JP2003170625A - 光書き込みヘッドの駆動方法 - Google Patents

光書き込みヘッドの駆動方法

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JP2003170625A
JP2003170625A JP2001375323A JP2001375323A JP2003170625A JP 2003170625 A JP2003170625 A JP 2003170625A JP 2001375323 A JP2001375323 A JP 2001375323A JP 2001375323 A JP2001375323 A JP 2001375323A JP 2003170625 A JP2003170625 A JP 2003170625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子アレイチップを直線状配列で実装す
る光書き込みヘッドにおいて、光ドラム上の光点列の副
走査方向のズレを高精細に補正する。 【解決手段】 自己走査型発光素子アレイチップに対応
する画像データを、各アレイチップ間の距離に応じて、
画像データ用に用意されたメモリにまとめてシフトさせ
て配置し、物理的なメモリの配置順に逐次前記メモリか
ら画像データを読み出して各アレイチップを駆動する。
自己走査型発光素子アレイチップのスタートパルスライ
ンに供給されるスタートパルスの発生タイミングは、ア
レイチップ毎の実装位置ズレ量に応じて調整する。画像
データをシフトさせて前記メモリに配置する処理は、画
像データをメモリに展開する際にソフトウェアにより行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光プリンタに用い
られる光書き込みヘッドの駆動方法に関し、特に、副走
査方向の発光点列位置ズレの補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光プリンタの書き込みヘッド(以下、光
書き込みヘッドという)は、感光ドラムに光を露光させ
るための光源であり、発光素子アレイよりなる発光点列
を有している。光書き込みヘッドを備える光プリンタの
原理図を図1に示す。円筒形の感光ドラム2の表面に、
アモルファスSi等の光導電性を持つ材料(感光体)が
作られている。このドラムはプリントの速度で回転して
いる。回転しているドラムの感光体表面を、帯電器4で
一様に帯電させる。そして、光書き込みヘッド6で、印
字するドットイメージの光を感光体上に照射し、光の当
たったところの帯電を中和する。続いて、現像器8で感
光体上の帯電状態にしたがって、トナーを感光体上につ
ける。そして、転写器10でカセット12中から送られ
てきた用紙14上に、トナーを転写する。用紙は、定着
器16にて熱等を加えられ定着され、スタッカ18に送
られる。一方、転写の終了したドラムは、消去ランプ2
0で帯電が全面にわたって中和され、清掃器22で残っ
たトナーが除去される。
【0003】光書き込みヘッド6の構造を図2に示す。
光書き込みヘッド6は、発光素子アレイ24とロッドレ
ンズアレイ26で構成され、レンズの焦点が感光ドラム
2上に結ぶようになっている。ロッドレンズアレイは、
例えばロッドレンズを俵積みして構成される。
【0004】一方、本発明者らは、発光素子アレイの構
成要素としてpnpn構造を持つ3端子発光サイリスタ
に注目し、発光点の自己走査が実現できることを既に特
許出願(特開平1−238962号公報、特開平2−1
4584号公報、特開平2−92650号公報、特開平
2−92651号公報)し、光書き込みヘッド用光源と
して実装上簡便となること、発光素子ピッチを細かくで
きること、コンパクトな発光素子アレイを作製できるこ
と等を示した。
【0005】さらに、本発明者らは、pnpn構造を持
つ発光サイリスタよりなる転送素子アレイをシフトレジ
スタとして、発光素子アレイと分離した構造の自己走査
型発光素子アレイを提案している(特開平2−2636
68号公報)。
【0006】図3に、この自己走査型発光素子アレイ
(2相駆動1点点灯カソードコモン型)の等価回路図を
示す。この発光素子アレイは、スイッチ素子T(1)〜
T(4)、書き込み用発光素子L(1)〜L(4)から
なる。スイッチ素子部分の構成は、ダイオード接続を用
いている。VGKは電源(通常5V)であり、負荷抵抗R
L を経て各スイッチ素子のゲート電極G1 〜G3 に接続
されている。また、スイッチ素子のゲート電極G1 〜G
