JP2003166649A - コ字状シール - Google Patents

コ字状シール

Info

Publication number
JP2003166649A
JP2003166649A JP2001363135A JP2001363135A JP2003166649A JP 2003166649 A JP2003166649 A JP 2003166649A JP 2001363135 A JP2001363135 A JP 2001363135A JP 2001363135 A JP2001363135 A JP 2001363135A JP 2003166649 A JP2003166649 A JP 2003166649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip portion
shaped seal
pressure
larger
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001363135A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kano
康司 加納
Hideki Hiraki
秀樹 平木
Hiroshi Aoshiba
浩史 青柴
Shoji Hagiwara
祥司 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP2001363135A priority Critical patent/JP2003166649A/ja
Publication of JP2003166649A publication Critical patent/JP2003166649A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、回転軸と共に共回りする
ことを防止し、かつ、少ない工程により量産が容易で、
材料のロスが少なくかつコストが低く、かつ、耐熱性と
シール性に優れたコ字状シールを提供することである。 【解決手段】 凹溝4をもつポリアミド樹脂からなるコ
字状シールであって、前記凹溝4の底部4aの両端のコ
ーナー部12,13の肉厚は、底壁1から先端部に向かった
内外リップ部6,7の肉厚T6 ,T7 よりも大きい。ま
た、外リップ部7の高さは、内リップ部6の高さよりも
大きく設定して、受圧面積は外リップ部7の方が大きく
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コ字状シールに係
り、特に、油、空圧機器、コンプレッサー、半導体機器
などにおいてゴム製シールが使用できないような高温
下、低温下、有機溶剤を含む各種薬品の存在下、又は、
高温蒸気の存在下などの過酷な条件において用いられる
コ字状シールに係り、特に、回転若しくは往復などの摺
動用シールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、空圧機器、コンプレッサー、
半導体機器などにおいて油圧シールとして断面U字状の
シールリングがある。かかるシール材料としては、耐薬
品性、耐熱性、低摩擦性、離型性などに優れているとい
う点から、フッ素樹脂の1種であるポリテトラフルオロ
エチレン(PTFE)が用いられている。
【0003】例えば、PTFEを用いた具体的な材料組
成としては、引張り強さや伸びの低下を少なくしつつ、
耐クリープ性を改善した、PFA変性PTFE、硬銅合
金粉末、ガラス繊維からなるフッ素樹脂系シール材(特
開平9−324091)、耐クリープ性や寸法安定性の
改善を図った、四フッ化エチレン樹脂、反応性のメチロ
ール基を含有するプレポリマーの硬化によりなるフェノ
ール樹脂が配合された四フッ化エチレン樹脂系シール材
(特開平11−80481)が知られている。
【0004】しかし、PTFE自体溶融粘度が高いた
め、射出成形などの溶融加工によって加工することは困
難であり、予備成形、焼成および旋盤およびフライス盤
などの機械による加工といった多くの工程を経なければ
所望のシール製品を製造することができない。即ち、P
TFEをシールリングの材料として用いる場合、製造工
程が多く量産が容易ではなく、また、機械による加工の
ために材料のロスが多くコスト高につながるという問題
がある。
【0005】このため、少ない工程でも量産が容易で、
かつ材料のロスを低減する目的で、断面形状U字状の溝
をもつ溶融フッ素樹脂からなるシールリングであって、
該溝の2つの上端部のうちの少なくとも1つの上端部
に、前記溝の内側に向かって、かつシールリングの円周
方向に沿って張出部が設けられてなるPTFE系シール
リングがある(特開平11−108193)。
【0006】しかしながら、上記のシール形状であって
も、溶融フッ素樹脂自体の特性から溶融粘度が高く、成
形性、寸法安定性が悪く、成形時に腐食性ガスが発生す
るため特殊仕様の成形機が必要であり、また材料コスト
面でも高価な材料であり安価に製造することはできない
