JP2004193785A - スキャナー装置 - Google Patents

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武弘 吉田
Sougo Kuroiwa
創吾 黒岩
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Abstract

【課題】被写体に表されている情報の一部を読み取るようにすることができるようにする。
【解決手段】原稿上に表されている特定色の情報を読み取り対象外とするようにユーザから指示されている場合には(ステップS8)、上記指示された特定色の光を点灯して(ステップS22)、上記原稿上に表されている情報をモノクロ情報(2値情報)としてスキャンすることにより(ステップS24)、上記特定色の情報を読み取らないようにする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャナー装置に関し、特に、被写体に表されている情報の読み取りを行うために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
光源の発光色を切り換えてカラー画像の読み取りを行うカラースキャナーがある。この様なスキャナーでは、光源に赤色(Red)、青色(Blue)、及び緑色(Green)の3色のLEDを用いたライン型イメージセンサーを用いている。
【0003】
以下に、このライン型イメージセンサーの動作について説明する。
まず、赤色(Red)LEDを点灯させて主走査1ラインの読み取りを行うことでカラー画像の赤色成分(Red成分)を得る。次に、緑色(Green)LEDを点灯させて緑色(Green)成分を得る。最後に、青色(Blue)LEDを点灯させて青色(Blue)成分を得る。
【0004】
そして、これら3色の読み取りが終了すると副走査方向に原稿を搬送し、次のラインの読み取りを行う。これを繰り返して1ページ分のカラー画像の読み取りを行う。
【0005】
また、モノクロ情報の読み取り時は、上記赤色(Red)、青色(Blue)、及び緑色(Green)の3色のLEDを同時に点灯して上記モノクロ情報の読み取りを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、カラー情報の読み取り時には、原稿情報の全てのカラー情報を読み取っていた。また、モノクロ情報の読み取り時には、原稿情報の全ての情報をモノクロ情報として読み取っていた。
【0007】
すなわち、従来の技術では、カラー情報でもモノクロ情報でも、読み取り可能な情報を全て読み取っていた。このため、例えば、FAX塾を考えた場合、問題用紙と、その解答を記入した用紙とを2種類作成して、FAX送信しなければならなかった。したがって、作成する原稿が多くなり、無駄になるという欠点があった。
このように、従来の技術では、被写体に表されている情報の一部を読み取るようにすることが困難であるという問題点があった。
【0008】
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、被写体に表されている情報の一部を読み取るようにすることができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のスキャナー装置は、光源から被写体へ向けて光を発光し、上記発光した光の上記被写体からの光をセンサーにて受光して、上記被写体に表されている情報を読み取り、上記読み取った内容に基づいて画像データを得るようにするスキャナー装置であって、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にするか否かを、ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り対象選択手段と、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが上記読み取り対象選択手段により選択された場合に、上記光源の発光により上記特定色に対応した色の光を上記被写体に照射することによって、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にする読み取り対象除外手段とを有することを特徴としている。
かかる構成では、上記特定色に対応する色と異なる色で被写体に表されている情報に基づく画像データが得られるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照しながら、本発明のスキャナー装置の第1の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示し、スキャナー装置の構成の一例を示したブロック図である。
【0011】
図1において、1はスキャナー装置全体を制御する制御部であり、図示していないROMに書き込まれたプログラムに従ってスキャナー装置全体の制御を行う。
【0012】
2は、上記制御部1が動作するための基準クロックを生成する発振子である。3は赤色(R)LED、4は緑色(G)LED、5は青色(B)LEDである。また、6、7、8は、それぞれ各色のLED3、4、5をドライブする(点灯させる)ためのトランジスタである。9、10、11は、各色のLED3、4、5の制限抵抗である。
【0013】
12はモータドライバである。13は読み取る原稿を搬送するためのモータ(R(READ=読み取り)モータ、以下Rモータと称する)である。14はイメージセンサーである。15は増幅器である。16はA/D変喚器である。なお、本実施の形態におけるイメージセンサーは、ライン型イメージセンサーである。
【0014】
17は1画素の転送クロックである。18は上記イメージセンサー14の蓄積時間、及びデータ転送時間によって決まるライン同期信号である。19は上記イメージセンサー14から出力される画像信号である。20はA/D変換器16によりデジタルデータに変換された画像信号である。