3 は、書き込み用発光素子のゲート電極にも接続され
る。スイッチ素子T(1)のゲート電極にはスタートパ
ルスφS が加えられ、スイッチ素子のアノード電極に
は、交互に転送用クロックパルスφ1,φ2が加えら
れ、書き込み用発光素子のアノード電極には、書き込み
信号φI が加えられている。
【0007】動作を簡単に説明する。まず転送用クロッ
クパルスφ1の電圧がハイレベルで、スイッチ素子T
(2)がオン状態であるとする。このとき、ゲート電極
2 の電位はVGKの5Vからほぼ零Vにまで低下する。
この電位降下の影響はダイオードD2 によってゲート電
極G3 に伝えられ、その電位を約1Vに(ダイオードD
2 の順方向立上り電圧(拡散電位に等しい))に設定す
る。しかし、ダイオードD1 は逆バイアス状態であるた
めゲート電極G1 への電位の接続は行われず、ゲート電
極G1 の電位は5Vのままとなる。発光サイリスタのオ
ン電位は、ゲート電極電位+pn接合の拡散電位(約1
V)で近似されるから、次の転送用クロックパルスφ2
のHレベル電圧は約2V(スイッチ素子T(3)をオン
させるために必要な電圧)以上でありかつ約4V(スイ
ッチ素子T(5)をオンさせるために必要な電圧)以下
に設定しておけばスイッチ素子T(3)のみがオンし、
これ以外のスイッチ素子はオフのままにすることができ
る。従って2本の転送用クロックパルスでオン状態が転
送されることになる。
【0008】スタートパルスφS は、このような転送動
作を開始させるためのパルスであり、スタートパルスφ
S をLレベル(約0V)にすると同時に転送用クロック
パルスφ2をHレベル(約2〜約4V)とし、スイッチ
素子T(1)をオンさせる。その後すぐ、スタートパル
スφS はHレベルに戻される。
【0009】いま、スイッチ素子T(2)がオン状態に
あるとすると、ゲート電極G2 の電位は、VGKより低下
し、ほぼ0Vとなる。したがって、書き込み信号φI
電圧が、pn接合の拡散電位(約1V)以上であれば、
発光素子L(2)を発光状態とすることができる。
【0010】これに対し、ゲート電極G1 は約5Vであ
り、ゲート電極G3 は約1Vとなる。したがって、発光
素子L(1)の書き込み電圧は約6V、発光素子L
(3)の書き込み電圧は約2Vとなる。これから、発光
素子L(2)のみに書込める書き込み信号φI の電圧
は、1〜2Vの範囲となる。発光素子L(2)がオン、
すなわち発光状態に入ると、発光強度は書き込み信号φ
I に流す電流量で決められ、任意の強度にて画像書き込
みが可能となる。また、発光状態を次の発光素子に転送
するためには、書き込み信号φI ラインの電圧を一度0
Vまでおとし、発光している発光素子をいったんオフに
しておく必要がある。
【0011】このような自己走査型発光素子アレイは、
通常の発光素子アレイに比べてボンディングパッドが少
なくてよいという特徴がある。この特徴によりチップ面
積を小さくできる利点がある。
【0012】自己走査型発光素子アレイを光書き込みヘ
ッドなどへ応用する場合は、複数の発光素子アレイチッ
プを一方向に配列し、画像を出力する場合、メモリ上の
画像データを所望のタイミングに同期させて、発光素子
アレイチップ上の対応する発光素子に転送して発光素子
を発光させる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光書き込みヘッドでは、複数の発光素子アレイチップを
一方向に配列する際に、ヘッド自体の歪みや、アレイチ
ップを実装するときの実装精度、さらにレンズアレイ配
列のゆらぎなどにより、チップの配列が、チップの配列
方向(以下、主走査方向という)に対して直交する方向
(以下、副走査方向という)にずれてしまう。このよう
な光書き込みヘッドを用いて、感光ドラムに光点列を投
影すると、各アレイチップを副走査方向にずれて配列さ
れた分、感光ドラム上の光点列に、副走査方向にズレを
生じ、その結果、出力される画像にもアレイチップのズ
レ幅に相当するズレを生じる。
【0014】従来の光書き込みヘッドでは、この副走査
方向のズレの補正を、アレイチップ毎に画像メモリから
画像データを呼び出し、時間調整のための遅延回路によ
って、アレイチップ上の対応する発光素子に画像データ
を転送するタイミングを調整することによって行ってい
る。
【0015】このため、アレイチップ毎にタイミングを
調整するための回路を組み込む必要があり、また、タイ
ミングをアレイチップ毎に調整することになるため、ア
レイチップ毎にタイミングの設定値を記憶しておく必要