という問題が依然あった。
【0007】そこで、本発明者等は、他の材質としてポ
リアミド樹脂に着目して、これについて試作品を作製
し、実験を繰返したが、コンプレッサー用シールとして
は、冷凍機油中の水分を吸う吸水率の高さに問題がある
ことを、発見した。あるいは、シールの断面形状───
特に底壁部の形状や肉厚寸法───によって、割れ(亀
裂)等の問題が発生することを、試行錯誤の後に見出し
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、量産
が容易で材料のロスが少なく、かつ耐熱性に優れたコ字
状シールを提供することを目的とする。かつ、特にコン
プレッサーにも使用可能であって、コ字状シールの底壁
部の割れ(亀裂)が発生し難く、耐久性に優れたシール
を提供することを、他の目的とする。さらに、回転軸シ
ールとして、共回りを防止したシールを提供することを
さらなる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るコ
字状シールは、被装着用凹周溝に装着されて、内リップ
部が回転軸に摺接する、底壁と上記内リップ部と外リッ
プ部とから成るコ字状シールに於て、零受圧時に、該外
リップ部が上記凹周溝の内周面に圧接する圧着力が、上
記回転軸に圧接する上記内リップ部の圧着力よりも、大
きくなるように、上記外リップ部の外径方向への緊迫力
を、内リップ部の内径方向への緊迫力よりも、大に設定
した。また、被装着用凹周溝に装着されて、内リップ部
が回転軸に摺接する、底壁と上記内リップ部と外リップ
部とから成るコ字状シールに於て、受圧時に、該外リッ
プ部が上記凹周溝の内周面に圧接する圧着力が、上記回
転軸に圧接する上記内リップ部の圧着力よりも、大きく
なるように、上記外リップ部の受圧面積を、内リップ部
の受圧面積よりも、大に設定した。また、上記底壁の背
面が上記凹周溝の内端面に密着する平坦面に形成され、
かつ、上記底壁の両端コーナー部の外面角部を各々直角
として、内面・外面に各々上記背面側から所定高さh
3 ,h4 のストレート部を形成し、各ストレート部の終
端から勾配部を形成して、内リップ部と外リップ部が相
互に先端が離れる方向へ傾斜して突設されたコ字状であ
って、上記外面のストレート部の高さh4 が上記内面の
ストレート部の高さh3 よりも大きく設定された。ま
た、外リップ部の肉厚T7 を、内リップ部の肉厚T6
りも大きく設定した。また、底壁と内外リップ部によっ
て形成された凹溝の底部から、外リップ部の先端までの
高さを、内リップ部の先端までの高さよりも、大きく設
定して、外リップ部の受圧面積を、内リップ部の受圧面
積よりも、大に設定した。また、底壁の背面から、外リ
ップ部の先端までの高さh2 を、内リップ部の先端まで
の高さh1 よりも、大きく設定して、外リップ部の受圧
面積を、内リップ部の受圧面積よりも、大に設定した。
また、回転軸の外径をD11とし、内面ストレート部の内
径をD16としたとき、0.1mm <(D16−D11)<0.5mm
なる式が成立するように上記外径と内径を設定した。ま
た、底壁の両端コーナー部の肉厚を、内リップ部・外リ
ップ部の肉厚よりも大きく設定した。さらには、勾配部
の傾斜角度α,βを、各々、5°〜20°に設定した。そ
して、材質がポリアミド樹脂である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態に基づき
本発明を詳説する。
【0011】図1は、発明に係るコ字状シールの実施の
一形態を示す断面図、図2はその拡大図、図3は使用状
態説明図である。この図1と図2と図3に於て、このシ
ールSは、断面形状がコの字状を成すように、底壁1
と、該底壁1から略ハの字に延伸状に連設された内リッ
プ部6・外リップ部7と、から成っている。
【0012】さらに具体的に説明すれば、このシールS
は、図3に示すように、ハウジングやケーシングやヘッ
ド等の取付部材8の孔部9に形成した被装着用凹周溝10
に、嵌着(装着)され、内リップ部は回転軸11の外周面
に摺接する。なお、図3に於て、シールSは自由状態を
実線にて示し、凹周溝10と回転軸11は、寸法と相対的位
置関係を示すために2点鎖線にて、図示した。
【0013】そして、内リップ部6と底壁1と外リップ
部7によって、(U谷状の)凹溝4が形成され、この凹
溝4側───図3の上方側───が高圧側(密封流体収
納室側)に、相当する。他方、底壁1の背面1a側──
─図3の下方側───が大気側又は低圧側に相当し、こ
の底壁1の背面1aは、取付部材8の被装着用凹周溝10
の低圧側(大気側)内端面10aに密着しうる形状───
即ち平坦面───に形成されている。
【0014】さらに、この底壁1の内径・外径側の両端
コーナー部12, 13の外面角部は、各々直角である。図2
に示す如く、底壁1の両端コーナー部12, 13の肉厚を各
々、T12,T13とし、かつ、内リップ部6,外リップ部
7の肉厚を各々、T6 ,T7とし、底壁1の肉厚をT1
