JP2003169236A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2003169236A
JP2003169236A JP2001367809A JP2001367809A JP2003169236A JP 2003169236 A JP2003169236 A JP 2003169236A JP 2001367809 A JP2001367809 A JP 2001367809A JP 2001367809 A JP2001367809 A JP 2001367809A JP 2003169236 A JP2003169236 A JP 2003169236A
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electronic camera
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Yusuke Sato
有亮 佐藤
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敦次郎 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリズムを用いた折り曲げ光学系を採用するレ
ンズユニットを備えた電子カメラの筐体のさらなる薄型
化を実現し得る機構を備えた電子カメラを提供する。 【解決手段】第1の光軸O1に沿って被写体側から入射
する光束を取り込むレンズ群21aと、レンズ群を保持
し筐体11から突出する使用位置と筐体内部に向けて沈
胴する収納位置との間を第1の光軸に沿う方向に移動自
在に設けられるレンズ枠21と、レンズ群を透過した光
束を第1の光軸に対して交差する第2の光軸O2に沿う
方向へと折り曲げるプリズム40と、プリズムによって
折り曲げられた光束を受光する撮像素子とを備え、プリ
ズムはレンズ群を透過した光束を撮像素子の側へと導く
反射位置と、収納位置におけるレンズ枠の収納空間を確
保する退避位置との間を移動自在に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子カメラ、詳
しくは被写体像を電子的な画像データとして記録し得る
電子カメラ等において、被写体から入射する光束の光軸
を折り曲げるプリズム等の反射部材を備えて構成される
いわゆる折り曲げ光学系を採用した電子カメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のレンズ群等からなる撮
影光学系に入射する被写体からの光束(以下、被写体光
束という)に基づいて形成される被写体像を所定の位置
に配置した被写体像取得手段、例えば電荷結合素子(C
CD;Charge Coupled Device)等の撮像素子等の受
光面上に結像させることで、所望の被写体像を取得し、
これを所定の形態で所定の記録媒体に記録し得るように
構成された、いわゆる電子スチルカメラやデジタルビデ
オカメラ等の電子カメラ等については、一般的に実用化
され広く普及している。
【0003】このような従来の電子カメラ等において
は、被写体像を所定の位置に結像させるために複数のレ
ンズ等の撮影光学系からなる鏡枠装置(以下、レンズユ
ニットという)を備えて構成されているのが普通であ
る。
【0004】従来の電子カメラ等におけるレンズユニッ
トは、例えば複数のレンズを介して電子カメラの内部に
向けて入射する被写体光束を、撮像素子等の受光面上に
導くために、その光路中にプリズムや反射鏡等の所定の
反射部材を配置して、被写体光束の光路を所定の方向、
例えば入射光軸に対して略直角方向へと折り曲げるよう
に構成されたもの等、様々な形態のものが一般的に利用
されている。
【0005】そして、上述したようないわゆる折り曲げ
光学系を適用したレンズユニットについては、例えば特
開平9−163206号公報等によって、種々の提案が
なされている。
【0006】上記特開平9−163206号公報によっ
て開示されている電子カメラにおいては、被写体光束の
光軸を略直角方向に折り曲げる反射部材としてプリズム
を用いている。これにより、必要な光路長を確保しなが
ら電子カメラ自体の小型化を実現している。
【0007】また、一般的な電子カメラ等は、使用者に
よって野外等に持ち出されて使用されるのが普通であ
る。このことから、電子カメラ等の携帯性については、
従来より重要視されている点であり、カメラ自体のより
一層の薄型化及び小型化が要望されている。
【0008】そこで、上述の特開平9−163206号
公報等によって開示されている電子カメラ等に示される
ように、撮影光学系の光路中にプリズム等の反射部材を
配置したいわゆる折り曲げ光学系を採用することは、電
子カメラ自体の小型化、特にカメラの奥行方向の寸法を
薄型化する上で非常に有利な手段となっている。
【0009】一方、電子カメラ等の携帯時における可搬
性を向上させるために、撮影動作を行ない得る通常の使
用位置と、この使用位置から電子カメラの筐体内部に向
けて沈胴させた収納位置との間で撮影光学系を構成する
一部のレンズを移動させ、これにより携帯時における撮
影光学系の全長を短縮し得るように構成したレンズユニ
ットを備えるいわゆる撮影レンズ沈胴式の電子カメラ等
が、一般的に実用化されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、折り曲げ光
学系を適用した電子カメラにおいては、その撮影光学系
の構成によっては、プリズム等の反射部材よりも前段部
分にレンズ群が配置される場合もある。
【0011】このような場合には、電子カメラ自体の奥
行方向の寸法は、前段部分のレンズ群と反射部材とのサ
イズによって規制を受け、薄型化するのには限界がある
という問題点がある。
【0012】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、プリズム等の反
射手段を用いてなる折り曲げ光学系を採用したレンズユ
ニットを備える電子カメラにおいて、さらなる筐体の薄
型化を実現することのできる機構を備えた電子カメラを
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による電子カメラは、第1の光軸に沿っ
て被写体側から入射する光束を取り込むレンズ群と、上
記レンズ群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐体
内部に向けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光軸
に沿う方向に移動自在に設けられるレンズ枠と、上記レ
ンズ群を透過した光束を上記第1の光軸に対して交差す
る第2の光軸に沿う方向へと折り曲げるプリズムと、上
記プリズムによって折り曲げられた光束を受光する撮像
素子とを備え、上記プリズムは、上記レンズ群を透過し
た光束を上記撮像素子の側へと導く反射位置と、上記収
納位置における上記レンズ枠の収納空間を確保する退避
位置との間を移動自在に構成されていることを特徴とす
る。
【0014】したがって、第1の発明による電子カメラ
は、反射位置と退避位置との間においてプリズムを第2
の光軸に沿う方向に移動自在に構成することで、使用位
置と収納位置との間においてレンズ枠を第1の光軸に沿
う方向に移動自在に構成することができる。したがっ
て、電子カメラのさらなる薄型化を図ることが容易にで
きる。
【0015】また、第2の発明は、上記第1の発明によ
る電子カメラにおいて、上記プリズムは、上記第2の光
軸に沿う方向であって上記撮像素子が配置されている側
に向けて退避するように構成されていることを特徴とす
る。
【0016】そして、第3の発明は、上記第2の発明に
