JP2003157165A - コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム - Google Patents
コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラムInfo
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- JP2003157165A JP2003157165A JP2001354557A JP2001354557A JP2003157165A JP 2003157165 A JP2003157165 A JP 2003157165A JP 2001354557 A JP2001354557 A JP 2001354557A JP 2001354557 A JP2001354557 A JP 2001354557A JP 2003157165 A JP2003157165 A JP 2003157165A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像出力装置のエンジン部の様々なエラー状
態をエミュレートすることを可能とし、画像出力装置の
コントローラ部の開発者がエラー状態に応じた各種例外
処理ソフトウェアを容易に開発し検証することを可能と
したコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作
検証方法、記憶媒体、及びプログラムを提供する。 【解決手段】 プリンタエミュレート装置23の汎用コ
ンピュータ24は、ビデオインターフェースケーブル2
7を介してプリンタコントローラ21から出力されるコ
マンド信号に従いエラー状態をを含むエンジン状態をエ
ミュレートし、エンジン部のエラー状態及びコマンド信
号に従いステータス信号をプリンタコントローラ21に
返信し、エンジン部のエラー状態に従いプリンタコント
ローラ21に対し画像同期信号を生成する制御を行う。
態をエミュレートすることを可能とし、画像出力装置の
コントローラ部の開発者がエラー状態に応じた各種例外
処理ソフトウェアを容易に開発し検証することを可能と
したコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作
検証方法、記憶媒体、及びプログラムを提供する。 【解決手段】 プリンタエミュレート装置23の汎用コ
ンピュータ24は、ビデオインターフェースケーブル2
7を介してプリンタコントローラ21から出力されるコ
マンド信号に従いエラー状態をを含むエンジン状態をエ
ミュレートし、エンジン部のエラー状態及びコマンド信
号に従いステータス信号をプリンタコントローラ21に
返信し、エンジン部のエラー状態に従いプリンタコント
ローラ21に対し画像同期信号を生成する制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントローラ部動
作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、
及びプログラムに関し、特に、画像データを紙等のメデ
ィアに出力するエンジン部と協働してプリンタを構成す
るコントローラ部の動作を検証し、プリンタの開発を支
援するプリンタエミュレート装置に適用する場合に好適
なコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検
証方法、記憶媒体、及びプログラムに関する。
作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、
及びプログラムに関し、特に、画像データを紙等のメデ
ィアに出力するエンジン部と協働してプリンタを構成す
るコントローラ部の動作を検証し、プリンタの開発を支
援するプリンタエミュレート装置に適用する場合に好適
なコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検
証方法、記憶媒体、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像出力装置としてのプリンタ
は、図22に示すように、ネットワーク、USB(Univ
ersal Serial Bus)インターフェース等を介して、プリ
ンタドライバ2101を有するホストコンピュータ21
00に接続される。このプリンタ2000は、ホストコ
ンピュータ2100等の機器が印刷元データから生成し
た中間出力データを出力に適した出力画像データに変換
するコントローラ部2001と、コントローラ部200
1から出力された出力画像データを取得し紙等のメディ
アに画像出力するエンジン部2002とを有する。
は、図22に示すように、ネットワーク、USB(Univ
ersal Serial Bus)インターフェース等を介して、プリ
ンタドライバ2101を有するホストコンピュータ21
00に接続される。このプリンタ2000は、ホストコ
ンピュータ2100等の機器が印刷元データから生成し
た中間出力データを出力に適した出力画像データに変換
するコントローラ部2001と、コントローラ部200
1から出力された出力画像データを取得し紙等のメディ
アに画像出力するエンジン部2002とを有する。
【0003】プリンタの一例としてのレーザビームプリ
ンタにおいて画像の出力を行う際には、ホストコンピュ
ータ等の機器でプリンタのコントローラ部に適した中間
出力データを生成する。この中間出力データの生成は、
一般にはプリンタドライバと呼ばれるソフトウェアで行
われる。中間出力データは、パラレル回線、ユニバーサ
ルシリアルバス、イーサネット(登録商標)等のネット
ワーク回線を通じてプリンタのコントローラ部に入力さ
れる。コントローラ部では、中間出力データをエンジン
部に適した出力画像データに変換し、エンジン部からの
画像転送許可信号に同期してエンジン部にビデオ信号と
して出力する。エンジン部では、電子写真プロセスを制
御・駆動し、入力されたビデオ信号を紙等のメディア上
に画像として出力する。エンジン部からの画像転送許可
信号の出力タイミングは、紙の搬送状態、電子写真プロ
セスの状態等から決定される。
ンタにおいて画像の出力を行う際には、ホストコンピュ
ータ等の機器でプリンタのコントローラ部に適した中間
出力データを生成する。この中間出力データの生成は、
一般にはプリンタドライバと呼ばれるソフトウェアで行
われる。中間出力データは、パラレル回線、ユニバーサ
ルシリアルバス、イーサネット(登録商標)等のネット
ワーク回線を通じてプリンタのコントローラ部に入力さ
れる。コントローラ部では、中間出力データをエンジン
部に適した出力画像データに変換し、エンジン部からの
画像転送許可信号に同期してエンジン部にビデオ信号と
して出力する。エンジン部では、電子写真プロセスを制
御・駆動し、入力されたビデオ信号を紙等のメディア上
に画像として出力する。エンジン部からの画像転送許可
信号の出力タイミングは、紙の搬送状態、電子写真プロ
セスの状態等から決定される。
【0004】コントローラ部とエンジン部との間は、ビ
デオインターフェースと呼ばれる通信路により接続され
ている。このビデオインターフェースは、出力画像デー
タを転送するためのビデオ信号、ビデオ信号のタイミン
グ等を制御するコントロール信号、コントローラ部がエ
ンジン部に指示を行うためのコマンド信号、エンジン部
がコントローラ部にエンジンの状態を伝えるためのステ
ータス信号及び割込み信号などにより構成されている。
デオインターフェースと呼ばれる通信路により接続され
ている。このビデオインターフェースは、出力画像デー
タを転送するためのビデオ信号、ビデオ信号のタイミン
グ等を制御するコントロール信号、コントローラ部がエ
ンジン部に指示を行うためのコマンド信号、エンジン部
がコントローラ部にエンジンの状態を伝えるためのステ
ータス信号及び割込み信号などにより構成されている。
【0005】上記紙の搬送状態とは、給紙中・印字中・
排紙中等のエンジン内部での紙の状態のことを示し、上
記電子写真プロセスの状態とは、アイドル状態・初期化
状態・後処理中状態等を示す。エンジン部は、常に印刷
可能な状態であるわけではなく、印刷可能状態になった
場合にコントローラ部に画像転送許可信号を出力する。
コントローラ部とエンジン部は、上記コントロール信号
・コマンド信号・ステータス信号を用いて密接に協調し
て動作している。
排紙中等のエンジン内部での紙の状態のことを示し、上
記電子写真プロセスの状態とは、アイドル状態・初期化
状態・後処理中状態等を示す。エンジン部は、常に印刷
可能な状態であるわけではなく、印刷可能状態になった
場合にコントローラ部に画像転送許可信号を出力する。
コントローラ部とエンジン部は、上記コントロール信号
・コマンド信号・ステータス信号を用いて密接に協調し
て動作している。
【0006】レーザビームプリンタ以外のプリンタシス
テム、例えば、インクジェットプリンタにおいても印刷
までのデータの流れはレーザビームプリンタの場合と同
様である。インクジェットプリンタのコントローラ部
は、ホストコンピュータからの中間出力データをエンジ
ン部に適した出力画像データに変換し、エンジン部に同
期してラスタ信号として出力する。エンジン部では、イ
ンクジェットプロセスを制御駆動して、入力したラスタ
信号を紙等のメディア上に画像として形成する。
テム、例えば、インクジェットプリンタにおいても印刷
までのデータの流れはレーザビームプリンタの場合と同
様である。インクジェットプリンタのコントローラ部
は、ホストコンピュータからの中間出力データをエンジ
ン部に適した出力画像データに変換し、エンジン部に同
期してラスタ信号として出力する。エンジン部では、イ
ンクジェットプロセスを制御駆動して、入力したラスタ
信号を紙等のメディア上に画像として形成する。
【0007】上記のようにコントローラ部とエンジン部
により構成されるプリンタの開発においては、 1.正常なタイミングで動作し、所望の印刷速度が達成
されているか、 2.正常に画像が出力されているか、 3.状況に応じたエンジン部とのコミュニケーションが
適切に行われているか、等の検証が重要となっている。
により構成されるプリンタの開発においては、 1.正常なタイミングで動作し、所望の印刷速度が達成
されているか、 2.正常に画像が出力されているか、 3.状況に応じたエンジン部とのコミュニケーションが
適切に行われているか、等の検証が重要となっている。
【0008】従来のプリンタの開発過程や動作検証過程
においては、ホストコンピュータで中間出力データを生
成しコントローラ部に送信することで、実際にエンジン
部を動作させ出力画像(印刷物)を得ている。この出力
時間の測定と、出力画像や得られたステータスの直接目
視により、プリンタの動作の評価と検証を行っている。
また、このような中間出力データ生成・エンジン出力・
出力時間測定・出力画像評価・コミュニケーション正当
性検証のプロセスは繰り返し行われている。
においては、ホストコンピュータで中間出力データを生
成しコントローラ部に送信することで、実際にエンジン
部を動作させ出力画像(印刷物)を得ている。この出力
時間の測定と、出力画像や得られたステータスの直接目
視により、プリンタの動作の評価と検証を行っている。
また、このような中間出力データ生成・エンジン出力・
出力時間測定・出力画像評価・コミュニケーション正当
性検証のプロセスは繰り返し行われている。
【0009】しかし、実際にプリンタを稼動させて出力
画像を得る従来の手法では、コントローラ部とエンジン
部の両方の開発が十分に進み、両者が動作する段階に至
らなければ行うことができず、開発期間の短縮及び並行
開発が困難である。また、画像の評価・印刷時間の測定
をする印刷物の量が膨大になり、また、多大な時間とト
ナーや印刷用紙等の消耗品を必要とする問題がある。
画像を得る従来の手法では、コントローラ部とエンジン
部の両方の開発が十分に進み、両者が動作する段階に至
らなければ行うことができず、開発期間の短縮及び並行
開発が困難である。また、画像の評価・印刷時間の測定
をする印刷物の量が膨大になり、また、多大な時間とト
ナーや印刷用紙等の消耗品を必要とする問題がある。
【0010】上記の問題に対し、特開平04−0559
35号公報では、ホストコンピュータ上のプリンタドラ
イバが生成した中間出力データを受信し、CRT等の表
示システムに画像として表示するプリンタエミュレート
装置が提案されている。このプリンタエミュレート装置
によれば、プリンタの開発過程において実際にプリンタ
を稼動させて出力画像を得ることなく、ホストコンピュ
ータからの中間出力データを検証することができる。
35号公報では、ホストコンピュータ上のプリンタドラ
イバが生成した中間出力データを受信し、CRT等の表
示システムに画像として表示するプリンタエミュレート
装置が提案されている。このプリンタエミュレート装置
によれば、プリンタの開発過程において実際にプリンタ
を稼動させて出力画像を得ることなく、ホストコンピュ
ータからの中間出力データを検証することができる。
【0011】また、特願2001−110529号で
は、プリンタのコントローラ部が出力するビデオ信号を
受信し、CRT等の表示装置に画像として可視化する画
像処理装置が提案されている。この画像処理装置によれ
ば、プリンタの開発過程によってエンジン部を用いるこ
となく、コントローラ部が出力するビデオ信号を可視化
することができ、出力画像を検証することができる。
は、プリンタのコントローラ部が出力するビデオ信号を
受信し、CRT等の表示装置に画像として可視化する画
像処理装置が提案されている。この画像処理装置によれ
ば、プリンタの開発過程によってエンジン部を用いるこ
となく、コントローラ部が出力するビデオ信号を可視化
することができ、出力画像を検証することができる。
【0012】上記2つの提案による手法を用いること
で、トナーや印刷用紙等の消耗品の節約が可能となり、
プリンタの開発過程における各種テストの自動化を実現
することが可能になる。また、プリンタのエンジン部を
使用することなくコントローラ部の動作の検証を行うこ
とができ、エンジン部とコントローラ部の分散・平行開
発を実現し、開発効率を大幅に向上させることが可能で
ある。
で、トナーや印刷用紙等の消耗品の節約が可能となり、
プリンタの開発過程における各種テストの自動化を実現
することが可能になる。また、プリンタのエンジン部を
使用することなくコントローラ部の動作の検証を行うこ
とができ、エンジン部とコントローラ部の分散・平行開
発を実現し、開発効率を大幅に向上させることが可能で
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては次のような問題があった。即ち、プリン
タのコントローラ部の開発過程においては、ラスタライ
ズする画像データの検証だけではなく、エンジン部側に
おける各種エラー発生時の障害対応等、例外的なソフト
ウェアシーケンスの正当性検証も重要な検査項目とな
る。しかしながら、上記特開平04−055935号公
報の提案による装置では、このような検証を行うための
機能は提案されていない。また、特願2001−110
529号では、プリンタコマンドに対して疑似的にエン
ジン部側でのエラー発生を示すエラーレスポンスを返送
する機能が提案されているが、エンジン部の状況に応じ
て実際にエラー状態をエミュレートするものでないた
め、コントローラソフトウェアの厳密な検証には十分で
ない。
来例においては次のような問題があった。即ち、プリン
タのコントローラ部の開発過程においては、ラスタライ
ズする画像データの検証だけではなく、エンジン部側に
おける各種エラー発生時の障害対応等、例外的なソフト
ウェアシーケンスの正当性検証も重要な検査項目とな
る。しかしながら、上記特開平04−055935号公
報の提案による装置では、このような検証を行うための
機能は提案されていない。また、特願2001−110
529号では、プリンタコマンドに対して疑似的にエン
ジン部側でのエラー発生を示すエラーレスポンスを返送
する機能が提案されているが、エンジン部の状況に応じ
て実際にエラー状態をエミュレートするものでないた
め、コントローラソフトウェアの厳密な検証には十分で
