JP2003162610A - 廃棄物個別追跡管理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡管理システム - Google Patents

廃棄物個別追跡管理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡管理システム

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JP2003162610A
JP2003162610A JP2002200201A JP2002200201A JP2003162610A JP 2003162610 A JP2003162610 A JP 2003162610A JP 2002200201 A JP2002200201 A JP 2002200201A JP 2002200201 A JP2002200201 A JP 2002200201A JP 2003162610 A JP2003162610 A JP 2003162610A
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JP
Japan
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waste
manifest
industrial waste
collection
transportation
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English (en)
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Takuya Fujimura
拓也 藤村
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KANKYO SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 産業廃棄物の処理状況を簡単に追跡管理でき
るシステムを提供する。 【解決手段】 産業廃棄物を排出する排出事業部200
に設置され、産業廃棄物に関するマニフェストを生成す
るマニフェスト生成手段と産業廃棄物に識別体を付与す
る排出手段と、産業廃棄物を収集・運搬したことをマニ
フェスト生成手段に通知する一次収集運搬事業部210
の第1の収集運搬手段と、産業廃棄物をリサイクルする
ための物と廃棄物とに分離されたことをマニフェスト生
成手段に通知する中間処理事業部220の中間処理手段
と、中間処理手段で生成された廃棄物を収集・運搬した
ことをマニフェスト生成手段に通知する二次収集運搬事
業部230の第2の収集運搬手段と、第2の収集運搬手
段により運搬された廃棄物を処分したことをマニフェス
ト生成手段に通知する最終処分事業部240の最終処分
処理手段とを備えたシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物個別追跡管
理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡管理
システムに関するものであり、詳しくは、産業廃棄物を
処理する各工程における確認を一貫して追跡管理するこ
とができる廃棄物個別追跡管理システム及びマニフェス
ト及びマニフェスト追跡管理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物は、各種産業の事業所から排
出された不要となったごみであり、一般に、燃え殻、汚
泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック、紙屑、
木屑、繊維屑、ゴム屑、金属屑、ガラス片、鉱滓、がれ
き類、家畜糞尿、家畜の死体、煤塵等の多数の種類に分
類されている。産業廃棄物を排出する事業者(排出事業
者)から排出された上記産業廃棄物は、自治体(都道府
県あるいは政令市)により許可された収集運搬業者によ
って許可された最終処分場へ運搬され最終処分されるよ
うになっている。
【0003】近年、産業の急激な発展に伴い上記産業廃
棄物の量の増大に起因する最終処分場の不足に加うる
に、家庭や事務所で使い古され不要になった商品、例え
ば、車両、タイヤ、家電製品、自販機、OA機器、遊戯
機、電話機等の所謂資源ごみが急増し、また、医療器具
のような人間の健康に対して有害な廃棄物も増加してい
る。
【0004】従って、産業廃棄物は、全世界的に地球環
境汚染と、資源の有効利用と、処分に要する財政負担