【0015】
図2は、本実施の形態のスキャナー装置による読み取り動作を説明するタイムチャートである。
図2(a)は、カラー情報の読み取りを表している。信号SHに同期して、赤色(R)LED3の点灯と、緑色(G)LED4の点灯と、青色(B)LED5の点灯とを順次行い、カラー情報の1ライン中のRGB成分を順次読み取る。また、赤色(R)LED3の点灯を開始するタイミングでRモータ13の相切り換えを実行し、原稿を1ライン分搬送する。
【0016】
図2(b)は、特定色を読み取らない制御を実行しない場合におけるモノクロ情報の読み取りを表している。信号SHに同期して、赤色(R)LED3と、緑色(G)LED4と、青色(B)LED5とを同時に点灯(1成分のLEDのみを点灯する時の電流値の1/3の電流を各LED3〜5に流す)し、モノクロ情報(2値情報)として原稿を読み取る。また、信号SHに同期して、Rモータ13の相切り換えを実行し、原稿を1ライン分搬送する。
【0017】
図2(c)は、特定色を読み取らない制御を実行した場合におけるモノクロ情報の読み取りを表している。特定色として赤が選択されていると、信号SHに同期して、赤色(R)LED3を点灯して、モノクロ情報(2値情報)として原稿を読み取る。
【0018】
また、信号SHに同期して、Rモータ13の相切り換えを実行し、原稿を1ライン分搬送する。
同様に、特定色として青が選択されていると、赤色(R)LED3の点灯を青色(B)LED5の点灯に切り換える。また、特定色として緑が選択されていると、赤色(R)LED3の点灯を緑色(G)LED4の点灯に切り換える。
【0019】
制御部1は、原稿の主走査方向の1ラインに記載されている情報を光源の発光色を変えて複数回読み取り、カラー画像データを得る処理と(図2(a)を参照)、複数色の光源を同時に点灯して原稿に記載されている情報を読み取り、モノクロ画像データを得る処理と(図2(b)を参照)とを行う。
【0020】
なお、上述したように本実施の形態では、上記複数色を、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)とする。
【0021】
また、制御部1は、原稿に記載されている特定色の情報を読み取らない手段と、上記特定色の情報を読み取らないことを選択する手段とを有し、上記特定色の情報を読み取らないことが選択されていると、上記特定色の読み取りを実行しないようにする処理も行う(図2(c)を参照)。
【0022】
また、制御部1は、複数色の中から上記特定色を選択する手段を有する。この手段は、ユーザの選択操作に基づいて実行される。本実施の形態では、選択可能な特定色を、赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)とする。
【0023】
さらに、制御部1は、カラースキャン選択手段を有し、上記特定色の情報を読み取らないことが選択されている場合には、スキャン情報を2値情報として読み取る。一方、上記特定色の情報を読み取らないことが選択されておらず、且つカラースキャンが選択されている場合には、スキャン情報をカラー情報として読み取る。また、上記特定色の情報を読み取らないことが選択されておらず、且つカラースキャンが選択されていない場合には、スキャン情報を2値情報として読み取る。
以上のようにして、本実施の形態におけるスキャナー装置の制御を実行する。
【0024】
図3〜6は、本実施の形態のスキャナー装置に配設されている制御部1の制御動作の一例を説明するフローチャートである。
図3において、ステップS0は、処理の始めを表している。
そして、ステップS2において、赤色(R)LED3を消灯する。
【0025】
次に、ステップS4において、緑色(G)LED4を消灯する。
次に、ステップS6において、青色(B)LED5を消灯する。
【0026】
次に、ステップS8において、図示しない操作部の情報を入力し、特定色の読み取りをしないことが選択されているか否かを判断する。この判断の結果、特定色の読み取りをしないことが選択されている場合には、ステップS10に進む。一方、特定色の読み取りをしないことが選択されていない場合には、後述する図5のステップS32に進む。
【0027】
次に、ステップS10において、図示しない操作部の情報を入力し、どの特定色の読み取りが選択されているのかを判断する。この判断の結果、特定色として緑が選択されている場合にはステップS12に進み、COLORにG(緑)をセットする。
【0028】
また、特定色として赤が選択されている場合にはステップS14に進み、COLORにR(赤)をセットする。また、特定色として青が選択されている場合にはステップS16に進み、COLORにB(青)をセットする。
【0029】
そして、ステップS18において、信号SHを出力する。
次に、ステップS20において、R(READ=読み取り)モータ13の相を切り換える。
次に、ステップS22において、ステップS12、S14、S16でセットされた色(COLOR)を発光するLED3〜5に電流値X[A]の電流を流して、ステップS12、S14、S16でセットされた色(COLOR)の光を点灯する。
【0030】
次に、ステップS24において、前ラインの読み取り情報をDINにて入力し、2値情報として処理する。そして、この処理では、例えば、2[MHz]のクロックをA4、8[pel/mm]のビット数1728ビット以上与えるようにする。
【0031】
このように、本実施の形態では、上記特定色を読み取らないことが選択されている場合には、原稿に記載されている情報をモノクロ情報(2値情報)としてスキャンするようにして、上記特定色を読み取らないことが選択されている時のカラースキャナーにおけるスキャン情報を明確にしている。
【0032】
次に、図4のステップS26において、点灯中のLED3〜5を消灯する。
