JP2003163792A - スキャナー及びその制御方法並びにファクシミリ装置 - Google Patents

スキャナー及びその制御方法並びにファクシミリ装置

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JP2003163792A
JP2003163792A JP2001359086A JP2001359086A JP2003163792A JP 2003163792 A JP2003163792 A JP 2003163792A JP 2001359086 A JP2001359086 A JP 2001359086A JP 2001359086 A JP2001359086 A JP 2001359086A JP 2003163792 A JP2003163792 A JP 2003163792A
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿のカラー情報の読取りとモノクローム情
報の両面読取りが可能なスキャナーにおいて、原稿を反
転させて傷めることなく、原稿の両面のモノクロ情報と
片面のカラー情報を1台の装置で読取ることができるよ
うにする。 【解決手段】 R、G、Bの各色の光をそれぞれ発光す
るLED光源111、112、113を有したカラー情
報読取り用のセンサユニット101と、モノクロ情報を
読取るために発光するLED光源121を有したモノク
ロ情報読取り用のセンサユニット102を備える。そし
て、原稿118のカラー情報を読取る際は該原稿118
の片面のみの読取りを行い、原稿124のモノクローム
情報を読取る際は1回の読取りスキャンにて該原稿12
4の両面の読取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に光源の発光色
を切換えて原稿のカラー情報の読取りを行えるととも
に、モノクローム情報の両面読取りが可能なスキャナー
及びその制御方法並びにファクシミリ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】原稿の画像情報を読取るスキャナーにお
いて、従来では、原稿の1回のスキャンでその片面情報
の読取りをサポートしている。そして、原稿のカラー情
報を読取りする際には、光源の発光色をR(赤)、G
(緑)、B(青)と各色に切換えて読取りを行ってい
る。
【0003】また、原稿の両面情報の読取りは、原稿を
1回スキャンすることで片面の情報を読取り、その後原
稿を搬送系で反転させて、逆の面の情報を1回のスキャ
ンで読取るようにしている。この原稿の両面情報を読取
る装置としては、読取りセンサを二つ設けて、原稿の表
面と裏面の情報を1回のスキャンで読取る装置も実用化
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在モノク
ロ(モノクローム)情報を両面に持つ原稿は多数存在す
るが、この原稿の両面のモノクロ情報は、従来では原稿
を反転させて、2回の片面情報のスキャンで読取ってい
るため、原稿が傷んでしまうという問題点があった。
【0005】また、カラー情報を両面に持つ原稿はほと
んど皆無であり、原稿の両面のカラー情報を読取ること
のできる装置のニーズは少ないが、原稿の片面のカラー
情報を読取りたく、かつ原稿の両面のモノクロ情報を原
稿を傷めることなく読取ることをユーザが希望する場合
には、2台のスキャナーを購入しなければならないとい
う問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、原稿を反転させて傷めることなく、原稿
の両面のモノクロ情報と片面のカラー情報を1台の装置
で読取ることができるスキャナー及びその制御方法並び
にファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスキャナー
及びその制御方法並びにファクシミリ装置は、次のよう
に構成したものである。
【0008】(1)原稿の表面及び裏面の両面の情報を
読取るスキャナーであって、前記原稿の両面の情報を1
回の読取りスキャンにて読取る読取手段と、カラー情報
を読取る読取手段を有し、原稿のカラー情報を読取る際
は該原稿の片面のみの読取りを行い、原稿のモノクロー
ム情報を読取る際は1回の読取りスキャンにて該原稿の
両面の読取りを行うようにした。
【0009】(2)上記(1)において、カラー情報の
読取りか両面情報の読取りかを選択する選択手段を有
し、カラー情報の読取りの選択時には両面情報の読取り
の選択を無効とし、両面情報の読取りの選択時にはカラ
ー情報の読取りの選択を無効とするようにした。
【0010】(3)上記(1)または(2)において、
カラー情報の読取りの選択もしくは両面情報の読取りの
