JP2003167616A - 生産計画作成システム、生産計画作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

生産計画作成システム、生産計画作成方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003167616A
JP2003167616A JP2001367729A JP2001367729A JP2003167616A JP 2003167616 A JP2003167616 A JP 2003167616A JP 2001367729 A JP2001367729 A JP 2001367729A JP 2001367729 A JP2001367729 A JP 2001367729A JP 2003167616 A JP2003167616 A JP 2003167616A
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Toshihiro Takami
敏弘 高見
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回収した商品で使用可能な部品と新規部品の
数を容易に求めることができ、生産計画を容易に作成で
き生産にかかる部品コストを低減すること。 【解決手段】 再使用判定装置602は、回収する商品
500を構成する部品A,B,Cの各再使用判定基準と
して商品の情報をICチップ601から読み取るICチ
ップ読取装置603、外観検査装置604、機能検査装
置605、各再使用判定基準を格納する再使用判定基準
データベース301、再使用判定演算装置606を有す
る。再使用判定演算装置606は、商品の使用状況デー
タベース504の使用状況と、商品の部品構成データベ
ースから構成する部品を得て、各検査装置604,60
5の検査結果を再使用判定基準と比較し再使用できるか
判断する。生産時には、商品500の総部品数と再使用
できる部品の数から、新規に用意する新規部品数が算出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リサイクルをお
こなう、より詳しくは、市場から回収された商品から再
使用可能な部品のみを抜き取り、新規部品と組み合わせ
て再度商品として製造する生産計画作成システム、生産
計画作成方法、およびその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家電品、OA機器などの商品は、
未だ十分使用できる程度の商品であるにもかかわらず、
新品と交換され廃棄処分されることがある。また、商品
全体の機能としては要求する機能を満たしていなくて
も、部品毎にみると使用可能な部品があるにもかかわら
ず、商品全体を廃棄処分されることが多い。
【0003】こうした動きに対して、近年、国際的に地
球環境保護の要請が高まり、商品を回収し再利用する動
きが高まっている。回収した商品は、分解・洗浄し、再
利用可能な部品は、新規な部品とともに商品に組み込む
リサイクル生産が多くなってきている。このようなリサ
イクル生産では、従来の新規部品のみによる生産方式と
違い、回収商品、回収部品に関する情報の取扱いが重要
となってくる。
【0004】このような商品のリサイクルに関連した文
献としては、商品ライフサイクル計画支援装置(たとえ
ば特開平11−288427号公報)や、ライフサイク
ル管理方法(たとえば特開2000−48066号公
報)などがある。これらの技術は、商品を生産、出荷し
て、廃棄、あるいはリサイクルするまでの全ての流れを
管理し、リサイクル、廃棄の場合の処理を効率化しよう
とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ライフサイクル管理に関する技術では、回収品のライフ
サイクル情報のみを管理するものであるため、新規部品
との関連付けがなく、回収部品を新規部品と組み合わせ
てリサイクル生産する場合の生産計画作成に必要な情報
を提供する機能を有していないという問題があった。
【0006】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、回収した商品で使用可能な部品と新
規部品の数を容易に求めることができ、生産計画を容易
に作成でき、生産にかかる部品コストの低減が図れる生
産計画作成システム、生産計画作成方法、およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにその
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかる生産計画
作成システムは、市場で使用された商品を回収し、回収
された商品を構成する部品と、新規に用意した部品を組
み合わせて、再度同じ商品を組み立てるリサイクル工程
の生産計画を作成する生産計画作成システムであって、
前記リサイクル工程の全体生産計画を作成する生産計画
管理手段と、前記全体生産計画の内容を保持する生産計
画データベースと、前記全体生産計画に必要な総部品数
を求める総部品数算出手段と、前記回収された商品を構
成する部品から再度使用できる部品を抽出するととも
に、その再使用できる部品の種類と数を抽出する再使用
部品算出手段と、前記総部品数算出手段で得られた総部
品数と、前記再使用部品算出手段で得られた再使用でき
る部品の数から、新規に用意する新規部品数を算出する