があり、さらに、スタートパルスラインに供給されるス
タートパルスの発生タイミングとこの設定値との同期を
取る必要があり、回路構成が複雑になるという問題があ
る。
【0016】本発明の目的は、発光素子アレイチップ毎
に画像メモリから画像データを呼び出し、発光素子アレ
イチップ上の対応する発光素子に画像データを転送する
タイミングを調整するための回路を必要とすることな
く、感光ドラム上の光点列の副走査方向のズレを補正で
きる光書き込みヘッドの駆動方法を提供することにあ
る。
【0017】また、本発明の他の目的は、発光素子アレ
イチップの副走査方向の実装精度を緩和しても、画像出
力時に光ドラム上の光点列の副走査方向のズレを高精細
に補正できる光書き込みヘッドの駆動方法を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の発光
素子を列状に配置した複数個の時分割駆動される発光素
子アレイチップを配列した光書き込みヘッドの駆動方法
において、各発光素子アレイの最初の発光点を点灯させ
るタイミングが、感光ドラム上に投影される各発光点の
副走査方向の位置ズレ量によって調整されることを特徴
とする。
【0019】前記発光素子アレイチップは、1列または
2列の略直線に沿って配列して実装され、前記最初の発
光点を点灯させるタイミングに応じて、各発光素子アレ
イチップを駆動する画像データのタイミングをずらすこ
とが望ましい。
【0020】また、本発明は、複数個の発光素子を列状
に配置した複数個の時分割駆動される発光素子アレイチ
ップを千鳥状に配列し、前記発光素子アレイチップの配
列方向に直交する方向の各発光素子アレイチップの発光
素子列の間隔を、1ライン時間で移動する感光ドラム上
の距離の整数倍にして各発光素子アレイチップを実装す
る光書き込みヘッドの駆動方法において、各発光素子ア
レイの最初の発光点を点灯させるタイミングが、感光ド
ラム上に投影される各発光点の副走査方向の位置ズレ量
によって調整され、前記最初の発光点を点灯させるタイ
ミングに応じて、各発光素子アレイチップを駆動する画
像データのタイミングをずらすことを特徴とする。
【0021】前記画像データのタイミングをずらすため
に、画像用に用意されたメモリにまとめてシフトさせて
配置し、物理的なメモリの配置順に逐次前記メモリから
画像データを読み出すことが望ましく、前記画像用に用
意されたメモリ上でまとめてシフトさせてメモリに配置
するとき、シフトによって画像データが書き込まれなか
った番地に、画像書き込み無しを表すデータを書き込む
ことが望ましい。
【0022】また、チップ毎、または複数個のチップを
ひとまとめにしたブロック毎に位置ズレ量を記憶手段に
記憶しておき、前記記憶手段に記憶された前記位置ズレ
量を用いてタイミングを発生させ、発生させた前記タイ
ミングを用いて前記最初の発光点を点灯させることが望
ましい。
【0023】また、前記最初の発光点を点灯させるタイ
ミングは、チップ毎、または複数個のチップをひとまと
めにしたブロック毎に画像データと同期させて転送され
ることが望ましく、画像データをシフトさせて前記メモ
リに配置する処理は、画像データをメモリ上に展開する
際にソフトウェア上で行うことが望ましい。
【0024】さらに、前記発光素子アレイチップは、自
己走査型発光素子アレイチップであることが望ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0026】図4は、本発明に係る自己走査型発光素子
アレイチップをヘッド上に略直線状に配列した状態を示
す図である。図4において、x方向はチップの主走査方
向であり、各自己走査型発光素子アレイチップ上の発光
点は最も左側の発光点から、1点ずつ順にx方向にシフ
トしていく。このシフトしたタイミングで各発光点が点
灯するかどうかで画像の書き込みを行う。一方、y方向
は、副走査方向であり、紙の送られる方向と同じであ
る。
【0027】自己走査型発光素子アレイチップ(C0
l ,C2 ,C3 )29は、256個の発光素子33が
一定間隔で直線状に設けられており、直線状に設けられ
た発光素子33に沿ってボンディングパッド31が設け
られている。各自己走査型発光素子アレイチップ
(C0 ,Cl ,C2 ,C3 )29は、直線に配列しよう
としたが、機械精度により、y方向にズレが生じてい
る。ここでは、C3チップの発光点中心線を基準に、チ
ップのズレL0 ,Ll ,L2 ,L3 を測ったところ、L
0 =−11μm、Ll =−15μm、L2 =−5μm、
3 =0μmであった。
