JP2003163289A - 半導体メモリの製造方法、及び該半導体メモリを含む半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体メモリの製造方法、及び該半導体メモリを含む半導体装置の製造方法

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JP2003163289A
JP2003163289A JP2001360635A JP2001360635A JP2003163289A JP 2003163289 A JP2003163289 A JP 2003163289A JP 2001360635 A JP2001360635 A JP 2001360635A JP 2001360635 A JP2001360635 A JP 2001360635A JP 2003163289 A JP2003163289 A JP 2003163289A
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conductive layer
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etching
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Yuichi Kunori
勇一 九ノ里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ONO膜に残渣やダメージが発生しない、M
ONOS型半導体メモリの製造方法を提供する。 【解決手段】 MONOS構造を有する半導体メモリの
製造方法において、半導体基板を準備する工程と、半導
体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、及
び第2酸化シリコン膜からなるONO膜を堆積させるO
NO膜形成工程と、ONO膜形成工程に続いて、ONO
膜上に第1導電層を形成する工程と、第1導電層上にレ
ジストマスクを形成する工程と、少なくとも、第1導電
層、第2酸化シリコン膜、窒化シリコン膜をエッチング
して溝部を形成するエッチング工程と、溝部の底部の半
導体基板にイオンを注入して、ビット線とする工程と、
半導体基板上に絶縁膜を堆積し、CMP法で絶縁膜の膜
厚を減じて溝部内に絶縁膜を残す工程と、第1導電層と
絶縁膜との上に第2導電層を堆積して、ワード線とする
工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性半導体メモ
リの製造方法に関し、特に、MONOS型半導体メモリ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図41は、全体が600で表される、米
国特許5,966,603号公報に記載されたMONOS型半導
体メモリの一つのセルの断面図である。また、図42〜
図45は、半導体メモリ600の製造工程の断面図であ
る。半導体メモリ600の製造工程は、以下の工程1〜
4を含む。
【0003】工程1:図42に示すように、シリコン基
板601を準備する。続いて、シリコン基板601上
に、酸化シリコン膜602、窒化シリコン膜603、酸
化シリコン膜604からなるONO膜(Oxide/Nitride/
Oxide膜)605をCVD法で堆積させる。それぞれの
膜厚は、15nm以下である。 工程2:図43に示すように、ONO膜605の上に、
将来トランジスタが形成される領域を覆うように、レジ
ストマスク606を形成する。続いて、レジストマスク
606をエッチングマスクに用いて酸化シリコン膜60
4、窒化シリコン603をエッチングする。この時、酸
化シリコン膜602の一部もオーバーエッチングされ
る。 工程3:図44に示すように、レジストマスク606を
注入マスクに用いてリン等のn型イオン607を注入す
る。これにより、シリコン基板601に拡散ビット線
(BL)608、609を形成する。 工程4:図45に示すように、レジストマスク606を
ドライエッチングで除去した後、LOCOS法を用い
て、拡散ビット線608、609の表面のシリコン基板
601を熱酸化し、LOCOS分離610を形成する。
最後に、多結晶シリコンを堆積し、加工することにより
ワード線(WL)611を形成する。
【0004】以上の工程で、図41に示すMONOS型
半導体メモリ600が完成する。半導体メモリ600で
は、領域612、613の2箇所の窒化シリコン膜60
3中に電子が注入され保持される。即ち、半導体メモリ
600の書き込みは、領域612、613の2箇所に対
して行われることとなる(2bit)。図46は、書き
込み工程の一例であり、ビット線608に0V、ビット
線609に5.5V、更にワード線611に11Vの電
圧を印加する。この結果、ビット線608からビット線
609に電子614が移動し、領域613近傍でホット
エレクトロンとなった電子が、ワード線611により引
き寄せられ、領域613の窒化シリコン膜603中に移
動し、蓄電される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記製造工程
では、ONO膜605の上に直接レジストマスク606
を形成、除去するため、レジストマスク606の除去後
にレジスト材料の残渣がONO膜605上に残り、半導
体メモリ600の信頼性低下の原因となっていた。ま