選択が所定回数以上連続して選択されたときに、カラー
での両面情報の読取りができない旨を表示する表示手段
を有するようにした。
【0011】(4)上記(2)または(3)において、
シェーディング補正用のメモリを有し、該メモリは、モ
ノクローム情報の読取り時に、両面情報の読取りが選択
されている場合は原稿の表面及び裏面に割り当て、両面
情報の読取りが選択されていない場合は原稿の表面に割
り当て、カラー情報の読取り時には、R(赤)、G
(緑)、B(青)の各色に割り当てるようにした。
【0012】(5)上記(1)ないし(4)何れかにお
いて、シェーディング補正した後の読取り画像信号を処
理する画像処理回路を有し、カラー情報の読取り時は該
一つの画像処理回路を切換えにより兼用して使用し、モ
ノクロームの両面情報の読取り時は1ラインの読取り情
報として表面の情報に続き裏面の情報が続く情報として
読取るようにした。
【0013】(6)原稿の表面及び裏面の両面の情報を
読取るスキャナーの制御方法であって、読取手段により
前記原稿の両面の情報を1回の読取りスキャンにて読取
るとともに、該原稿のカラー情報を読取るようにし、原
稿のカラー情報を読取る際は該原稿の片面のみの読取り
を行い、原稿のモノクローム情報を読取る際は1回の読
取りスキャンにて該原稿の両面の読取りを行うようにし
た。
【0014】(7)上記(6)において、カラー情報の
読取りが選択されたときには両面情報の読取りの選択を
無効とし、両面情報の読取りが選択されたときにはカラ
ー情報の読取りの選択を無効とするようにした。
【0015】(8)上記(6)または(7)において、
カラー情報の読取りの選択もしくは両面情報の読取りの
選択が所定回数以上連続して選択されたときに、カラー
での両面情報の読取りができない旨を表示するようにし
た。
【0016】(9)上記(7)または(8)において、
シェーディング補正用のメモリを、モノクローム情報の
読取り時に、両面情報の読取りが選択されている場合は
原稿の表面及び裏面に割り当て、両面情報の読取りが選
択されていない場合は原稿の表面に割り当て、カラー情
報の読取り時には、R(赤)、G(緑)、B(青)の各
色に割り当てるようにした。
【0017】(10)上記(6)ないし(9)何れかに
おいて、シェーディング補正した後の読取り画像信号を
処理する際に、カラー情報の読取り時は一つの画像処理
回路を切換えにより兼用して使用し、モノクロームの両
面情報の読取り時は1ラインの読取り情報として表面の
情報に続き裏面の情報が続く情報として読取るようにし
た。
【0018】(11)ファクシミリ装置において、上記
(1)ないし(5)何れかに記載のスキャナーを有する
ようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて詳細に説明する。
【0020】〔実施例1〕図1は本発明の実施例の構成
を示すブロック図であり、ここでは本発明に係るスキャ
ナーを有したファクシミリ装置の要部の構成を示してい
る。
【0021】同図において、1はNCU(網制御装置)
であり、電話網をデータ通信等に使用するためにその電
話回線1aの端末に接続し、電話交換網の接続制御を行
ったり、データ通信路への切換えを行ったり、ループの
保持を行う。また、このNCU1は、バス13からの制
御信号により、電話回線1aを電話機側に接続(CML
オフ)したり、電話回線1aをファクシミリ装置側に接
続(CMLオン)する。なお、通常状態では、電話回線
1aは電話機側に接続されている。
【0022】2は上述の電話機である。3はファクシミ
リ側のハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系
の信号とを分離し、加算回路6からの送信信号をNCU
1経由で電話回線1aに送出し、また相手側からの信号
をNCU1経由で受け取り、信号線3a経由で変復調器
4に送るものである。
【0023】上記変復調器4は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調及び復調を行う変復調器であ
り、バス13の制御信号により各伝送モードが指定され
る。また、この変復調器8は、バス13に出力されてい
る送信信号を入力し、その変調データを信号線4aに出
力するとともに、上述の信号線3aに出力されている受
信信号を入力し、その復調データをバス13に出力す
る。
【0024】5は発呼回路であり、バス13からの信号
により電話番号情報を入力し、信号線5aにDTMFの
選択信号を出力する。6は加算回路であり、上述の信号
線4aの情報と信号線5aの情報を入力し、それらを加
算した結果を信号線6aに出力する。
【0025】7は原稿の両面のモノクロ情報を1回の原
稿スキャンで読取り可能で、かつ原稿の片面のカラー情