よる電子カメラにおいて、上記第2の光軸上に設けら
れ、上記反射位置に配置された上記プリズムからの光束
を上記撮像素子の受光面上に結像させる第2のレンズ群
と、上記第2のレンズ群の上記第2の光軸に沿う方向へ
の移動を案内する案内軸とを備え、上記案内軸は、上記
プリズムの移動をも案内するように構成されていること
を特徴とする。
【0017】したがって、第3の発明による電子カメラ
は、第2の光軸に沿う方向への第2のレンズ群の移動を
案内する案内軸を用いて、プリズムの移動をも案内する
ように構成することで、部品点数の削減に寄与し、機構
の簡素化及び製造コストの低減化に寄与することができ
る。
【0018】第4の発明は、上記第1〜第3の発明のう
ちいずれか一つによる電子カメラにおいて、上記レンズ
枠は、上記プリズムの反射位置への移動に応じて使用位
置へと移動し、上記プリズムの退避位置への移動に応じ
て収納位置へと移動するように構成されていることを特
徴とする。
【0019】第5の発明は、上記第4の発明による電子
カメラにおいて、上記プリズムを支持するプリズム枠
を、さらに備え、上記レンズ枠には、上記プリズム枠の
一部に係合する係合部材が設けられ、上記プリズムの退
避位置への移動に際して上記プリズム枠の一部が上記レ
ンズ枠の上記係合部材に係合して上記レンズ枠が収納位
置へと移動するように構成されていることを特徴とす
る。
【0020】したがって、第5の発明による電子カメラ
は、プリズム枠の一部に係合する係合部材をレンズ枠に
設け、プリズム枠が退避位置へ移動する際に当該プリズ
ム枠の一部がレンズ枠の係合部材に係合するようにし、
プリズム枠の退避位置への移動に連動させてレンズ枠が
収納位置へと移動するように構成したので、簡単な機構
によってレンズ枠とプリズム枠を連動させることができ
る。したがって、機構の簡素化を実現すると共に、部品
点数の削減に寄与し、よって製造コストの低減化に寄与
することができる。
【0021】第6の発明は、上記第5の発明による電子
カメラにおいて、上記プリズムを移動させるためのアク
チュエータを、さらに備え、上記アクチュエータは、上
記プリズム枠に固定され、上記プリズムの反射面の裏面
側に近接する位置に配置されていることを特徴とする。
【0022】したがって、第6の発明による電子カメラ
は、プリズムを移動させるためのアクチュエータをプリ
ズムの反射面の裏面側に近接する位置においてプリズム
枠に固定したので、プリズムの反射面の裏面側の空間を
有効に利用することができ、よって電子カメラ自体の小
型化に寄与することができる。
【0023】第7の発明は、上記第1〜第6の発明のう
ちいずれか一つによる電子カメラにおいて、電源の開閉
操作を行なうための電源操作手段を、さらに備え、上記
プリズムは、上記電源操作手段による開操作に応じて反
射位置へと移動し、上記電源操作手段による閉操作に応
じて退避位置へと移動するように構成されていることを
特徴とする。
【0024】第8の発明は、第1の光軸に沿って被写体
側から入射する光束を取り込むレンズ群と、上記レンズ
群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐体内部に向
けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光軸に沿う方
向に移動自在に設けられるレンズ枠と、上記レンズ群を
透過した光束を上記第1の光軸に対して交差する第2の
光軸に沿う方向へと折り曲げるプリズムと、上記第2の
光軸上に設けられ、上記反射位置に配置された上記プリ
ズムからの光束を上記撮像素子の受光面上に結像させる
第2のレンズ群と、上記プリズムによって折り曲げられ
た光束を受光する撮像素子とを備え、上記プリズムは、
上記レンズ群を透過した光束を上記撮像素子の側へと導
く反射位置と、上記収納位置における上記レンズ枠の収
納空間を確保する退避位置との間を移動自在に構成され
ており、上記第2レンズ群は、上記プリズムの退避位置
への移動に先立って、退避位置における上記プリズムに
干渉しない位置へと退避移動することを特徴とする。
【0025】第9の発明は、上記第8の発明による電子
カメラにおいて、上記第2のレンズ群は、上記電源操作
手段による閉操作に応じて退避位置における上記プリズ
ムに干渉しない位置へと退避移動することを特徴とす
る。
【0026】第10の発明は、第1の光軸に沿って被写
体側から入射する光束を取り込むレンズ群と、上記レン
ズ群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐体内部に
向けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光軸に沿う
方向に移動自在に設けられるレンズ枠と、上記レンズ群
を透過した光束を上記第1の光軸に対して交差する第2
の光軸に沿う方向へと折り曲げる反射鏡と、上記反射鏡
によって折り曲げられた光束を受光する撮像素子とを備
え、上記反射鏡は、上記レンズ群を透過した光束を上記
撮像素子の側へと導く反射位置と、上記収納位置におけ
る上記レンズ枠の収納空間を確保する退避位置との間を
移動自在に構成されており、さらに上記反射鏡は、上記
第2の光軸に沿う方向であって上記撮像素子が配置され
ている側に向けて退避するように構成されていることを
特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の
電子カメラの前面側の外観を示す斜視図である。図2
は、図1の電子カメラの背面側の外観を示す斜視図であ
る。図3は、図1の電子カメラの主な内部構成部材を概
略的に示す透視図である。
【0028】図4は、本電子カメラにおけるレンズユニ
ットを取り出して示す斜視図であって、本電子カメラが
使用状態にある場合を図示している。また、図5・図6
は、本電子カメラにおけるレンズユニットの一部を拡大
して示し、図5は、本レンズユニットの反射部材(プリ
ズム)とその駆動機構及びレンズ枠とその沈胴駆動機構
を構成する部材を主に示す要部拡大分解斜視図である。
図6は、本電子カメラにおけるレンズユニットの一部を
拡大して示し、当該部位を組み立てた際の状態を示す要
部拡大斜視図である。
【0029】なお、図5は、本レンズユニットにおける
プリズムが所定の反射位置にある状態を、図6は、本レ
ンズユニットにおけるプリズムが所定の退避位置にある
状態を、それぞれ示している。
【0030】まず、本実施形態のレンズユニット(鏡枠
装置)を備えた電子カメラの構成について、図1・図2
・図3を用いて、以下に説明する。図1・図2・図3に
示すように、本実施形態の電子カメラ1は、各種の構成
部材を内部に備え、奥行方向の寸法が比較的小さくなる
ようにその筐体を形成したものである。
【0031】この電子カメラ1の筐体は、外装部材11
によってその外面が構成されている。この外装部材11
の上面には、撮影動作の実行等を指示するレリーズボタ
ン12等の操作部材が配設されている。
【0032】なお、図1〜図3では、本電子カメラ1に
おける操作部材としては、レリーズボタン12のみを図
示しているが、従来の一般的な電子カメラ等と同様に本
電子カメラ1においても外装部材11の表面上には、各
種の操作部材が複数配設されているものとする。これら
他の操作部材については、本発明に直接関係しない部材
であることから、図面の煩雑化を防ぐためにその図示を
省略している。
【0033】外装部材11の前面には、図1に示すよう
にストロボ装置の一部を構成するストロボ光照射窓13
が上縁部近傍の所定の位置に配設されている。
【0034】このストロボ光照射窓13に隣接する所定
の位置には、図3に示すように撮影光学系等の構成部材
からなる撮影レンズユニット2(以下、単にレンズユニ