ない。
【0014】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、画像出力装置のエンジン部の様々なエラー状態
をエミュレートすることを可能とし、画像出力装置のコ
ントローラ部の開発者がエラー状態に応じた各種例外処
理ソフトウェアを容易に開発し検証することを可能とし
たコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検
証方法、記憶媒体、及びプログラムを提供することを目
的とする。
であり、画像出力装置のエンジン部の様々なエラー状態
をエミュレートすることを可能とし、画像出力装置のコ
ントローラ部の開発者がエラー状態に応じた各種例外処
理ソフトウェアを容易に開発し検証することを可能とし
たコントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検
証方法、記憶媒体、及びプログラムを提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、出力画像データに基づき媒体に画像を形
成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると
共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の動
作を検証するコントローラ部動作検証装置において、前
記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェース
手段と、前記コントローラ部から出力されるコマンド信
号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の状態をエミ
ュレートし、前記エミュレートに基づき前記コントロー
ラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像同期信号の
生成を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
め、本発明は、出力画像データに基づき媒体に画像を形
成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると
共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の動
作を検証するコントローラ部動作検証装置において、前
記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェース
手段と、前記コントローラ部から出力されるコマンド信
号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の状態をエミ
ュレートし、前記エミュレートに基づき前記コントロー
ラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像同期信号の
生成を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0016】また、本発明は、出力画像データに基づき
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証方
法において、前記コントローラ部とデータ通信を行うイ
ンターフェース手段を介して前記コントローラ部から出
力されるコマンド信号に従いエラー状態を含む前記エン
ジン部の状態をエミュレートし、前記エミュレートに基
づき前記コントローラ部に対するレスポンス信号の送信
及び画像同期信号の生成を制御する制御工程を有するこ
とを特徴とする。
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証方
法において、前記コントローラ部とデータ通信を行うイ
ンターフェース手段を介して前記コントローラ部から出
力されるコマンド信号に従いエラー状態を含む前記エン
ジン部の状態をエミュレートし、前記エミュレートに基
づき前記コントローラ部に対するレスポンス信号の送信
及び画像同期信号の生成を制御する制御工程を有するこ
とを特徴とする。
【0017】また、本発明は、出力画像データに基づき
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証装
置に適用されるコントローラ部動作検証方法を実行する
プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
な記憶媒体であって、前記コントローラ部動作検証方法
は、前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフ
ェース手段を介して前記コントローラ部から出力される
コマンド信号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の
状態をエミュレートし、前記エミュレートに基づき前記
コントローラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像
同期信号の生成を制御する制御ステップを有することを
特徴とする。
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証装
置に適用されるコントローラ部動作検証方法を実行する
プログラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能
な記憶媒体であって、前記コントローラ部動作検証方法
は、前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフ
ェース手段を介して前記コントローラ部から出力される
コマンド信号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の
状態をエミュレートし、前記エミュレートに基づき前記
コントローラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像
同期信号の生成を制御する制御ステップを有することを
特徴とする。
【0018】また、本発明は、出力画像データに基づき
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証装
置に供給されるプログラムであって、前記コントローラ
部とデータ通信を行うインターフェース手段を介して前
記コントローラ部から出力されるコマンド信号に従いエ
ラー状態を含む前記エンジン部の状態をエミュレート
し、前記エミュレートに基づき前記コントローラ部に対
するレスポンス信号の送信及び画像同期信号の生成を制
御する制御ステップを有することを特徴とする。
媒体に画像を形成するエンジン部と協働して画像出力装
置を構成すると共に前記出力画像データを生成するコン
トローラ部の動作を検証するコントローラ部動作検証装
置に供給されるプログラムであって、前記コントローラ
部とデータ通信を行うインターフェース手段を介して前
記コントローラ部から出力されるコマンド信号に従いエ
ラー状態を含む前記エンジン部の状態をエミュレート
し、前記エミュレートに基づき前記コントローラ部に対
するレスポンス信号の送信及び画像同期信号の生成を制
御する制御ステップを有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係
る、画像出力装置(プリンタ)のコントローラ部の動作
を検証し画像出力装置の開発を支援するコントローラ部
動作検証装置であるプリンタエミュレート装置を図面を
参照しながら詳細に説明する。
る、画像出力装置(プリンタ)のコントローラ部の動作
を検証し画像出力装置の開発を支援するコントローラ部
動作検証装置であるプリンタエミュレート装置を図面を
参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態に係るプリンタ
エミュレート装置の接続構成例を示す概念図である。プ
リンタエミュレート装置23は、インターフェース部
(PCI(Personal Component Interconnect)ボー
ド)22を有する汎用コンピュータ24と、表示手段で
あるCRT25とを備えている。尚、表示手段はCRT
に限定されず液晶等でもよい。プリンタエミュレート装
置23は、ビデオインターフェースケーブル27を介し
てプリンタコントローラ21の出力に接続される。プリ
ンタコントローラ21は、図示しないパラレルインター
フェースやUSBインターフェースまたはネットワーク
を介して他のパーソナルコンピュータ等に接続される。
エミュレート装置の接続構成例を示す概念図である。プ
リンタエミュレート装置23は、インターフェース部
(PCI(Personal Component Interconnect)ボー
ド)22を有する汎用コンピュータ24と、表示手段で
あるCRT25とを備えている。尚、表示手段はCRT
に限定されず液晶等でもよい。プリンタエミュレート装
置23は、ビデオインターフェースケーブル27を介し
てプリンタコントローラ21の出力に接続される。プリ
ンタコントローラ21は、図示しないパラレルインター
フェースやUSBインターフェースまたはネットワーク
を介して他のパーソナルコンピュータ等に接続される。
【0021】図1において、プリンタコントローラ21
の出力は、本来、プリンタのエンジンコントローラに接
続されるものである。エンジンコントローラは、例えば
電子写真方式のプリンタの場合、プリンタコントローラ
により生成されたラスタ画像データをレーザドライバを
駆動して感光体ドラム表面に静電潜像として形成し、静
電潜像にトナーを磁気的に付着させることで印刷用紙に
現像する。
の出力は、本来、プリンタのエンジンコントローラに接
続されるものである。エンジンコントローラは、例えば
電子写真方式のプリンタの場合、プリンタコントローラ
により生成されたラスタ画像データをレーザドライバを
駆動して感光体ドラム表面に静電潜像として形成し、静
電潜像にトナーを磁気的に付着させることで印刷用紙に
現像する。
【0022】一方、プリンタエミュレート装置23を利
用してプリンタコントローラ21の動作検証を行う場
合、ビデオインターフェースケーブル27をプリンタエ
ミュレート装置23のインターフェース部22に接続す
る。インターフェース部22は、プリンタコントローラ
21の出力コマンド及びエミュレート(特定の環境を仮
想的に再現)するエンジン部の状態等に従って同期信号
(水平同期信号及び垂直同期信号)を生成し、プリンタ
コントローラ21の出力するラスタ画像データをインタ
ーフェース部22上のメモリに保持する。メモリに保持
された画像データは、汎用コンピュータ24上で動作す
るソフトウェアにより再構成され、CRT25に表示さ
れる。プリンタエミュレート装置23は、このようにプ
リンタのエンジン部の代わりにプリンタコントローラ2
1に接続され、プリンタコントローラ21のハードウェ
ア/ソフトウェアの開発などに利用される。
用してプリンタコントローラ21の動作検証を行う場
合、ビデオインターフェースケーブル27をプリンタエ
ミュレート装置23のインターフェース部22に接続す
る。インターフェース部22は、プリンタコントローラ
21の出力コマンド及びエミュレート(特定の環境を仮
想的に再現)するエンジン部の状態等に従って同期信号
(水平同期信号及び垂直同期信号)を生成し、プリンタ
コントローラ21の出力するラスタ画像データをインタ
ーフェース部22上のメモリに保持する。メモリに保持
された画像データは、汎用コンピュータ24上で動作す
るソフトウェアにより再構成され、CRT25に表示さ
れる。プリンタエミュレート装置23は、このようにプ
リンタのエンジン部の代わりにプリンタコントローラ2
1に接続され、プリンタコントローラ21のハードウェ
ア/ソフトウェアの開発などに利用される。
【0023】本実施形態では、プリンタエミュレート装
置23の汎用コンピュータ24は、プリンタコントロー
ラ21から出力されるコマンド信号に従いエラー状態を
含むエンジン部状態をエミュレートする制御、エミュレ
ートしたエンジン部のエラー状態及びコマンド信号に従
いビデオインターフェースケーブル27を介してレスポ
ンス信号をプリンタコントローラ21に送信する制御、
エミュレートしたエンジン部の状態に従いプリンタコン
トローラ21に対して画像同期信号を生成する制御を行
う。
置23の汎用コンピュータ24は、プリンタコントロー
ラ21から出力されるコマンド信号に従いエラー状態を
含むエンジン部状態をエミュレートする制御、エミュレ
ートしたエンジン部のエラー状態及びコマンド信号に従
いビデオインターフェースケーブル27を介してレスポ
ンス信号をプリンタコントローラ21に送信する制御、
エミュレートしたエンジン部の状態に従いプリンタコン
トローラ21に対して画像同期信号を生成する制御を行
う。
【0024】また、プリンタエミュレート装置23の汎
用コンピュータ24は、エンジン部について発生させた
エラー状態から手動操作に基づき復帰させる制御、エン
ジン部について発生させたエラー状態から指定のタイミ
ングに基づき自動的に復帰させる制御、エンジン部につ
いて発生させたエラー状態を通知する制御、エンジン部
について発生させたエラー状態を記録する制御、記録し
たエラー状態を再現する制御、記録したエラー状態をC
RT25に表示する制御、エンジン部について指定のエ
ラー要因を自動的に発生させる制御、エンジン部につい
て複数のエラー要因をランダムに発生させる制御、エン
ジン部について指定のエラー要因を手動操作に基づき発
生させる制御、エンジン部について選択されたエラー状
態を発生させるタイミングを設定する制御を行う。これ
ら制御の詳細は動作説明個所で詳述する。
用コンピュータ24は、エンジン部について発生させた
エラー状態から手動操作に基づき復帰させる制御、エン
ジン部について発生させたエラー状態から指定のタイミ
ングに基づき自動的に復帰させる制御、エンジン部につ
いて発生させたエラー状態を通知する制御、エンジン部
について発生させたエラー状態を記録する制御、記録し
たエラー状態を再現する制御、記録したエラー状態をC
RT25に表示する制御、エンジン部について指定のエ
ラー要因を自動的に発生させる制御、エンジン部につい
て複数のエラー要因をランダムに発生させる制御、エン
ジン部について指定のエラー要因を手動操作に基づき発
生させる制御、エンジン部について選択されたエラー状
態を発生させるタイミングを設定する制御を行う。これ
ら制御の詳細は動作説明個所で詳述する。
【0025】図2は上記図1に示したプリンタエミュレ
ート装置23のインターフェース部22を中心とした構
成を示すブロック図である。インターフェース部22
は、ビデオインターフェース部400及びビデオデータ
制御部200により構成されるものである。図中、10
0はプリンタのコントローラ部100(図1のプリンタ
コントローラ21)、300はパーソナルコンピュータ
(図1の汎用コンピュータ24)の拡張バスである。
ート装置23のインターフェース部22を中心とした構
成を示すブロック図である。インターフェース部22
は、ビデオインターフェース部400及びビデオデータ
制御部200により構成されるものである。図中、10
0はプリンタのコントローラ部100(図1のプリンタ
コントローラ21)、300はパーソナルコンピュータ
(図1の汎用コンピュータ24)の拡張バスである。
【0026】図2において、ビデオデータ制御部200
は、ビデオインターフェース部400を介してコントロ
ーラ部100に接続されると共に、直接パーソナルコン
ピュータ(汎用コンピュータ24)の拡張バス300に
接続される。ビデオデータ制御部200は、互いに直列
に接続された、画像入力制御部203、デュアルポート
メモリ制御部204、及び画像出力制御部205と、デ
ュアルポートメモリ制御部204に接続された、コント
ローラインターフェース制御部201、拡張バスインタ
ーフェース制御部202、及びフレームメモリ206と
を備える。コントローラインターフェース制御部201
は、コントローラ部100が送出するプリンタコマンド
の受信及びプリンタコマンドに対するエンジンレスポン
