JP2003162690A - カードリーダー・ライター - Google Patents

カードリーダー・ライター

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JP2003162690A
JP2003162690A JP2001361639A JP2001361639A JP2003162690A JP 2003162690 A JP2003162690 A JP 2003162690A JP 2001361639 A JP2001361639 A JP 2001361639A JP 2001361639 A JP2001361639 A JP 2001361639A JP 2003162690 A JP2003162690 A JP 2003162690A
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cards
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志郎 大窪
Koichi Takaoka
浩一 高岡
Akitsugu Maeda
晃嗣 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要となったカードの偽造を阻止でき且つ不
要となったカードを回収して再利用できるようにすると
共に、カードをスタックするためのスタックエリアの寸
法最小化を図る。 【解決手段】 カード2が挿入される挿入口3と、挿入
されたカード2に記録されたデータを読み出すと共にカ
ード2に所定のデータを書き込むためのリード/ライト
部4と、一定枚数のカード2をスタックしておくための
スタック部5とを備え、返却が必要なカード2のみを挿
入口3に返却し、使用済みのカード2はスタック部5に
スタックするようにしたカードリーダー・ライター1で
ある。スタック状態にあるスタックカード2bの総枚数
が一定枚数を超えたときにはその余剰分のスタックカー
ド2bを回収する回収手段6を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードリーダー・
ライターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコホール等の遊戯場で、台間サン
ドにおいてカード等の記録媒体のデータに基づき遊戯を
可能とするシステムにおいて、パチンコ店の経理把握や
利用客の利便性等を考慮してプリペイドカードが導入さ
れている。この種のカードは主に磁気カードが用いられ
ている。磁気カードには、購入金額等が印刷されている
と共に、遊技媒体の貸し出しを行なった後の残度数がど
の位あるか否かなどが磁気記録されているが、この磁気
カードは残度数が0になると客側に返却され、客に持ち
帰られたりしている。
【0003】ところで、プリペイドカードはセキュリテ
ィー面での機能がそれほど高くないため、持ち帰られた
カードが偽造されて再度使用されてしまう問題があり、
社会問題化するに至った。そして今後の方向性としては
カード偽造の防止や、カードの記録データの増加により
磁気カードからICカードに変わることも予想されてい
るが、従来の磁気カードに比べて、ICカードは単価が
高いため、客の持ち帰り等によりホールの損失が発生す
るため、ホールとしては0度数のカードは回収する必要
がある。
【0004】一方、カードリーダー・ライター自身でも
カードを購入可能とするためには、スタック部に1枚以
上のカードをスタックする必要がある。しかし、何らか
の理由でカードが抜き取られた場合(リード/ライト部
内にカードが存在しない場合)は、店員の手により0度
数のカードをセットする必要があった。特に最近では高
額カードの使用傾向が高まりつつあり、残高が残ったカ
ードは、精算したり、違う台での遊戯のため、台間機か
ら返却されることが予想されるため、複数枚のスタック
カードが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、カードをス
タック可能にする場合にあっては、挿入口から新規カー
ドが挿入される可能性があるため、スタックカードが増
え続ける可能性があり、スタックされるカード数量が流
動的であった。そのためにスタックエリアの寸法が大き
くなり、装置の大型化を招くという問題がある。
【0006】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、不要
となったカードの偽造を阻止でき且つ不要となったカー
ドを回収して再利用できるようにすると共に、カードを
スタックするためのスタックエリアの寸法最小化を図る