ットという)が設けられている。
【0035】このレンズユニット2の一部であって撮影
光学系の前段部分のレンズ群であり第1のレンズ群であ
る対物光学系21aを保持するレンズ枠である沈胴レン
ズ枠21は、本電子カメラ1の前後方向、即ち図1に示
す矢印X方向に移動自在に配設されている。
【0036】また、図2に示すように本電子カメラ1の
背面側の所定の位置には、表示装置17や電源操作手段
である電源操作部材18等が、それぞれ所定の位置に配
設されている。
【0037】ここで、表示装置17は、撮影光学系を介
して取得した被写体像を撮像素子(図示せず)によって
電気的な信号に変換した後、所定の信号処理を経て生成
される画像データに基づいて、被写体像に対応する画像
を表示するための液晶表示装置(LCD)等が適用され
ており、その表示面は、背面側に向けて配設されてい
る。
【0038】電源操作部材18は、本電子カメラ1の内
部に配設され、電源の開閉を担うスイッチ部材に連動す
る操作部材であって、スライド操作することで電源の開
閉状態を切り換え得るように構成されている。
【0039】本電子カメラ1の筐体内部には、図3に示
すように、その略中央部の所定の位置に、複数の回路基
板15が当該電子カメラ1の奥行方向に沿う方向に積層
するようにして配設されている。
【0040】回路基板15には、外装部材11の表面上
に配設されるレリーズボタン12や電源操作部材18等
の各種の操作部材(図3においてはレリーズボタン12
以外は図示せず)に連動し、対応する所定の指示信号を
発生させるスイッチ部材(図示せず)等や、本電子カメ
ラ1の制御回路・電源回路・画像信号処理回路等を構成
する各種の電気部品が実装されている。したがって、こ
れによりレリーズボタン12等の操作部材が本電子カメ
ラ1の使用者によって操作されると、その操作に応じた
所定の指示信号が発生するようになっている。
【0041】また、回路基板15には、レンズユニット
2に設けられる電気基板であって、被写体光束を受けて
光電変換を行なう撮像素子等(図示せず)が実装される
撮像基板28や、レンズユニット2の所定の位置に設け
られ、沈胴レンズ枠21の繰り出し及び繰り込み駆動と
プリズム40(後述する)の退避駆動に寄与するプリズ
ム退避用及びレンズ枠沈胴用のアクチュエータ42等が
電気的に接続されている。
【0042】本電子カメラ1の内部であって、一端部近
傍の所定の位置、即ち上述の回路基板15の両端部に形
成される空間のうちの一端部の空間には、当該電子カメ
ラ1の主電源となる電池16が配置されている。この電
池16と回路基板15とは、図示されていないが所定の
電源接続線によって電気的に接続されている。これによ
り、電池16の電力が回路基板15上に実装される所定
の電源回路を介して本電子カメラ1の電気構成部材へと
供給されるようになっている。
【0043】また、本電子カメラ1の内部空間における
他方の端部の空間には、上述のレンズユニット2が固設
されている。このレンズユニット2には、対物光学系2
1a等の複数の光学レンズ等からなる撮影光学系や、こ
の撮影光学系の光軸を所定の位置で折り曲げる反射部材
であるプリズム40(図3では図示せず。図4〜図6参
照)等の光学部材と、これらの光学部材等をそれぞれ支
持する構成部材、例えば対物光学系21aを保持するレ
ンズ枠である沈胴レンズ枠21やプリズム40を保持す
るプリズム保持枠41(図3では図示せず)等の構成部
材等と、プリズム保持枠41を移動させ所定の位置に配
置するのと同時に沈胴レンズ枠21を所定の方向へと移
動させるための駆動源であるプリズム退避用及びレンズ
枠沈胴用のアクチュエータ42等を含むレンズ枠沈胴機
構及びプリズム駆動機構等と、撮像基板28等の電気部
材等が、それぞれ所定の位置に配設されている。
【0044】次に、本実施形態の電子カメラ1に適用さ
れるレンズユニット2の構成について、以下に詳述す
る。上述したように本電子カメラ1の内部には、レンズ
ユニット2が所定の位置に配設されている。このレンズ
ユニット2は、図4に示すように撮影に寄与する複数の
レンズ群(21a・22a・23a・24a)と、これ
らのレンズ群をそれぞれ保持する複数のレンズ枠(21
・22・23・24)と、これらのレンズ枠のうちの一
部(22・23)を所定の方向へと移動させるためのレ
ンズ枠駆動機構と、所定のレンズ枠(21)を所定の方
向において移動自在となるように支持するレンズ枠沈胴
機構と、当該レンズユニット2の撮影光学系のうち第1
のレンズ群である対物光学系21aへと入射する光束の
光軸O1を折り曲げて、当該光束を撮像素子(図示せ
ず)の受光面のがわへと導く反射部材であるプリズム4
0と、このプリズム40を保持するプリズム保持枠41
と、このプリズム保持枠41を所定の方向に移動自在と
なるように支持するプリズム駆動機構等によって構成さ
れている。
【0045】本レンズユニット2の具体的な構成は、次
に示す通りである。当該レンズユニット2を構成する各
種の構成部材は、図4に示すようにレンズユニット基台
(以下、単に基台という)25の上面の所定の位置にそ
れぞれ配設されている。
【0046】本レンズユニット2における撮影光学系
は、いわゆる折り曲げ光学系からなるものである。即
ち、本電子カメラ1のレンズユニット2における撮影光
学系は、当該電子カメラ1の前面側の所定の位置に配設
される第1のレンズ群であって、自己の光軸O1に沿う
方向へと移動自在となるように配置される対物光学系2
1a(沈胴レンズ群)と、この対物光学系21aを透過
した光束受けてこれを所定の方向へと導くべく当該対物
光学系21aの光軸O1を折り曲げる反射部材であるプ
リズム40と、当該撮影光学系の他の一部を構成する複
数のレンズ群22a・23a・24aからなる第2のレ
ンズ群等の複数の光学部材等によって構成されている。
【0047】ここで、第2のレンズ群を構成する複数の
レンズ群は、プリズム40によって折り曲げられた後の
光軸O2の延長上に設けられている。これらの複数のレ
ンズ群は、第1のレンズ群(対物光学系21a)に近い
側から変倍系レンズ群22a・補正系レンズ群23a・
固定レンズ群24aの順に並べて配置されている。これ
により、この第2のレンズ群は、プリズム40からの光
束を撮像素子(図示せず)の受光面上に結像させるよう
になっている。
【0048】変倍系レンズ群22aは、所定の変倍指示
信号に基づいて駆動されるレンズ枠駆動機構によって光
軸O2に沿う方向へと移動しこれにより変倍動作に寄与
するレンズ群である。
【0049】補正系レンズ群23aは、焦点調節動作を
行なうと共に変倍動作に伴って生じる焦点調節状態のず
れを補正するレンズ群である。
【0050】固定レンズ群24aは、最終的に被写体像
を撮像素子(図示せず)の受光面上に結像させるレンズ
群である。
【0051】これらの光学部材等は、最も被写体寄りの
位置から光軸O1・O2に沿って撮像素子の側に向け
て、対物光学系21a・プリズム40・変倍系レンズ群
22a・補正系レンズ群23a・固定レンズ群24aの
順に配置されている。なお、プリズム40は、光軸O1
・O2の延長線の交点近傍に設けられており、これより
前段部に配置される対物光学系21a(第1のレンズ
群)は光軸O1上に、プリズム40より後段部に配置さ
れる変倍系レンズ群22a・補正系レンズ群23a・固
定レンズ群24a(第2のレンズ群)は光軸O2上に配
置されることになる。
【0052】そして、固定レンズ群24aの後方の所定
の位置には、撮像素子(図示せず)を実装した撮像基板
28が配設されている。
【0053】また、撮像素子(を実装する撮像基板2
8)は、プリズム40によって折り曲げられた後の光軸
O2の延長線上に配置されている。したがって、これに
より本電子カメラ1の前面に対向する位置に存る被写体
