JP3584926B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房時に圧縮機吐出ガス冷媒(ホットガス)を室内熱交換器(蒸発器)に直接導入することにより、室内熱交換器をガス冷媒の放熱器として使用するホットガス暖房機能を発揮する車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用空調装置では冬期暖房時に温水(エンジン冷却水)を暖房用熱交換器に循環させ、この暖房用熱交換器にて温水を熱源として空調空気を加熱するようにしている。この場合、温水温度が低いときには車室内への吹出空気温度が低下して必要な暖房能力が得られない場合がある。
【0003】
そこで、特開平5−223357号公報等では、ホットガスヒータサイクルにより暖房機能を発揮できる車両用空調装置が提案されている。この従来技術では、エンジン始動時のごとく温水温度が所定温度より低いときには、圧縮機吐出ガス冷媒(ホットガス)を凝縮器をバイパスして室内熱交換器(蒸発器)に導入して、室内熱交換器でガス冷媒から空調空気に放熱することにより、補助暖房機能を発揮できるようにしている。すなわち、上記の従来技術おいては、空調ケース内に設置された1個の室内熱交換器を冷房モード時の冷却器および暖房モード時の放熱器として切替使用している。
【0004】
ところで、ホットガスヒータサイクルによる暖房モードは、暖房用熱交換器による温水暖房機能(主暖房機能)に対する補助暖房機能を果たすものであって、通常、外気温が10℃程度以下の低外気温域で使用される。一方、冷房モードは夏期の車室内冷房時だけでなく、冬期の車室内暖房時においても車両窓ガラスの曇り止めのために(除湿機能の発揮のために)使用される場合がある。この冬期の冷房モードは、外気温が0℃付近に低下するまで使用され、0℃付近よりも低い極低温域では冷房モードを停止するようになっている。
【0005】
従って、冬期の低外気温域(0℃〜10℃付近の温度範囲)では、ホットガスヒータサイクルによる暖房モードの使用域と冷房モードの使用域が重なることになる。
【0006】
上記従来技術では、乗員によりマニュアル操作されるホットガススイッチ(暖房スイッチ)およびエアコンスイッチ(冷房スイッチ)を設け、ホットガススイッチの投入によりホットガス暖房モードを設定し、エアコンスイッチの投入により冷房モードを設定するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記ホットガススイッチおよびエアコンスイッチとしては、通常、一度投入(ON)すると、次回、再操作するまで、その投入(ON)状態が維持されるタイプのスイッチが使用される。従って、前回のエンジン運転時にエアコンスイッチが投入(ON)され、そのままになっている状態で、次回のエンジン運転時にホットガススイッチが投入(ON)されると、両スイッチがともに投入(ON)状態となる場合が生じる。
【0008】
このような場合に、例えば、冷房機能を優先するという考え方に立って、常に、冷房モードを自動選択するように空調制御装置を設計すると、冷房(除湿)機能モードよりもホットガス暖房の必要な極低温域においても、ホットガス暖房モードを実行することができないという不具合が生じる。
【0009】
本発明は上記点に鑑みて、暖房入力スイッチ手段(ホットガススイッチ)からの暖房指令および冷房入力スイッチ手段(エアコンスイッチ)からの冷房指令が同時に出ている状態においても、ホットガス暖房の必要時には、ホットガス暖房モードを選択し、実行できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操作され、暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)とを備え、
冷房入力スイッチ手段(29a)から冷房モードの運転指令が出ると冷凍サイクルを冷房モードに切り替え、暖房入力スイッチ手段(29b)から暖房モードの運転指令が出ると冷凍サイクルを暖房モードに切り替え、
更に、冷房入力スイッチ手段(29a)から冷房モードの運転指令が出ると同時に、暖房入力スイッチ手段(29b)から暖房モードの運転指令が出たときは、冷房モードと暖房モードの優先度を外気温に基づいて判定し、
外気温が所定値より高いときに冷房モードを選択し、外気温が所定値以下になると暖房モードを選択することを特徴とする。
【0011】
