JP2003101799A - 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法 - Google Patents

画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法

Info

Publication number
JP2003101799A
JP2003101799A JP2001293210A JP2001293210A JP2003101799A JP 2003101799 A JP2003101799 A JP 2003101799A JP 2001293210 A JP2001293210 A JP 2001293210A JP 2001293210 A JP2001293210 A JP 2001293210A JP 2003101799 A JP2003101799 A JP 2003101799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
full
color space
color
color information
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001293210A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001293210A priority Critical patent/JP2003101799A/ja
Publication of JP2003101799A publication Critical patent/JP2003101799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルカメラで撮影した情報、または、パ
ソコンで表示している情報をファクシミリ送信する場
合、その操作が容易であり、また、画質が劣化せず、さ
らに、A4サイズよりも少ない画素数の情報を送信する
場合、無駄な情報を送信することがない画像通信装置お
よびその制御方法を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 受信機として動作する場合は、JPEG
符号化情報の受信機能の有無を通知し、色空間がLab
であるフルカラー情報の受信機能の有無を通知し、色空
間がsYCCであるフルカラー情報の受信機能の有無を
通知し、色空間がLabであるフルカラー情報の受信機
能と、色空間がsYCCであるフルカラー情報の受信機
能とに対して、前手順で通知されたサイズよりも小さい
任意のサイズを、JPEGにおいて指定されたときに、
受信機能の有無を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、特に、カラー情報を送信可能なファクシミリ装置等
の画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置において、カラ
ー情報を送信する場合、ITU−T勧告T.82で規定
されているJPEG符号化を使用し、ITU−T勧告
T.41の色空間で、フルカラー情報を送信する。この
場合、送信機、受信機ともにスタンドアローンのファク
シミリ装置であれば足りる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、送信するカラーファクシミリ情報の色空間とし
て、Labを使用しているが、たとえば、デジタルカメ
ラで撮影したカラー情報の色空間はsYCCである。ま
た、パソコンがカラー情報を表示する場合、その色空間
は、sYCCである。
【0004】ここで、sYCCは、YCrCbの色空間
を標準的な色空間としたものであり、sRGB色空間を
輝度、色差で表したものと等価である。
【0005】よって、デジタルカメラで撮影した情報、
または、パソコンで表示する情報を、ファクシミリ送信
する場合、sYCCの色空間をRGBまで、一旦、戻
し、色空間をLabに、再度、変換し、送信しなければ
ならず、この操作が煩雑であるという問題があり、ま
た、この変換において、画質劣化が発生するという問題
がある。
【0006】この問題は、ファクシミリ装置以外の画像
通信装置においても生じる問題である。
【0007】本発明は、送信機側のユーザの希望に応じ
て、パソコンに格納されているカラー情報の送信、また
は、デジタルカメラで撮影したカラー情報を送信する場
合、色空間sYCCでファクシミリ送信することがで
き、無効な色変換がなくなり、カラー画質の劣化もな
く、送信処理の時間短縮が可能になる画像通信装置およ
び画像通信方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、カラー情報を
通信可能な画像通信装置において、JPEG符号化情報
を受信する機能の有無を、受信機から送信機に通知する
手段と、色空間がLabであるフルカラー情報を受信す
る機能の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、
色空間がsYCCであるフルカラー情報を受信する機能
の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、JPE
G符号化情報の送信を、送信機から受信機に指定する手
段と、色空間がLabであるフルカラー情報の送信を、
送信機から受信機に指定する手段と、色空間がsYCC
であるフルカラー情報の送信を、送信機から受信機に指
定する手段と、送信するフルカラーの色空間を、送信機
側で選択する手段とを有する画像通信装置である。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置F
S1を示すブロック図である。
【0010】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路への切
り換えを行ったり、ループの保持を行うものである。ま
た、NCU2は、バス26からの制御により、電話回線
2aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線
2aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)するも
のである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電話
機4側に接続されている。
【0011】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受け取り、信号線6a経由で変復調
器8に送るものである。
【0012】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調と復調とを行う変復調器であり、バ
ス26の制御により、各伝送モードが指定される。変復
調器8は、バス26からの送信信号を入力し、変調デー
タを信号線8aに出力し、信号線6aに出力されている
受信信号を入力し、復調データをバス26に出力する。
【0013】発呼回路10は、バス26からの信号によ
り、電話番号情報を入力し、信号線10aにDTMFの
選択信号を出力する。
【0014】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報を入力し、加算した結果を信号線12a
に出力する。
【0015】カラー読み取り可能な読取回路14は、読
み取りデータをバス26に出力する回路である。
【0016】カラー記録可能な記録回路16は、バス2
6に出力されている情報を順次1ライン毎に記録する。
【0017】メモリ回路18は、ワーク用のメモリ(R
AM)、さらに、読み取りデータの生情報、または、符
号化した情報を格納したり、また、受信情報、または、
復号化した情報等をバス26を介して格納するために使
用する。
【0018】図3は、上記実施例において、ワンタッチ
ダイヤルに対応して、その宛先と受信端末の属性とが記
憶されている例を示す図である。
【0019】たとえば、ワンタッチダイヤル01に対応
して03−3111−1111、MFP(この場合は、
カラー送信が選択されているときに、色空間sYCCで
フルカラー送信を実行する)と登録され、ワンタッチダ
イヤル02に対応して03−3111−3333、St
andalone FAX(この場合は、カラー送信が
選択されているときに、色空間Labでフルカラー送信
を実行する)と登録されている。