ことができるカードリーダー・ライターを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明にあっては、カード2が挿入される挿入口3
と、挿入されたカード2に記録されたデータを読み出す
と共にカード2に所定のデータを書き込むためのリード
/ライト部4と、一定枚数のカード2をスタックしてお
くためのスタック部5とを備え、返却が必要なカード2
のみを挿入口3に返却し、使用済みのカード2はスタッ
ク部5にスタックするようにしたカードリーダー・ライ
ターであって、スタック状態にあるスタックカード2b
の総枚数が一定枚数を超えたときにはその余剰分のスタ
ックカード2bを回収する回収手段6を備えていること
を特徴としており、このように構成することで、リサイ
クルオーバーしていないスタックカード2bが客に返却
されて不正に改ざんされるおそれがなくなり、また、高
価なICカードの場合にはICカード自身の単価分の損
失を防止できると共に、スタック部5には必要最小限数
のスタックカード2bがスタック可能となり、スタック
エリアの寸法最小化を図ることができる。
【0008】また上記挿入口3から新規に挿入された新
規カード2aとスタック部5にスタックされているスタ
ックカード2bとを同期して移動させるためのカード通
行路7を設けたことを特徴とするのが好ましく、この場
合、カード通行路7上においては全てのカード2が同期
して動くようになり、スタックカード2bの無駄な回収
を防止できる。
【0009】また上記カード通行路7は新規カード2a
とスタックカード2bとを一列に整列して移動させるよ
うにしたので、厚みに対する省スペース化が可能とな
り、複雑なスタック機構が不要となる。
【0010】また上記新規カード2aが会員カード、非
会員カードのいずれであるかを判別をするカード判別手
段8と、カード残度数を確認するカード残度数確認手段
9とを備え、非会員カードで且つ残度数が0である場合
には当該新規カード2aを挿入口3から返却せずにスタ
ック部5にスタックすることを特徴とするのが好まし
く、この場合、使用済みのカード2を客が持ち帰るのを
防止できる。
【0011】また上記スタック部5のスタックカード2
bの総枚数が満杯の状態で且つ挿入口3から新規カード
2aが挿入された時に、スタック部5の最後方のスタッ
クカード2bが回収手段6により回収されることを特徴
とするのが好ましく、この場合、スタックカード2bの
一列整列が可能となり、厚みに対する省スペース化が可
能となり、複雑なスタック機構も不要となる。
【0012】また上記新規カード2a及びスタックカー
ド2bを搬送するためのグリップ力を発生する搬送手段
10を備えると共に、挿入口3から挿入された新規カー
ド2aに対するグリップ力が発生する位置にカード有無
認識センサ11を設け、カード有無認識センサ11によ
りカード2を検知したときに搬送手段10が駆動するよ
うに構成されていることを特徴とするのが好ましく、こ
の場合、カード2が搬送可能なグリップ力が発生する位
置よりも後方C側で新規カード2aをカード有無認識セ
ンサ11が検知して初めて搬送手段10がカード有無認
識センサ11によって動作するようになり、スタックカ
ード2bのみが移動してしまうのを防止できるような
る。結果、最後方のスタックカード2bの無駄な回収を
防止できるものである。
【0013】また上記カード2の略中央部にデータ読み
/書き部を内蔵しているカード2を使用する場合におい
て、上記カード通行路7上におけるカード幅方向Aの略
中央部に、リード/ライト部4が位置していることを特
徴とするのが好ましく、この場合、カード2を上下逆さ
まに間違えて挿入した場合でも、カード2のデータを読
み取ることが可能となる。
【0014】また上記回収されるスタックカード2bは
自重によりスタック部5の後方下部に配置された回収ボ
ックス12に落下することを特徴とするのが好ましく、
この場合、複雑な回収機構が不要となる。
【0015】また上記カード通行路7上の各カード2間
の間隔Fを最小間隔に設定するための間隔設定手段13
を備えていることを特徴とするのが好ましく、この場
合、各カード2の間隔Fを最小に設定することでスタッ
クエリアの最小化、及びスタックカード2bの無駄回収
を防止できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0017】本実施形態のカードリーダー・ライター1
は、例えばスロットマシーンなどのメダル機、或いはパ
チンコ機などの台間遊技媒体貸出機として利用されるも
のであり、図1は新規カード2aとスタックカード2b
の配列状態及びスタックカード2bの回収状態を説明す
る側面断面図、図2は正面図、図3は駆動装置14を説