このように、冷房モードと暖房モードの優先度を外気温に基づいて判定する手段を備えることにより、外気温が所定値より高いときに冷房モードを自動的に選択でき、また、外気温が所定値以下になるとホットガス暖房の必要時であると判定して、ホットガス暖房モードを自動的に選択し、実行できるので、ホットガス暖房機能の発揮によって車室内暖房を速やかに立ち上げることができる。
【0013】
請求項に記載の発明のように、冷房モードと暖房モードの優先度の判定を内気温に基づいて行い、内気温が所定値より高いときに冷房モードを選択し、内気温が所定値以下になると暖房モードを選択すれば、低内気温時にホットガス暖房を確実に選択できる。
【0014】
請求項に記載の発明のように、冷房モードと暖房モードの優先度の判定を室内熱交換器(18)に送風される空気の空気吸入モードに基づいて行い、空気吸入モードが内気モードであるときに冷房モードを選択し、空気吸入モードが外気モードであるときに暖房モードを選択するようにしてもよい。
【0015】
ところで、内気モード時は絶対湿度の高い内気の再循環により窓ガラスの曇りが発生しやすくなるが、請求項によると、内気モード時は冷房モードを選択して、室内熱交換器(18)に除湿機能を発揮させることにより窓ガラスの防曇を図ることができる。
一方、外気モード時は低温外気の吸い込みにより暖房熱負荷が増大するが、暖房モードの選択によりホットガス暖房機能を発揮して車室内暖房性能を向上できる。
【0016】
請求項4に記載の発明の発明のように、冷房モードと暖房モードの優先度の判定を、室内熱交換器(18)を通過した空気の車室内への吹出モードに基づいて行い、
吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモードであるときに冷房モードを選択し、吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモード以外のモードであるときに暖房モードを選択するようにしてもよい。
【0017】
ここで、窓ガラスの防曇性能を高めるモードとは、デフロスタモードやフットデフロスタモードのように窓ガラス側への吹出風量が車室内の他の部位への吹出風量と比較して同等以上となる吹出モードである。
【0018】
請求項によると、窓ガラスの防曇性能を高めるモードであるときは冷房モードを選択して、室内熱交換器(18)に除湿機能を発揮させることにより窓ガラスの防曇性能をより一層向上できる。
これに対して、吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモード以外のモードであるときは暖房モードの選択によりホットガス暖房機能を発揮して車室内暖房性能を向上できる。
【0019】
請求項に記載の発明では、請求項1ないしのいずれか1つにおいて、圧縮機(10)は車両エンジン(12)により駆動され、空調ケース(22)内において、室内熱交換器(18)の下流側に車両エンジン(12)からの温水を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器(24)を配置することを特徴とする。
【0020】
このように、室内熱交換器(18)のホットガス暖房機能と暖房用熱交換器(24)の温水暖房暖房機能とを併用して車室内暖房を行うものにおいて、請求項1ないしの作用効果は有効に発揮される。
【0021】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は第1実施形態による車両用空調装置の全体構成を例示している。圧縮機10は、電磁クラッチ11を介して水冷式の車両エンジン12により駆動されるもので、例えば、固定容量型の斜板型圧縮機から構成される。
【0023】
圧縮機10の吐出側は冷房用電磁弁13を介して凝縮器14に接続され、この凝縮器14の出口側は冷媒の気液を分離して液冷媒を溜める受液器15に接続される。凝縮器14は圧縮機10等とともに車両エンジンルームに配置され、電動式の冷却ファン14aにより送風される外気(冷却空気)と熱交換する室外熱交換器である。
【0024】
そして、受液器15の出口側は冷房用減圧装置をなす温度式膨張弁16に接続されている。この温度式膨張弁16の出口側は逆止弁17を介して蒸発器18の入口側に接続されている。蒸発器18の出口側はアキュームレータ19を介して圧縮機10の吸入側に接続されている。
【0025】
上記した圧縮機10の吐出側から冷房用電磁弁13→凝縮器14→受液器15→温度式膨張弁16→逆止弁17→蒸発器18→アキュームレータ19を経て圧縮機10の吸入側に戻る閉回路により通常の冷房用冷凍サイクルCが構成される。