【0020】操作部20は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキー、
ストップキー、セットキー、カラー情報の読み取りを選
択キー、フルカラーの色空間を選択するキー、その他の
ファンクションキーを有し、押下されたキー情報は、バ
ス26に出力される。
【0021】操作部20には、表示部があり、バス26
に出力されている情報を入力し、表示する。
【0022】CPU(中央処理装置)22は、ファクシ
ミリ全体の制御をしたり、ファクシミリ伝送制御手順を
実行するが、その制御プログラムは、ROM24に格納
される。
【0023】図2は、上記実施例において、ITU−T
勧告T.30に新規に追加するプロトコルを示す図であ
る。
【0024】DIS/DTC信号のFIFの68ビット
によって、JPEG受信機能の有無を通知し、DCS信
号のFIFの68ビットによって、JPEG送信を指定
する。
【0025】また、DIS/DTC信号のFIFの69
ビットによって、色空間はLabであるフルカラー受信
機能の有無を通知し、DCS信号のFIFの69ビット
によって、色空間はLabであるフルカラー送信を指定
する。
【0026】また、DIS/DTC信号のFIFのXビ
ットによって、色空間がsYCCであるフルカラー受信
機能の有無を通知し、DCS信号のFIFのXビットに
よって、色空間がsYCCであるフルカラー送信を指定
する。
【0027】ROM24は、カラー情報を通信可能な画
像通信装置において、JPEG符号化情報を受信する機
能の有無を、受信機から送信機に通知する手段と、色空
間がLabであるフルカラー情報を受信する機能の有無
を、受信機から送信機に通知する手段と、色空間がsY
CCであるフルカラー情報を受信する機能の有無を、受
信機から送信機に通知する手段と、JPEG符号化情報
の送信を、送信機から受信機に指定する手段と、色空間
がLabであるフルカラー情報の送信を、送信機から受
信機に指定する手段と、色空間がsYCCであるフルカ
ラー情報の送信を、送信機から受信機に指定する手段
と、カラー情報の読み取りを、送信機側で選択する手段
と、送信するフルカラーの色空間を、送信機側で選択す
る手段とを実現する例である。
【0028】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0029】図4〜図8は、上記実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0030】S2では、バス26を介して、メモリ18
をイニシャライズし、S4では、バス26を介して、操
作部20の表示部をクリアし、S6では、バス26を介
して、NCU2のCMLをオフする。
【0031】S8では、受信が選択されたか否かを判断
し、受信が選択されていれば、ステップS14に進み、
受信が選択されていなければ、ステップS10に進む。
【0032】S10では、送信が選択されたか否かを判
断し、送信が選択されていれば、ステップS38に進
み、送信が選択されていなければ、ステップS12に進
み、その他の処理を実行する。
【0033】S14では、バス26を介して、NCU2
のCMLをオンする。
【0034】S16は、前手順を実行し、ここで、DI
S信号のFIFの68、69、Xビットを全て1とし、
JPEG受信機能があることを通知し、色空間Labで
のフルカラー受信機能があることを通知し、色空間sY
CCでのフルカラー受信機能があることを通知する。
【0035】S18では、DCS信号のFIFの68ビ
ットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIFの
68ビットが1であれば、ステップS24に進み、DC
S信号のFIFの68ビットが1でなければ、ステップ
S20に進む。
【0036】S20では、モノクロ2値ファクシミリ情
報を受信し、記録し、S22では、後手順を実行する。
【0037】S24では、DCS信号のFIFの69ビ
ットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIFの
69ビットが1であれば、ステップS26に進み、DC
S信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステップ
S30に進む。
【0038】S26では、色空間がLabであるフルカ
ラーファクシミリ情報を受信し、記録紙に記録し、S2
8では、後手順を実行する。
【0039】S30では、DCS信号のFIFのXビッ
トが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIFのX
ビットが1であれば、ステップS32に進み、DCS信
号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS36
に進む。
【0040】S32では、色空間がsYCCであるフル
カラーファクシミリ情報を受信し、記録紙に記録し、S
34では、後手順を実行し、S36では、モノクログレ
ースケールファクシミリ情報を受信し、記録紙に記録
し、S38では、バス26を介して、NCU2のCML
をオンし、S40では、バス26を介して指定された宛
先へ発呼し、S42では、前手順を実行する。
【0041】S44では、バス26を介して操作部20
の情報を入力し、カラー送信が選択されたか否かを判断
し、カラー送信が選択されていれば、ステップS52に
進み、カラー送信が選択されていなければ、ステップS
46に進む。
【0042】S46では、残りの前手順を実行し、ここ
で、DCS信号のFIFの68、69、Xビットを、全
て0にし、S48では、モノクロ2値ファクシミリ情報
を送信し、S50では、後手順を実行し、S52では、
バス26を介して操作部20の情報を入力し、色空間の
選択を判断し、色空間がsYCCであれば、ステップS
54に進み、色空間がLabであれば、ステップS68
に進む。
【0043】S54では、DIS信号のFIFのXビッ
トが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIFのX
ビットが1であれば、ステップS56に進み、DIS信
号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS62
に進む。
【0044】S56では、残りの前手順を実行し、ここ
で、DCS信号のFIFの68、Xビットを1とし、6
9ビットを0とする。
【0045】S58では、sYCCの色空間でフルカラ
ーファクシミリ情報を送信し、S60では、後手順を実
行し、S62では、DIS信号のFIFの69ビットが
1であるか否かを判断し、DIS信号のFIFの69ビ
ットが1であれば、ステップS64に進み、DIS信号
のFIFの69ビットが1でなければ、ステップS46
に進む。
【0046】S64では、残りの前手順を実行し、ここ
で、DCS信号のFIFの68、69ビットを1とし、
Xビットを0とする。
【0047】S66では、Labの色空間でフルカラー
ファクシミリ情報を送信し、S67では、後手順を実行
する。
【0048】S68では、DIS信号のFIFの69ビ
ットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIFの
69ビットが1であれば、ステップS64に進み、DI
S信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステップ
S70に進む。
【0049】S70では、DCS信号のFIFのXビッ
トが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIFのX
ビットが1であれば、ステップS56に進み、DCS信
号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS46
に進む。
【0050】[第2の実施例]本発明の第2の実施例
は、第1の実施例の構成において、送信する宛先に対応
して、受信端末の属性を登録する手段を有し、受信端末
の属性に応じて、カラー情報の送信を実行しているとき
に、色空間がLabであるフルカラー情報の送信を指定
するか、色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信
を指定するかを決定する実施例である。
【0051】第2の実施例は、より具体的には、送信す
る宛先に対応して、受信端末がマルチファンクションフ
ァクシミリ端末であるか、スタンドアローンファクシミ
リ端末であるかを登録する手段を有し、受信端末がマル