報を読取り可能な読取回路(読取手段)であり、読取っ
た画像データをバス13に出力する。8は原稿両面のモ
ノクロ情報を記録可能で、かつ原稿片面のカラー情報を
記録可能な記録回路であり、バス13に出力されている
情報を記録する。
【0026】9はメモリ回路であり、ワーク用のメモリ
(RAM)を有し、読取りデータの生情報や符号化した
情報を格納したり、また受信情報あるいは復号化した情
報などをバス13を介して格納するために使用される。
【0027】10は操作部であり、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スター
トキー、ストップキー、セットキー、両面送信選択キ
ー、その他のファンクションキーが備えられ、押下され
たキーの情報はバス13に出力される。また、この操作
部10には表示部(表示手段)があり、バス13に出力
されている情報を入力して表示する。
【0028】11はCPU(中央処理装置)であり、フ
ァクシミリ装置全体の制御を行ったり、ファクシミリ伝
送制御手順を実行する。12はROMであり、CPU1
1の制御プログラムを格納する。13は上述の各部を接
続しているバスである。
【0029】図2は上記読取回路7の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【0030】同図において、101はカラー情報読取り
用のセンサユニット、102はモノクロ情報読取り用の
センサユニットであり、これらはイメージセンサとして
構成されている。103は読取り部の制御を行う読取制
御部であり、読取りデータの画像処理を行う画像処理回
路を構成している。
【0031】104はシステムバス、105は読取りシ
ステム全体を制御するCPU、106はCPU105の
ワークエリア及び画像データ記憶エリアとして使用され
るRAM、107はCPU105の制御プログラムを記
憶するROM、108は読取制御部103とRAM10
6の間でDMA転送を行うDMAコントローラである。
【0032】上記読取制御部103、CPU105、R
AM10666、ROM107、及びDMAコントロー
ラ108はシステムバス104を介して接続されてい
て、CPU105は所定の制御プログラムに従って、シ
ステムバス104に接続された各ブロックをアクセスす
る。
【0033】次にセンサユニット101の内部を説明す
る。
【0034】111、112、113はそれぞれR、
G、Bの各色の光を発光するLED光源、114、11
5、116はそれぞれR、G、Bの各LED光源11
1、112、113の点灯/消灯を制御するスイッチ素
子であり、本実施例ではトランジスタを用いており、C
E(コレクタ‐エミッタ)間がONのときにLEDが点
灯する。
【0035】117は入力したLED光源111、11
2、113からの光を主走査方向に分散して原稿118
上の読取りラインを均一に照明するための導光体、11
9はレンズアレイであり、原稿118からの反射光はこ
のレンズアレイ119を介してセンサIC120に入力
され、電気信号に変換される。すなわち、原稿118の
反射光に比例した電圧に変換される。そして、センサI
C120はライン同期信号であるSYNC信号を受ける
と、内部の画素カウンタを初期化して主走査方向に並ん
だ受光素子の出力を順次出力する。
【0036】次に、センサユニット102の内部を説明
する。
【0037】121はモノクロ(両面原稿の裏面情報の
モノクロ)情報を読取るために発光するLED光源、1
22はLED光源121の点灯/消灯を制御するスイッ
チ素子であり、本実施例ではトランジスタを用いてお
り、CE間がONのときにLEDが点灯する。
【0038】123は入力したLED光源121からの
光を主走査方向に分散して原稿124上の読取りライン
を均一に照明するための導光体、125はレンズアレイ
であり、原稿124からの反射光はこのレンズアレイ1
25を介してセンサIC126に入力され、電気信号に
変換される。すなわち、原稿124の反射光に比例した
電圧に変換される。そして、センサIC126はライン
同期信号であるSYNC信号を受けると、内部の画素カ
ウンタを初期化して主走査方向に並んだ受光素子の出力
を順次出力する。
【0039】次に、読取制御部103の内部を説明す
る。
【0040】131はADコンバータであり、入力され
た上述のセンサIC120の出力電圧あるいはセンサI
C126の出力電圧は、このADコンバータ131で1
画素当たり256階調程度のデジタル信号に変換され
る。
【0041】ここで、原稿片面のカラー読取りの場合
は、センサIC120からのR、G、Bの情報を順次入
力し、1ラインの情報を読取る。また、原稿片面のモノ
クロ読取りの場合は、センサIC120からのR、G、
Bを同時点灯したときの情報を入力し、1ラインの情報