【0026】
温度式膨張弁16は周知のごとく通常の冷凍サイクル運転時(冷房モード時)に蒸発器18出口冷媒の過熱度が所定値に維持されるように弁開度(冷媒流量)を調整するものである。アキュームレータ19は蒸発器18出口からの冷媒の気液を分離して液冷媒をタンク内下部に溜めて、タンク内上部のガス冷媒を圧縮機10の吸入側へ導出するようになっている。また、アキュームレータ19はタンク内下部の、オイルが溶け込んでいる液冷媒を少量吸入して、この液冷媒をガス冷媒に混入して圧縮機10側へ導出するようになっている。
【0027】
一方、圧縮機10の吐出側と蒸発器18の入口側との間に、凝縮器14等をバイパスするホットガスバイパス通路20が設けてあり、このバイパス通路20には暖房用電磁弁21および絞り21aが直列に設けてある。この絞り21aは暖房用減圧装置をなすものであり、オリフィス、キャピラリチューブ等の固定絞りで構成することができる。圧縮機10の吐出側から暖房用電磁弁21→絞り21a→蒸発器18→アキュームレータ19を経て圧縮機10の吸入側に戻る閉回路により暖房用のホットガスヒータサイクルHが構成される。
【0028】
車両用空調装置の空調ケース22は車室内へ向かって空気が流れる空気通路を構成するもので、この空調ケース22内を電動式の空調用送風機23により空気が送風される。空調用送風機23は、図示の簡略化のために軸流式で示しているが、実際は、遠心式ファンを持つ遠心式送風機であり、この空調用送風機23は送風機駆動回路により制御されるブロワモータ23aにより回転駆動される。なお、本実施形態の送風機23の送風量は、ブロワモータ23aに印加するブロワ制御電圧を調整することにより、連続的または段階的に切り替え可能になっている。
【0029】
また、空調用送風機23の吸入側には、車室外空気(以下外気と言う)を吸い込むための外気吸込口70、車室内空気(以下内気と言う)を吸い込むための内気吸込口71、および内外気切替手段を構成する板状の内外気切替ドア72が設けられている。なお、内外気切替ドア72は、図示しないリンク機構を介してサーボモータ等のアクチュエータにより駆動されて、外気吸込口70から外気を吸い込む外気モードと内気吸込口71から内気を吸い込む内気モードとを少なくとも切り替える。
【0030】
蒸発器18は空調ケース22内に設置される室内熱交換器であって、冷房モード時には冷房用冷凍サイクルCにより冷媒が循環して、蒸発器18での冷媒蒸発(吸熱)により空調用送風機23の送風空気を冷却するので、冷却器としての役割を果たす。また、暖房モード時には、蒸発器18はホットガスバイパス通路20からの高温冷媒ガス(ホットガス)が流入して空気を加熱するので、放熱器としての役割を果たす。
【0031】
空調ケース22内において蒸発器18の空気下流側には、車両エンジン12からの温水(エンジン冷却水)を熱源として送風空気を加熱する温水式の暖房用熱交換器24が設置されている。この暖房用熱交換器24への温水回路には温水流れを制御する温水弁25が備えられている。
【0032】
ところで、温水式の暖房用熱交換器24は、車室内の暖房のための主暖房手段をなすものであり、これに対して、ホットガスヒータサイクルHによる放熱器をなす蒸発器(室内熱交換器)18は補助暖房手段を構成する。
【0033】
一方、空調ケース22の最も空気下流側には、車両フロント窓ガラスの内面に向けて空調風(主に温風)を吹き出すためのデフロスタ(DEF)吹出口31と、車両乗員の顔部(上半身)に向けて空調風(主に冷風)を吹き出すためのフェイス(FACE)吹出口32と、車両乗員の足元部(下半身)に向けて空調風(主に温風)を吹き出すためのフット(FOOT)吹出口33が設けられている。更に、これらの各吹出口31〜33を選択的に開閉する複数個のモード切替ドア34〜36が回動可能に設けられている。なお、このモード切替ドア34〜36は吹出モード切替手段を構成するものであって、図示しないリンク機構を介してサーボモータ等のアクチュエータにより駆動される。
【0034】
空調用電子制御装置(以下ECUという)26は、マイクロコンピュータとその周辺回路から構成され、予め設定されたプログラムに従って所定の演算処理を行って、電磁弁13、21の開閉およびその他の電気機器(11、14a、23、25等)の作動を制御する。
【0035】
