JP2003167508A - 飛行訓練データ収集装置及び飛行訓練データ収集・評価装置 - Google Patents

飛行訓練データ収集装置及び飛行訓練データ収集・評価装置

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JP2003167508A JP2001367122A JP2001367122A JP2003167508A JP 2003167508 A JP2003167508 A JP 2003167508A JP 2001367122 A JP2001367122 A JP 2001367122A JP 2001367122 A JP2001367122 A JP 2001367122A JP 2003167508 A JP2003167508 A JP 2003167508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機や移動体の機体の改修を伴わない飛行
訓練データ収集装置及び飛行訓練データ収集・評価装置
を提供する。 【解決手段】 衛星からの信号に基づく飛行位置検出装
置11と、飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の
操作時刻を読み取る時刻読取装置12と、飛行位置検出
装置からの位置情報と時刻読取装置からの操作時刻情報
とを蓄積する記憶装置13とを、航空機の搭乗者が着用
するヘルメット1に一体化した飛行訓練データ収集装置
と、記憶装置に蓄積されたデータを解析して航空機の航
跡データを生成する処理装置2と、該処理装置による解
析結果により得られる航跡データに基づいて航空機の航
跡を表示する表示装置3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飛行訓練データ収集
装置及び飛行訓練データ収集・評価装置に関し、より詳
細には戦闘機等の飛行訓練の後の訓練内容の解析に有用
な飛行訓練データ収集・評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飛行訓練の評価においては、必要な航跡
を記録するためにGlobal PositioningSystem(GPS)が
使用されているが、データ欠落あるいは衛星からの電波
を受信できないとき、航跡表示の内容に欠落あるいは間
違いが生じる。
【0003】GPS装置を新規に航空機の機体に搭載しよ
うとすると機体改修となり、費用がかさむ。
【0004】GPSの位置データだけでは、機体の姿勢が
分からず、ジャイロや加速度装置などの補助装置が必要
となり、装置が複雑となる。
【0005】空中では、ミサイルやガン、電子戦機器
(レーダ)を実際に使用するには、多くの制限があり、
訓練においては十分に実施できない。
【0006】このような様々な制限の中で飛行訓練をす
るための従来技術は、以下の通りである。
【0007】航空機搭載型のGPS装置はあるが、新規にG
PS装置を航空機に搭載するには、機体の改修が必要で高
価になる。また、民間機には、ヴォイスレコーダが搭載
されているが、戦闘機にはそれはなく、事故時の記録
は、地上でのレーダ補足およびパイロットの記憶にたよ
るしかない。
【0008】GPSで収集した位置情報をもとに、航跡を
表示する装置は従来から存在する。航跡は、正確には4
個の衛星からの電波を受信することにより決定される
が、従来の装置では航跡の決定が何個の衛星から電波を
受信して決定されたかが不明である。
【0009】航空機の機体の姿勢を求めるために、ジャ
イロや加速度センサを従来は使用しているので、装置が
複雑である。
【0010】ミサイルやガンの発射訓練は、写真やビデ
オで状況を記録するが、従来は発射時の機体の位置関係
のみで評価しているので、発射方向が不明であり、訓練
の評価を十分に行うことができない。
【0011】電子戦機器(例えばレーダ、レーダ妨害装
置、レーダ警戒装置等)の使用訓練については、従来技
術は存在しない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】飛行演習訓練の後の従