た、レジストマスク606はドライエッチングで除去さ
れるため、ONO膜605にエッチングダメージが入
り、半導体メモリ600の動作の不具合を引き起こして
いた。また、ONO膜605は、トランジスタのゲート
酸化膜となるが、LOCOS工程前に行う前処理工程に
おいて、酸化シリコン膜604の表面がエッチングされ
るため、ゲート酸化膜の膜厚制御が困難であった。ま
た、LOCOS分離を用いた場合、バーズビークにより
窒化シリコン膜603のエッジ部が応力を受け、窒化シ
リコン膜603中に欠陥が発生した。MONOS型半導
体メモリ600では、かかるエッジ部に書き込みを行う
ため、欠陥の悪影響を受けていた。更に、ビット線60
8、609のイオン注入を行った後に膜厚の厚いLOC
OS分離を形成するため、ビット線608、609がバ
ーズビークの下方に広がった構造となっていた。
【0006】そこで、本発明は、ONO膜605に残渣
やダメージが発生せず、ONO膜605の膜厚の制御性
が高いMONOS型半導体メモリ600の製造方法の提
供を目的とする。また、LOCOS分離を用いることに
よる半導体メモリ600の性能の低下を防止した製造方
法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、MONOS構
造を有する半導体メモリの製造方法であって、半導体基
板を準備する工程と、該半導体基板上に、第1酸化シリ
コン膜、窒化シリコン膜、及び第2酸化シリコン膜から
なるONO膜を堆積させるONO膜形成工程と、該ON
O膜形成工程に続いて、該ONO膜上に第1導電層を形
成する工程と、該第1導電層上にレジストマスクを形成
する工程と、少なくとも、該第1導電層、該第2酸化シ
リコン膜、該窒化シリコン膜をエッチングして溝部を形
成するエッチング工程と、該溝部の底部の該半導体基板
にイオンを注入して、ビット線とする工程と、該半導体
基板上に絶縁膜を堆積し、CMP法で該絶縁膜の膜厚を
減じて該溝部内に該絶縁膜を残す工程と、該第1導電層
と該絶縁膜との上に第2導電層を堆積して、ワード線と
する工程とを含むことを特徴とする半導体メモリの製造
方法である。かかる製造方法では、電荷蓄積層(窒化シ
リコン膜)を含むONO膜を形成した後に、続いて導電
層を形成するために、従来のように、ONO膜に直接フ
ォトレジスト層が接触しない。このため、フォトレジス
ト層の残渣によるONO膜の汚染が防止できる。また、
フォトレジスト層の除去時に、ONO膜に対してプラズ
マが照射されないため、ONO膜がダメージを受けな
い。また、LOCOS分離を用いないため、バーズビー
クに起因してONO膜の窒化シリコン膜中に発生する欠
陥を防止できるとともに、半導体メモリの小型化も可能
となる。
【0008】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クをエッチングマスクに用いる工程であっても良い。
【0009】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クを用いてパターニングした上記第1導電層をエッチン
グマスクに用いる工程であっても良い。
【0010】上記ワード線は、上記第1導電層と上記第
2導電層からなる。
【0011】また、本発明は、MONOS構造を有する
半導体メモリの製造方法であって、半導体基板を準備す
る工程と、該半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒
化シリコン膜、及び第2酸化シリコン膜からなるONO
膜を堆積させるONO膜形成工程と、該ONO膜形成工
程に続いて、該ONO膜上に第1導電層を形成する第1
導電層形成工程と、該第1導電層上に窒化シリコン層を
形成する工程と、該窒化シリコン層上にレジストマスク
を形成する工程と、少なくとも、該窒化シリコン層、該
第1導電層、該第2酸化シリコン膜、該窒化シリコン膜
をエッチングして溝部を形成するエッチング工程と、該
溝部の底部の該半導体基板にイオンを注入して、ビット
線とする工程と、該半導体基板上に絶縁膜を堆積し、該
窒化シリコン層をストッパ層に用いたCMP法で該絶縁
膜の膜厚を減じて該溝部内に該絶縁膜を残す工程と、該
窒化シリコン層を除去する工程と、該第1導電層と該絶
縁膜との上に第2導電層を堆積して、ワード線とする工
程とを含むことを特徴とする半導体メモリの製造方法で
もある。かかる製造方法では、更に、CMP工程におい
てエッチングストッパ層を用いるため、CMP工程で、
ONO層の表面はポリッシングされない。このため、O
NO膜に与えられるダメージが更に低減できる。また、
ストッパ層を除去した後の、絶縁膜と導電層との間の段
差を小さくできる。
【0012】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クをエッチングマスクに用いる工程であっても良い。
【0013】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クを用いてパターニングした上記窒化シリコン層をエッ
チングマスクに用いる工程であっても良い。
【0014】上記ワード線が、上記第1導電層と上記第
2導電層からなり、上記半導体基板から該第1導電層の
上面までの高さが、上記半導体基板から上記溝部内に残
された上記絶縁膜の上面までの高さより小さいものであ
っても良い。
【0015】上記第1導電層と上記第2導電層とは、同