を読取る。
【0042】また、原稿両面のモノクロ読取りの場合
は、センサIC120からのR、G、Bを同時点灯した
ときの情報と、センサIC126からの情報を入力し、
1ラインの情報を読取る。その際、センサIC120か
らのR、G、Bを同時点灯したときの情報に続いて、セ
ンサIC126からの情報を出力する。
【0043】そして、上記の各読取りのモードは、内部
バス132を介して設定される。
【0044】133はADコンバータ131からのデジ
タル信号に対してシェーディング補正、ABC処理、変
倍処理、エッジ強調処理、γ補正、誤差拡散処理などを
行って出力する補正回路である。ここで、シェーディン
グ補正は、カラー読取り時にはR、G、Bに対して実施
し、モノクロ読取り時には表面及び裏面(表面情報のみ
の場合は裏面は対象とせず)に対して実施することがポ
イントである。そして、これらのモードも内部バス13
2を介して設定される。
【0045】134はDMAインターフェースであり、
補正回路133の出力信号を入力し、DMAコントロー
ラ108のタイミング制御に従ってその入力信号を内部
バス132に出力する。この出力データは、システムバ
ス104を介してRAM106に書き込まれる。
【0046】135は点灯するLED光源を指定するカ
ラーレジスタであり、このカラーレジスタ135の出力
端子はアンドゲート136、137、138を介してス
イッチ素子114、115、116に接続されている。
そして、このカラーレジスタ135の3出力のうち一つ
が“H”(高)レベルとなり、対応するスイッチ素子が
ONして対応するLED光源が点灯する。また、このカ
ラーレジスタ135は、SYNC信号に同期してレジス
タ139のデータを取り込む。すなわち、SYNC信号
に同期して出力を更新する。
【0047】140はPWM(Pulse Width
Modulation)波形発生回路であり、内部レ
ジスタの値に従って“H”と“L”(低)のデューティ
を持つ周期的な矩形波を生成する。そして、PWM制御
及びSYNC信号に対する読取りタイミングをコントロ
ールする。
【0048】すなわち、アンドゲート136、137、
138のカラーレジスタ135によって選択された一つ
が、PWM波形発生回路140で生成された波形を出力
する。そして、LEDの一つがPWM波形発生回路14
0で設定されたデューティで点滅する。
【0049】また、PWM波形発生回路140は、内部
にデューティを記憶するレジスタを持っており、このレ
ジスタはSYNC信号に同期してレジスタ141の出力
を取込む。すなわち、PWM波形発生回路140のデュ
ーティは、SYNC信号に同期して更新される。
【0050】142はタイミング発生回路であり、ライ
ン同期信号であるSYNCを発生する。このSYNC信
号は、センサIC120、センサIC126、カラーレ
ジスタ135、PWM波形発生回路140、及びCPU
105に入力される。
【0051】CPU105は、SYNC信号を受信する
と割り込み処理に入り、割り込みルーチン内でシステム
バス104及び内部バス132を介してレジスタ139
及びレジスタ141に値を書き込む。すなわち、次のS
YNC信号から適用するカラー情報とPWMのデューテ
ィ情報を予約することができる。ここで、PWMは、L
EDの点灯タイミング制御としてのみ使用する。
【0052】本実施例では、原稿の両面情報を読取り可
能なスキャナーにおいて、上述の読取回路7に、原稿の
1回の読取りスキャンにて表面及び裏面の情報を読取る
読取手段、カラー情報を読取る読取手段を有し、カラー
情報は片面のみの読取りを実行し、モノクロ情報は1回
の読取りスキャンにて表面と裏面を読取る。また、カラ
ー読取りの選択手段、両面情報読取りの選択手段を有
し、カラー情報の読取りの選択時には両面情報の読取り
選択を無効とし、両面情報の読取りの選択時にはカラー
情報の読取りを無効とする。さらに、カラー情報の読取
り選択、両面情報の読取り選択が所定回数以上連続して
選択されると、カラーでの両面情報の読取りができない
旨を表示する。
【0053】また、シェーディング補正用のメモリは、
モノクロ情報の読取り時には、両面情報の読取りが選択
されている場合は表面と裏面に割り当て、両面情報の読
取りが選択されていない場合は表面に割り当て、一方カ
ラー情報の読取り時には、R(赤)、G(緑)、B
(青)に割り当てる。また、シェーディング補正した後
の読取り画像信号の処理は、カラー読取りの場合は切換
えにより一つの画像処理回路を兼用して使用し、モノク
ロの両面情報読取の場合は1ラインの読取り情報として
表面の情報に続き裏面の情報が続くように情報を読取
る。
【0054】次に、図3〜図13の流れ図を用いて本実
施例の制御動作を説明する。この図3〜図13に示す制
御処理は、図1のCPU11によりROM12にあらか