来の飛行訓練評価には以下の課題がある。 (1)飛行訓練データ収集に伴う困難さ GPS装置を新規に機体に搭載しようとすると機体改修と
なり、費用及び期間かかる。したがって、航空機の機体
の改修を伴わない飛行訓練データ収集手段が必要であ
る。 (2)飛行位置未確定個所の用意な把握 GPSを用いた位置データ収集装置であっても、4つ以上
の衛星からの電波を連続して補足できないと、飛行位置
が未確定となる。航跡表示した際、飛行位置未確定個所
がわからないと、評価者が誤った判断をする可能性があ
る。したがって、飛行位置未確定個所を容易に把握でき
る手段が必要である。 (3)飛行位置情報欠落時の問題 衛星からの電波を連続して受信できない場合、位置情報
が欠落し航跡が表示できず、訓練評価が行えない場合が
ある。したがって、欠落した位置情報を補う手段が必要
である。 (4)機体の姿勢が不明である GPSを用いた位置データからでは、機体の姿勢がわから
ない。したがって航跡上の任意の位置での機体の姿勢が
わかる手段が必要である。 (5)ミサイルやガンの発射が不可能 上空で、ミサイルやガンを実際に発射する訓練は、通常
時には行うことができない。したがってミサイルやガン
等の武器の代替物を模擬的に発射する手段が必要であ
る。 (6)電子戦機器(レーダ、レーダ妨害装置、レーダ警
戒装置)の使用が不可能 上空で、電子戦機器を実際に使用して電波の放射あるい
は発射をする訓練は、通常時には行うことができない。
したがった電子戦機器の代替物を模擬的に発射する手段
が必要である。 (7)ミサイル、ガン、あるいは電子戦機器の使用タイ
ミングの把握が困難である。
【0013】上空で、ミサイル、ガン、あるいは電子戦
機器を実際に使用することは通常時にはできないので、
使用タイミングのみを記録しているが、飛行航跡中のど
のタイミングでの使用が最適であるかを把握しづらい。
したがって、飛行航跡中で武器を使用する最適タイミン
グを把握できる手段が必要である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の第1の態様により、衛星からの信号に基
づく航空機の位置検出装置と、飛行中の模擬的武器及び
模擬的電子戦機器の操作時刻を読み取る時刻読取装置
と、これらの装置から出力される操作時刻情報とを蓄積
する記憶装置とを、航空機の搭乗者が着用するヘルメッ
トに一体化した飛行訓練データ収集装置が提供される。
【0015】ヘルメット一体型のデータ収集装置を提供
することにより、航空機の機体の改修を伴わずに飛行訓
練データを収集可能になり、飛行訓練データ収集のため
の費用が少なくて済み、且つ飛行訓練データ収集に要す
る期間が短くて済む。
【0016】本発明の第2の態様により、第1の態様に
よる飛行訓練データ収集装置と、記憶装置に蓄積された
データを解析して航空機の航跡データを生成する処理装
置と、その処理装置による解析結果により得られる航跡
データに基づいて航空機の航跡を表示する表示装置を備
えた飛行訓練データ収集・評価装置が提供される。
【0017】この第2の態様によれば、訓練中に事故が
発生して乗員が航空機から脱出した場合や訓練後に、ヘ
ルメットを持ち帰るのみで飛行訓練データを容易に解析
し航空機の航跡を表示することが可能になる。
【0018】本発明の第3の態様により、上記第2の態
様において、処理装置は、飛行位置未確定箇所を、幾何
学的補間又は飛翔特性に基づいて補間位置情報を生成
し、これにより飛行未確定箇所を補間航跡により補間
し、補間航跡の色または線種を、飛行位置確定箇所の航
跡の色又は線種と異なるものに変更して表示装置に表示
させる手段を備える。
【0019】4個以上のGPS衛星からの電波を連続し
て、受信できなかった場合は、飛行位置が未確定になる
が、この第3の態様によれば、航跡表示をした際に、飛
行位置未確定個所を受信衛星の数に応じてその色又は線
種を変更することにより、飛行位置未確定個所とそのと
きの受信衛星数とを、表示された航跡から容易に把握で
きる。また、位置情報が欠落した部分を補間処理をし
て、その補間部分の色又は線種を変更して表示すること
により、表示された航跡から補間部分を容易に把握でき
る。
【0020】本発明の第4の態様によれば、上記第2又
は第3の態様において、処理装置は、位置情報と飛翔特