とすると、T12>T6 ,T12>T7 ,T13>T6 ,T 13
>T7 ,かつ,T1 >T6 ,T1 >T7 のように、設定
する。言い換えると、凹溝4の底部4aに対応する底壁
1の両端コーナー部12, 13の肉厚T12,T13は、底壁1
から凹溝4の開口方向へ延伸状の内リップ部6・外リッ
プ部7の肉厚T 6 ,T7 よりも、大に設定され、補強厚
肉部を備えている。なお、T7 =T6 とした場合を、図
1〜図3では、例示しているが、後述のように、外リッ
プ部7の圧着力(反発力)を小リップ部6の圧着力(反
発力)よりも、大きく設定するために、T7 >T6 とす
るのが望ましい。このように、T7 >T6 とすれば、外
リップ部7の外径方向への緊迫力を簡単に増大でき、共
回りを防止する上で有効である。
【0015】底壁1の肉厚T1 を、内リップ部6・外リ
ップ部7の肉厚T6 ,T7 よりも大に設定したことによ
り、コーナー部12, 13の肉厚T12,T13を十分に大きく
形成可能となり、受圧時に内外リップ部6,7がコーナ
ー部12, 13を中心として───つけ根として───変形
して、割れや亀裂が発生することを、有効に防止でき
る。
【0016】なお、図4に示した他の実施の形態では、
1 =T6 =T7 のように、肉厚を設定している。この
ときも、コーナー部12, 13の肉厚T12,T13を、内外リ
ップ部6,7の肉厚T6 ,T7 よりも、大に設定してい
るのは、図1〜図3と同様である。
【0017】次に、図1〜図3又は図4に於て、前述の
如く、両端コーナー部12, 13の外面角部は、各々直角
(90°)に形成したが、これに伴って、内周面14の低圧
(大気)寄り、及び、外周面15の低圧(大気)寄りに、
軸心L0 と平行なストレート部(平行部)16, 17を各々
形成し、このストレート部(平行部)16, 17の端部(終
点)から、軸心L0 に対して、各々の傾斜角度α,βが
5°〜20°の勾配部18,19を形成して、内リップ部6の
内周面、及び、外リップ部7の外周面を、折曲線状に形
成している。そして、凹溝4の内面に、この勾配部18,
19に各々平行な勾配部21, 22を設けて、前記肉厚T6
7 を略一定に形成している。また、内外リップ部6,
7の受圧側端面(リップ先端面)6a,7aは背面1a
と平行───即ち、軸心L0 と直交平面状───に、形
成されている。
【0018】図2で明らかな如く、内リップ部6の背面
1aからの高さをh1 ,外リップ部7の背面1aからの
高さをh2 ,ストレート部16, 17の各々の背面1aから
の高さ(長さ寸法)をh3 ,h4 とすると、h2 >h
1 ,かつ,h4 >h3 > 1/3h 1 のように設定する。ま
た、ストレート部16の内径をD16とし、回転軸11の外径
をD11とすると、 0.1mm<(D16−D11)< 0.5mmに設
定し、図3に示した隙間23へシールSの(内)コーナー
部12の変形(かみ込み)を防止する。
【0019】h2 >h1 とすること───即ち、凹溝4
の底部4aから、外リップ部7の先端までの高さを、底
部4aから内リップ部6の先端までの高さよりも、大き
く設定すること───により、外リップ部7の(凹溝4
側)受圧面積を、内リップ部6の(凹溝4側の)受圧面
積よりも、大きくして、(図3に示した)凹周溝10の内
周面10bへの外リップ部7の圧着力(圧接力)を、回転
軸11の外周面への内リップ部6の圧着力(圧接力)より
も、大きくなるように設定し、もって、回転軸11の回転
に伴ってシールSが共回りする問題を、有効に防止して
いる。
【0020】しかも、h3 <h4 とすることにより、外
リップ部7の外径方向への弾発力を増加させて、一層、
上記の共回りする問題を、防止している。この際、(図
示省略したが)T7 >T6 とすれば、さらに外リップ部
7の外径方向への弾発力を増加させて共回りする問題
を、一層防止できる効果が期待できる。
【0021】上述の5°≦α≦20°、かつ、5°≦β≦
20°のように設定した理由は、下限値未満では、満足す
る張り代(しめ代)が得られず密封性に不安が生じ、逆
に、上限値を越すと、装着時の変形が過大となり、クリ
ープや割れを発生する。
【0022】ところで、底壁1の両端コーナー部12, 13
の肉厚T12,T13は、内外リップ部6,7の肉厚T6
7 のいずれかよりも、大きいことは、既に述べたが、
12,T13はT6 ,T7 の 1.1倍〜2倍に設定され、好
ましくは、 1.3倍〜2倍に設定する。
【0023】ところで、そのような形状・寸法をした本
発明に係るシールSの材質としては、ポリアミド樹脂を
用いる。これによって、コ字状シールを射出成形などに
て溶融加工することができる。即ち、従来のPTFE材
からなるコ字状シールでは、材料コスト、及び製造容易
性の点からコ字状シールの溝の底部の両端コーナー部の
肉厚は、溝底部から先端部に向かったリップ部の肉厚は
同じであった。従来のコ字状シールに対して本発明に使
用するポリアミド樹脂をそのまま適用する(図6参照)
と、加圧時にコ字状シールの底壁の両端コーナー部が図
