JP2003163190A - Cmp研磨用研磨パッドおよびcmp研磨方法 - Google Patents

Cmp研磨用研磨パッドおよびcmp研磨方法

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JP2003163190A
JP2003163190A JP2001360941A JP2001360941A JP2003163190A JP 2003163190 A JP2003163190 A JP 2003163190A JP 2001360941 A JP2001360941 A JP 2001360941A JP 2001360941 A JP2001360941 A JP 2001360941A JP 2003163190 A JP2003163190 A JP 2003163190A
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polishing
polishing pad
pad
cmp
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Toshiro Doi
俊郎 土肥
Katsuhiro Matsumoto
勝博 松本
Nobuo Yoshikiyo
暢男 吉清
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Teijin Metton KK
AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
Teijin Metton KK
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  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被加工面の研磨傷、被加工面の表面粗さ、被加
工面の表面うねり、加工速度、等の点で優れ、かつ、目
詰まりが生じにくく、研磨欠点を生じさせにくいCMP
研磨用研磨パッドおよび研磨方法の提供。 【解決手段】熱硬化性樹脂からなるCMP研磨用研磨パ
ッドであって、該熱硬化性樹脂はJIS K7207
(1995年改定)材料試験規格に基づく荷重1.82
MPaにおける熱変形温度が100℃以上であり、JI
S K7203(1995年改定)材料試験規格に基づ
く弾性率が1.5GPa以上であり、JISK6911
(1995年改定)材料試験規格に基づく吸水率が0.
2%未満であることを特徴とするCMP研磨用研磨パッ
ドを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンウエハ基
板等、電子部品用基板の表面を研磨するためのCMP研
磨用研磨パッドおよびそれを用いた研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエハ基板、GaAs、フェラ
イト、GGG(ガドリウムガリウムガーネット)などの
電子部品用基板の加工に、ケミカル・メカニカル研磨加
工(以下、CMP研磨という)が多用されている。CM
P研磨は、主に半導体基板の表面に形成された層間絶縁
膜や配線用金属膜等の段差を除去する目的でなされるこ
とが多い。
【0003】一般的に、CMP研磨においてなされる評
価項目は、被加工面の研磨傷、被加工面の表面粗さ、被
加工面の表面うねり、加工速度(研磨レート)である。
そして、これらの評価項目がバランスよく達成されてい
るものが好ましいとされている。
【0004】このCMP研磨においては、研磨パッドと
して一般的に硬質発泡ポリウレタンパッド、たとえば、
ロデール社製、商品名:IC1000が上記評価項目の
観点より、多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、硬質発
泡ポリウレタンパッドは、理由は定かではないが、品質
のばらつきが多く、工程の管理に多大の労力を要すると
いう問題点があり、改善が強く求められているのが現状
である。
【0006】一方、研磨作業中に研磨パッドの品質が劣
化した場合、研磨パッド気孔部に詰まった研磨生成物を
除去することを主な目的として、研磨パッドのドレッシ
ングを行うことにより研磨性能が回復することが経験的