【0028】さて、この発光素子アレイチップC0 〜C
3 を全点灯させて直線を描く場合、チップのズレL0
3 の影響で、図5に示すように、直線が歪んで描かれ
る。図5のそれぞれの帯は、各チップの発光素子から発
光されたスポット光を重ねて描いたものである。なお、
各チップ毎の帯がx軸と平行にならないのは、1ライン
を描いている間に、紙がy方向に進むためである。な
お、ここでは、発光点間隔は、1200dpi(1イン
チあたり1200個の発光点が並ぶ。約21.16μm
間隔)であり、1ラインを描いている間に紙の進む距離
も、21.16μmの場合を考える。
【0029】さて、先ほど図5を描くために使ったデー
タの、メモリ上での格納の様子を図6に示す。この図6
のデータを物理的なメモリの配置順に読み出す。縦の列
方向の並びは、各発光素子アレイチップの発光点に対応
した画像データであり、(WXYZ)は、WXYZ
(h)番のデータの値(0または1)を表している
((h)は16進数であることを示す。特に断らない限
り10進数で示す)。なお、W(h)は、画像データの
ライン番号、X(h)はチップ番号(0,1,2,
3)、YZ(h)は各チップの発光点番号を表してい
る。たとえば、(123E)は、第1ラインの第2チッ
プの、3E(h)番目の発光点の画像データであること
を示している。図6では、横方向にデータを見ていく
と、いつもXのみ異なり、他のW,Y,Zは同じデータ
が並んでいる。すなわち、同じラインの同じ発光点番号
のデータは同じタイミングで読み出されている。
【0030】次に、y方向のズレを補正するために、デ
ータをメモリ上でシフトした。このときのデータのメモ
リ上での格納の様子を図7に示す。前述のように、図4
におけるチップのy方向のズレは、L0 =−11μm、
l =−15μm、L2 =−5μm、L3 =0μmであ
る。紙は+y方向に送られるので、各ライン描画のスタ
ートは、C3 を基準とすると、それぞれ、−11μm、
−15μm、−5μm、0μm分遅延させればよい。逆
に、最も遅延量の小さいClを基準と考えると、それぞ
れ、4μm、0μm、10μm、15μm遅延させれば
よい。256個の発光点を順次点灯させている間に、副
走査方向に送られる距離は、21.16μmであるか
ら、それぞれ、4/21.16×256≒30(h)、
0、10/21.16×256≒79(h)、15/2
1.16×256≒B5(h)となる。なお、2相駆動
の自己走査型発光素子の場合、スタート信号とφ1クロ
ックパルスとの積でスタートが始まるため、選ばれる発
光点ズレ数は、偶数を選ぶ必要があるため、結局、30
(h)、0、7A(h)、B6(h)を採った。
【0031】また、図7には、各チップ用のスタートタ
イミング用のデータを合わせて示した。この列のデータ
は、YZ(h)=00(h)のときに0であり、それ以
外は1が入れられている。ここで使われている自己走査
型発光素子は、スタートパルスが0で、φ1クロックパ
ルスが0→1となるときシフト部の第1サイリスタがオ
ンするものを使っている。
【0032】このように、スタートタイミング用データ
をメモリ上に配列し、物理的なメモリの配列順に読み出
すことで、特別な回路を用いることなく、画像データと
スタートタイミングの同期を取ることが可能である。図
7の画像データを順次読み出して、描画した結果を図8
に示す。
【0033】本方法では、1ラインを描画する間に送ら
れる紙の距離を発光点数の半分で割った値の分解能で細
かい調整が可能である。本実施の形態では、21.16
μm/128=0.16μm単位の調整が可能となる。
なお、データが書き込まれなかった画像メモリ番地で
は、0(画像書き込み無しを表すデータ)を指定する。
また、画像データをシフトさせて前記メモリに配置する
処理は、画像データをメモリ上に展開する際にソフトウ
ェア上で行ってもよい。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0035】第1の実施の形態では、画像データととも
にスタートタイミングをメモリ上に展開して、同時に転
送することで、特別な装置を用意せずとも、y方向のズ
レが補正できた。しかし、メモリ容量が2倍必要であ
り、また、データを送る線も2倍必要となる。そこで、
第2の実施の形態では、スタートタイミングを発生させ
る装置を別に用意する。図9は、スタートタイミングを
発生させる装置の回路図であり、図10は、動作を説明
するタイミングチャートである。
【0036】カウンタ70のCLK端子には、φ1クロ