図2は第1実施形態の電気制御ブロック図であり、ECU26には、車両エンジン12の水温センサ27a、外気温センサ27b、蒸発器18の吹出空気温度センサ27c、圧縮機吐出圧力(サイクル高圧圧力)の圧力センサ27d、内気温センサ27e、車室内への日射量を検出する日射センサ27f等のセンサ群から検出信号が入力される。
【0036】
また、車室内計器盤付近に設置される空調操作パネル28から以下の操作スイッチ群の操作信号がECU26に入力される。すなわち、エアコンスイッチ29aは冷凍サイクルの圧縮機10の起動または停止を指令するものであり、冷房モードを設定する冷房スイッチの役割を果たす。ホットガススイッチ29bはホットガスヒータサイクルHによる暖房モードを設定するもので、暖房スイッチの役割を果たす。
【0037】
更に、空調操作パネル28には、空調の吹出モードを切り替える吹出モード切替スイッチ29c、車室内の温度を所望の温度に設定する温度設定スイッチ(温度設定手段)29d、送風機23のオン、オフおよび風量切替を指令するブロワスイッチ29e、外気モードと内気モードの切替を指令する内外気切替スイッチ29f等が設置されている。
【0038】
図3は空調操作パネル28におけるエアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bの具体配置例を示すものであり、この両スイッチ29a、29bは互いに独立に操作されるものである。この両スイッチ29a、29bはともに乗員により押圧操作される矩形状の押しボタン式の操作ノブ290、291を有している。この操作ノブ290、291にはそれぞれ発光ダイオード(LED)からなる冷房用表示器292、暖房用表示器293が設けてある。
【0039】
エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bはともにモーメンタリスイッチと称されるスイッチであって、エアコンスイッチ29aの操作ノブ290を押す毎に、冷房モードの指令状態と冷房モード停止(OFF)の指令状態とが交互に切り替わるとともに、この冷房モードの指令状態と冷房モード停止の指令状態がECU26内の記憶手段にて記憶保持されるようになっている。
【0040】
同様に、ホットガススイッチ29bの操作ノブ291を押す毎に、ホットガス暖房モードの指令状態とホットガス暖房モード停止(OFF)の指令状態とが交互に切り替わるとともに、このホットガス暖房モードの指令状態とホットガス暖房モード停止の指令状態がECU26内の記憶手段にて記憶保持されるようになっている。
【0041】
すなわち、エアコンスイッチ29aの操作ノブ290またはホットガススイッチ29bの操作ノブ291を一度押圧操作して冷房モードまたはホットガス暖房モードの指令を出すと、ECU26内の記憶手段はこの冷房またはホットガス暖房の指令状態を次に操作ノブ290、291が押圧操作されるまで記憶保持する。ECU26による冷房またはホットガス暖房の指令状態の記憶は、車両エンジン12の停止時(エンジンイグニッションスイッチのオフ時)にも持続されるようになっている。冷房モードの指令状態は冷房用表示器292の点灯により表示され、またホットガス暖房モードの指令状態は暖房用表示器293の点灯により表示される。
【0042】
エアコンスイッチ29aが本発明の冷房入力スイッチ手段を構成し、ホットガススイッチ29bが本発明の暖房入力スイッチ手段を構成する。
【0043】
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。まず、最初に、冷凍サイクル部分の作動を説明すると、エアコンスイッチ29aが投入され、冷房モードが設定されると、ECU26により冷房用電磁弁13が開状態とされ、暖房用電磁弁21が閉状態とされる。従って、電磁クラッチ11が接続状態となり、圧縮機10が車両エンジン12にて駆動されると、圧縮機10の吐出ガス冷媒は開状態の冷房用電磁弁13を通過して凝縮器14に流入する。
【0044】
凝縮器14では、冷却ファン14aにより送風される外気にて冷媒が冷却されて凝縮する。そして、凝縮器14通過後の冷媒は受液器15で気液分離され、液冷媒のみが温度式膨張弁16で減圧されて、低温低圧の気液2相状態となる。
【0045】
次に、この低圧冷媒は逆止弁17を通過して蒸発器18内に流入して送風機23の送風する空調空気から吸熱して蒸発する。蒸発器18で冷却された空調空気はフェイス開口部32等から車室内へ吹き出して車室内を冷房する。蒸発器18で蒸発したガス冷媒はアキュームレータ19を介して圧縮機10に吸入され、圧縮される。
【0046】