と、健康上の安全という色々な観点から大きな社会問題
となっている。そのため、国内外共に各種法律が相次い
で制定されると共に、各種市民運動等が沸き起こってい
る。海外ではバーセル条約、ロンドンダンピング条約等
が結ばれ地球環境を産業廃棄物の汚染から守ろうとして
いる。
【0005】国内では産業廃棄物処理法により産業廃棄
物の排出、運搬、処分について規制がかけられ、また、
環境汚染のみならず資源の有効利用の面から家電リサイ
クル法、資源有効利用促進法等が相次いで制定されてい
る。更に、産業廃棄物の処理に要する費用を受益者負担
の原則に基づき賄うための産業物品税(三重県)や、産
業廃棄物リサイクル税(鳥取県)、環境会計(環境省)
が検討されている。
【0006】電気製品等の資源ゴミについては、解体又
は分解して再利用可能な部分と廃棄すべき部分とに分別
するための中間処理が行われるようになった。また、医
療用器具等の廃棄物は人間に危害を与えないよう容器に
より管理するという中間処理が行われる。このような中
間処理の必要性の増大が産業廃棄物の管理を更に複雑化
している。
【0007】産業廃棄物の管理において、各自治体が共
通して頭を傷めている問題は、廃棄物を定められた場所
以外の場所に投棄する所謂不法投棄を如何に防止するか
である。最近、不法投棄の防止など産業廃棄物の適正な
管理を確保することを目的として産業廃棄物処理法が改
正され全ての産業廃棄物の委託処理に対してマニフェス
ト制度が義務付けられた。
【0008】マニフェスト制度とは、排出事業者から排
出された産業廃棄物にマニフェストを使用するように義
務付けることにより、各産業廃棄物の排出、運搬、処理
の流れを時間的、位置的に的確に把握することを目指し
ている。
【0009】マニフェストは、産業廃棄物の排出、収集
運搬、処理(中間処理及び最終処分)の各段階におい
て、産業廃棄物の種類、場所、方法、完了日時、責任者
名等を明示する情報であり、従来紙伝票が使用されてき
た。
【0010】紙マニフェストは、A、B1、B2、C
1、C2、D、Eの7枚綴り伝票からなる。排出事業者
は産業廃棄物の排出時に排出事業者名、排出日時等所要
事項を記入の上伝票Aを切り取って排出事業者用の控え
として手元に残し他の伝票B1〜Eを収集運搬業者に渡
す。
【0011】収集運搬業者は運搬終了時にマニフェスト
に運転手名、トラック番号、運搬終了日時等の所要事項
を記入し控え伝票B1を手元に残し、運搬終了報告伝票
B2を排出事業者へ送付すると共に他の伝票C〜Eを処
分業者に回付する。
【0012】処分業者は産業廃棄物の処分終了時に処分
終了日時、処理業者名等の所要事項を記入の上控え伝票
C1を手元に残し、処分終了報告C2を収集運搬業者へ
送付すると共に処分終了報告Dを排出事業者へ送付す
る。
【0013】中間処理がある場合には、中間処分業者は
処分終了報告Dを排出事業者へ送付すると共に、中間処
理された産業廃棄物を排出する排出事業者として7枚の
紙マニフェストを発行し第2の収集運搬業者に渡す。こ
れにより上記同様の過程が繰り返される。
【0014】最終処分業者は最終処分が終了した後最終
処分報告伝票Eを排出事業者へ送付する。上記各伝票は
各事業者において5年間保存されるようになっている。
【0015】電子マニフェストは、上記紙マニフェスト
の各伝票の役割を通信ネットワークによって授受及び記
憶可能なデジタルデータにより代替するものである。電
子マニフェストを用いた廃棄物管理システムの一例とし
て、同一発明者による「廃棄商品管理システム」が既に
出願されている。
【0016】上記「廃棄商品管理システム」は、廃棄商
品にバーコード化されたデータを有する廃棄用ラベルを
取り付け又は貼り付け、この廃棄用ラベルのデータに基
づいて収集運搬業者及び処理業者による管理を行うよう
にしたものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の廃棄物管理システムは、(1)産業廃棄物の排出か
ら最終処分までの一貫した廃棄商品の追跡管理ができな
い、(2)事業者におけるパソコン入力ミスが多いため
不正確である、(3)産業廃棄物の多様化に対応できな
い、(4)設備コストが高い、(5)利用が簡単でない
等の問題点があった。
【0018】又、産業廃棄物を処理する際に必要なマニ
フェストの枚数が7枚と分厚く、その取り扱いが煩雑で
あるという問題もある。
【0019】従って、本発明は、どんな産業廃棄物でも
排出から最終処分まで一貫して正確に安価にかつ簡単に
運用することができる廃棄物個別追跡管理システム及び
マニフェスト及びマニフェスト追跡管理システムを提供
