JP2003170644A - コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents

コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム

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JP2003170644A
JP2003170644A JP2001370180A JP2001370180A JP2003170644A JP 2003170644 A JP2003170644 A JP 2003170644A JP 2001370180 A JP2001370180 A JP 2001370180A JP 2001370180 A JP2001370180 A JP 2001370180A JP 2003170644 A JP2003170644 A JP 2003170644A
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Akihito Mochizuki
昭仁 望月
Masami Kato
政美 加藤
Takeshi Shinomiya
岳史 四宮
Isamu Ozawa
勇 小澤
Yukihiko Ogata
幸彦 尾形
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続する複数ページの処理において発生した
異常を遡って表示確認することで、画像出力装置の開発
効率の向上を図ることを可能としたコントローラ部動作
検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及
びプログラムを提供する。 【解決手段】 画像データを生成するプリンタコントロ
ーラ21と、画像データに基づき媒体に画像を形成する
エンジン部から構成される画像出力装置を開発する際
に、プリンタエミュレート装置23をエンジン部の代わ
りに使用し、プリンタエミュレート装置23の汎用コン
ピュータ24が、オペレータによりオフラインモードが
選択された場合、プリンタコントローラ21から取得し
記憶装置26に記憶した複数の画像データを順次切り替
えてCRT25に所定表示間隔で表示する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントローラ部動
作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、
及びプログラムに関し、特に、画像データを紙等のメデ
ィアに出力するエンジン部と協働してプリンタを構成す
るコントローラ部の動作を検証し、プリンタの開発を支
援するプリンタエミュレート装置に適用する場合に好適
なコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検
証方法、記憶媒体、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図12に示すように、画像
出力装置としてのプリンタ1200は、ネットワーク、
USB(Universal Serial Bus)インターフェース等を
介して、プリンタドライバ1211を有するホストコン
ピュータ1210に接続される。このプリンタ1200
は、ホストコンピュータ1210等の機器が印刷元デー
タから生成した中間出力データを、出力に適した出力画
像データに変換するコントローラ部1201と、コント
ローラ部1201から出力された出力画像データを取得
し、紙等のメディアに画像形成し出力するエンジン部1
202とを有する。
【0003】プリンタの一例としてのレーザビームプリ
ンタにより画像の出力を行う際には、ホストコンピュー
タ1210等の機器でプリンタ1200のコントローラ
部1201に適した中間出力データを生成する。この中
間出力データの生成は、一般にはプリンタドライバ12
11と呼ばれるソフトウェアで行われる。中間出力デー
タは、パラレル回線、ユニバーサルシリアルバス、イー
サネット(登録商標)等のネットワーク回線を通じてプ
リンタ1200のコントローラ部1201に入力され
る。コントローラ部1201では中間出力データをエン
ジン部1202に適した出力画像データに変換し、エン
ジン部1202からの画像転送許可信号に同期してエン
ジン部1202にビデオ信号として出力する。エンジン
部1202では電子写真プロセスを制御・駆動し、入力
されたビデオ信号を紙等のメディア上に画像として出力
する。エンジン部1202からの画像転送許可信号の出
力タイミングは、紙の搬送状態、電子写真プロセスの状
態等から決定される。
【0004】コントローラ部1201とエンジン部12
02との間は、ビデオインターフェースと呼ばれる通信
路により接続されている。このビデオインターフェース
は、出力画像データを転送するためのビデオ信号、ビデ
オ信号のタイミング等を制御するコントロール信号、コ
ントローラ部1201がエンジン部1202に指示を行
うためのコマンド信号、エンジン部1202がコントロ
ーラ部1201にエンジンの状態を伝えるためのステー
タス信号及び割込み信号などにより構成されている。
【0005】上記紙の搬送状態とは、給紙中・印字中・
排紙中等のエンジン内部での紙の状態のことを示し、電
子写真プロセスの状態とは、アイドル状態・初期化状態
・後処理中状態等を示す。エンジン部1202は、常に
印刷可能な状態であるわけではなく、印刷可能状態にな
った場合にコントローラ部1201に画像転送許可信号
を出力する。コントローラ部1201とエンジン部12
02は、上記コントロール信号・コマンド信号・ステー
タス信号を用いて密接に協調して動作している。
【0006】レーザビームプリンタ以外のプリンタシス
テム、例えば、インクジェットプリンタにおいても、印
刷までのデータの流れはレーザビームプリンタの場合と
同様である。インクジェットプリンタのコントローラ部
は、ホストコンピュータからの中間出力データをエンジ
ン部に適した出力画像データに変換し、エンジン部に同
期してラスタ信号として出力する。エンジン部では、イ
ンクジェットプロセスを制御駆動し、入力したラスタ信
号を紙等のメディア上に画像として形成する。従来のプ
リンタの開発過程や動作検証過程においては、ホストコ
ンピュータで中間出力データを生成し、コントローラ部
に送信することで実際にエンジン部を動作させ出力画像
(印刷物)を得ている。この出力時間の測定と、出力画
像や得られたステータスの直接目視により、プリンタの
動作の評価と検証を行っている。また、このような中間
出力データ生成・エンジン出力・出力時間測定・出力画
像評価・コミュニケーション正当性検証のプロセスは、
繰り返し行われている。
【0007】しかし、実際にプリンタを稼動させて出力
画像を得る従来の手法では、コントローラ部とエンジン
部の両方の開発が十分に進み、両者が動作する段階に至
らなければ行うことができず、開発期間の短縮及び並行
開発が困難である。また、画像の評価・印刷時間の測定
に用いる印刷物の量が膨大になり、また多大な時間とト
ナーや印刷用紙等の消耗品を必要とする問題がある。