冬期においてホットガススイッチ29bが投入され、ホットガスヒータサイクルHによる暖房モードが設定されると、ECU26により冷房用電磁弁13が閉状態とされ、暖房用電磁弁21が開状態とされ、ホットガスバイパス通路20が開通する。このため、圧縮機10の高温吐出ガス冷媒(過熱ガス冷媒)が開状態の暖房用電磁弁21を通って絞り21aで減圧された後、蒸発器18に流入する。つまり、圧縮機10からの過熱ガス冷媒(ホットガス)が凝縮器14等をバイパスして蒸発器18に直接導入される。
【0047】
このとき、逆止弁17はホットガスバイパス通路20からのガス冷媒が温度式膨張弁16側へ流れるのを防止する。従って、冷凍サイクルは、圧縮機10の吐出側→暖房用電磁弁21→絞り21a→蒸発器18→アキュームレータ19→圧縮機10の吸入側に戻る閉回路(ホットガスヒータサイクルH)にて運転される。
【0048】
そして、絞り21aで減圧された後の過熱ガス冷媒が蒸発器18にて送風空気に放熱して、送風空気を加熱する。ここで、蒸発器18にてガス冷媒から放出される熱量は、圧縮機10の圧縮仕事量に相当するものである。蒸発器18で放熱したガス冷媒はアキュームレータ19を介して圧縮機10に吸入され、圧縮される。
【0049】
なお、エンジン12の始動直後のように温水温度が低いときは空調用送風機23は低風量で始動するようにウォームアップ制御される。車両エンジン12の温水を温水式の暖房用熱交換器24に温水弁25を介して循環することにより、蒸発器18で加熱された送風空気を熱交換器24において更に加熱することができる。従って、寒冷時においても、蒸発器18と温水式の暖房用熱交換器24の両方で加熱された、より温度の高い温風を車室内へ吹き出すことができる。
【0050】
次に、空調操作パネル28のエアコンスイッチ(冷房スイッチ)29aおよびホットガススイッチ(暖房スイッチ)29bの投入操作に基づく冷房モードおよびホットガス暖房モードの切替設定の具体制御例を説明する。図4の制御ルーチンは車両エンジン12の始動(イグニッションスイッチの投入)によりスタートし、ステップS10にて空調操作パネル28のエアコンスイッチ29aが投入(ON)されているか判定する。
【0051】
エアコンスイッチ29aが投入(ON)されていると、次に、ステップS20にてホットガススイッチ29bが投入(ON)されているか判定する。ホットガススイッチ29bが投入(ON)されていると、次に、ステップS30にて外気温が第1所定値(例えば、−1.5°C)以下であるか判定する。この判定は、上記両スイッチ29a、29bの同時投入時に、冷房モードとホットガス暖房モードのいずれを選択するか決める判定であり、本例では、外気温が−1.5°C以下である時(極低外気温域)は、暖房性能向上のためにホットガス暖房モードを選択することにしている。
【0052】
次に、ステップS40にてエンジン水温が所定値(例えば、80°C)以下であるか判定する。この判定はエンジン水温がホットガス暖房(補助暖房)を必要とする低温域にあるか判定するためである。エンジン水温が所定値以下のときは、次に、ステップS50にて冷房用電磁弁13を閉、暖房用電磁弁21を開の状態、すなわち、冷凍サイクルをホットガス暖房モードの状態にする。次に、ステップS60にて電磁クラッチ11に通電して圧縮機10を作動状態とする。これにより、ホットガスヒータサイクルHにて圧縮機10の吐出冷媒がサイクル内を循環し、ホットガス暖房モードが実行される。
【0053】
なお、ステップS30にて外気温が第1所定値(例えば、−1.5°C)より高いときは、ホットガス暖房よりも冷房(除湿)モードの必要性の方が高いので、ステップS70に進み、冷房用電磁弁13を開、暖房用電磁弁21を閉の状態、すなわち、冷凍サイクルを冷房モードの状態にする。次に、ステップS80にて電磁クラッチ11に通電して圧縮機10を作動状態とする。これにより、冷房用冷凍サイクルCにて圧縮機10の吐出冷媒がサイクル内を循環し、冷房モードが実行される。
【0054】
また、ステップS20およびステップS40の判定がNOであるときはホットガス暖房モードが不要なときであるから、ステップS70、S80に進み、冷房モードを実行する。
【0055】
一方、ステップS10にてエアコンスイッチ29aが投入(ON)されていないときはステップS90に進み、ホットガススイッチ29bが投入(ON)されているか判定する。ホットガススイッチ29bが投入(ON)されていると、次に、ステップS100にて冷房用電磁弁13を閉、暖房用電磁弁21を開の状態、すなわち、冷凍サイクルをホットガス暖房モードの状態にする。