じめ記憶されたプログラムに従って実行されるものであ
る。
【0055】図3のS0のステップで、本実施例の制御
動作が開始される。S1では、操作部のカラー読取りが
選択されていることを表すカラー読取りLEDを消灯す
る。
【0056】S2では、操作部の両面読取りが選択され
ていることを表す両面読取りLEDを消灯する。S3で
は、カラー読取りFLG(フラグ)をクリアする。
【0057】S4では、両面読取りFLGを0にクリア
する。S5では、カウンタを0にクリアする。S6で
は、操作部のカラー読取りボタンが押下されたか否かを
判断し、YESであればS7に進み、NOであればS2
0に進む。
【0058】S7では、カラー読取りFLGが0である
か否かを判断し、YESであればS9に進み、NOであ
ればS8に進む。S8では、カラー読取りFLGをクリ
アする。S9では、カウンタの値を一つインクリ(増
加)する。
【0059】S10では、カウンタの値が10以上であ
るか否かを判断し、YESであればS11に進み、NO
であればS12に進む。S11では、操作部の表示部に
「両面カラー読取りはできません」と表示する。この表
示は、何らかのキー操作により消すようにすることがで
きる。またS12では、カラー読取りFLGに1をセッ
トする。
【0060】S13では、両面読取りFLGをクリアす
る。S14では、カラー読取りFLGが0であるか否か
を判断し、YESであればS15に進み、操作部のカラ
ー読取りLEDを消灯する。NOであればS16に進
み、操作部のカラー読取りLEDを点灯する。
【0061】S17では、両面読取りFLGが0である
か否かを判断し、YESであればS18に進み、操作部
の両面読取りLEDを消灯する。NOであればS19に
進み、操作部の両面読取りLEDを点灯する。
【0062】S20では、操作部の両面読取りボタンが
押下されたか否かを判断し、YESであればS21に進
み、NOであればS27に進む。S21では、両面読取
りFLGが0であるか否かを判断し、YESであればS
23に進み、NOであればS22に進む。
【0063】S22では、両面読取りFLGをクリアす
る。S23では、カウンタの値を1つインクリする。S
24では、カウンタの値が10以上であるか否かを判断
し、YESであればS11に進み、NOであればS25
に進む。S25では、両面読取りFLGに1をセットす
る。
【0064】S26では、カラー読取りFLGをクリア
する。S27では、読取り動作が選択されたか否かを判
断し、YESであればS28に進み、NOであればS6
に進む。
【0065】S28では、操作部のカラー読取りLED
の点灯状況によりカラー読取りが選択されているか否か
を判断し、YESであればS29に進み、NOであれば
S35に進む。
【0066】S29では、補正回路133のシェーディ
ング補正用のメモリをR(赤)用、G(緑)用、B
(青)用の3本に使用する。S30では、ADコンバー
タ131がセンサIC120からの情報のみ入力する設
定とする。
【0067】S31では、センサユニット101により
R、G、Bに対してシェーディング補正用データを入力
する。S32では、センサユニット101によりR、
G、Bを順次点灯し、1ラインの情報を読取る。S33
では、1ページの読取りが終了したか否かを判断し、Y
ESであればS34に進み、NOであればS32に進
む。
【0068】S34では、全ページの読取りが終了した
か否かを判断し、YESであればS5に進み、NOであ
ればS31に進む。S35では、操作部のカラー読取り
LEDの消灯状況によりモノクロ読取りが選択されてい
るか否かを判断し、YESであればS36に進み、NO
であればS5に進む。
【0069】S36では、操作部の両面読取りLEDの
点灯状況により両面読取りが選択されているか否かを判
断し、YESであればS43に進み、NOであればS3
7に進む。S37では、補正回路133のシェーディン
グ補正用のメモリをモノクロ片面に使用する。
【0070】S38では、ADコンバータ131がセン
サIC120からの情報のみ入力する設定とする。S3
9では、センサユニット101によりR、G、Bを同時
に点灯し、シェーディング補正用データを入力する。
【0071】S40では、センサユニット101により
R、G、Bを同時に点灯し、1ラインの情報を読取る。
S41では、1ページの読取りが終了したか否かを判断
し、YESであればS42に進み、NOであればS40
に進む。S42では、全ページの読取りが終了したか否
かを判断し、YESであればS5に進み、NOであれば
S39に進む。
【0072】S43では、補正回路133のシェーディ
ング補正用のメモリをモノクロ両面(センサユニット1
01からの表面の情報に続いてセンサユニット102か
らの裏面の情報が続く)に使用する。