【0008】上記の問題に対し、特開平04−0559
35号公報では、ホストコンピュータ上のプリンタドラ
イバが生成した中間出力データを受信し、CRT等の表
示システムに画像として表示するプリンタエミュレート
装置が提案されている。このプリンタエミュレート装置
によれば、プリンタの開発過程において、実際にプリン
タを稼動させて出力画像を得ることなく、ホストコンピ
ュータからの中間出力データを検証することができる。
【0009】また、特願2001−110529号で
は、コントローラ部が出力するビデオ信号を受信し、C
RT等の表示装置に画像として可視化する画像処理装置
が提案されている。この画像処理装置によれば、プリン
タの開発過程によってエンジン部を用いることなく、コ
ントローラ部が出力するビデオ信号を可視化することが
でき、出力画像を検証することができる。
【0010】上記2つの提案による手法を用いること
で、トナーや印刷用紙等の消耗品の節約が可能となり、
各種テストの自動化を実現することが可能になる。ま
た、エンジン部を使用することなくコントローラ動作の
検証を行うことができ、エンジン部とコントローラ部の
分散・平行開発を実現し、開発効率を大幅に向上するこ
とが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題があった。即ち、上述
の従来のプリンタエミュレート装置は、リアルタイムに
可視化した画像データを表示装置に表示させることで処
理結果の異常を発見し、操作者が動作を停止させて異常
内容を検証するというものであった。そのため、複数の
ページが連続して処理される場合に操作者が表示画像の
異常に気付かない、あるいは操作が遅れるなどによって
異常が発生したページを通過してしまい、その結果、停
止状態での詳細な検証作業ができないという問題を生ず
るものであった。
【0012】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、連続する複数ページの処理において発生した異
常を遡って表示確認することを可能とすることで、画像
出力装置の開発効率の向上を図ることを可能としたコン
トローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方
法、記憶媒体、及びプログラムを提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像データに基づき媒体に画像を形成す
るエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると共に
前記画像データを生成するコントローラ部の動作を検証
するコントローラ部動作検証装置であって、前記コント
ローラ部とデータ通信を行うインターフェース手段と、
前記コントローラ部から出力され前記インターフェース
手段を介して取得した画像データを記憶する第一の記憶
手段と、前記第一の記憶手段から転送された画像データ
を記憶する第二の記憶手段と、画像データを表示する表
示手段と、動作モードに応じて前記第1の記憶手段又は
前記第二の記憶手段から画像データを選択して前記表示
手段に表示する表示制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】また、本発明は、画像データに基づき媒体
に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装置を
構成すると共に前記画像データを生成するコントローラ
部の動作を検証するコントローラ部動作検証方法であっ
て、前記コントローラ部から出力され前記コントローラ
部とデータ通信を行うインターフェース手段を介して取
得した画像データを第一の記憶手段に記憶する第一の記
憶ステップと、前記第一の記憶手段から転送された画像
データを第二の記憶手段に記憶する第二の記憶ステップ
と、動作モードに応じて前記第1の記憶手段又は前記第
二の記憶手段から画像データを選択して表示手段に表示
する表示制御ステップとを有することを特徴とする。
【0015】また、本発明は、画像データに基づき媒体
に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装置を
構成すると共に前記画像データを生成するコントローラ
部の動作を検証するコントローラ部動作検証装置に適用
されるコントローラ部動作検証方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記コントローラ部動作検証方法は、前記
コントローラ部から出力され前記コントローラ部とデー
タ通信を行うインターフェース手段を介して取得した画
像データを第一の記憶手段に記憶する第一の記憶ステッ
プと、前記第一の記憶手段から転送された画像データを
第二の記憶手段に記憶する第二の記憶ステップと、動作
モードに応じて前記第1の記憶手段又は前記第二の記憶
手段から画像データを選択して表示手段に表示する表示
制御ステップとを有することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、画像データに基づき媒体
に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装置を
構成すると共に前記画像データを生成するコントローラ
部の動作を検証するコントローラ部動作検証装置に供給
されるプログラムであって、前記コントローラ部から出
力され前記コントローラ部とデータ通信を行うインター
フェース手段を介して取得した画像データを第一の記憶
手段に記憶する第一の記憶ステップと、前記第一の記憶
手段から転送された画像データを第二の記憶手段に記憶
する第二の記憶ステップと、動作モードに応じて前記第
1の記憶手段又は前記第二の記憶手段から画像データを
選択して表示手段に表示する表示制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の実施の形態に係るプリンタ
エミュレート装置の接続構成例を示すブロック図であ
る。プリンタエミュレート装置23は、インターフェー
ス部(インターフェースボード)22及び記憶装置26
を有する汎用コンピュータ24と、表示手段であるCR
T25とを備えている。尚、表示手段はCRTに限定さ
れず液晶等でもよい。図中21はプリンタエミュレート
装置23による動作検証対象であるプリンタコントロー
ラ(コントローラ部)、27はビデオインターフェース
ケーブルである。
【0019】上記構成を詳述すると、プリンタコントロ
ーラ21は、図示しないパラレルインターフェースやU
SBインターフェースまたはネットワークを介してパー
ソナルコンピュータ等(本例ではプリンタエミュレート
装置23の汎用コンピュータ24)に接続される。プリ
ンタエミュレート装置23は、ビデオインターフェース
ケーブル27を介してプリンタコントローラ21の出力
に接続されており、インターフェース部(PCIボー
ド)22を有する汎用コンピュータ24と、CRT25
とで構成される。尚、汎用コンピュータ24は、ハード
ディスク等の記憶装置26、更に図示しないキーボード
やマウス、CPU、メモリ等で構成され、インターフェ