スの送信を司る双方向シリアル通信制御部、更にコント
ローラ部100に対するステータス信号や割込み信号を
送出するためのポートなどを含むものである。
は、ビデオインターフェース部400を介してコントロ
ーラ部100に接続されると共に、直接パーソナルコン
ピュータ(汎用コンピュータ24)の拡張バス300に
接続される。ビデオデータ制御部200は、互いに直列
に接続された、画像入力制御部203、デュアルポート
メモリ制御部204、及び画像出力制御部205と、デ
ュアルポートメモリ制御部204に接続された、コント
ローラインターフェース制御部201、拡張バスインタ
ーフェース制御部202、及びフレームメモリ206と
を備える。コントローラインターフェース制御部201
は、コントローラ部100が送出するプリンタコマンド
の受信及びプリンタコマンドに対するエンジンレスポン
スの送信を司る双方向シリアル通信制御部、更にコント
ローラ部100に対するステータス信号や割込み信号を
送出するためのポートなどを含むものである。
【0027】ビデオデータ制御部200は、コントロー
ラ部100から出力される画像データをフレームメモリ
206に蓄積し、更に、フレームメモリ206に蓄積し
た画像データを拡張バス300を介してパーソナルコン
ピュータ(汎用コンピュータ24)の処理部に転送する
機能を有する。コントローラインターフェース制御部2
01がコントローラ部100からの画像転送要求信号
(プリンタコマンド)及びエミュレートしているエンジ
ン状態に基づいて発する画像転送許可信号に従って、コ
ントローラ部100は画像データの転送を開始する。
ラ部100から出力される画像データをフレームメモリ
206に蓄積し、更に、フレームメモリ206に蓄積し
た画像データを拡張バス300を介してパーソナルコン
ピュータ(汎用コンピュータ24)の処理部に転送する
機能を有する。コントローラインターフェース制御部2
01がコントローラ部100からの画像転送要求信号
(プリンタコマンド)及びエミュレートしているエンジ
ン状態に基づいて発する画像転送許可信号に従って、コ
ントローラ部100は画像データの転送を開始する。
【0028】画像入力制御部203は、コントローラ部
100が出力する画像データをデュアルポートメモリ制
御部204に転送し、更に、デュアルポートメモリ制御
部204は、画像入力制御部203から転送された画像
データをフレームメモリ206に書き込む。拡張バスイ
ンターフェース制御部202は、拡張バス300を介し
て画像データの転送状態をパーソナルコンピュータ(汎
用コンピュータ24)へ通知すると共に、転送要求に従
ってフレームメモリ206に保持された画像を読み出
し、画像出力制御部205に転送する。更に、画像出力
制御部205は、拡張バス300に画像データを出力す
る。
100が出力する画像データをデュアルポートメモリ制
御部204に転送し、更に、デュアルポートメモリ制御
部204は、画像入力制御部203から転送された画像
データをフレームメモリ206に書き込む。拡張バスイ
ンターフェース制御部202は、拡張バス300を介し
て画像データの転送状態をパーソナルコンピュータ(汎
用コンピュータ24)へ通知すると共に、転送要求に従
ってフレームメモリ206に保持された画像を読み出
し、画像出力制御部205に転送する。更に、画像出力
制御部205は、拡張バス300に画像データを出力す
る。
【0029】ビデオデータ制御部200は、このような
ビデオインターフェース部400を介した画像データの
蓄積制御や同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)
の生成処理の他に、ビデオインターフェース部400を
介したコントローラ部100との通信(プリンタコマン
ド処理等のシリアル通信機能)も司る。
ビデオインターフェース部400を介した画像データの
蓄積制御や同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)
の生成処理の他に、ビデオインターフェース部400を
介したコントローラ部100との通信(プリンタコマン
ド処理等のシリアル通信機能)も司る。
【0030】図3は上記図2に示したビデオインターフ
ェース部200及びビデオデータ制御部400の物理的
形状を説明する図である。
ェース部200及びビデオデータ制御部400の物理的
形状を説明する図である。
【0031】図3において、ビデオデータ制御部200
は、PCIインターフェースの拡張ボードとして汎用コ
ンピュータ24の拡張スロットに装着される。ビデオイ
ンターフェース部400は、ビデオデータ制御部200
に板間結合されるユニットであり、取替え可能な構造を
なす。
は、PCIインターフェースの拡張ボードとして汎用コ
ンピュータ24の拡張スロットに装着される。ビデオイ
ンターフェース部400は、ビデオデータ制御部200
に板間結合されるユニットであり、取替え可能な構造を
なす。
【0032】図4は上記図2に示したビデオインターフ
ェース部400の内部構成を示すブロック図である。ビ
デオインターフェース部400は、コネクタ404と、
コネクタ404に接続されたラインドライバ401と、
ラインドライバ401に直接またはFIFO(First In
First Out)メモリ402を介して接続された板間結合
用のコネクタ403とを備えている。
ェース部400の内部構成を示すブロック図である。ビ
デオインターフェース部400は、コネクタ404と、
コネクタ404に接続されたラインドライバ401と、
ラインドライバ401に直接またはFIFO(First In
First Out)メモリ402を介して接続された板間結合
用のコネクタ403とを備えている。
【0033】図4において、ラインドライバ401は、
コントローラ部100から送出される高速のビデオ信号
を図1のビデオインターフェースケーブル27を介して
ビデオインターフェース部400に接続するための、平
衡型の信号インターフェース用ドライバ/レシーバデバ
イスからなる。FIFOメモリ402には、ビデオ同期
クロックに従って画像データが保持される。コネクタ4
04は、専用のビデオケーブルを介してコントローラ部
100に接続されるものであり、コントローラ部100
とは、各種同期信号、同期信号に同期したCMYK画像デー
タ(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラッ
ク)、プリンタのエンジン部とのインターフェースを司
るシリアルコマンド信号、割込み信号、各種コントロー
ル信号等が接続される。
コントローラ部100から送出される高速のビデオ信号
を図1のビデオインターフェースケーブル27を介して
ビデオインターフェース部400に接続するための、平
衡型の信号インターフェース用ドライバ/レシーバデバ
イスからなる。FIFOメモリ402には、ビデオ同期
クロックに従って画像データが保持される。コネクタ4
04は、専用のビデオケーブルを介してコントローラ部
100に接続されるものであり、コントローラ部100
とは、各種同期信号、同期信号に同期したCMYK画像デー
タ(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラッ
ク)、プリンタのエンジン部とのインターフェースを司
るシリアルコマンド信号、割込み信号、各種コントロー
ル信号等が接続される。
【0034】コネクタ403は、ビデオデータ制御部2
00との物理的インターフェースを司る。ビデオデータ
制御部200は、コントローラ部100から送出される
プリンタコマンド及びエミュレートするエンジン状態等
に従って同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)を
生成し、コントローラ部100から同期信号に従って送
出される画像データをFIFOメモリ402から抽出す
る。
00との物理的インターフェースを司る。ビデオデータ
制御部200は、コントローラ部100から送出される
プリンタコマンド及びエミュレートするエンジン状態等
に従って同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)を
生成し、コントローラ部100から同期信号に従って送
出される画像データをFIFOメモリ402から抽出す
る。
【0035】図5は上記図1に示したプリンタエミュレ
ート装置23の画像データ取得に関わる動作を示すタイ
ミングチャートである。プリンタエミュレート装置23
は、コントローラ部100(プリンタコントローラ2
1)の出力する4色の画像データを順次並行して画像転
送処理する。
ート装置23の画像データ取得に関わる動作を示すタイ
ミングチャートである。プリンタエミュレート装置23
は、コントローラ部100(プリンタコントローラ2
1)の出力する4色の画像データを順次並行して画像転
送処理する。
【0036】図5において、画像転送要求信号aがコン
トローラ部100より発せられると、これに対してコン
トローラインターフェース制御部201は画像転送許可
信号bを返送する。画像転送許可信号bを返送されたコ
ントローラ部100は所定のタイミングに従って、c〜
fの画像データ転送を行う。画像入力制御部203は転
送されたc〜fの画像データをデュアルポートメモリ制
御部204を介してフレームメモリ206に格納し、1
ページ目の画像データ入力4の転送が終了した時点で、
拡張バスインターフェース制御部202は拡張バス割込
み信号gを発生させて、1ページ目のデータ格納が終了
したことをシステム(汎用コンピュータ24)側に通知
する。
トローラ部100より発せられると、これに対してコン
トローラインターフェース制御部201は画像転送許可
信号bを返送する。画像転送許可信号bを返送されたコ
ントローラ部100は所定のタイミングに従って、c〜
fの画像データ転送を行う。画像入力制御部203は転
送されたc〜fの画像データをデュアルポートメモリ制
御部204を介してフレームメモリ206に格納し、1
ページ目の画像データ入力4の転送が終了した時点で、
拡張バスインターフェース制御部202は拡張バス割込
み信号gを発生させて、1ページ目のデータ格納が終了
したことをシステム(汎用コンピュータ24)側に通知
する。
【0037】一方、システム(汎用コンピュータ24)
側においては、拡張バス300を介した割込み信号に基
づき、ビデオデータ制御部200に格納された画像デー
タの取得を行う。ビデオデータ制御部100からシステ
ム(汎用コンピュータ24)側へのデータ転送について
は、拡張バスインターフェースに基づき実行可能である
どのような方法を用いてもよい。例えば、フレームメモ
リ206を拡張バス300上のメモリ空間にマッピング
して通常のメモリリードアクセスによって読み出す方法
や、またはプリンタエミュレート装置23側に拡張バス
300上で動作可能なマスタ転送機能を持たせ、予め指
定されたメモリに転送させる方法を用いることが可能で
ある。
側においては、拡張バス300を介した割込み信号に基
づき、ビデオデータ制御部200に格納された画像デー
タの取得を行う。ビデオデータ制御部100からシステ
ム(汎用コンピュータ24)側へのデータ転送について
は、拡張バスインターフェースに基づき実行可能である
どのような方法を用いてもよい。例えば、フレームメモ
リ206を拡張バス300上のメモリ空間にマッピング
して通常のメモリリードアクセスによって読み出す方法
や、またはプリンタエミュレート装置23側に拡張バス
300上で動作可能なマスタ転送機能を持たせ、予め指
定されたメモリに転送させる方法を用いることが可能で
ある。
【0038】以上の一連の動作により、1ページ目の画
像データはコントローラ部100よりビデオデータ制御
部200を介して拡張バス300に転送され、2ページ
目のデータ転送手順も1ページ目の転送と全く同じよう
に行われる。また、図5に示すように、コントローラ部
100からビデオデータ制御部200に対する2ページ
目の画像データの転送と、プリンタエミュレート装置の
汎用コンピュータ24から拡張バス300に対する1ペ
ージ目の画像データの転送とを並行して実行する。ビデ
オデータ制御部200は、1ページ目のデータ出力と2
ページ目のデータ入力を並行して実行させるために2ペ
ージ分のメモリ容量を有する。
像データはコントローラ部100よりビデオデータ制御
部200を介して拡張バス300に転送され、2ページ
目のデータ転送手順も1ページ目の転送と全く同じよう
に行われる。また、図5に示すように、コントローラ部
100からビデオデータ制御部200に対する2ページ
目の画像データの転送と、プリンタエミュレート装置の
汎用コンピュータ24から拡張バス300に対する1ペ
ージ目の画像データの転送とを並行して実行する。ビデ
オデータ制御部200は、1ページ目のデータ出力と2
ページ目のデータ入力を並行して実行させるために2ペ
ージ分のメモリ容量を有する。
【0039】このように、本発明の実施の形態に係るプ
リンタエミュレート装置は、コントローラ部100が送
信するプリンタコマンドに従ってエンジン部の状態をエ
ミュレートし、エンジン部の状態に従って所定のタイミ
ングで画像同期信号を生成し、コントローラ部100の
出力する画像データを取り込みCRT25に表示する。
更に、本発明の実施の形態では、指定の発生条件及びエ
ンジン部の状態に従って、エンジン部のエラー状態をエ
ミュレートする。
リンタエミュレート装置は、コントローラ部100が送
信するプリンタコマンドに従ってエンジン部の状態をエ
ミュレートし、エンジン部の状態に従って所定のタイミ
ングで画像同期信号を生成し、コントローラ部100の
出力する画像データを取り込みCRT25に表示する。
更に、本発明の実施の形態では、指定の発生条件及びエ
ンジン部の状態に従って、エンジン部のエラー状態をエ
ミュレートする。
【0040】次に、本発明の実施の形態に係るプリンタ
エミュレート装置23によって実行されるソフトウェア
(ホストとなる汎用コンピュータ24上で動作するソフ
トウェア)を説明する。
エミュレート装置23によって実行されるソフトウェア
(ホストとなる汎用コンピュータ24上で動作するソフ
トウェア)を説明する。
【0041】図6は上記図1に示したプリンタエミュレ
ート装置23の汎用コンピュータ24上のソフトウェア
の構成を示す図である。汎用コンピュータ24は、オペ
レーティングシステム(基本OS)61と、ドライバ6
2と、マネージャ63と、アプリケーション64とを備
えている。本実施形態では、基本OSとして、米マイク
ロソフト社のWindows(登録商標)2000を利用してい
る。
ート装置23の汎用コンピュータ24上のソフトウェア
の構成を示す図である。汎用コンピュータ24は、オペ
レーティングシステム(基本OS)61と、ドライバ6
2と、マネージャ63と、アプリケーション64とを備
えている。本実施形態では、基本OSとして、米マイク
ロソフト社のWindows(登録商標)2000を利用してい
る。
【0042】図6において、オペレーティングシステム
61は、汎用コンピュータ24のメモリ、割込み、ハー
ドディスクなどのリソースを管理する。ドライバ62
は、本実施形態に必要なハードウェアであるインターフ
ェース部22に対する基本的操作を提供するソフトウェ
アであるデバイスドライバを有する。基本的な操作と
は、インターフェース部22上のレジスタへのアクセ
ス、バッファメモリへのアクセス、インターフェース部
22からの割込みの処理等である。
61は、汎用コンピュータ24のメモリ、割込み、ハー
ドディスクなどのリソースを管理する。ドライバ62
は、本実施形態に必要なハードウェアであるインターフ
ェース部22に対する基本的操作を提供するソフトウェ
アであるデバイスドライバを有する。基本的な操作と
は、インターフェース部22上のレジスタへのアクセ
ス、バッファメモリへのアクセス、インターフェース部
22からの割込みの処理等である。
【0043】マネージャ63は、インターフェース部2
2へのより高度な操作を提供するミドルウェアである。
高度な操作とは、インターフェース部22上のバッファ
に格納されたの画像データをDIBフォーマット(デバ
イス非依存ビットマップ形式)で取得する機能などであ