性に基づいて航空機の基準面に対する傾きを検出し、そ
の傾きに基づいて航跡又は補間航路上での航空機の姿勢
も表示装置に表示させるようにした。
【0021】これにより、表示画面から航跡上の各位置
における機体の姿勢を容易の把握できる。
【0022】本発明の第5の態様によれば、上記第2か
ら第4の態様のいずれかにおいて、処理装置は、表示装
置に表示された航路又は補間航跡上の任意の位置に、任
意のタイミングで模擬的に使用される電子戦機器の電波
覆域、及び航空機から模擬的に射出される武器及び電波
妨害装置の飛翔データを重ねて表示させる手段を備えて
いる。
【0023】これにより、地上で電子戦機器、武器及び
電波妨害装置を模擬的に使用してその影響を観測するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の実施の形態による飛行訓練
データ収集・評価装置の構成を示すブロック図である。
図において、1は航空機の搭乗者が着用するヘルメッ
ト、2はヘルメットに搭載されている飛行訓練データ収
集装置から得られたデータを解析して航空機の航跡デー
タを生成する処理装置、3は処理装置2による解析結果
により得られる航跡データに基づいて航空機の航跡を表
示する表示装置である。
【0026】ヘルメット1には、複数の衛星からの信号
に基づいて航空機の位置を検出する位置検出装置11
と、飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の操作時
刻を読み取る時刻読取装置12と、これらの装置11及
び12から出力される位置情報及び操作時刻情報を蓄積
する記憶装置13とを備えている。
【0027】時刻読取装置12には、複数の操作ボタン
121、122、…12nが設けられている。これらの
操作ボタンには模擬ミサイルや模擬ガン等の模擬的な武
器の操作ボタンと、射程範囲内かどうかの判定に使用さ
れる電子戦機器(レーダ、レーダ妨害装置、レーダ警戒
装置)操作ボタンと、航空機から模擬的に射出される模
擬電波妨害装置の操作ボタンとが含まれる。
【0028】ヘルメット1を上記のように構成すること
により、航空機に改修を加えることなく飛行訓練データ
を収集することが可能になる。
【0029】また、飛行訓練中に事故が発生して乗員が
航空機から脱出した場合でも、ヘルメット1を着用した
まま脱出すれば、そのヘルメット1内の記憶装置13に
記憶されているデータを後に解析することにより、事故
の前の航空機の状態を把握することができる。
【0030】なお、位置検出装置11、時刻読取装置1
2、及び記憶装置13はヘルメット1に一体化しなくて
も、飛行訓練後や事故後に回収可能な物体に一体化でき
ればどのような形態であってもよい。
【0031】図2は記憶装置13に記憶されるデータの
フォーマットの一例を示す図である。図示の場合は、所
定時間間隔毎に位置検出装置11により検出された位置
情報(緯度、経度及び高度)と時刻読取装置12により
読み取られた時刻と、何個の衛星からの電波で位置情報
が決定されたかを示す衛星数と、その時刻に操作された
操作ボタンの種別とが記憶される。
【0032】上記の構成により、飛行訓練中に事故が発
生して乗員が航空機から脱出した場合や飛行訓練後に、
ヘルメット1を持ち帰るのみで、処理装置2により飛行
訓練データを解析し、表示装置3により航空機の航跡を
表示することが可能になる。
【0033】図3は図1に示した飛行訓練データ収集・
評価装置のシステム構成を視覚的に分かりやすく描いた
構成図である。図において、4個の衛星30〜33から
の電波を航空機35〜37がそれぞれ受信する。各航空
機の搭乗者はヘルメット1を着用している。ヘルメット
1に含まれている記憶装置13(図1)内の情報は、飛
行訓練終了後又は事故により搭乗者38が航空機から脱
出後に処理装置2に入力される。処理装置2は通常のパ
ーソナル・コンピュータでよい。処理装置2の操車者は
キーボード39を操作することにより表示装置3に各航
空機の軌跡を表示させることができる。
【0034】図4は表示装置3に表示された航空機の航
跡と航空機から放射される模擬電子戦機器の覆域の表示
例を示す図である。図示例では、要撃航空機41の航跡
(実線)42と目標航空機43の航跡(点線)44とが