ース部22と接続する拡張バスであるPCI(Peripher
al Component Interconnect)バスを備えている。
【0020】プリンタコントローラ21の出力は、本
来、プリンタのエンジンコントローラに接続されるもの
である。エンジンコントローラは、例えば電子写真方式
のレーザビームプリンタの場合、レーザドライバを駆動
してプリンタコントローラにより生成されたラスタ画像
データを感光体ドラム表面に静電潜像として形成し、静
電潜像にトナーを磁気的に付着させることで、画像を記
録用紙に現像する。
【0021】一方、プリンタエミュレート装置23を利
用してプリンタコントローラ21の動作検証を行う場
合、ビデオインターフェースケーブル27をプリンタエ
ミュレート装置23のインターフェース部22に接続す
る。インターフェース部22は、プリンタコントローラ
21の出力コマンド及びエミュレートするエンジンの状
態等に従って同期信号(水平同期信号及び垂直同期信
号)を生成し、プリンタコントローラ21の出力するラ
スタ画像データを取得し、インターフェース部22上の
メモリに保持する。更に、前記メモリに保持された画像
データは、汎用コンピュータ24に転送され、CRT2
5に表示される。プリンタエミュレート装置23は、こ
のようにプリンタエンジンの代わりにプリンタコントロ
ーラ21に接続され、プリンタコントローラ21のハー
ドウェア/ソフトウェアの開発などに利用される。
【0022】図2は上記図1に示したプリンタエミュレ
ート装置23のインターフェース部22を中心とした構
成を示すブロック図である。インターフェース部22
は、ビデオインターフェース部400及びビデオデータ
制御部200により構成されるものである。ビデオデー
タ制御部200は、ビデオインターフェース部400を
介してプリンタコントローラ100(図1の21)に接
続されると共に、直接、汎用コンピュータ24(パーソ
ナルコンピュータ)の拡張バス300に接続される。ビ
デオデータ制御部200は、互いに直列に接続された、
画像入力制御部203、デュアルポートメモリ制御部2
04、及び画像出力制御部205と、デュアルポートメ
モリ制御部204に接続された、コントローラインター
フェース制御部201、拡張バスインターフェース制御
部202、フレームメモリ206、画像変換部207と
を備える。図中300は拡張バスである。
【0023】上記構成を詳述すると、ビデオデータ制御
部200のコントローラインターフェース制御部201
は、プリンタコントローラ100が送出するプリンタコ
マンドの受信及びプリンタコマンドに対するエンジンレ
スポンスの送信を司る双方向シリアル通信制御部、更
に、プリンタコントローラ100に対するステータス信
号や割込み信号を送出するためのポートなどを含むもの
である。ビデオデータ制御部200は、プリンタコント
ローラ100から出力される画像データをフレームメモ
リ206に蓄積し、更に、フレームメモリ206に蓄積
した画像データを拡張バス300を介して汎用コンピュ
ータ24の処理部に転送する機能を有する。
【0024】コントローラインターフェース制御部20
1が、プリンタコントローラ100からの画像転送要求
信号に対して画像転送許可信号を発することにより、プ
リンタコントローラ100は画像データの転送を開始す
る。画像入力制御部203は、プリンタコントローラ1
00が出力する画像データをデュアルポートメモリ制御
部204に転送し、更に、デュアルポートメモリ制御部
204は、画像入力制御部203から転送された画像デ
ータをフレームメモリ206に書き込む。プリンタコン
トローラ100が出力した1ページ分の画像データの転
送が終了し、フレームメモリ206への画像データの書
き込みが終了すると、引き続き、拡張バスインターフェ
ース制御部202は、拡張バス300を介して所定の転
送先(PCI空間上のメモリ)に対して画像データの転
送を開始する。
【0025】ここで実行される画像データの転送は、フ
レームメモリ206に保持された画像データを読み出
し、更に、画像変換部207によって画像データを変換
処理した上で画像出力制御部205に転送するという手
順で行われる。画像変換部207による変換処理とは、
CRT25の表示能力に合わせた縮小変換処理である。
多くの場合、プリンタコントローラ100の出力する画
像データのサイズに比較してCRT25の画像表示領域
のサイズが小さいため、これに適合するサイズに画像デ
ータを変換する必要が生じる。具体的には、フレームメ
モリ206に蓄積された主走査画素数4864画素、副
走査ライン数6848画素等の高精細画像データを1/
8倍に縮小し、608画素×856ラインの画像データ
を汎用コンピュータ24に転送する。この際、サブサン
プリングに伴う折り返し雑音などの影響を抑えるため、
所定の空間フィルタ処理を併せて施すことで表示画像の
品質を向上させることが可能である。
【0026】また、画像変換部207で上記のような縮
小変換処理を施すことにより、拡張バス300を介した
汎用コンピュータ24に対するデータ転送量を抑えるこ
とができると同時に、汎用コンピュータ24のソフトウ
ェアによる処理負荷の軽減を図ることができる。拡張バ
スインターフェース制御部202は、以上の手順により
汎用コンピュータ24に対する1ページ分の画像データ
の転送を完了すると、割り込み信号によってこれを通知
する。
【0027】図3は上記図2に示したビデオインターフ
ェース部200及びビデオデータ制御部400の物理的
形状を説明するための図である。ビデオデータ制御部2
00は、PCIインターフェースの拡張ボードとして汎
用コンピュータ24の拡張スロットに装着される。ビデ
オインターフェース部400は、ビデオデータ制御部2
00に板間結合されるユニットであり、取り替え可能な
構造をなす。
【0028】図4は上記図2・図3に示したビデオイン
ターフェース部400の内部構成を示すブロック図であ
る。ビデオインターフェース部400は、コネクタ40
4と、コネクタ404に接続されたラインドライバ40
1と、ラインドライバ401に直接、またはFIFO
(First In First Out)メモリ402を介して接続され
た板間結合用のコネクタ403とを備える。
【0029】上記構成を詳述すると、ラインドライバ4
01は、高速のビデオ信号をビデオインターフェースケ
ーブル27を介して接続するための平衡型の信号インタ
ーフェース用ドライバ/レシーバデバイスから構成され
る。FIFOメモリ402には、ビデオ同期クロックに
従って、画像データが保持される。コネクタ404は、
専用のビデオケーブルを介してプリンタコントローラ1
00に接続され、プリンタコントローラ100とは、各
種同期信号、同期信号に同期したCMYK画像データ、プリ
ンタエンジンとのインターフェースを司るシリアルコマ
ンド信号、割込み信号、各種コントロール信号等が接続
される。
【0030】コネクタ403は、ビデオデータ制御部2
00との物理的インターフェースを司る。ビデオデータ
制御部200は、プリンタコントローラ100から送出
されるプリンタコマンド及びエミュレートするエンジン
状態等に従って同期信号(水平同期信号及び垂直同期信
号)を生成し、プリンタコントローラ100から同期信