新規部品数算出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、再使用でき
る部品数と新規に用意する部品数に基づき、リサイクル
工程の生産に必要な最小部品数を求めることができ、新
規に用意する部品に無駄が無く適切に部品調達ができ、
生産にかかるコストの低減化を図ることができる。
【0009】また、請求項2の発明にかかる生産計画作
成システムは、請求項1に記載の発明において、再使用
できる部品の種類と数を格納する回収部品データベース
と、前記回収部品データベースから再使用できる部品の
種類と数を読み出す読み出し手段とを備え、前記新規部
品数算出手段は、前記総部品数算出手段で得られた総部
品数と、前記再使用可能部品データベースから読み出し
た再使用できる部品の数から、新規に用意する新規部品
数を算出することを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、再使用でき
る部品数が事前にデータベース化して格納されるため、
リサイクル商品の生産時の生産計画の作成を容易化で
き、この生産計画を短時間で効率的に作成できるように
なる。
【0011】また、請求項3の発明にかかる生産計画作
成システムは、請求項1に記載の発明において、前記部
品が使用できるか否かを判断するための再使用の判定基
準データを管理する判定基準データベースと、前記判定
基準データを基に回収された商品を構成する部品の再使
用判定を実行する再使用判定手段とを備え、前記再使用
部品算出手段は、前記再使用判定手段の結果を集計した
値に基づき再使用可能な部品数を抽出することを特徴と
する。
【0012】この請求項3の発明によれば、商品の部品
が再使用できるか否かの判断基準を設定することによっ
て、部品の再使用を容易に判定でき、また、判定基準を
容易に管理できるようになる。
【0013】また、請求項4の発明にかかる生産計画作
成システムは、前記請求項3に記載の発明において、前
記判定基準データベースには、検査基準として部品の外
観のデータが格納され、前記再使用判定手段は、回収さ
れた商品から取り出した部品を前記判定基準データベー
スの部品の外観に基づき判定することを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、再使用可能
か否かを判断する基準として、部品の外観を用いて部品
の外観に基づき部品が再使用可能か否かを正確に判断で
きるようになる。
【0015】また、請求項5の発明にかかる生産計画作
成システムは、前記請求項3に記載の発明において、前
記判定基準データベースには、検査基準として部品の機
能のデータが格納され、前記再使用判定手段は、回収さ
れた商品から取り出した部品を前記判定基準データベー
スの部品の機能に基づき判定することを特徴とする。
【0016】この請求項5の発明によれば、再使用可能
か否かを判断する基準として、部品の機能を用いて部品
の機能に基づき部品が再使用可能か否かを正確に判断で
きるようになる。
【0017】また、請求項6の発明にかかる生産計画作
成システムは、前記請求項1〜5のいずれか一つに記載
の発明において、市場にある商品をネットワークに接続
するネットワーク接続手段と、市場にある前記商品の使
用実績を前記ネットワークを介して取得する使用実績取
得手段と、前記商品の寿命情報を保持する寿命保持手段
と、前記市場実績と、前記寿命情報に基づき回収した商
品の部品の余寿命を算出する余寿命算出手段と、前記算
出された余寿命に基づき回収した部品が再使用可能であ
るか判定する再使用判定手段とを備え、前記再使用部品
算出手段は、前記再使用判定手段の結果を集計した値に
基づき再使用部品数を求めることを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、商品の使用
実績と寿命情報に基づき余寿命を算出でき、部品毎の再
使用判定と再使用部品数を求めることができ、これをネ
ットワークを介して市場にある状態の商品についておこ
なえるようになる。
【0019】また、請求項7の発明にかかる生産計画作
成システムは、前記請求項6に記載の発明において、市
場にある商品に接続され、商品の使用実績を格納保持す
る情報記録媒体と、回収された商品の使用実績を前記情
報記録媒体から読み取る読取手段を備え、前記使用実績
取得手段は、前記読取手段を介して前記情報記録媒体か
ら商品の使用実績を取得することを特徴とする。
【0020】この請求項7の発明によれば、情報記録媒
体に格納された商品の使用実績を用いて商品の使用実績
と寿命情報に基づき余寿命を算出でき、部品毎の再使用
判定と再使用部品数を求めることができ、これを情報記
録媒体を介して市場にある状態の商品についておこなえ
るようになる。
【0021】また、請求項8の発明にかかる生産計画作
成方法は、市場で使用された商品を回収し、回収された
商品を構成する部品と、新規な部品を組み合わせて、再
度同じ商品を組み立てるリサイクル工程の生産計画を作
成する生産計画作成方法であって、前記リサイクル工程
の全体生産計画を作成する生産計画作成工程と、前記作
成された全体生産計画に必要な総部品数を求める総部品
数算出工程と、前記回収された商品を構成する部品から
再度使用できる部品を抽出するとともに、その再使用で
きる部品の種類と数を抽出する再使用部品算出工程と、
前記得られた総部品数と、再使用できる部品の数から、
新規に用意する新規部品数を算出する新規部品数算出工
程と、を含むことを特徴とする。