次に、ステップS28において、原稿に読み取り情報があるか否かを判断する。この判断の結果、読み取り情報がある場合には上述したステップS18に戻る。一方、読み取り情報がない場合にはステップS30に進み、処理を終了する。
【0033】
上述したステップS8において、特定色の読み取りをしないことが選択されていない場合には、図5のステップS32において、図示しない操作部の情報を入力し、カラー情報の読み取りが選択されているか否かを判断する。
【0034】
この判断の結果、カラー情報の読み取りが選択されている場合には、後述する図7のステップS48に進む。一方、カラー情報の読み取りが選択されていない場合にはステップS34に進む。
【0035】
そして、ステップS34において、信号SHを出力する。
次に、ステップS36において、R(READ=読み取り)モータ13の相を切り換える。
【0036】
次に、ステップS38において、赤色(R)LED3と、緑色(G)LED4と、青色(B)LED5とに、電流値X/3[A](ステップS22で流した電流の3分の1の電流値)の電流を流して全てのLED3〜5を点灯し、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の色(COLOR)の光を発光する。
【0037】
次に、図6のステップS40において、前ラインの読み取り情報をDINにて入力し、2値情報として処理する。そして、この処理では、例えば、2[MHz]のクロックをA4、8[pel/mm]のビット数1728ビット以上与えるようにする。
【0038】
次に、ステップS42において、赤色(R)LED3と、緑色(G)LED4と、青色(B)LED5とから発光されている赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の光を全て消灯する。
【0039】
次に、ステップS44において、原稿に読み取り情報があるか否かを判断する。この判断の結果、読み取り情報がある場合には上述したステップS34に戻る。一方、読み取り情報がない場合にはステップS46に進み、処理を終了する。
【0040】
上述したステップS32において、カラー情報の読み取りが選択されている場合には、図7のステップS48において、COLORにR(赤)をセットする。
次に、ステップS50において、R(READ=読み取り)モータ13の相を切り換える。
【0041】
次に、ステップS52において、信号SHを出力する。
次に、ステップS54において、COLORに設定されている色の光を発光するLED3〜5に電流値X[A]の電流を流して、COLORに設定されている色の光を点灯する。
【0042】
次に、図8のステップS56において、1つ前のカラー読み取りライン情報をDINにて入力し、R、G、Bのカラー情報として処理する。この処理では例えば、2[MHz]のクロックをA4、8[pel/mm]のビット数1728ビット以上与えるようにする。
【0043】
次に、ステップS58において、COLORに設定されている色の光を発光するLED3〜5を消灯する。
次に、ステップS60において、COLORに設定されている色を判定する。この判定の結果、R(赤)が設定されている場合には、ステップS62に進んでCOLORにG(緑)をセットし、上述したステップS52の処理に戻る。
【0044】
また、G(緑)が設定されている場合には、ステップS64に進んで、COLORにB(青)をセットし、上述したステップS52に戻る。B(青)が設定されている場合にはステップS66に進む。
【0045】
そして、ステップS66において、原稿に読み取り情報があるか否かを判断する。この判断の結果、読み取り情報がある場合には、上述したステップS48の処理に戻る。一方、読み取り情報がない場合には、ステップS68に進み、処理を終了する。
【0046】
以上のように本実施の形態では、原稿に記載されている特定色の情報を読み取り対象外とすることが、ユーザから指示された場合には、上記指示された特定色の光を点灯して、上記原稿に記載されている情報をモノクロ情報(2値情報)としてスキャンするようにしたので、特定色(例えば赤色のみ)の情報を読み取らないようにすることができ、上記特定色と異なる色で上記原稿に記載されている情報のみを読み取ることができる。これにより、原稿に記載されている情報の一部を読み取ることができる。したがって、1枚の原稿用紙に記載されている情報から、2種類以上の情報を作り出すことができ、保管する原稿用紙の枚数を少なくすることができるようになる。
【0047】
例えば、一般のお客さんに渡す情報を黒文字で書き、お客さんに販売を薦める時の注意事項を赤文字で書いておけば、1枚の原稿用紙に記載されている情報から2種類の原稿を得ることができ、保管しておくべき原稿枚数を少なくすることができるというメリットが得られる。
【0048】
この場合、上記特定色を、赤色のみ、緑色のみ、または青色のみ等とすることにより、1枚の原稿用紙に記載されている情報から多種類の原稿を得ることができる。例えば、一般のお客さんに渡す情報を黒文字で書き、お客さんに販売を薦める時の注意事項を赤文字、緑文字、または青文字で書いておけば、1枚の原稿用紙に記載されている情報から多種類の原稿を得ることができるようになる。また、各会社ごとに異なる特定色を選択するようにし、上記各会社に対して異なる内容の原稿を作成するというような使用形態にすることもできる。
【0049】
また、上記原稿に記載されている特定色の情報を読み取ることが選択されている場合には、上記原稿に記載されている情報をカラー情報で読み取ることが選択されているか否かを判断し、カラー情報で読み取ることが選択されている場合には上記原稿に記載されている情報をカラー情報としてスキャンする一方、選択されていない場合には上記原稿に記載されている情報をモノクロ情報(2値情報)としてスキャンするようにしたので、カラースキャンを行うか否かの選択と、特定色の情報を読み取るか否かの選択とに基づいて、スキャン情報を2値情報にするか、それともカラー情報にするのかを決定することができる。これにより、作成される画像データがモノクロになるのか、それともカラーになるのかを明確且つ容易にユーザに判別させることができ、ユーザの使用範囲を判りやすくすることができる。