【0073】S44では、ADコンバータ131は、二
つのセンサIC120、センサ126からの情報を同時
に入力し、これを並び替えて、一方のセンサIC120
からの情報に続き、もう一方のセンサIC126からの
情報を出力する。
【0074】S45では、センサユニット101により
R、G、Bを同時に点灯し、シェーディング補正用デー
タを入力し、同時にセンサユニット102の光源を点灯
し、シェーディング補正用データを入力する。
【0075】S46では、センサユニット101により
R、G、Bを同時に点灯し、表面の1ラインの情報を読
取り、同時にセンサユニット102の光源を点灯し、裏
面の1ラインの情報を読取る。
【0076】S47では、1ページの読取りが終了した
か否かを判断し、YESであればS48に進み、NOで
あればS46に進む。S48では、全ページの読取りが
終了したか否かを判断し、YESであればS5に進み、
NOであればS45に進む。
【0077】このように、本実施例では、原稿の両面の
モノクロ情報を原稿を反転させること無く、1回のスキ
ャンで読取ることができ、読取り原稿を痛めることがな
い。また、原稿の片面のカラー情報の読取りが1台のス
キャナーで可能になり、コストパフォーマンスの良いス
キャナーを実現することができ、ユーザにとってとても
使いやすいものとなる。さらに、シェーディング補正用
のメモリを有効利用でき、より使いやすいものとなる。
【0078】〔実施例2〕上述の実施例におけるスキャ
ナーを有したファクシミリ装置を構成することができ
る。このファクシミリを対象とした場合、モノクロ情報
は両面送信し、カラー情報は片面送信のみ実施すること
ができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿の両面のモノクロ情報を原稿を反転させること無く
1回のスキャンで読取ることができ、原稿を痛めること
無く読取ることができ、さらに、原稿の片面のカラー情
報の読取りが1台のスキャナーで読取り可能になり、コ
ストパフォーマンスのよいスキャナーの提供が可能にな
り、ユーザにとってとても使いやすくなるという効果が
得られる。
【0080】また、本発明によれば、カラー情報の読取
り時と両面モノクロ情報の読取り時にて、シェーディン
グ補正用のメモリを有効利用できるので、ユーザはさら
に使いやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図
【図2】 実施例の読取回路の詳細構成を示すブロック
【図3】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図4】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図5】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図6】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図7】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図8】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図9】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図10】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図11】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図12】 実施例の制御動作を示す流れ図
【図13】 実施例の制御動作を示す流れ図
【符号の説明】
1 NCU 2 電話機 3 ハイブリッド回路 4 変復調器 5 発呼回路 6 加算回路 7 読取回路 8 記録回路 9 メモリ回路 10 操作部 11 CPU 12 ROM 13 バス 101 センサユニット 102 センサユニット 103 読取制御部 104 システムバス 105 CPU 106 RAM 107 ROM 108 DMAコントローラ 111 LED光源 112 LED光源 113 LED光源 114 スイッチ素子 115 スイッチ素子 116 スイッチ素子 117 導光体 118 原稿 119 レンズアレイ 120 センサIC 121 LED光源 122 スイッチ素子 123 導光体 124 原稿 125 レンズアレイ 126 センサIC 131 ADコンバータ 132 内部バス 133 補正回路 134 DMAインターフェース 135 カラーレジスタ 136 アンドゲート 137 アンドゲート 138 アンドゲート 139 レジスタ 140 PWM波形発生回路 141 レジスタ 142 タイミング発生回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の表面及び裏面の両面の情報を読取