描かれている。さらに、要撃航空機41の航跡上の所望
の位置で電子戦機器を使用した場合のレーダの覆域45
と、目標航空機43の航跡44上の所望の位置で模擬的
な電子戦機器を使用した場合のレーダの覆域46とが示
されている。さらに、航空機41及び43の姿勢も表示
される。レーダの覆域45の範囲内の方向にある目標航
空機を撃墜させることが可能な確率は高い。電子戦機器
としてはレーダの他に、レーダ妨害装置、レーダ警戒装
置等がある。レーダ妨害装置やレーダ警戒装置から放射
される電波の覆域も表示可能である。
【0035】図5は図4に示した要撃機とその航跡、目
標機とその航跡及び要撃機から放射された模擬電子戦機
器の電波覆域を上空からみた場合の表示平面図である。
図において、横軸は東西線、縦軸は南北線を表してお
り、スケールはメートル、フィート、マイル等のいずれ
かである。横軸が左右、縦軸が上下を表してもよい。
【0036】このように、航跡上の任意の位置で模擬的
に電子線機器を使用した場合のレーダ覆域を表示するこ
とにより、航跡上のどの位置で電子線機器を使用するの
が目標機を撃墜するために最適であったか、を知ること
ができる。
【0037】さらに、表示された航空機の航跡上の任意
の位置で模擬ミサイルや模擬ガン等の模擬武器を使用し
たとするとその模擬武器の航跡はどうなるかを航空機の
航跡上に重ねて表示可能になる。
【0038】図示はしていないが、模擬ミサイルや模擬
ガン等の模擬的な武器やレーダによる追跡を撹乱させる
ための模擬的な電波妨害物体を航跡上の任意の位置で任
意のタイミングで使用した場合のそれらの模擬的な武器
や電波妨害物体の飛翔軌跡も画面上に表示することがで
きる。
【0039】これらの模擬的な武器や模擬的な電波妨害
物体は図1における時刻読取装置12に取り付けられて
いる操作ボタン121〜12nに対応している。飛行中
に搭乗者が操作ボタン121〜12nを押下した場合
は、その操作ボタンの種別及び押下タイミングも記憶装
置13に記憶されており、画面上に航跡を表示する際に
それらの操作ボタンが押下されたことを示すシンボル4
6(図5参照)を表示するようにすることもできる。そ
して、そのシンボルをマウスでクリックすると操作内容
が表示されたり、その操作の際の音声やビデオを再生す
ることもできる。
【0040】図6は上記シンボル表示をする処理を説明
するフローチャートである。図において、ステップS6
1にて記憶装置13から1時刻分のデータを読み込む。
次いでステップS62にて、読み込んだデータ中に飛行
訓練データがあるかを判定する。なければ、シンボル表
示も航跡表示を行う事も無く処理を終了する。ステップ
S62で飛行訓練データが存在すればステップS63に
て操作ボタンを押下したタイミングを示すタイミングデ
ータが読み込んだデータ中に存在するかを判定する。タ
イミングデータが存在すればステップS64にてシンボ
ル表示をした後にステップS65にて航跡表示をし、ス
テップS63の判定でタイミングデータが存在しなけれ
ばシンボル表示をすることなくステップS65にて航跡
表示をし、ステップS61に戻って次の1時刻分の飛行
訓練データを読み込み、上記の動作を繰り返す。
【0041】図4及び図5に示した航空機の航跡には、
実際には飛行位置が未確定な部分が存在することがあ
る。このような飛行位置未確定な状態が発生する原因
は、例えば航空機に設けられているアンテナが航空機の
姿勢によって4つの衛星の全てからの電波を受信できな
くなる場合である。航空機の正確な位置は4個の衛星か
らの電波をその航空機が受信したときに定まり、受信衛
星が3個以下の場合は飛行位置が未確定となる。このよ
うな飛行位置未確定な場合でも飛行位置は計算されるの
で、航跡は表示されるが実際には未確定な航跡である。
【0042】なお、本発明は、航空機の訓練システムに
限定されるものではなく、自動二輪車や自動車等、地上
を走行する移動体の乗員が上記と同様のヘルメットを着
用することにより、犯罪者の追跡の訓練や実際の追跡の
後の追跡動作の解析等にも適用可能である。地上を走行
する移動体の位置は、3個の衛星からの電波の受信によ
り確定し、2個以下であれば位置が未確定である。
【0043】図7は本発明の実施の形態により、上記の