チファンクションプリンタ(MFP)におけるファクシ
ミリ端末であると登録されていれば、色空間がsYCC
であるフルカラー情報の送信を指定し、一方、受信端末
がスタンドアローンファクシミリ端末であると登録され
ていれば、色空間がLabであるフルカラー情報の送信
を指定する実施例である。
【0052】図9は、本発明の第2の実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0053】図9には、図4〜図8に示すフローチャー
トと異なる部分を示す。
【0054】図9において、S80は、ステップS12
を表している。
【0055】S82では、バス26を介して操作部20
の情報を入力し、ワンタッチダイヤルの登録が選択され
たか否かを判断し、ワンタッチダイヤルの登録が選択さ
れていれば、ステップS84に進み、ワンタッチダイヤ
ルの登録が選択されていなければ、ステップS86(S
6)に進む。
【0056】S84では、バス26を介して、ワンタッ
チダイヤルに対応する宛先、受信端末の属性を、たとえ
ば、図3に示すように登録する。
【0057】S88は、ステップS44のYESを表し
ている。
【0058】S90では、バス26を介して操作部20
の情報を入力し、指定されたワンタッチダイヤルに対応
して登録されている受信端末の属性を判断し、MFPで
あれば、ステップS92(S54)に進み、スタンドア
ローンファクシミリであれば、ステップS94(S6
8)に進む。
【0059】なお、ファクシミリ装置以外の画像通信装
置に、上記各実施例を適用するようにしてもよい。
【0060】上記実施例によれば、送信機側のユーザの
希望に応じて、パソコンに格納されているカラー情報を
送信する場合、または、デジタルカメラで撮影したカラ
ー情報を送信する場合に、色空間sYCCでファクシミ
リ送信することができ、無効な色変換がなくなり、カラ
ー画質の劣化もなく、送信の処理時間を短縮することが
できる。
【0061】また、上記実施例によれば、送信する宛先
に対応して、たとえば、受信端末の属性をMFPかスタ
ンドアローンFAXかを登録する手段を有し、受信端末
の属性に応じて、カラー情報の送信を実行しているとき
に、色空間がLabであるフルカラー情報の送信(たと
えば、スタンドアローンFAXの時)を指定するか、色
空間がsYCCであるフルカラー情報の送信(たとえ
ば、MFPの時)を指定するかを決定することができ、
受信機側の端末属性に合わせた色空間でのファクシミリ
送信が可能になり、受信機側での無効な色変換が不要に
なり、受信処理時間を短縮することができる。
【0062】さらに、上記実施例によれば、選択した色
空間での受信機能が受信機に無いときに、受信機側の有
する色空間でのファクシミリ通信を、送信機が自動的に
実行することができ、カラーファクシミリ通信を実現す
ることができる。
【0063】ところで、従来のファクシミリ装置は、カ
ラー情報の送信は、ITU−T勧告T.82で規定され
ているJPEG符号化によって、ITU−T勧告T.4
1の色空間でフルカラー情報の送信を実行する。送信
機、受信機ともに、スタンドアローンのファクシミリ装
置であれば、機能的には充分である。
【0064】しかし、上記従来例では、送信するカラー
ファクシミリ情報の色空間は、Labを使用している
が、たとえば、デジタルカメラで撮影したカラー情報の
色空間はsYCCである。また、パソコンにおいてカラ
ー情報を表示する場合の色空間は、sYCCである。
【0065】したがって、デジタルカメラで撮影した情
報、または、パソコンで表示している情報をファクシミ
リ送信するときは、一度、sYCCの色空間をRGBま
で戻し、再度、色空間をLabに変換して送信しなけれ
ばならない。つまり、デジタルカメラで撮影した情報、
または、パソコンで表示している情報をファクシミリ送
信する場合、その操作が非常に煩雑であり、また、sY
CCの色空間をRGBまで戻し、再度、色空間をLab
に変換すると、画質が劣化するという問題がある。
【0066】また、ファクシミリカラー情報の送信は、
A4サイズ(すなわち、主走査方向には200dpiで
1728ビット)に限定され、これよりも少ない画素数
の情報を送信するときは、情報の無い部分に白情報を付
加し、主走査方向に1728ビットにする必要があり、
無駄な情報を送信するという問題がある。
【0067】上記問題は、ファクシミリ装置以外の画像
通信装置においても生じる問題である。
【0068】本発明は、デジタルカメラで撮影した情
報、または、パソコンで表示している情報をファクシミ
リ送信する場合、その操作が容易であり、また、画質が
劣化せず、さらに、A4サイズよりも少ない画素数の情
報を送信する場合、無駄な情報を送信することがない画
像通信装置およびその制御方法を提供することを目的と
するものである。
【0069】[第3の実施例]図10は、本発明の第3
の実施例であるファクシミリ装置FS3を示すブロック
図である。
【0070】ファクシミリ装置FS3において、NCU
(網制御装置)102は、電話網をデータ通信等に使用
するために、その回線の端末に接続し、電話交換網の接
続制御を行ったり、データ通信路への切り換えを行った
り、ループの保持を行うものである。また、NCU10
2は、バス126からの制御によって、電話回線102
aを電話機側に接続(CMLオフ)したり、電話回線1
02aをファクシミリ装置側に接続(CMLオン)する
ものである。なお、通常状態では、電話回線102a
は、電話機104側に接続されている。
【0071】ハイブリッド回路106は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路112からの送信
信号をNCU102経由で電話回線102aに送出し、
相手側からの信号をNCU102経由で受け取り、信号
線106a経由で変復調器108に送るものである。
【0072】変復調器108は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調と復調とを行う変復調器であ
り、バス126の制御によって、各伝送モードが指定さ
れる。変復調器108は、バス126からの送信信号を
入力し、変調データを信号線108aに出力し、信号線
106aに出力されている受信信号を入力し、復調デー
タをバス126に出力するものである。
【0073】発呼回路110は、バス126からの信号
によって、電話番号情報を入力し、信号線110aにD
TMFの選択信号を出力する。
【0074】加算回路112は、信号線108aの情報
と信号線110aの情報とを入力し、加算した結果を、
信号線112aに出力する。
【0075】カラー読み取り可能な読取回路114は、
読み取りデータをバス126に出力する。
【0076】カラー記録可能な記録回路116は、バス
126に出力されている情報を、順次1ライン毎に記録
する。
【0077】メモリ回路118は、ワーク用のメモリ
(RAM)であり、また、読み取りデータの生情報また
は符号化した情報を格納したり、さらに、受信情報また
は復号化した情報等を、バス126を介して、格納する
メモリである。
【0078】操作部120は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、テンキー、*キー、#キー、スタートキ
ー、ストップキー、セットキー、カラー情報の読み取り
を選択キー、デジタルカメラで撮影した情報の送信選択
キー、その他のファンクションキーがあり、押下された
キー情報は、バス126に出力される。
【0079】操作部120には、表示部があり、バス1
26に出力されている情報を入力し、表示する。
【0080】CPU(中央処理装置)122は、ファク
シミリ装置FS3の全体を制御したり、ファクシミリ伝
送制御手順を実行するものであり、その制御プログラム
は、ROM124に格納される。
【0081】この他、メデイアインタフェース128が
設けられている。
【0082】図11は、上記実施例において、ITU−
T勧告T.30に新規に追加するプロトコルを示す図で
ある。
【0083】DIS/DTC信号のFIFの68ビット
で、JPEG受信機能の有無を通知し、DCS信号のF
IFの68ビットで、JPEG送信を指定する。
【0084】また、DIS/DTC信号のFIFの69
ビットで、色空間がLabであるフルカラー受信機能の
有無を通知し、DCS信号のFIFの69ビットで、色
空間がLabであるフルカラー送信を指定する。
【0085】また、DIS/DTC信号のFIFのXビ
ットで、色空間がsYCCであるフルカラー受信機能の
