E、及びリセスブラケット37F等のドア付属用部
品の一部または全体が一体成形されている。これによ
り、インナパネル3へのドア付属用部品の組付け部品点
数を従前よりも削減化することが可能になるため、組付
作業も簡便に行うことができ、製造コストの削減化を図
ることができる。しかも、インナパネルへのドア付属用
部品の誤組付けや組付け忘れ等の発生も防止することが
できる。
樹脂製パネル部材34の成形時に、切欠部38を前後両
端縁部34a,34b側に形成すれば、インナパネル全
体の重量をより削減化することが可能になる。これによ
り、ドア全体の一層の軽量化が図れる。
うに、樹脂製パネル部材(インナパネル3)34の下縁
部とアウタパネル2の縁部を、図示しない金型により、
アウタ沿い面34cの先端部に形成される係合部として
の突出部34c1に対して、アウタパネル2の縁部とな
る先端部21がその突出部34c1に沿って巻き込むよ
うに係合させてヘム構造を形成しても良い。なお、ここ
では、ヘム構造は、インナパネル3の下縁部の位置とし
て説明したが、インナパネル3の両側縁の少なくとも一
方、あるいは、インナパネル3の両側縁の少なくとも一
方と下縁部、または、インナパネル3の両側縁および下
縁部の位置として、アウタパネル2の対応する縁部と合
せて形成しても構わない。これらの構成によってもイン
ナパネル3とアウタパネル2との組み付けを強固なもの
とすることができる。
状または凸状として、図6(b)〜(c)に示すような
ものとしても構わない。なお、図6(a)と同じ構成の
部材は、同じ符号を付して説明を省略する。図6(b)
に示すように、インナパネル3のアウタ沿い面34cの
先端部を予め凸状に形成した凸部34c2と合せてヘム
構造を構成しても良い。さらに、図6(c)に示すよう
に、インナパネル3のアウタ沿い面34cの先端部に予
め係合部としての凹部(貫通、非貫通)34c 3を形成
しておき、この凹部34c3の形状に沿うようにヘム構
造を構成しても構わない。このように、ヘム構造は、イ
ンナパネル3の縁部に凹状または凸状とした係合部に対
して、アウタパネル2の縁部を沿わせて折り曲げて係合
することができる構成であれば、特に限定されるもので
はない。
第2の実施形態を示す。この第2の実施形態では、イン
ナパネル3は、図7に示すように、その前部側に相当す
る前方部位3Aのみが、金属製パネル部材31にて形成
されており、後方部位3B及び中間部位3Cは、一枚板
からなる樹脂製パネル部材34にて形成され、この樹脂
製パネル部材34の前端縁部34aは、前部側金属製パ
ネル部材31の後端縁部31aに接合されてなる形態を
有する。これにより、必要な強度を維持してインナパネ
ル全体の重量をより削減化することが可能になるため、
ドア全体の一層の軽量化が図れる。この場合、樹脂製パ
ネル部材34からなる後方部位3B及び中間部位3C
は、必ずしも一枚板からなる必要はなく、例えば、後方
部位3Bと中間部位3Cとを別々の樹脂製パネルとして
形成してもよい。なお、金属性パネル部材31として
は、鋼製、アルミニウム合金製、あるいは、マグネシュ
ーム合金製等で形成され、インナパネル3として使用可
能なものであれば、特に限定されるものではない。
第3の実施形態を示す。この第3の実施形態では、イン
ナパネル3は、図8に示すように、その後部側に相当す
る後方部位3Bのみが、板金素材にて所望の形状に打抜
き加工された後部側金属製パネル部材32にて形成され
ており、前方部位3A及び中間部位3Cは、一枚板から
なる樹脂製パネル部材34にて形成され、この樹脂製パ
ネル部材34の後端縁部34bが後部側金属製パネル部
材32の前端縁部32aに接合されてなる形態を有す
る。これにより、必要な強度を維持してインナパネル全
体の重量をより削減化することが可能になるため、ドア
全体の一層の軽量化が図れる。この場合も、樹脂製パネ
ル部材34からなる前方部位3Aと中間部位3Cとを別
々の樹脂製パネルとして形成する等、複数の樹脂製パネ
ルから形成してもよい。
第4の実施形態を示す。この第4の実施形態では、前記
第1の実施形態において、樹脂製パネル部材34の一部
が、後部側金属製パネル部材32の下部を形成してなる
形態を有する。これにより、インナパネル全体の重量を
より削減化することが可能になるため、ドア全体の一層
の軽量化が図れる。
の第5の実施形態を示す。この第5の実施形態では、上
下一対の樹脂製パネル部材34を上下に2分割するとと
もに、これら上下両樹脂製パネル部材34A,34Bを
それぞれ前後両金属製パネル部材31,32間に架橋さ
せて組付け一体化させてなる形態を有する。これによ
り、上下両樹脂製パネル部材34A,34B間には、空
間39が形成されて、インナパネル全体の重量をより削
減化することが可能になるため、ドア全体の一層の軽量
化が図れる。
の第6の実施形態を示す。この第6の実施形態では、前
記第5の実施形態と同様に、上下一対の樹脂製パネル部
材34を上下に2分割し、これら上下両樹脂製パネル部
材34A,34Bをそれぞれ前後両金属製パネル部材3
1,32間に架橋させて組付け一体化させてなるととも
に、下部樹脂製パネル部材34Bの一部が、後部側金属
製パネル部材32の下部を形成してなる形態を有する。
これにより、上下両樹脂製パネル部材34A,34B間
に形成される空間39と共にインナパネル全体の重量を
より削減化することが可能になるため、ドア全体の一層
の軽量化が図れる。
限定されるものではなく、例えば、インナパネルを形成
する樹脂製パネル部材を、高強度、高剛性の材質、例え
ば、ポリプロピレンに長繊維ガラスファイバを含有させ
た素材を用いれば、より薄板化が可能になり、本発明の
作用効果を一段と高める。その他、本発明は、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能なことは云う
までもない。例えば、樹脂製パネル部材34に一体成形
するドア部品は、前記実施形態で示したものに限られ
ず、例えば、衝突用エネルギー吸収パッドやトリムポケ
