JP2003164986A - 全光軸移動式レーザ加工機 - Google Patents
全光軸移動式レーザ加工機Info
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- JP2003164986A JP2003164986A JP2001360498A JP2001360498A JP2003164986A JP 2003164986 A JP2003164986 A JP 2003164986A JP 2001360498 A JP2001360498 A JP 2001360498A JP 2001360498 A JP2001360498 A JP 2001360498A JP 2003164986 A JP2003164986 A JP 2003164986A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Y軸キャレッジの質量を小さくすることによ
り、加工ヘッドの高速な移動位置決めを可能にした全光
軸移動式レーザ加工機を提供することにある。 【解決手段】 ベッド3上に加工テーブル5を設けると
共にY軸フレーム9を前記ベッド3上にX軸方向へ移動
自在に設け、このY軸フレーム9にY軸方向へ移動自在
なY軸キャレッジ13を設け、このY軸キャレッジ13
にX軸方向へ移動自在なX軸キャレッジ17を設け、こ
のZ軸方向へ移動自在な加工ヘッド23を備えたZ軸移
動体19を設けてなることを特徴とする。
り、加工ヘッドの高速な移動位置決めを可能にした全光
軸移動式レーザ加工機を提供することにある。 【解決手段】 ベッド3上に加工テーブル5を設けると
共にY軸フレーム9を前記ベッド3上にX軸方向へ移動
自在に設け、このY軸フレーム9にY軸方向へ移動自在
なY軸キャレッジ13を設け、このY軸キャレッジ13
にX軸方向へ移動自在なX軸キャレッジ17を設け、こ
のZ軸方向へ移動自在な加工ヘッド23を備えたZ軸移
動体19を設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全光軸移動式レ
ーザ加工機に関する。
ーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全光軸移動式レーザ加工機101
は、図2に示されているように、矩形状のベッド103
を備えており、このベッド3上には加工テーブル105
が設けられている。前記ベッド103の上方にはX軸方
向へ移動位置決め可能なX軸キャリッジ107が設けら
れている。このX軸キャリッジ107には、前記加工テ
ーブル105に載置されるワークWにレーザ光を集光照
射する加工ヘッド109を備えたY軸キャリッジ111
がY軸方向(X軸方向に直交)へ移動可能に設けられて
いる。前記加工ヘッド109へは、前記X軸キャリッジ
107の後方に設けられたレーザ発振器113からレー
ザ光がヘッドミラーなどの光学系(図示省略)を介して
導びかれている。
は、図2に示されているように、矩形状のベッド103
を備えており、このベッド3上には加工テーブル105
が設けられている。前記ベッド103の上方にはX軸方
向へ移動位置決め可能なX軸キャリッジ107が設けら
れている。このX軸キャリッジ107には、前記加工テ
ーブル105に載置されるワークWにレーザ光を集光照
射する加工ヘッド109を備えたY軸キャリッジ111
がY軸方向(X軸方向に直交)へ移動可能に設けられて
いる。前記加工ヘッド109へは、前記X軸キャリッジ
107の後方に設けられたレーザ発振器113からレー
ザ光がヘッドミラーなどの光学系(図示省略)を介して
導びかれている。
【0003】上記構成により、加工テーブル105上に
載置されたワークWに対して、X軸キャリッジ107を
X軸方向へ、Y軸キャリッジ111をY軸方向へ移動せ
しめることにより、加工ヘッド109からレーザ光が照
射されてワークWにレーザ加工が行われることになる。
載置されたワークWに対して、X軸キャリッジ107を
X軸方向へ、Y軸キャリッジ111をY軸方向へ移動せ
しめることにより、加工ヘッド109からレーザ光が照
射されてワークWにレーザ加工が行われることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の全光軸移動式レーザ加工機101では、X軸キャレ
ッジ107がY軸キャレッジ111と比較して、非常に
大きい質量を有しているため、加減速時に大きな力が必
要となり、結果として、加工ヘッド109の高速な移動
位置決めが困難であるという問題があった。
来の全光軸移動式レーザ加工機101では、X軸キャレ
ッジ107がY軸キャレッジ111と比較して、非常に
大きい質量を有しているため、加減速時に大きな力が必
要となり、結果として、加工ヘッド109の高速な移動
位置決めが困難であるという問題があった。