に知られており、研磨パッドのドレッシングが広く採用
されている。
【0007】しかし、ドレッシングは研磨作業を中断さ
せて行うため、設備稼働率の低下を伴い、頻度を増すこ
とには制約がある。
【0008】研磨パッドの目詰まりを解消し、ドレッシ
ングを行う頻度を減らす手段として、たとえば、特開平
11−48128号公報には、研磨パッドおよびこれを
用いた被加工物の研磨方法が提案されている。この提案
では、無気孔高分子シートが研磨パッドに使用されてい
る。その結果、研磨パッドには研磨砥粒の目詰まりが生
じにくく、また高効率の研磨がなされている。
【0009】しかし、前記提案は板ガラスの研磨、特に
フロート法により成形された板ガラスの表面うねりの除
去に適用される技術であり、CMP研磨にそのまま応用
できるものではない。
【0010】また、前記提案によれば、目詰まりが生じ
やすくなる欠点は解消されたものの、研磨時に研磨欠点
が発生し、また、研磨パッドが吸水することにより研磨
特性が低下し、実用上大きな問題となっている。
【0011】前記研磨欠点は、研磨時に発生する熱で研
磨パッドの一部が変形剥離し、剥離した微細片が被加工
物(ガラス板等)の表面に付着することに起因する。す
なわち、該付着物(剥離した微細片)がマスクとなり、
当該部分の研磨を妨げる。その結果、被加工物の、付着
物が付着した部分と、その周辺部分との研磨速度に差が
生じ、被加工物の表面に微細な突起状の欠点を生じる。
【0012】本発明の目的は、従来技術が有していた前
述の各種不具合を同時に解消することにある。すなわ
ち、被加工面の研磨傷、被加工面の表面粗さ、被加工面
の表面うねり、加工速度、等の点で優れ、かつ、目詰ま
りが生じにくく、研磨欠点を生じさせにくいCMP研磨
用研磨パッドおよび研磨方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべくなされたものであり、熱硬化性樹脂からなる研
磨パッドであって、該熱硬化性樹脂はJIS K720
7(1995年改定)材料試験規格に基づく荷重1.8
2MPaにおける熱変形温度が100℃以上であり、J
IS K7203(1995年改定)材料試験規格に基
づく弾性率が1.5GPa以上であり、JIS K69
11(1995年改定)材料試験規格に基づく吸水率が
0.2%未満であることを特徴とするCMP研磨用研磨
パッドを提供する。
【0014】このような樹脂板状体からなる研磨パッド
を被加工物の研磨に用いることによって、被加工物を高
効率に平坦化することができるとともに、研磨品質を向
上させることができる。
【0015】なお、本明細書において荷重1.82MP
aにおける熱変形温度とはJISK7207(1995
年改定)材料試験規格に基づくものを意味し、以下、単
に熱変形温度という。同様に、JIS K7203(1
995年改定)材料試験規格に基づく弾性率を、以下、
単に弾性率といい、JIS K6911(1995年改
定)材料試験規格に基づく吸水率を、以下、単に吸水率
という。
【0016】本発明の研磨パッドを構成する熱硬化性樹
脂は、多孔質でない板状体であることが好ましい。すな
わち、発泡性ポリウレタン樹脂のように表面および内部
に気孔を有する構成のものではないことが好ましい。前
述のように、表面および内部に気孔を有する研磨パッド
では気孔部に研磨生成物が詰まり、研磨速度が低下する
からであり、目詰まりを除去するためのドレッシングを
行えば、稼働率が低下するからである。
【0017】図2は研磨面Pに溝2を有する研磨パッド
1の研磨面側の主要な部分を示す断面図である。この図
に示すように、本発明において、前記CMP研磨用研磨
パッドの研磨面Pの主要な領域には溝2と、ランド部3
(隣り合う溝と溝の間に存在する凸部)とが交互に形成
され、ここで、溝幅Wは0.5〜5mm、ランド幅Lは
0.5〜5mmであることが好ましい。このような樹脂
板状体からなる研磨パッドを被加工物の研磨に用いるこ
とによって、研磨液の供給が均一に行え、被加工物の研
磨品質を向上させることができるからである。
【0018】なお、研磨パッドの研磨面の主要な領域と
は、研磨パッドの研磨加工に寄与する領域のことであ
り、通常は研磨パッドの研磨面の全面を指す。ただし、
研磨パッドの研磨面のうち、周辺部分は研磨加工に使用
しないこともあるので、その場合には当該周辺部分を除