有無を通知し、DCS信号のFIFのXビットで、色空
間がsYCCであるフルカラー送信を指定する。
【0086】また、DIS/DTC信号のFIFのX+
1ビットで、前手順で通知されたサイズよりも小さいサ
イズでのJPEG受信機能の有無を通知し、DCS信号
のFIFのX+1ビットで、前手順で通知されたサイズ
よりも小さいサイズでのJPEG送信を指定する。
【0087】第3の実施例において、DIS信号のFI
FのX+1ビットは、色空間がLabであるフルカラー
情報の受信機能と、色空間がsYCCであるフルカラー
情報の受信機能とに対して、前手順で通知されたサイズ
よりも小さい任意のサイズをJPEGで指定したとき
に、受信機能の有無を通知する。また、DCS信号のF
IFのX+1ビットは、色空間がLabであるフルカラ
ー情報の送信、または、色空間がsYCCであるフルカ
ラー情報の送信に対して、前手順で通知されたサイズよ
りも小さい任意のサイズを、JPEGで指定することを
通知する。
【0088】ROM124は、カラー情報を通信可能な
画像通信装置において、受信機として動作する場合は、
JPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段
と、色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能の
有無を通知する手段と、色空間がsYCCであるフルカ
ラー情報の受信機能の有無を通知する手段と、色空間が
Labであるフルカラー情報の受信機能、かつ、色空間
がsYCCであるフルカラー情報の受信機能に対して、
前手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズ
を、JPEGにおいて指定されたときに、受信機能の有
無を通知する手段とを実現するプログラムを格納するメ
モリの例である。
【0089】また、ROM124は、送信機として動作
する場合は、JPEG符号化情報の送信を指定する手段
と、色空間がLabであるフルカラー情報の送信を指定
する手段と、色空間がsYCCであるフルカラー情報の
送信を指定する手段と、色空間がLabであるフルカラ
ー情報の送信、または、色空間がsYCCであるフルカ
ラー情報の送信に対して、前手順で通知されたサイズよ
りも小さい任意のサイズを、JPEGにおいて指定する
ことを通知する手段と、カラー情報の読み取りを選択す
る手段と、送信するフルカラーの色空間を選択する手段
と、前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズ
での指定送信を選択する手段とを実現するプログラムを
格納するメモリの例である。
【0090】さらに、ROM124は、前手順で通知さ
れたサイズよりも小さい任意サイズでの指定送信は、デ
ジタルカメラで撮影した情報を送信するときに指定する
送信であるとするプログラムを格納するメモリの例であ
る。
【0091】そして、ROM124は、色空間がsYC
Cであるフルカラー情報の指定送信は、デジタルカメラ
で撮影した情報を送信するときに指定する送信であるプ
ログラムを格納するメモリの例である。
【0092】また、ROM124は、画信号をフルカラ
ー送信する場合、前手順で通知されたサイズよりも小さ
い任意サイズでの指定送信をせずに、色空間がLabで
あるフルカラー情報を送信するプログラムを格納するメ
モリの例である。
【0093】さらに、ROM124は、受信機として動
作する場合は、色空間がsYCCであるフルカラー情報
の受信機能に対してのみ、前手順で通知されたサイズよ
りも小さい任意のサイズをJPEGで指定されたとき
に、受信機能の有無を通知する手段を実現するプログラ
ムの例である。
【0094】そして、ROM124は、受信機として動
作する場合、色空間がLabであるフルカラー情報の受
信機能に対しては、前手順で通知されたサイズよりも小
さい任意のサイズをJPEGで指定できないプログラム
を格納するメモリの例である。
【0095】また、ROM124は、受信機として動作
する場合は、色空間がsYCCであるフルカラー情報の
受信機能が有る場合は、前手順で通知されたサイズより
も小さい任意のサイズをJPEGで指定されたときに、
受信機能が有るとするプログラムを格納するメモリの例
である。
【0096】そして、ROM124は、受信機として動
作する場合、色空間がLabであるフルカラー情報の受
信機能に対しては、前手順で通知されたサイズよりも小
さい任意のサイズをJPEGで指定できないプログラム
を格納するメモリの例である。
【0097】図12〜図19は、ファクシミリ装置FS
3の動作を示すフローチャートである。
【0098】S102では、バス126を介して、メモ
リ回路118をイニシャライズし、S104では、バス
126を介して、操作部120の表示部をクリアし、S
106では、バス126を介してNCU102のCML
をオフする。
【0099】S108では、受信が選択されたか否かを
判断し、受信が選択されれば、ステップS114に進
み、受信が選択されなければ、ステップS110に進
む。
【0100】S110では、送信が選択されたか否かを
判断し、送信が選択されれば、ステップS152に進
み、送信が選択されなければ、ステップS112に進
み、その他の処理をする。
【0101】S114では、バス126を介して、NC
U102のCMLをオンし、S116では、前手順を実
行し、ここで、DIS信号のFIFの68、69、X、
X+1ビットを、全て1とし、JPEG受信機能が有る
ことを通知し、色空間Labでのフルカラー受信機能が
有ることを通知し、色空間sYCCでのフルカラー受信
機能が有ることを通知し、前手順で通知されたサイズよ
りも小さいサイズでのJPEG受信機能が有ることを通
知する。
【0102】S118では、DCS信号のFIFの68
ビットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIF
の68ビットが1であれば、ステップS124に進み、
DCS信号のFIFの68ビットが1でなければ、ステ
ップS120に進む。
【0103】S120では、MH、MR、MMR、JB
IGのうちで、1つの符号化で、2値モノクロ情報を受
信し、記録し、S122では、後手順を実行する。
【0104】S124では、DCS信号のFIFの69
ビットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIF
の69ビットが1であれば、ステップS126に進み、
DCS信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステ
ップS132に進む。
【0105】S126では、DCS信号のFIFのX+
1ビットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFI
FのX+1ビットが1であれば、ステップS138に進
み、DCS信号のFIFのX+1ビットが1でなけれ
ば、ステップS128に進む。
【0106】S128では、色空間がLabでJPEG
符号化でのフルカラー情報を主走査1728画素、副走
査Yパラメータで指定されたライン数で受信し、記録
し、S130では、後手順を実行する。
【0107】S132では、DCS信号のFIFのXビ
ットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFIFの
Xビットが1であれば、ステップS142に進み、DC
S信号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS
134に進む。
【0108】S134では、JPEG符号化でのグレー
スケール情報を受信し、記録し、S136では、後手順
を実行し、S138では、色空間がLabで、JPEG
符号化でのフルカラー情報を主走査Xパラメータで指定
された画素数、副走査Yパラメータで指定されたライン
数で受信し、記録し、S140では、後手順を実行す
る。
【0109】S142では、DCS信号のFIFのX+
1ビットが1であるか否かを判断し、DCS信号のFI
FのX+1ビットが1であれば、ステップS148に進
み、DCS信号のFIFのX+1ビットが1でなけれ
ば、ステップS144に進む。
【0110】S144では、色空間がsYCCでJPE
G符号化でのフルカラー情報を、主走査1728画素、
副走査Yパラメータで指定されたライン数で受信し、記
録し、S146では、後手順を実行する。
【0111】S148では、色空間がsYCCで、JP
EG符号化でのフルカラー情報を、主走査Xパラメータ