【0056】
次に、ステップS110にて外気温が第2所定値以下であるか判定する。この第2所定値は第1所定値より十分高い温度(例えば、10°C)であって、外気温が第2所定値以下である場合はホットガス暖房が必要であると判定し、外気温が第2所定値より高い温度になると暖房熱負荷の減少によりホットガス暖房が不要であると判定する。
【0057】
ステップS110の判定がYESであると、次のステップS120にてエンジン水温が所定値(例えば、80°C)以下であるか判定する。エンジン水温が所定値以下のときは、次に、ステップS130にて電磁クラッチ11に通電して圧縮機10を作動状態とする。これにより、ホットガスヒータサイクルHにて圧縮機10の吐出冷媒がサイクル内を循環し、ホットガス暖房モードが実行される。
【0058】
ステップS90、ステップS110およびステップS120の判定がNOであるときはホットガス暖房が不要であり、そのため、ステップS140に進み電磁クラッチ11の通電を遮断して圧縮機10を停止状態とし、冷凍サイクルを停止状態とする。
【0059】
以上の説明から理解されるように図4の制御によると、エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bの同時投入時には外気温の高低をステップS30により判定して、外気温がステップS30の判定しきい値(−1.5℃)以下の極低温域にあるときは、ホットガス暖房モードを自動的に選択し、実行する。そのため、極低温域においてはエアコンスイッチ29aが投入状態で放置されていても、ホットガス暖房モードを自動的に選択して車室内暖房を速やかに立ち上げることができる。
【0060】
(第2実施形態)
第1実施形態では、エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bの同時投入時に外気温の高低により冷房モードとホットガス暖房モードの選択を行っているが、第2実施形態では、外気温の代わりに内気温の高低を判定して冷房モードとホットガス暖房モードの選択を行うようにしている。
【0061】
図5は第2実施形態の制御を示すフローチャートであり、図4との相違点はステップS150とステップS160であり、ステップS150の判定はステップS110と同様に、ホットガス暖房モードを必要とする低外気温域を判定する。
【0062】
そして、ステップS160では内気温が所定値(例えば10℃)以下であるか判定し、内気温が所定値以下のときはホットガス暖房モードを自動的に選択して車室内暖房を速やかに立ち上げる。これに反し、内気温が所定値より高いときは冷房モードを選択する。
【0063】
(第3実施形態)
図6は第3実施形態であり、第2実施形態のステップS160の代わりにステップS170を設け、空調の空気吸入モードが外気モードであるか判定し、外気モードであるときに、ホットガス暖房モードを自動的に選択して車室内暖房を速やかに立ち上げる。これに反し、空調の空気吸入モードが外気モードでないとき、すなわち、内気モードであるときは冷房モードを選択する。
【0064】
冬期の低外気温時に外気モードが選択されていると、低温外気の吸入により暖房熱負荷が増大するので、ホットガス暖房モードの必要性が高くなる。一方、冬期の低外気温時に内気モードが選択されていると、外気に比して温度の高い内気の吸入により暖房熱負荷が減少すると同時に、外気に比して絶対湿度の高い内気の吸入により窓ガラスの曇りが発生しやすくなる。よって、外気モード時にはホットガス暖房モードを選択し、内気モード時には冷房モードを選択するのがよい。
【0065】
(第4実施形態)
図7は第4実施形態であり、第2実施形態のステップS160、あるいは第3実施形態のステップS170の代わりにステップS180を設け、空調の吹出モードがデフロスタモードであるか判定し、デフロスタモードである時は窓ガラスの防曇性能の向上を優先するため、冷房モードを選択する。
【0066】
これに反し、空調の吹出モードがデフロスタモードでない時は、窓ガラスの防曇性能を特に要求されていないので、ホットガス暖房モードを選択して車室内暖房を速やかに立ち上げる。ここで、デフロスタモード以外の吹出モードとしては、通常、フェイス吹出口32から車両乗員の顔部側に向けて空調風を吹き出すフェイスモード、フェイス吹出口32とフット吹出口33の両方から乗員の顔部側と足元部側へ同時に空調風を吹き出すバイレベルモード、フット吹出口33から乗員の足元部側へ空調風を主に吹き出すと同時に、少量の空調風をデフロスタ吹出口31から車両窓ガラスの内面に向けて吹き出すフットモード、およびフット吹出口33とデフロスタ吹出口31の両方から同程度の風量割合にて空調風を乗員の足元部側および車両窓ガラスの内面に向けて吹き出すフットデフロスタモードが設定される。