【0022】この請求項8の発明によれば、再使用でき
る部品数と新規に用意する部品数に基づき、リサイクル
工程の生産に必要な最小部品数を求めることができ、新
規に用意する部品に無駄が無く適切に部品調達ができ、
生産にかかるコストの低減化を図ることができる。
【0023】また、請求項9の発明にかかるコンピュー
タに実行させるプログラムは、前記請求項8に記載され
た方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】この請求項9の発明によれば、請求項8に
記載された方法をコンピュータに実行させることがで
き、コンピュータを用いてリサイクル商品の生産計画作
成を実行でき、容易かつ迅速に作成できるようになる。
【0025】また、請求項10の発明にかかるコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、前記請求項9に記載さ
れたプログラムを記録したことを特徴とする。
【0026】この請求項10の発明によれば、請求項9
に記載されたコンピュータに実行させるプログラムを記
録したことで、そのプログラムを機械読み取り可能とな
り、これによって請求項9の動作をコンピュータによっ
て実行することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる生産計画作成システム、生産計画作成方
法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログ
ラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明
する。
【0028】図1は、本発明の一実施の形態を表す生産
計画作成システムの対象となるリサイクル工程の工程図
である。始めに、回収から再生産・廃棄まで含むリサイ
クル工程全体を用いて本発明の生産計画作成の内容を説
明する。以下に説明する商品とは、テレビ、冷蔵庫など
の家電商品、複写機、パーソナルコンピュータなどの事
務機器などのように、機械部品、電気部品を組み合わせ
てなる商品である。
【0029】市場101で流通している商品は回収(ス
テップS102)された後、商品のまま再度使用できる
場合は、そのまま出荷(ステップS104)されるか、
あるいは洗浄工程、組付け不良部分の再調整などの工程
からなる商品再生工程(ステップS103)を経た後、
出荷(ステップS104)される。
【0030】そのままでは使用できない商品の場合は、
分解工程(ステップS105)を経た後、部品毎の再生
工程(ステップS106)を経て、本体組立工程(ステ
ップS107)へ投入される。ここで投入される再生部
品は、別途、部品メーカ108から受領し、資材(ステ
ップS109)、受入検査工程(ステップS110)を
経て本体組立工程(ステップS107)へ投入される新
規部品と同等な扱いで処理される。こうして組み立てら
れた商品は、出荷工程(ステップS104)を経て、市
場101へ再投入される。
【0031】また、回収工程(ステップS102)で再
使用不可能と判断された商品、および分解工程(ステッ
プS105)で分解され再使用不可能と判定された部品
は、商品/部品処分工程(ステップS111)へ投入さ
れ、廃棄処分、あるいは溶融/粉砕工程などを経て材料
まで還元される。
【0032】図2は、生産計画を管理する生産計画管理
サーバの構成図である。生産計画管理サーバ200に
は、生産すべき商品名、数量、納期を管理する生産計画
を保存する生産計画データベース201、商品数から必
要な部品毎の数量とその納期を算出し、その結果を保存
する部品計画データベース202、後述する回収工程で
取得した再使用可能な部品毎の数量とその状態、たとえ
ば使用可能か、再生中かを記録する再生部品データベー
ス203、新規調達が必要な部品に関する情報、すなわ
ち部品名、数量、取得済みか否かを記録する新規調達部
品データベース204が接続されている。
【0033】図3は、回収工程、分解工程を管理するサ
ーバの構成図である。回収/分解工程管理サーバ300
には、回収時に商品の再使用判定をする基準となる値、
判定方法、さらに分解後の部品の再使用判定をする基準
となる値、判定方法を記録する再使用判定基準データベ
ース301、回収商品の種別、数量、状態が記録される
回収商品データベース302、分解後の部品の種別、数
量、状態が記録される回収部品データベース303が接
続されている。
【0034】ここで説明した再使用判定基準データベー
ス301での判定方法、基準となる値は、外観検査によ
るキズ、歪みの基準、寿命に関する値、あるいは抵抗
値、電圧値など電子部品の場合の特性値などである。ま
た、回収商品データベース302、回収部品データベー
ス303における状態とは、再使用可能、廃棄、再生が
必要などを示す値である。
【0035】図4は、新規部品を調達するための管理サ
ーバの構成図である。部品調達管理サーバ400には、
新規部品調達に関するデータ、すなわち新規調達が必要
な部品の種別、数量、納期が記録されている新規調達部
品データベース401、それらの部品の発注にかかる情
報として、部品の発注先、発注先毎の最大調達可能数、
通常納期日数が記録管理されている発注管理データベー
ス402、新規調達部品の受入検査をするための、基準
となる値、判定方法を管理する受入検査基準データベー
ス403が接続されている。
【0036】上記図2乃至図4で説明した各サーバは、
ネットワークで接続されており、相互に情報の送受信が