で指定された画素数、副走査Yパラメータで指定された
ライン数で受信し、記録し、S150では、後手順を実
行し、S152では、バス126を介して、NCU10
2のCMLをオンし、S154では、バス126を介し
て指定された宛先へ発呼し、S156では、前手順を実
行する。
【0112】S158では、バス126を介して操作部
120の情報を入力し、デジタルカメラで撮影した情報
の送信が選択されたか否かを判断し、デジタルカメラで
撮影した情報の送信が選択されていると、ステップS1
60に進み、デジタルカメラで撮影した情報の送信が選
択されていないと、すなわち、原稿情報の送信であれ
ば、ステップS198に進む。
【0113】S160では、DIS信号のFIFのX+
1ビットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFI
FのX+1ビットが1であれば、ステップS162に進
み、DIS信号のFIFのX+1ビットが1でなけれ
ば、ステップS182に進む。すなわち、X+1ビット
の値に応じて前手順で通知されたサイズより小さい任意
サイズでの指定が自動選択される。
【0114】S162では、DIS信号のFIFのXビ
ットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIFの
Xビットが1であれば、ステップS164に進み、DI
S信号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS
170に進む。すなわち、Xビットの値に応じて色空間
を自動的に選択する。
【0115】S164では、残りの前手順を実行し、こ
こで、DCS信号のFIFの68、X、X+1ビットが
1であるとし、S166では、メデイアに格納されてい
る情報を色空間sYCCでJPEG符号化で送信し、こ
こで、メデイアに格納されている情報の主走査の画素数
をXパラメ−タ、副走査の画素数をYパラメータで通知
し、S168では、後手順を実行する。
【0116】S170では、DIS信号のFIFの69
ビットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIF
の69ビットが1であれば、ステップS172に進み、
DIS信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステ
ップS178に進む。
【0117】S172では、残りの前手順を実行し、こ
こで、DCS信号のFIFの68、69、X+1ビット
が1であるとし、S174では、メデイアに格納されて
いる情報を、色空間LabでJPEG符号化で送信し、
ここで、メデイアに格納されている情報の主走査の画素
数をXパラメ−タ、副走査の画素数をYパラメータで通
知し、S176では、後手順を実行し、S178では、
バス126を介して、NCU102のCMLをオフし、
S180では、バス126を介して、操作部120の表
示部に「デジタルカメラで撮影した情報をカラー送信で
きないので送信を中断しました。」と表示し、ここで、
この表示を、何らかのキー操作で消す。
【0118】S182では、DIS信号のFIFのXビ
ットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIFの
Xビットが1であれば、ステップS184に進み、DI
S信号のFIFのXビットが1でなければ、ステップS
190に進む。
【0119】S184では、残りの前手順を実行し、こ
こで、DCS信号のFIFの68、Xビットを1にし、
S186では、メデイアに格納されている情報を、色空
間sYCCでJPEG符号化で送信し、ここで、メデイ
アに格納されている情報の主走査の画素数は白情報を付
加し、1728ビットとし、これをXパラメ−タで通知
し、副走査の画素数をYパラメータで通知し、S188
では、後手順を実行する。
【0120】S190では、DIS信号のFIFの69
ビットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIF
の69ビットが1であれば、ステップS192に進み、
DIS信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステ
ップS178に進む。
【0121】S192では、残りの前手順を実行し、こ
こで、DCS信号のFIFの68、69ビットを1と
し、S194では、メデイアに格納されている情報を、
色空間LabでJPEG符号化で送信し、ここで、メデ
イアに格納されている情報の主走査の画素数は、白情報
を付加し、1728ビットとし、これをXパラメ−タで
通知し、副走査の画素数をYパラメータで通知し、S1
96では、後手順を実行する。
【0122】S198では、バス126を介して、操作
部120の情報を入力し、カラー情報の送信が選択され
たか否かを判断し、カラー情報の送信が選択されれば、
ステップS206に進み、カラー情報の送信が選択され
なければ、ステップS200に進む。
【0123】S200では、残りの前手順を実行し、こ
こで、DCS信号のFIFの68、69、X、X+1ビ
ットを全て0とし、S202では、原稿情報をモノクロ
2値で、MH、MR、MMR、JBIGのうちの1つで
符号化し、送信し、S204では、後手順を実行する。
【0124】S206では、DIS信号のFIFの69
ビットが1であるか否かを判断し、DIS信号のFIF
の69ビットが1であれば、ステップS208に進み、
DIS信号のFIFの69ビットが1でなければ、ステ
ップS200に進む。
【0125】S208は、残りの前手順を実行し、ここ
で、DCS信号のFIFの68、69ビットを1とし、
S210では、原稿情報を、フルカラーで色空間Lab
でJPEG符号化して送信し、ここで、Xパラメータは
1728ビットとし、S212では、後手順を実行す
る。
【0126】[第4の実施例]第4の実施例は、第3の
実施例において、受信機から送信機に、色空間がsYC
Cであるフルカラー情報の受信機能に対してのみ、前手
順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズを、J
PEGで指定されたときに、受信機能の有無を通知する
手段を有する実施例である。
【0127】つまり、第4の実施例は、受信機から送信
機に、色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能
に対しては、前手順で通知されたサイズよりも小さい任
意のサイズをJPEGで指定できない。
【0128】第4の実施例では、DIS信号のFIFの
X+1ビットは、色空間がsYCCであるフルカラー情
報の受信機能に対してのみ、前手順で通知されたサイズ
よりも小さい任意のサイズをJPEGで指定されたとき
に、受信機能の有無を通知し、色空間がLabであるフ
ルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知され
たサイズよりも小さい任意のサイズを、JPEGで指定
できない。
【0129】図20は、本発明の第4の実施例の動作を
示すフローチャートである。
【0130】なお、図20には、図12〜図19に示す
フローチャートと異なる部分のみを示してある。
【0131】S220は、ステップS158のYESを
示し、S222では、ステップS162と同一処理を実
行し、DIS信号のFIFのXビットが1であれば、ス
テップS226に進み、DIS信号のFIFのXビット
が1でなければ、ステップS224(S190)に進
む。
【0132】S226では、S160と同一処理を実行
し、DIS信号のFIFのX+1ビットが1であれば、
ステップS230(S164)に進み、DIS信号のF
IFのX+1ビットが1でなければ、ステップS228
(S184)に進む。
【0133】[第5の実施例]第5の実施例は、第3の
実施例において、受信機から送信機に、色空間がsYC
Cであるフルカラー情報の受信機能が有る場合は、前手
順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズをJP
EGで指定されたときに、受信機能が有るとする実施例
である。
【0134】つまり、第5の実施例は、受信機から送信
機に、色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能
に対しては、前手順で通知されたサイズよりも小さい任
意のサイズをJPEGで指定できない。
【0135】第5の実施例では、受信機から送信機に、
DIS信号のFIFのXビットによって、色空間がsY