することに解決すべき課題を有する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る廃棄物個別追跡管理システム及びマニ
フェスト及びマニフェスト追跡管理システムは、次に示
す構成にすることである。
【0021】(1) 産業廃棄物を排出する排出事業部
に設置され、産業廃棄物に関するマニフェストを生成す
る機能を備えたマニフェスト生成管理手段と接続して当
該産業廃棄物を廃棄するためのマニフェストを生成する
と共に排出する産業廃棄物に個別追求管理する識別体を
付与する機能を備えた排出手段と、前記排出手段から排
出された産業廃棄物を収集・運搬する一次収集運搬事業
部に設置され、前記排出事業部から排出された産業廃棄
物を収集・運搬したことを前記マニフェスト生成管理手
段に接続して産業廃棄物に付与されている前記識別体の
データを送出して通知する第1の収集運搬手段と、前記
第1の収集運搬手段により搬送された産業廃棄物をリサ
イクルするための物と塵である廃棄物とに分離する中間
処理事業部に設置され、産業廃棄物から廃棄物が生成さ
れたことを前記マニフェスト生成管理手段に接続して産
業廃棄物に付与されている識別体のデータを送出して通
知する中間処理手段と、前記中間処理手段により生成さ
れたリサイクルするための物及び塵である廃棄物を収集
・運搬する二次収集運搬事業部に設置され、前記中間処
理手段で生成されたリサイクルするための物及び塵であ
る廃棄物を収集・運搬したことを前記マニフェスト生成
管理手段に接続してリサイクルするための物及び塵であ
る廃棄物に付与されている識別体のデータを送出して通
知する第2の収集運搬手段と、前記中間処理手段により
生成された廃棄物を処分する最終処分事業部に設置さ
れ、前記第2の収集運搬手段により運搬されたリサイク
ルするための物及び塵である廃棄物を処理したことを前
記マニフェスト生成管理手段に接続してリサイクルする
ための物及び塵である廃棄物に付与されている識別体の
データを送出して通知する最終処分処理手段と、を備え
たことを特徴とする廃棄物個別追跡管理システム。 (2) 前記識別体は、バーコード化された符号が記載
されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は取り付
けたものであることを特徴とする(1)に記載の廃棄物
個別追跡管理システム。 (3) 前記識別体は、QRコード化された符号が記載
されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は取り付
けたものであることを特徴とする(1)に記載の廃棄物
個別追跡管理システム。 (4) 前記識別体は、ICチップで形成されているこ
とを特徴とする(1)に記載の廃棄物個別追跡管理シス
テム。 (5) 前記ICチップは、商品の製造メーカにより製
造した際に貼り付け又は取り付けたものであることを特
徴とする(4)に記載の廃棄物個別追跡管理システム。
【0022】(6) 産業廃棄物を排出する排出事業部
に設置され、産業廃棄物に関するマニフェストを生成す
る機能を備えたマニフェスト生成管理手段と接続して当
該産業廃棄物を廃棄するためのマニフェストを生成する
と共に排出する産業廃棄物に個別追求管理する識別体を
付与する機能を備えた排出手段と、前記排出手段から排
出された産業廃棄物を収集・運搬する収集運搬事業部に
設置され、前記排出事業部から排出された産業廃棄物を
収集・運搬したことを前記マニフェスト生成管理手段に
接続して産業廃棄物に付与されている識別体のデータを
送出して通知する収集運搬手段と、産業廃棄物を処分す
る最終処分事業部に設置され、前記収集運搬手段により
運搬された廃棄物を処分したことを前記マニフェスト生
成管理手段に接続して産業廃棄物に付与されている識別
体のデータを送出して通知する最終処分処理手段と、を
備えたことを特徴とする廃棄物個別追跡管理システム。 (7) 前記識別体は、QRコード化された符号が記載
されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は取り付
けたものであることを特徴とする(6)に記載の廃棄物
個別追跡管理システム。 (8) 前記識別体は、ICチップで形成されているこ
とを特徴とする(6)に記載の廃棄物個別追跡管理シス
テム。 (9) 前記ICチップは、商品の製造メーカにより製
造した際に貼り付け又は取り付けたものであることを特
徴とする(8)に記載の廃棄物個別追跡管理システム。
【0023】(10) 産業廃棄物の処理形態が記載さ
れ、該産業廃棄物と随伴するマニフェストであって、前
記マニフェストは産業廃棄物を排出する排出事業部で使