【0005】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、X軸キャレッジの質量を小
さくすることにより、加工ヘッドの高速な移動位置決め
を可能にした全光軸移動式レーザ加工機を提供すること
にある。
されたもので、その目的は、X軸キャレッジの質量を小
さくすることにより、加工ヘッドの高速な移動位置決め
を可能にした全光軸移動式レーザ加工機を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の全光軸移動式レーザ加工機
は、ベッド上に設けられた、ワークを載置する加工テー
ブルと、X軸方向へ移動自在に設けられた、Y軸フレー
ムと、Y軸フレーム内でY軸方向に移動自在なY軸キャ
リッジと、このY軸キャリッジに、加工のためのX軸方
向移動を分担して受け持たせるため、更に設けたX軸キ
ャリッジと、このX軸キャリッジにZ軸方向へ移動自在
な加工ヘッドと、を設けてなることを特徴とするもので
ある。
に請求項1によるこの発明の全光軸移動式レーザ加工機
は、ベッド上に設けられた、ワークを載置する加工テー
ブルと、X軸方向へ移動自在に設けられた、Y軸フレー
ムと、Y軸フレーム内でY軸方向に移動自在なY軸キャ
リッジと、このY軸キャリッジに、加工のためのX軸方
向移動を分担して受け持たせるため、更に設けたX軸キ
ャリッジと、このX軸キャリッジにZ軸方向へ移動自在
な加工ヘッドと、を設けてなることを特徴とするもので
ある。
【0007】したがって、加工すべきワークの大きさが
例えば加工テーブルのX軸方向の長さとほぼ同じ大きさ
のものを加工する場合には、まず、ワークの大きさの半
分を加工すべく、Y軸フレームの一端をベッド上にX軸
方向における一端に位置決めした状態で、X軸キャレッ
ジをX軸方向へ移動せしめると共にY軸キャレッジをY
軸方向へ移動せしめ、加工ヘッドをZ軸方向へ移動せし
めることによって、従来よりも早い加減速でワークに必
要なレーザ加工が行われる。もう半分のワークを加工す
る場合には、Y軸フレームが加工テーブルの長さの半分
だけ加工テーブルの一端から移動位置決めされて上述と
同様にして、もう半分のワークに従来よりも早い加減速
で必要なレーザ加工が行われる。
例えば加工テーブルのX軸方向の長さとほぼ同じ大きさ
のものを加工する場合には、まず、ワークの大きさの半
分を加工すべく、Y軸フレームの一端をベッド上にX軸
方向における一端に位置決めした状態で、X軸キャレッ
ジをX軸方向へ移動せしめると共にY軸キャレッジをY
軸方向へ移動せしめ、加工ヘッドをZ軸方向へ移動せし
めることによって、従来よりも早い加減速でワークに必
要なレーザ加工が行われる。もう半分のワークを加工す
る場合には、Y軸フレームが加工テーブルの長さの半分
だけ加工テーブルの一端から移動位置決めされて上述と
同様にして、もう半分のワークに従来よりも早い加減速
で必要なレーザ加工が行われる。
【0008】而して、X軸キャレッジの質量を小さくす
ることにより、高速でレーザ加工が行われる。
ることにより、高速でレーザ加工が行われる。
【0009】請求項2によるこの発明の全光軸移動式レ
ーザ加工機は、請求項1記載の全光軸移動式レーザ加工
機において、前記Y軸フレームは、レーザ加工のための
レーザ発振器を搭載し得る剛性を持つ門型もしくは箱型
とし、長大なワークを加工する際においてもX軸方向へ
の光路長を増減する必要のないように構成されているこ
とを特徴とするものである。
ーザ加工機は、請求項1記載の全光軸移動式レーザ加工
機において、前記Y軸フレームは、レーザ加工のための
レーザ発振器を搭載し得る剛性を持つ門型もしくは箱型
とし、長大なワークを加工する際においてもX軸方向へ
の光路長を増減する必要のないように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0010】したがって、Y軸フレームはレーザ加工の
ためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持つ門型もしく
は箱型で構成されているから、最大のワークを加工する
際においても、X軸方向への光路長を増減しないでレー
ザ加工される。
ためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持つ門型もしく
は箱型で構成されているから、最大のワークを加工する
際においても、X軸方向への光路長を増減しないでレー
ザ加工される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1を参照するに、全光軸移動式レーザ加
工機1は、立設された矩形状のベッド3を備えており、
このベッド3の大きさは例えばX0軸方向の長さがL1
で、Y軸方向の長さがL2であるとする。そして、この
ベッド3上にはベッド3の大きさとほぼ同じ大きさの加
工テーブル5が設けられている。しかも、前記ベッド3