CCであるフルカラー情報の受信機能が有る場合、前手
順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズをJP
EGで指定されたときに、受信機能が有るとする。すな
わち、受信機から送信機に、色空間がLabであるフル
カラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知された
サイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定でき
ない。ここで、DIS信号、DCS信号ともにFIFの
X+1ビットを使用しない。
【0136】図21は、本発明の第5の実施例の動作を
示すフローチャートである。
【0137】なお、図21では、図12〜図19に示す
フローチャートとは異なる部分のみを示してある。
【0138】図21において、S240は、ステップS
158のYESを表している。
【0139】S242では、S162と同一処理であ
り、DIS信号のFIFのXビットが1であれば、ステ
ップS246(S164)に進み、DIS信号のFIF
のXビットが1でなければ、ステップS244(S19
0)に進む。
【0140】上記実施例によれば、送信機側で、カラー
情報を送信するときに、送信するフルカラーの色空間を
選択することができ、また、前手順で通知されたサイズ
よりも小さい任意サイズでの指定送信を選択することが
できる。
【0141】また、上記実施例によれば、デジタルカメ
ラ等で撮影した情報を送信するときに、前手順で通知さ
れたサイズよりも小さい任意サイズで送信を指定し、ま
た、色空間がsYCCであるフルカラー情報の指定送信
が可能になり、デジタルカメラ等で撮影した情報の送信
において無駄が無くなり、有効なカラー情報の送信が可
能である。ここで、画信号のフルカラー送信において
は、前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズ
での指定送信をせずに、色空間がLabであるフルカラ
ー情報を送信し、従来のカラーファクシミリ装置との相
互接続性を確保できる。
【0142】さらに、受信機から送信機に、色空間がs
YCCであるフルカラー情報の受信機能に対してのみ、
前手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズを
JPEGで指定されたときに、受信機能の有無を通知す
る手段を有し、受信機から送信機に、色空間がLabで
あるフルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通
知されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで
指定できないプロトコルとすることが可能である。この
場合は、デジタルカメラで撮影した情報を送信する機会
が多いsYCCの通信の場合のみ、任意サイズでの通信
を実行でき、また、カラーファクシミリ画信号通信は、
A4サイズで主走査方向1728ビットと、従来機種と
完全コンパチブルを実現でき、使い易い。
【0143】そして、上記実施例によれば、受信機から
送信機に、色空間がsYCCであるフルカラー情報の受
信機能が有る場合は、前手順で通知されたサイズよりも
小さい任意のサイズをJPEGで指定されたときに、受
信機能が有るとし、受信機から送信機に色空間がLab
であるフルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で
通知されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEG
で指定できないプロトコルにすることが可能である。
【0144】この場合、受信機から送信機に、色空間が
sYCCであるフルカラー情報の受信機能が有り、しか
も、前手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイ
ズをJPEGで受信可能であることを通知するために、
新たなビットを設けずに、実現でき、さらに、カラーフ
ァクシミリ画信号通信は、A4サイズで主走査方向17
28ビットと従来機種と完全コンパチブルを実現でき、
使い易い。
【0145】なお、ファクシミリ装置以外の画像通信装
置について、上記実施例を適用するようにしてもよい。
【0146】
【発明の効果】請求項1〜11記載の発明によれば、送
信機側のユーザの希望に応じて、パソコンに格納されて
いるカラー情報の送信する場合、または、デジタルカメ
ラで撮影したカラー情報を送信する場合、色空間sYC
Cでファクシミリ送信することができ、無効な色変換が
なくなり、カラー画質の劣化もなく、送信の処理時間を
短縮することができるという効果を奏する。
【0147】請求項12〜15、21〜24記載の発明
によれば、送信機側で、カラー情報の送信時に、送信す
るフルカラーの色空間を選択することができ、また、前
手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズでの指
定送信を選択することができ、たとえば、デジタルカメ
ラで撮影した情報を送信するときに、前手順で通知され
たサイズよりも小さい任意サイズで送信を指定し、ま
た、色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を指
定することができ、デジタルカメラで撮影した情報の送
信で無駄が無くなり、有効なカラー情報を送信すること
ができるという効果を奏し、また、画信号のフルカラー
送信においては、前手順で通知されたサイズよりも小さ
い任意サイズでの指定送信をせずに、色空間がLabで
あるフルカラー情報の送信をし、従来のカラーファクシ
ミリ装置と相互接続性を確保することができるという効
果を奏する。
【0148】請求項16、17、25、26記載の発明
によれば、受信機から送信機に、色空間がsYCCであ
るフルカラー情報の受信機能に対してのみ、前手順で通
知されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGに
て指定されたときに受信機能の有無を通知する手段を有
し、受信機から送信機に色空間がLabであるフルカラ
ー情報の受信機能に対しては、前手順で通知されたサイ
ズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定できない
プロトコルとすることが可能になり、この場合、デジタ
ルカメラで撮影した情報を送信する機会が多いsYCC
の通信の場合にのみ、任意サイズで通信することがで
き、また、カラーファクシミリ画信号通信は、A4サイ
ズで主走査方向1728ビットと従来機種と完全コンパ
チブルを実現でき使い易いという効果を奏する。
【0149】請求項18、19、27、28記載の発明
によれば、受信機から送信機に色空間がsYCCである
フルカラー情報の受信機能が有る場合は、前手順で通知
されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指
定されたときに受信機能が有るとし、受信機から送信機
に色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能に対
しては、前手順で通知されたサイズよりも小さい任意の
サイズをJPEGにて指定できないプロトコルにするこ
とが可能であり、この場合、受信機から送信機に色空間
がsYCCであるフルカラー情報の受信機能が有り、し
かも、前手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサ
イズをJPEGで受信可能であることを通知するために
新たなビットを設けずに、実現でき、さらに、カラーフ
ァクシミリ画信号通信は、A4サイズで主走査方向17
28ビットと従来機種と完全コンパチブルを実現できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるファクシミリ装置
FS1を示す図である。
【図2】上記実施例において、ITU−T勧告T.30
に新規に追加するプロトコルを示す図である。
【図3】上記実施例において、ワンタッチダイヤルに対
応して、その宛先と受信端末の属性とが記憶されている
例を示す図である。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】本発明の第3の実施例であるファクシミリ装
置FS3を示すブロック図である。
【図11】第3の実施例において、ITU−T勧告T.