のがわからの光束は、当該撮影光学系の対物光学系21
a(沈胴レンズ群)へと入射し、この対物光学系21a
を透過した後、プリズム40によって光軸O1が光軸O
2方向に折り曲げられて各レンズ群22a・23a・2
4aを透過し、その後、撮像素子(撮像基板28)の受
光面に照射されるように構成されている。
【0054】ここで、本レンズユニット2へと入射する
光束において、入射側(被写体側)の光軸は、図4〜図
6に示すように符号O1で示し、この符号O1で示され
る光軸を第1の光軸というものとしている。
【0055】また、この第1の光軸O1に対して直交す
る光軸は、図4〜図6に示すように符号O2で示し、こ
の符号O2で示される光軸を第2の光軸というものとし
ている。この第2の光軸O2は、プリズム40によって
折り曲げられた後の光束の光軸であって、変倍系レンズ
群22a・補正系レンズ群23a・固定レンズ群24a
の略中心を透過して撮像基板28上の撮像素子(図示せ
ず)へと至る光束の中心軸となっている。
【0056】撮像基板28の端部には、コネクタ部28
aが実装されており、このコネクタ部28aに接続され
るフレキシブルプリント基板28b等を介して撮像基板
28は、画像信号処理回路等を実装した回路基板15
(図3参照)と電気的に接続されている。
【0057】プリズム40は、プリズム保持枠41によ
って保持されており、このプリズム保持枠41は、プリ
ズム駆動機構によって光軸O2に沿う方向に摺動自在に
配設されている。このプリズム駆動機構についての詳細
な構成は、図5・図6を用いて後述する。
【0058】プリズム保持枠41の近傍であって、本電
子カメラ1の前面寄りの位置には、対物光学系21aが
配設されている。この対物光学系21aは、上述したよ
うに沈胴レンズ枠21によって保持されており、この沈
胴レンズ枠21は、レンズ枠沈胴機構によって光軸O1
に沿う方向に移動自在に支持されている。なお、このレ
ンズ枠沈胴機構の詳細な構成についても、図5・図6を
用いて後述する。
【0059】一方、基台25の他端部近傍には、固定レ
ンズ群24aを保持する固定枠24が配設されている。
これによって、固定レンズ群24aは、基台25の上面
の所定の位置に固定保持されている。
【0060】そして、プリズム保持枠41及び沈胴レン
ズ枠21と固定枠24との間には、二本のガイド軸であ
る駆動軸26及び案内軸27が懸架されている。この二
本のガイド軸のうち駆動軸26は、後述するように変倍
レンズ枠22と補正レンズ枠23とを光軸O2に沿う方
向へと移動するように案内するための主ガイド軸として
の役目をするものである。
【0061】また、案内軸27は、変倍レンズ枠22と
補正レンズ枠23とが駆動軸26を中心として回転する
のを防ぐ役目をすると共に、両枠22・23が光軸O2
に沿う方向へと移動する際の案内をする副ガイド軸とし
ての役目をするものである。
【0062】駆動軸26の一端部は、プリズム保持枠4
1及び沈胴レンズ枠21の近傍において基台25と一体
に形成される軸支持部25aによって回動自在に軸支さ
れている(図4〜図6参照)。
【0063】一方、駆動軸26の他端部は、固定枠24
の所定の位置において回動自在に軸支されている。この
場合において、駆動軸26の他端部は、固定枠24の所
定の部位を貫通しており、当該駆動軸26の先端部が固
定枠24の外方に突出している。そして、この駆動軸2
6の突出先端部には、駆動歯車26bが固設されてい
る。
【0064】また、案内軸27の一端部も上述の駆動軸
26と同様に、プリズム保持枠41及び沈胴レンズ枠2
1の近傍において基台25と一体に形成される軸支持部
25b(図4では図示せず。図5・図6参照)に対して
固定支持されている。
【0065】駆動軸26及び案内軸27は、変倍系レン
ズ群22aを固定保持する変倍レンズ枠22と、補正系
レンズ群23aを固定保持する補正レンズ枠23とのそ
れぞれが光軸O2に沿う方向に独立して移動し得るよう
に、両枠22・23を支持している。
【0066】この場合において、補正レンズ枠23の一
方の支持端部23dには、光軸O2に沿う方向に形成さ
れる貫通孔が穿設されている。この貫通孔に対して駆動
軸26は回動自在に挿通している。
【0067】また、補正レンズ枠23には、一方の支持
端部23dの近傍における所定の位置にカムピン23b
が植設されており、当該カムピン23bの先端部は、支
持端部23dを貫通し、上述の補正レンズ枠23の貫通
孔の内部に突設されている。
【0068】これに対して、駆動軸26の周面上の一部
には、駆動溝であるカム溝26aが設けられている。こ
のカム溝26aは、補正レンズ枠23の近傍における駆
動軸26の周面上の所定の範囲にわたって形成されてい
る。そして、カム溝26aに対して上述のカムピン23
bがカム係合している。
【0069】このように、カム溝26aと補正レンズ枠
23のカムピン23bとがカム係合していることから、
駆動軸26が回動すると補正系レンズ群23aは所定の
方向(光軸O2に沿う方向。図4の矢印Y方向)に移動
するようになっている。
【0070】また、補正レンズ枠23の他端部には、断
面が略U字形状となる軸受部23eが形成されており、
この軸受部23eの内部に案内軸27が配置されてい
る。この場合において、案内軸27は、駆動軸26を回
転中心として補正レンズ枠23が回転するのを防ぐと共
に、同補正レンズ枠23の光軸O2に沿う方向への移動
を案内する役目をしている。
【0071】したがって、駆動軸26がレンズ枠駆動機
構(後述するアクチュエータ32等)によって回動され
たときには、この回動動作に伴って補正レンズ枠23
は、光軸O2に沿う方向(矢印Y方向)にのみ移動する
ようになっている。
【0072】一方、変倍レンズ枠22の一方の支持端部
22dには、上述の補正レンズ枠23の貫通孔と同様の
貫通孔が光軸O2に沿う方向に穿設されている。この貫
通孔に対して駆動軸26が回動自在に挿通している。
【0073】また、変倍レンズ枠22にも、所定の位置
にカムピン22bが配設されており、当該カムピン22
bの先端部は、駆動軸26の周面上の一部に設けられる
駆動溝、即ちカム溝26cにカム係合している。このカ
ム溝26cは、変倍レンズ枠22が配置される近傍にお
ける駆動軸26の周面上の所定の範囲にわたって形成さ
れている。
【0074】このようにカム溝26cと変倍レンズ枠2
2のカムピン22bとがカム係合していることから、駆
動軸26が回動されると変倍系レンズ群22aは所定の
方向(光軸O2に沿う方向。図4の符号Y方向)に移動
するようになっている。
【0075】また、変倍レンズ枠22の他端部には、上
述の補正レンズ枠23と同様に、断面が略U字形状とな
る軸受部22eが形成されており、この軸受部22eの
内部には、案内軸27が配置されている。
【0076】この場合において、案内軸27は、駆動軸
26を回転中心として変倍レンズ枠22が回転するのを
防ぐと共に、同変倍レンズ枠22の光軸O2に沿う方向
への移動を案内する役目をしている。
【0077】したがって、駆動軸26が所定のレンズ枠
駆動機構(後述するアクチュエータ32等)によって回
動したときには、この回動動作に伴って変倍レンズ枠2
2は、光軸O2に沿う方向(矢印Y方向)にのみ移動す
るようになっている。
【0078】駆動軸26の駆動歯車26bの近傍には、
被駆動要素である補正レンズ枠23及び変倍レンズ枠2
2を光軸O2に沿う方向に移動させるためのレンズ枠駆
動機構の一部を構成するアクチュエータ32等が配設さ
れている。このアクチュエータ32は、基台25の上面
における所定の位置に固設されている。そして、当該ア
クチュエータ32は、所定の接続手段(図示せず)によ
って回路基板15と電気的に接続されている。
【0079】アクチュエータ32の回動軸の先端部に