号に従って送られる画像データをFIFOメモリ402
から抽出する。
【0031】図5は上記図1に示したプリンタエミュレ
ート装置23の画像データ取得に関わる動作を示すタイ
ミングチャートである。図1のプリンタエミュレート装
置23は、プリンタコントローラ21(図2のプリンタ
コントローラ100)の出力する4色の画像データを順
次並行して画像転送処理する。図5において、画像転送
要求信号aがプリンタコントローラ21より発せられる
と、これに対してコントローラインターフェース制御部
201は画像転送許可信号bを返送する。画像転送許可
信号bを返送されたプリンタコントローラ21は、所定
のタイミングに従ってc〜fの画像データ転送を行う。
【0032】画像入力制御部203は、転送されたc〜
fの画像データをデュアルポートメモリ制御部204を
介してフレームメモリ206に格納し、1ページ目の画
像データ入力4の転送が終了すると、引き続き、汎用コ
ンピュータ24上で稼動するソフトウェアの管理下にあ
る所定のメモリに対して画像転送を開始する。画像デー
タ出力hで示すように、フレームメモリ206に保持さ
れた1ページ分のデータを色毎に順次転送を実行し、完
了した時点で、拡張バスインターフェース制御部202
は、拡張バス割込み信号gを発生させて1ページ目のデ
ータ転送が終了したことをシステム(汎用コンピュータ
24)側に通知する。
【0033】以上の一連の動作により、1ページ目の画
像データはプリンタコントローラ100よりビデオデー
タ制御部200を介して拡張バス300に転送され、2
ページ目のデータ転送手順も1ページ目のデータ転送手
順と全く同じように行われる。また、図5に示すよう
に、プリンタコントローラ100からビデオデータ制御
部200に対する2ページ目の画像データの転送と、プ
リンタエミュレート装置23から拡張バス300に対す
る1ページ目の画像データの転送とを並行して実行す
る。ビデオデータ制御部200は、1ページ目のデータ
出力と2ページ目のデータ入力を並行して実行させるた
めに2ページ分のメモリ容量を有する。
【0034】このように、プリントエミュレート装置2
3は、プリンタコントローラ100が送信するプリンタ
コマンドに従ってエンジン状態をエミュレートし、エン
ジン状態に従って所定のタイミングで画像同期信号を生
成し、プリンタコントローラ100の出力する画像デー
タを取り込み、CRT25に表示する。
【0035】次に、上記のプリンタエミュレート装置2
3によって実行されるソフトウェア(ホストとなる汎用
コンピュータ24上で動作するソフトウェア)を説明す
る。図6は上記図1に示したプリンタエミュレート装置
23の汎用コンピュータ24上のソフトウェアの構成を
示す図である。汎用コンピュータ24は、オペレーティ
ングシステム(基本OS)61と、ドライバ62と、マ
ネージャ63と、アプリケーション64とを備える。本
実施形態では、基本OSとして米マイクロソフト社のWi
ndows(登録商標)2000を利用している。
【0036】上記構成を詳述すると、オペレーティング
システム61は、汎用コンピュータ24のメモリ、割込
み、ハードディスクなどのリソースを管理する。デバイ
ス62は、本実施形態に必要なハードウェアであるイン
ターフェース部22に対する基本的操作を提供するソフ
トウェアであるデバイスドライバを有する。基本的操作
とは、インターフェース部22上のレジスタへのアクセ
ス、インターフェース部22からの割込みの処理、バッ
ファメモリへのアクセス等である。
【0037】マネージャ63は、インターフェース部2
2へのより高度な操作を提供するミドルウェアである。
高度な操作とは、バッファメモリに格納されたの画像デ
ータを取得する機能などであり、画像データ取得時には
縮小・拡大・ディザ補正などを同時に処理することがで
きる。マネージャ63は内部でデバイスドライバを利用
している。アプリケーション64は、プリンタエミュレ
ート装置23のオペレータに対するユーザインターフェ
ースとなるソフトウェアである。オペレータはアプリケ
ーション64を通じて、プリンタエミュレート装置23
に起動、停止、再生などの指示を出すことができる。ア
プリケーション64は内部でミドルウェアを利用してい
る。
【0038】ここで、上記のプリンタエミュレート装置
23における本発明の特徴的な制御は次の通りである。
即ち、ビデオデータ制御部200により、プリンタコン
トローラ100から出力された画像データを取得し、フ
レームメモリ206に記憶し、汎用コンピュータ24に
より、フレームメモリ206から転送された画像データ
を記憶装置26に記憶する。汎用コンピュータ24は、
フレームメモリ206から画像データを選択して表示す
る連続動作モードと、記憶装置26から画像データを選
択して表示するオフラインモードとに応じて、フレーム
メモリ206または記憶装置26から画像データを選択
してCRT25に表示する制御を行う。連続動作モード
とオフラインモードの選択はCRT25の画面上で行
う。
【0039】また、ビデオデータ制御部200の画像変
換部207により、フレームメモリ206に記憶された
画像データに対しCRT25の表示能力に合わせた縮小
変換処理を行い、拡張バスインターフェース制御部20
2により、前記縮小変換処理された画像データを記憶装
置26に転送する。また、汎用コンピュータ24は、一
連の通信制御に基づき取得され転送された複数の画像デ
ータを記憶装置26に記憶し、オペレータによりオフラ
インモードが選択された場合、記憶装置26に記憶され
ている前記複数の画像データ(複数ページの画像デー
タ)を順次切り替えてCRT25に所定の表示間隔で表
示する。
【0040】次に、上記の如く構成された本実施形態の
プリンタエミュレート装置における動作を図1乃至図1
1を参照しながら詳細に説明する。
【0041】図7は上記図1のプリンタエミュレート装
置23によって実行される一連の動作を示すフローチャ
ートである。本フローチャートで示すソフトウェアは、
全てプリンタエミュレート装置23の汎用コンピュータ
24上で動作するソフトウェアである。本ソフトウェア
は、ユーザに対するGUI(Graphical User Interfac
e)を提供すると共にインターフェース部22の制御等
を司るものである。
【0042】図7において、プリンタエミュレート装置
23の汎用コンピュータ24上でソフトウェアが起動さ
れると、初期化処理が行われる(ステップS701)。
この初期化処理では、本ソフトウェアに関する変数等の
初期化処理を実行すると共に、ビデオデータ制御部20
0に関するレジスタの設定等のハードウェアの初期化処
理を実行する。続いて、プリンタエミュレート装置23
のCRT25により、下記の図11に示す初期画面を表
示する(ステップS702)。
【0043】図11は図7のステップS702で表示さ
れるCRT25の初期画面を示す説明図である。図11
において、1101は画像表示領域であり、画像表示領
域1101にはプリンタコントローラ21の生成する画
像データを縮小表示する。1102は開始ボタン、11
03は停止ボタン、1104は再生ボタンである。ソフ
トウェア起動後、図7のステップS702で初期画面が