ように飛行位置又は地上を走行する移動体の位置が未確
定の場合の航跡を色分けして表示する方法を説明するフ
ローチャートである。
【0044】図7において、ステップS71にて受信衛
星数が4個以上かどうかを判定し、4個以上であれば飛
行位置は確定しているのでステップS72にて第1の色
(例えば黒)で航跡を表示し、受信衛星が4個より少な
ければステップS73にて受信衛星数が3個で且つ処理
装置2が処理しようとしているデータは車両用データか
どうかを判定する。この2つの条件が満たされれば、車
両の位置が確定しているので、ステップS74にてステ
ップS72と同様の第1の色で軌跡を表示する。
【0045】ステップS73の判定でNOであればステ
ップS75にて受信衛星数が3個で且つ処理装置2が処
理しようとしているデータは航空機のデータかどうかを
判定する。この判定結果がYESであればステップS7
6にて第1の色とは異なる第2の色で航跡を表示する。
判定結果がNOであれば、ステップS77にて受信衛星
数が1以上で2以下かを判定する。この判定結果がYE
SであればステップS78にて第3番目の色で表示し、
NOであればステップS79で第4の色で表示する。
【0046】さらに、航跡を表示する際に、飛行位置が
欠落する場合もある。これは、背面飛行時等の高起動時
にGPSデータが欠落することにより発生する。このよ
うに、GPSデータが欠落した場合や、上記のように飛
行位置が未確定になった場合に、本発明の実施の形態に
より、欠落部分や未確定部分を周知のスプライン補間法
やベジェ曲線による補間法等の幾何学的な補間や飛翔計
算による補間により補間し、補間部位の色又は線種を変
更して表示する。飛翔計算による補間とは、飛行時の慣
性を考慮し、且つ、幾何学的な補間を用いて、現時点位
置データから、次の位置データを追尾するように飛翔計
算させることにより、各点間の値を補間する方法であ
り、その一例は「日本航空宇宙学会誌」第38巻第44
0号(1990年9月)に掲載された論文「与えられた
経路のための飛行制御系」(馬場順昭、宮本盛慈 著)
に記載されている。図8において、一点鎖線で示した航
跡81〜86及び太線87〜89が上記補間航跡であ
る。 (付記1)衛星からの信号を所定時間間隔で受信して航
空機の飛行位置を検出する飛行位置検出装置と、前記航
空機の飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の操作
時刻を読み取る時刻読取装置と、前記飛行位置検出装置
から出力される位置情報と前記時刻読取装置から出力さ
れる操作時刻情報とを蓄積する記憶装置とを、前記航空
機の搭乗者が着用するヘルメットに一体化した飛行訓練
データ収集装置。(1) (付記2)衛星からの信号を所定時間間隔で受信して航
空機の飛行位置を検出する飛行位置検出装置と、前記航
空機の飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の操作
時刻を読み取る時刻読取装置と、前記飛行位置検出装置
から出力される位置情報と前記時刻読取装置から出力さ
れる操作時刻情報とを蓄積する記憶装置とを、前記航空
機の搭乗者が着用するヘルメットに一体化した飛行訓練
データ収集装置と、前記記憶装置に蓄積されたデータを
解析して前記航空機の航跡データを生成する処理装置
と、該処理装置による解析結果により得られる航跡デー
タに基づいて前記航空機の航跡を表示する表示装置を備
えた飛行訓練データ収集・評価装置。(2) (付記3)衛星からの信号を所定時間間隔で受信して航
空機の飛行位置を検出する飛行位置検出装置と、前記航
空機の飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の操作
時刻を読み取る時刻読取装置と、前記飛行位置検出装置
から出力される位置情報と前記時刻読取装置から出力さ
れる操作時刻情報とを蓄積する記憶装置とを、前記航空
機の飛行訓練後又は事故後に回収可能な物体に一体化し
た飛行訓練データ収集装置と、前記記憶装置に蓄積され
たデータを解析して前記航空機の航跡データを生成する
処理装置と、該処理装置による解析結果により得られる
航跡データに基づいて前記航空機の航跡を表示する表示