【0050】
なお、本実施の形態において、カラー読み取りの時には、赤色LED3を点灯するタイミングでRモータ13の相切り換えをして、Rモータ13の搬送のトリガをかけるようにした。
【0051】
しかしながら、カラー読み取りの時には、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)LED3〜5を点灯するタイミングで毎回、Rモータ13の相切り換えを実行してもよい。このようにすれば、Rモータ13の相切り換えを1回実行したときの搬送距離をモノクロ読み取り時よりも短くすることができる。
また、上記ステップS22において、ステップS12、S14、S16でセットされた色(COLOR)を発光するLED3〜5に電流値X[A]の電流を流して、ステップS12、S14、S16でセットされた色(COLOR)の光を点灯するよう構成した。これは、S12、S14、S16で特定色として設定しなくても、例えば、「添削モード」をセットした場合にはステップS22において、G(緑色)、B(青色)のLEDをセットする、「採点モード」をセットし場合にはステップS22において、R(赤色)のLEDをセットするなどのように、ユーザの所望するモードに対応したスキャナー読み取りを可能な特定色をセットすることも好適である。この場合、ユーザは読み取りモードを容易に認識することができるだろう。
【0052】
(第2の実施の形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第2の実施の形態について説明する。
上述した第1の実施の形態では、原稿上の特定色の情報を読み取らないようにする制御をスキャナー装置で行う場合について説明したが、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態で説明した制御(図2〜図8)をファクシミリ装置で行うようにする。
【0053】
図9は、本発明の実施の形態を示し、ファクシミリ装置の構成の一例を示したブロック図である。
【0054】
22は、NCU(網制御装置)であり、電話網をデータ通信等に使用するために、その回線の端末に接続して、電話交換網への接続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行ったり、ループの保持を行ったりするものである。
【0055】
また、NCU22は、バス46からの制御により、電話回線22aを電話機24側に接続(CMLオフ)したり、電話回線22aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)したりするものである。なお、通常状態では、電話回線22aは、電話機24側に接続されている。
【0056】
24は、電話機である。
26は、ハイブリッド回路であり、送信系の信号と受信系の信号とを分離し、加算回路32からの送信信号をNCU22経由で電話回線22aに送出する。また、このハイブリッド回路26は、相手側からの信号をNCU22経由で受け取り、信号線26a経由で変復調器28に送る。
【0057】
28は、変復調器であり、ITU−T勧告V.8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.34に基づいた変調及び復調を行う変復調器であり、バス46の制御により、各伝送モードが指定される。
【0058】
変復調器28は、バス46からの送信信号を入力して変調を行い、変調データを信号線28aに出力する。また、変復調器28は、信号線26aに出力されている受信信号を入力して復調を行い、復調データをバス46に出力する。
【0059】
30は、発呼回路であり、バス46からの信号により、電話番号情報を入力し、信号線30aにDTMF(Dial Tone Multi Frequency)の選択信号を出力する。
【0060】
32は、加算回路であり、信号線28aの情報と信号線30aの情報とを入力して加算し、加算した結果を信号線32aに出力する。
【0061】
34は、カラー情報を読み取り可能な読取回路であり、読み取りデータをバス46に出力する。
【0062】
36は、カラー情報を記録可能な記録回路であり、バス46に出力されている情報を1ライン毎に順次記録する。
【0063】
38は、メモリ回路であり、ワーク用のメモリ(RAM)としての機能を有するとともに、読み取りデータの生情報や、符号化した情報を格納したり、受信情報や復号化した情報等を、バス46を介して格納したりするために使用する。
【0064】
40は、操作部であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、ストップキー、セットキー、特定色の読み取りをしないことをユーザに選択させるための選択キー、特定色をユーザに選択させるための選択キー、その他のファンクションキーなどを有している。また、この操作部40が押下されることにより発生するキー情報は、バス46に出力される。
【0065】
さらに、操作部40は、表示部を有しており、バス46に出力されている情報をこの表示部に表示するように構成されている。
【0066】
42は、CPU(中央処理装置)であり、ファクシミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を実行したりする。このCPU42で行われる処理を実行するための制御プログラムは、ROM44に格納されている。
46は、バスである。
【0067】
図10〜図13は、本実施の形態のファクシミリ装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
図10において、ステップS70は、処理の始めを表している。
【0068】