7の点線のように変形して割れる場合があるため、本発
明では、図1〜図4で詳述した構成にて、防止できた。
【0024】例えば、本発明のシールSでは、底壁1の
背面1aが平坦面(平面状)であるので、取付部材8の
凹周溝10の(軸心L0 と直交方向の)内端面10aに、密
に当接して、内外リップ部6,7のように大きく変形せ
ず、これによって、シール性能,耐久性を向上させるこ
とができる。また、コーナー部12, 13の外面角部が直角
であることによって、凹周溝10の隅部に合致し、効果的
なシール性,耐久性を得ることができる。
【0025】本発明において用いることのできるポリア
ミド樹脂は、射出成形などの溶融加工が可能な融点を有
しており、好ましくは 250℃〜 350℃の融点を有してい
る。特に好ましいのは、融点が 300℃〜 315℃のもので
ある。
【0026】かかるポリアミド樹脂としては、公知のも
のが使用でき、例えば、本発明におけるポリアミド樹脂
とは、分子中に酸アミド結合(−CONH−)を有する
ものであり、具体的には、ε−カプロラクタム、6−ア
ミノカプロン酸、ω−エナントラクタム、7−アミノヘ
プタン酸、11−アミノウンデカン酸、9−アミノノナン
酸、α−ピロリドン、α−ピペリドンなどから得られる
重合体または共重合体:ヘキサメチレンジアミン、ノナ
メチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、メタキシリレンジアミンなどのジア
ミンとテレフタル酸、イソフタル酸、アジピン酸、セバ
シン酸などのジカルボン酸とを重縮合して得られる重合
体または共重合体もしくはこれらのブレンド物等を例示
することができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0027】ポリアミド樹脂の例には、ポリヘキサメチ
レンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンア
ゼラミド(ナイロン69)、ポリヘキサメチレンセバサミ
ド(ナイロン610 )、及びポリヘキサメチレンドデカノ
アミド(ナイロン612 )、ポリービスー(p−アミノシ
クロヘキシル)メタンドデカノアミド、ポリテトラメチ
レンアジパミド(ナイロン46)またはラクタムの環開裂
により生じるポリアミド;即ちポリカプロラクタム(ナ
イロン6)、及びポリラウリルラクタムが含まれる。ま
た上記の重合体を製造する際に使用される少なくとも2
種のアミンまたは酸の重合により製造されるポリアミ
ド、例えばアジピン酸、セバシン酸、及びヘキサメチレ
ンジアミンから製造される重合体を用いることができ
る。ナイロン66及びナイロン6の配合物の如きポリアミ
ドの配合物にはナイロン66/6の如き共重合体が含まれ
る。
【0028】特に好ましいポリアミド樹脂は、ジカルボ
ン酸成分の60〜 100モル%がテレフタル酸であるジカル
ボン酸成分と、ジアミン成分の60〜 100モル%が 1,9−
ノナンジアミンであるジアミン成分とからなり、濃硫酸
中30℃で測定した〔n〕が 0.4〜 3.0dl/gであるポリ
アミド樹脂である。用いられるジカルボン酸成分のう
ち、テレフタル酸成分が60モル%以上であり、好ましく
は75モル%以上、より好ましくは90モル%以上である。
テレフタル酸成分が60モル%未満の場合には、得られる
ポリアミドの耐熱性、耐薬品性、耐磨耗性などの諸物性
が低下する傾向にある。
【0029】テレフタル酸成分以外の他のジカルボン酸
成分としては、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、2−メチルアジピン酸、
トリメチルアジピン酸、ピメリン酸、 2,2−ジメチルグ
ルタル酸、 3,3−ジエチルコハク酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、スベリン酸などの脂肪族ジカルボン酸; 1,3
−シクロペンタンジカルボン酸、 1,4−シクロヘキサン
ジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸;イソフタル
酸、 2,6−ナフタレンジカルボン酸、 2,7−ナフタレン
ジカルボン酸、 1,4−ナフタレンジカルボン酸、 1,4−
フェニレンジオキシジ酢酸、 1,3−フェニレンジオキシ
ジ酢酸、ジフェン酸、ジ安息香酸、4,4'−オキシジ安息
香酸、ジフェニルメタン−4,4'−ジカルボン酸、ジフェ
ニルスルホン−4,4'−ジカルボン酸、4,4'−ビフェニル
ジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、あるいはこれ
らの任意の混合物を挙げることができる。これらのうち
芳香族ジカルボン酸が好ましく使用される。さらに、ト
リメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸などの多
価カルボン酸を溶融成形が可能な範囲内で用いることも
できる。