一材料から形成されることが好ましい。2つの導電層の
間の剥離を防止できるからである。
【0016】上記第1導電層と上記第2導電層とは、多
結晶シリコンとアモルファスシリコンから選択される一
の材料からなることが好ましい。
【0017】また、本発明は、MONOS構造を有する
半導体メモリと周辺トランジスタとを含む半導体装置の
製造方法であって、半導体メモリ形成領域と、周辺トラ
ンジスタ形成領域とが規定される半導体基板を準備する
工程と、該半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化
シリコン膜、及びシリコン膜を順次、堆積させる工程
と、該シリコン膜上にレジストマスクを形成する工程
と、該周辺トランジスタ形成領域の該シリコン膜、該窒
化シリコン膜、及び該第1酸化シリコン膜をエッチング
するエッチング工程と、該周辺トランジスタ形成領域の
該半導体基板を酸化してゲート酸化膜を形成するととも
に、該シリコン膜を酸化して第2酸化シリコン膜とし、
該第1酸化シリコン膜、該窒化シリコン膜、及び該第2
酸化シリコン膜からなるONO膜を形成する酸化工程
と、該酸化工程に続いて、該ゲート酸化膜と該ONO膜
との上に導電層を形成する工程とを含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法でもある。かかる製造方法を用
いることにより、ONO膜の汚染やダメージを防止しつ
つ、周辺トランジスタの作製が可能となる。なお、かか
る製造方法は、ゲート酸化膜の膜厚の異なる2種類以上
の周辺トランジスタを作製する場合にも適用することが
できる。
【0018】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クをエッチングマスクに用いる工程であることが好まし
い。
【0019】上記エッチング工程は、上記レジストマス
クを用いてパターニングした上記シリコン膜をエッチン
グマスクに用いる工程であることが好ましい。
【0020】上記酸化工程は、熱酸化工程であることが
好ましい。
【0021】上記シリコン膜は、多結晶シリコン膜から
なることが好ましい。
【0022】更に、上記導電層の上に窒化シリコン層を
形成する工程を含むものであっても良い。CMP工程に
おけるストッパ層として用い、ONO層に形成される欠
陥を低減するためである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、全体が1
00で表される、本発明の実施の形態1にかかるMON
OS型半導体メモリの断面図である。半導体メモリ10
0は、例えばシリコンからなる半導体基板1を含む。半
導体基板1上には、酸化シリコン膜2、窒化シリコン膜
3、及び酸化シリコン膜4からなるONO膜(Oxide/Ni
tride/Oxide膜)5が設けられている。また、ONO膜
5上には、例えば多結晶シリコンからなる導電層6が設
けられている。ONO膜5には溝部が設けられ、絶縁分
離領域として、例えば酸化シリコンからなる絶縁膜12
が埋め込まれている。絶縁膜12の下方の半導体基板1
には、ビット線10、11が形成されている。更に、絶
縁膜12、導電層6の上には、例えば多結晶シリコンか
らなる導電層13が設けられている。導電層6及び導電
層13は、ワード線として機能する。
【0024】MONOS型半導体メモリ100の動作原
理は、図46と同様であり、ビット線、ワード線に所定
の電圧を印加することにより、領域30の窒化シリコン
膜3に対して、電子の書き込み/読み出しを行う。
【0025】次に、図2〜6を用いて、半導体メモリ1
00の製造方法について説明する。かかる製造方法は、
以下の工程1〜6を含み。
【0026】工程1:図2に示すように、例えばp型の
シリコンからなるシリコン基板1を準備する。基板中
に、p型のウエル領域を設けても構わない。次に、シリ
コン基板1上に、CVD法を用いて、酸化シリコン膜
2、窒化シリコン膜3、及び酸化シリコン膜4を順次形
成する。それぞれの膜厚は、15nm以下とする。これ
らの層により、ONO膜5が形成される。
【0027】工程2:図3に示すように、ONO膜5の
上に、CVD法を用いて、例えば不純物がドープされた
多結晶シリコンからなる導電層6が形成される。この場
合、ONO膜5の形成後にONO膜5の表面処理は行わ
ずに、導電層6を形成する。導電層6の膜厚は、約10
nm〜200nm程度であり、後の工程で形成される導
電層13と同じ材料からなることが好ましい。ここで、
導電層6の膜厚に、酸化シリコン膜4、窒化シリコン膜
3の膜厚が、ビット線とワード線とを分離する絶縁膜1
2の膜厚を規定することとなる。絶縁膜12の膜厚が、
少なくとも30nm必要であることを考慮すると、導電
層6の膜厚は、少なくとも10nmは必要となる。
【0028】工程3:図4に示すように、導電層6上に
フォトレジスト層を堆積させた後、写真製版技術を用い
てレジストマスク7を形成する。続いて、レジストマス
ク7をエッチングマスクに用いて、導電層6、酸化シリ
コン膜4、窒化シリコン膜3のドライエッチングを行
い、溝部8を形成する。かかるドライエッチング工程に
おいて、酸化シリコン膜2がオーバーエッチングされて
も構わない。また、図7に示すように、酸化シリコン膜
3をすべてエッチングして、半導体基板1の表面を露出
させても構わない(以下の実施の形態においても同
じ)。
【0029】工程4:図5に示すように、レジストマス
ク7を注入マスクに用いて、溝部8の底部の半導体基板