上の前後両端にはX0軸方向へ延伸したガイドレール7
が敷設されている。このガイドレール7上には門型形状
のY軸フレーム9が設けられ、ガイドレール7に案内さ
れてX0軸方向へ移動位置決めされることになる。
工機1は、立設された矩形状のベッド3を備えており、
このベッド3の大きさは例えばX0軸方向の長さがL1
で、Y軸方向の長さがL2であるとする。そして、この
ベッド3上にはベッド3の大きさとほぼ同じ大きさの加
工テーブル5が設けられている。しかも、前記ベッド3
上の前後両端にはX0軸方向へ延伸したガイドレール7
が敷設されている。このガイドレール7上には門型形状
のY軸フレーム9が設けられ、ガイドレール7に案内さ
れてX0軸方向へ移動位置決めされることになる。
【0013】前記Y軸フレーム9の大きさは、例えばX
軸方向の長さが略L1/2で、Y軸方向の長さが略L2
となっている。しかも、前記Y軸フレーム9の前後左右
には逆U字形状の切欠き部11が形成されていると共に
内部は空洞Gとなっている。
軸方向の長さが略L1/2で、Y軸方向の長さが略L2
となっている。しかも、前記Y軸フレーム9の前後左右
には逆U字形状の切欠き部11が形成されていると共に
内部は空洞Gとなっている。
【0014】前記切欠き部11内にあって、しかも、空
洞G内をY軸方向へ移動自在なY軸キャレッジ13が設
けられている。このY軸キャレッジ13の前面にはX軸
方向へ延伸されたガイドレール15が敷設されていると
共にこのガイドレール15にはX軸キャレッジ17がガ
イドレール15に案内されてX軸方向へ移動されるよう
になっている。
洞G内をY軸方向へ移動自在なY軸キャレッジ13が設
けられている。このY軸キャレッジ13の前面にはX軸
方向へ延伸されたガイドレール15が敷設されていると
共にこのガイドレール15にはX軸キャレッジ17がガ
イドレール15に案内されてX軸方向へ移動されるよう
になっている。
【0015】前記X軸キャレッジ17の前面にはZ軸キ
ャレッジ19が設けられており、このZ軸キャレッジ1
9の前面にはZ軸方向へ延伸されたガイドレール21が
敷設されていると共にこのガイドレール21には加工ヘ
ッド23がガイドレール21に案内されてZ軸方向へ移
動されるようになっている。
ャレッジ19が設けられており、このZ軸キャレッジ1
9の前面にはZ軸方向へ延伸されたガイドレール21が
敷設されていると共にこのガイドレール21には加工ヘ
ッド23がガイドレール21に案内されてZ軸方向へ移
動されるようになっている。
【0016】上記構成により、加工すべきワークの大き
さが例えば加工テーブル5のX0軸方向の長さL1とほ
ぼ同じ大きさのものを加工する場合には、まず、ワーク
の大きさの半分を加工すべく、Y軸フレーム9の一端を
ベッド3上にX0軸方向における一端(図1において左
端)に位置決めした状態で、Y軸キャレッジ13をY軸
方向へ移動せしめると共にX軸キャレッジ17をX軸方
向へ移動せしめ、加工ヘッド23をZ軸方向へ移動せし
めることによって、従来よりも早い加減速でワークに必
要なレーザ加工を行うことができる。もう半分のワーク
を加工する場合には、Y軸フレーム9が加工テーブル5
の長さL1の半分L1/2だけ加工テーブル5の一端図
1において左端から右側へ移動位置決めされた後、上述
と同様にして、もう半分のワークに従来よりも早い加減
速で必要なレーザ加工を行うことができる。
さが例えば加工テーブル5のX0軸方向の長さL1とほ
ぼ同じ大きさのものを加工する場合には、まず、ワーク
の大きさの半分を加工すべく、Y軸フレーム9の一端を
ベッド3上にX0軸方向における一端(図1において左
端)に位置決めした状態で、Y軸キャレッジ13をY軸
方向へ移動せしめると共にX軸キャレッジ17をX軸方
向へ移動せしめ、加工ヘッド23をZ軸方向へ移動せし
めることによって、従来よりも早い加減速でワークに必
要なレーザ加工を行うことができる。もう半分のワーク
を加工する場合には、Y軸フレーム9が加工テーブル5
の長さL1の半分L1/2だけ加工テーブル5の一端図
1において左端から右側へ移動位置決めされた後、上述
と同様にして、もう半分のワークに従来よりも早い加減
速で必要なレーザ加工を行うことができる。
【0017】而して、Y軸キャレッジ13の質量を小さ
くすることにより、高速でレーザ加工を行うことができ
る。
くすることにより、高速でレーザ加工を行うことができ
る。
【0018】また、Y軸フレーム9がX軸方向およびY
軸方向から見て門型もしくは箱型からなっているから、
レーザ加工のためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持
っている。したがって、最大のワークを加工する際にお
いても、X軸方向への光路長を増大しないでレーザ加工
することができる。
軸方向から見て門型もしくは箱型からなっているから、