【0030】本発明のポリアミド樹脂に用いられるジア
ミン成分としては、 1,9−ノナンジアミン成分が60モル
%以上であり、好ましくは75モル%以上、より好ましく
は90モル%以上である。ジアミン成分の組成がこの範囲
であれば、得られるポリアミドの耐熱性、成形性、耐薬
品性、低吸水性、軽量性、力学特性、摺動特性のいずれ
にも優れるので好ましい。
【0031】さらに詳しく説明すれば、融点が 300℃〜
315℃のノナンジアミン−テレフタル酸共重合体から成
るポリアミド樹脂が特に望ましく、株式会社クラレから
“PA9T”として販売されており、公称融点は約 308
℃である。この“PA9T”が望ましい理由は、以下の
通りである。 コンプレッサ用として本発明シールSを用いた場
合、吸水率が低く、コンプレッサ内への水分混入を防止
できる。 耐熱性に優れている。つまり、融点が 300℃〜 315
℃と高く、荷重変形温度(4.6kgf/cm2 )は 263℃であ
る。従って、シールSとして、高温時の変形が小さく、
内外リップ部6,7のシール面の緊迫幅を保つことがで
きる。 強靱性に優れている。つまり、アイゾット衝撃強度
が 7.9kg・cm/cmと大きく、これにより凹周溝10への装
着時や、圧力変動による(圧力)衝撃等で割れることが
防止できる。 寸法安定性に優れている。即ち、吸水率が低いた
め、吸水による寸法変化が小さく、また、加熱時の寸法
変化が小さい(熱膨張率が低い)ため、シール面での内
外リップ部6,7のつぶし代が安定しており、均一なシ
ール面圧が得られ、シール性が向上する。 耐油・耐薬品性に優れている。さらに、長期間、高
温で冷媒や冷凍機油等と接触しても、劣化し難い。
【0032】1,9−ノナンジアミン成分以外の他のジア
ミン成分としては、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、 1,4−ブタンジアミン、 1,6−ヘキサンジアミ
ン、 1,8−オクタンジアミン、1,10−デカンジアミン、
1,12−ドデカンジアミン、3−メチル− 1,5−ペンタン
ジアミン、 2,2,4−トリメチル− 1,6−ヘキサンジアミ
ン、 2,4,4−トリメチル− 1,6−ヘキサンジアミン、2
−メチル 1,8−オクタンジアミン、5−メチル− 1,9−
ノナンジアミンなどの脂肪族ジアミン;シクロヘキサン
ジアミン、メチルシクロヘキサンジアミン、イソホロン
ジアミンなどの脂環式ジアミン;p−フェニレンジアミ
ン、m−フェニレンジアミン、キシレンジアミン、4,4'
−ジアミノジフェニルメタン、4,4'−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4,4'−ジアミノジフェニルエーテルなどの
芳香族ジアミン、あるいはこれらの任意の混合物を挙げ
ることができる。なかでも2−メチル− 1,8−オクタン
ジアミンが好ましい。
【0033】本発明のポリアミド樹脂は、好ましくはそ
の分子鎖の末端基の10%以上、より好ましくは40%以
上、さらに好ましくは70%以上が、モノカルボン酸やモ
ノアミンなど、ポリアミド末端のアミノ基またはカルボ
キシル基と反応性を有する単官能性の化合物である末端
封止剤により封止されていることが望ましい。末端封止
を行うことによって、溶融安定性、耐熱水性などの性能
がさらに優れた成形材料を得ることができる。
【0034】なお、本発明で使用するポリアミド樹脂に
は、本発明の目的を損なわない程度に公知の配合材、例
えばガラス繊維、グラファイト等の補強材、潤滑剤、酸
化防止剤、加工助剤等を添加してもよい。
【0035】本発明におけるコ字状シールは、射出成
形、圧縮成形、押出成形等の公知の方法によって成形す
ればよいが、製造容易な点から射出成形による方法が好
ましい。
【0036】以下に、発明の実施例、比較例について説
明する。ポリアミド樹脂として、ノナンジアミン−テレ
フタル酸共重合体(前述の株式会社クラレ製PA9T)
をノズル温度を 320℃〜 340℃、シリンダー温度を前部
が 290℃〜 330℃、中央部が280℃〜 320℃、後部が 27
0℃〜 310℃とし、金型温度を 100℃〜 140℃とした条
件で射出成型を行い、幅10mm、長さ 100mm、厚さ3mmn
o板材を射出成型し、これから厚さ 2.8mm、直径 6.2mm
の試験片、及び、図1〜図3に示した形状のコ字状シー
ルSを作製した。
【0037】なお、各種の特性試験については以下の方
法により測定した。 (1) 引張強さ ASTM D1457に基づき、引張強さを測定した。 (2) 圧縮強さ(10%ひずみ) ASTM D695に基づき、圧縮強さ(10%ひずみ)
を測定した。 (3) 荷重変形率 ASTM D621に基づき、14Pa×24時間の条
件にて荷重変形率を測定した。 (4) 摩耗係数 上記試験片につき摩耗係数を測定した。なお、摩耗係数
の測定は、相手材としてJIS G5501で定義され
る。FC200を用い、圧力P= 1.5MPa、速度V=
310m/min 、試験時間72時間で冷凍機油潤滑下、
