JP2003170735A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2003170735A JP2001371782A JP2001371782A JP2003170735A JP 2003170735 A JP2003170735 A JP 2003170735A JP 2001371782 A JP2001371782 A JP 2001371782A JP 2001371782 A JP2001371782 A JP 2001371782A JP 2003170735 A JP2003170735 A JP 2003170735A
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
    • B60H1/00899Controlling the flow of liquid in a heat pump system
    • B60H1/00914Controlling the flow of liquid in a heat pump system where the flow direction of the refrigerant does not change and there is a bypass of the condenser
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房設定用のホットガススイッチと冷房設定
用のエアコンスイッチが同時に投入(ON)されたとき
にも、ホットガス暖房の必要時には、ホットガス暖房モ
ードを選択し、実行できるようにする。 【解決手段】 ホットガススイッチとエアコンスイッチ
の同時投入時には、ステップS30にて外気温が所定温
度(−1.5℃)以下であるか判定し、外気温が所定温
度以下のときはステップS50、S60によりホットガ
ス暖房モードを選択する。また、外気温が所定温度より
高いときはステップS70、S80により冷房モードを
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房時に圧縮機吐
出ガス冷媒(ホットガス)を室内熱交換器(蒸発器)に
直接導入することにより、室内熱交換器をガス冷媒の放
熱器として使用するホットガス暖房機能を発揮する車両
用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置では冬期暖房時に
温水(エンジン冷却水)を暖房用熱交換器に循環させ、
この暖房用熱交換器にて温水を熱源として空調空気を加
熱するようにしている。この場合、温水温度が低いとき
には車室内への吹出空気温度が低下して必要な暖房能力
が得られない場合がある。
【0003】そこで、特開平5−223357号公報等
では、ホットガスヒータサイクルにより暖房機能を発揮
できる車両用空調装置が提案されている。この従来技術
では、エンジン始動時のごとく温水温度が所定温度より
低いときには、圧縮機吐出ガス冷媒(ホットガス)を凝
縮器をバイパスして室内熱交換器(蒸発器)に導入し
て、室内熱交換器でガス冷媒から空調空気に放熱するこ
とにより、補助暖房機能を発揮できるようにしている。
すなわち、上記の従来技術おいては、空調ケース内に設
置された1個の室内熱交換器を冷房モード時の冷却器お
よび暖房モード時の放熱器として切替使用している。
【0004】ところで、ホットガスヒータサイクルによ
る暖房モードは、暖房用熱交換器による温水暖房機能
(主暖房機能)に対する補助暖房機能を果たすものであ
って、通常、外気温が10℃程度以下の低外気温域で使
用される。一方、冷房モードは夏期の車室内冷房時だけ
でなく、冬期の車室内暖房時においても車両窓ガラスの
曇り止めのために(除湿機能の発揮のために)使用され
る場合がある。この冬期の冷房モードは、外気温が0℃
付近に低下するまで使用され、0℃付近よりも低い極低
温域では冷房モードを停止するようになっている。
【0005】従って、冬期の低外気温域(0℃〜10℃
付近の温度範囲)では、ホットガスヒータサイクルによ
る暖房モードの使用域と冷房モードの使用域が重なるこ
とになる。
【0006】上記従来技術では、乗員によりマニュアル
操作されるホットガススイッチ(暖房スイッチ)および
エアコンスイッチ(冷房スイッチ)を設け、ホットガス
スイッチの投入によりホットガス暖房モードを設定し、
エアコンスイッチの投入により冷房モードを設定するよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記ホットガススイッ