り、画像データ取得時には縮小・拡大・ディザ補正など
を同時に処理することができる。マネージャ63は内部
でデバイスドライバを利用している。アプリケーション
64は、プリンタエミュレート装置23のオペレータに
対するユーザインターフェースとなるソフトウェアであ
る。オペレータはアプリケーション64を通じて、プリ
ンタエミュレート装置23に起動、停止、解析などの指
示を出すことができる。アプリケーション64は内部で
ミドルウェアを利用している。
2へのより高度な操作を提供するミドルウェアである。
高度な操作とは、インターフェース部22上のバッファ
に格納されたの画像データをDIBフォーマット(デバ
イス非依存ビットマップ形式)で取得する機能などであ
り、画像データ取得時には縮小・拡大・ディザ補正など
を同時に処理することができる。マネージャ63は内部
でデバイスドライバを利用している。アプリケーション
64は、プリンタエミュレート装置23のオペレータに
対するユーザインターフェースとなるソフトウェアであ
る。オペレータはアプリケーション64を通じて、プリ
ンタエミュレート装置23に起動、停止、解析などの指
示を出すことができる。アプリケーション64は内部で
ミドルウェアを利用している。
【0044】次に、上記の如く構成された本発明の実施
の形態の動作について図1〜図21を参照しながら詳細
に説明する。
の形態の動作について図1〜図21を参照しながら詳細
に説明する。
【0045】<プリンタエミュレート装置によって実行
される一連の動作>図7・図8はプリンタエミュレート
装置によって実行される一連の動作を示すフローチャー
トである。本フローチャートで示すソフトウェアは全て
プリンタエミュレート装置の汎用コンピュータ24上で
動作するソフトウェアである。当該ソフトウェアはユー
ザに対するGUI(Graphical User Interface)を提供
すると共にインターフェース部22の制御等を司るもの
である。
される一連の動作>図7・図8はプリンタエミュレート
装置によって実行される一連の動作を示すフローチャー
トである。本フローチャートで示すソフトウェアは全て
プリンタエミュレート装置の汎用コンピュータ24上で
動作するソフトウェアである。当該ソフトウェアはユー
ザに対するGUI(Graphical User Interface)を提供
すると共にインターフェース部22の制御等を司るもの
である。
【0046】図7・図8において、プリンタエミュレー
ト装置の汎用コンピュータ24上で当該ソフトウェアが
起動されると、初期化処理が行われる(ステップS70
1)。この初期化処理は、当該ソフトウェアに関する変
数等の初期化処理と共に、ビデオデータ制御部200に
関するレジスタの設定等ハードウェアの初期化処理を実
行するものである。続いて、プリンタエミュレート装置
のCRT25により下記の図9の初期画面を表示する
(ステップS702)。
ト装置の汎用コンピュータ24上で当該ソフトウェアが
起動されると、初期化処理が行われる(ステップS70
1)。この初期化処理は、当該ソフトウェアに関する変
数等の初期化処理と共に、ビデオデータ制御部200に
関するレジスタの設定等ハードウェアの初期化処理を実
行するものである。続いて、プリンタエミュレート装置
のCRT25により下記の図9の初期画面を表示する
(ステップS702)。
【0047】図9は図7のステップS702で表示され
るCRT25の初期画面を示す説明図である。図9にお
いて、801は画像表示領域であり、この画像表示領域
801は、プリンタコントローラ21(コントローラ部
100)の生成する画像データを表示する。ユーザは、
まず、表示する画像データのサイズと色空間を指定す
る。802は紙サイズを指定するためのコンボボックス
領域であり、このコンボボックス領域802で予め設定
された紙サイズに対応する主走査画素数/主走査開始位
置/副走査ライン数/副走査開始位置が設定される。
るCRT25の初期画面を示す説明図である。図9にお
いて、801は画像表示領域であり、この画像表示領域
801は、プリンタコントローラ21(コントローラ部
100)の生成する画像データを表示する。ユーザは、
まず、表示する画像データのサイズと色空間を指定す
る。802は紙サイズを指定するためのコンボボックス
領域であり、このコンボボックス領域802で予め設定
された紙サイズに対応する主走査画素数/主走査開始位
置/副走査ライン数/副走査開始位置が設定される。
【0048】803は詳細設定のためのユーザインター
フェースを表示するためのボタンであり、このボタン8
03の押下によって詳細な設定ウィンドウがCRT25
に表示される。ここでは予め設定したパラメータを変更
することが可能である。尚、図中、804はラジオボタ
ン、805は開始ボタン、806は停止ボタン、807
はプリンタコマンド領域、808は情報領域、809は
印刷済みページ数表示領域、810は環境設定メニュー
である。
フェースを表示するためのボタンであり、このボタン8
03の押下によって詳細な設定ウィンドウがCRT25
に表示される。ここでは予め設定したパラメータを変更
することが可能である。尚、図中、804はラジオボタ
ン、805は開始ボタン、806は停止ボタン、807
はプリンタコマンド領域、808は情報領域、809は
印刷済みページ数表示領域、810は環境設定メニュー
である。
【0049】図7・図8に戻り、画像サイズの変更が指
示されたときは(ステップS703でYES)、指定さ
れた画像データを表示するようにパラメータを設定した
(ステップS704)後、ステップS705に進む。ビ
デオデータ制御部200は、設定されたパラメータに従
って有効な領域の画像データのみをフレームメモリ20
6に保持する。また、表示色空間の変更が指示されたと
きは(ステップS705でYES)、指定された画像デ
ータを表示するようにパラメータを設定した(ステップ
S106)後、ステップS707に進む。
示されたときは(ステップS703でYES)、指定さ
れた画像データを表示するようにパラメータを設定した
(ステップS704)後、ステップS705に進む。ビ
デオデータ制御部200は、設定されたパラメータに従
って有効な領域の画像データのみをフレームメモリ20
6に保持する。また、表示色空間の変更が指示されたと
きは(ステップS705でYES)、指定された画像デ
ータを表示するようにパラメータを設定した(ステップ
S106)後、ステップS707に進む。
【0050】表示色空間は、カラー、Cプレーン、Mプレ
ーン、Yプレーン、Kプレーンの5種類を選択することが
可能である(ラジオボタン804により選択する)。プ
リンタコントローラ21(コントローラ部100)が出
力する画像データは通常CMYK色空間であるため、ここで
カラーを選択した場合、フレームメモリ206に蓄積し
たCMYK画像データを取り出し、RGBデータに色変換後、
CRT25の図9の画面上の画像表示領域801に表示
する。C/M/Y/Kプレーンを表示する場合、フレームメ
モリ206から必要な色プレーンデータのみを取り出し
表示する。次に、エミュレートするエンジン部のエラー
に関するパラメータを設定する(ステップS707)。
ーン、Yプレーン、Kプレーンの5種類を選択することが
可能である(ラジオボタン804により選択する)。プ
リンタコントローラ21(コントローラ部100)が出
力する画像データは通常CMYK色空間であるため、ここで
カラーを選択した場合、フレームメモリ206に蓄積し
たCMYK画像データを取り出し、RGBデータに色変換後、
CRT25の図9の画面上の画像表示領域801に表示
する。C/M/Y/Kプレーンを表示する場合、フレームメ
モリ206から必要な色プレーンデータのみを取り出し
表示する。次に、エミュレートするエンジン部のエラー
に関するパラメータを設定する(ステップS707)。
【0051】図10はCRT15に表示されるエラー条
件を設定するためのインターフェースを示す図である。
尚、図10に示すダイアログは上記図9の環境設定メニ
ュー810から呼び出されるダイアログである。図10
において、901はエラーの発生有無を指定するチェッ
クボックスであり、当該チェックボックス901がチェ
ックされている場合にのみ各種エンジンエラーのエミュ
レーションを行う。902はエラー発生及び復帰の条件
に関するパラメータ項目である。「手動発生」「自動発
生」「前回のエラーを再現」はこれら3つの中から一つ
を選択するラジオボタンであり、ここで指定された条件
に従ってエンジンエラーを発生する。
件を設定するためのインターフェースを示す図である。
尚、図10に示すダイアログは上記図9の環境設定メニ
ュー810から呼び出されるダイアログである。図10
において、901はエラーの発生有無を指定するチェッ
クボックスであり、当該チェックボックス901がチェ
ックされている場合にのみ各種エンジンエラーのエミュ
レーションを行う。902はエラー発生及び復帰の条件
に関するパラメータ項目である。「手動発生」「自動発
生」「前回のエラーを再現」はこれら3つの中から一つ
を選択するラジオボタンであり、ここで指定された条件
に従ってエンジンエラーを発生する。
【0052】「手動発生」は、後述するエラー発生ダイ
アログ(図18)からユーザが手動で各種エラーの発生
を指定するモードであり、プリンタエミュレート装置動
作中に指定されたエラーが、エンジン部の動作状況に応
じてエミュレートされる。「自動発生」を選択した場
合、904に示す条件に従ってエラーを発生しエミュレ
ートする。「前回のエラーを再現」を選択した場合、こ
こで指定した以前のエラーエミュレーション動作を再現
する。この場合、開発対象であるコントローラソフトウ
ェアの動作に前回の試験で異常が発生したと認められた
場合、直ちに同一の条件で試験を再現することが可能に
なる。
アログ(図18)からユーザが手動で各種エラーの発生
を指定するモードであり、プリンタエミュレート装置動
作中に指定されたエラーが、エンジン部の動作状況に応
じてエミュレートされる。「自動発生」を選択した場
合、904に示す条件に従ってエラーを発生しエミュレ
ートする。「前回のエラーを再現」を選択した場合、こ
こで指定した以前のエラーエミュレーション動作を再現
する。この場合、開発対象であるコントローラソフトウ
ェアの動作に前回の試験で異常が発生したと認められた
場合、直ちに同一の条件で試験を再現することが可能に
なる。
【0053】903はエラー状態からの回復条件を指定
するチェックボックスである。チェックボックス903
がチェックされた場合、指定のタイミングでエラー状態
から自動的に復帰する。自動復帰に設定した場合、本プ
リンタエミュレート装置を利用してプリンタコントロー
ラ21(コントローラ部100)を連続的に自動試験す
ることができる。904は902で「自動発生」と指定
された場合のエラー発生条件を設定する項目である。こ
こではエラー項目として「ジャム」と「紙無し」の場合
を対象とする。
するチェックボックスである。チェックボックス903
がチェックされた場合、指定のタイミングでエラー状態
から自動的に復帰する。自動復帰に設定した場合、本プ
リンタエミュレート装置を利用してプリンタコントロー
ラ21(コントローラ部100)を連続的に自動試験す
ることができる。904は902で「自動発生」と指定
された場合のエラー発生条件を設定する項目である。こ
こではエラー項目として「ジャム」と「紙無し」の場合
を対象とする。
【0054】905は「ジャム」の自動発生に関するパ
ラメータ項目である。「指定条件で自動発生」「ランダ
ムに発生」はこれらのどちらかを選択するラジオボック
スであり、「指定条件で自動発生」を選択した場合、9
06及び907に示す条件に従ってエラー状態をエミュ
レートする。906はジャムに関するエラー要因を指定
するリストボックスであり、「給紙部ジャム」「排紙部
ジャム」「定着部部ジャム」「ドアオープンジャム」
等、ジャム要因を指定する。
ラメータ項目である。「指定条件で自動発生」「ランダ
ムに発生」はこれらのどちらかを選択するラジオボック
スであり、「指定条件で自動発生」を選択した場合、9
06及び907に示す条件に従ってエラー状態をエミュ
レートする。906はジャムに関するエラー要因を指定
するリストボックスであり、「給紙部ジャム」「排紙部
ジャム」「定着部部ジャム」「ドアオープンジャム」
等、ジャム要因を指定する。
【0055】907は906で指定されたジャム要因を
発生するタイミングを入力する領域であり、ここで指定
されたページの処理時にエンジン部の動作状態エミュレ
ーション結果に応じてエラー状態を発生する。一方、
「ランダムに発生」を選択した場合、ジャム要因がラン
ダムに選択され、更にランダムなページでエラー状態を
発生する。908は「紙無し」状態を発生する条件を指
定する領域であり、ここでも同様に「指定条件で発生」
または「ランダムに発生」を指定することが可能であ
る。
発生するタイミングを入力する領域であり、ここで指定
されたページの処理時にエンジン部の動作状態エミュレ
ーション結果に応じてエラー状態を発生する。一方、
「ランダムに発生」を選択した場合、ジャム要因がラン
ダムに選択され、更にランダムなページでエラー状態を
発生する。908は「紙無し」状態を発生する条件を指
定する領域であり、ここでも同様に「指定条件で発生」
または「ランダムに発生」を指定することが可能であ
る。
【0056】図7・図8に戻り、図10のダイアログで
指定されたパラメータは、「変更」ボタン909の押下
により汎用コンピュータ24のワークメモリ領域等に記
録される(ステップS708)。以上各種設定が終了
後、プリンタエミュレーション動作を開始する。尚、こ
れらのパラメータについてはデフォルト値が設定されて
いるため、必要が無い場合、再設定する必要はない。次
に、図9の画面上の開始ボタン805の押下を検出した
か否かを判別する(ステップS709)。開始ボタン8
05の押下後、エラー発生条件を判定する(ステップS
710)。ステップS710で「手動発生」が指定され
ている場合、エラー発生のためのダイアログを生成する
(ステップS711)。
指定されたパラメータは、「変更」ボタン909の押下
により汎用コンピュータ24のワークメモリ領域等に記
録される(ステップS708)。以上各種設定が終了
後、プリンタエミュレーション動作を開始する。尚、こ
れらのパラメータについてはデフォルト値が設定されて
いるため、必要が無い場合、再設定する必要はない。次
に、図9の画面上の開始ボタン805の押下を検出した
か否かを判別する(ステップS709)。開始ボタン8
05の押下後、エラー発生条件を判定する(ステップS
710)。ステップS710で「手動発生」が指定され
ている場合、エラー発生のためのダイアログを生成する
(ステップS711)。
【0057】図18はCRT15に表示されるエラー発
生を手動で予約するためのダイアログを示す図である。
当該ダイアログはモードレスモードで生成され、プリン
タエミュレート動作時常に表示されるものである。図1
8において、1701はエラー要因を指定し、1702
の押下により、1701で指定されたエラー要因の発生
をパラメータとして設定する。ユーザは当該ダイアログ
を操作することで、プリンタエミュレート動作中の任意
のタイミングで任意のエラー発生を予約することができ
る。
生を手動で予約するためのダイアログを示す図である。
当該ダイアログはモードレスモードで生成され、プリン
タエミュレート動作時常に表示されるものである。図1
8において、1701はエラー要因を指定し、1702
の押下により、1701で指定されたエラー要因の発生
をパラメータとして設定する。ユーザは当該ダイアログ
を操作することで、プリンタエミュレート動作中の任意
のタイミングで任意のエラー発生を予約することができ
る。
【0058】図7・図8に戻り、一方、上記ステップS
710で「自動発生」が指定されている場合、上記ステ
ップS708で設定されたパラメータが利用される。次
に、汎用コンピュータ24のマネージャ63(マネージ
ャレイヤのソフトウェア)を介してビデオデータ制御部
200に画像データ取得動作の開始を設定し、ビデオデ
ータ制御部200の処理開始レジスタを設定すると共
に、本ソフトウェアに対する後述する図11、図15及