1に、n型の不純物の注入を行う。n型不純物として
は、例えば砒素、リン、ホウ素等が用いられる。この結
果、溝部8の底部の半導体基板1に、ビット線10、1
1が形成される。
【0030】工程5:図6に示すように、レジストマス
ク7を除去した後に、例えばTEOSからなる絶縁膜1
2を全面に形成する。絶縁膜12は、例えばCVD法で
形成される。
【0031】工程6:CMP法を用いて、絶縁膜12の
膜厚を上面から減じて、溝部8内ののみ絶縁膜12を残
す。続いて、導電層6の表面に形成された自然酸化膜を
フッ酸等で除去した後、例えば不純物がドープされた多
結晶シリコンからなる導電層13を、CVD法で全面に
堆積させる。導電層13の膜厚は、かかる導電層13の
加工のし易さを考慮し、200nm以下であることが好
ましい。更に、導電層13をパターニングすることによ
りワード線を形成する。これにより、図1に示す、MO
NOS型半導体メモリ100が完成する。なお、半導体
メモリ100では、導電層6と導電層16から、ワード
線14が形成される。
【0032】なお、工程3〜5では、図4〜6に示す工
程に代えて、図8〜10に示す工程を用いてもかまわな
い。即ち、図8〜10に示す工程では、まず、図8に示
すように、レジストマスク7を用いて導電層6のパター
ニングを行った後に、レジストマスク7を除去する。続
いて、図9に示すように、導電層6をエッチングマスク
に用いて酸化シリコン膜4、窒化シリコン膜3をエッチ
ングし、溝部8を形成する。続いて、図10に示すよう
に、n型イオンの注入を行い、ビット線10、11を形
成する。かかる工程は、後述の実施の形態2の製造方法
に適用することも可能である。
【0033】このように、かかる製造方法では、電荷蓄
積層(窒化シリコン膜)を含むONO膜5を形成した後
に、続いて導電層6を形成する。このため、従来の方法
のように、ONO膜5に直接フォトレジスト層が接触し
ないため、レジスト残渣によるONO膜5の汚染が防止
できる。
【0034】また、従来のように、フォトレジスト層の
除去時に、ONO膜5に対してプラズマが照射されるこ
とがないため、ONO膜5がダメージを受けない。
【0035】また、LOCOS分離の代わりに、絶縁膜
12を溝部8に埋め込んで分離構造を形成するため、バ
ーズビークに起因して窒化シリコン膜3中に発生する欠
陥を防止できる。
【0036】また、絶縁膜12の下方へのビット線1
0、11の広がりを防止し、半導体メモリ100の小型
化が可能となる。
【0037】実施の形態2.図11は、全体が200で
表される、本発明の実施の形態2にかかるMONOS型
半導体メモリの断面図である。図中、図1と同一符号
は、同一又は相当箇所を示す。半導体メモリ200は、
上述の半導体メモリ100とほぼ同様の形態であるが、
製造方法において異なっている。
【0038】次に、図12〜16を参照しながら、本実
施の形態にかかる半導体メモリ200の製造方法につい
て説明する。かかる製造方法は、以下に示すような工程
1〜6を含む。
【0039】工程1:図12に示すように、半導体基板
1を準備し、その上に、酸化シリコン膜2、窒化シリコ
ン膜3、及び酸化シリコン膜4からなるONO膜5を形
成する。
【0040】工程2:図13に示すように、ONO膜5
上に多結晶シリコン等の導電層6、窒化シリコン等のス
トッパ層20を順次、形成する。ストッパ層20は、導
電層6とは異なる材料から形成される。上記実施の形態
1に示す導電層6の膜厚と同様に、導電層6とストッパ
層20との膜厚の合計は、少なくとも10nmであるこ
とが好ましい。また、ストッパ層20の膜厚は、CMP
工程を考慮して、ONO膜5の膜厚の2倍以上であるこ
とが好ましい。
【0041】工程3〜5:図14、15、及び16に示
すように、上記実施の形態1の工程3〜5と同様の工程
を行う。
【0042】工程6:CMP法を用いて、絶縁膜12の
膜厚を上面から減じて、溝部8内ののみ絶縁膜12を残
す。CMP工程では、ストッパ層7をエッチングストッ
パ層として用い、ストッパ層7の表面が露出するまでC
MPを行う。続いて、例えば、熱リン酸を用いてストッ
パ層20を除去する。このように、ストッパ層7が除去
されることにより、絶縁膜12と導電層6との間に段差
が生じるため、ストッパ層7の膜厚は、比較的小さく、
300nm以下であることが好ましい。続いて、導電層
6の表面に形成された自然酸化膜をフッ酸等で除去した
後、導電層13を全面に堆積させる。更に、導電層13
をパターニングすることによりワード線を形成する。こ
れにより、図11に示す、MONOS型半導体メモリ2
00が完成する。
【0043】このように、本実施の形態にかかる製造方
法では、CMP工程において、ストッパ層20をエッチ
ングストッパ層に用いるため、ONO層5の表面が、直
接CMP工程でポリッシングされることがない。このた
め、ONO膜5に与えられる応力が小さくなり、ダメー
ジも低減される。また、導電層6を形成せずに、膜厚の
より大きなストッパ層(膜厚が導電層6とストッパ層2
0の合計膜厚)のみを形成する場合に比べて、ストッパ
層6を除去した後の、絶縁膜12と導電層6との間の段
差を小さくできる。
【0044】実施の形態3.図17は、本実施の形態に
かかる半導体メモリ100と、周辺回路に使用する周辺
トランジスタ300とを含む半導体装置の断面図であ
る。図中、図1と同一符号は、同一又は相当箇所であ
り、半導体メモリ100は、実施の形態1にかかる半導