チおよびエアコンスイッチとしては、通常、一度投入
(ON)すると、次回、再操作するまで、その投入(O
N)状態が維持されるタイプのスイッチが使用される。
従って、前回のエンジン運転時にエアコンスイッチが投
入(ON)され、そのままになっている状態で、次回の
エンジン運転時にホットガススイッチが投入(ON)さ
れると、両スイッチがともに投入(ON)状態となる場
合が生じる。
【0008】このような場合に、例えば、冷房機能を優
先するという考え方に立って、常に、冷房モードを自動
選択するように空調制御装置を設計すると、冷房(除
湿)機能モードよりもホットガス暖房の必要な極低温域
においても、ホットガス暖房モードを実行することがで
きないという不具合が生じる。
【0009】本発明は上記点に鑑みて、暖房入力スイッ
チ手段(ホットガススイッチ)からの暖房指令および冷
房入力スイッチ手段(エアコンスイッチ)からの冷房指
令が同時に出ている状態においても、ホットガス暖房の
必要時には、ホットガス暖房モードを選択し、実行でき
るようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、冷房モードの運転指令
を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、冷房入力ス
イッチ手段(29a)に対して独立に操作され、暖房モ
ードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)
とを備え、冷房入力スイッチ手段(29a)から冷房モ
ードの運転指令が出ると冷凍サイクルを冷房モードに切
り替え、暖房入力スイッチ手段(29b)から暖房モー
ドの運転指令が出ると冷凍サイクルを暖房モードに切り
替え、更に、冷房入力スイッチ手段(29a)から冷房
モードの運転指令が出ると同時に、暖房入力スイッチ手
段(29b)から暖房モードの運転指令が出たときは、
冷房モードと暖房モードの優先度を判定し、優先度の高
い方のモードを選択することを特徴とする。
【0011】このように、冷房モードと暖房モードの優
先度を判定する手段を備えることにより、ホットガス暖
房の必要時には、ホットガス暖房モードを自動的に選択
し、実行できるので、ホットガス暖房機能の発揮によっ
て車室内暖房を速やかに立ち上げることができる。
【0012】請求項2に記載の発明のように、請求項1
において、優先度の判定を外気温に基づいて行い、外気
温が所定値より高いときに冷房モードを選択し、外気温
が所定値以下になると暖房モードを選択すれば、低外気
温時にホットガス暖房を確実に選択できる。
【0013】請求項3に記載の発明のように、請求項1
において、優先度の判定を内気温に基づいて行い、内気
温が所定値より高いときに冷房モードを選択し、内気温
が所定値以下になると暖房モードを選択すれば、低内気
温時にホットガス暖房を確実に選択できる。
【0014】請求項4に記載の発明のように、請求項1
において、優先度の判定を室内熱交換器(18)に送風
される空気の空気吸入モードに基づいて行い、空気吸入
モードが内気モードであるときに冷房モードを選択し、
空気吸入モードが外気モードであるときに暖房モードを
選択するようにしてもよい。
【0015】ところで、内気モード時は絶対湿度の高い
内気の再循環により窓ガラスの曇りが発生しやすくなる
が、請求項4によると、内気モード時は冷房モードを選
択して、室内熱交換器(18)に除湿機能を発揮させる
ことにより窓ガラスの防曇を図ることができる。一方、
外気モード時は低温外気の吸い込みにより暖房熱負荷が
増大するが、暖房モードの選択によりホットガス暖房機
能を発揮して車室内暖房性能を向上できる。
【0016】請求項5に記載の発明の発明のように、請
求項1において、優先度の判定を、室内熱交換器(1
8)を通過した空気の車室内への吹出モードに基づいて
行い、吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモード
であるときに冷房モードを選択し、吹出モードが窓ガラ
スの防曇性能を高めるモード以外のモードであるときに
暖房モードを選択するようにしてもよい。
【0017】ここで、窓ガラスの防曇性能を高めるモー
ドとは、デフロスタモードやフットデフロスタモードの
ように窓ガラス側への吹出風量が車室内の他の部位への
吹出風量と比較して同等以上となる吹出モードである。
【0018】請求項5によると、窓ガラスの防曇性能を
高めるモードであるときは冷房モードを選択して、室内