ックパルス61が入力され、RST端子には、リセット
パルス60が入力され、カウンタ70は、リセットパル
ス60が立ち上がった後のφ1クロックパルス61の立
ち上がりの数を数える。一方、メモリ53−0〜53−
3には、チップ毎のスタートタイミング設定値が格納さ
れている。
【0037】比較器52−0は、メモリ53−0の設定
値とカウンタ70から出力されるカウントデータ80と
を比較し、両者が一致したときは“1”、不一致の時は
“0”とする比較器出力54−0を出力する。NAND
ゲート51−0は、比較器出力54−0とφ1クロック
パルス61との間のNANDを取り、スタートパルス5
5−0を出力する。
【0038】同様に、比較器52−1〜52−3は、メ
モリ53−1〜53−3の各設定値とカウントカウント
データ80を比較し、両者が一致したときは“1”、不
一致の時は“0”とする比較器出力54−1〜54−3
をそれぞれ出力する。各NANDゲート51−1〜51
−3は、比較器出力54−1〜54−3とφ1クロック
パルス61との間のNANDを取り、スタートパルス5
5−1〜55−3をそれぞれ出力する。
【0039】図10は、リセットパルス60、φ1クロ
ックパルス61、φ2クロックパルス62、比較器出力
54−0〜54−3、スタートパルス55−0〜55−
3のタイミングを示している。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0041】第2の実施の形態では、カウンタ、比較器
などが必要であり、回路構成が複雑であった。そこで、
(1個の自己走査型発光素子に含まれる発光素子の数)
×(チップ数)の半分のメモリを準備して、図10のス
タートパルス55−0〜55−3を記憶させ、画像デー
タと同期して逐次読み出すことで第2の実施の形態と同
様の効果を得られた。
【0042】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。
【0043】第4の実施の形態は、発光素子アレイチッ
プを2列の直線、および千鳥状配置などのような2列の
略直線で配列して実装するものである。
【0044】図11は、本発明に係る自己走査型発光素
子アレイをヘッド上に千鳥状に配列した状態を示してい
る。図11において、x軸方向はチップの主走査方向で
あり、y方向は副走査方向であり、紙送りの方向と同じ
である。自己走査型発光素子アレイチップ(C0
l ,C2 ,C3 )29は、両端にボンデイングパッド
31が設けられており、その間に256個の発光素子3
3が間隔pで直線状に設けられている。また、自己走査
型発光素子アレイチップ29は、y方向に、発光素子3
3の間隔pのn倍(nは整数)に相当する距離ずらして
アレイチップの両端を重ねて千鳥状にx方向に配列さ
れ、基板上に接着剤で固定されている。
【0045】紙送りの速度は、自己走査型発光素子アレ
イが1ラインを描く時間の間にpだけ進む場合について
考える。このとき、両端の発光点のx方向の間隔x1
2,x3 はすべてpに等しくすることで、複数個の自
己走査型発光素子アレイチップ全部を通して、発光素子
33のx軸方向の間隔を一定値pにしている。
【0046】また、自己走査型発光素子アレイチップ2
9は、すべて同じデザインのものを用いているため、偶
数番チップC0 ,C2 と奇数番チップCl ,C3 とは対
向して置かれている。このため、発光点の転送方向はC
0 ,C2 では左から右へ、C l ,C3 では右から左へと
なっている。
【0047】理想的なチップ配置では、x1 =x2 =x
3 =p、dl =d3 =np(nは自然数)、d2 =0で
ある。ここで、dl ,d2 ,d3 は、C0 の発光点中心
線を基準とするCl ,C2 ,C3 各チップ発光点中心線
までのy方向での距離である。しかし、実装時の機械的
精度などにより、理想値からずれる。いま、画像データ
のタイミングを一切調整せずに直線を描かせた例を図1
2に示す。このままでは、段差が大きく、画質は低いも
のとなってしまう。そこで、dl ,d2 ,d3に相当す
る分だけ、第1の実施の形態と同様にメモリ上でずら
す。この場合、C 0 に対して、n番チップのデータは、
n /21.16×256だけ遅延させればよい(ここ
で、dn はμmで表した値である。)実測の結果、dl
=48μm、d2 =4μm、d3 =44μmであった。
したがって、各チップのスタートタイミングは、Cl
48/21.16×256=580ビット、C2 で4/
21.16×256=48ビット,C3 で44/21.