用するものと産業廃棄物を収集・運搬する収集運搬事業
部で使用するものと産業廃棄物を処分する最終処理事業
部で使用するものとで作成されている3枚綴りのマニフ
ェストからなることを特徴とするマニフェスト。 (11) 前記3枚綴りのマニフェストには、同一番号
の識別番号が付与されていることを特徴とする(10)
に記載のマニフェスト。 (12) 前記識別番号は、バーコードの形式で作成さ
れているものである(11)に記載のマニフェスト。
【0024】(13) 産業廃棄物を排出する排出事業
部で使用する第1のマニフェストと産業廃棄物を収集・
運搬する収集運搬事業部で使用する第2のマニフェスト
と産業廃棄物を処理する最終処理事業部で使用する第3
のマニフェストとで構成されている3枚綴りのマニフェ
ストを利用して、産業廃棄物が排出事業部から出て、産
業廃棄物を収集・運搬する一次収集運搬事業部、産業廃
棄物をマテリアルリサイクルするための物と塵の廃棄物
とに分別する中間処理事業部で使用するマニフェストは
第1の前記3枚綴りのマニフェストを使用し、次に、前
記マテリアルリサイクルするための物と塵の廃棄物とを
排出する中間処理事業部、前記マテリアルリサイクルす
るための物及び塵の廃棄物を収集・運搬する二次収集運
搬事業部、前記マテリアルリサイクルするための物及び
塵の廃棄物を処理する最終処理事業部、で使用するマニ
フェストは第2の前記3枚綴りのマニフェストを使用す
ることを特徴とするマニフェスト。
【0025】(14) 産業廃棄物又はマテリアルリサ
イクルするための物及び塵の廃棄物を排出する排出工
程、該産業廃棄物又はマテリアルリサイクルするための
物及び塵の廃棄物を収集・運搬する収集運搬工程、前記
産業廃棄物又はマテリアルリサイクルするための物及び
塵の廃棄物を最終処理する最終処理工程、で使用される
マニフェストを3枚綴りのマニフェストを使用するマニ
フェスト使用手段と、前記排出工程において、前記産業
廃棄物又はマテリアルリサイクルするための物及び塵の
廃棄物に取り付けた識別体の識別データと、排出工程で
使用する第1のマニフェストに記載されているデータコ
ードとをリンクさせ、以後、各工程において前記データ
コードを読取り、該読取ったデータコードをセンター部
に送出するデータコード送出手段と、前記センター部側
で各工程における産業廃棄物又はマテリアルリサイクル
するための物及び塵の廃棄物の存在を確認する確認手段
と、を備えてなるマニフェスト追跡管理システム。 (15) 前記データコードは、バーコード形式である
(14)に記載のマニフェスト追跡管理システム。 (16) 前記識別体は、バーコード化された符号が記
載されたシールである(14)に記載のマニフェスト追
跡管理システム。
【0026】上記構成による廃棄物個別追跡管理システ
ムは産業廃棄物に固着された識別コードを持つ識別体
と、この識別コードに対応付けられた、所謂、電子マニ
フェストとを用いることにより下記のような特長のある
産業廃棄物の個別追跡管理が可能となる。
【0027】(1)電子マニフェストを具現化すると、
各事業者において紙マニフェストの交付や保存が必要で
なくなる。 (2)排出事業者は識別体を個々の産業廃棄物に取り付
けることにより、産業廃棄物の処理形態の追跡が容易に
なる。 (3)電子マニフェストを使用する場合、収集運搬業者
及び処理業者は、個々の産業廃棄物について、例えば、
コードリーダを用いて識別体を読み取ることにより、事
業部に設置してあるパソコンに識別コードを入力する。
そして作業終了後、パソコンの画面により上記識別情報
に所要の情報を付加した電子マニフェストをセンター側
へ終了報告として送付するのみで確実に産業廃棄物を処
理したことを確認することができる。
【0028】(4)電子マニフェストを使用する場合、
排出事業者はセンター側から自動的にマニフェスト情報
の送信を受けることができ、又はパソコンの照会画面に
より個々の産業廃棄物の処理状況を簡単に確認すること
ができる。 (5)電子マニフェストを使用する場合、センター側は
メモリ内に全マニフェスト情報を識別コードに対応する
マニフェスト番号に従って整理保存しているので、各事
業者のマニフェスト情報の照会、入力、一覧表の印刷、
帳簿の作成等が簡単にできる。
【0029】本発明に係る廃棄物個別追跡管理システム
の上記識別体は、バーコード化されたデータ又はQRコ
ード化されたデータを表示する貼付可能なラベルであ
る。このようなラベルを個々の産業廃棄物に貼付け又は
取り付けることにより、個々の産業廃棄物の収集運搬及
び処理状況を確実に把握することができる。
【0030】特にQRコード化された識別データはバー