表示された時には、開始ボタン1102のみ有効化され
ている。1105は印刷処理が実行されたページ数の計
数値を表示する印刷ページ数表示部である。
【0044】図7に戻り、次に、図11の画面上の開始
ボタン1102の押下を検出したか否かを判別する(ス
テップS703)。開始ボタン1102の押下を検出し
た場合には、ステップS704へ進む。即ち、開始ボタ
ン1102が無効化されると同時に停止ボタン1103
が有効化される(ステップS704)。更に、マネージ
ャ63(マネージャレイヤのソフトウェア)を介してビ
デオデータ制御部200に画像データ取得動作の開始を
設定し、ビデオデータ制御部200の処理開始レジスタ
を設定すると共に、ページエンド割込み処理を有効化す
る(ステップS705)。
【0045】ページエンド割込み処理が有効化される
と、本ソフトウェアは停止ボタン1103が押下される
まで(ステップS706でYES)、割込み処理を待ち
続ける。ステップS706で停止ボタン1103の押下
を検出すると、開始ボタン1102が有効化、再生ボタ
ン1104が有効化、停止ボタン1103が無効化され
る(ステップS707)。次に、ビデオデータ制御部2
00のレジスタを設定した後(ステップS708)、引
き続き処理は図9・図10で示すオフラインモードの処
理へと遷移する。
【0046】図8は上記図7のステップS705で有効
化されたページエンド割込み処理を示すフローチャート
である。図8において、ページエンド割込みの発生に基
づき、1ページ分の画像データがプリンタエミュレート
装置23のインターフェース部22によって所定のメモ
リに転送されたことを検出すると、汎用コンピュータ2
4上のソフトウェアは、先ず画像データをCRT25上
の図11の画像表示領域1101に表示し(ステップS
801)、印刷ページ数表示部1105の表示を更新す
る(ステップS802)。引き続き処理はステップS8
03へと進み、当該画像データを汎用コンピュータ24
の記憶装置26に所定の形式で保存して処理を終了する
(ステップS803)。
【0047】以上のように、ページエンド割込みが発生
するに従って、プリンタコントローラ21にプリンタエ
ンジンを接続した場合の紙への出力と同様に、プリンタ
コントローラ21のラスタライズする画像データをプリ
ンタエミュレート装置23のCRT25にリアルタイム
に表示することが可能であり、同時に画像データは逐
次、汎用コンピュータ24の記憶装置26に保存される
ため、保存されたデータを再度読み出し利用することが
できる。
【0048】図9・図10は上記図7のステップS70
6において図11の画面上の停止ボタン1103の押下
検出に基づき遷移したオフラインモードの動作を示すフ
ローチャートである。オフラインモードに移ると、図7
のステップS707で示したように、図11の画面上の
開始ボタン1102と再生ボタン1104が有効化され
る。図9・図10において、開始ボタン1102が押下
されたか否かを判定する(ステップS901)。開始ボ
タン1102の押下が検出された場合には、再び上記図
7のステップS704に戻りエミュレーション動作を実
行する。他方、開始ボタン1102の押下が検出されな
い場合は、再生ボタン1104が押下されたか否かを判
定する(ステップS902)。
【0049】再生ボタン1104の押下が検出されなけ
れば、処理は再び上記ステップS901に戻る。他方、
再生ボタン1104の押下が検出された場合には、開始
ボタン1102と再生ボタン1104の無効化及び停止
ボタン1103の有効化(ステップS903)を経て、
上記図8のステップS803で保存された画像データの
中から1ページ目の画像データを読み込み(ステップS
904)、CRT25に表示する(ステップS90
5)。次に、所定の時間が経過したか否かを判定する
(ステップS906)。所定の時間が経過している場合
には、処理はステップS907へと進む。ここで、所定
時間とは、CRT25に順次表示する画像の表示間隔で
あり、任意に設定が可能である。
【0050】上記ステップS906で所定時間が経過し
た場合には、汎用コンピュータ24の記憶装置26に保
存されている次ページの画像データを読み込み(ステッ
プS908)、CRT25に表示した後に(ステップS
909)、CRT25における図11の画面上の印刷ペ
ージ数表示部1105の表示を更新する(ステップS9
10)。次に、CRT25に表示された画像が最終ペー
ジであるか否かを判定する(ステップS911)。最終
ページである場合には、再び上記ステップ901に戻り
処理を継続する。他方、最終ページではない場合には、
上記ステップS906に戻り処理を継続する。
【0051】また、上記ステップS906で所定時間が
経過していない場合には、図11の画面上の停止ボタン
1103の押下の有無を検出する(ステップS90
7)。停止ボタン1103の押下が検出されると、再び
上記ステップ901に戻り処理を継続する。他方、停止
ボタン1103の押下が検出されなければ、上記ステッ
プS906に戻り処理を継続する。
【0052】上述した如く、プリンタエミュレート装置
において、オフラインモードでは、所定の間隔で順次ペ
ージを切り替えてCRT25に表示させることが可能で
あり、同時に任意のページで停止させることが可能であ
る。
【0053】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、画像データを生成するプリンタコントローラ
21と、画像データに基づき媒体に画像を形成するエン
ジン部から構成される画像出力装置を開発する際に、プ
リンタエミュレート装置23をエンジン部の代わりに使
用し、プリンタエミュレート装置23の汎用コンピュー
タ24が、オペレータによりオフラインモードが選択さ
れた場合、プリンタコントローラ21から取得し記憶装
置26に記憶した複数の画像データを順次切り替えてC
RT25に所定表示間隔で表示する制御を行う。これに
より、連続する複数ページの処理において発生した異常
を遡って表示確認することが可能なプリンタエミュレー
ト装置を提供することが可能となり、画像出力装置の開
発効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0054】[他の実施の形態]上記実施形態では、動
作検証対象のプリンタコントローラを搭載するプリンタ
としてレーザビームプリンタを対象にした場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
バブルジェット(登録商標)方式のプリンタ等、他の様
々な印刷方式のプリンタに搭載するプリンタコントロー
ラ等の開発に利用することが可能である。その場合、ビ
デオインターフェース部をプリンタ等のビデオインター
フェース方式に合わせて変更することで、様々なプリン
タコントローラの開発に利用することが可能である。
【0055】上記実施形態では、プリンタエミュレート
装置に搭載するオペレーティングシステムとして米マイ
クロソフト社のWindows(登録商標)を利用した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の様々な環境上で構成することも可能である。