明する背面図、図4はカードリーダー・ライター1の制
御ブロック図を示している。なお図1中の20はシャッ
ターである。
【0018】本実施形態では、カード搬送路として、カ
ード2が挿入される挿入口3と、挿入されたカード2に
記録されたデータを読み出すと共にカード2に所定のデ
ータを書き込むためのリード/ライト部4と、リサイク
ルオーバーしていないカード2を一定枚数だけスタック
しておくためのスタック部5と、スタック状態にあるス
タックカード2bの総枚数が一定枚数を超えたときには
その余剰分のスタックカード2bを後方Cへ排出する回
収用排出部15とが一列に並んで配置されており、回収
用排出部15の後方C下側に回収手段6である回収ボッ
クス12が配置されている。そして、返却が必要なカー
ド2(残度数が0でない会員カード又は非会員カード)
は挿入口3に返却し、使用済みのカード2(残度数が0
の非会員カード)はスタック部5にスタックしておき、
いつでもカード2の購入を可能にしておき、またスタッ
クカード2bの総枚数が満杯以上(本例では3枚以上)
になったときは余剰分のスタックカード2bを回収ボッ
クス12内に回収するようになっている。なお、カード
リーダー・ライター1自身で新規にカード2を購入可能
とする場合は、スタックカード2bに必要なデータ(度
数、日付など)を書き込んで、挿入口3に排出するシス
テムとなっている。
【0019】上記カード2は、駆動装置14によって搬
送される。この駆動装置14は、一組のモータ16、ギ
ア17、ベルト10a等からなり、全てのカード2を同
期して搬送するものである。これにより、挿入口3から
挿入された新規カード2aとスタックカード2bとが一
列に並んで且つ同期してカード通行路7上を移動できる
ようになっている。
【0020】また、カード2の略中央部にデータ読み/
書き部(図示せず)が内蔵されている場合を考慮して、
上記リード/ライト部4は、カード通行路7上における
カード幅方向Aの略中央部に位置している。
【0021】しかして、スタック部5に1枚以上のカー
ド2(本例では2枚)をスタックできるようにしたの
で、客は本発明のカードリーダー・ライター1からカー
ド2をいつでも購入可能となる。また、使用済みのカー
ド2(例えば残度数が0の非会員カード)をスタック部
5にスタックすることで、使用済みのカード2が客に返
却されて不正に改ざんされるおそれがなくなり、また、
高価なICカードの場合にはICカード自身の単価分の
損失を防止できるようになる。さらに、スタック状態に
あるスタックカード2bの総枚数が満杯以上(本例では
3枚以上)になったときはその余剰分のスタックカード
2bを後方Cの回収用排出部15から回収ボックス12
内に回収するようにしたので、必要最小限数(本例では
2枚)のカード2がスタック可能となり、スタックエリ
アの寸法最小化を図ることができる。また、スタックカ
ード2bの回収方法として、新規カード2aを1枚挿入
したときに最後方の1枚のスタックカード2bを後方C
に落下させる、いわゆる心太方式を採用したので、簡単
な構造でスタックカード2bの数量制限ができるように
なる。
【0022】また本例ではカード通行路7上を新規カー
ド2aとスタックカード2bとが一列に整列し且つ同期
して移動可能としたことによって、厚みに対する省スペ
ース化が可能となり、複雑なスタック機構が不要とな
る。ちなみに、新規カード2aとスタックカード2bと
がカード通行路7上で異なる動き(例えば、新規カード
2aが移動し、スタックカード2bは静止)をする場合
にあっては、複数の駆動系(例えば、モータ16が複
数、ベルト10aが複数)が必要となるため、コストア
ップや機構の複雑化や寸法が大きくなるという問題が生
じるが、本例では1つのカード通行路7と駆動装置14
とで新規カード2aとスタックカード2bとを同期して
一列に移動させているため、1つの駆動系で済み、コス
トダウン及び省スペース化を図ることができると共に、
無駄な正回転によりスタックカード2bが回収されてし
まうことがないという利点もある。
【0023】さらに、カード通行路7上におけるカード
幅方向Aの略中央部にリード/ライト部4を位置させて
いるため、カード2の略中央部にデータ読み/書き部を
内蔵しているカード2を使用するシステムにも最適に使
用できるものとなる。ちなみにリード/ライト部4がカ
ード幅方向Aの略中央部からずれて位置していると、カ
ード2を上下逆さまに間違えて挿入したときはデータが
読み取れない場合が生じ、しかもこのときは、一度モー
タ16が正回転して新規カード2aは返却されるが、こ
のときスタックカード2bが後方Cに移動して回収され
てしまうおそれがある。そこで本例では、カード幅方向