そして、ステップS72において、CPU42は、バス46を介して、メモリ38をイニシャライズする。
次に、ステップS74において、CPU42は、バス46を介して、操作部40に配設されている表示部の表示内容をクリアする。
【0069】
次に、ステップS76において、CPU42によるバス46からの制御により、NCU22は、CMLをオフ(電話回線22aを電話機24側に接続)する。
【0070】
次に、ステップS78において、CPU42は、操作部40からのキー情報に基づいて、ファクシミリ送信が選択されたか否かが判断する。この判断の結果、ファクシミリ送信が選択された場合には、ステップS82に進む。一方、ファクシミリ送信が選択されていない場合には、ステップS80に進み、その他の処理を実行し、上述したステップS76に戻る。
【0071】
次に、ステップS82において、CPU42によるバス46からの制御によりNCU22は、CMLをオン(電話回線22aをファクシミリ装置側に接続)する。
【0072】
次に、ステップS84において、発呼回路30は、操作部40からのキー情報に基づく指定された宛先へ発呼する。
次に、ステップS86において、CPU42などは、所定の前手順処理を行う。
【0073】
次に、ステップS88において、CPU42は、操作部40からのキー情報に基づいて、特定色の読み取りをしないことが選択されているか否かを判断する。この判断の結果、特定色の読み取りをしないことが選択されている場合には、ステップS90に進む。一方、特定色の読み取りをしないことが選択されていない場合には、後述する図12のステップS96に進む。
【0074】
そして、ステップS90において、CPU42などは、カラー送信を指定しない処理を含む残りの前手順処理を行う。
次に、図11のステップS92において、図3から図8に示す上述した制御に基づいて、選択された特定色の読み取りをしないで、1ページ分の原稿情報(画情報)をモノクロで読み取り、読み取り内容をモノクロ情報として送信する。そして、読み取った全ての原稿についての原稿情報を順次送信する。なお、図3から図8に示す制御は、CPU42で行うようにする。
次に、ステップS94において、CPU42などは、所定の後手順処理を行って、上述したステップS76に戻る。
【0075】
上述したステップS88において、特定色の読み取りをしないことが選択されていないと判断した場合には、図12のステップS96において、CPU42は、操作部40からのキー情報に基づいて、カラー読み取りが選択されているか否かを判断する。この判断の結果、カラー読み取りが選択されている場合には、ステップS98に進む。一方、カラー読み取りが選択されていない場合には、後述する図13のステップS106に進む。
【0076】
そして、ステップS98において、CPU42は、相手受信機にJPEG受信機能とフルカラー受信機能とがあるか否かを判断する。この判断の結果、これらの機能がある場合には、ステップS100に進む。一方、これらの機能がない場合には、後述する図13のステップS106に進む。
【0077】
そして、ステップS100において、CPU42は、JPEG送信とフルカラー送信とを指定する処理を含む残りの前手順処理を行う。
次に、ステップS102において、図3から図8に示す上述した制御に基づいて、1ページ分の原稿情報(画情報)をカラーで読み取り、読み取り内容をカラー情報として送信する。そして、読み取った全ての原稿についての原稿情報を順次送信する。なお、図3から図8に示す制御は、CPU42で行うようにする。
次に、ステップS104において、CPU42は、所定の後手順処理を行って、上述したステップS76に戻る。
【0078】
上述したステップS96において、カラー読み取りが選択されていると判断した場合と、ステップS98において、相手受信機にJPEG受信機能とフルカラー受信機能とがないと判断した場合には、図13のステップS106において、CPU42は、残りの前手順処理を行う。
【0079】
次に、ステップS108において、図3から図8に示す上述した制御に基づいて、選択された特定色の読み取りをしない制御をすることなく、1ページ分の原稿情報(画情報)をモノクロで読み取り、読み取り内容をモノクロ情報として送信する。そして、読み取った全ての原稿についての原稿情報を順次送信する。なお、図3から図8に示す制御は、CPU42で行うようにする。
次に、ステップS110において、CPU42は、所定の後手順処理を行って、上述したステップS76に戻る。
【0080】
以上のように本実施の形態のファクシミリ装置においても上述した第1の実施の形態と同様に、原稿に記載されている特定色(例えば赤色のみ)の情報を読み取らないようにすることができ、原稿に記載されている情報の一部の情報のみを読み取ることができる。これにより、1枚の原稿用紙に記載されている情報から、2種類以上の情報を作り出すことができるようになる。すなわち、本実施の形態のファクシミリ装置は、上述した第1の実施の形態と同じ効果を有する。
【0081】
ただし、本実施の形態では、例えば、FAX塾を考えることができる。この場合、問題用紙を黒文字で書き、解答を赤文字で書いておけば、1枚の原稿情報でこれらの2種類の原稿を作成することができ、従来のように、問題用紙と、その解答を記入した用紙とを2種類作成する必要がなくなる。これにより、保管しておくべき原稿枚数を少なくすることができる。このように、図3から図8に示す制御をファクシミリ装置に適用することにより、スキャナー装置単体では実現することが困難な利用形態を実現することができる。
【0082】
(第3の実施の形態)
次に、図面を参照しながら、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態のファクシミリ装置は、上述した第2の実施の形態で説明したファクシミリ装置に対し、原稿に特定色で記載されている情報を送信しないことをユーザからの指示に基づいて選択する手段を付加し、このような選択をした場合には、特定色の読み取りを実行しないようにする。