いた領域をいう。
【0019】また、本発明において、前記熱硬化性樹脂
は、特にジシクロペンタジエン重合体を主成分とするも
のであることが好ましい。ジシクロペンタジエン重合体
を主成分とする研磨パッドは、研磨中の研磨欠点の発生
がきわめて少ないからである。
【0020】また、本発明は、被加工物の表面に、上記
研磨パッドを押圧して、被加工物と研磨パッドとの間に
遊離砥粒を含む研磨液を供給しながら、該研磨パッドと
被加工物とを相互に摺動し、研磨することを特徴とする
CMP研磨方法を提供する。
【0021】また、本発明において、前記被加工物とし
ては、シリコンウエハ基板面上に層間絶縁膜や配線用金
属膜等が形成されている電子部品用基板を好ましく研磨
することができる。CMP研磨は、主として層間絶縁
膜、配線用金属膜等の段差除去の研磨に最も多用されて
おり、また、本発明はこのようなCMP研磨においてそ
の効果が最も顕著になるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の研磨パッドとして使用さ
れる熱硬化性樹脂として、たとえば、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、アルキド樹脂、一部のウレタン樹脂、一部
のオレフィン系樹脂、ポリエーテルウレア系樹脂等が使
用できる。
【0023】本発明の研磨パッドを構成する樹脂板状体
は、上記熱硬化性樹脂の中から熱変形温度が100℃以
上のものを使用する。熱変形温度が100℃未満では、
熱硬化性樹脂であっても研磨時に砥粒(酸化セリウム、
シリカ、等)と被加工物との反応で生ずる熱のため樹脂
に軟化・剥離を生じ、研磨欠点を発生させることにな
る。
【0024】本発明の研磨パッドを構成する樹脂板状体
は、上記熱硬化性樹脂の中から弾性率が1.5GPa以
上のものを使用する。弾性率が1.5GPa未満では、
パッド面が被加工物面の凹凸に倣ってしまい、結果とし
て被加工物表面の凸の部分を選択的に研磨し高効率で平
坦化するという本発明の目的が達成されない。
【0025】さらに、本発明の研磨パッドを構成する樹
脂板状体は、吸水率が0.2%未満である。すなわち、
従来の熱可塑性樹脂製研磨パッドは、高い吸水率のた
め、樹脂自体の物性(弾性率や硬度)が低下し高い研磨
効率の安定的維持ができず、加えて、吸水膨潤の結果、
研磨パッド形状も維持できず、被加工物(シリコンウエ
ハ、ガラス板、等)を破損破壊してしまうものが少なく
なかった。しかし、本発明の研磨パッドは、吸水率が
0.2%未満であるため上述の問題は解決される。
【0026】本発明の研磨パッドを構成する樹脂板状体
は、多孔質でないことが好ましい。すなわち、発泡性ポ
リウレタン樹脂のように表面および内部に気孔を有する
構成のものではないことが好ましい。前述のように、表
面および内部に気孔を有する研磨パッドでは気孔部に研
磨生成物が詰まり、研磨速度が低下するからであり、目
詰まりを除去するためのドレッシングを行えば、稼働率
が低下するからである。
【0027】本発明において、前記研磨パッドの研磨面
の主要な領域には幅0.5〜5mmの溝と、幅0.5〜
5mmのランド部とが交互に形成されていることが好ま
しい。このような樹脂板状体からなる研磨パッドを被加
工物の研磨に用いることによって、研磨液の供給が均一
に行え、また、研磨パッドのドレッシングも省略できる
ため、被加工物の研磨品質を向上させることができる。
【0028】本発明において、前記熱硬化性樹脂は、特
にジシクロペンタジエン重合体を主成分とするものであ
ることが好ましい。ジシクロペンタジエン重合体を主成
分とする研磨パッドは、研磨中の研磨欠点の発生がきわ
めて少ない。すなわち、樹脂材料を研磨パッドとしての
板状体に成形して使用するが、多くの熱硬化性樹脂を板
状体に成形した場合、弾性率が高いものしか得られず、
このような板状体を研磨パッドとして使用すると、キズ
欠点を発生させやすい。これに反し、ジシクロペンタジ
エン重合体は、適度の弾性率(約1.7〜2.0GP
a)を有し、キズ欠点をほとんど発生させない。
【0029】また、本発明において、前記被加工物とし
ては、シリコンウエハ基板面上に層間絶縁膜や配線用金
属膜等が形成されている電子部品用基板を好ましく研磨
することができる。CMP研磨は、主として層間絶縁