熱交換器(18)に除湿機能を発揮させることにより窓
ガラスの防曇性能をより一層向上できる。これに対し
て、吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモード以
外のモードであるときは暖房モードの選択によりホット
ガス暖房機能を発揮して車室内暖房性能を向上できる。
【0019】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し5のいずれか1つにおいて、圧縮機(10)は車両エ
ンジン(12)により駆動され、空調ケース(22)内
において、室内熱交換器(18)の下流側に車両エンジ
ン(12)からの温水を熱源として空気を加熱する暖房
用熱交換器(24)を配置することを特徴とする。
【0020】このように、室内熱交換器(18)のホッ
トガス暖房機能と暖房用熱交換器(24)の温水暖房暖
房機能とを併用して車室内暖房を行うものにおいて、請
求項1ないし5の作用効果は有効に発揮される。
【0021】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態による車両用空調装置の全体構成を例示している。
圧縮機10は、電磁クラッチ11を介して水冷式の車両
エンジン12により駆動されるもので、例えば、固定容
量型の斜板型圧縮機から構成される。
【0023】圧縮機10の吐出側は冷房用電磁弁13を
介して凝縮器14に接続され、この凝縮器14の出口側
は冷媒の気液を分離して液冷媒を溜める受液器15に接
続される。凝縮器14は圧縮機10等とともに車両エン
ジンルームに配置され、電動式の冷却ファン14aによ
り送風される外気(冷却空気)と熱交換する室外熱交換
器である。
【0024】そして、受液器15の出口側は冷房用減圧
装置をなす温度式膨張弁16に接続されている。この温
度式膨張弁16の出口側は逆止弁17を介して蒸発器1
8の入口側に接続されている。蒸発器18の出口側はア
キュームレータ19を介して圧縮機10の吸入側に接続
されている。
【0025】上記した圧縮機10の吐出側から冷房用電
磁弁13→凝縮器14→受液器15→温度式膨張弁16
→逆止弁17→蒸発器18→アキュームレータ19を経
て圧縮機10の吸入側に戻る閉回路により通常の冷房用
冷凍サイクルCが構成される。
【0026】温度式膨張弁16は周知のごとく通常の冷
凍サイクル運転時(冷房モード時)に蒸発器18出口冷
媒の過熱度が所定値に維持されるように弁開度(冷媒流
量)を調整するものである。アキュームレータ19は蒸
発器18出口からの冷媒の気液を分離して液冷媒をタン
ク内下部に溜めて、タンク内上部のガス冷媒を圧縮機1
0の吸入側へ導出するようになっている。また、アキュ
ームレータ19はタンク内下部の、オイルが溶け込んで
いる液冷媒を少量吸入して、この液冷媒をガス冷媒に混
入して圧縮機10側へ導出するようになっている。
【0027】一方、圧縮機10の吐出側と蒸発器18の
入口側との間に、凝縮器14等をバイパスするホットガ
スバイパス通路20が設けてあり、このバイパス通路2
0には暖房用電磁弁21および絞り21aが直列に設け
てある。この絞り21aは暖房用減圧装置をなすもので
あり、オリフィス、キャピラリチューブ等の固定絞りで
構成することができる。圧縮機10の吐出側から暖房用
電磁弁21→絞り21a→蒸発器18→アキュームレー
タ19を経て圧縮機10の吸入側に戻る閉回路により暖
房用のホットガスヒータサイクルHが構成される。
【0028】車両用空調装置の空調ケース22は車室内
へ向かって空気が流れる空気通路を構成するもので、こ
の空調ケース22内を電動式の空調用送風機23により
空気が送風される。空調用送風機23は、図示の簡略化
のために軸流式で示しているが、実際は、遠心式ファン
を持つ遠心式送風機であり、この空調用送風機23は送
風機駆動回路により制御されるブロワモータ23aによ
り回転駆動される。なお、本実施形態の送風機23の送
風量は、ブロワモータ23aに印加するブロワ制御電圧
を調整することにより、連続的または段階的に切り替え
可能になっている。
【0029】また、空調用送風機23の吸入側には、車
室外空気(以下外気と言う)を吸い込むための外気吸込
口70、車室内空気(以下内気と言う)を吸い込むため
の内気吸込口71、および内外気切替手段を構成する板
状の内外気切替ドア72が設けられている。なお、内外
気切替ドア72は、図示しないリンク機構を介してサー
ボモータ等のアクチュエータにより駆動されて、外気吸
込口70から外気を吸い込む外気モードと内気吸込口7