30に新規に追加するプロトコルを示す図である。
【図12】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図14】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図15】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図16】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図17】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図18】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図19】ファクシミリ装置FS3の動作を示すフロー
チャートである。
【図20】本発明の第4の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図21】本発明の第5の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
FS1…ファクシミリ装置、 2…NCU、 14…カラー読み取り可能な読取回路、 16…カラー記録可能な記録回路、 18…メモリ回路、 20…操作部、 22…CPU、 24…ROM、 FS3…ファクシミリ装置、 118…メモリ回路、 120…操作部、 122…CPU、 124…ROM。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー情報を通信可能な画像通信装置に
    おいて、 受信側として動作する場合は、 JPEG符号化情報を受信する機能の有無を通知する手
    段と;色空間がLabであるフルカラー情報を受信する
    機能の有無を通知する手段と;色空間がsYCCである
    フルカラー情報を受信する機能の有無を通知する手段
    と;を有し、 送信側として動作する場合は、 JPEG符号化情報の送信を指定する手段と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の送信を指定する手段と;
    色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を指定す
    る手段と;送信するフルカラーの色空間を選択する手段
    と;を有することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 送信する宛先に対応して、受信端末の属性を登録する手
    段と;受信端末の属性に応じて、カラー情報を送信して
    いるときに、色空間がLabであるフルカラー情報の送
    信を指定するか、色空間がsYCCであるフルカラー情
    報の送信を指定するかを決定する手段と;を有すること
    を特徴とする画像通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 送信する宛先に対応して、受信端末がマルチファンクシ
    ョンファクシミリ端末であるか、スタンドアローンファ
    クシミリ端末であるかを登録する手段と;受信端末がマ
    ルチファンクションファクシミリ端末であると登録され
    ていれば、色空間がsYCCであるフルカラー情報の送
    信を指定し、一方、受信端末がスタンドアローンファク
    シミリ端末であると登録されていれば、色空間がLab
    であるフルカラー情報の送信を指定する手段と;を有す
    ることを特徴とする画像通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項にお
    いて、 色空間がLabであるフルカラー情報を送信すること
    を、送信機が試み、相手受信機に、色空間がLabであ
    るフルカラー情報を受信する機能がなく、色空間がsY
    CCであるフルカラー情報を受信する機能があれば、色
    空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を実行する
    ことを特徴とする画像通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか1項にお
    いて、 色空間がsYCCであるフルカラー情報を送信すること
    を、送信機が試み、相手受信機に、色空間がsYCCで
    あるフルカラー情報を受信する機能がなく、色空間がL
    abであるフルカラー情報を受信する機能があれば、色
    空間がLabであるフルカラー情報の送信を実行するこ
    とを特徴とする画像通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれか1項にお
    いて、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
    徴とする画像通信装置。
  7. 【請求項7】 カラー情報を通信可能な画像通信方法に
    おいて、 受信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報を受信する機能の有無を通知する段
    階と;色空間がLabであるフルカラー情報を受信する
    機能の有無を通知する段階と;色空間がsYCCである
    フルカラー情報を受信する機能の有無を通知する段階
    と;を有し、 送信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報の送信を指定する段階と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の送信を指定する段階と;
    色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を指定す
    る段階と;送信するフルカラーの色空間を選択する段階
    と;を有することを特徴とする画像通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 送信する宛先に対応して、受信端末の属性を登録する段
    階と;受信端末の属性に応じて、カラー情報を送信して
    いるときに、色空間がLabであるフルカラー情報の送
    信を指定するか、色空間がsYCCであるフルカラー情
    報の送信を指定するかを決定する段階と;を有すること
    を特徴とする画像通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、 送信する宛先に対応して、受信端末がマルチファンクシ
    ョンファクシミリ端末であるか、スタンドアローンファ
    クシミリ端末であるかを登録する段階と;受信端末がマ
    ルチファンクションファクシミリ端末であると登録され
    ていれば、色空間がsYCCであるフルカラー情報の送
    信を指定し、一方、受信端末がスタンドアローンファク
    シミリ端末であると登録されていれば、色空間がLab
    であるフルカラー情報の送信を指定する段階と;を有す
    ることを特徴とする画像通信方法。
  10. 【請求項10】 請求項7〜請求項9のいずれか1項に
    おいて、 色空間がLabであるフルカラー情報を送信すること
    を、送信機が試み、相手受信機に、色空間がLabであ
    るフルカラー情報を受信する機能がなく、色空間がsY
    CCであるフルカラー情報を受信する機能があれば、色
    空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を実行する
    ことを特徴とする画像通信方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜請求項10のいずれか1項
    において、 色空間がsYCCであるフルカラー情報を送信すること
    を、送信機が試み、相手受信機に、色空間がsYCCで
    あるフルカラー情報を受信する機能がなく、色空間がL
    abであるフルカラー情報を受信する機能があれば、色
    空間がLabであるフルカラー情報の送信を実行するこ
    とを特徴とする画像通信方法。
  12. 【請求項12】 カラー情報を通信可能な画像通信装置
    において、 受信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する手段
    と;色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能の
    有無を通知する手段と;色空間がsYCCであるフルカ
    ラー情報の受信機能の有無を通知する手段と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の受信機能と、色空間がs
    YCCであるフルカラー情報の受信機能とに対して、前
    手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズを、
    JPEGにおいて指定されたときに、受信機能の有無を
    通知する手段と;を有し、 送信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報の送信を指定する手段と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の送信を指定する手段と;
    色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を指定す
    る手段と;色空間がLabであるフルカラー情報の送
    信、または、色空間がsYCCであるフルカラー情報の
    送信に対して、前手順で通知されたサイズよりも小さい
    任意のサイズを、JPEGで指定することを通知する手
    段と;送信するフルカラーの色空間を選択する手段と;
    前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズでの
    指定送信を選択する手段と;を有することを特徴とする
    画像通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズでの
    指定送信は、デジタルカメラで撮影した情報を送信する
    ときに指定する送信であることを特徴とする画像通信装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13におい
    て、 色空間がsYCCであるフルカラー情報の指定送信は、
    デジタルカメラで撮影した情報を送信するときに指定す
    る送信であることを特徴とする画像通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項12〜請求項14のいずれか1
    項において、 画信号をフルカラー送信する場合、前手順で通知された
    サイズよりも小さい任意サイズでの指定送信をせずに、
    色空間がLabであるフルカラー情報を送信することを
    特徴とする画像通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項12〜請求項15のいずれか1
    項において、 受信機として動作する場合は、色空間がsYCCである
    フルカラー情報の受信機能に対してのみ、前手順で通知
    されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指
    定されたときに、受信機能の有無を通知する手段を有す
    ることを特徴とする画像通信装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 受信機として動作する場合は、色空間がLabであるフ
    ルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定で
    きないことを特徴とする画像通信装置。
  18. 【請求項18】 請求項12〜請求項15のいずれか1
    項において、 受信機として動作する場合は、色空間がsYCCである
    フルカラー情報の受信機能が有れば、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定さ
    れたときに、受信機能が有るとすることを特徴とする画
    像通信装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 受信機として動作する場合は、色空間がLabであるフ
    ルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定で
    きないことを特徴とする画像通信装置。
  20. 【請求項20】 請求項12〜請求項19のいずれか1
    項において、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
    徴とする画像通信装置。
  21. 【請求項21】 カラー情報を通信可能な画像通信装置
    の制御方法において、 受信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報の受信機能の有無を通知する段階
    と;色空間がLabであるフルカラー情報の受信機能の
    有無を通知する段階と;色空間がsYCCであるフルカ
    ラー情報の受信機能の有無を通知する段階と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の受信機能と、色空間がs
    YCCであるフルカラー情報の受信機能とに対して、前
    手順で通知されたサイズよりも小さい任意のサイズを、
    JPEGにおいて指定されたときに、受信機能の有無を
    通知する段階と;を有し、 送信機として動作する場合は、 JPEG符号化情報の送信を指定する段階と;色空間が
    Labであるフルカラー情報の送信を指定する段階と;
    色空間がsYCCであるフルカラー情報の送信を指定す
    る段階と;色空間がLabであるフルカラー情報の送
    信、または、色空間がsYCCであるフルカラー情報の
    送信に対して、前手順で通知されたサイズよりも小さい
    任意のサイズを、JPEGで指定することを通知する段
    階と;送信するフルカラーの色空間を選択する段階と;
    前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズでの
    指定送信を選択する段階と;を有することを特徴とする
    画像通信装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 前手順で通知されたサイズよりも小さい任意サイズでの
    指定送信は、デジタルカメラで撮影した情報を送信する
    ときに指定する送信であることを特徴とする画像通信装
    置の制御方法。
  23. 【請求項23】 請求項21または請求項22におい
    て、 色空間がsYCCであるフルカラー情報の指定送信は、
    デジタルカメラで撮影した情報を送信するときに指定す
    る送信であることを特徴とする画像通信装置の制御方
    法。
  24. 【請求項24】 請求項21〜請求項23のいずれか1
    項において、 画信号をフルカラー送信する場合、前手順で通知された
    サイズよりも小さい任意サイズでの指定送信をせずに、
    色空間がLabであるフルカラー情報を送信することを
    特徴とする画像通信装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 請求項21〜請求項24のいずれか1
    項において、 受信機として動作する場合は、色空間がsYCCである
    フルカラー情報の受信機能に対してのみ、前手順で通知
    されたサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指
    定されたときに、受信機能の有無を通知する段階を有す
    ることを特徴とする画像通信装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 受信機として動作する場合は、色空間がLabであるフ
    ルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定で
    きないことを特徴とする画像通信装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 請求項21〜請求項24のいずれか1
    項において、 受信機として動作する場合は、色空間がsYCCである
    フルカラー情報の受信機能が有れば、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定さ
    れたときに、受信機能が有るとすることを特徴とする画
    像通信装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、 受信機として動作する場合は、色空間がLabであるフ
    ルカラー情報の受信機能に対しては、前手順で通知され
    たサイズよりも小さい任意のサイズをJPEGで指定で
    きないことを特徴とする画像通信装置の制御方法。
JP2001293210A 2001-07-19 2001-09-26 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法 Pending JP2003101799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293210A JP2003101799A (ja) 2001-07-19 2001-09-26 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-220691 2001-07-19
JP2001220691 2001-07-19
JP2001293210A JP2003101799A (ja) 2001-07-19 2001-09-26 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003101799A true JP2003101799A (ja) 2003-04-04

Family

ID=26619064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001293210A Pending JP2003101799A (ja) 2001-07-19 2001-09-26 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003101799A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017441A (ja) * 2006-06-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd データ処理装置とデータ処理方法とプログラム
US7505185B2 (en) 2002-10-17 2009-03-17 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Color image communication device and color image communication method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7505185B2 (en) 2002-10-17 2009-03-17 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Color image communication device and color image communication method
JP2008017441A (ja) * 2006-06-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd データ処理装置とデータ処理方法とプログラム
US8179548B2 (en) 2006-06-06 2012-05-15 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and method for data processing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003101799A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および画像通信装置の制御方法
US7375865B2 (en) Facsimile apparatus and facsimile communication method
JP2004140469A (ja) 通信制御方法
JP2003134280A (ja) ファクシミリ装置
JP4514180B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP3200092B2 (ja) 画像通信装置及び画像通信方法
JP4776900B2 (ja) ファクシミリ装置およびファクシミリ通信方法
JP3804833B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP4444521B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP2006140870A (ja) 画像通信装置
JP4330099B2 (ja) 画像通信装置
JP2004088668A (ja) ファクシミリ装置およびその制御方法
JP2002204362A (ja) 画像通信装置、画像通信方法および記憶媒体
JP2002369014A (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP2002010052A (ja) 画像通信装置
JP2004153465A (ja) ファクシミリ装置
JP2003037741A (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JPH07143345A (ja) 画像伝送方法および画像記録方法
JP2004229136A (ja) 画像通信方法
JPH10276288A (ja) 通信装置
JP2004166149A (ja) 通信制御方法
JP2003032461A (ja) 画像通信装置
JP2003298826A (ja) 通信装置および通信方法
JP2004147194A (ja) ファクシミリ装置
JP2004140467A (ja) ファクシミリ装置