膜、配線用金属膜等の段差除去の研磨に最も多用されて
おり、また、本発明はこのようなCMP研磨においてそ
の効果が最も顕著になるからである。
【0030】前記研磨パッドが研磨欠点の低減に効果が
あることの理由は、おおよそ以下のように推定される。
【0031】従来より使用されていた、多孔質でない樹
脂板状体からなる研磨パッドはシリコーン樹脂系エラス
トマー、フッ素樹脂エラストマー、ポリエステル系エラ
ストマー等であった。これに対し、理由は定かでない
が、多孔質でない熱硬化性樹脂の板状体からなる研磨パ
ッドが使用された例は見当たらない。
【0032】ところで、熱可塑性樹脂は、所定の圧力を
受けている場合、樹脂温度が上昇するにしたがって変形
量は大きくなる。すなわち、所定の温度範囲では、樹脂
温度と樹脂の変形量とはほぼ比例関係にある。
【0033】研磨による発熱で、熱可塑性樹脂の板状体
からなる研磨パッドは、次第に変形し、また一部に剥離
を生じる。このように剥離した樹脂は、研磨液中に混入
して流し去られるものもあるが、一部は被加工物基板の
表面に付着する。このような樹脂の小片は研磨欠点を作
りやすい。
【0034】これに対し、本発明の熱硬化性樹脂は、該
樹脂の熱変形温度に至るまで変形しにくく、また、樹脂
温度と樹脂の変形量とは比例関係にはない。したがっ
て、熱可塑性樹脂と同じ温度では、変形量が少なく、ま
た、剥離が生じにくい。それゆえ、研磨欠点が生じにく
い。
【0035】また、本発明の研磨パッドが比較的高い研
磨速度を得るのに効果がある理由は次のように推定され
る。
【0036】従来は、研磨パッドを多孔質化すること
で、研磨パッドと被加工物との間に砥粒を多く保持さ
せ、砥粒を効果的に被加工物の表面に作用させることで
高効率の研磨加工を達成していた。しかし、このような
多孔質の研磨パッドでは、前述のように、目詰まりによ
る研磨欠点の問題が生ずる。
【0037】これに対し、本発明の研磨パッドは、表面
に溝が形成され、また、これまで一般に硬質発泡ポリウ
レタンパッド等を用いた研磨で多用されていた溝パター
ンに比べ、溝幅に対するランド部の幅が相対的に狭いた
めに、溝から砥粒が供給されてランド部表面全体が砥粒
で覆われやすくなって、研磨パッドが砥粒を介さずに被
加工物に直接接触する割合が減り、各砥粒に加わる荷重
の総和が増加する状態となる。したがって、高い研磨速
度が得られる。
【0038】このような研磨パッド表面に形成される溝
の幅は、研磨液の流れを良くするために0.5mm以上
とし、研磨速度を高いレベルに確保するために5mm以
下とすることが好ましい。ランド部の幅は、0.5〜5
mmで形成されることが、研磨速度を高いレベルに確保
するために好ましい。溝の深さは、研磨液の流れを良く
する点から0.1mm以上とすることが望ましい。溝
は、平行に形成される必要はなく、互いに交差してもよ
く、また放射状であってもよい。また、溝幅や溝間隔お
よびランド部の幅は必ずしも一定でなくてもよい。放射
状の溝の場合には、ランド幅は必然的に外側が広くな
る。
【0039】また、研磨パッドを構成する樹脂板状体の
厚さは、0.5〜10mmとすることが好ましく、特に
1〜5mmとすることが、溝加工を施す際に必要な剛性
と、研磨定盤に貼付ける際や研磨定盤から剥離する際に
必要な柔軟性の点から望ましい。すなわち、薄すぎると
剛性が足りず溝加工が困難となり、逆に厚すぎると定盤
への装着時に取扱いづらくなり、着脱の作業性が低下す
るからである。
【0040】樹脂板状体は、面内の厚さが不均一であっ
たり面内の平坦度が不十分な場合がある。その場合は、
表面の凹凸を遊離砥粒によるラップ研磨または砥石によ
る研削等の機械的手段を用いて平坦化したのち、研磨パ
ッドとして用いればよい。
【0041】以下、図面にしたがって本発明の研磨パッ
ドを用いた被加工物の研磨方法について説明する。
【0042】図1は、本発明の研磨パッドを用いた研磨
装置の研磨状態を示す要部断面図である。本発明の熱硬
化性樹脂の板状体からなる研磨パッド1の研磨面側の表
面には溝2とランド部3とが交互に形成されている。ま
た、研磨パッド1は下側の研磨定盤5に両面粘着テープ
11を介して貼付けられて保持される。被加工物4はキ
ャリヤ7により周辺を保持され、上側の錘6により荷重
が加えられる。
【0043】図1のように、研磨パッド1と被加工物4