1から内気を吸い込む内気モードとを少なくとも切り替
える。
【0030】蒸発器18は空調ケース22内に設置され
る室内熱交換器であって、冷房モード時には冷房用冷凍
サイクルCにより冷媒が循環して、蒸発器18での冷媒
蒸発(吸熱)により空調用送風機23の送風空気を冷却
するので、冷却器としての役割を果たす。また、暖房モ
ード時には、蒸発器18はホットガスバイパス通路20
からの高温冷媒ガス(ホットガス)が流入して空気を加
熱するので、放熱器としての役割を果たす。
【0031】空調ケース22内において蒸発器18の空
気下流側には、車両エンジン12からの温水(エンジン
冷却水)を熱源として送風空気を加熱する温水式の暖房
用熱交換器24が設置されている。この暖房用熱交換器
24への温水回路には温水流れを制御する温水弁25が
備えられている。
【0032】ところで、温水式の暖房用熱交換器24
は、車室内の暖房のための主暖房手段をなすものであ
り、これに対して、ホットガスヒータサイクルHによる
放熱器をなす蒸発器(室内熱交換器)18は補助暖房手
段を構成する。
【0033】一方、空調ケース22の最も空気下流側に
は、車両フロント窓ガラスの内面に向けて空調風(主に
温風)を吹き出すためのデフロスタ(DEF)吹出口3
1と、車両乗員の顔部(上半身)に向けて空調風(主に
冷風)を吹き出すためのフェイス(FACE)吹出口3
2と、車両乗員の足元部(下半身)に向けて空調風(主
に温風)を吹き出すためのフット(FOOT)吹出口3
3が設けられている。更に、これらの各吹出口31〜3
3を選択的に開閉する複数個のモード切替ドア34〜3
6が回動可能に設けられている。なお、このモード切替
ドア34〜36は吹出モード切替手段を構成するもので
あって、図示しないリンク機構を介してサーボモータ等
のアクチュエータにより駆動される。
【0034】空調用電子制御装置(以下ECUという)
26は、マイクロコンピュータとその周辺回路から構成
され、予め設定されたプログラムに従って所定の演算処
理を行って、電磁弁13、21の開閉およびその他の電
気機器(11、14a、23、25等)の作動を制御す
る。
【0035】図2は第1実施形態の電気制御ブロック図
であり、ECU26には、車両エンジン12の水温セン
サ27a、外気温センサ27b、蒸発器18の吹出空気
温度センサ27c、圧縮機吐出圧力(サイクル高圧圧
力)の圧力センサ27d、内気温センサ27e、車室内
への日射量を検出する日射センサ27f等のセンサ群か
ら検出信号が入力される。
【0036】また、車室内計器盤付近に設置される空調
操作パネル28から以下の操作スイッチ群の操作信号が
ECU26に入力される。すなわち、エアコンスイッチ
29aは冷凍サイクルの圧縮機10の起動または停止を
指令するものであり、冷房モードを設定する冷房スイッ
チの役割を果たす。ホットガススイッチ29bはホット
ガスヒータサイクルHによる暖房モードを設定するもの
で、暖房スイッチの役割を果たす。
【0037】更に、空調操作パネル28には、空調の吹
出モードを切り替える吹出モード切替スイッチ29c、
車室内の温度を所望の温度に設定する温度設定スイッチ
(温度設定手段)29d、送風機23のオン、オフおよ
び風量切替を指令するブロワスイッチ29e、外気モー
ドと内気モードの切替を指令する内外気切替スイッチ2
9f等が設置されている。
【0038】図3は空調操作パネル28におけるエアコ
ンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bの具
体配置例を示すものであり、この両スイッチ29a、2
9bは互いに独立に操作されるものである。この両スイ
ッチ29a、29bはともに乗員により押圧操作される
矩形状の押しボタン式の操作ノブ290、291を有し
ている。この操作ノブ290、291にはそれぞれ発光
ダイオード(LED)からなる冷房用表示器292、暖
房用表示器293が設けてある。
【0039】エアコンスイッチ29aおよびホットガス
スイッチ29bはともにモーメンタリスイッチと称され
るスイッチであって、エアコンスイッチ29aの操作ノ
ブ290を押す毎に、冷房モードの指令状態と冷房モー
ド停止(OFF)の指令状態とが交互に切り替わるとと
もに、この冷房モードの指令状態と冷房モード停止の指
令状態がECU26内の記憶手段にて記憶保持されるよ
うになっている。
【0040】同様に、ホットガススイッチ29bの操作
ノブ291を押す毎に、ホットガス暖房モードの指令状
態とホットガス暖房モード停止(OFF)の指令状態と
が交互に切り替わるとともに、このホットガス暖房モー