装置を備えた飛行訓練データ収集・評価装置。 (付記4)前記処理装置は、前記飛行位置検出装置によ
る飛行位置が検出できなかった飛行位置未確定箇所を、
幾何学的補間及び飛翔特性にもとづく補間の少なくとも
一方を用いて補間位置情報を生成し、該補間位置情報に
基づいて前記飛行未確定箇所を補間航跡により補間し、
前記補間航跡の色または線種を、選択信号に応じて、飛
行位置確定箇所の航跡の色又は線種と異なるものに変更
して前記表示装置に表示させる手段を備えることを特徴
とする付記2又は3記載の飛行訓練データ収集・評価装
置。(3) (付記5)前記処理装置は、前記位置情報と前記飛翔特
性に基づいて前記航空機の基準面に対する傾きを検出
し、前記傾きに基づいて前記航跡及び補間航路の少なく
とも一方の上での前記航空機の姿勢も前記表示装置に表
示させることを特徴とする付記2から4のいずれかに記
載の飛行訓練データ収集.評価装置。(4) (付記6)前記処理装置は、前記表示装置に表示された
前記飛行位置確定箇所の航路及び補間航跡の少なくとも
一方の上の任意の位置に、任意のタイミングで模擬的に
使用される電子戦機器の電波覆域、及び前記航空機から
模擬的に射出される武器及び電波妨害装置の飛翔データ
を重ねて表示させる手段を備えていることを特徴とする
付記5記載の飛行訓練データ収集・評価装置。(5) (付記7) 前記処理装置は、前記表示装置に表示され
た前記飛行位置確定箇所の航路及び補間航跡の少なくと
も一方の上に、飛行中に使用された模擬的な武器及び模
擬的な電子戦機器の操作をシンボル表示し、そのシンボ
ルを選択すると操作内容が表示または再生されるように
したことを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載
の飛行訓練データ収集・評価装置。 (付記8)衛星からの信号を所定時間間隔で受信して移
動体の位置を検出する移動体位置検出装置と、前記移動
体の移動中の各種装置の操作時刻を読み取る時刻読取装
置と、前記移動体位置検出装置から出力される位置情報
と前記時刻読取装置から出力される操作時刻情報とを蓄
積する記憶装置とを、前記移動体の搭乗者が着用するヘ
ルメットに一体化した移動体データ収集装置。 (付記9)衛星からの信号を所定時間間隔で受信して移
動体の位置を検出する移動体位置検出装置と、前記移動
体の移動中の各種装置の操作時刻を読み取る時刻読取装
置と、前記移動体位置検出装置から出力される位置情報
と前記時刻読取装置から出力される操作時刻情報とを蓄
積する記憶装置とを、前記移動体から回収可能な物体に
一体化した移動体データ収集装置。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により以下の事項が可能になるので、飛行訓練や地上の
移動体の移動状態の解析を機体の改修をすることなく容
易に行うことができるという効果が得られる。 (1)飛行訓練データ収集が容易になる。 (2)飛行位置未確定個所の容易な把握が可能になる。 (3)飛行位置欠落部の補間表示が可能になる。 (4)航跡上に航空機の機体の姿勢を表示できる。 (5)模擬ミサイルや模擬ガン等の模擬武器の航跡を表
示できる。 (6)模擬電子戦機器から放射される模擬電波の放射状
況や航跡を表示できる。 (7)模擬ミサイルや模擬ガン等の模擬武器の使用タイ
ミングを表示可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による飛行訓練データ収集
・評価装置の構成を示すブロック図である。
【図2】記憶装置13に記憶されるデータのフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図3】図1に示した飛行訓練データ収集・評価装置の
システム構成を視覚的に分かりやすく描いた構成図であ
る。
【図4】表示装置3に表示された航空機の航跡と航空機
から放射される模擬電子戦機器(レーダ)の覆域の表示
例を示す図である。
【図5】図4に示した邀撃機とその航跡、目標機とその
航跡及び邀撃機から放射された模擬電子戦機器の電波覆
域を上空からみた場合の表示平面図である。
【図6】本発明の実施の形態によるシンボル表示をする