Aの中央部にリード/ライト部4を位置させているの
で、カード2の挿入間違えが起きてもそのデータを読み
取ることができる結果、稼動率アップにつながるという
利点がある。
【0024】さらに、図4に示すように、挿入口3から
挿入された新規カード2aが会員カード、非会員カード
のいずれであるかを判別をするカード判別手段8と、カ
ード残度数を確認するカード残度数確認手段9とが設け
られている。これらカード判別手段8及びカード残度数
確認手段9は、例えば磁気センサからなり、非会員カー
ドで且つ残度数が0であるカード2を検知すると、当該
新規カード2aを挿入口3から返却せずにスタック部5
にスタックするようにしており、非会員カードで且つ残
度数0のカード2を客が持ち帰るのを防止できるように
なる。なお残度数が0でも会員カードの場合は、そのカ
ード2は挿入口3に返却されて持ち帰れるようにする。
つまり、挿入口3から出てくるのは、残度数が残ってい
るカード2か、会員カードのみであり、非会員カードで
残度数0のカード2は、スタック状態から残度数をアッ
プされるか回収されるかのどちらかとなる。
【0025】また上記スタック部5のスタックカード2
bの総枚数が満杯の状態で且つ挿入口3から新規カード
2aが挿入された時には、制御部18がモータ16を駆
動して、スタック部5の最後方のスタックカード2bの
みが回収用排出部15から回収ボックス12内に回収さ
れるようになっている。ここでは、回収されるカード2
は、スタック部5のカード2スタック数が満杯の状態で
新たにカード2が挿入口3から挿入された時、スタック
部5の最後方のカード2bである。このように最後方の
スタックカード2bを回収することで、一定枚数のスタ
ックカード2bを一列に整列してスタックすることが可
能となる。また、回収されるスタックカード2bはその
自重によりスタック部5の後方下部に配置された回収ボ
ックス12に落下するので、複雑な回収機構が不要とな
る。なお、スタックカード2bは必ずしも自重により落
下する場合に限らず、例えば搬送装置によって回収する
ことも可能である。
【0026】また図1に示すように、上記挿入口3から
挿入された新規カード2aに対するグリップ力が発生す
る位置にカード有無認識センサ11が設けられている。
このカード有無認識センサ11は、ベルト10aの先端
よりも前方DのS1位置、ベルト10aの先端よりも後
方CのS2位置、さらに後方CのS3位置にそれぞれ設け
られており、これらカード有無認識センサ11によりカ
ード2を検知したときにベルト10aが駆動するように
構成されている。ちなみに、一組の駆動装置14で新規
カード2aとスタックカード2bを同期して移動させる
ため、駆動装置14を駆動させるカード有無認識センサ
11がベルト10aの先端部よりも前方D側(挿入口3
側)に位置していると、新規カード2aが搬送不可の状
態でベルト10aが動作し始める可能性があり、この場
合は新規カード2aは移動せずにスタックカード2bの
みが移動し、後方Cのスタックカード2bが回収されて
しまう場合がある。そこで、本例では、挿入口3から挿
入された新規カード2aに対するグリップ力が発生する
2,S3の位置(図1)にカード有無認識センサ11を
設けているので、カード2が搬送可能なグリップ力が発
生する位置、つまり、ベルト10a先端よりも後方C側
で新規カード2aをカード有無認識センサ11が検知し
て初めてベルト10aが動作するようにしているので、
スタックカード2bのみが移動してしまうのを防止でき
るようになる。従って、最後方のスタックカード2bの
無駄な回収を防止できるものである。なお、図1中のベ
ルト10aの後端よりも前方DのS4位置、さらに前方
DのS5位置、さらにベルト10aの後端よりも後方C
のS6位置にもカード有無認識センサ11が設けられて
おり、最後方のスタックカード2bの有無を検知できる
ようになっている。
【0027】また上記制御部18には、カード通行路7
上の各カード2間の間隔F(図1)を最小間隔に設定す
るための間隔設定手段13が設けられている。新規カー
ド2aが挿入されるとカード有無認識センサ11がこれ
を検知してベルト10aが動き出すが、このとき新規カ
ード2aとスタックカード2bとの間隔F、或いはスタ
ックカード2b相互の間隔Fが広いと、スタックエリア
が広くなるうえに、最後方のスタックカード2bが後方
Cに動いて無駄な回収が発生する場合がある。そこで、
本例では制御部18によってスタックカード2bのスタ
ック位置を定位置化する。つまり、新規なカード2が挿
入されたときはカード2間の間隔Fが大きく広がらない
ように駆動装置14を駆動制御する。これにより新規カ
ード2aとスタックカード2bとの間隔F、及び、各ス