【0083】
ここで、上記原稿に特定色で記載されている情報とは、例えば、FAX塾において、黒文字の問題と、赤文字の解答とが記載された原稿(用紙)における上記赤文字の解答である。
【0084】
このように、本実施の形態のファクシミリ装置と、上述した第2の実施の形態のファクシミリ装置とは、処理の一部が異なるだけであるので、上述した第2の実施の形態のファクシミリ装置と同一の部分には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0085】
本実施の形態のファクシミリ装置では、特定色の選択を行わずに、例えば、赤色に固定する。
図14は、本実施の形態のファクシミリ装置における主要な制御動作の一例を説明するフローチャートである。図14のフローチャートでは、図3から図8、及び図10から図13のフローチャートと異なる処理について図示している。
【0086】
図14において、ステップS120は、図10のステップS86を表している。
そして、図10のステップS88の代わりに図14のステップS122の処理を行う。具体的に説明すると、ステップS122において、CPU42は、操作部40からのキー情報に基づいて、上記赤文字の解答を送信しないことが選択されているか否かを判断する。この判断の結果、上記赤文字の解答を送信しないことが選択されている場合には、ステップS124(図10のステップS90)に進む。一方、上記赤文字の解答を送信しないことが選択されていない場合には、ステップS126(図12のステップS96)に進む。
【0087】
また、上述した図11のステップS92では、選択された特定色の読み取りをしないで、1ページ分の原稿情報(画情報)をモノクロで読み取るようにしているが、本実施の形態では、このステップS92において、赤色の読み取りをしないで、1ページ分の原稿情報(画情報)をモノクロで読み取るようにする。
【0088】
また、本実施の形態のファクシミリ装置では、上述した図3のステップS10、S12、S16の処理を行わない。すなわち、図3のステップS8において、特定色の読み取りをしないことが選択されている場合には、ステップS14に進んで、COLORにR(赤)をセットするようにする。
【0089】
このように、本実施の形態では、原稿に特定色で記載されている情報を送信しないことをユーザからの指示に基づいて選択し、このような選択をした場合には、特定色の読み取りを実行しないようにしたので、上述した第1及び第2の実施の形態における効果に加え、原稿に特定色で記載されている情報を送信しない場合の操作を容易且つ明確にすることができ、ファクシミリ装置の使い勝手を向上することができる。例えば、FAX塾において、解答を送信しない場合の操作が容易且つ明確になり、解答を誤って生徒に送ってしまうということを可及的に防止することができる。
【0090】
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0091】
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0092】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0093】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0094】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
(実施態様1) 光源から被写体へ向けて光を発光し、上記発光した光の上記被写体からの光をセンサーにて受光して、上記被写体に表されている情報を読み取り、上記読み取った内容に基づいて画像データを得るようにするスキャナー装置であって、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にするか否かを、ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り対象選択手段と、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが上記読み取り対象選択手段により選択された場合に、上記光源の発光により上記特定色に対応した色の光を照射することによって、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にする読み取り対象除外手段とを有することを特徴とするスキャナー装置。
(実施態様2) 上記特定色に対応した色の光は、上記特定色であることを特徴とする実施態様1に記載のスキャナー装置。
【0095】
(実施態様3) 上記光源の発光色は、赤色、緑色、及び青色であることを特徴とする実施態様1または2に記載のスキャナー装置。
【0096】
(実施態様4) 上記特定色は、赤色であることを特徴とする実施態様1〜3の何れかに記載のスキャナー装置。
【0097】
(実施態様5) 上記特定色は、赤色、緑色、または青色であることを特徴とする実施態様1〜3の何れかに記載のスキャナー装置。
【0098】
(実施態様6) 上記ユーザによる操作内容に基づいて、複数の色の中から1色を選択する色選択手段を有し、上記読み取り対象除外手段は、上記色選択手段により選択された色で表されている上記被写体の情報を読み取り対象外にすることを特徴とする実施態様1〜3の何れかに記載のスキャナー装置。
【0099】
(実施態様7) 上記色選択手段により選択される色は、赤色、緑色、または青色であることを特徴とする実施態様6に記載のスキャナー装置。
【0100】
(実施態様8) 上記被写体に表されている情報を2値情報として読み取る読み取り手段を有することを特徴とする実施態様1〜7の何れか1態様に記載のスキャナー装置。
【0101】