90℃で回転動摩耗試験機にて行った。 (5) 摩耗量 上記 (4)と同条件で、試験片を72時間の摩耗した後の
摩耗量を測定した。
【0038】(6) ベンチ耐久試験 上記作製のコ字状のシールについて、ベンチ耐久試験を
行った。なお、試験条件は、以下の通りである。 試験圧力: 1.5MPa 回転数:5500r.p.m. 使用油:冷凍機油 油温度:90℃ 試験時間:200時間
【0039】次に比較例として、カーボン繊維10重量%
配合のPTFE樹脂組成物についても実施例と同様に試
験片、同一形状・寸法のコ字状シールを作製して試験を
行った。その結果を実施例と共に表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】上記表1から、本発明の実施品(実施例)
は、優れたシール性と耐久性を発揮していることが分か
る。
【0042】次に、図5〜図9に複数の比較例を示す。
これ等の比較例と対比しながら、図1〜図3及び図4に
示した本発明のコ字状シールSの作用効果と利点に関し
て、説明すると、まず、図5〜図9の材質は、本発明の
上述の実施品(実施例)と同じ“PA9T”を用いる
が、図5の比較例では、底壁28の肉厚を内リップ部26と
外リップ部27と同じとし、かつ、両端コーナー部29, 30
の肉厚も同じとした形状である。
【0043】図5の比較例のシールS5 では、凹周溝へ
の装着時及び加圧(受圧)時の変形によって、両端コー
ナー部29, 30に割れ(亀裂)を発生する。これに対し、
本発明の実施品(実施例)では、T12>T6 ,T12>T
7 ,T13>T6 ,T13>T7 (図2参照)としたことに
より、コーナー部12, 13の強度が十分大であって、割れ
(亀裂)は発生しない。
【0044】次に、図6の比較例のシールS6 では、断
面形状が弯曲U字状(丸味のあるカップ形)であり、肉
厚を均一に設定したシールである。この図6の比較例の
ものは、図7に示す如く凹周溝10内へ装着すると、実線
で示した自由状態から1点鎖線の状態───零受圧時─
──となって凹周溝10の内端面10aに底壁31が局部的
(部分的)に接触する。(つまり、図3に示した本発明
の実施例のように内端面10aに全面的に密着しない。)
【0045】この図7の1点鎖線の状態から、圧力が上
昇(受圧時)すると、破線の如く、コーナー部29, 30が
(凹周溝10の形状に合致すべく)大きく変形する。この
ような大きな変形により、(ポリアミド樹脂から成る)
シールS6 は、割れ(亀裂)Zを生ずる(図6参照)。
【0046】これに対し、本発明の実施品(実施例)で
は、底壁1の背面1aが凹周溝10の内端面10aに低圧状
態から密着し、かつ、両端コーナー部12, 13は直角を成
し、凹周溝10の隅部の形状に予め合致しているので、圧
力が上昇(加圧)しても、僅んで、底壁1の変形が発生
せず、図6と図7のシールS6 のような割れ(亀裂)Z
を生じない。
【0047】次に、図8に示した比較例のシールS8
は、図6と図7で説明したシールS6の割れZの発生を
防止するために、肉厚を均等に増加したものであるが、
ポリアミド樹脂製では、剛性が過大となって凹周溝への
装着が至難となるという問題、及び、(仮に装着できた
としても)リップ面圧が高くなり過ぎて、回転軸との摺
動抵抗が過大となるという問題がある。
【0048】これに対し、本発明の実施例では、肉厚の
分布を巧妙に配慮して、凹周溝10への装着も容易であ
り、かつ、内外リップ部6,7の面圧も適当な値とする
ことができ、回転軸11との摺動抵抗も小さいという利点
がある。
【0049】次に、図9の比較例に示すようなシールS
9 では、内外シールリップ部33, 34の形状が中間で最大
肉厚となるように、中間山部35, 36が凹溝37と反対側
に、各々形成されている。また、凹溝37を形成する内面
38, 39も軸心と平行である。このような形状とすると、
射出成形の金型が複雑化し、かつ、成形品の取出しも難
しくなって、成形性が悪いという問題がある。
【0050】これに対して、本発明の実施例では、成形
性にも優れ、安価に大量生産も実現できるという利点が
ある。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、上述の構成により、次
のような効果を奏する。 (請求項1によれば、)低圧でのシールSの共回りを防
止できると共に、中圧〜高圧時にも、基本的に、外リッ
プ部7の凹周溝10の内周面10bへの圧着力を増加させる
ことによって、シールSの共回りを有効に防止できる。 (請求項2によれば、)受圧(加圧)状態でのシールS
の共回りを確実に防止できて、凹溝10の内周面10bとの
摺動による異常摩耗を防止できる。
【0052】(請求項3によれば、)h4 >h3 とする
ことによって、外リップ部7の外径方向への緊迫力を十
分増大できて、シールSの共回りを防止できる有効な手
段となる。また、底壁1が内端面10aに常に安定姿勢で
接触して、低圧〜高圧の圧力変動時にも、(図7で述べ
たような変形を発生せず、)割れへ亀裂を生じない。か