【0056】上記実施形態では、パーソナルコンピュー
タと組み合わせてプリンタエミュレート装置(プリンタ
コントローラ動作検証システム)を構成する場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、他の様々な機器と組み合わせて実現してもよい。
【0057】上記実施形態では、画像形成機能を備えた
プリンタに搭載するプリンタコントローラの動作を検証
する場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、画像読取機能・画像形成機能を備えた
複写機に搭載するプリンタコントローラの動作を検証す
る場合や、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ
機能等の複数の機能を備えた複合機に搭載するプリンタ
コントローラの動作を検証する場合に適用してもよい。
【0058】また、本発明の目的は、上述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
憶した記録媒体を、システムまたは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても達成
される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコード自体が上述した実施形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本
発明を構成することになる。
【0059】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0060】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0061】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0062】また、このときのプログラムコードは、M
PUネイティブなコードであってもよいし、所定のイン
タプリタ言語で記述されたものでランタイム時にMPU
ネイティブなコードに変換されるようなものでもよい
し、所定様式で記述されたスクリプトデータであってオ
ペレーティングシステム等により解釈実行されるような
ものであってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像データを生成するコントローラ部と、画像データに
基づき媒体に画像を形成するエンジン部から構成される
画像出力装置を開発する際に、本発明のコントローラ部
動作検証装置をエンジン部の代わりに使用し、オフライ
ンモードが選択された場合、コントローラ部から取得し
記憶した複数の画像データを順次切り替えて所定表示間
隔で表示する制御を行う。これにより、連続する複数ペ
ージの処理において発生した異常を遡って表示確認する
ことが可能なコントローラ部動作検証装置を提供するこ
とが可能となり、画像出力装置の開発効率の向上を図る
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタエミュレー
ト装置の接続構成を示すブロック図である。
【図2】図1のプリントエミュレート装置のインターフ
ェース部の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のビデオインターフェース部とビデオデー
タ制御部の物理的形状を示す図である。
【図4】図2及び図3のビデオインターフェース部の内
部構成を示すブロック図である。
【図5】図1のプリントエミュレート装置の画像取得に
関わる動作を示すタイミングチャートである。
【図6】図1のプリントエミュレート装置の汎用コンピ
ュータ上におけるソフトウェアの構成を示す図である。
【図7】図1のプリンタエミュレート装置によって実行
されるプログラムの動作を示すフローチャートである。
【図8】ページエンド割込み処理を示すフローチャート
である。
【図9】オフラインモードの動作を示すフローチャート
である。
【図10】オフラインモードの動作を示すフローチャー
トである。
【図11】図1のプリントエミュレート装置のCRTに
おける初期画面を示す図である。
【図12】プリンタシステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
21、100 プリンタコントローラ(コントローラ
部) 22 インターフェース部(インターフェース手段) 23 プリンタエミュレート装置(コントローラ部動作
検証装置) 24 汎用コンピュータ(表示制御手段) 25 CRT(表示手段) 26 記憶装置(第二の記憶手段) 202 拡張バスインターフェース制御部(転送手段) 203 画像入力制御部(データ取得手段) 206 フレームメモリ(第一の記憶手段) 207 画像変換部(画像変換手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四宮 岳史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小澤 勇 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 尾形 幸彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 KK04 KK13 2C187 AC06 AD03 AD14 AD20 AE01 AE07 BF60 CC20 CD17 DB27 5B021 AA01 AA05 AA19 CC01 DD13 NN00 PP08 5C062 AA02 AA05 AA14 AB22 AB23 AB38 AB42 AC55 BA04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき媒体に画像を形成す
    るエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると共に
    前記画像データを生成するコントローラ部の動作を検証
    するコントローラ部動作検証装置であって、 前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェー
    ス手段と、前記コントローラ部から出力され前記インタ
    ーフェース手段を介して取得した画像データを記憶する
    第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段から転送された
    画像データを記憶する第二の記憶手段と、画像データを
    表示する表示手段と、動作モードに応じて前記第1の記
    憶手段又は前記第二の記憶手段から画像データを選択し
    て前記表示手段に表示する表示制御手段とを有すること
    を特徴とするコントローラ部動作検証装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記コントローラ部から出力され
    る画像データを前記インターフェース手段を介して取得