び図16の各割込み処理を有効化する(ステップS71
2)。
710で「自動発生」が指定されている場合、上記ステ
ップS708で設定されたパラメータが利用される。次
に、汎用コンピュータ24のマネージャ63(マネージ
ャレイヤのソフトウェア)を介してビデオデータ制御部
200に画像データ取得動作の開始を設定し、ビデオデ
ータ制御部200の処理開始レジスタを設定すると共
に、本ソフトウェアに対する後述する図11、図15及
び図16の各割込み処理を有効化する(ステップS71
2)。
【0059】この割込み処理は、
1.ビデオデータ制御部200が画像データの1ページ
蓄積終了、 2.プリンタコントローラ21(コントローラ部10
0)が出力するコマンド信号の受信、 3.画像要求信号や画像転送許可信号等のコントロール
信号の受信をソフトウェアに通知するためのものであ
り、以下、ページエンド割込み処理、コマンド受信割込
み処理、コントロール信号受信割込み処理と呼び、夫
々、図11の処理、図15の処理、及び図16の処理に
対応する。また、割込み処理には、上記インターフェー
ス部22からのハードウェア割込みの他に、一定時間の
経過後に割込み処理を実行するソフトウェア割込み処理
もあり、それをタイマ割込みと呼ぶ(図17)。
蓄積終了、 2.プリンタコントローラ21(コントローラ部10
0)が出力するコマンド信号の受信、 3.画像要求信号や画像転送許可信号等のコントロール
信号の受信をソフトウェアに通知するためのものであ
り、以下、ページエンド割込み処理、コマンド受信割込
み処理、コントロール信号受信割込み処理と呼び、夫
々、図11の処理、図15の処理、及び図16の処理に
対応する。また、割込み処理には、上記インターフェー
ス部22からのハードウェア割込みの他に、一定時間の
経過後に割込み処理を実行するソフトウェア割込み処理
もあり、それをタイマ割込みと呼ぶ(図17)。
【0060】割込みが有効化されると、本ソフトウェア
はCRT25の図9の画面上で停止ボタン806が押下
されるまで(ステップS713でYES)、割込み処理
を待ち続け、その後、ビデオデータ制御部200に関す
るレジスタを設定して(ステップS714)、本処理を
終了する。
はCRT25の図9の画面上で停止ボタン806が押下
されるまで(ステップS713でYES)、割込み処理
を待ち続け、その後、ビデオデータ制御部200に関す
るレジスタを設定して(ステップS714)、本処理を
終了する。
【0061】<ページエンド割込み処理>図11は上記
図7のステップS708におけるページエンド割込み処
理を示すフローチャートである。図11において、ま
ず、表示色空間としてカラー表示が指定されたか否かを
判別する(ステップS1002)。ステップS1002
の判別の結果、カラー表示が指定されていないときは、
フレームメモリ206に蓄積された画像データの指定プ
レーンを縮小変換しながら汎用コンピュータ24の作業
メモリ上に転送する(ステップS1003)。多くの場
合、コントローラ部100(プリンタコントローラ2
1)の出力する画像データのサイズに比較して、CRT
25の図9の画面上の画像表示領域801のサイズが小
さいため、縮小変換を行いながら画像データを取り出
す。
図7のステップS708におけるページエンド割込み処
理を示すフローチャートである。図11において、ま
ず、表示色空間としてカラー表示が指定されたか否かを
判別する(ステップS1002)。ステップS1002
の判別の結果、カラー表示が指定されていないときは、
フレームメモリ206に蓄積された画像データの指定プ
レーンを縮小変換しながら汎用コンピュータ24の作業
メモリ上に転送する(ステップS1003)。多くの場
合、コントローラ部100(プリンタコントローラ2
1)の出力する画像データのサイズに比較して、CRT
25の図9の画面上の画像表示領域801のサイズが小
さいため、縮小変換を行いながら画像データを取り出
す。
【0062】具体的には、フレームメモリ206に蓄積
された主走査画素数4864画素、副走査ライン数68
49画素等の高精細画像データを1/8倍に縮小し、6
08画素×856ラインの画像データを汎用コンピュー
タ24に転送する。更に、この際、サブサンプリングに
伴う折り返し雑音などの影響を抑えるため所定の空間フ
ィルタで帯域制限を行う。取り出す画像データは、表示
画像色空間がC/M/Y/Kプレーンに設定されている場
合、指定プレーンのみを取り出す。
された主走査画素数4864画素、副走査ライン数68
49画素等の高精細画像データを1/8倍に縮小し、6
08画素×856ラインの画像データを汎用コンピュー
タ24に転送する。更に、この際、サブサンプリングに
伴う折り返し雑音などの影響を抑えるため所定の空間フ
ィルタで帯域制限を行う。取り出す画像データは、表示
画像色空間がC/M/Y/Kプレーンに設定されている場
合、指定プレーンのみを取り出す。
【0063】続いて、CRT25の画面における画像の
見易さを向上させるためネガポジ反転し(ステップS1
005)、CRT25の図9の画面上の画像表示領域8
01に表示し(ステップS1007)、表示済みの印刷
枚数、即ち印刷完了ページ数809を表示する(ステッ
プS1008)。一方、上記ステップS1002の判別
の結果、カラー表示が指定されていないときは、CMYK各
プレーンの画像データをそれぞれ所定の縮小倍率で取り
出し(ステップS1004)、取り出された画像データ
に対して色変換処理を行った(ステップS1006)
後、上記ステップS1007及びステップS1008を
実行する。
見易さを向上させるためネガポジ反転し(ステップS1
005)、CRT25の図9の画面上の画像表示領域8
01に表示し(ステップS1007)、表示済みの印刷
枚数、即ち印刷完了ページ数809を表示する(ステッ
プS1008)。一方、上記ステップS1002の判別
の結果、カラー表示が指定されていないときは、CMYK各
プレーンの画像データをそれぞれ所定の縮小倍率で取り
出し(ステップS1004)、取り出された画像データ
に対して色変換処理を行った(ステップS1006)
後、上記ステップS1007及びステップS1008を
実行する。
【0064】上記ステップS1006の色変換処理は、
一般的に行われている変換式によりCMYK画像データを表
示用のRGB画像データに変換する処理である。下式は色
変換の変換式の例を示す。 R = 1 −( C + K ) G = 1 −( M + K ) B = 1 −( Y + K ) 上記変換式により得られたRGB画像データは、上記ステ
ップS1007でCRT25の図9の画面上の画像表示
領域801にカラー表示される。
一般的に行われている変換式によりCMYK画像データを表
示用のRGB画像データに変換する処理である。下式は色
変換の変換式の例を示す。 R = 1 −( C + K ) G = 1 −( M + K ) B = 1 −( Y + K ) 上記変換式により得られたRGB画像データは、上記ステ
ップS1007でCRT25の図9の画面上の画像表示
領域801にカラー表示される。
【0065】図11の上記ステップS1002〜ステッ
プS1008の処理により、ページエンド割込みが発生
するに従って、コントローラ部100(プリンタコント
ローラ21)にプリンタのエンジン部を接続した場合の
紙への出力と同様に、コントローラ部100(プリンタ
コントローラ21)のラスタライズする画像データをプ
リンタエミュレート装置のCRT25にリアルタイムに
表示する。続いて、汎用コンピュータ24のアプリケー
ションソフトウェア64がエミュレートするエンジン部
の状態を更新するエンジン状態更新処理(図12)を行
い(ステップS1009)、タイマ処理(図13)を行
い(ステップS1010)、コントロール信号処理(図
14)を行って(ステップS1011)、本処理を終了
する。
プS1008の処理により、ページエンド割込みが発生
するに従って、コントローラ部100(プリンタコント
ローラ21)にプリンタのエンジン部を接続した場合の
紙への出力と同様に、コントローラ部100(プリンタ
コントローラ21)のラスタライズする画像データをプ
リンタエミュレート装置のCRT25にリアルタイムに
表示する。続いて、汎用コンピュータ24のアプリケー
ションソフトウェア64がエミュレートするエンジン部
の状態を更新するエンジン状態更新処理(図12)を行
い(ステップS1009)、タイマ処理(図13)を行
い(ステップS1010)、コントロール信号処理(図
14)を行って(ステップS1011)、本処理を終了
する。
【0066】<タイマ処理>図13は上記図11のステ
ップS1010におけるタイマ処理を示すフローチャー
トである。図13において、タイマ割込みの設定が必要
なとき、例えば「後処理中」のように時間によりエンジ
ン部の状態が遷移する可能性があるときは(ステップS
1201でYES)、エンジン部の状態の遷移に必要な
時間に対応したタイマ割込みをセットする(ステップS
1202)。
ップS1010におけるタイマ処理を示すフローチャー
トである。図13において、タイマ割込みの設定が必要
なとき、例えば「後処理中」のように時間によりエンジ
ン部の状態が遷移する可能性があるときは(ステップS
1201でYES)、エンジン部の状態の遷移に必要な
時間に対応したタイマ割込みをセットする(ステップS
1202)。
【0067】<コントロール信号処理>図14は上記図
11のステップS1011におけるコントロール信号処
理を示すフローチャートである。図14において、受信
したコマンドまたはエンジン部の状態遷移やエラーの発
生等に伴ってコントロール信号を出力する必要があると
きは(ステップS1301でYES)、当該コントロー
ル信号を汎用コンピュータ24のマネージャ63を介し
て出力する(ステップS1302)。
11のステップS1011におけるコントロール信号処
理を示すフローチャートである。図14において、受信
したコマンドまたはエンジン部の状態遷移やエラーの発
生等に伴ってコントロール信号を出力する必要があると
きは(ステップS1301でYES)、当該コントロー
ル信号を汎用コンピュータ24のマネージャ63を介し
て出力する(ステップS1302)。
【0068】<コマンド受信割込み処理>図15は上記
図8のステップS712で有効化されるコマンド受信割
込み処理を示すフローチャートである。図15におい
て、汎用コンピュータ24は、プリンタコントローラ2
1(コントローラ部100)から受信したコマンド信号
をビデオデータ制御部200から読込み、受信時刻と共
に記録し(ステップS1401)、受信したコマンド信
号を解析して(ステップS1402)、アプリケーショ
ン64が保持しているエンジン部の状態を解析し(ステ
ップS1403)、新たなエンジン部の状態とプリンタ
コントローラ21へ返信するステータス信号を決定す
る。
図8のステップS712で有効化されるコマンド受信割
込み処理を示すフローチャートである。図15におい
て、汎用コンピュータ24は、プリンタコントローラ2
1(コントローラ部100)から受信したコマンド信号
をビデオデータ制御部200から読込み、受信時刻と共
に記録し(ステップS1401)、受信したコマンド信
号を解析して(ステップS1402)、アプリケーショ
ン64が保持しているエンジン部の状態を解析し(ステ
ップS1403)、新たなエンジン部の状態とプリンタ
コントローラ21へ返信するステータス信号を決定す
る。
【0069】続いて、マネージャ63を介してビデオデ
ータ制御部200からプリンタコントローラ21へステ
ータス信号を返信する(ステップS1404)。プリン
タコントローラ21へ返信したステータス信号は、上記
ステップS1401でプリンタコントローラ21から受
信したコマンド信号と対応がわかるように記録する(ス
テップS1405)。受信したコマンド信号とステータ
ス信号は、「印刷準備開始→正常実行」のように操作者
に分かりやすいように対応をつけてCRT25の図9の
画面上の領域807に表示する(ステップS140
6)。ステップS1407〜ステップS1409では、
上記図11のステップS1009〜ステップS1001
と同様の処理を実行する。
ータ制御部200からプリンタコントローラ21へステ
ータス信号を返信する(ステップS1404)。プリン
タコントローラ21へ返信したステータス信号は、上記
ステップS1401でプリンタコントローラ21から受
信したコマンド信号と対応がわかるように記録する(ス
テップS1405)。受信したコマンド信号とステータ
ス信号は、「印刷準備開始→正常実行」のように操作者
に分かりやすいように対応をつけてCRT25の図9の
画面上の領域807に表示する(ステップS140
6)。ステップS1407〜ステップS1409では、
上記図11のステップS1009〜ステップS1001
と同様の処理を実行する。
【0070】<コントロール信号受信割込み処理>図1
6は上記図8のステップS712で有効化されるコント
ロール信号受信割込み処理を示すフローチャートであ
る。図16において、汎用コンピュータ24は、プリン
タコントローラ21(コントローラ部100)から受信
したコントロール信号をビデオデータ制御部200から
読込み、受信時刻と共に記録し(ステップS150
1)、アプリケーション64が保持しているエンジン部
の状態と受信したコントロール信号とから新たなエンジ
ン部の状態を解析する(ステップS1502)。続くス
テップS1503〜ステップS1506では、上記図1
1のステップS1009〜ステップS1001と同様の
処理を実行する。動作例としては、エンジン部の状態が
「給紙中」の場合にコントロール信号「画像転送要求信
号」を受信した場合は、エンジン部の状態を「印刷中」
に遷移し「画像転送許可信号」を出力する等のように動
作する。
6は上記図8のステップS712で有効化されるコント
ロール信号受信割込み処理を示すフローチャートであ
る。図16において、汎用コンピュータ24は、プリン
タコントローラ21(コントローラ部100)から受信
したコントロール信号をビデオデータ制御部200から
読込み、受信時刻と共に記録し(ステップS150
1)、アプリケーション64が保持しているエンジン部
の状態と受信したコントロール信号とから新たなエンジ
ン部の状態を解析する(ステップS1502)。続くス
テップS1503〜ステップS1506では、上記図1
1のステップS1009〜ステップS1001と同様の
処理を実行する。動作例としては、エンジン部の状態が
「給紙中」の場合にコントロール信号「画像転送要求信
号」を受信した場合は、エンジン部の状態を「印刷中」
に遷移し「画像転送許可信号」を出力する等のように動
作する。
【0071】<タイマ割込み処理>図17は上記図8の
ステップS712で有効化されるタイマ割込み処理を示
すフローチャートである。図17において、汎用コンピ
ュータ24は、アプリケーション64が保持しているエ
ンジン部の状態と割込みを発生したタイマから新たなエ
ンジン部の状態を解析する(ステップS1801)。続
くステップS1802〜ステップS1804では、上記
図11のステップS1009〜ステップS1001と同
様の処理を実行する。動作例としては、エンジン部の状
態が「排紙中」の場合に所定時間の経過を通知するタイ
マ割込みが発生した場合は、エンジン部の状態を「後処
理中」に変更するなどのように動作する。
ステップS712で有効化されるタイマ割込み処理を示
すフローチャートである。図17において、汎用コンピ
ュータ24は、アプリケーション64が保持しているエ
ンジン部の状態と割込みを発生したタイマから新たなエ
ンジン部の状態を解析する(ステップS1801)。続
くステップS1802〜ステップS1804では、上記
図11のステップS1009〜ステップS1001と同
様の処理を実行する。動作例としては、エンジン部の状
態が「排紙中」の場合に所定時間の経過を通知するタイ
マ割込みが発生した場合は、エンジン部の状態を「後処
理中」に変更するなどのように動作する。
【0072】<エンジン状態更新処理>図12は上記図
11のステップS1009及び上記図15のステップS
1407及び上記図16のステップS1503及び上記
図17のステップS1802におけるエンジン状態更新