ドの指令状態とホットガス暖房モード停止の指令状態が
ECU26内の記憶手段にて記憶保持されるようになっ
ている。
【0041】すなわち、エアコンスイッチ29aの操作
ノブ290またはホットガススイッチ29bの操作ノブ
291を一度押圧操作して冷房モードまたはホットガス
暖房モードの指令を出すと、ECU26内の記憶手段は
この冷房またはホットガス暖房の指令状態を次に操作ノ
ブ290、291が押圧操作されるまで記憶保持する。
ECU26による冷房またはホットガス暖房の指令状態
の記憶は、車両エンジン12の停止時(エンジンイグニ
ッションスイッチのオフ時)にも持続されるようになっ
ている。冷房モードの指令状態は冷房用表示器292の
点灯により表示され、またホットガス暖房モードの指令
状態は暖房用表示器293の点灯により表示される。
【0042】エアコンスイッチ29aが本発明の冷房入
力スイッチ手段を構成し、ホットガススイッチ29bが
本発明の暖房入力スイッチ手段を構成する。
【0043】次に、上記構成において本実施形態の作動
を説明する。まず、最初に、冷凍サイクル部分の作動を
説明すると、エアコンスイッチ29aが投入され、冷房
モードが設定されると、ECU26により冷房用電磁弁
13が開状態とされ、暖房用電磁弁21が閉状態とされ
る。従って、電磁クラッチ11が接続状態となり、圧縮
機10が車両エンジン12にて駆動されると、圧縮機1
0の吐出ガス冷媒は開状態の冷房用電磁弁13を通過し
て凝縮器14に流入する。
【0044】凝縮器14では、冷却ファン14aにより
送風される外気にて冷媒が冷却されて凝縮する。そし
て、凝縮器14通過後の冷媒は受液器15で気液分離さ
れ、液冷媒のみが温度式膨張弁16で減圧されて、低温
低圧の気液2相状態となる。
【0045】次に、この低圧冷媒は逆止弁17を通過し
て蒸発器18内に流入して送風機23の送風する空調空
気から吸熱して蒸発する。蒸発器18で冷却された空調
空気はフェイス開口部32等から車室内へ吹き出して車
室内を冷房する。蒸発器18で蒸発したガス冷媒はアキ
ュームレータ19を介して圧縮機10に吸入され、圧縮
される。
【0046】冬期においてホットガススイッチ29bが
投入され、ホットガスヒータサイクルHによる暖房モー
ドが設定されると、ECU26により冷房用電磁弁13
が閉状態とされ、暖房用電磁弁21が開状態とされ、ホ
ットガスバイパス通路20が開通する。このため、圧縮
機10の高温吐出ガス冷媒(過熱ガス冷媒)が開状態の
暖房用電磁弁21を通って絞り21aで減圧された後、
蒸発器18に流入する。つまり、圧縮機10からの過熱
ガス冷媒(ホットガス)が凝縮器14等をバイパスして
蒸発器18に直接導入される。
【0047】このとき、逆止弁17はホットガスバイパ
ス通路20からのガス冷媒が温度式膨張弁16側へ流れ
るのを防止する。従って、冷凍サイクルは、圧縮機10
の吐出側→暖房用電磁弁21→絞り21a→蒸発器18
→アキュームレータ19→圧縮機10の吸入側に戻る閉
回路(ホットガスヒータサイクルH)にて運転される。
【0048】そして、絞り21aで減圧された後の過熱
ガス冷媒が蒸発器18にて送風空気に放熱して、送風空
気を加熱する。ここで、蒸発器18にてガス冷媒から放
出される熱量は、圧縮機10の圧縮仕事量に相当するも
のである。蒸発器18で放熱したガス冷媒はアキューム
レータ19を介して圧縮機10に吸入され、圧縮され
る。
【0049】なお、エンジン12の始動直後のように温
水温度が低いときは空調用送風機23は低風量で始動す
るようにウォームアップ制御される。車両エンジン12
の温水を温水式の暖房用熱交換器24に温水弁25を介
して循環することにより、蒸発器18で加熱された送風
空気を熱交換器24において更に加熱することができ
る。従って、寒冷時においても、蒸発器18と温水式の
暖房用熱交換器24の両方で加熱された、より温度の高
い温風を車室内へ吹き出すことができる。
【0050】次に、空調操作パネル28のエアコンスイ
ッチ(冷房スイッチ)29aおよびホットガススイッチ
(暖房スイッチ)29bの投入操作に基づく冷房モード
およびホットガス暖房モードの切替設定の具体制御例を
説明する。図4の制御ルーチンは車両エンジン12の始
動(イグニッションスイッチの投入)によりスタート
し、ステップS10にて空調操作パネル28のエアコン
スイッチ29aが投入(ON)されているか判定する。
【0051】エアコンスイッチ29aが投入(ON)さ
れていると、次に、ステップS20にてホットガススイ
ッチ29bが投入(ON)されているか判定する。ホッ