との間に、水に懸濁させた遊離砥粒からなる研磨液9を
供給しつつ、研磨パッド1を被加工物4に押圧しながら
研磨パッド1と被加工物4とを相互に摺動することによ
り、比較的高い研磨速度と高い研磨品質とを両立させた
研磨ができる。なお、被加工物として、主として層間絶
縁膜を付けたシリコンウエハを研磨する場合以外に、他
の被加工物の研磨に本発明を適用する場合においても、
各材料に適した、研磨砥粒や研磨圧力、相対速度(すな
わち定盤の回転速度)等を選択すればよい。
【0044】図3は、本発明の研磨パッド表面の溝形状
を示す模式的な平面図である。同図の(A)はリング状
の研磨パッド(樹脂板状体)1に放射状の溝2を形成し
たものである。各溝2間のランド部3が研磨面となる。
なお、溝2の幅は、前述のように、0.5〜5mmが好
ましいが、図では幅を省略して一本の直線で表わしてあ
る。
【0045】このような溝2は、たとえば、(1)溝の
ない樹脂板状体の表面を超硬合金製フライス刃で切削加
工する方法、(2)溝のない樹脂板状体の表面を局所的
に融点以上に加熱して溝を作り、溝周囲の突出した部分
を機械的に除去して平坦なランド部を形成する方法、
(3)溝を有する金型を用いて射出成形する方法、
(4)樹脂板状体を扇形または短冊状その他の形状に切
って、これを適当な基材上に溝の間隔をあけて敷き詰め
る方法、等によって形成できる。このようなリング状の
研磨パッドは、片面研磨機(修正リング式研磨機)、オ
スカー式研磨機のように円形の定盤の研磨機に適用でき
る。
【0046】図3の(B)は、ほぼ平行な溝2同士が交
差して形成された例である。図3の(C)は平行な溝2
の集合同士を角度を変えて隣接配置した例である。
(B)、(C)ともに、研磨パッド(樹脂板状体)1の
表面の一部を部分的に示したものである。(A)の例と
同様に溝幅は0.5〜5mmであり、ランド部3の幅に
ついても0.5〜5mmが好ましい。なお、溝幅やラン
ド幅は一定でなくてもよい。
【0047】本発明のCMP研磨用研磨パッドおよびそ
の研磨方法は、シリコンウエハ基板、GaAs、フェラ
イト、GGG(ガドリウムガリウムガーネット)などの
電子部品用基板等の研磨に好適に採用できる。
【0048】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を説明する。
【0049】図4は、本発明の実施例で使用した研磨装
置8である片面研磨機(修正リング式研磨機)の概略構
成図であり、本発明の研磨パッド1を貼付けた円形の研
磨定盤5(図示せず)を回転させて被加工物4を研磨す
る装置を示している。また、図5は、研磨装置8に使用
されるキャリヤ7の平面図であり、被加工物4を嵌挿す
る孔7aが3箇所設けられている。
【0050】研磨装置8において、研磨パッド1を貼付
けた研磨定盤5(図示せず)の上に円筒状の修正リング
12が載置される。修正リング12は外周の側方よりリ
ングガイド13により回転自在に支持される。修正リン
グ12の内部には、修正リング12の内径と略同一の外
径であるキャリヤ7が嵌挿される。キャリヤ7の孔7a
には被加工物4が嵌挿される。なお、キャリヤ7の厚さ
は、被加工物4の厚さより小とする必要があり、通常は
キャリヤ7の厚さは、被加工物4の厚さの60〜80%
とするのが一般的である。
【0051】修正リング12の内部にキャリヤ7および
被加工物4が配された後、修正リング12の内部に修正
リング12の内径と略同一の外径である円柱状の錘6が
嵌挿される。これにより、研磨加工が開始できる状態と
なる。
【0052】図1のように、研磨定盤5上に研磨液9を
供給しながら、研磨パッド1を貼付けた研磨定盤5を回
転させると、修正リング12が研磨定盤5につれて回転
する。同時に修正リング12内のキャリヤ7も修正リン
グ12と略同一の回転数で回転する。これにより、被加
工物4には研磨定盤5の回転およびキャリヤ7の自転に
よる、研磨パッド1との相対速度を生じ、均一な研磨が
なされる。
【0053】以下、本発明の実施例と、比較例の評価結
果をそれぞれ説明する。
【0054】[実施例1]オレフィン系架橋タイプのジシ
クロペンタジエン重合体を主成分とする樹脂板状体を研
磨パッドとして使用した。樹脂板状体の組成は、質量比
で90〜95%がジシクロペンタジエン重合体であり、
それ以外の成分として、他のエラストマーおよび触媒等