16×256=532ビット分だけデータをずらせばよ
い。あわせて、スタートパルスタイミングも、第1の実
施の形態と同様、YZ(h)=00(h)のときのみ
“1”となるデータ列を準備する。この補正の結果、図
13のように、直線をうまくつなげることができた。
【0048】ここでは、第1の実施の形態のようにスタ
ートパルスタイミングをメモリ上に持ったが、第2およ
び第3の実施の形態のように、別回路で発生させてもよ
い。第2および第3の実施の形態の場合、自己走査型発
光素子アレイの発光点数の半分以上のズレを指定できな
い。たとえば、Cl の画像データを580ビットずらす
場合、第2の実施の形態ではスタートタイミング設定値
メモリに半分の290を入れることになるが、128以
上の値は入らない。そこで、290の128での剰余系
の34(290−128−128=34)を入れればよ
い。この場合、68ビット遅れてCl はスタートする
が、画像データが0(画像書き込み無しを表すデータ)
なので、問題はない。
【0049】以上、ここまでの実施の形態では、1チッ
プに256個の発光点を持った1個の自己走査型発光素
子が含まれる場合について説明したが、この構成に限ら
ず、発光点数、1チップに含まれる自己走査型発光素子
の数はどのように選んでもよい。
【0050】また、自己走査型発光素子以外でも、発光
点を時分割駆動する発光素子の場合、画像データとスタ
ートタイミングを本発明に則って調整することにより、
y方向のズレを調整することが可能である。
【0051】また、ここまでの実施の形態では、発光素
子アレイチップを1列および略2列で配列した場合につ
いて説明したが、3列以上で配列した場合にも用いるこ
とができる。また、副走査方向にランダムにチップを配
列した場合にも用いることができる。
【0052】また、ここまでの実施の形態では、発光素
子アレイチップ毎に調整を行っているが、複数個のチッ
プをまとめて1つのブロックとし、同じブロック内では
同じ補正を行うことにしてもよい。このことにより補正
に必要なハードウェアや、データ採取のためのコストを
削減できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発光素
子アレイチップの実装状態に基づいて画像データを単に
メモリ上でシフトさせることにより、アレイチップ毎に
画像メモリから画像データを呼び出して、アレイチップ
上の対応する発光素子に画像データを転送するタイミン
グを調整するための特別な回路を追加することなく、光
ドラム上の光点列のy(副走査方向)方向のズレを補正
することができる。
【0054】また、本発明は、アレイチップ毎にスター
トパルスラインに供給されるスタートパルスの発生タイ
ミングをアレイチップ毎の実装位置ズレ量に応じて調整
しているため、発光素子アレイチップのy方向の実装精
度を緩和しても、画像出力時に光ドラム上の光点列のy
方向のズレを高精細に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光書き込みヘッドを備える光プリンタの原理を
示す図である。
【図2】光書き込みヘッドの構造を示す図である。
【図3】自己走査型発光素子アレイチップ(2相駆動1
点点灯型カソードコモン型)の基本構造の等価回路図で
ある。
【図4】本発明に係る自己走査型発光素子アレイチップ
をヘッド上に略直線状に配列した状態を示す図である。
【図5】メモリ上で画像データをシフトさせないで直線
を描かせたときの画像の例を示す図である。
【図6】画像データがシフトされない状態でメモリに配
置されているときのメモリのイメージ図である。
【図7】画像データがシフトされた状態でメモリに配置
されているときのメモリのイメージ図である。
【図8】メモリ上で画像データをシフトさせて直線を描
かせたときの画像の例を示す図である。
【図9】スタートタイミングを発生させる装置の回路構
成図である。
【図10】スタートタイミングを発生させる装置の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図11】本発明に係る自己走査型発光素子アレイをヘ
ッド上に千鳥状に配列した状態を示す図である。
【図12】メモリ上で画像データをシフトさせないで直
線を描かせたときの画像の例を示す図である。
【図13】メモリ上で画像データをシフトさせて直線を
描かせたときの画像の例を示す図である。
【符号の説明】