体メモリである。また、周辺トランジスタ300の周囲
等には、適宜、酸化膜等の分離領域が形成されている
(図では省略する)。
【0045】次に、図18〜26を参照しながら、本実
施の形態にかかる半導体装置の製造方法について説明す
る。図中、左側に周辺トランジスタ300の断面図を、
右側に半導体メモリ100の断面図を示す。かかる製造
方法は、以下に示すような工程1〜10を含む。
【0046】工程1:図18に示すように、半導体基板
1を準備し、その上に、CVD法を用いて、酸化シリコ
ン膜2、窒化シリコン膜3、及びシリコン膜30を順次
形成する。シリコン膜30は、例えば、ノンドープ又は
低濃度(3×1020/cm 以下)にドープされたア
モルファスシリコン又は多結晶シリコンからなる。シリ
コン膜30は、後の工程で酸化されて酸化シリコン膜4
となるため、酸化シリコン膜4が所望の膜厚となるよう
に、シリコン膜30の膜厚が設定される。
【0047】工程2:図19に示すように、メモリ形成
領域にフォトレジスト層31を形成する。
【0048】工程3:図20に示すように、トランジス
タ形成領域のシリコン膜30、窒化シリコン膜3をドラ
イエッチングで除去する。続いて、酸化シリコン膜2
を、フッ酸溶液を用いて除去する。更に、メモリ形成領
域のレジストマスク31をプラズマエッチングで除去す
る。かかる工程では、レジストマスク31の除去後に、
トランジスタ形成領域の酸化シリコン膜2を除去しても
良い。これにより、レジストマスク31除去時に、トラ
ンジスタ形成領域の半導体基板1にプラズマが照射され
ず、半導体基板1にダメージが入ることを防止できる。
従って、最終的に形成されるトランジスタ300の信頼
性が向上する。
【0049】工程4:図21に示すように、アンモニア
加水処理(R前処理)を行って、レジストマスク30の
残渣を除去する。かかる処理工程では、メモリ形成領域
のシリコン膜30は、全くエッチングされない。続い
て、熱酸化を行い、トランジスタ形成領域の表面にゲー
ト酸化膜35を形成する。この時、メモリ形成領域で
は、窒化シリコン膜3に覆われた半導体基板1の表面は
酸化されず、窒化シリコン膜3上のシリコン膜30が酸
化されて、酸化シリコン膜4となる。シリコン膜35の
膜厚を制御することにより、所望の膜厚の酸化シリコン
膜4を得ることができる。即ち、シリコン膜30をウエ
ット酸化した場合、酸化シリコン膜4の膜厚は、酸化前
のシリコン膜30の膜厚の約2倍となる。このため、酸
化条件を決めることにより、形成される酸化シリコン5
膜厚を正確に制御できる。なお、アモルファスシリコン
又は多結晶シリコンからなるシリコン膜30を熱酸化し
て酸化シリコン膜4を形成することにより、レジストマ
スク31の除去工程でシリコン膜30に欠陥が形成され
ても、熱酸化工程でかかる欠陥を除去することができ
る。
【0050】工程5:図22に示すように、多結晶シリ
コン等からなる導電層6を全面に堆積させる。
【0051】工程6:図23に示すように、レジストマ
スク32を用いて、メモリ形成領域をエッチングして、
溝部8を形成する。
【0052】工程7:図24に示すように、溝部8の底
部に、砒素等の不純物をイオン注入して、ビット線1
0、11を形成する。
【0053】工程8:図25に示すように、レジストマ
スク32を除去した後、例えば、酸化シリコンからなる
絶縁膜12を、全面に堆積させる。
【0054】工程9:CMP法を用いて、絶縁膜12の
膜厚を上面から減じる。メモリ形成領域の溝部8の中に
絶縁膜12を残し、分離領域とする。
【0055】工程10:最後に、例えば、不純物がドー
プされた多結晶シリコンからなる導電層13を堆積させ
た後、パターニングを行いワード線14を形成する。ワ
ード線14は、導電層6と導電層13から形成される。
以上の工程で、図17に示す、半導体メモリ100と周
辺トランジスタ300とからなる半導体装置が完成す
る。
【0056】本実施の形態にかかる製造方法を用いるこ
とにより、ONO膜5の汚染やダメージを防止しつつ、
周辺トランジスタの作製が可能となる。
【0057】実施の形態4.図27は、本実施の形態に
かかる半導体メモリ100と、周辺回路に使用する周辺
トランジスタ400とを含む半導体装置の断面図であ
る。図中、図11と同一符号は、同一又は相当箇所であ
り、半導体メモリ200は、実施の形態2にかかる半導
体メモリである。また、周辺トランジスタ400の周囲
等には、適宜、酸化膜等の分離領域が形成されている
(図では省略する)。
【0058】次に、図27〜31を参照しながら、本実
施の形態にかかる半導体装置の製造方法について説明す
る。図中、左側に周辺トランジスタ400の断面図を、
右側に半導体メモリ200の断面図を示す。かかる製造
方法は、以下に示すような工程1〜10を含む。
【0059】工程1:上記実施の形態3の図18〜23
とほぼ同じ工程により、図28に示すような構造を得
る。但し、本実施の形態では、図22の工程において、
導電層6の上に、例えば窒化シリコン膜からなるストッ
パ層20を形成する。
【0060】工程2:図29に示すように、レジストマ
スク40を注入マスクに用いて、溝部8の底部に、砒素
等の不純物をイオン注入して、ビット線10、11を形
成する。
【0061】工程3:図30に示すように、レジストマ
スク40を除去した後、例えば、酸化シリコンからなる
絶縁膜12を、全面に堆積させる。
【0062】工程4:図31に示すように、CMP法を