は、駆動歯車32aが固設されている。この駆動歯車3
2aは、駆動軸26の駆動歯車26bに噛合している。
したがって、これによりアクチュエータ32の駆動力
は、駆動軸26へと伝達され、これを所定の方向へと回
動させ得るようになっている。
【0080】そして、駆動軸26が回動すると、上述し
たように当該駆動軸26のカム溝26aと補正レンズ枠
23のカムピン23bとのカム結合によって補正レンズ
枠23が光軸O2に沿う方向(図4の矢印Y方向)へと
移動するようになっている。これと同時に、駆動軸26
のカム溝26cと変倍レンズ枠22のカムピン22bと
のカム作用によって変倍レンズ枠22も光軸O2に沿う
方向(図4の矢印Y方向)へと移動するようになってい
る。
【0081】そして、基台25の上面において、レンズ
枠駆動機構の設けられているがわとは反対側の端部近傍
の所定の位置には、上述したようにプリズム40を保持
するプリズム保持枠41とそのプリズム駆動機構及び沈
胴レンズ枠21とそのレンズ枠沈胴機構等が配設されて
いる。
【0082】プリズム駆動機構及びレンズ枠沈胴機構
は、図4〜図6に示すように構成されている。プリズム
保持枠41は、当該枠41を摺動自在に支持するための
支持腕部41b・41dを有する基端部41aと、プリ
ズム40を保持する保持部41eとによって形成されて
いる。
【0083】基端部41aの一方の支持腕部41bの先
端部近傍には、光軸O2に沿う方向に形成される貫通孔
が穿設されている。この貫通孔に対して駆動軸26が回
動かつ摺動自在となるように挿通している。
【0084】また、基端部41aの他方の支持腕部41
dの先端部近傍には、断面が略U字形状の軸受部41d
dが形成されており、この軸受部41ddの内部に案内
軸27が配置されている。
【0085】したがって、これによりプリズム保持枠4
1は、駆動軸26及び案内軸27によって光軸O2に沿
う方向にのみ摺動自在に支持されている。
【0086】支持腕部41bの先端部には、断面が略L
字形状からなる切片41cが一体に形成されている。こ
れに対して、基台25上には、プリズム保持枠41の位
置を検知する枠位置検知部材43が配設されている。
【0087】この枠位置検知部材43は、その長辺が光
軸O2に沿う方向に延出するように配設されている。そ
して、枠位置検知部材43の長辺方向の両端部近傍に
は、それぞれに断面が略凹形状からなる二つの検知部4
3a・43bが形成されている。この検知部43a・4
3bは、例えばフォトセンサ等の検知手段を備えて構成
されている。
【0088】プリズム保持枠41が駆動されて光軸O2
に沿う方向に摺動する際に、当該プリズム保持枠41の
切片41cが枠位置検知部材43の二つの検知部43a
・43bの凹形状の隙間部を通過するように、枠位置検
知部材43は、基台25の上面の所定の位置に配設され
ている。
【0089】そして、プリズム保持枠41の切片41c
が枠位置検知部材43の二つの検知部43a・43bの
いずれかの凹形状の隙間部を通過すると、所定の信号が
生じるようになっており、その指示信号を受けて、本電
子カメラ1の所定の制御回路(図示せず)がプリズム保
持枠41の位置を検知し得るようになっている。
【0090】ここで、枠位置検知部材43によって検知
される所定の位置とは、本電子カメラ1を撮影動作を行
ない得る使用状態に設定した時にプリズム保持枠41が
配置されているべき位置、即ち対物光学系21aを透過
した光束を撮像素子の側へと導き得る反射位置と、本電
子カメラ1を非使用状態に設定した時にプリズム保持枠
41が配置されているべき位置、即ち沈胴レンズ枠21
を収納位置に収納する際の収納空間を確保し得る退避位
置とである。
【0091】なお、プリズム保持枠41の反射位置は検
知部43aによって検知され、プリズム保持枠41の退
避位置は検知部43bによって検知されるようになって
いる。
【0092】一方、プリズム保持枠41に保持されるプ
リズム40の反射面の裏面40aに近接する位置には、
プリズム退避用及びレンズ枠沈胴用のアクチュエータ4
2が当該プリズム保持枠41の保持部41eに対して、
例えばねじ52等によって固設されている。
【0093】このアクチュエータ42の回転軸の先端部
には、ピニオンギアー42aが固設されている。またア
クチュエータ42の回転軸の近傍には、支軸42cが回
動自在に植設されており、この支軸42cの先端部には
ギアー42bが固設されいている。そして、ピニオンギ
アー42aは、ギアー42bに噛合している。
【0094】このギアー42bは、基台25の上面側の
所定の位置に形成されているラックギアー45に噛合し
ている。このラックギアー45は、その長辺が光軸O2
に沿う方向に延出するように配設されている。
【0095】したがって、アクチュエータ42が所定の
指示信号を受けて所定の方向への回転駆動を開始する
と、当該アクチュエータ42の駆動力は、ピニオンギア
ー42a・ギアー42bを介してラックギアー45へと
伝達されることにより、当該アクチュエータ42が固設
されているプリズム保持枠41自身が光軸O2に沿う方
向に移動するようになっている。
【0096】そして、これによりプリズム保持枠41
は、後述する沈胴レンズ枠21に保持されるレンズ群で
ある対物光学系21aを透過した光束を撮像素子の側へ
と導く反射位置と、沈胴レンズ枠21の電子カメラ1の
内部における収納空間を確保する退避位置との間で自在
に移動し得るように構成されている。このようにプリズ
ム駆動機構は構成されている。
【0097】プリズム保持枠41の保持部41eの所定
の位置には、係合ピン41fが光軸O1・O2に対して
直交する方向であって、当該プリズム保持枠41の外方
に向けて突設されている。この係合ピン41fは、後述
する係合部材44の所定の位置に設けられるガイドスリ
ット44bの内部に係合するように配置されている。
【0098】そして、係合ピン41fとガイドスリット
44bとが係合した状態において、プリズム保持枠41
が光軸O2に沿う方向へと移動すると、これに連動して
沈胴レンズ枠21が光軸O1に沿う方向へと移動するよ
うになっている。これによって、沈胴レンズ枠21とプ
リズム保持枠41とを連動させる連動機構が構成されて
いる。
【0099】一方、基台25の一端部近傍において、プ
リズム保持枠41よりも外縁側の所定の位置には、沈胴
レンズ枠21を支持する二本の案内支軸33が植設され
ている。この案内支軸33は、沈胴レンズ枠21を光軸
O1に沿う方向へと摺動自在に支持するために設けられ
ているものである。
【0100】沈胴レンズ枠21は、対物光学系21aを
保持する円筒形状からなるレンズ保持部21eと、当該
沈胴レンズ枠21を摺動自在に支持するための二本の支
持腕部21b・21cと、当該沈胴レンズ枠21とプリ
ズム保持枠41との連動を確保する係合部材44を取り
付ける連結部21fとによって構成されている。
【0101】レンズ保持部21eには、複数のレンズか
らなり撮影光学系の前段部分のレンズ群である対物光学
系21aが固定保持されている。このレンズ保持部21
eの外周面上の所定の位置には、外方に向けて突出する
ように二本の支持腕部21b・21cが一体に設けられ
ている。このうち支持腕部21bの先端部には、貫通孔
が形成されており、この貫通孔には、一方の案内支軸3
3が挿通されている。そして、この案内支軸33には、
伸長性のコイルばね等の弾性部材36が巻回されてい
る。したがって、これにより一方の案内支軸33は、沈
胴レンズ枠21を摺動自在に支持しつつ、沈胴レンズ枠
21の光軸O1に沿う方向への移動を案内する役目をし
ている。
【0102】また、支持腕部21cの先端部は、断面が
略U字形状となる軸受部が形成されており、この軸受部
の内部に他方の案内支軸33が配置されている。これに