    するデータ取得手段と、前記第一の記憶手段に記憶され
    た画像データを前記第二の記憶手段に転送する転送手段
    と、前記動作モードを選択する動作モード選択手段とを
    有し、前記動作モードとは、前記第一の記憶手段から画
    像データを選択して表示する連続動作モードと、前記第
    二の記憶手段から画像データを選択して表示するオフラ
    インモードとを含むことを特徴とする請求項1記載のコ
    ントローラ部動作検証装置。
  3. 【請求項3】 更に、画像データを変換する画像変換手
    段を有し、前記画像変換手段は、前記第一の記憶手段に
    記憶された画像データに変換処理を行い、前記転送手段
    は、前記画像変換手段により変換処理された画像データ
    を前記第二の記憶手段に転送することを特徴とする請求
    項1又は2記載のコントローラ部動作検証装置。
  4. 【請求項4】 前記画像変換手段による画像データの変
    換処理とは、前記表示手段の表示能力に合わせて画像デ
    ータを縮小する変換処理であることを特徴とする請求項
    3記載のコントローラ部動作検証装置。
  5. 【請求項5】 前記第二の記憶手段は、一連の通信制御
    に基づき取得され前記転送手段により転送された複数の
    画像データを記憶し、前記表示制御手段は、前記動作モ
    ード選択手段により前記オフラインモードが選択された
    場合、前記第二の記憶手段に記憶されている前記複数の
    画像データを順次切り替えて前記表示手段に表示するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のコントローラ部動
    作検証装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記第二の記憶手
    段に記憶されている前記複数の画像データを順次切り替
    えて前記表示手段に所定の表示間隔で表示することを特
    徴とする請求項5記載のコントローラ部動作検証装置。
  7. 【請求項7】 前記画像出力装置とは、画像形成機能を
    備えたプリンタ等の画像出力装置、画像読取機能・画像
    形成機能を備えた複写機等の画像出力装置、画像読取機
    能・画像形成機能・ファクシミリ機能等の複数の機能を
    備えた複合機等の画像出力装置を含むことを特徴とする
    請求項1記載のコントローラ部動作検証装置。
  8. 【請求項8】 画像データに基づき媒体に画像を形成す
    るエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると共に
    前記画像データを生成するコントローラ部の動作を検証
    するコントローラ部動作検証方法であって、 前記コントローラ部から出力され前記コントローラ部と
    データ通信を行うインターフェース手段を介して取得し
    た画像データを第一の記憶手段に記憶する第一の記憶ス
    テップと、前記第一の記憶手段から転送された画像デー
    タを第二の記憶手段に記憶する第二の記憶ステップと、
    動作モードに応じて前記第1の記憶手段又は前記第二の
    記憶手段から画像データを選択して表示手段に表示する
    表示制御ステップとを有することを特徴とするコントロ
    ーラ部動作検証方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記コントローラ部から出力され
    る画像データを前記インターフェース手段を介して取得
    するデータ取得ステップと、前記第一の記憶手段に記憶
    された画像データを前記第二の記憶手段に転送する転送
    ステップと、前記動作モードを選択する動作モード選択
    ステップとを有し、前記動作モードとは、前記第一の記
    憶手段から画像データを選択して表示する連続動作モー
    ドと、前記第二の記憶手段から画像データを選択して表
    示するオフラインモードとを含むことを特徴とする請求
    項8記載のコントローラ部動作検証方法。
  10. 【請求項10】 更に、画像データを変換する画像変換
    ステップを有し、前記画像変換ステップでは、前記第一
    の記憶手段に記憶された画像データに変換処理を行い、
    前記転送ステップでは、前記画像変換ステップにより変
    換処理された画像データを前記第二の記憶手段に転送す
    ることを特徴とする請求項8又は9記載のコントローラ
    部動作検証方法。
  11. 【請求項11】 前記画像変換ステップによる画像デー
    タの変換処理とは、前記表示手段の表示能力に合わせて
    画像データを縮小する変換処理であることを特徴とする
    請求項10記載のコントローラ部動作検証方法。
  12. 【請求項12】 前記第二の記憶ステップでは、一連の
    通信制御に基づき取得され前記転送ステップにより転送
    された複数の画像データを前記第二の記憶手段に記憶
    し、前記表示制御ステップでは、前記動作モード選択ス
    テップにより前記オフラインモードが選択された場合、
    前記第二の記憶手段に記憶されている前記複数の画像デ
    ータを順次切り替えて前記表示手段に表示することを特
    徴とする請求項8又は9記載のコントローラ部動作検証
    方法。
  13. 【請求項13】 前記表示制御ステップでは、前記第二
    の記憶手段に記憶されている前記複数の画像データを順
    次切り替えて前記表示手段に所定の表示間隔で表示する
    ことを特徴とする請求項12記載のコントローラ部動作
    検証方法。
  14. 【請求項14】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
    を備えたプリンタ等の画像出力装置、画像読取機能・画
    像形成機能を備えた複写機等の画像出力装置、画像読取
    機能・画像形成機能・ファクシミリ機能等の複数の機能
    を備えた複合機等の画像出力装置を含むことを特徴とす
    る請求項8記載のコントローラ部動作検証方法。
  15. 【請求項15】 画像データに基づき媒体に画像を形成
    するエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると共
    に前記画像データを生成するコントローラ部の動作を検
    証するコントローラ部動作検証装置に適用されるコント
    ローラ部動作検証方法を実行するプログラムを記憶した
    コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記コントローラ部動作検証方法は、前記コントローラ
    部から出力され前記コントローラ部とデータ通信を行う
    インターフェース手段を介して取得した画像データを第
    一の記憶手段に記憶する第一の記憶ステップと、前記第
    一の記憶手段から転送された画像データを第二の記憶手
    段に記憶する第二の記憶ステップと、動作モードに応じ
    て前記第1の記憶手段又は前記第二の記憶手段から画像