処理を示すフローチャートである。図12において、上
記図11に示すページエンド割込み処理によってエンジ
ン部の状態が遷移した場合は(ステップS1101でY
ES)、エンジン部の状態を時刻と共に汎用コンピュー
タ24のメモリに記録し(ステップS1102)、新た
なエンジン部の状態をCRT25の図9の画面上の領域
808に表示する(ステップS1103)。
11のステップS1009及び上記図15のステップS
1407及び上記図16のステップS1503及び上記
図17のステップS1802におけるエンジン状態更新
処理を示すフローチャートである。図12において、上
記図11に示すページエンド割込み処理によってエンジ
ン部の状態が遷移した場合は(ステップS1101でY
ES)、エンジン部の状態を時刻と共に汎用コンピュー
タ24のメモリに記録し(ステップS1102)、新た
なエンジン部の状態をCRT25の図9の画面上の領域
808に表示する(ステップS1103)。
【0073】ここで、エンジン状態とは、プリンタコマ
ンドに従って印刷動作中に遷移するエンジン部の状態を
表すものであり、「アイドル」「初期化処理中」「給紙
中」「印刷中」「排紙中」「後処理中」「エラー」等な
ど複数の状態を有する。各種エラーはこれらエンジン状
態に従って発生するものである。本実施形態では、汎用
コンピュータ24のアプリケーション64の内部でエン
ジン部の状態をエミュレートしている。
ンドに従って印刷動作中に遷移するエンジン部の状態を
表すものであり、「アイドル」「初期化処理中」「給紙
中」「印刷中」「排紙中」「後処理中」「エラー」等な
ど複数の状態を有する。各種エラーはこれらエンジン状
態に従って発生するものである。本実施形態では、汎用
コンピュータ24のアプリケーション64の内部でエン
ジン部の状態をエミュレートしている。
【0074】続いて、エラー発生条件(上記図7のステ
ップS708で設定された自動エラー発生条件あるいは
手動エラー発生ダイアログから予約された手動エラー発
生条件)を満たすか否かを判定する(ステップS110
4)。例えば、エラー要因が「給紙部ジャム」と指定さ
れ、かつ指定のページ数に達した場合には、エンジン状
態が「給紙中」に変更した場合にのみ「給紙部ジャム」
をエミュレートする(ステップS1105)。図21
は、指定されたエラー要因と、当該エラーが発生するエ
ンジン動作状況の例を示すものである。即ち、エラー要
因が「給紙部ジャム」の場合は発生するエンジン状態は
「給紙中」であり、「定着部ジャム」の場合は「印刷
中」であり、「排紙部ジャム」の場合は「排紙中」であ
り、「ドアオープンジャム」の場合は「全て」であり、
「紙無し」の場合は「給紙中」である。このような条件
に従ってエラーがエミュレートされる。
ップS708で設定された自動エラー発生条件あるいは
手動エラー発生ダイアログから予約された手動エラー発
生条件)を満たすか否かを判定する(ステップS110
4)。例えば、エラー要因が「給紙部ジャム」と指定さ
れ、かつ指定のページ数に達した場合には、エンジン状
態が「給紙中」に変更した場合にのみ「給紙部ジャム」
をエミュレートする(ステップS1105)。図21
は、指定されたエラー要因と、当該エラーが発生するエ
ンジン動作状況の例を示すものである。即ち、エラー要
因が「給紙部ジャム」の場合は発生するエンジン状態は
「給紙中」であり、「定着部ジャム」の場合は「印刷
中」であり、「排紙部ジャム」の場合は「排紙中」であ
り、「ドアオープンジャム」の場合は「全て」であり、
「紙無し」の場合は「給紙中」である。このような条件
に従ってエラーがエミュレートされる。
【0075】上記ステップS1105では、更にエラー
状態をプリンタコントローラ21に通知するために割込
み信号を発生し、割込み信号に反応してプリンタコント
ローラ21が発行するステータス要求コマンドに対して
エラー要因を示すステータスをプリンタコントローラ2
1へ返送する。返送するステータスには、エラー要因や
エラー要因の発生場所などを示す情報が記載される。同
時に、上記ステップS1105では、発生したエラー要
因及びタイミングを汎用コンピュータ24のメモリに記
録する。
状態をプリンタコントローラ21に通知するために割込
み信号を発生し、割込み信号に反応してプリンタコント
ローラ21が発行するステータス要求コマンドに対して
エラー要因を示すステータスをプリンタコントローラ2
1へ返送する。返送するステータスには、エラー要因や
エラー要因の発生場所などを示す情報が記載される。同
時に、上記ステップS1105では、発生したエラー要
因及びタイミングを汎用コンピュータ24のメモリに記
録する。
【0076】ここで記録されたデータは、上記図7のス
テップS708で「前回のエラーを再現」に設定した場
合のエラー発生条件パラメータとして利用される。即
ち、現在のプリンタエミュレート動作終了後、次のプリ
ンタエミュレート動作実行時に「前回のエラーを再現」
が設定されている場合、ここで記録されたデータが利用
される。また、記録されたエラー発生状況はエンジンエ
ミュレーション動作終了後に確認することも可能であ
る。図20はCRT25におけるエラー発生状況のログ
情報を表示するダイアログの例を示す図である。図20
ではエンジン状態の遷移と同時にエラー発生状況を表示
している。
テップS708で「前回のエラーを再現」に設定した場
合のエラー発生条件パラメータとして利用される。即
ち、現在のプリンタエミュレート動作終了後、次のプリ
ンタエミュレート動作実行時に「前回のエラーを再現」
が設定されている場合、ここで記録されたデータが利用
される。また、記録されたエラー発生状況はエンジンエ
ミュレーション動作終了後に確認することも可能であ
る。図20はCRT25におけるエラー発生状況のログ
情報を表示するダイアログの例を示す図である。図20
ではエンジン状態の遷移と同時にエラー発生状況を表示
している。
【0077】次に、エラーが発生したとしてエンジン部
の状態を「エラー」ステートに移行する(ステップS1
106)。次に、エラーダイアログを生成し、ユーザに
対してエラーが発生したことを通知する(ステップS1
107)。図19はCRT25におけるエラー発生を通
知するダイアログの例を示す図である。図19(a)は
上記図7のステップS708で「エラーから自動復帰」
に設定された場合のダイアログを示し、図19(b)は
自動復帰に設定されてない場合のダイアログを示す。
「エラーから自動復帰」に設定されていない場合、ユー
ザが解除ボタン1801を押下することでエラー要因が
解除される。自動復帰に設定している場合、タイマ割込
みを利用して予め指定する時間後にエラー要因を自動的
に解除する。
の状態を「エラー」ステートに移行する(ステップS1
106)。次に、エラーダイアログを生成し、ユーザに
対してエラーが発生したことを通知する(ステップS1
107)。図19はCRT25におけるエラー発生を通
知するダイアログの例を示す図である。図19(a)は
上記図7のステップS708で「エラーから自動復帰」
に設定された場合のダイアログを示し、図19(b)は
自動復帰に設定されてない場合のダイアログを示す。
「エラーから自動復帰」に設定されていない場合、ユー
ザが解除ボタン1801を押下することでエラー要因が
解除される。自動復帰に設定している場合、タイマ割込
みを利用して予め指定する時間後にエラー要因を自動的
に解除する。
【0078】次に、エラー要因の解除を待つための条件
判断(復帰判定)を行う(ステップS1108)。自動
または手動によりエラー要因が解除されるまでループを
繰り返す。エラー要因が解除されると、次のエラー要因
発生のためのパラメータ変更処理を行う(ステップS1
109)。例えば上記図7のステップS708でエラー
要因の発生条件が「ランダム」に設定されている場合、
乱数データを利用して次に発生するエラー要因と発生ペ
ージ番号を決定する。また、エラー要因の発生条件が指
定枚数毎に発生するように設定されている場合、次のエ
ラーが発生するページ番号を決定する。
判断(復帰判定)を行う(ステップS1108)。自動
または手動によりエラー要因が解除されるまでループを
繰り返す。エラー要因が解除されると、次のエラー要因
発生のためのパラメータ変更処理を行う(ステップS1
109)。例えば上記図7のステップS708でエラー
要因の発生条件が「ランダム」に設定されている場合、
乱数データを利用して次に発生するエラー要因と発生ペ
ージ番号を決定する。また、エラー要因の発生条件が指
定枚数毎に発生するように設定されている場合、次のエ
ラーが発生するページ番号を決定する。
【0079】次に、エンジン状態を「アイドル」状態等
の正常状態に復帰する(ステップS1110)。該ステ
ップS1110では、プリンタコントローラ21からの
リカバリ指示動作(例えば印刷実行コマンドのキャンセ
ル動作、何らかのキャリブレーション動作等)が必要な
場合、これらのプリンタコマンド及びそれに対応するエ
ミュレーション動作を行った後に所定の正常状態に復帰
する。これにより、プリンタコントローラ21の設計者
は、上記ステップS1105でCRT25に表示された
エラー要因とプリンタコントローラ21がエンジン部と
の通信インターフェースを介して得られたエラー情報が
適正で、更にエラー発生に伴うプリンタコントローラ2
1のリカバリ処理が正常に動作したか等を検証すること
が可能になる。
の正常状態に復帰する(ステップS1110)。該ステ
ップS1110では、プリンタコントローラ21からの
リカバリ指示動作(例えば印刷実行コマンドのキャンセ
ル動作、何らかのキャリブレーション動作等)が必要な
場合、これらのプリンタコマンド及びそれに対応するエ
ミュレーション動作を行った後に所定の正常状態に復帰
する。これにより、プリンタコントローラ21の設計者
は、上記ステップS1105でCRT25に表示された
エラー要因とプリンタコントローラ21がエンジン部と
の通信インターフェースを介して得られたエラー情報が
適正で、更にエラー発生に伴うプリンタコントローラ2
1のリカバリ処理が正常に動作したか等を検証すること
が可能になる。
【0080】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、プリンタエミュレート装置23の汎用コンピ
ュータ24は、ビデオインターフェースケーブル27を
介してプリンタコントローラ21から出力されるコマン
ド信号に従いエラー状態を含むエンジン部の状態をエミ
ュレートし、エンジン部のエラー状態及びコマンド信号
に従いステータス信号をプリンタコントローラ21に返
信し、エンジン部の状態に従いプリンタコントローラ2
1に対し画像同期信号を生成する制御を行うため、次の
ような効果を奏する。
によれば、プリンタエミュレート装置23の汎用コンピ
ュータ24は、ビデオインターフェースケーブル27を
介してプリンタコントローラ21から出力されるコマン
ド信号に従いエラー状態を含むエンジン部の状態をエミ
ュレートし、エンジン部のエラー状態及びコマンド信号
に従いステータス信号をプリンタコントローラ21に返
信し、エンジン部の状態に従いプリンタコントローラ2
1に対し画像同期信号を生成する制御を行うため、次の
ような効果を奏する。
【0081】プリンタのエンジン部の動作状況に応じて
エンジン部に関するエラー状態をエミュレートすること
が可能になり、プリンタのコントローラ部の開発者はよ
り現実のエンジン部に近い状況でソフトウェアの開発検
証作業を行うことができる。更に、実際のエンジン部で
は発生確率の低いエラー状態を容易に再現することも可
能になり、コントローラソフトウェアの開発効率を向上
させることが可能になる。
エンジン部に関するエラー状態をエミュレートすること
が可能になり、プリンタのコントローラ部の開発者はよ
り現実のエンジン部に近い状況でソフトウェアの開発検
証作業を行うことができる。更に、実際のエンジン部で
は発生確率の低いエラー状態を容易に再現することも可
能になり、コントローラソフトウェアの開発効率を向上
させることが可能になる。
【0082】[他の実施の形態]上記実施形態では、エ
ンジン部のエラーの項目として「ジャム」「紙無し」の
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、エンジン部のエラー状態を再現するその他
の様々な項目(機械的/電気的故障等を通知するエラー
等)に対して同様の処理を適用してよい。
ンジン部のエラーの項目として「ジャム」「紙無し」の
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、エンジン部のエラー状態を再現するその他
の様々な項目(機械的/電気的故障等を通知するエラー
等)に対して同様の処理を適用してよい。
【0083】また、上記実施形態では、エンジンステー
トが変化した場合に、指定された条件でエラー状況を発
生する方法について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、更に詳細なエラー発生条件を指定し
てもよい。例えばエンジンステートが変化してから指定
時間経過後(汎用コンピュータ24のタイマを利用)に
エラーが発生する等の動作でもよい。この場合、様々な
タイミングでのエラー発生をエミュレートさせることが
可能になる。
トが変化した場合に、指定された条件でエラー状況を発
生する方法について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、更に詳細なエラー発生条件を指定し
てもよい。例えばエンジンステートが変化してから指定
時間経過後(汎用コンピュータ24のタイマを利用)に
エラーが発生する等の動作でもよい。この場合、様々な
タイミングでのエラー発生をエミュレートさせることが
可能になる。
【0084】また、上記実施形態では、複数のエラー要
因が同時に発生した場合、復帰処理は一度に全てのエラ
ーを復帰するような動作でもよいし、要因毎にダイアロ
グを提示して個別にエラーを復帰するような動作でもよ
い。
因が同時に発生した場合、復帰処理は一度に全てのエラ
ーを復帰するような動作でもよいし、要因毎にダイアロ
グを提示して個別にエラーを復帰するような動作でもよ
い。
【0085】また、上記実施形態では、画像データを表
示するプリンタエミュレート装置に本発明を適用する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、画像表示機能が無く、プリンタコマンド動作
や状態変移のエミュレーションのみを行うプリンタエミ
ュレート装置に本発明を適用してもよい。
示するプリンタエミュレート装置に本発明を適用する場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、画像表示機能が無く、プリンタコマンド動作
や状態変移のエミュレーションのみを行うプリンタエミ
ュレート装置に本発明を適用してもよい。
【0086】また、上記実施形態では、プリンタとして
レーザビームプリンタを対象にした場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、バブル
ジェット(登録商標)方式のプリンタ等、他の様々な印
刷方式のプリンタコントローラ等の開発に利用すること
が可能である。その場合、ビデオインターフェース部を
プリンタ等のビデオインターフェース方式に合わせて変
更することで、様々な印刷方式のプリンタコントローラ
の開発に利用することが可能である。
レーザビームプリンタを対象にした場合について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、バブル
ジェット(登録商標)方式のプリンタ等、他の様々な印
刷方式のプリンタコントローラ等の開発に利用すること
が可能である。その場合、ビデオインターフェース部を
プリンタ等のビデオインターフェース方式に合わせて変
更することで、様々な印刷方式のプリンタコントローラ
の開発に利用することが可能である。
【0087】また、上記実施形態では、オペレーティン
グシステムとして米マイクロソフト社のWindows(登録
商標)を利用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、他の様々な環境上で構成