を含む。上記物質を配合した原料をリアクション・イン
ジェクション・モールディング成形(RIM成形)によ
り板状体に成形して使用した。なお、この成形体は内部
および表面に気泡を有しないものであった。
【0055】該板状体である研磨パッドを測定した結
果、前記熱変形温度は103℃であり、前記弾性率は
1.9GPaであり、前記吸水率は0.039%であっ
た。また、該板状体の硬度(マイクロビッカース)は実
測で122〜135であり、比較例で使用した市販パッ
ドの硬度(マイクロビッカース)8〜13に比べて高か
った。さらに表面性を調べるために表面接触角を測定し
たところ、該板状体の接触角は28度であり、比較例で
使用した市販パッドの接触角78度に比べて、濡れ性が
良かった。
【0056】図4において、上記の物性を有する、厚さ
1〜3mmの研磨パッド1を研磨装置8の研磨定盤5
(図示せず)に両面粘着テープ11(図示せず)により
固定して使用した。研磨パッド1の表面には、幅(開口
部の幅)0.5mm、深さ0.5mmである断面がV字
状の溝を、研磨パッド1の中心より周辺に向かって渦巻
き状に形成した(図示せず)。すなわち、研磨パッド1
の表面はレコード盤(音盤)の表面と同様の形状を呈す
る。ランド部(隣り合う溝と溝の間に存在する凸部)の
幅は1.5mmの一定幅とした。
【0057】被加工物4として、正方形で一辺の長さが
15mm、厚さが0.7mmのシリコンウエハを使用し
た。キャリヤ7の厚さは0.4mmであり、1枚のキャ
リヤ7に被加工物4を3枚配した。錘6により被加工物
4にかかる加工圧力は、9.8×10−3〜68.6×
10−3MPaとなるよう準備した。
【0058】この状態で、被加工物4と研磨パッド1と
の間に、平均粒径0.3μmの酸化セリウム砥粒を含む
研磨液を供給しながら1分間研磨を行った。なお研磨定
盤5の回転数は30〜50rpmとした。この条件で
は、被加工物4と研磨パッド1との相対速度は22.6
〜37.7m/分となる。
【0059】例えば、厚さ3mmの研磨パッド1を用
い、研磨定盤5の回転数を30rpmと設定して研磨し
たところ、代表的な加工圧力49.0×10−3MPa
のとき、研磨で除去されたシリコン酸化膜の厚さは平均
で500nmであった。したがってシリコン酸化膜の研
磨速度は500nm/分となる。
【0060】被加工物4の研磨後の表面粗さRa(平均
粗さ)は0.5nmであった。
【0061】[比較例1]図4において、研磨パッド1と
して一般的にCMP研磨用パッドとして多用されている
市販の硬質発泡ポリウレタンパッド(圧縮率1.6%、
硬度(Cスケール)95)を使用した。研磨パッド1の
厚さは約0.8mmであり、溝加工は施していない。研
磨パッド1は、研磨装置8の研磨定盤5(図示せず)に
両面粘着テープ11(図示せず)により固定して使用し
た。なお、研磨加工の前にはドレッシングを行った。
【0062】研磨パッド1以外は、実施例1と同じ研磨
液、研磨条件で加工を行った。
【0063】例えば、研磨定盤5の回転数を30rpm
と設定して研磨したところ、代表的な加工圧力49.0
×10−3MPaのとき、研磨で除去されたシリコン酸
化膜の厚さは平均で350nmであった。したがってシ
リコン酸化膜の研磨速度は350nm/分となり、実施
例1の70%であった。
【0064】被加工物4の研磨後の表面粗さRa(平均
粗さ)は0.7nmであり、実施例1より約40%粗さ
が大きかった。
【0065】[実施例2]被加工物4として、シリコンウ
エハ上に形成されたCuの薄膜を用い、研磨を行い評価
した。研磨液はアルミナ系砥粒を用いた。被加工物およ
び研磨液以外の条件は実施例1と同一とした。
【0066】例えば、厚さ3mmの研磨パッド1を用
い、研磨定盤5の回転数を30rpmと設定して研磨し
たところ、代表的な加工圧力49.0×10−3MPa
のとき、研磨で除去されたCu膜の厚さは平均で200
nmであった。したがってCu膜の研磨速度は200n
m/分となる。
【0067】被加工物4の研磨後の表面粗さRa(平均
粗さ)は0.55nmであった。
【0068】[比較例2]実施例2と同様に、被加工物4
として、シリコンウエハ上に形成されたCuの薄膜を用
い、研磨を行い評価した。研磨液も実施例2と同様に、
アルミナ系砥粒を用いた。被加工物および研磨液以外の