【0067】
なお、フットデフロスタモードもデフロスタモードの次に窓ガラスの防曇性能の向上を要求される吹出モードであるから、デフロスタモードとフットデフロスタモードの両方にて冷房モードを選択し、それ以外の吹出モード(フェイスモード、バイレベルモード、およびフットモード)のときにホットガス暖房モードを選択するようにしてもよい。
【0068】
(他の実施形態)
なお、図3では、エアコンスイッチ29aの操作ノブ290またはホットガススイッチ29bの操作ノブ291の押圧操作による指令状態をECU26内の記憶手段により次回の押圧操作時点まで記憶保持するタイプのスイッチについて説明したが、エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bを機械的ロック機構を持つ押しボタンスイッチにより構成してもよい。すなわち、操作ノブ290、291を押圧操作すると、その操作状態を機械的ロック機構により保持し、次回の押圧操作でその操作状態を解除する押しボタンスイッチを、エアコンスイッチ29aおよびホットガススイッチ29bとして用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による車両用空調装置の全体システム図である。
【図2】図1の電気制御部のブロック図である。
【図3】第1実施形態に用いるエアコンスイッチおよびホットガススイッチの説明図である。
【図4】第1実施形態の制御を例示するフローチャートである。
【図5】第2実施形態の制御を例示するフローチャートである。
【図6】第3実施形態の制御を例示するフローチャートである。
【図7】第4実施形態の制御を例示するフローチャートである。
【符号の説明】
10…圧縮機、18…蒸発器(室内熱交換器)、24…暖房用熱交換器、
29a…エアコンスイッチ(冷房入力スイッチ手段)、
29b…ホットガススイッチ(暖房入力スイッチ手段)。

Claims (5)

  1. 冷凍サイクルの室内熱交換器(18)で低圧冷媒を蒸発させて、車室内への送風空気を冷却する冷房モードと、前記冷凍サイクルの圧縮機(10)からの吐出ガス冷媒を前記室内熱交換器(18)に直接導入して車室内への送風空気を加熱する暖房モードとを切替可能とした車両用空調装置において、
    前記冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操作され、前記暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)とを備え、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記冷房モードに切り替え、
    前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記暖房モードに切り替え、
    更に、前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると同時に、前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出たときは、前記冷房モードと前記暖房モードの優先度を外気温に基づいて判定し、
    外気温が所定値より高いときに前記冷房モードを選択し、外気温が所定値以下になると前記暖房モードを選択することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 冷凍サイクルの室内熱交換器(18)で低圧冷媒を蒸発させて、車室内への送風空気を冷却する冷房モードと、前記冷凍サイクルの圧縮機(10)からの吐出ガス冷媒を前記室内熱交換器(18)に直接導入して車室内への送風空気を加熱する暖房モードとを切替可能とした車両用空調装置において、
    前記冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操作され、前記暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)とを備え、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記冷房モードに切り替え、