可能である。生産計画管理サーバ200の生産計画デ
ータベース201と回収/分解工程管理サーバ300の
回収商品データベース302、生産計画管理サーバ2
00の再生部品データベース203と回収/分解工程管
理サーバ300の回収部品データベース303、生産
計画管理サーバ200の新規調達部品データベース20
4と部品調達管理サーバ400の新規調達部品データベ
ース401、がそれぞれ一部のデータをデータ送受信に
よって共有している。
【0037】つぎに、回収/分解工程管理サーバ300
で実行される、市場での使用実績を用いた商品/部品の
余寿命の算出処理内容を説明する。図5は、市場に存在
する商品の使用実績を、公衆回線を通じて取得する例で
ある。
【0038】市場に存在する商品500の使用状況は、
ネットワークインターフェイス(502)によって公衆
回線501を介して保守管理サーバ503で取得する。
この保守管理サーバ503は、使用状況を記録する使用
状況データベース504を保持している。
【0039】保守管理サーバ503は、公衆回線501
を通じて、市場の商品500の使用実績を取得する。あ
るいは、市場の商品500自体が、使用実績、故障情報
などを送信する構成としてもよく、保守管理サーバ50
3は常時受信できる状態になっている。
【0040】商品500の回収後、回収/分解工程管理
サーバ300は、回収/分解工程(図1のステップS1
02,S105)において、市場における情報を使用状
況データベース504から取得し、再使用判定に利用す
る。
【0041】つぎに、図6は、回収/分解工程管理サー
バ300の詳細な構成図である。商品500には、商品
識別情報を格納することができる情報記録媒体としての
ICチップ601が搭載されている。上述したように、
商品500の市場101での使用状況は、使用状況デー
タベース504に格納されている。また、商品500を
構成する各部品(部品A,B,C,…)の情報は、商品
部品構成データベース607に格納されている。なお、
大容量のICチップ601を搭載した商品では、ICチ
ップ601に市場101での使用実績を格納することが
でき、上記の使用状況データベース504に格納された
情報と同等なものを格納することができる。
【0042】回収/分解工程管理サーバ300の一機能
である再使用判定装置602は、再使用判定基準を格納
する上記データベース301を複数(301−1〜30
1−n)備える。また、ICチップ601に格納されて
いる商品識別情報を読み取るICチップ読取装置603
と、回収した商品500、および商品500を構成する
部品の外観を検査する外観検査装置604と、回収した
商品500、および商品500を構成する部品の機能を
検査する機能検査装置605と、再使用判定をおこなう
再使用判定演算装置606を備えてなる。
【0043】再使用判定演算装置606は、使用状況デ
ータベース504の使用実績、商品部品構成データベー
ス607の部品情報と、前記抽出した部品の情報(商品
識別情報、外観検査情報、機能検査情報)に基づき、再
使用判定基準データベース301(301−1〜301
−n)から対応する再使用判定結果を抽出する。
【0044】つぎに、再使用判定演算装置606におい
て実行される再使用判定の手順について説明する。
【0045】まず、ICチップ読取装置603によっ
て、商品500の識別情報をICチップ601から取得
し、その情報をもとに市場101での使用状況を使用状
況データベース504から取得する。つぎに、得られた
商品500の使用状況と、再使用判定基準データベース
301(301−1〜301−n)から取得した再使用
判定基準を比較する。
【0046】また、部品の外観を検査する外観検査装
置604によって取得した外観検査情報と、再使用判定
基準データベース301(301−1〜301−n)か
ら取得した再使用判定基準を比較する。
【0047】さらに、部品の機能を検査する機能検査
装置605によって取得した機能検査情報と、再使用判
定基準データベース301(301−1〜301−n)
から取得した再使用判定基準を比較する。以上の各比較
結果に基づき、再使用の判定をおこなう。
【0048】つぎに、前記再使用判定の手順の具体的処
理内容を説明する。ここでは、ICチップ読取装置6
03によって取得した商品500の識別情報をもとに取
得した市場101での使用状況と、再使用判定基準デー
タベース301(301−1〜301−n)から取得し
た再使用判定基準を比較することで再使用の判定をおこ
なう内容について説明する。また、再使用判定基準が部
品寿命である場合とする。
【0049】図7は部品寿命の判定内容を示す概要図で
ある。図中横軸方向は、時間を示す。再使用判定基準と
なる部品寿命の算出方法としては、設計時のシミュレ
ーションによる算出、対象部品を抜き取り信頼性試験
をおこない算出、することなどができる。
【0050】対象部品の寿命をtBとする。また、部品
の品質保証期間t1は、部品の寿命tBに安全率α(1
以下の値)を掛けた値(t1=α×tB)とする。
【0051】商品500を構成する部品が市場での使用
期間t2で回収された場合、tBまでの時間(tB−t
2)が、品質保証期間t1より大きいか小さいかで再使
用可能か否かを判定する。図示の例では、回収部品Aに
ついては、(t1<tB−t2)であり、再使用可能と
判定される。回収部品Bについては、(t1>tB−t
2)であり、再使用不可と判定される。
【0052】図8は、生産する商品数を管理する生産計
画から、必要な部品数を算出するための生産計画作成の