タックカード2b間の間隔Fを、それぞれ、最小に設定
でき、スタックエリアの最小化を一層図ることができる
と共に、スタックカード2bの無駄な回収を防ぐことが
可能となる。
【0028】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明にあっ
ては、スタック状態にあるスタックカードの総枚数が一
定枚数を超えたときにはその余剰分のスタックカードを
回収する回収手段を備えているので、リサイクルオーバ
ーしていないスタックカードが客に返却されて不正に改
ざんされるおそれがなくなり、また、高価なICカード
の場合にはICカード自身の単価分の損失を防止できる
と共に、スタック部には必要最小限数のスタックカード
がスタック可能となり、スタックカードの数量を制限す
ることでスタックエリアの寸法最小化を図ることができ
る。
【0029】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記挿入口から新規に挿入された新規
カードとスタック部にスタックされているスタックカー
ドとを同期して移動させるためのカード通行路を設けた
ので、カード通行路上においては全てのカードが同期し
て動くようになり、スタックカードの無駄な回収を防止
でき、稼動率アップを図ることができる。
【0030】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記カード通行路は新規カードとスタ
ックカードとを一列に整列して移動させるようにしたの
で、厚みに対する省スペース化が可能となり、複雑なス
タック機構が不要となる。
【0031】また請求項4記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記新規カードが会員カード、非会員
カードのいずれであるかを判別をするカード判別手段
と、カード残度数を確認するカード残度数確認手段とを
備え、非会員カードで且つ残度数が0である場合には当
該新規カードを挿入口から返却せずにスタック部にスタ
ックするようにしたので、使用済みのカードを客が持ち
帰るのを防止でき、特に単価の高いICカードの場合に
は、ICカード自身の単価分の損失を防止できる。
【0032】また請求項5記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記スタック部のスタックカードの総
枚数が満杯の状態で且つ挿入口から新規カードが挿入さ
れた時に、スタック部の最後方のスタックカードが回収
手段により回収されるので、スタックカードの一列整列
が可能となり、厚みに対する省スペース化が可能とな
り、複雑なスタック機構も不要となる。
【0033】また請求項6記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記新規カード及びスタックカードを
搬送するためのグリップ力を発生する搬送手段を備える
と共に、挿入口から挿入された新規カードに対するグリ
ップ力が発生する位置にカード有無認識センサを設け、
カード有無認識センサによりカードを検知したときに搬
送手段が駆動するように構成されているので、カードが
搬送可能なグリップ力が発生する位置よりも後方側で新
規カードをカード有無認識センサが検知して初めて搬送
手段がカード有無認識センサによって動作するようにな
り、スタックカードのみが移動してしまうのを防止でき
る結果、最後方のスタックカードの無駄な回収を防止で
きるものである。
【0034】また請求項7記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記カードの略中央部にデータ読み/
書き部を内蔵しているカードを使用する場合において、
上記カード通行路上におけるカード幅方向の略中央部
に、リード/ライト部が位置しているので、カードを上
下逆さまに間違えて挿入した場合でもそのデータを読み
取ることが可能となり、稼動率アップにつながる。
【0035】また請求項8記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上記回収されるスタックカードは自重
によりスタック部の後方下部に配置された回収ボックス
に落下するので、複雑な回収機構が不要となる。
【0036】また請求項9記載の発明は、請求項2記載
の効果に加えて、上記カード通行路上の各カード間の間
隔を最小間隔に設定するための間隔設定手段を備えてい
るので、つまり、各カードの間隔を最小に設定すること
で、スタックエリアの最小化、及びスタックカードの無
駄回収を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、新規カードと