条件は比較例1と同一とした。
【0069】例えば、研磨定盤5の回転数を30rpm
と設定して研磨したところ、代表的な加工圧力49.0
×10−3MPaのとき、研磨で除去されたCu膜の厚
さは平均で150nmであった。したがってCu膜の研
磨速度は150nm/分となり、実施例2の75%であ
った。
【0070】被加工物4の研磨後の表面粗さRa(平均
粗さ)は1.0nmであり、実施例2の2倍弱(81%
粗さが大きい)の粗さであった。
【0071】[実施例3]被加工物4として、プラナリゼ
ーションの評価に使用されるモデルパターン付きのウエ
ハであるTEGウエハを用いて研磨を行い評価した。そ
の他の条件は、研磨時間以外は実施例1と同一とした。
【0072】本実施例で用いたTEGウエハは市販の6
インチサイズのもので、表面には、数μm〜数100μ
m、数mmの各種パターンが形成されている。ここで
は、図6に示すように、一辺が2mmの正方形の平面形
状であって段差が0.5μmの突起、および一辺が4m
mの正方形の平面形状であって段差が0.5μmの突起
が形成されているパターンに注目し、これらのパターン
が含まれるように、正方形で一辺の長さが15mmのサ
イズに切断して使用した。なおウエハの表面には厚さ1
μmのシリコン酸化膜が全面を覆って形成されている。
【0073】TEGウエハによるプラナリゼーションの
評価は、突起上に形成されたシリコン酸化膜が研磨され
ることにより、突起以外の上に形成されたシリコン酸化
膜と同じ平面レベルになるまでの研磨時間(または研磨
量)を測ることにより行われる。すなわち、研磨時間が
短い程(または研磨量が少ない程)プラナリゼーション
の効果が優れることになる。
【0074】例えば、厚さ3mmの研磨パッド1を用
い、研磨定盤5の回転数を30rpmと設定して、代表
的な加工圧力49.0×10−3MPaで約1.5分の
研磨を行った。研磨量は約850nmであり、図7に示
した研磨加工後の表面形状曲線に見られるように、一辺
が2mmの正方形の突起、および一辺が4mmの正方形
の突起のいずれも平坦化され、その他の部分の異常も認
められなかった。
【0075】[比較例3]実施例3と同様に、被加工物4
としてTEGウエハを用いて研磨を行い評価した。その
他の条件は、研磨時間以外は比較例1と同一とした。
【0076】例えば、研磨定盤5の回転数を30rpm
と設定して、代表的な加工圧力49.0×10−3MP
aで約2分の研磨を行った。研磨量は約1000nmで
あったが、図7に示した研磨加工後の表面形状曲線に見
られるように、一辺が2mmの正方形の突起は平坦化さ
れず依然として200nmの突起として残り、一辺が4
mmの正方形の突起も平坦化されず同様に500nmの
突起として残った。
【0077】以上、実施例1〜3および比較例1〜3の
比較により、本発明のCMP研磨用研磨パッドは、従来
のCMP研磨用研磨パッドと比較して、加工速度や被加
工面の表面粗さ、ならびにプラナリゼーション性能等の
点において優れていることが確認できる。
【0078】実施例1、3ではシリコン酸化膜のプラナ
リゼーション性能について、また、実施例2ではCu薄
膜のプラナリゼーション性能について示したが、これら
に限らず本発明の研磨方法によれば、半導体プロセスで
使用される、Al、W、TaN、Ta等の金属薄膜、あ
るいは窒化膜等の絶縁膜等各種の材料のプラナリゼーシ
ョンCMPにも使用できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
研磨パッドとして特定の物性値を有する熱硬化性樹脂の
板状体を用いているので、吸水率が低いため、吸水膨潤
による研磨速度の低下が起きず、パッドの変形によって
被加工物を破損するおそれが少ない。
【0080】また、多孔樹脂板状体でなく、実質的に無
孔で中実の研磨パッドであるので、研磨砥粒が目詰りし
ない。したがって、研磨速度の経時的低下がないため安
定して高品質の研磨がなされるとともに、研磨パッドの
ドレッシングが不要となるため稼動率が向上し生産性が
高まる。
【0081】さらに、表面に所定の溝を形成した場合に
は、研磨液が円滑に流れるとともに、無気孔材料を用い
て研磨パッドの研磨面の面積を小さくして研磨パッドヘ
の押圧力を有効に研磨圧力として作用させることがで
き、高い研磨速度を得ることができる。