処理内容を示すフローチャートである。まず、生産計画
管理サーバ200の生産計画データベース201から生
産計画情報を取得し(ステップS801)、回収工程
(図1のステップS102)で回収された商品500の
まま再使用可能なものの数をもとに組み立てする商品の
数を修正する。
【0053】つぎに、分解工程(ステップS105)で
分解された部品で再使用可能な部品数(再利用部品数)
を取得する(ステップS802)。そして、ステップS
801で算出された生産数から必要な部品数と、ステッ
プS802で取得された再使用可能な部品数とから新規
調達が必要な部品数を算出する(ステップS803)。
【0054】つぎに、ステップS803で求めた新規調
達部品数が調達可能な値であるかどうかを判断する(ス
テップS804)。この結果、調達可能であれば(ステ
ップS804:Yes)、生産計画を確定し(ステップ
S805)、調達不可であれば(ステップS804:N
o)、生産計画の見直しをおこない(ステップS80
6)、以上の結果を生産計画サーバへ送信する(ステッ
プS807)。
【0055】図9は、回収工程、分解工程での処理内容
を示すフローチャートである。この図を用いて、各工程
で商品、部品に対して実施される作業、およびそれに伴
い各データベースを更新する処理内容を説明する。
【0056】まず、市場から商品500が回収される
(ステップS901)。つぎに、商品のまま再使用可能
か否か判断する(ステップS902)。商品のまま再使
用可能であれば(ステップS902:Yes)、生産計
画データベース201の該当する製品に対する数量を修
正(製品再使用可能数を更新)し(ステップS90
3)、終了する。一方、商品のままでは再使用できない
のであれば(ステップS902:No)、部品あるいは
複数の部品からなるユニットまで分解する(ステップS
904)。
【0057】つぎに、ステップS904で分解した部品
にかかる情報、ユニットにかかる情報を取得する(ステ
ップS905)。そして、ステップS904で分解した
部品、ユニットが再使用可能か否か判断する(ステップ
S906)。この結果、再使用可能であれば(ステップ
S906:Yes)、再生部品データベース203の該
当する製品に対する数量を修正(部品・ユニット再使用
可能数を更新)する(ステップS907)。
【0058】ステップS907の処理後、およびステッ
プS906の結果再使用できないときには(ステップS
906:No)、ステップS908に移行する。ステッ
プS908では、再使用判定すべきつぎの部品、ユニッ
トがあるか判断し、あれば(ステップS908:Ye
s)、ステップS905に復帰して同様の処理を繰り返
す。なければ(ステップS908:No)、終了する。
【0059】つぎに、具体的な例を挙げて、生産計画作
成、商品数、部品数の設定について説明する。たとえ
ば、図10に示す部品構成の商品500(商品A、B)
についての生産計画について説明する。
【0060】商品Aは、ユニットU1、U2、U3から
構成され、さらに各ユニットは部品P1〜P5から構成
される。商品Bは、ユニットU4、U3から構成され、
さらに各ユニットは部品P1、P5,P6、P7から構
成される。このなかで部品P1は、ユニットU1、U
2、U4の共通部品である。また、ユニットU3は、商
品A、Bの共通部品であり、いずれも部品P5のみで構
成されている。したがって、これら共通部品P1、共通
ユニットU3は、回収前の商品とは異なる商品への組込
みも可能である。
【0061】図11は、生産計画作成の処理内容を示す
工程図である。最初に、(a)生産計画が作成される。
商品Aが数量100、商品Bが数量20であるとする。
つぎに、回収工程に回収された商品を上記処理によって
再使用判定し、現状の商品500のまま再使用できるも
のの数を求めた結果が、(b)回収品データ商品毎再使
用可能数である。回収された商品Aで2個が再使用可能
であるため、新規に生産する商品Aの数は、100−2
=98となる。その結果が、(c)修正後生産計画であ
る。これをもとに、必要なユニット数、部品数を求め
る。この際、図10の部品構成に基づき、(d)必要ユ
ニット数、(e)必要部品数が求められる。
【0062】つぎに、回収工程/分解工程を経て、部品
の状態になった商品A、商品Bを構成する部品で再使用
可能なものの数が、(f)回収品データ(部品毎再使用
可能数)となる。そして、この回収品データを、(e)
必要部品数から差し引きした値が、(g)修正後必要部
品数、すなわち新規調達が必要な部品数となる。
【0063】図12は、以上説明した本発明のシステム
構成を示すブロック図である。同図は、上記実施の形態
で説明した生産計画作成方法によるソフトウエアを実行
するマイクロプロセッサなどから構築されるハードウエ
アを示すものである。
【0064】同図において、生産計画作成システム12
00は、CPU1201、ROM1202、RAM12
03がバス1204を介して接続されてなる。バス12
04には、ハードディスク1205、キーボード120
6、およびCD−ROMなどのドライブ装置1207、
表示装置1208、インターフェイス1209を含んで
構成されている。
【0065】また、汎用のコンピュータ処理装置を用い
て、CD−ROMなどの読み取り可能な記録媒体121
0に、上記説明した生産計画作成方法によるソフトウエ
アを実行するプログラムを記憶させて、ドライブ装置1
207によって読み取り可能に構成できる。この場合、
インターフェイス1209を介して、図示しない外部装