することも可能である。
グシステムとして米マイクロソフト社のWindows(登録
商標)を利用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、他の様々な環境上で構成
することも可能である。
【0088】また、上記実施形態では、パーソナルコン
ピュータと組み合わせてシステム(プリンタエミュレー
ト装置)を構成する場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の様々な機器と組み
合わせてプリンタエミュレート装置を実現してもよい。
ピュータと組み合わせてシステム(プリンタエミュレー
ト装置)を構成する場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の様々な機器と組み
合わせてプリンタエミュレート装置を実現してもよい。
【0089】また、上記実施形態では、画像形成機能を
有するプリンタに搭載されるコントローラ部の動作を検
証する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機に搭載されるコントローラ部の動作を検証する
場合や、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ機
能等の複数の機能を有する複合機に搭載されるコントロ
ーラ部の動作を検証する場合に適用してもよい。
有するプリンタに搭載されるコントローラ部の動作を検
証する場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機に搭載されるコントローラ部の動作を検証する
場合や、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ機
能等の複数の機能を有する複合機に搭載されるコントロ
ーラ部の動作を検証する場合に適用してもよい。
【0090】また、本発明の目的は、上述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
憶した記録媒体を、システムまたは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、本
発明が達成されることは言うまでもない。この場合、記
憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述し
た実施形態の機能を実現することになり、そのプログラ
ムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することに
なる。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
憶した記録媒体を、システムまたは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、本
発明が達成されることは言うまでもない。この場合、記
憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述し
た実施形態の機能を実現することになり、そのプログラ
ムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することに
なる。
【0091】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0092】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能
が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまで
もない。
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能
が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまで
もない。
【0093】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施形態の機能が実現される場
合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施形態の機能が実現される場
合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0094】また、このときのプログラムコードは、M
PUネイティブなコードであってもよいし、所定のイン
タプリタ言語で記述されたものでランタイム時にMPU
ネイティブなコードに変換されるようなものでもよい
し、所定様式で記述されたスクリプトデータであってオ
ペレーティングシステム等により解釈実行されるような
ものであってもよい。
PUネイティブなコードであってもよいし、所定のイン
タプリタ言語で記述されたものでランタイム時にMPU
ネイティブなコードに変換されるようなものでもよい
し、所定様式で記述されたスクリプトデータであってオ
ペレーティングシステム等により解釈実行されるような
ものであってもよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力画像データに基づき媒体に画像を形成するエンジン
部と協働して画像出力装置を構成すると共に出力画像デ
ータを生成するコントローラ部の動作を検証するコント
ローラ部動作検証装置において、コントローラ部から出
力されるコマンド信号に従いエラー状態を含むエンジン
部の状態をエミュレートし、エミュレートしたエンジン
部のエラー状態及びコマンド信号に従いレスポンス信号
をコントローラ部に送信し、エミュレートしたエンジン
部の状態に従いコントローラ部に対して画像同期信号を
生成する制御を行うため、次のような効果を奏する。
出力画像データに基づき媒体に画像を形成するエンジン
部と協働して画像出力装置を構成すると共に出力画像デ
ータを生成するコントローラ部の動作を検証するコント
ローラ部動作検証装置において、コントローラ部から出
力されるコマンド信号に従いエラー状態を含むエンジン
部の状態をエミュレートし、エミュレートしたエンジン
部のエラー状態及びコマンド信号に従いレスポンス信号
をコントローラ部に送信し、エミュレートしたエンジン
部の状態に従いコントローラ部に対して画像同期信号を
生成する制御を行うため、次のような効果を奏する。
【0096】出力画像データを生成するコントローラ部
と、前記出力画像データを紙などの媒体に出力するエン
ジン部から構成される画像出力装置を開発する際に利用
するコントローラ部動作検証装置において、画像出力装
置のエンジン部の様々なエラー状態を実際の動作と同様
にエミュレートすることが可能になり、画像出力装置の
コントローラ部の開発者はエラー状態に応じた各種例外
処理ソフトウェアを容易に開発し検証することが可能に
なる。
と、前記出力画像データを紙などの媒体に出力するエン
ジン部から構成される画像出力装置を開発する際に利用
するコントローラ部動作検証装置において、画像出力装
置のエンジン部の様々なエラー状態を実際の動作と同様
にエミュレートすることが可能になり、画像出力装置の
コントローラ部の開発者はエラー状態に応じた各種例外
処理ソフトウェアを容易に開発し検証することが可能に
なる。
【図1】本発明の実施の形態に係るプリンタエミュレー
ト装置の接続構成を示す概念図である。
ト装置の接続構成を示す概念図である。
【図2】図1のプリンタエミュレート装置のインターフ
ェース部を中心とした構成を示すブロック図である。
ェース部を中心とした構成を示すブロック図である。
【図3】図2のビデオインターフェース部とビデオデー
タ制御部の物理的形状を説明する図である。
タ制御部の物理的形状を説明する図である。
【図4】図2及び図3のビデオインターフェース部の内
部構成を示すブロック図である。
部構成を示すブロック図である。
【図5】図1のプリンタエミュレート装置の画像取得に
関わる動作を示すタイミングチャートである。
関わる動作を示すタイミングチャートである。
【図6】図1の汎用コンピュータ上のソフトウェアの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図7】図1のプリンタエミュレート装置によって実行
されるプログラムを示すフローチャートである。
されるプログラムを示すフローチャートである。
【図8】図7の続きを示すフローチャートである。
【図9】図7のステップS702で表示されるCRTの
初期画面を示す図である。
初期画面を示す図である。
【図10】エラー条件設定メニューの例を示す図であ
る。
る。
【図11】ページエンド割込み処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図12】エンジン状態更新処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図13】タイマ処理を示すフローチャートである。
【図14】コントロール信号処理を示すフローチャート
である。
である。
【図15】コマンド受信割込み処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図16】コントロール信号受信割込み処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図17】タイマ割込み処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図18】手動エラー発生ダイアログを示す図である。
【図19】エラー発生を通知するダイアログを示す図で
あり、(a)はエラーから自動復帰に設定された場合、
(b)は自動復帰に設定されていない場合である。
あり、(a)はエラーから自動復帰に設定された場合、
(b)は自動復帰に設定されていない場合である。
【図20】エラー状態閲覧機能を説明する図である。
【図21】指定されたエラー要因と当該エラーが発生す
るエンジン動作状況の例を示す図である。
るエンジン動作状況の例を示す図である。
【図22】プリンタシステムの構成を示す図である。
21 プリンタコントローラ(コントローラ部)
22 インターフェース部(インターフェース手段)
23 プリンタエミュレート装置(コントローラ部動作
検証装置) 24 汎用コンピュータ(制御手段、自動復帰手段、通
知手段、再現手段、自動発生手段、ランダム発生手段、
設定手段) 25 CRT(表示手段、復帰手段、手動発生手段) 27 ビデオインターフェースケーブル(インターフェ
ース手段) 100 コントローラ部 200 ビデオデータ制御部(インターフェース手段、
取得手段、生成手段、送信手段) 400 ビデオインターフェース部(インターフェース
手段)
検証装置) 24 汎用コンピュータ(制御手段、自動復帰手段、通
知手段、再現手段、自動発生手段、ランダム発生手段、
設定手段) 25 CRT(表示手段、復帰手段、手動発生手段) 27 ビデオインターフェースケーブル(インターフェ
ース手段) 100 コントローラ部 200 ビデオデータ制御部(インターフェース手段、
取得手段、生成手段、送信手段) 400 ビデオインターフェース部(インターフェース
手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 四宮 岳史
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 小澤 勇
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 尾形 幸彦
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 5B021 AA30 NN16
5B083 AA08 BB07 CC11 CE03 DD02
EE07 EF13 GG08
Claims (60)
- 【請求項1】 出力画像データに基づき媒体に画像を形
成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成すると
共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の動
作を検証するコントローラ部動作検証装置において、 前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェー
ス手段と、前記コントローラ部から出力されるコマンド
信号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の状態をエ
ミュレートし、前記エミュレートに基づき前記コントロ
ーラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像同期信号
の生成を制御する制御手段とを有することを特徴とする
コントローラ部動作検証装置。 - 【請求項2】 前記コントローラ部から出力される前記
コマンド信号を前記インターフェース手段を介して取得
する取得手段と、前記エミュレートした前記エンジン部
のエラー状態及び前記コマンド信号に従い前記インター
フェース手段を介して前記レスポンス信号を前記コント
ローラ部に送信する送信手段と、前記エミュレートした
前記エンジン部の状態に従い前記コントローラ部に対し
て前記画像同期信号を生成する生成手段とを有すること
を特徴とする請求項1記載のコントローラ部動作検証装
置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記エンジン部の動作
状況に従い前記エンジン部のエラー状態をエミュレート
することを特徴とする請求項1記載のコントローラ部動
作検証装置。 - 【請求項4】 前記エンジン部の動作状況とは、給紙
中、印刷中、排紙中を含み、前記エンジン部のエラー状
態とは、印刷用紙のジャム、印刷用紙無し、機械的/電
気的故障を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか
に記載のコントローラ部動作検証装置。 - 【請求項5】 前記エンジン部について発生させたエラ
ー状態から復帰させる復帰手段を有することを特徴とす
る請求項1〜4の何れかに記載のコントローラ部動作検
証装置。 - 【請求項6】 前記エンジン部について発生させたエラ
ー状態から自動的に復帰させる自動復帰手段を有するこ
とを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のコントロ
ーラ部動作検証装置。 - 【請求項7】 前記エンジン部について発生させたエラ
ー状態を通知する通知手段を有することを特徴とする請
求項1〜6の何れかに記載のコントローラ部動作検証装
置。 - 【請求項8】 前記エンジン部について発生させたエラ
ー状態を記録する記録手段を有することを特徴とする請
求項1〜7の何れかに記載のコントローラ部動作検証装
置。 - 【請求項9】 前記記録手段で記録したエラー状態を再
現する再現手段を有することを特徴とする請求項8記載
のコントローラ部動作検証装置。 - 【請求項10】 前記記録手段で記録したエラー状態を
表示する表示手段を有することを特徴とする請求項8又
は9記載のコントローラ部動作検証装置。 - 【請求項11】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を自動的に発生させる自動発生手段を有することを
特徴とする請求項1〜10の何れかに記載のコントロー
ラ部動作検証装置。 - 【請求項12】 前記エンジン部について複数のエラー
要因をランダムに発生させるランダム発生手段を有する
ことを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載のコン
トローラ部動作検証装置。 - 【請求項13】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を手動で発生させる手動発生手段を有することを特
徴とする請求項1〜12の何れかに記載のコントローラ
部動作検証装置。 - 【請求項14】 前記エンジン部について選択されたエ
ラー状態を発生させるタイミングを設定する設定手段を