    るスキャナーであって、前記原稿の両面の情報を1回の
    読取りスキャンにて読取る読取手段と、カラー情報を読
    取る読取手段を有し、原稿のカラー情報を読取る際は該
    原稿の片面のみの読取りを行い、原稿のモノクローム情
    報を読取る際は1回の読取りスキャンにて該原稿の両面
    の読取りを行うことを特徴とするスキャナー。
  2. 【請求項2】 カラー情報の読取りか両面情報の読取り
    かを選択する選択手段を有し、カラー情報の読取りの選
    択時には両面情報の読取りの選択を無効とし、両面情報
    の読取りの選択時にはカラー情報の読取りの選択を無効
    とすることを特徴とする請求項1に記載のスキャナー。
  3. 【請求項3】 カラー情報の読取りの選択もしくは両面
    情報の読取りの選択が所定回数以上連続して選択された
    ときに、カラーでの両面情報の読取りができない旨を表
    示する表示手段を有していることを特徴とする請求項1
    または2に記載のスキャナー。
  4. 【請求項4】 シェーディング補正用のメモリを有し、
    該メモリは、モノクローム情報の読取り時に、両面情報
    の読取りが選択されている場合は原稿の表面及び裏面に
    割り当て、両面情報の読取りが選択されていない場合は
    原稿の表面に割り当て、カラー情報の読取り時には、R
    (赤)、G(緑)、B(青)の各色に割り当てることを
    特徴とする請求項2または3に記載のスキャナー。
  5. 【請求項5】 シェーディング補正した後の読取り画像
    信号を処理する画像処理回路を有し、カラー情報の読取
    り時は該一つの画像処理回路を切換えにより兼用して使
    用し、モノクロームの両面情報の読取り時は1ラインの
    読取り情報として表面の情報に続き裏面の情報が続く情
    報として読取ることを特徴とする請求項1ないし4何れ
    かに記載のスキャナー。
  6. 【請求項6】 原稿の表面及び裏面の両面の情報を読取
    るスキャナーの制御方法であって、読取手段により前記
    原稿の両面の情報を1回の読取りスキャンにて読取ると
    ともに、該原稿のカラー情報を読取るようにし、原稿の
    カラー情報を読取る際は該原稿の片面のみの読取りを行
    い、原稿のモノクローム情報を読取る際は1回の読取り
    スキャンにて該原稿の両面の読取りを行うようにしたこ
    とを特徴とするスキャナーの制御方法。
  7. 【請求項7】 カラー情報の読取りが選択されたときに
    は両面情報の読取りの選択を無効とし、両面情報の読取
    りが選択されたときにはカラー情報の読取りの選択を無
    効とするようにしたことを特徴とする請求項6に記載の
    スキャナーの制御方法。
  8. 【請求項8】 カラー情報の読取りの選択もしくは両面
    情報の読取りの選択が所定回数以上連続して選択された
    ときに、カラーでの両面情報の読取りができない旨を表
    示するようにしたことを特徴とする請求項6または7に
    記載のスキャナーの制御方法。
  9. 【請求項9】 シェーディング補正用のメモリを、モノ
    クローム情報の読取り時に、両面情報の読取りが選択さ
    れている場合は原稿の表面及び裏面に割り当て、両面情
    報の読取りが選択されていない場合は原稿の表面に割り
    当て、カラー情報の読取り時には、R(赤)、G
    (緑)、B(青)の各色に割り当てるようにしたことを
    特徴とする請求項7または8に記載のスキャナーの制御
    方法。
  10. 【請求項10】 シェーディング補正した後の読取り画
    像信号を処理する際に、カラー情報の読取り時は一つの
    画像処理回路を切換えにより兼用して使用し、モノクロ
    ームの両面情報の読取り時は1ラインの読取り情報とし
    て表面の情報に続き裏面の情報が続く情報として読取る
    ようにしたことを特徴とする請求項6ないし9何れかに
    記載のスキャナーの制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし5何れかに記載のスキ
    ャナーを有することを特徴とするファクシミリ装置。
JP2001359086A 2001-11-26 2001-11-26 スキャナー及びその制御方法並びにファクシミリ装置 Withdrawn JP2003163792A (ja)

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