置から制御信号が入力され、キーボード1206の操作
による指令、または自動的に処理が開始される。
【0066】そして、CPU1201は、該当するプロ
グラムにしたがって記録媒体1210に記憶された上記
の生産計画作成方法に伴う処理を実行し、結果をRAM
1203、ハードディスク1205などの記録装置に格
納し、必要に応じて表示装置1208などに出力する。
【0067】このように、本実施の形態で説明した生産
計画作成方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパ
ーソナルコンピュータやワークステーションなどのコン
ピュータで実行することによって実現することができ
る。このプログラムは、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO、DVDな
どのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録さ
れ、コンピュータによって記録媒体から読み出されるこ
とによって実行される。またこのプログラムは、上記記
録媒体を介して、インターネットなどのネットワークを
介して配布することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、市場で使用された商品を回収し、回収さ
れた商品を構成する部品と、新規に用意した部品を組み
合わせて、再度同じ商品を組み立てるリサイクル工程の
生産計画を作成する生産計画作成システムであって、前
記リサイクル工程の全体生産計画を作成する生産計画管
理手段と、前記全体生産計画の内容を保持する生産計画
データベースと、前記全体生産計画に必要な総部品数を
求める総部品数算出手段と、前記回収された商品を構成
する部品から再度使用できる部品を抽出するとともに、
その再使用できる部品の種類と数を抽出する再使用部品
算出手段と、前記総部品数算出手段で得られた総部品数
と、前記再使用部品算出手段で得られた再使用できる部
品の数から、新規に用意する新規部品数を算出する新規
部品数算出手段とを備えたので、再使用できる部品数と
新規に用意する部品数に基づき、リサイクル工程の生産
に必要な最小部品数を求めることができ、新規に用意す
る部品に無駄が無く適切に部品調達ができ、生産にかか
るコストの低減化が図れるという効果を奏する。
【0069】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、再使用できる部品の種類
と数を格納する回収部品データベースと、前記回収部品
データベースから再使用できる部品の種類と数を読み出
す読み出し手段とを備え、前記新規部品数算出手段は、
前記総部品数算出手段で得られた総部品数と、前記再使
用可能部品データベースから読み出した再使用できる部
品の数から、新規に用意する新規部品数を算出するの
で、再使用できる部品数が事前にデータベース化して格
納されるため、リサイクル商品の生産時の生産計画の作
成を容易化でき、この生産計画を短時間で効率的に作成
できるという効果を奏する。
【0070】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記部品が使用できるか
否かを判断するための再使用の判定基準データを管理す
る判定基準データベースと、前記判定基準データを基に
回収された商品を構成する部品の再使用判定を実行する
再使用判定手段とを備え、前記再使用部品算出手段は、
前記再使用判定手段の結果を集計した値に基づき再使用
可能な部品数を抽出するので、商品の部品が再使用でき
るか否かの判断基準を設定することによって、部品の再
使用を容易に判定でき、また、判定基準を容易に管理で
きるという効果を奏する。
【0071】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、前記判定基準データベー
スには、検査基準として部品の外観のデータが格納さ
れ、前記再使用判定手段は、回収された商品から取り出
した部品を前記判定基準データベースの部品の外観に基
づき判定するので、再使用可能か否かを判断する基準と
して、部品の外観を用いて部品の外観に基づき部品が再
使用可能か否かを正確に判断できるという効果を奏す
る。
【0072】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項3に記載の発明において、前記判定基準データベー
スには、検査基準として部品の機能のデータが格納さ
れ、前記再使用判定手段は、回収された商品から取り出
した部品を前記判定基準データベースの部品の機能に基
づき判定するので、再使用可能か否かを判断する基準と
して、部品の機能を用いて部品の機能に基づき部品が再
使用可能か否かを正確に判断できるという効果を奏す
る。
【0073】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、市場
にある商品をネットワークに接続するネットワーク接続
手段と、市場にある前記商品の使用実績を前記ネットワ
ークを介して取得する使用実績取得手段と、前記商品の
寿命情報を保持する寿命保持手段と、前記市場実績と、
前記寿命情報に基づき回収した商品の部品の余寿命を算
出する余寿命算出手段と、前記算出された余寿命に基づ
き回収した部品が再使用可能であるか判定する再使用判
定手段とを備え、前記再使用部品算出手段は、前記再使
用判定手段の結果を集計した値に基づき再使用部品数を