【0082】また、高い圧縮弾性のため、凹凸構造を有
するICウエハのCMPにおいても高いプラナリゼーシ
ョン性能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した研磨の態様の概略断面図。
【図2】本発明の研磨パッドの研磨面側の主要な部分を
示す断面図。
【図3】本発明の研磨パッドの溝形状の例を示す模式的
な平面図。
【図4】本発明の研磨方法に用いた研磨装置の概略斜視
図。
【図5】図4の装置において用いたキャリヤの平面図。
【図6】(a)はTEGウエハの平面図、(b)は
(a)のAA線断面図。
【図7】TEGウエハのプラナリゼーション性能につい
て示した拡大断面図。
【符号の説明】
1:研磨パッド 2:溝 3:ランド部 4:被加工物 5:研磨定盤 6:錘 7:キャリヤ 8:研磨装置 9:研磨液 11:両面粘着テープ 12:修正リング 13:リングガイド P:研磨面 W:溝幅 L:ランド幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C08L 101:00 C08L 101:00 (72)発明者 土肥 俊郎 埼玉県所沢市美原町3−2970−53 (72)発明者 松本 勝博 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 吉清 暢男 東京都千代田区内幸町2丁目1番1号 帝 人メトン株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA07 CB01 CB03 DA17 4F071 AA02 AA39 AA69 AA83 AF10Y AF20Y DA17 DA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂からなるCMP研磨用研磨パ
    ッドであって、該熱硬化性樹脂はJIS K7207
    (1995年改定)材料試験規格に基づく荷重1.82
    MPaにおける熱変形温度が100℃以上であり、JI
    S K7203(1995年改定)材料試験規格に基づ
    く弾性率が1.5GPa以上であり、JIS K691
    1(1995年改定)材料試験規格に基づく吸水率が
    0.2%未満であることを特徴とするCMP研磨用研磨
    パッド。
  2. 【請求項2】前記CMP研磨用研磨パッドは表面および
    内部に気孔を有さない中実のものである請求項1に記載
    のCMP研磨用研磨パッド。
  3. 【請求項3】前記CMP研磨用研磨パッドの研磨面の主
    要な領域には幅0.5〜5mmの溝と、幅0.5〜5m
    mのランド部とが交互に形成されている請求項1または
    2に記載のCMP研磨用研磨パッド。
  4. 【請求項4】前記熱硬化性樹脂は、ジシクロペンタジエ
    ン重合体を主成分とするものである請求項1、2または
    3に記載のCMP研磨用研磨パッド。
  5. 【請求項5】被加工物の表面に、請求項1、2、3また
    は4に記載のCMP研磨用研磨パッドを押圧して、被加
    工物と研磨パッドとの間に遊離砥粒を含む研磨液を供給
    しながら、該研磨パッドと被加工物とを相互に摺動し、
    研磨することを特徴とするCMP研磨方法。
  6. 【請求項6】前記被加工物には被加工面に主として層間
    絶縁膜、配線用金属膜等が形成されている請求項5に記
    載のCMP研磨方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177934A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd Cmp用研磨パッド、及びそれを用いた研磨方法
JP2008068334A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 研磨パッド
JP2010052072A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Fujikoshi Mach Corp パッド表面状態観察方法およびパッド表面状態観察装置

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