処理を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態により、上記のように飛行
位置又は地上を走行する移動体の位置が未確定の場合の
航跡を色分けして表示する方法を説明するフローチャー
トである。
【図8】本発明の実施の形態による補間軌跡を色分け又
は線種別に表示した例を示す図である。
【符号の説明】
1…ヘルメット 2…処理装置 3…表示装置 11…位置権装置 12…時刻読取装置 13…記憶装置 30〜33…衛星 35〜37…航空機 38…搭乗者 42、44…航跡 45…模擬電子戦機器の覆域 46…シンボル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 和広 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通特機システム株式会社内 (72)発明者 西村 宗祐 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社富士通ディフェンスシステ ムエンジニアリング内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの信号を所定時間間隔で受信し
    て航空機の飛行位置を検出する飛行位置検出装置と、前
    記航空機の飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の
    操作時刻を読み取る時刻読取装置と、前記飛行位置検出
    装置から出力される位置情報と前記時刻読取装置から出
    力される操作時刻情報とを蓄積する記憶装置とを、前記
    航空機の搭乗者が着用するヘルメットに一体化した飛行
    訓練データ収集装置。
  2. 【請求項2】 衛星からの信号を所定時間間隔で受信し
    て航空機の飛行位置を検出する飛行位置検出装置と、前
    記航空機の飛行中の模擬的武器及び模擬的電子戦機器の
    操作時刻を読み取る時刻読取装置と、前記飛行位置検出
    装置から出力される位置情報と前記時刻読取装置から出
    力される操作時刻情報とを蓄積する記憶装置とを、前記
    航空機の搭乗者が着用するヘルメットに一体化した飛行
    訓練データ収集装置と、前記記憶装置に蓄積されたデー
    タを解析して前記航空機の航跡データを生成する処理装
    置と、該処理装置による解析結果により得られる航跡デ
    ータに基づいて前記航空機の航跡を表示する表示装置を
    備えた飛行訓練データ収集・評価装置。
  3. 【請求項3】 前記処理装置は、前記飛行位置検出装置
    による飛行位置が検出できなかった飛行位置未確定箇所
    を、幾何学的補間及び飛翔特性にもとづく補間の少なく
    とも一方を用いて補間位置情報を生成し、該補間位置情
    報に基づいて前記飛行未確定箇所を補間航跡により補間
    し、前記補間航跡の色または線種を、選択信号に応じ
    て、飛行位置確定箇所の航跡の色又は線種と異なるもの
    に変更して前記表示装置に表示させる手段を備えること
    を特徴とする請求項2記載の飛行訓練データ収集・評価
    装置。
  4. 【請求項4】 前記処理装置は、前記位置情報と前記飛
    翔特性に基づいて前記航空機の基準面に対する傾きを検
    出し、前記傾きに基づいて前記航跡及び補間航路の少な
    くとも一方の上での前記航空機の姿勢も前記表示装置に
    表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の飛
    行訓練データ収集・評価装置。
  5. 【請求項5】 前記処理装置は、前記表示装置に表示さ
    れた前記飛行位置確定箇所の航路及び補間航跡の少なく
    とも一方の上の任意の位置に、任意のタイミングで模擬
    的に使用される電子戦機器の電波覆域、及び前記航空機
    から模擬的に射出される武器及び電波妨害装置の飛翔デ
    ータを重ねて表示させる手段を備えていることを特徴と
    する請求項4記載の飛行訓練データ収集・評価装置。
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