トガススイッチ29bが投入(ON)されていると、次
に、ステップS30にて外気温が第1所定値(例えば、
−1.5°C)以下であるか判定する。この判定は、上
記両スイッチ29a、29bの同時投入時に、冷房モー
ドとホットガス暖房モードのいずれを選択するか決める
判定であり、本例では、外気温が−1.5°C以下であ
る時(極低外気温域)は、暖房性能向上のためにホット
ガス暖房モードを選択することにしている。
【0052】次に、ステップS40にてエンジン水温が
所定値(例えば、80°C)以下であるか判定する。こ
の判定はエンジン水温がホットガス暖房(補助暖房)を
必要とする低温域にあるか判定するためである。エンジ
ン水温が所定値以下のときは、次に、ステップS50に
て冷房用電磁弁13を閉、暖房用電磁弁21を開の状
態、すなわち、冷凍サイクルをホットガス暖房モードの
状態にする。次に、ステップS60にて電磁クラッチ1
1に通電して圧縮機10を作動状態とする。これによ
り、ホットガスヒータサイクルHにて圧縮機10の吐出
冷媒がサイクル内を循環し、ホットガス暖房モードが実
行される。
【0053】なお、ステップS30にて外気温が第1所
定値(例えば、−1.5°C)より高いときは、ホット
ガス暖房よりも冷房(除湿)モードの必要性の方が高い
ので、ステップS70に進み、冷房用電磁弁13を開、
暖房用電磁弁21を閉の状態、すなわち、冷凍サイクル
を冷房モードの状態にする。次に、ステップS80にて
電磁クラッチ11に通電して圧縮機10を作動状態とす
る。これにより、冷房用冷凍サイクルCにて圧縮機10
の吐出冷媒がサイクル内を循環し、冷房モードが実行さ
れる。
【0054】また、ステップS20およびステップS4
0の判定がNOであるときはホットガス暖房モードが不
要なときであるから、ステップS70、S80に進み、
冷房モードを実行する。
【0055】一方、ステップS10にてエアコンスイッ
チ29aが投入(ON)されていないときはステップS
90に進み、ホットガススイッチ29bが投入(ON)
されているか判定する。ホットガススイッチ29bが投
入(ON)されていると、次に、ステップS100にて
冷房用電磁弁13を閉、暖房用電磁弁21を開の状態、
すなわち、冷凍サイクルをホットガス暖房モードの状態
にする。
【0056】次に、ステップS110にて外気温が第2
所定値以下であるか判定する。この第2所定値は第1所
定値より十分高い温度(例えば、10°C)であって、
外気温が第2所定値以下である場合はホットガス暖房が
必要であると判定し、外気温が第2所定値より高い温度
になると暖房熱負荷の減少によりホットガス暖房が不要
であると判定する。
【0057】ステップS110の判定がYESである
と、次のステップS120にてエンジン水温が所定値
(例えば、80°C)以下であるか判定する。エンジン
水温が所定値以下のときは、次に、ステップS130に
て電磁クラッチ11に通電して圧縮機10を作動状態と
する。これにより、ホットガスヒータサイクルHにて圧
縮機10の吐出冷媒がサイクル内を循環し、ホットガス
暖房モードが実行される。
【0058】ステップS90、ステップS110および
ステップS120の判定がNOであるときはホットガス
暖房が不要であり、そのため、ステップS140に進み
電磁クラッチ11の通電を遮断して圧縮機10を停止状
態とし、冷凍サイクルを停止状態とする。
【0059】以上の説明から理解されるように図4の制
御によると、エアコンスイッチ29aおよびホットガス
スイッチ29bの同時投入時には外気温の高低をステッ
プS30により判定して、外気温がステップS30の判
定しきい値(−1.5℃)以下の極低温域にあるとき
は、ホットガス暖房モードを自動的に選択し、実行す
る。そのため、極低温域においてはエアコンスイッチ2
9aが投入状態で放置されていても、ホットガス暖房モ
ードを自動的に選択して車室内暖房を速やかに立ち上げ
ることができる。
【0060】(第2実施形態)第1実施形態では、エア
コンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bの
同時投入時に外気温の高低により冷房モードとホットガ
ス暖房モードの選択を行っているが、第2実施形態で
は、外気温の代わりに内気温の高低を判定して冷房モー
ドとホットガス暖房モードの選択を行うようにしてい
る。
【0061】図5は第2実施形態の制御を示すフローチ
ャートであり、図4との相違点はステップS150とス
テップS160であり、ステップS150の判定はステ