コード化された識別データに比して約10分の1の大き
さであるので貼るスペースが小さくで済む。また、QR
コードは全方向から読取可能であるから読取りに便利で
ある。更にQRコードは誤り訂正機能があるから汚れや
破損に対する情報復元能力がある。
【0031】また、本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムの上記識別体は識別データを記憶可能なICチッ
プで形成してもよい。このICチップは商品の製造メー
カにより製造完了時にこの商品に貼り付け又は埋め込ま
れ、この商品が廃棄されるとき排出事業者によりセンタ
ー側のホストコンピュータにマニフェスト情報登録され
る。
【0032】このように製品の製造段階でICチップの
識別体を取り付けることにより、この商品が廃棄される
時、排出事業者は識別番号をセンター側へ廃品登録する
だけでよく識別体の取り付け作業が不要となるから、遊
戯機等のように比較的頻繁に廃棄される商品については
排出事業者にとって便利である。
【0033】また、本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムの上記ホストコンピュータは各事業者からのマニ
フェスト情報の報告期限を管理する。これによりセンタ
ー側のホストコンピュータは個々の産業廃棄物の収集運
搬及び処理の報告期限をチェックし、報告期限切れ情報
や報告期限間近情報を提供する。
【0034】更に、本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムの上記各工程におけるパソコンは上記ホストコン
ピュータに対して表示画面上でマニフェスト情報の照会
を行うことができる。これにより、各事業者は個々の産
業廃棄物の処理状況を即時に的確に把握することができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る廃棄物個別追
跡管理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡
管理システムの一実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0036】本発明に係る廃棄物個別追跡管理システム
は、図1及び図2に示すように、産業廃棄物1と、産業
廃棄物1に固着された識別体2と、排出事業者の有する
パソコン3と、収集運搬業者の有するパソコン4と、処
理業者の有するパソコン5と、都道府県あるいは政令市
の有するパソコン6と、産廃情報管理センターの有する
ホストコンピュータ7と、パソコン3、4、5、6の各
々とホストコンピュータ7とを接続する通信ネットワー
ク8と、パソコン4及びパソコン5と接続されたコード
リーダ9とで構成されている。
【0037】以下の説明において図示の産業廃棄物1は
排出事業者から排出される廃棄物の1単位を示す。この
単位は商品1個又は産業廃棄物の所定量を収納する箱や
コンテナの1個である。
【0038】識別体2には、個々の産業廃棄物1を識別
するための識別データが印刷されている。識別体2は産
業廃棄物1に固着され産業廃棄物1の排出から最終処分
までの全行程において産業廃棄物1と行動を共にするも
のである。
【0039】収集運搬業者及び処理業者は個々の産業廃
棄物1の取り扱いのたび毎にこの識別体2に記載された
識別データをコードリーダを用いて読取る。コードリー
ダで読み取られた識別コードは自動的にパソコンに入力
される。収集運搬業者及び処理業者は所定個数の産業廃
棄物の識別体2の読取が終了した後、パソコンの画面上
で日時、担当者、方法等の所要事項を付加することによ
り収集運搬終了報告及び処理終了報告を作成しホストコ
ンピュータ7へ送信する。
【0040】パソコン3、4、5、6は、それぞれ排出
事業者、収集運搬業者、処理業者、自治体が所有するパ
ソコンである。パソコン4、5にはコードリーダ9が接
続されている。
【0041】コンピュータ7は産廃情報管理センターに
設置されており、パソコン3、4、5、6と通信ネット
ワーク8により双方向通信可能に接続されている。
【0042】パソコン3〜6のソフトウェアは通信ネッ
トワーク8との関連においてC/S(クライアントサー
バ)方式と、Web方式と、EDI方式とがあり、いず
れを採用してもよい。
【0043】C/S方式は、各事業者が本廃棄物個別追
跡管理システムに加入した時に産廃情報管理センターか
らCD−ROMに記憶された専用ソフトウェアが送付さ
れ、これを各パソコン1〜4に装着することにより運用
可能となる。この方式によれば、マニフェスト登録、報