求めるので、商品の使用実績と寿命情報に基づき余寿命
を算出でき、部品毎の再使用判定と再使用部品数を求め
ることができ、これをネットワークを介して市場にある
状態の商品についておこなえるという効果を奏する。
【0074】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項6に記載の発明において、市場にある商品に接続さ
れ、商品の使用実績を格納保持する情報記録媒体と、回
収された商品の使用実績を前記情報記録媒体から読み取
る読取手段を備え、前記使用実績取得手段は、前記読取
手段を介して前記情報記録媒体から商品の使用実績を取
得するので、情報記録媒体に格納された商品の使用実績
を用いて商品の使用実績と寿命情報に基づき余寿命を算
出でき、部品毎の再使用判定と再使用部品数を求めるこ
とができ、これを情報記録媒体を介して市場にある状態
の商品についておこなえるという効果を奏する。
【0075】また、請求項8に記載の発明によれば、市
場で使用された商品を回収し、回収された商品を構成す
る部品と、新規な部品を組み合わせて、再度同じ商品を
組み立てるリサイクル工程の生産計画を作成する生産計
画作成方法であって、前記リサイクル工程の全体生産計
画を作成する生産計画作成工程と、前記作成された全体
生産計画に必要な総部品数を求める総部品数算出工程
と、前記回収された商品を構成する部品から再度使用で
きる部品を抽出するとともに、その再使用できる部品の
種類と数を抽出する再使用部品算出工程と、前記得られ
た総部品数と、再使用できる部品の数から、新規に用意
する新規部品数を算出する新規部品数算出工程とからな
るため、再使用できる部品数と新規に用意する部品数に
基づき、リサイクル工程の生産に必要な最小部品数を求
めることができ、新規に用意する部品に無駄が無く適切
に部品調達ができ、生産にかかるコストの低減化が図れ
るという効果を奏する。
【0076】また、請求項9に記載の発明によれば、請
求項8に記載された方法をコンピュータに実行させるの
で、コンピュータを用いてリサイクル商品の生産計画作
成を実行でき、容易かつ迅速に作成できるという効果を
奏する。
【0077】また、請求項10に記載の発明によれば、
前記請求項9に記載されたプログラムを記録したので、
そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによっ
て請求項9の動作をコンピュータによって実行できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる生産計画作成
システムが適用されるリサイクル工程を示す工程図であ
る。
【図2】生産計画作成システムに設けられる生産計画を
管理する生産計画管理サーバの構成図である。
【図3】生産計画作成システムに設けられる回収工程お
よび分解工程を管理する回収/分解工程管理サーバの構
成図である。
【図4】生産計画作成システムに設けられる新規部品の
調達を管理する新規調達部品管理サーバの構成図であ
る。
【図5】ネットワークを介して市場の商品の使用実績を
取得する構成図である。
【図6】商品の部品の再使用の可否を判定する再使用判
定装置の構成図である。
【図7】部品寿命に基づく部品の再使用判定例を説明す
るためのタイムチャートである。
【図8】生産計画作成の処理内容を示すフローチャート
である。
【図9】生産計画の回収工程、分解工程における処理内
容を示すフローチャートである。
【図10】商品の部品構成例を示す図である。
【図11】生産計画作成の具体例を示す図である。
【図12】生産計画作成システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101 市場 108 部品メーカ 200 生産計画管理サーバ 201 生産計画データベース 202 部品計画データベース 203 再生部品データベース 204 新規調達部品データベース 300 回収/分解工程管理サーバ 301 再使用判定基準データベース 302 回収商品データベース 303 回収部品データベース 400 部品調達管理サーバ 401 新規調達部品データベース 402 発注管理データベース 403 受入検査基準データベース 500 商品 501 公衆回線 502 ネットワークインターフェイス 503 保守管理サーバ 504 使用状況データベース 601 ICチップ 602 再使用判定装置 603 ICチップ読取装置 604 外観検査装置 605 機能検査装置 606 再使用判定演算装置 607 商品部品構成データベース 1200 生産計画作成システム 1201 CPU 1202 ROM 1203 RAM 1205 ハードディスク 1206 キーボード 1207 ドライブ装置 1208 表示装置 1209 インターフェイス 1210 記録媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 市場で使用された商品を回収し、回収さ
    れた商品を構成する部品と、新規に用意した部品を組み
    合わせて、再度同じ商品を組み立てるリサイクル工程の
    生産計画を作成する生産計画作成システムであって、 前記リサイクル工程の全体生産計画を作成する生産計画
    管理手段と、 前記全体生産計画の内容を保持する生産計画データベー
    スと、 前記全体生産計画に必要な総部品数を求める総部品数算
    出手段と、 前記回収された商品を構成する部品から再度使用できる
    部品を抽出するとともに、その再使用できる部品の種類