ットの裏面やリセスブラケット等の他のドア部品を樹脂
製パネル部材34に一体成形してもよい。
車用ドア構造では、以下に示すような優れた効果を奏す
る。
ドアパネル本体を形成するインナパネルが、金属性パネ
ル部材と樹脂製パネル部材とを互いに組付け一体化して
なり、その前後両部側の一方から中間部位にかけて樹脂
製パネル部材にて形成してなる形態を有することから、
必要な強度は維持した状態で、従前よりもインナパネル
全体の重量を削減化することが可能になる。これによ
り、ドア全体の軽量化を図ることができる。
されてドアパネル本体を形成するインナパネルが、その
前後両部側に相当する各部位を金属製パネル部材にて形
成し、これら前後両金属製パネル部材の中間部位の少な
くとも一部を樹脂製パネル部材にて形成してなることか
ら、従前よりも金属製パネル部材の材料歩留まりが良く
なるため、インナパネル全体のコスト及び重量の削減化
を図ることができ、これにより、ドア全体の軽量化を図
ることができる。しかも、インナパネルの前後部位が金
属素材であるために、アウタパネルと共に溶接される従
来品のサッシュやインパクトバーをそのまま用いること
ができる。
る樹脂製パネル部材の肉厚を部分的に変化させてなるこ
とから、インナパネル全体の重量をより削減化すること
ができるため、ドア全体の一層の軽量化を図ることがで
きる。
樹脂製パネル部材に、補強リブを一体に形成してなるこ
とから、インナパネルの樹脂製パネル部分の強度の向上
を図ることができる。しかも、他の補強部材を別途に用
いる必要がなくなるために、軽量化と共にコストの削減
化を図ることができる。
る樹脂製パネル部材に、ドア付属用部品の一部または全
体を一体成形してなることから、インナパネルへのドア
付属用部品の組付け部品点数を削減化することができ、
これにより、組付作業も簡便に行うことができるため
に、製造コストの削減化を図ることができる。しかも、
インナパネルへのドア付属用部品の誤組付けや組付け忘
れ等の発生も防止することができる。
てインナパネルとアウタパネルの縁部にヘム構造を備
え、そのヘム構造は、前記インナパネルの側縁部から下
縁部までに亘る範囲の所定位置に設けた係合部に対し
て、その係合部に沿うように対応するアウタパネルの縁
部を係合して成る形態を有することから、インナパネル
とアウタパネルとの組み付けを強固にでき、これによ
り、軽量化を維持した状態でインナパネルとアウタパネ
ルとの強固な組付け一体化を図ることができる。
ナパネルの第1の実施形態を示す正面図である。
ある。
ある。
断面図である。
ある。
ンナパネルとアウタパネルとの接合状態を示す要部拡大
断面図である。
ナパネルの第2の実施形態を示す正面図である。
ナパネルの第3の実施形態を示す正面図である。
ナパネルの第4の実施形態を示す正面図である。
ンナパネルの第5の実施形態を示す正面図である。
ンナパネルの第6の実施形態を示す正面図である。
明図である。
断面図である。
のインナパネルを示す正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ドアパネル本体をアウタパネルとインナ
パネルとで接合形成してなる自動車用ドア構造におい
て、 前記インナパネルは、金属性パネル部材と樹脂製パネル
部材とを互いに組付け一体化してなり、その前後両部側
の一方から中間部位にかけて樹脂製パネル部材にて形成
してなることを特徴とする自動車用ドア構造。 - 【請求項2】 ドアパネル本体をアウタパネルとインナ
パネルとで接合形成してなる自動車用ドア構造におい
て、 前記インナパネルは、その前後両部側に相当する各部位
を金属製パネル部材にて形成するとともに、これら前後
両金属製パネル部材の中間部位の少なくとも一部を樹脂
製パネル部材にて形成して、互いに組付け一体化してな
ることを特徴とする自動車用ドア構造。 - 【請求項3】 前記インナパネルを形成する樹脂製パネ
ル部材の肉厚を部分的に変化させてなることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の自動車用ドア構造。 - 【請求項4】 前記インナパネルを形成する樹脂製パネ
ル部材に、補強リブを一体に形成してなることを特徴と
する請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の自動車
用ドア構造。 - 【請求項5】 前記インナパネルを形成する樹脂製パネ
ル部材に、ドア付属用部品の一部または全体を一体成形
してなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れ
か1項に記載の自動車用ドア構造。 - 【請求項6】 前記インナパネルと前記アウタパネルと
は、互いの縁部がヘム構造とされ、 前記ヘム構造は、前記インナパネルにおける一方の側縁
部、他方の側縁部あるいは下縁部の少なくとも一箇所に
おける前記縁部に設けた係合部に対して、前記アウタパ
ネルの対応する前記縁部を、前記係合部に沿わせて係合
させたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか
1項に記載の自動車用ドア構造。
Priority Applications (1)
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JP2001303725 | 2001-09-28 | ||
JP2002204369A JP4302369B2 (ja) | 2001-09-28 | 2002-07-12 | 自動車用ドア構造 |
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- 2002-07-12 JP JP2002204369A patent/JP4302369B2/ja not_active Expired - Fee Related
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