告、照会等に対して即時に応答可能であること、複数の
マニフェスト情報が送受信可能であること、送受信が完
了する毎に通信を自動切断するので通信時間の短縮が可
能であること等の特徴がある。
【0044】Web方式による各事業者はインターネッ
トのホームページ閲覧ソフトを使用してマニフェスト情
報のやりとりを行う。この方式によれば、専用ソフトウ
ェアが不要であること、パソコンのOSに依存すること
なく使用可能であること、複数のパソコンから接続可能
であること等の特徴がある。
【0045】EDI方式は、産廃情報管理センターが指
定するプロトコル及びデータフォーマットで各事業者が
構築したLANシステム等からマニフェスト情報のやり
とりができる。この方式によれば、各事業者のLANシ
ステム等の有効活用が出来ること、大量のデータの送受
信が可能であることが特徴である。
【0046】本廃棄物個別追跡管理システムは下記のよ
うに運用される。先ず、産業廃棄物1を排出しようとす
る排出事業者はパソコン3を用いてホストコンピュータ
7に対して産業廃棄物1の登録を行うための依頼通知を
行う。図3は依頼通知を行うためのパソコン3に表示さ
れる産業廃棄物登録用画面10の一例を示す。
【0047】排出事業者はこの画面10の各項目に入力
することにより産業廃棄物1を登録することができる。
この産業廃棄物登録用画面10には、排出年月日11、
排出事業者コード12、産業廃棄物の識別番号13、産
業廃棄物の種類等14、収集運搬に関する事項15、処
分に関する事項16、最終処分場に関する事項17、備
考欄18等が表示されている。
【0048】なお、産業廃棄物1が電気製品等の場合、
識別番号13として製造番号を使用すれば便利である。
なお、産業廃棄物の識別番号13は排出事業者が自由に
付番することができ必ずしも製造番号と一致する必要は
ないことは勿論である。
【0049】ホストコンピュータ7は、パソコン3から
の登録依頼内容をメモリ内に形成されたマニフェスト新
規登録テーブル7aに記録すると共に、識別体2を印刷
し排出事業者に対して発行する。なお、排出事業者がパ
ソコン3と接続されたコード印刷機を持ちホストコンピ
ュータ7からパソコン3へ識別コードを送信しコード印
刷機で印刷して識別票を作成するようにしてもよい。
【0050】識別体2は表面に、QRコード化された識
別データ(排出年月日11、排出事業者コード12、産
業廃棄物の識別番号13等)を印刷したものである。
【0051】QRコード(Quick Respons
e)は新タイプの2次元コードである。図4(a)及び
図4(b)にそれぞれ、QRコードの一例(Qで示す)
及びQRコードとバーコード(Bで示す)との大きさの
比較を示す。
【0052】図4(a)に示すように、QRコードは3
ヵ所に切り出しシンボルを持っているため、360°ど
の方向からでも高速な読取が可能である。また、図4
(b)に示すように、QRコードはバーコードの10分
の1程度のスペースで同一情報量を表すことができる。
【0053】更に、QRコードは誤り訂正機能をもって
いる。従って、QRコードの一部に汚れや破損があって
も復元が可能である。
【0054】QRコードの読取りのためにハンディタイ
プ、ペンタイプ又はカメラタイプのコードリーダが使用
可能である。また、ホストコンピュータはラベルプリン
タ、レーザプリンタ等を使用パソコンから出力されたデ
ータをQRコードで印字することができる。また、QR
コード生成ソフトを使用してQRコードを作成し印刷す
ることもできる。
【0055】さて、図1及び図2において、上記のよう
なQRコード化された識別データを表示した識別体2
は、排出事業者と収集運搬業者との間の収集運搬契約作
成時に個々の産業廃棄物1の表面に容易に剥がれないよ
うに貼りつけられる。
【0056】収集運搬業者は産業廃棄物1をトラックに
積載する時、QRコードリーダ9を用いて個々の産業廃
棄物1の識別体2を読み取る。QRコードリーダ9によ
り読み取られたは識別データは収集運搬業者のパソコン
4へ自動的に送られ記憶される。収集運搬業者は、積載
作業が終了後、パソコン4に図5に示すような運搬終了
報告画面20を表示させ、受入日時、担当者、再送先等
の情報を付加したマニフェスト情報21を産廃情報管理
センターのホストコンピュータ7へ送信する。
【0057】なお、図5において、運搬終了報告画面2
0中、リスト22は運搬終了報告がなされていないマニ
フェスト情報の一覧を示す。備考欄23は収集運搬業者
が自由に活用することができる。
【0058】ホストコンピュータ7は、パソコン4から
の運搬終了報告をメモリ内に形成された廃棄物受入報告