    と数を抽出する再使用部品算出手段と、 前記総部品数算出手段で得られた総部品数と、前記再使
    用部品算出手段で得られた再使用できる部品の数から、
    新規に用意する新規部品数を算出する新規部品数算出手
    段と、 を備えたことを特徴とする生産計画作成システム。
  2. 【請求項2】 再使用できる部品の種類と数を格納する
    回収部品データベースと、 前記回収部品データベースから再使用できる部品の種類
    と数を読み出す読み出し手段と、 を備え、 前記新規部品数算出手段は、前記総部品数算出手段で得
    られた総部品数と、前記再使用可能部品データベースか
    ら読み出した再使用できる部品の数から、新規に用意す
    る新規部品数を算出することを特徴とする請求項1に記
    載の生産計画作成システム。
  3. 【請求項3】 前記部品が使用できるか否かを判断する
    ための再使用の判定基準データを管理する判定基準デー
    タベースと、 前記判定基準データを基に回収された商品を構成する部
    品の再使用判定を実行する再使用判定手段と、 を備え、 前記再使用部品算出手段は、前記再使用判定手段の結果
    を集計した値に基づき再使用可能な部品数を抽出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の生産計画作成システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記判定基準データベースには、検査基
    準として部品の外観のデータが格納され、 前記再使用判定手段は、回収された商品から取り出した
    部品を前記判定基準データベースの部品の外観に基づき
    判定することを特徴とする請求項3に記載の生産計画作
    成システム。
  5. 【請求項5】 前記判定基準データベースには、検査基
    準として部品の機能のデータが格納され、 前記再使用判定手段は、回収された商品から取り出した
    部品を前記判定基準データベースの部品の機能に基づき
    判定することを特徴とする請求項3に記載の生産計画作
    成システム。
  6. 【請求項6】 市場にある商品をネットワークに接続す
    るネットワーク接続手段と、 市場にある前記商品の使用実績を前記ネットワークを介
    して取得する使用実績取得手段と、 前記商品の寿命情報を保持する寿命保持手段と、 前記市場実績と、前記寿命情報に基づき回収した商品の
    部品の余寿命を算出する余寿命算出手段と、 前記算出された余寿命に基づき回収した部品が再使用可
    能であるか判定する再使用判定手段と、 を備え、 前記再使用部品算出手段は、前記再使用判定手段の結果
    を集計した値に基づき再使用部品数を求めることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の生産計画作
    成システム。
  7. 【請求項7】 市場にある商品に接続され、商品の使用
    実績を格納保持する情報記録媒体と、 回収された商品の使用実績を前記情報記録媒体から読み
    取る読取手段と、 を備え、 前記使用実績取得手段は、前記読取手段を介して前記情
    報記録媒体から商品の使用実績を取得することを特徴と
    する請求項6に記載の生産計画作成システム。
  8. 【請求項8】 市場で使用された商品を回収し、回収さ
    れた商品を構成する部品と、新規な部品を組み合わせ
    て、再度同じ商品を組み立てるリサイクル工程の生産計
    画を作成する生産計画作成方法であって、 前記リサイクル工程の全体生産計画を作成する生産計画
    作成工程と、 前記作成された全体生産計画に必要な総部品数を求める
    総部品数算出工程と、 前記回収された商品を構成する部品から再度使用できる
    部品を抽出するとともに、その再使用できる部品の種類
    と数を抽出する再使用部品算出工程と、 前記得られた総部品数と、再使用できる部品の数から、
    新規に用意する新規部品数を算出する新規部品数算出工
    程と、 を含むことを特徴とする生産計画作成方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項8に記載された方法をコンピ
    ュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載されたプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179222A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 生産管理システム及び生産管理方法
JP2010052881A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Tanken Seal Seiko Co Ltd メカニカルシール予備部品在庫管理システム

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JP2007179222A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Fuji Xerox Co Ltd 生産管理システム及び生産管理方法
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