(実施態様9) 上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外としないことが、上記読み取り対象選択手段により選択された場合に、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取るか、または2値情報として読み取るかを、上記ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り内容選択手段と、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取ることが上記読み取り内容選択手段により選択された場合には、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取る一方、上記被写体の情報を2値情報として読み取ることが上記読み取り内容選択手段により選択された場合には、上記被写体に表されている情報を2値情報として読み取る被写体読み取り手段とを有することを特徴とする実施態様1〜8の何れか1態様に記載のスキャナー装置。
【0102】
(実施態様10) 上記被写体読み取り手段は、上記光源の発光色を変えて被写体を複数回読み取って、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取るようにしたことを特徴とする実施態様9に記載のスキャナー装置。
【0103】
(実施態様11) 上記実施態様1〜10の何れか1態様に記載のスキャナー装置と、上記スキャナー装置により得られたカラー画像データを、通信回線に送信する画像データ送信手段とを有することを特徴とするファクシミリ装置。
【0104】
(実施態様12) 上記スキャナー装置は、上記被写体に特定色に対応する色で表さている情報を送信するか否かを、上記ユーザによる操作内容に基づいて選択する情報送信選択手段を有し、上記読み取り対象除外手段は、上記被写体に特定色に対応する色で表さている情報を送信しないことが、上記情報送信選択手段により選択された場合に、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にすることを特徴とする実施態様11に記載のファクシミリ装置。
【0105】
(実施態様13) 光源から被写体へ向けて光を発光し、上記発光した光の上記被写体からの光をセンサーにて受光して、上記被写体に表されている情報を読み取り、上記読み取った内容に基づいて画像データを得るようにする画像データ取得方法であって、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にするか否かを、ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り対象選択処理と、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが上記読み取り対象選択処理により選択された場合に、上記光源の発光により上記特定色に対応した色の光を上記被写体に照射することによって、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にする読み取り対象除外処理とを行うことを特徴とする画像データ取得方法。
(実施態様14) 上記特定色に対応した色の光は、上記特定色であることを特徴とする実施態様13に記載の画像データ取得方法。
【0106】
(実施態様15) 上記ユーザによる操作内容に基づいて、複数の色の中から1色を選択する色選択処理を行い、上記読み取り対象除外処理は、上記色選択処理により選択された色で表されている上記被写体の情報を読み取り対象外にすることを特徴とする実施態様13または14に記載の画像データ取得方法。
【0107】
(実施態様16) 上記被写体に表されている情報を2値情報として読み取る被写体読み取り処理を行うことを特徴とする実施態様13〜15の何れか1態様に記載の画像データ取得方法。
【0108】
(実施態様17) 上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外としないことが、上記読み取り対象選択処理により選択された場合に、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取るか、または2値情報として読み取るかを、上記ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り内容選択処理と、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取ることが上記読み取り内容選択処理により選択された場合には、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取る一方、上記被写体の情報を2値情報として読み取ることが上記読み取り内容選択処理により選択された場合には、上記被写体に表されている情報を2値情報として読み取る被写体読み取り処理とを行うことを特徴とする実施態様13〜15の何れか1態様に記載の画像データ取得方法。
【0109】
(実施態様18) 上記被写体読み取り処理は、上記光源の発光色を変えて被写体を複数回読み取って、上記被写体に表されている情報をカラー情報として読み取るようにしたことを特徴とする実施態様17に記載の画像データ取得方法。
【0110】
(実施態様19) 上記被写体の情報を、通信回線に送信する画像データ送信処理とを行うことを特徴とする実施態様13〜18の何れか1態様に記載の画像データ取得方法。
【0111】
(実施態様20) 上記被写体に特定色に対応する色で表さている情報を送信するか否かを、上記ユーザによる操作内容に基づいて選択する情報送信選択処理を行い、上記読み取り対象除外処理は、上記被写体に特定色に対応する色で表さている情報を送信しないことが、上記情報送信選択処理により選択された場合に、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にすることを特徴とする実施態様13〜19に記載の画像データ取得方法。