つ、シール性も常に安定して発揮できる。また、コーナ
ー部12,13が直角であるので、凹周溝10の隅部の直角形
状に的確に対応して、圧力変動等による上記割れや亀裂
を、一層確実に防止できる。
【0053】(請求項4によれば、)図3に示した隙間
23へ、シールSの一部が変形して喰み込むことを、防止
できる。0.1mm 未満であると、回転軸11にストレート部
16が摺接する虞があり、また、内リップ部6の傾斜角度
αを選定し難くなる。 (請求項5によれば、)両端コーナー部12,13の割れを
防ぐように十分に補強ができる。 (請求項6によれば、)射出成形などの溶融加工にて、
少ない工程で材料ロスを生ずることなく、低コストで量
産できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す要部断面図であ
る。
【図2】図1の拡大図である。
【図3】使用状態を説明するための部分断面説明図であ
る。
【図4】他の実施の形態を示す要部断面図である。
【図5】比較例のシールS5 を示す断面図である。
【図6】比較例のシールS6 を示す断面図である。
【図7】比較例のシールS6 を示す断面図である。
【図8】比較例のシールS8 を示す断面図である。
【図9】比較例のシールS9 を示す断面図である。
【符号の説明】
1 底壁 4 凹溝 4a 底部 6 内リップ部 7 外リップ部 10 凹周溝 10a 内端面 11 回転軸 12, 13 コーナー部 16,17 ストレート部 T1 ,T6 ,T7 ,T12,T13 肉厚 S シール α,β 傾斜角度 h1 ,h2 ,h3 ,h4 高さ D11 外径 D16 内径
フロントページの続き (72)発明者 青柴 浩史 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 (72)発明者 萩原 祥司 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 Fターム(参考) 3J006 AE15 AE41 CA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着用凹周溝に装着されて、内リップ
    部が回転軸に摺接する、底壁と上記内リップ部と外リッ
    プ部とから成るコ字状シールに於て、零受圧時に、該外
    リップ部が上記凹周溝の内周面に圧接する圧着力が、上
    記回転軸に圧接する上記内リップ部の圧着力よりも、大
    きくなるように、上記外リップ部の外径方向への緊迫力
    を、内リップ部の内径方向への緊迫力よりも、大に設定
    したことを特徴とするコ字状シール。
  2. 【請求項2】 被装着用凹周溝に装着されて、内リップ
    部が回転軸に摺接する、底壁と上記内リップ部と外リッ
    プ部とから成るコ字状シールに於て、受圧時に、該外リ
    ップ部が上記凹周溝の内周面に圧接する圧着力が、上記
    回転軸に圧接する上記内リップ部の圧着力よりも、大き
    くなるように、上記外リップ部の受圧面積を、内リップ
    部の受圧面積よりも、大に設定したことを特徴とするコ
    字状シール。
  3. 【請求項3】 上記底壁の背面が上記凹周溝の内端面に
    密着する平坦面に形成され、かつ、上記底壁の両端コー
    ナー部の外面角部を各々直角として、内面・外面に各々
    上記背面側から所定高さh3 ,h4 のストレート部を形
    成し、各ストレート部の終端から勾配部を形成して、内
    リップ部と外リップ部が相互に先端が離れる方向へ傾斜
    して突設されたコ字状であって、上記外面のストレート
    部の高さh4 が上記内面のストレート部の高さh3 より
    も大きく設定された請求項1記載のコ字状シール。
  4. 【請求項4】 回転軸の外径をD11とし、内面ストレー
    ト部の内径をD16としたとき、0.1mm <(D16−D11
    <0.5mm なる式が成立するように上記外径と内径を設定
    した請求項3記載のコ字状シール。
  5. 【請求項5】 底壁の両端コーナー部の肉厚を、内リッ
    プ部・外リップ部の肉厚よりも大きく設定した請求項
    1,2,3又は4記載のコ字状シール。
  6. 【請求項6】 材質がポリアミド樹脂である請求項1,
    2,3,4又は5記載のコ字状シール。