レーザ加工のためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持
っている。したがって、最大のワークを加工する際にお
いても、X軸方向への光路長を増大しないでレーザ加工
することができる。
【0019】上述のごとくX軸長さを半減させる構造と
することで、Y軸キャレッジ13を搭載するY軸フレー
ム9に剛性を持たすことができ、従来固定されていたレ
ーザ発振器をY軸フレーム9に搭載することができる。
このことにより、レーザ発振器からX0軸方向へ伝送す
るレーザビーム光路が必要でなくなり、光路長を大きく
減ずることができる。ワーク長が長大になり、畢竟、光
路長が長くなり、ビーム劣化防止のため、様々な工夫が
なされているが、光路長を減じるという効果があり、ビ
ーム性能に対する有効な効果を得ることができる。
することで、Y軸キャレッジ13を搭載するY軸フレー
ム9に剛性を持たすことができ、従来固定されていたレ
ーザ発振器をY軸フレーム9に搭載することができる。
このことにより、レーザ発振器からX0軸方向へ伝送す
るレーザビーム光路が必要でなくなり、光路長を大きく
減ずることができる。ワーク長が長大になり、畢竟、光
路長が長くなり、ビーム劣化防止のため、様々な工夫が
なされているが、光路長を減じるという効果があり、ビ
ーム性能に対する有効な効果を得ることができる。
【0020】さらに副次的効果として、長大なワーク加
工の際、従来機では、Y軸フレームを位置決めするため
に略同寸法のボールネジを必要とし、Y軸フレームを常
時移動させるため、その負荷も大きく、寿命も制限され
たが、微小移動を受け持つXキャリッジのため、前記ボ
ールネジの寿命は格段に飛躍する。
工の際、従来機では、Y軸フレームを位置決めするため
に略同寸法のボールネジを必要とし、Y軸フレームを常
時移動させるため、その負荷も大きく、寿命も制限され
たが、微小移動を受け持つXキャリッジのため、前記ボ
ールネジの寿命は格段に飛躍する。
【0021】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。上記の構成では、Y軸
フレーム9のX軸方向の長さが加工テーブル5の長さL
1の半分L1/2とした例で説明したが、これに限定さ
れるものでなく、それに見合った長さであれば、対応で
きるものである。
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。上記の構成では、Y軸
フレーム9のX軸方向の長さが加工テーブル5の長さL
1の半分L1/2とした例で説明したが、これに限定さ
れるものでなく、それに見合った長さであれば、対応で
きるものである。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、加工す
べきワークのX軸方向の大きさが例えば加工テーブルの
長さとほぼ同じ大きさのものを加工する場合には、ま
ず、ワークの大きさの半分を加工すべく、Y軸フレーム
の一端をベッド上のX軸方向における一端に位置決めし
た状態で、Y軸キャレッジをY軸方向へ移動せしめると
共にX軸キャレッジをX軸方向へ移動せしめ、加工ヘッ
ドをZ軸方向へ移動せしめることによって、従来よりも
早い加減速でワークに必要なレーザ加工を行うことがで
きる。もう半分のワークを加工する場合には、Y軸フレ
ームが加工テーブルの長さの半分だけ加工テーブルの一
端からX軸方向へ移動位置決めされて上述と同様にし
て、もう半分のワークに従来よりも早い加減速で必要な
レーザ加工を行うことができる。
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、加工す
べきワークのX軸方向の大きさが例えば加工テーブルの
長さとほぼ同じ大きさのものを加工する場合には、ま
ず、ワークの大きさの半分を加工すべく、Y軸フレーム
の一端をベッド上のX軸方向における一端に位置決めし
た状態で、Y軸キャレッジをY軸方向へ移動せしめると
共にX軸キャレッジをX軸方向へ移動せしめ、加工ヘッ
ドをZ軸方向へ移動せしめることによって、従来よりも
早い加減速でワークに必要なレーザ加工を行うことがで
きる。もう半分のワークを加工する場合には、Y軸フレ
ームが加工テーブルの長さの半分だけ加工テーブルの一
端からX軸方向へ移動位置決めされて上述と同様にし
て、もう半分のワークに従来よりも早い加減速で必要な
レーザ加工を行うことができる。
【0023】而して、Y軸キャレッジの質量を小さくす
ることができる共に、高速でレーザ加工を行うことがで
きる。
ることができる共に、高速でレーザ加工を行うことがで
きる。
【0024】請求項2の発明によれば、Y軸フレームは
レーザ加工のためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持
つ門型もしくは箱型で構成されているから、最大のワー