スタックカードの配列状態及びスタックカードの回収状
態を説明する側面断面図である。
【図2】同上の挿入口及び回収ボックスを正面から見た
図である。
【図3】同上の駆動装置を説明する背面図である。
【図4】同上のカードリーダー・ライターの制御ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 カードリーダー・ライター 2 カード 2a 新規カード 2b スタックカード 3 挿入口 4 リード/ライト部 5 スタック部 6 回収手段 7 カード通行路 8 カード判別手段 9 カード残度数確認手段 10 搬送手段 11 カード有無認識センサ 12 回収ボックス 13 間隔設定手段 A カード幅方向 B カード挿入方向 C 後方 D 前方 F 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 晃嗣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2C088 BB11 BB19 BB36 BB43 5B023 FA03 GA02 GA10 JA01 JA04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが挿入される挿入口と、挿入され
    たカードに記録されたデータを読み出すと共にカードに
    所定のデータを書き込むためのリード/ライト部と、リ
    サイクルオーバーしていない一定枚数のカードをスタッ
    クしておくためのスタック部とを備え、返却が必要なカ
    ードのみを挿入口に返却し、使用済みのカードはスタッ
    ク部にスタックするようにしたカードリーダー・ライタ
    ーであって、上記スタック状態にあるスタックカードの
    総枚数が一定枚数を超えたときにはその余剰分のスタッ
    クカードを回収する回収手段を備えていることを特徴と
    するカードリーダー・ライター。
  2. 【請求項2】 上記挿入口から新規に挿入された新規カ
    ードとスタック部にスタックされているスタックカード
    とを同期して移動させるためのカード通行路を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のカードリーダー・ライタ
    ー。
  3. 【請求項3】 上記カード通行路は新規カードとスタッ
    クカードとを一列に整列して移動させることを特徴とす
    る請求項2記載のカードリーダー・ライター。
  4. 【請求項4】 上記新規カードが会員カード、非会員カ
    ードのいずれであるかを判別をするカード判別手段と、
    カード残度数を確認するカード残度数確認手段とを備
    え、非会員カードで且つ残度数が0である場合には当該
    新規カードを挿入口から返却せずにスタック部にスタッ
    クすることを特徴とする請求項2記載のカードリーダー
    ・ライター。
  5. 【請求項5】 上記スタック部のスタックカードの総枚
    数が満杯の状態で且つ挿入口から新規カードが挿入され
    た時に、スタック部の最後方のスタックカードが回収手
    段により回収されることを特徴とする請求項2記載のカ
    ードリーダー・ライター。
  6. 【請求項6】 上記新規カード及びスタックカードを搬
    送するためのグリップ力を発生する搬送手段を備えると
    共に、挿入口から挿入された新規カードに対するグリッ
    プ力が発生する位置にカード有無認識センサを設け、カ
    ード有無認識センサによりカードを検知したときに搬送
    手段が駆動するように構成されていることを特徴とする
    請求項2記載のカードリーダー・ライター。
  7. 【請求項7】 上記カードの略中央部にデータ読み/書
    き部を内蔵しているカードを使用する場合において、上
    記カード通行路上におけるカード幅方向の略中央部に、
    リード/ライト部が位置していることを特徴とする請求
    項2記載のカードリーダー・ライター。
  8. 【請求項8】 上記回収されるスタックカードは自重に
    よりスタック部の後方下部に配置された回収ボックスに
    落下することを特徴とする請求項5記載のカードリーダ
    ー・ライター。
  9. 【請求項9】 上記カード通行路上の各カード間の間隔
    を最小間隔に設定するための間隔設定手段を備えている
    ことを特徴とする請求項2記載のカードリーダー・ライ
    ター。
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