よって、他方の案内支軸33は、沈胴レンズ枠21を摺
動自在に支持しつつ、沈胴レンズ枠21が他方の案内支
軸33を回転中心として光軸O1周りに回転してしまう
のを防ぐと同時に、同沈胴レンズ枠21の光軸O1に沿
う方向への移動を案内する役目をしている。
【0103】連結部21fは、保持部21eの外周面上
の所定の位置に一体に形成されている。この連結部21
fには、沈胴レンズ枠21とプリズム保持枠41との連
動を確保するために設けられる係合部材44がねじ51
等の締結手段等によって取り付けられている。具体的に
は、連結部21fには、二つのねじ孔21dが穿設され
ており、これに対応して係合部材44の所定の位置には
孔44aが形成されている。そして、係合部材44は、
沈胴レンズ枠21の連結部21f(の側面部)に対して
ねじ51を介して取り付けられている。
【0104】また、係合部材44には、光軸O2に沿う
方向であって、当該光軸O2に対して所定の角度を有す
る方向に形成される長孔と光軸O2に沿う方向に形成さ
れる長孔が連設されてなるガイドスリット44bが穿設
されている。
【0105】そして、係合部材44を取り付けた状態の
沈胴レンズ枠21をレンズユニット2の所定の位置(案
内支軸33)に対して取り付けた状態では、プリズム保
持枠41の係合ピン41fがガイドスリット44bの内
部に配置されることで、両者が係合するように構成され
ている(図6参照)。
【0106】また、このとき沈胴レンズ枠21は、弾性
部材36の付勢力によって光軸O1に沿う方向であっ
て、図5・図6の矢印X1方向に向けて付勢されている
が、係合ピン41fとガイドスリット44bとが係合し
ていることから、沈胴レンズ枠21は、所定の位置に位
置決めされるようになっている。
【0107】したがって、これにより沈胴レンズ枠21
は、プリズム保持枠41の光軸O2に沿う方向への移動
に従動して、当該電子カメラ1の前面に向けて突出する
使用位置と、当該カメラ1の内部に向けて沈胴し収納さ
れる収納位置との間で自在に移動し得るように構成され
ている。このようにレンズ枠沈胴機構が構成されてい
る。
【0108】以上のように構成された本実施形態の電子
カメラ1におけるレンズユニット2の作用を、以下に説
明する。
【0109】本電子カメラ1が非使用状態にあるときに
は、図6に示すように沈胴レンズ枠21は、当該電子カ
メラ1の外装部材11の内部に向けて沈胴した所定の収
納位置にある。また、このときプリズム保持枠41は、
反射位置から退避した位置であって、沈胴レンズ枠21
を所定の収納位置へと収納するための収納空間を確保し
得る退避位置にある。
【0110】この状態において、電子カメラ1の使用者
が電源操作部材18に対して所定の操作を行なうと、当
該電源操作部材18は、所定の電源スイッチ部材に作用
する。これにより、本電子カメラ1における電源の状態
が開(オン)状態に切り換わる。すると、電子カメラ1
の制御回路(図示せず)は、沈胴レンズ枠21を収納位
置から使用位置へと移動させるための指示信号を発生さ
せる。
【0111】この指示信号を受けて、アクチュエータ4
2は、所定の方向への回転駆動を開始する。これによ
り、プリズム保持枠41は、所定の退避位置から光軸O
2に沿う方向であって沈胴レンズ枠21の配置されてい
る側、即ち撮像素子の撮像面から離間する方向(図6の
矢印Y1方向)への移動を開始する。
【0112】プリズム保持枠41と沈胴レンズ枠21と
は、上述したように係合ピン41fとガイドスリット4
4bとが係合している。したがって、プリズム保持枠4
1が図6の矢印Y1方向へと移動するのに伴って、係合
ピン41fは、ガイドスリット44bに沿って移動する
ことになる。
【0113】このとき、沈胴レンズ枠21は、案内支軸
33によって光軸O1に沿う方向にのみ移動するように
案内されていると共に、沈胴レンズ枠21は、弾性部材
36の付勢力によって光軸O1に沿う方向に付勢されて
いる。
【0114】これによって、係合ピン41fは、沈胴レ
ンズ枠21を電子カメラ1の前方に向けて、即ち図6の
矢印X1方向へと移動させることになる。したがって、
プリズム保持枠41の光軸O2に沿う方向であって図6
の矢印Y1方向への移動に連動して、沈胴レンズ枠21
は、光軸O1に沿う方向であって図6の矢印X1へと移
動する。
【0115】そして、プリズム保持枠41が所定の反射
位置に到達したときには、切片41cは、枠位置検知部
材43の一方の検知部43aの凹形状の隙間部に配置さ
れることになる。これによって、アクチュエータ42を
停止すべき所定の指示信号が発生する。これを受けて本
電子カメラ1の制御回路(図示せず)は、当該アクチュ
エータ42の回転駆動を停止する制御を行なう。
【0116】このようにして、プリズム保持枠41は、
対物光学系21aのレンズ群を透過した光束を撮像基板
28に実装される撮像素子の側へと導き得る所定の反射
位置に配置されるのと同時に、沈胴レンズ枠21は、当
該電子カメラ1の外装部材11から前方に向けて突出す
る所定の使用位置に配置される。そして、本電子カメラ
1は、所定の使用状態になる。
【0117】次に、本電子カメラ1が使用状態にあると
きに、使用者が電源操作部材18の所定の操作を行なう
と、本電子カメラ1における制御回路(図示せず)は、
電源の状態を開(オン)状態から閉(オフ)状態へと切
り換える所定の制御を実行する。
【0118】即ち、電源操作部材18に連動する所定の
電源スイッチ部材からの信号を受けて本電子カメラ1の
制御回路(図示せず)は、沈胴レンズ枠21を使用位置
から収納位置へと移動させるための制御を実行する。
【0119】電源スイッチ部材からの指示信号を受けて
制御回路は、まずアクチュエータ32を駆動制御して変
倍レンズ枠22及び補正レンズ枠23を所定の初期位置
へと移動させる。これは、一般的な沈胴式の電子カメラ
等において行なわれる動作である。これに加えて本実施
形態では、プリズム保持枠41が所定の退避位置へと移
動するようにしている。この場合における退避位置への
移動は、プリズム保持枠41が第2のレンズ群を保持す
るレンズ枠である変倍レンズ枠22・補正レンズ枠23
のがわに向かう方向への移動である。
【0120】したがって、場合によっては、退避位置へ
と移動するプリズム保持枠41が変倍レンズ枠22・補
正レンズ枠23に干渉してしまうこともあり得る。
【0121】そこで、プリズム保持枠41の退避動作に
先立って、変倍レンズ枠22・補正レンズ枠23を所定
の初期位置、即ち退避するプリズム保持枠41が変倍レ
ンズ枠22・補正レンズ枠23に干渉しない位置へと移
動させることで、プリズム保持枠41の退避領域を確保
して、当該プリズム保持枠41と変倍レンズ枠22・補
正レンズ枠23とが干渉してしまうことを防いでいる。
【0122】次いで、制御回路は、アクチュエータ42
を駆動制御して、所定の方向への回転駆動を開始させ
る。これにより、プリズム保持枠41は、所定の反射位
置から光軸O2に沿う方向であって撮像素子(図示せ
ず)の撮像面に向かう方向(図6の矢印Y2方向)への
移動を開始する。
【0123】プリズム保持枠41の図6の矢印Y2方向
への移動に伴って、当該プリズム保持枠41に設けられ
る係合ピン41fは、ガイドスリット44bに沿って移
動する。これによって、沈胴レンズ枠21は、弾性部材
36の付勢力に抗して光軸O1に沿う図6の矢印X2方
向であって電子カメラ1の内部に向けて移動する。
【0124】したがって、プリズム保持枠41の光軸O
2に沿う方向であって図6の矢印Y2方向への移動に連
動して、沈胴レンズ枠21は、光軸O1に沿う方向であ
って図6の矢印X2方向へと移動する。
【0125】そして、プリズム保持枠41が所定の退避
位置に到達したときには、切片41cは、枠位置検知部