クを加工する際においても、X軸方向への光路長を増大
しないでレーザ加工を行うことができる。
レーザ加工のためのレーザ発振器を搭載し得る剛性を持
つ門型もしくは箱型で構成されているから、最大のワー
クを加工する際においても、X軸方向への光路長を増大
しないでレーザ加工を行うことができる。
【図1】この発明の全光軸移動式レーザ加工機の斜視図
である。
である。
【図2】従来の全光軸移動式レーザ加工機の斜視図であ
る。
る。
1 全光軸移動式レーザ加工機
3 ベッド
5 加工テーブル
9 Y軸フレーム
11 切欠き部
13 Y軸キャレッジ
17 X軸キャレッジ
19 Z軸キャレッジ
23 加工ヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッド上に設けられた、ワークを載置す
る加工テーブルと、X軸方向へ移動自在に設けられた、
Y軸フレームと、Y軸フレーム内でY軸方向に移動自在
なY軸キャリッジと、このY軸キャリッジに、加工のた
めのX軸方向移動を分担して受け持たせるため、更に設
けたX軸キャリッジと、このX軸キャリッジにZ軸方向
へ移動自在な加工ヘッドと、を設けてなることを特徴と
する全光軸移動式レーザ加工機。 - 【請求項2】 前記Y軸フレームは、レーザ加工のため
のレーザ発振器を搭載し得る剛性を持つ門型もしくは箱
型とし、長大なワークを加工する際においてもX軸方向
への光路長を増減する必要のないように構成されている
ことを特徴とする請求項1記載の全光軸移動式レーザ加
工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001360498A JP2003164986A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 全光軸移動式レーザ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001360498A JP2003164986A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 全光軸移動式レーザ加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164986A true JP2003164986A (ja) | 2003-06-10 |
Family
ID=19171291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001360498A Pending JP2003164986A (ja) | 2001-11-27 | 2001-11-27 | 全光軸移動式レーザ加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003164986A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101501960B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2015-03-12 | 주식회사 한광 | 발진기 이동형 레이저 가공장치 |
US20160193694A1 (en) * | 2015-01-05 | 2016-07-07 | Johnson Controls Technology Company | Welding process for a battery module |
-
2001
- 2001-11-27 JP JP2001360498A patent/JP2003164986A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101501960B1 (ko) * | 2011-10-21 | 2015-03-12 | 주식회사 한광 | 발진기 이동형 레이저 가공장치 |
US20160193694A1 (en) * | 2015-01-05 | 2016-07-07 | Johnson Controls Technology Company | Welding process for a battery module |
US10195688B2 (en) * | 2015-01-05 | 2019-02-05 | Johnson Controls Technology Company | Laser welding system for a battery module |
US11400546B2 (en) | 2015-01-05 | 2022-08-02 | Cps Technology Holdings Llc | Welding process for a battery module |
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