ップS110と同様に、ホットガス暖房モードを必要と
する低外気温域を判定する。
【0062】そして、ステップS160では内気温が所
定値(例えば10℃)以下であるか判定し、内気温が所
定値以下のときはホットガス暖房モードを自動的に選択
して車室内暖房を速やかに立ち上げる。これに反し、内
気温が所定値より高いときは冷房モードを選択する。
【0063】(第3実施形態)図6は第3実施形態であ
り、第2実施形態のステップS160の代わりにステッ
プS170を設け、空調の空気吸入モードが外気モード
であるか判定し、外気モードであるときに、ホットガス
暖房モードを自動的に選択して車室内暖房を速やかに立
ち上げる。これに反し、空調の空気吸入モードが外気モ
ードでないとき、すなわち、内気モードであるときは冷
房モードを選択する。
【0064】冬期の低外気温時に外気モードが選択され
ていると、低温外気の吸入により暖房熱負荷が増大する
ので、ホットガス暖房モードの必要性が高くなる。一
方、冬期の低外気温時に内気モードが選択されている
と、外気に比して温度の高い内気の吸入により暖房熱負
荷が減少すると同時に、外気に比して絶対湿度の高い内
気の吸入により窓ガラスの曇りが発生しやすくなる。よ
って、外気モード時にはホットガス暖房モードを選択
し、内気モード時には冷房モードを選択するのがよい。
【0065】(第4実施形態)図7は第4実施形態であ
り、第2実施形態のステップS160、あるいは第3実
施形態のステップS170の代わりにステップS180
を設け、空調の吹出モードがデフロスタモードであるか
判定し、デフロスタモードである時は窓ガラスの防曇性
能の向上を優先するため、冷房モードを選択する。
【0066】これに反し、空調の吹出モードがデフロス
タモードでない時は、窓ガラスの防曇性能を特に要求さ
れていないので、ホットガス暖房モードを選択して車室
内暖房を速やかに立ち上げる。ここで、デフロスタモー
ド以外の吹出モードとしては、通常、フェイス吹出口3
2から車両乗員の顔部側に向けて空調風を吹き出すフェ
イスモード、フェイス吹出口32とフット吹出口33の
両方から乗員の顔部側と足元部側へ同時に空調風を吹き
出すバイレベルモード、フット吹出口33から乗員の足
元部側へ空調風を主に吹き出すと同時に、少量の空調風
をデフロスタ吹出口31から車両窓ガラスの内面に向け
て吹き出すフットモード、およびフット吹出口33とデ
フロスタ吹出口31の両方から同程度の風量割合にて空
調風を乗員の足元部側および車両窓ガラスの内面に向け
て吹き出すフットデフロスタモードが設定される。
【0067】なお、フットデフロスタモードもデフロス
タモードの次に窓ガラスの防曇性能の向上を要求される
吹出モードであるから、デフロスタモードとフットデフ
ロスタモードの両方にて冷房モードを選択し、それ以外
の吹出モード(フェイスモード、バイレベルモード、お
よびフットモード)のときにホットガス暖房モードを選
択するようにしてもよい。
【0068】(他の実施形態)なお、図3では、エアコ
ンスイッチ29aの操作ノブ290またはホットガスス
イッチ29bの操作ノブ291の押圧操作による指令状
態をECU26内の記憶手段により次回の押圧操作時点
まで記憶保持するタイプのスイッチについて説明した
が、エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ
29bを機械的ロック機構を持つ押しボタンスイッチに
より構成してもよい。すなわち、操作ノブ290、29
1を押圧操作すると、その操作状態を機械的ロック機構
により保持し、次回の押圧操作でその操作状態を解除す
る押しボタンスイッチを、エアコンスイッチ29aおよ
びホットガススイッチ29bとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による車両用空調装置の
全体システム図である。
【図2】図1の電気制御部のブロック図である。
【図3】第1実施形態に用いるエアコンスイッチおよび
ホットガススイッチの説明図である。
【図4】第1実施形態の制御を例示するフローチャート
である。
【図5】第2実施形態の制御を例示するフローチャート
である。
【図6】第3実施形態の制御を例示するフローチャート
である。
【図7】第4実施形態の制御を例示するフローチャート
である。
【符号の説明】
10…圧縮機、18…蒸発器(室内熱交換器)、24…
暖房用熱交換器、29a…エアコンスイッチ(冷房入力
スイッチ手段)、29b…ホットガススイッチ(暖房入