    前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記暖房モードに切り替え、
    更に、前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると同時に、前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出たときは、前記冷房モードと前記暖房モードの優先度を内気温に基づいて判定し、
    内気温が所定値より高いときに前記冷房モードを選択し、内気温が所定値以下になると前記暖房モードを選択することを特徴とする車両用空調装置。
  3. 冷凍サイクルの室内熱交換器(18)で低圧冷媒を蒸発させて、車室内への送風空気を冷却する冷房モードと、前記冷凍サイクルの圧縮機(10)からの吐出ガス冷媒を前記室内熱交換器(18)に直接導入して車室内への送風空気を加熱する暖房モードとを切替可能とした車両用空調装置において、
    前記冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操作され、前記暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)とを備え、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記冷房モードに切り替え、
    前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記暖房モードに切り替え、
    更に、前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると同時に、前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出たときは、前記冷房モードと前記暖房モードの優先度を前記室内熱交換器(18)に送風される空気の空気吸入モードに基づいて判定し、
    前記空気吸入モードが内気モードであるときに前記冷房モードを選択し、前記空気吸入モードが外気モードであるときに前記暖房モードを選択することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 冷凍サイクルの室内熱交換器(18)で低圧冷媒を蒸発させて、車室内への送風空気を冷却する冷房モードと、前記冷凍サイクルの圧縮機(10)からの吐出ガス冷媒を前記室内熱交換器(18)に直接導入して車室内への送風空気を加熱する暖房モードとを切替可能とした車両用空調装置において、
    前記冷房モードの運転指令を出す冷房入力スイッチ手段(29a)と、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)に対して独立に操作され、前記暖房モードの運転指令を出す暖房入力スイッチ手段(29b)とを備え、
    前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記冷房モードに切り替え、
    前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出ると前記冷凍サイクルを前記暖房モードに切り替え、
    更に、前記冷房入力スイッチ手段(29a)から前記冷房モードの運転指令が出ると同時に、前記暖房入力スイッチ手段(29b)から前記暖房モードの運転指令が出たときは、前記冷房モードと前記暖房モードの優先度を前記室内熱交換器(18)を通過した空気の車室内への吹出モードに基づいて判定し、
    前記吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモードであるときに前記冷房モードを選択し、前記吹出モードが窓ガラスの防曇性能を高めるモード以外のモードであるときに前記暖房モードを選択することを特徴とする車両用空調装置。
  5. 前記圧縮機(10)は車両エンジン(12)により駆動され、
    前記空調ケース(22)内において、前記室内熱交換器(18)の下流側に前記車両エンジン(12)からの温水を熱源として空気を加熱する暖房用熱交換器(24)を配置することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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