有することを特徴とする請求項1〜13の何れかに記載
のコントローラ部動作検証装置。 - 【請求項15】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
を有するプリンタ、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ
機能等の複数の機能を有する複合機を含むことを特徴と
する請求項1記載のコントローラ部動作検証装置。 - 【請求項16】 出力画像データに基づき媒体に画像を
形成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成する
と共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の
動作を検証するコントローラ部動作検証方法において、 前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェー
ス手段を介して前記コントローラ部から出力されるコマ
ンド信号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の状態
をエミュレートし、前記エミュレートに基づき前記コン
トローラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像同期
信号の生成を制御する制御工程を有することを特徴とす
るコントローラ部動作検証方法。 - 【請求項17】 前記コントローラ部から出力される前
記コマンド信号を前記インターフェース手段を介して取
得する取得工程と、前記エミュレートした前記エンジン
部のエラー状態及び前記コマンド信号に従い前記インタ
ーフェース手段を介して前記レスポンス信号を前記コン
トローラ部に送信する送信工程と、前記エミュレートし
た前記エンジン部の状態に従い前記コントローラ部に対
して前記画像同期信号を生成する生成工程とを有するこ
とを特徴とする請求項16記載のコントローラ部動作検
証方法。 - 【請求項18】 前記制御工程では、前記エンジン部の
動作状況に従い前記エンジン部のエラー状態をエミュレ
ートすることを特徴とする請求項16記載のコントロー
ラ部動作検証方法。 - 【請求項19】 前記エンジン部の動作状況とは、給紙
中、印刷中、排紙中を含み、前記エンジン部のエラー状
態とは、印刷用紙のジャム、印刷用紙無し、機械的/電
気的故障を含むことを特徴とする請求項16〜18の何
れかに記載のコントローラ部動作検証方法。 - 【請求項20】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から復帰させる復帰工程を有することを特徴と
する請求項16〜19の何れかに記載のコントローラ部
動作検証方法。 - 【請求項21】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から自動的に復帰させる自動復帰工程を有する
ことを特徴とする請求項16〜20の何れかに記載のコ
ントローラ部動作検証方法。 - 【請求項22】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を通知する通知工程を有することを特徴とする
請求項16〜21の何れかに記載のコントローラ部動作
検証方法。 - 【請求項23】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を記録手段に記録する記録工程を有することを
特徴とする請求項16〜22の何れかに記載のコントロ
ーラ部動作検証方法。 - 【請求項24】 前記記録工程で記録したエラー状態を
再現する再現工程を有することを特徴とする請求項23
記載のコントローラ部動作検証方法。 - 【請求項25】 前記記録工程で記録したエラー状態を
表示手段に表示する表示工程を有することを特徴とする
請求項23又は24記載のコントローラ部動作検証方
法。 - 【請求項26】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を自動的に発生させる自動発生工程を有することを
特徴とする請求項16〜25の何れかに記載のコントロ
ーラ部動作検証方法。 - 【請求項27】 前記エンジン部について複数のエラー
要因をランダムに発生させるランダム発生工程を有する
ことを特徴とする請求項16〜26の何れかに記載のコ
ントローラ部動作検証方法。 - 【請求項28】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を手動で発生させる手動発生工程を有することを特
徴とする請求項16〜27の何れかに記載のコントロー
ラ部動作検証方法。 - 【請求項29】 前記エンジン部について選択されたエ
ラー状態を発生させるタイミングを設定する設定工程を
有することを特徴とする請求項16〜28の何れかに記
載のコントローラ部動作検証方法。 - 【請求項30】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
を有するプリンタ、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ
機能等の複数の機能を有する複合機を含むことを特徴と
する請求項16記載のコントローラ部動作検証方法。 - 【請求項31】 出力画像データに基づき媒体に画像を
形成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成する
と共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の
動作を検証するコントローラ部動作検証装置に適用され
るコントローラ部動作検証方法を実行するプログラムを
記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
あって、 前記コントローラ部動作検証方法は、前記コントローラ
部とデータ通信を行うインターフェース手段を介して前
記コントローラ部から出力されるコマンド信号に従いエ
ラー状態を含む前記エンジン部の状態をエミュレート
し、前記エミュレートに基づき前記コントローラ部に対
するレスポンス信号の送信及び画像同期信号の生成を制
御する制御ステップを有することを特徴とする記憶媒
体。 - 【請求項32】 前記コントローラ部から出力される前
記コマンド信号を前記インターフェース手段を介して取
得する取得ステップと、前記エミュレートした前記エン
ジン部のエラー状態及び前記コマンド信号に従い前記イ
ンターフェース手段を介して前記レスポンス信号を前記
コントローラ部に送信する送信ステップと、前記エミュ
レートした前記エンジン部の状態に従い前記コントロー
ラ部に対して前記画像同期信号を生成する生成ステップ
とを有することを特徴とする請求項31記載の記憶媒
体。 - 【請求項33】 前記制御ステップでは、前記エンジン
部の動作状況に従い前記エンジン部のエラー状態をエミ
ュレートすることを特徴とする請求項31記載の記憶媒
体。 - 【請求項34】 前記エンジン部の動作状況とは、給紙
中、印刷中、排紙中を含み、前記エンジン部のエラー状
態とは、印刷用紙のジャム、印刷用紙無し、機械的/電
気的故障を含むことを特徴とする請求項31〜33の何
れかに記載の記憶媒体。 - 【請求項35】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から復帰させる復帰ステップを有することを特
徴とする請求項31〜34の何れかに記載の記憶媒体。 - 【請求項36】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から自動的に復帰させる自動復帰ステップを有
することを特徴とする請求項31〜35の何れかに記載
の記憶媒体。 - 【請求項37】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を通知する通知ステップを有することを特徴と
する請求項31〜36の何れかに記載の記憶媒体。 - 【請求項38】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を記録手段に記録する記録ステップを有するこ
とを特徴とする請求項31〜37の何れかに記載の記憶
媒体。 - 【請求項39】 前記記録ステップで記録したエラー状
態を再現する再現ステップを有することを特徴とする請
求項38記載の記憶媒体。 - 【請求項40】 前記記録ステップで記録したエラー状
態を表示手段に表示する表示ステップを有することを特
徴とする請求項38又は39記載の記憶媒体。 - 【請求項41】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を自動的に発生させる自動発生ステップを有するこ
とを特徴とする請求項31〜40の何れかに記載の記憶
媒体。 - 【請求項42】 前記エンジン部について複数のエラー
要因をランダムに発生させるランダム発生ステップを有
することを特徴とする請求項31〜41の何れかに記載
の記憶媒体。 - 【請求項43】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を手動で発生させる手動発生ステップを有すること
を特徴とする請求項31〜42の何れかに記載の記憶媒
体。 - 【請求項44】 前記エンジン部について選択されたエ
ラー状態を発生させるタイミングを設定する設定ステッ
プを有することを特徴とする請求項31〜43の何れか
に記載の記憶媒体。 - 【請求項45】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
を有するプリンタ、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ
機能等の複数の機能を有する複合機を含むことを特徴と
する請求項31記載の記憶媒体。 - 【請求項46】 出力画像データに基づき媒体に画像を
形成するエンジン部と協働して画像出力装置を構成する
と共に前記出力画像データを生成するコントローラ部の
動作を検証するコントローラ部動作検証装置に供給され
るプログラムであって、 前記コントローラ部とデータ通信を行うインターフェー
ス手段を介して前記コントローラ部から出力されるコマ
ンド信号に従いエラー状態を含む前記エンジン部の状態
をエミュレートし、前記エミュレートに基づき前記コン
トローラ部に対するレスポンス信号の送信及び画像同期
信号の生成を制御する制御ステップを有することを特徴
とするプログラム。 - 【請求項47】 前記コントローラ部から出力される前
記コマンド信号を前記インターフェース手段を介して取
得する取得ステップと、前記エミュレートした前記エン
ジン部のエラー状態及び前記コマンド信号に従い前記イ
ンターフェース手段を介して前記レスポンス信号を前記
コントローラ部に送信する送信ステップと、前記エミュ
レートした前記エンジン部の状態に従い前記コントロー
ラ部に対して前記画像同期信号を生成する生成ステップ
とを有することを特徴とする請求項46記載のプログラ
ム。 - 【請求項48】 前記制御ステップでは、前記エンジン
部の動作状況に従い前記エンジン部のエラー状態をエミ
ュレートすることを特徴とする請求項46記載のプログ
ラム。 - 【請求項49】 前記エンジン部の動作状況とは、給紙
中、印刷中、排紙中を含み、前記エンジン部のエラー状
態とは、印刷用紙のジャム、印刷用紙無し、機械的/電
気的故障を含むことを特徴とする請求項46〜48の何
れかに記載のプログラム。 - 【請求項50】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から復帰させる復帰ステップを有することを特
徴とする請求項46〜49の何れかに記載のプログラ
ム。 - 【請求項51】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態から自動的に復帰させる自動復帰ステップを有
することを特徴とする請求項46〜50の何れかに記載
のプログラム。 - 【請求項52】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を通知する通知ステップを有することを特徴と
する請求項46〜51の何れかに記載のプログラム。 - 【請求項53】 前記エンジン部について発生させたエ
ラー状態を記録手段に記録する記録ステップを有するこ
とを特徴とする請求項46〜52の何れかに記載のプロ
グラム。 - 【請求項54】 前記記録ステップで記録したエラー状
態を再現する再現ステップを有することを特徴とする請
求項53記載のプログラム。 - 【請求項55】 前記記録ステップで記録したエラー状
態を表示手段に表示する表示ステップを有することを特
徴とする請求項53又は54記載のプログラム。 - 【請求項56】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を自動的に発生させる自動発生ステップを有するこ
とを特徴とする請求項46〜55の何れかに記載のプロ
グラム。 - 【請求項57】 前記エンジン部について複数のエラー
要因をランダムに発生させるランダム発生ステップを有
することを特徴とする請求項46〜56の何れかに記載
のプログラム。 - 【請求項58】 前記エンジン部について指定のエラー
要因を手動で発生させる手動発生ステップを有すること
を特徴とする請求項46〜57の何れかに記載のプログ
ラム。 - 【請求項59】 前記エンジン部について選択されたエ
ラー状態を発生させるタイミングを設定する設定ステッ
プを有することを特徴とする請求項46〜58の何れか
に記載のプログラム。 - 【請求項60】 前記画像出力装置とは、画像形成機能
を有するプリンタ、画像読取機能・画像形成機能を有す
る複写機、画像読取機能・画像形成機能・ファクシミリ
機能等の複数の機能を有する複合機を含むことを特徴と
する請求項46記載のプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354557A JP2003157165A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354557A JP2003157165A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003157165A true JP2003157165A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19166402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001354557A Pending JP2003157165A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | コントローラ部動作検証装置、コントローラ部動作検証方法、記憶媒体、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003157165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006155566A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-06-15 | Canon Inc | 設計支援プログラム及び設計支援方法 |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001354557A patent/JP2003157165A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006155566A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-06-15 | Canon Inc | 設計支援プログラム及び設計支援方法 |
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