力スイッチ手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井澤 聡 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルの室内熱交換器(18)で
    低圧冷媒を蒸発させて、車室内への送風空気を冷却する
    冷房モードと、前記冷凍サイクルの圧縮機(10)から
    の吐出ガス冷媒を前記室内熱交換器(18)に直接導入
    して車室内への送風空気を加熱する暖房モードとを切替
    可能とした車両用空調装置において、 前記冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段
    (29a)と、 前記冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操
    作され、前記暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイ
    ッチ手段(29b)とを備え、 前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モー
    ドの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記冷房モー
    ドに切り替え、 前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モー
    ドの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記暖房モー
    ドに切り替え、 更に、前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷
    房モードの運転指令が出ると同時に、前記暖房入力スイ
    ッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出
    たときは、前記冷房モードと前記暖房モードの優先度を
    判定し、優先度の高い方のモードを選択することを特徴
    とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記優先度の判定を外気温に基づいて行
    い、外気温が所定値より高いときに前記冷房モードを選
    択し、外気温が所定値以下になると前記暖房モードを選
    択することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装
    置。
  3. 【請求項3】 前記優先度の判定を内気温に基づいて行
    い、内気温が所定値より高いときに前記冷房モードを選
    択し、内気温が所定値以下になると前記暖房モードを選
    択することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記優先度の判定を前記室内熱交換器
    (18)に送風される空気の空気吸入モードに基づいて
    行い、前記空気吸入モードが内気モードであるときに前
    記冷房モードを選択し、前記空気吸入モードが外気モー
    ドであるときに前記暖房モードを選択することを特徴と
    する請求項1に記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記優先度の判定を、前記室内熱交換器
    (18)を通過した空気の車室内への吹出モードに基づ
    いて行い、 前記吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモードで
    あるときに前記冷房モードを選択し、前記吹出モードが
    窓ガラスの防曇性能を高めるモード以外のモードである
    ときに前記暖房モードを選択することを特徴とする請求
    項1に記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記圧縮機(10)は車両エンジン(1
    2)により駆動され、 前記空調ケース(22)内において、前記室内熱交換器
    (18)の下流側に前記車両エンジン(12)からの温
    水を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器(24)
    を配置することを特徴とする請求項1ないし5のいずれ
    か1つに記載の車両用空調装置。
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