用いて、絶縁膜12の膜厚を上面から減じる。メモリ形
成領域の溝部8の中に絶縁膜12を残し、分離領域とす
る。
【0063】工程5:最後に、導電層13を堆積させた
後、パターニングを行いワード線14を形成する。ワー
ド線14は、導電層6と導電層13から形成される。以
上の工程で、図27に示す、半導体メモリ200と周辺
トランジスタ400とからなる半導体装置が完成する。
【0064】本実施の形態にかかる製造方法を用いるこ
とにより、ONO膜5の汚染やダメージを防止しつつ、
周辺トランジスタの作製が可能となる。また、CMP工
程においてONO膜5にダメージが入るのを防止でき
る。
【0065】実施の形態5.図32は、本実施の形態に
かかる半導体メモリ100と、周辺回路に使用する2つ
の周辺トランジスタ501、502とを含む半導体装置
の断面図である。図中、図1と同一符号は、同一又は相
当箇所であり、半導体メモリ100は、実施の形態1に
かかる半導体メモリである。周辺トランジスタ501、
502は、それぞれゲート酸化膜の膜厚が異なる。ま
た、周辺トランジスタ501、502の周囲等には、適
宜、酸化膜等の分離領域が形成されている(図では省略
する)。
【0066】次に、図33〜40を参照しながら、本実
施の形態にかかる半導体装置の製造方法について説明す
る。図中、左側の2つに周辺トランジスタ501、50
2の断面図を、右側に半導体メモリ100の断面図を示
す。かかる製造方法は、以下に示すような工程1〜8を
含む。
【0067】工程1〜4:上記実施の形態3の工程1〜
4(図18〜23)とほぼ同じ工程により、図36に示
すような構造を得る。かかる工程では、2つの周辺トラ
ンジスタ501、502の半導体基板1上にも、膜厚の
等しいゲート酸化膜35が形成される。ただし、ゲート
酸化膜35の膜厚は、実施の形態3の場合(周辺トラン
ジスタのゲート酸化膜の膜厚が1種類の場合)に比較し
て、薄く形成する。
【0068】工程5:図37に示すように、例えば多結
晶シリコン等のシリコン膜45を全面に堆積させる。
【0069】工程6:図38に示すように、全面にフォ
トレジスト層を形成し、パターニングすることにより、
周辺トランジスタ501の形成領域のみが露出するレジ
ストマスク32を形成する。
【0070】工程7:図39に示すように、周辺トラン
ジスタ501の形成領域のゲート酸化膜35、シリコン
膜45をエッチングで除去する。続いて、レジストマス
ク32を除去する。なお、周辺トランジスタ501の形
成領域のシリコン膜45を除去した後に、レジストマス
ク32を除去し、続いて、シリコン膜45をエッチング
マスクに用いて、周辺トランジスタ501の形成領域の
ゲート酸化膜35を除去しても良い。
【0071】工程8:図40に示すように、周辺トラン
ジスタ501の形成領域の半導体基板1の表面を熱酸化
することにより、ゲート酸化膜36を形成する。かかる
熱酸化工程で、シリコン膜45も酸化され、周辺トラン
ジスタ502のゲート酸化膜46、半導体メモリのシリ
コン酸化膜47(ONO膜の上層膜の一部)が形成され
る。なお、かかる工程で、周辺トランジスタ502の半
導体基板1の表面も、僅かではあるが酸化される。ま
た、シリコン膜45は、完全に酸化してゲート酸化膜4
7にすることが必要である。周辺トランジスタ502で
は、ゲート酸化膜35、46の合計膜厚が、ゲート酸化
膜の膜厚となる。従って、周辺トランジスタ501、5
02の双方の間で、ゲート酸化膜の膜厚が異なるように
なる。
【0072】かかる半導体装置では、周辺トランジスタ
501のゲート酸化膜36の膜厚、周辺トランジスタ5
02のゲート酸化膜35、46の膜厚、及びONO膜の
上層の酸化シリコン膜4、47の膜厚が、最終的に所望
の厚みとなるように、シリコン膜45の膜厚や熱酸化条
件等を制御することが必要である。
【0073】続いて、全面に導電層13を堆積させ、パ
ターニンしてワード線を形成する。以上の工程で、ゲー
ト酸化膜の膜厚が異なる2種類の周辺トランジスタ50
1、502と、半導体メモリ100とを含む半導体装置
が完成する。
【0074】本実施の形態にかかる半導体装置の製造方
法では、ゲート酸化膜、及びONO膜上に直接、フォト
レジスト層が形成されない。このため、これらの膜や層
がフォトレジスト層の残渣で汚染されたり、フォトレジ
スト層の除去時のプラズマ照射により欠陥が導入された
りしない。なお、上述のように、フォトレジスト層をシ
リコン膜30上に形成した場合は、シリコン膜30を熱
酸化する工程で、残渣や欠陥の除去が可能となる。
【0075】なお、本実施の形態では、ゲート酸化膜の
膜厚が異なる2種類の周辺トランジスタ501、502
を含む場合について説明したが、3種類以上の周辺トラ
ンジスタを含む場合にも適用できる。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる製造方法では、レジスト残渣によるONO膜の
汚染を防止し、信頼性の高い半導体メモリを得ることが
できる。
【0077】また、ONO膜に対してプラズマが照射さ
れないため、素子特性の良好な半導体メモリを得ること
ができる。
【0078】また、バーズビークに起因して窒化シリコ
ン膜中に発生する欠陥を防止し、素子特性の良好な半導
体メモリを得ることができるとともに、半導体メモリの
小型化が可能となる。
【0079】更には、周辺回路に含まれる周辺トランジ
スタを同時に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモリ
の製造工程の断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態1にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態2にかかる半導体メモ
リの製造工程の断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図19】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図22】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図23】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図24】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図25】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図26】 本発明の実施の形態3にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図27】 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の断面図である。
【図28】 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図29】 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図30】 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図31】 本発明の実施の形態4にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図32】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の断面図である。
【図33】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図34】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図35】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図36】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図37】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図38】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図39】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図40】 本発明の実施の形態5にかかる半導体装置
の製造工程の断面図である。
【図41】 従来の半導体メモリの断面図である。
【図42】 従来の半導体メモリの製造工程の断面図で
ある。
【図43】 従来の半導体メモリの製造工程の断面図で
ある。
【図44】 従来の半導体メモリの製造工程の断面図で
ある。
【図45】 従来の半導体メモリの製造工程の断面図で
ある。
【図46】 従来の半導体メモリの製造工程の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 酸化シリコン膜、3 窒化シリコ
ン膜、4 酸化シリコン膜、5 ONO膜、6 導電
層、7 レジストマスク、8 溝部、9 注入イオン、
10、11 ビット線、12 絶縁膜、13 導電層、
100 半導体メモリ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MONOS構造を有する半導体メモリの
    製造方法であって、 半導体基板を準備する工程と、 該半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン
    膜、及び第2酸化シリコン膜からなるONO膜を堆積さ
    せるONO膜形成工程と、 該ONO膜形成工程に続いて、該ONO膜上に第1導電
    層を形成する工程と、該第1導電層上にレジストマスク
    を形成する工程と、 少なくとも、該第1導電層、該第2酸化シリコン膜、該
    窒化シリコン膜をエッチングして溝部を形成するエッチ
    ング工程と、 該溝部の底部の該半導体基板にイオンを注入して、ビッ
    ト線とする工程と、 該半導体基板上に絶縁膜を堆積し、CMP法で該絶縁膜
    の膜厚を減じて該溝部内に該絶縁膜を残す工程と、 該第1導電層と該絶縁膜との上に第2導電層を堆積し
    て、ワード線とする工程とを含むことを特徴とする半導
    体メモリの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記エッチング工程が、上記レジストマ
    スクをエッチングマスクに用いる工程であることを特徴
    とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記エッチング工程が、上記レジストマ
    スクを用いてパターニングした上記第1導電層をエッチ