材43の他方の検知部43bの凹形状の隙間部に配置さ
れることになる。これによって、アクチュエータ42を
停止すべき所定の指示信号が発生する。これを受けて本
電子カメラ1の制御回路(図示せず)は、当該アクチュ
エータ42の回転駆動を停止する制御を行なう。
【0126】このようにして、プリズム保持枠41は、
沈胴レンズ枠21の収納空間を確保し得る退避位置に配
置されるのと同時に、沈胴レンズ枠21は、当該電子カ
メラ1の外装部材11の内部に向けて沈胴した収納位置
に配置される。そして、本電子カメラ1は、所定の非使
用状態になる。
【0127】以上説明したように上記第1の実施形態に
よれば、反射手段としてプリズム40を用いた折り曲げ
光学系を備えたレンズユニット2を有する電子カメラ1
において、プリズム保持枠41(プリズム40)を反射
位置と退避位置との間において光軸O2に沿う方向へと
移動自在に構成することで、撮影光学系の一部の第1の
レンズ群(対物光学系21a)を保持するレンズ枠(沈
胴レンズ枠21)を使用位置と収納位置との間において
光軸O1に沿う方向に移動自在に構成することができ
る。したがって、これにより電子カメラ1のさらなる薄
型化を図ることが容易にできる。
【0128】プリズム保持枠41の光軸O2に沿う方向
への移動は、撮影光学系の他の一部の第2のレンズ群
(変倍系レンズ群22a・補正系レンズ群23a・固定
レンズ群24a)の移動を案内する駆動軸26及び案内
軸27を用いて案内するように構成している。したがっ
て、これにより部品点数の削減に寄与し、機構の簡素化
及び製造コストの低減化に寄与することができる。
【0129】プリズム保持枠41の一部(係合ピン41
fであって非係合部材)に係合する係合部材44を沈胴
レンズ枠21に取り付けると共に、当該係合部材44に
は、プリズム保持枠41が退避位置へと移動する場合に
おいて、当該プリズム保持枠41の一部(係合ピン41
f)が係合するように構成している。これにより、プリ
ズム保持枠41が退避位置へと移動するときには、沈胴
レンズ枠21が収納位置へと移動することになる。した
がって、より簡単な機構によって沈胴レンズ枠21とプ
リズム保持枠41とを連動させることができ、機構の簡
素化を実現すると共に、部品点数の削減に寄与し、よっ
て製造コストの低減化に寄与することができる。
【0130】プリズム40(プリズム保持枠41)を移
動させるためのアクチュエータ42は、プリズム保持枠
41の所定の位置であって、プリズム40の反射面の裏
面側に近接する所定の位置に固設するようにしたことか
ら、プリズム40の反射面の裏面側の空間を部材配置の
ために有効に利用することができる。これによっても電
子カメラ自体の小型化に寄与することができる。
【0131】なお、上述の第1の実施形態では、沈胴レ
ンズ枠21の収納位置は、当該沈胴レンズ枠21が完全
に外装部材11の内部に収納された状態としているが、
これに限らず、例えば沈胴レンズ枠21の前面側の一部
が外装部材11の前面から若干突出した状態であっても
よい。
【0132】つまり、沈胴レンズ枠21の収納位置は、
その使用位置にあるときに比べて沈胴した状態となって
おり、外装部材11の前面からの沈胴レンズ枠21の突
出量が使用位置にあるときよりも収納位置にあるときの
方が少ない状態となっていればよい。
【0133】また、上述の第1の実施形態においては、
折り曲げ光学系の一部を構成する反射部材としてプリズ
ム40を用いるようにしているが、反射部材としてはこ
れに限らず、例えば反射鏡を用いて構成することもでき
る。
【0134】次に示す本発明の第2の実施形態は、折り
曲げ光学系の一部を構成する反射部材として反射鏡を用
いた例である。以下に、この第2の実施形態について説
明する。
【0135】図7は、本発明の第2の実施形態の電子カ
メラにおけるレンズユニットの一部を示す要部拡大斜視
図であって、本レンズユニットが非使用状態にある場合
を図示している。なお、図7は、第1の実施形態におけ
る図6に相当する図である。
【0136】上述したように、本実施形態の電子カメラ
におけるレンズユニット2Aは、上述の第1の実施形態
で用いられていた反射部材であるプリズム40に代え
て、反射鏡50を利用するようにした点が異なる。
【0137】本実施形態における反射部材としての反射
鏡50は、反射鏡保持枠41Aによって保持されてい
る。この反射鏡保持枠41Aは、上述の第1の実施形態
におけるプリズム保持枠41と略同様に反射鏡保持枠4
1A自身を摺動自在に支持する支持腕部41b・41d
を有する基端部41Aaと、反射鏡50を保持する保持
部41eとによって形成されている。
【0138】保持部41eは、対向する一対の壁状部材
からなり、この保持部41eに挟まれる空間に反射鏡5
0が所定の角度となるように配設されている。そして、
反射鏡50が光軸O1上の所定の位置、即ち反射位置に
配置されたときに、光軸O1に直交する面であって対物
光学系21aを透過した光束が入射する側の面と、光軸
O2に直交する面であって反射鏡50によって反射され
た光束が出射する側の面は、光束が通過し得るように開
放された状態になっている。
【0139】そして、この保持部41eに挟持されるよ
うにして保持される反射鏡50の反射面は、当該反射鏡
50が所定の反射位置に配置された場合における光軸O
1及び光軸O2のそれぞれに対して角度略45度の傾斜
角を有するように配置されている。
【0140】基端部41Aaの一方の支持腕部41bは
駆動軸26によって、また他方の支持腕部41dは案内
軸27によって、上述の第1の実施形態と同様にそれぞ
れが摺動自在に支持されている。これによって反射鏡保
持枠41Aは、光軸O2に沿う方向にのみ摺動自在とな
っている。
【0141】また、基端部41Aaの一方の支持腕部4
1bの先端部には、断面が略L字形状からなり、基台2
5上の対応する位置に設けられる枠位置検知部材43の
検知部43a・43bに作用する切片41cが一体に形
成されていることは、上述の第1の実施形態のプリズム
保持枠41と同様である。その他の構成は、上述の第1
の実施形態と全く同様である。また、本実施形態の電子
カメラにおけるレンズユニット2Aの作用も、上述の第
1の実施形態と全く同様である。
【0142】したがって、本実施形態によれば、被写体
からの光束を折り曲げる折り曲げ光学系における反射部
材として反射鏡50を利用しても、上述の第1の実施形
態と全く同様の効果を得ることができる。
【0143】また、工作精度が要求されると同時に部品
として高価となりがちなプリズムに代えて、同じ機能を
有する反射部材として反射鏡50を利用するようにした
ので、より製造コストの低減化に寄与することができ
る。
【0144】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、プリ
ズム等の反射手段を用いてなる折り曲げ光学系を採用し
たレンズユニットを備える電子カメラにおいて、さらな
る薄型化を実現し得る機構を備えた電子カメラを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の電子カメラの前面側
の外観を示す斜視図。
【図2】図1の電子カメラの背面側の外観を示す斜視
図。
【図3】図1の電子カメラの主な内部構成部材を概略的
に示す透視図。
【図4】図1の電子カメラが使用状態にある場合におけ
るレンズユニットを取り出して示す斜視図。
【図5】図1の電子カメラにおけるレンズユニットの一
部であって、主に反射部材(プリズム)とその駆動機構
及びレンズ枠とその沈胴駆動機構を構成する部材近傍の
部位を拡大して示す要部拡大分解斜視図。
【図6】図1の電子カメラが非使用状態にある場合にお
けるレンズユニットの一部を示し、当該レンズユニット