2 感光ドラム 4 帯電器 6 光書き込みヘッド 8 現像器 10 転写器 12 カセット 14 用紙 16 定着器 18 スタッカ 20 消去ランプ 22 清掃器 24 発光素子アレイ 26 ロッドレンズアレイ 29 自己走査型発光素子アレイチップ 31 ボンディングパッド 33 発光素子 51−0〜51−3 NANDゲート 52−0〜52−3 比較器 53−0〜53−3 メモリ 54−0〜54−3 比較器出力 55−0〜55−3 スタートパルス 60 リセットパルス 61 φ1クロックパルス 70 カウンタ 80 カウントデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠田 幸久 大阪府大阪市中央区北浜4丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE21 AE28 AE47 AF07 AF13 AF22 AF69 FA04 FA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の発光素子を列状に配置した複数個
    の時分割駆動される発光素子アレイチップを配列した光
    書き込みヘッドの駆動方法において、 各発光素子アレイの最初の発光点を点灯させるタイミン
    グが、感光ドラム上に投影される各発光点の副走査方向
    の位置ズレ量によって調整されることを特徴とする光書
    き込みヘッドの駆動方法。
  2. 【請求項2】前記発光素子アレイチップは、1列または
    2列の略直線に沿って配列して実装されていることを特
    徴とする請求項1に記載の光書き込みヘッドの駆動方
    法。
  3. 【請求項3】前記最初の発光点を点灯させるタイミング
    に応じて、各発光素子アレイチップを駆動する画像デー
    タのタイミングをずらすことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の光書き込みヘッドの駆動方法。
  4. 【請求項4】複数個の発光素子を列状に配置した複数個
    の時分割駆動される発光素子アレイチップを千鳥状に配
    列し、前記発光素子アレイチップの配列方向に直交する
    方向の各発光素子アレイチップの発光素子列の間隔を、
    1ライン時間で移動する感光ドラム上の距離の整数倍に
    して各発光素子アレイチップを実装する光書き込みヘッ
    ドの駆動方法において、 各発光素子アレイの最初の発光点を点灯させるタイミン
    グが、感光ドラム上に投影される各発光点の副走査方向
    の位置ズレ量によって調整され、前記最初の発光点を点
    灯させるタイミングに応じて、各発光素子アレイチップ
    を駆動する画像データのタイミングをずらすことを特徴
    とする光書き込みヘッドの駆動方法。
  5. 【請求項5】前記画像データのタイミングをずらすため
    に、画像用に用意されたメモリにまとめてシフトさせて
    配置し、物理的なメモリの配置順に逐次前記メモリから
    画像データを読み出すことを特徴とする請求項3または
    4に記載の光書き込みヘッドの駆動方法。
  6. 【請求項6】前記画像用に用意されたメモリ上でまとめ
    てシフトさせてメモリに配置するとき、シフトによって
    画像データが書き込まれなかった番地に、画像書き込み
    無しを表すデータを書き込むことを特徴とする請求項5
    に記載の光書き込みヘッドの駆動方法。
  7. 【請求項7】チップ毎、または複数個のチップをひとま
    とめにしたブロック毎に位置ズレ量を記憶手段に記憶し
    ておき、前記記憶手段に記憶された前記位置ズレ量を用
    いてタイミングを発生させ、発生させた前記タイミング
    を用いて前記最初の発光点を点灯させることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の光書き込みヘッドの
    駆動方法。
  8. 【請求項8】前記最初の発光点を点灯させるタイミング
    は、チップ毎、または複数個のチップをひとまとめにし
    たブロック毎に画像データと同期させて転送されること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光書き込
    みヘッドの駆動方法。
  9. 【請求項9】画像データをシフトさせて前記メモリに配
    置する処理は、画像データをメモリ上に展開する際にソ
    フトウェア上で行うことを特徴とする請求項3〜8のい
    ずれかに記載の光書き込みヘッドの駆動方法。
  10. 【請求項10】前記発光素子アレイチップは、自己走査
    型発光素子アレイチップであることを特徴とする請求項
    1〜9のいずれかに記載の光書き込みヘッドの駆動方
    法。
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