    ングマスクに用いる工程であることを特徴とする請求項
    1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記ワード線が、上記第1導電層と上記
    第2導電層からなることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 MONOS構造を有する半導体メモリの
    製造方法であって、 半導体基板を準備する工程と、 該半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン
    膜、及び第2酸化シリコン膜からなるONO膜を堆積さ
    せるONO膜形成工程と、 該ONO膜形成工程に続いて、該ONO膜上に第1導電
    層を形成する第1導電層形成工程と、 該第1導電層上に窒化シリコン層を形成する工程と、 該窒化シリコン層上にレジストマスクを形成する工程
    と、 少なくとも、該窒化シリコン層、該第1導電層、該第2
    酸化シリコン膜、該窒化シリコン膜をエッチングして溝
    部を形成するエッチング工程と、 該溝部の底部の該半導体基板にイオンを注入して、ビッ
    ト線とする工程と、 該半導体基板上に絶縁膜を堆積し、該窒化シリコン層を
    ストッパ層に用いたCMP法で該絶縁膜の膜厚を減じて
    該溝部内に該絶縁膜を残す工程と、 該窒化シリコン層を除去する工程と、 該第1導電層と該絶縁膜との上に第2導電層を堆積し
    て、ワード線とする工程とを含むことを特徴とする半導
    体メモリの製造方法。
  6. 【請求項6】 上記エッチング工程が、上記レジストマ
    スクをエッチングマスクに用いる工程であることを特徴
    とする請求項5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記エッチング工程が、上記レジストマ
    スクを用いてパターニングした上記窒化シリコン層をエ
    ッチングマスクに用いる工程であることを特徴とする請
    求項5に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 上記ワード線が、上記第1導電層と上記
    第2導電層からなり、上記半導体基板から該第1導電層
    の上面までの高さが、上記半導体基板から上記溝部内に
    残された上記絶縁膜の上面までの高さより小さいことを
    特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 上記第1導電層と上記第2導電層とが、
    同一材料から形成されることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 上記第1導電層と上記第2導電層と
    が、多結晶シリコンとアモルファスシリコンから選択さ
    れる一の材料からなることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 MONOS構造を有する半導体メモリ
    と周辺トランジスタとを含む半導体装置の製造方法であ
    って、 半導体メモリ形成領域と、周辺トランジスタ形成領域と
    が規定される半導体基板を準備する工程と、 該半導体基板上に、第1酸化シリコン膜、窒化シリコン
    膜、及びシリコン膜を順次、堆積させる工程と、 該シリコン膜上にレジストマスクを形成する工程と、 該周辺トランジスタ形成領域の該シリコン膜、該窒化シ
    リコン膜、及び該第1酸化シリコン膜をエッチングする
    エッチング工程と、 該周辺トランジスタ形成領域の該半導体基板を酸化して
    ゲート酸化膜を形成するとともに、該シリコン膜を酸化
    して第2酸化シリコン膜とし、該第1酸化シリコン膜、
    該窒化シリコン膜、及び該第2酸化シリコン膜からなる
    ONO膜を形成する酸化工程と、 該酸化工程に続いて、該ゲート酸化膜と該ONO膜との
    上に導電層を形成する工程とを含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記エッチング工程が、上記レジスト
    マスクをエッチングマスクに用いる工程であることを特
    徴とする請求項11に記載の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記エッチング工程が、上記レジスト
    マスクを用いてパターニングした上記シリコン膜をエッ
    チングマスクに用いる工程であることを特徴とする請求
    項11に記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記酸化工程が、熱酸化工程であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記シリコン膜が、多結晶シリコン膜
    からなることを特徴とする請求項11に記載の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 更に、上記導電層の上に窒化シリコン
    層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項11〜
    15のいずれかに記載の製造方法。
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