【0112】
(実施態様21) 光源から被写体へ向けて光を発光し、上記発光した光の上記被写体からの光をセンサーにて受光して、上記被写体に表されている情報を読み取り、上記読み取った内容に基づいて画像データを得るようにする画像データ取得方法であって、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にするか否かを、ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り対象選択処理と、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが上記読み取り対象選択処理により選択された場合に、上記光源の発光により上記特定色に対応した色の光を上記被写体に照射することによって、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にする読み取り対象除外処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
【0113】
(実施態様22) 上記実施態様21に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0114】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、被写体に表されている情報を読み取るに際し、上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが選択された場合には、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にするようにしたので、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取らないようにすることができ、上記被写体に表されている情報の一部の情報のみを読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、スキャナー装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示し、スキャナー装置による読み取り動作を説明するタイムチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示し、スキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第1の形態を示し、図3に続くスキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の実施の第1の形態を示し、図3に続くスキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施の第1の形態を示し、図5に続くスキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の第1の形態を示し、図5に続くスキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第1の形態を示し、図7に続くスキャナー装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態を示し、ファクシミリ装置の構成の一例を示したブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を示し、ファクシミリ装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示し、図10に続くファクシミリ装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示し、図10に続くファクシミリ装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態を示し、図12に続くファクシミリ装置における制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態を示し、ファクシミリ装置における主要な制御動作の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部
2 発振子
3 赤色(R)LED
4 緑色(G)LED
5 青色(B)LED
6〜8 トランジスタ
9〜11 制限抵抗
12 モータドライバ
13 Rモータ
14 イメージセンサー
15 増幅器
16 A/D変換器
17 転送クロック
18 ライン同期信号
19 画像信号
20 画像信号
22 NCU
24 電話機
26 ハイブリッド回路
28 変復調器
30 発呼回路
32 加算回路
34 読取回路
36 記録回路
38 メモリ回路
40 操作部
42 CPU
44 ROM
46 バス

Claims (1)

  1. 光源から被写体へ向けて光を発光し、上記発光した光の上記被写体からの光をセンサーにて受光して、上記被写体に表されている情報を読み取り、上記読み取った内容に基づいて画像データを得るようにするスキャナー装置であって、
    上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にするか否かを、ユーザによる操作内容に基づいて選択する読み取り対象選択手段と、
    上記被写体に特定色で表されている情報を読み取り対象外にすることが上記読み取り対象選択手段により選択された場合に、上記光源の発光により上記特定色に対応した色の光を上記被写体に照射することによって、上記特定色に対応する色で上記被写体に表されている情報を読み取り対象外にする読み取り対象除外手段とを有することを特徴とするスキャナー装置。
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