JP2001363135A 2001-11-28 2001-11-28 コ字状シール Withdrawn JP2003166649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363135A JP2003166649A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 コ字状シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363135A JP2003166649A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 コ字状シール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003166649A true JP2003166649A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19173533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363135A Withdrawn JP2003166649A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 コ字状シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003166649A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064307A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ntn Corp 芯金無しシールおよび転がり軸受
JP2010071406A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Nissin Kogyo Co Ltd シリンダ装置
WO2021117601A1 (ja) 2019-12-11 2021-06-17 Ntn株式会社 軸シール

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007064307A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Ntn Corp 芯金無しシールおよび転がり軸受
JP2010071406A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Nissin Kogyo Co Ltd シリンダ装置
JP4705138B2 (ja) * 2008-09-19 2011-06-22 日信工業株式会社 シリンダ装置
US8434304B2 (en) 2008-09-19 2013-05-07 Nissin Kogyo Co., Ltd. Cylinder apparatus
WO2021117601A1 (ja) 2019-12-11 2021-06-17 Ntn株式会社 軸シール
CN114787542A (zh) * 2019-12-11 2022-07-22 Ntn株式会社 轴封

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4293777B2 (ja) 燃料透過耐性に優れた燃料配管用継手
EP1860134A1 (en) Semi-aromatic polyamide resin
JP6456604B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物及び成形体
KR20080026118A (ko) 열 팽창 계수가 낮은 수지 조성물 및 이로부터의 물품
JP2014240139A (ja) 積層チューブ
JP2003166649A (ja) コ字状シール
JPWO2020040283A1 (ja) ポリアミド組成物
JP2002257243A (ja) コ字状シール
JP4790923B2 (ja) シール材
JP2021152394A (ja) 転がり軸受
JP2006176597A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP6767496B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP2005179434A (ja) 燃料配管用継手
JP2005233319A (ja) 燃料配管用継手
WO2015040863A1 (ja) 成形品の製造方法、射出溶着用材料および成形品
JP2004107526A (ja) ポリアミド組成物
JP6454182B2 (ja) ボールジョイント用ボールシートおよびこれを有するボールジョイント
JP7022673B2 (ja) 樹脂製プーリ
JP6216196B2 (ja) ポリアミド樹脂組成物および当該ポリアミド樹脂組成物を含有する成形体
JP2004107525A (ja) ポリアミド組成物
JP5167965B2 (ja) 燃料配管用継手、燃料配管用クイックコネクター及び燃料配管部品
JP2000191905A (ja) ポリアミド樹脂組成物
JP2002363404A (ja) 摺動部材用成形材料
JPH11246757A (ja) 導電性樹脂チューブおよび導電性ポリアミド樹脂組成物
JP2003292941A (ja) シール材

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041018