を組み立てた際の状態を拡大して示す要部拡大斜視図。
【図7】本発明の第2の実施形態の電子カメラが非使用
状態にある場合におけるレンズユニットの一部を拡大し
て示す要部拡大斜視図。
【符号の説明】
1……電子カメラ 2・2A……撮影レンズユニット 11……外装部材 18……電源操作部材 21……沈胴レンズ枠 21a……対物光学系 21b……支持腕部(プリズム保持枠) 21c……支持腕部(プリズム保持枠) 21e……レンズ保持部 21f……係合ピン(連結部) 25a……軸支持部 25b……軸支持部 26……駆動軸 27……案内軸 28……撮像基板(撮像素子) 28a……コネクタ部 28b……フレキシブルプリント基板 32……アクチュエータ 33……案内支軸 36……弾性部材 40……プリズム 40a……裏面 41・41A……プリズム保持枠 42……アクチュエータ 43……枠位置検知部材 43a・43b……検知部 44……係合部材 44b……ガイドスリット 45……ラック 50……反射鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H101 BB07 DD62 5C022 AA13 AC03 AC31 AC42 AC54 AC69 AC74 AC77 5C024 AX01 BX01 DX04 EX04 EX42 EX47 GY00 HX46

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光軸に沿って被写体側から入射
    する光束を取り込むレンズ群と、 上記レンズ群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐
    体内部に向けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光
    軸に沿う方向に移動自在に設けられるレンズ枠と、 上記レンズ群を透過した光束を上記第1の光軸に対して
    交差する第2の光軸に沿う方向へと折り曲げるプリズム
    と、 上記プリズムによって折り曲げられた光束を受光する撮
    像素子と、 を備え、 上記プリズムは、上記レンズ群を透過した光束を上記撮
    像素子の側へと導く反射位置と、上記収納位置における
    上記レンズ枠の収納空間を確保する退避位置との間を移
    動自在に構成されていることを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 上記プリズムは、上記第2の光軸に沿
    う方向であって上記撮像素子が配置されている側に向け
    て退避するように構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 上記第2の光軸上に設けられ、上記反
    射位置に配置された上記プリズムからの光束を上記撮像
    素子の受光面上に結像させる第2のレンズ群と、 上記第2のレンズ群の上記第2の光軸に沿う方向への移
    動を案内する案内軸と、 を備え、 上記案内軸は、上記プリズムの移動をも案内するように
    構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電子
    カメラ。
  4. 【請求項4】 上記レンズ枠は、上記プリズムの反射
    位置への移動に応じて使用位置へと移動し、上記プリズ
    ムの退避位置への移動に応じて収納位置へと移動するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1・2・3
    のいずれか一つに記載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 上記プリズムを支持するプリズム枠
    を、さらに備え、 上記レンズ枠には、上記プリズム枠の一部に係合する係
    合部材が設けられ、 上記プリズムの退避位置への移動に際して上記プリズム
    枠の一部が上記レンズ枠の上記係合部材に係合して上記
    レンズ枠が収納位置へと移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 上記プリズムを移動させるためのアク
    チュエータを、さらに備え、 上記アクチュエータは、上記プリズム枠に固定され、上
    記プリズムの反射面の裏面側に近接する位置に配置され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 電源の開閉操作を行なうための電源操
    作手段を、さらに備え、上記プリズムは、上記電源操作
    手段による開操作に応じて反射位置へと移動し、上記電
    源操作手段による閉操作に応じて退避位置へと移動する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1・2・
    3・4・5・6のうちのいずれか一つに記載の電子カメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 第1の光軸に沿って被写体側から入射
    する光束を取り込むレンズ群と、 上記レンズ群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐
    体内部に向けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光
    軸に沿う方向に移動自在に設けられるレンズ枠と、 上記レンズ群を透過した光束を上記第1の光軸に対して
    交差する第2の光軸に沿う方向へと折り曲げるプリズム
    と、 上記第2の光軸上に設けられ、上記反射位置に配置され
    た上記プリズムからの光束を上記撮像素子の受光面上に
    結像させる第2のレンズ群と、 上記プリズムによって折り曲げられた光束を受光する撮
    像素子と、 を備え、 上記プリズムは、上記レンズ群を透過した光束を上記撮
    像素子の側へと導く反射位置と、上記収納位置における
    上記レンズ枠の収納空間を確保する退避位置との間を移
    動自在に構成されており、 上記第2レンズ群は、上記プリズムの退避位置への移動
    に先立って、退避位置における上記プリズムに干渉しな
    い位置へと退避移動することを特徴とする電子カメラ。
  9. 【請求項9】 上記第2のレンズ群は、上記電源操作
    手段による閉操作に応じて退避位置における上記プリズ
    ムに干渉しない位置へと退避移動することを特徴とする
    請求項8に記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 第1の光軸に沿って被写体側から入
    射する光束を取り込むレンズ群と、 上記レンズ群を保持し、筐体から突出する使用位置と筐
    体内部に向けて沈胴する収納位置との間を上記第1の光
    軸に沿う方向に移動自在に設けられるレンズ枠と、 上記レンズ群を透過した光束を上記第1の光軸に対して
    交差する第2の光軸に沿う方向へと折り曲げる反射鏡
    と、 上記反射鏡によって折り曲げられた光束を受光する撮像
    素子と、 を備え、 上記反射鏡は、上記レンズ群を透過した光束を上記撮像
    素子の側へと導く反射位置と、上記収納位置における上
    記レンズ枠の収納空間を確保する退避位置との間を移動
    自在に構成されており、 さらに上記反射鏡は、上記第2の光軸に沿う方向であっ
    て上記撮像素子が配置されている側に向けて退避するよ
    うに構成されていることを特徴とする電子カメラ。
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