    データを選択して表示手段に表示する表示制御ステップ
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 更に、前記コントローラ部から出力さ
    れる画像データを前記インターフェース手段を介して取
    得するデータ取得ステップと、前記第一の記憶手段に記
    憶された画像データを前記第二の記憶手段に転送する転
    送ステップと、前記動作モードを選択する動作モード選
    択ステップとを有し、前記動作モードとは、前記第一の
    記憶手段から画像データを選択して表示する連続動作モ
    ードと、前記第二の記憶手段から画像データを選択して
    表示するオフラインモードとを含むことを特徴とする請
    求項15記載の記憶媒体。
  17. 【請求項17】 更に、画像データを変換する画像変換
    ステップを有し、前記画像変換ステップでは、前記第一
    の記憶手段に記憶された画像データに変換処理を行い、
    前記転送ステップでは、前記画像変換ステップにより変
    換処理された画像データを前記第二の記憶手段に転送す
    ることを特徴とする請求項15又は16記載の記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 前記画像変換ステップによる画像デー
    タの変換処理とは、前記表示手段の表示能力に合わせて
    画像データを縮小する変換処理であることを特徴とする
    請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記第二の記憶ステップでは、一連の
    通信制御に基づき取得され前記転送ステップにより転送
    された複数の画像データを前記第二の記憶手段に記憶
    し、前記表示制御ステップでは、前記動作モード選択ス
    テップにより前記オフラインモードが選択された場合、
    前記第二の記憶手段に記憶されている前記複数の画像デ
    ータを順次切り替えて前記表示手段に表示することを特
    徴とする請求項15又は16記載の記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記表示制御ステップでは、前記第二
    の記憶手段に記憶されている前記複数の画像データを順
    次切り替えて前記表示手段に所定の表示間隔で表示する
    ことを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
    を備えたプリンタ等の画像出力装置、画像読取機能・画
    像形成機能を備えた複写機等の画像出力装置、画像読取
    機能・画像形成機能・ファクシミリ機能等の複数の機能
    を備えた複合機等の画像出力装置を含むことを特徴とす
    る請求項15記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 画像データに基づき媒体に画像を形成
    するエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると共
    に前記画像データを生成するコントローラ部の動作を検
    証するコントローラ部動作検証装置に供給されるプログ
    ラムであって、 前記コントローラ部から出力され前記コントローラ部と
    データ通信を行うインターフェース手段を介して取得し
    た画像データを第一の記憶手段に記憶する第一の記憶ス
    テップと、前記第一の記憶手段から転送された画像デー
    タを第二の記憶手段に記憶する第二の記憶ステップと、
    動作モードに応じて前記第1の記憶手段又は前記第二の
    記憶手段から画像データを選択して表示手段に表示する
    表示制御ステップとを有することを特徴とするプログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 更に、前記コントローラ部から出力さ
    れる画像データを前記インターフェース手段を介して取
    得するデータ取得ステップと、前記第一の記憶手段に記
    憶された画像データを前記第二の記憶手段に転送する転
    送ステップと、前記動作モードを選択する動作モード選
    択ステップとを有し、前記動作モードとは、前記第一の
    記憶手段から画像データを選択して表示する連続動作モ
    ードと、前記第二の記憶手段から画像データを選択して
    表示するオフラインモードとを含むことを特徴とする請
    求項22記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 更に、画像データを変換する画像変換
    ステップを有し、前記画像変換ステップでは、前記第一
    の記憶手段に記憶された画像データに変換処理を行い、
    前記転送ステップでは、前記画像変換ステップにより変
    換処理された画像データを前記第二の記憶手段に転送す
    ることを特徴とする請求項22又は23記載のプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記画像変換ステップによる画像デー
    タの変換処理とは、前記表示手段の表示能力に合わせて
    画像データを縮小する変換処理であることを特徴とする
    請求項24記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記第二の記憶ステップでは、一連の
    通信制御に基づき取得され前記転送ステップにより転送
    された複数の画像データを前記第二の記憶手段に記憶
    し、前記表示制御ステップでは、前記動作モード選択ス
    テップにより前記オフラインモードが選択された場合、
    前記第二の記憶手段に記憶されている前記複数の画像デ
    ータを順次切り替えて前記表示手段に表示することを特
    徴とする請求項22又は23記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記表示制御ステップでは、前記第二
    の記憶手段に記憶されている前記複数の画像データを順
    次切り替えて前記表示手段に所定の表示間隔で表示する
    ことを特徴とする請求項26記載のプログラム。
  28. 【請求項28】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
    を備えたプリンタ等の画像出力装置、画像読取機能・画
    像形成機能を備えた複写機等の画像出力装置、画像読取
    機能・画像形成機能・ファクシミリ機能等の複数の機能
    を備えた複合機等の画像出力装置を含むことを特徴とす
    る請求項22記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016155339A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ジョブ制御装置

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