テーブル7bに記入する。廃棄物受入報告テーブル7b
にはマニフェスト番号に従って運搬マニフェストが記録
されている。
【0059】一方、収集運搬業者のトラックに積載され
た産業廃棄物1は処理業者へ運搬されそこで産業廃棄物
1の受入れ作業が行われる。この時、荷降ろし時に、個
々の産業廃棄物1の識別体2がQRコードリーダ9を用
いて読み取られ、処理業者のパソコン5に入力される。
識別体2の読取りが終わった産業廃棄物1は処理場へ運
ばれ処理される。
【0060】処理業者は、パソコン5の表示画面上に図
6に示すような処分終了報告画面30を表示させ、受入
日時、担当者、処分方法等の情報を付加したマニフェス
ト情報31をホストコンピュータ7へ送信する。なお、
処分終了報告画面30において、32は処分終了報告が
されていないマニフェスト情報の一覧表、33は処分の
区分を選択する欄、34は備考欄である。
【0061】ホストコンピュータ7は、パソコン5から
の処分終了報告によるマニフェスト情報を廃棄物受入報
告テーブル7bに記入する。廃棄物受入報告テーブル7
bにはマニフェスト番号に従って、処理マニフェストが
記録される。
【0062】ホストコンピュータ7は、廃棄物受入報告
テーブル7bに基づき産業廃棄物1の一連の廃棄作業の
完了を確認した後、作業完了通知を排出事業者のパソコ
ン3へ送信する。これで、産業廃棄物1に関する一連の
マニフェスト情報処理を終了する。
【0063】本発明に係る廃棄物個別追跡管理システム
は、排出事業者、収集運搬業者、処理業者のパソコン
は、上記マニフェスト情報報告の他にホストコンピュー
タ7に対してマニフェスト情報の照会を行うためのソフ
トウェアを提供される。
【0064】図7はマニフェスト情報照会画面40を示
す。情報照会画面40のタブ41の選択によりそれに関
係するマニフェスト情報の番号一覧表が表示される。マ
ニフェスト番号一覧表42中、報告期限日が間近に迫っ
たマニフェスト番号は赤字で示し、また、最終処分の報
告期限日は青字で示すようになっている。
【0065】マニフェスト情報の照会の際の表示条件を
欄43に加入者が自由に設定することができる。欄44
は照会したマニフェスト情報の抽出条件を表示する。欄
45は一覧表の印刷を指定したことを示す。
【0066】上記説明した実施例においては、説明を簡
単にするため中間処理業者の存在を省略したが、産業廃
棄物1の中には、中間処理が行われるものが少なくな
い。このように中間処理が介在する場合のシステム構成
は、排出事業者→第1の収集運搬業者→中間処理業者→
第2の収集運搬業者→最終処分業者となり、中間処理業
者は図1に示す処理業者となると共に中間処理の済んだ
産業廃棄物1については新たな排出事業者としての上記
業務を行う。
【0067】図8は本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムのもう一つの実施例のブロック図である。本実施
例は、遊戯機等のように一時に大量に廃棄される電気製
品の個別追跡管理に適している。図8では産業廃棄物を
遊戯機としているが、他の類似の電気製品でも同様であ
る。
【0068】図8に示すように、本廃棄物個別追跡管理
システムは、遊戯機50と、遊戯機50に固着された識
別用ICチップ51と、ホール(遊戯場)が有するパソ
コン52と、収集運搬業者のパソコン53と、倉庫のパ
ソコン54と、処理業者のパソコン55と、ホストコン
ピュータ56と、遊戯事業共同組合のパソコン57と、
通信ネットワーク58とからなる。
【0069】上記各パソコン52、53、54、55、
57は通信ネットワーク58を介してホストコンピュー
タ56と双方向通信可能に接続されている。
【0070】個々の遊戯機50にはメーカでの製造段階
において、識別用ICチップ51が貼り付けあるいは埋
め込み等の離体しない方法により固着されている。この
ように識別用ICチップ51が固着された新品の遊戯機
50がホールに搬入され設置され、営業に使用される。
【0071】ホールは遊戯機50の入替えを行う場合、
遊戯事業共同組合57の承認を受け収集運搬業者に運搬
を依頼する。収集運搬業者は廃棄される遊戯機50を倉
庫へ運搬する。倉庫は遊戯機50を一時保管する。処理
業者は倉庫内に保管されている遊戯機50を処理する。
【0072】排出事業者、収集運搬業者、倉庫、処理業
者は個々の遊戯機50の排出、トラックへの積み降ろ
し、保管、処理時にICチップコードリーダを用いて識
別用ICチップ51の識別データを読取りそれぞれのパ
ソコン52、53、54、55に識別データを入力す
る。各パソコンとホストコンピュータ56とのマニフェ
スト情報のやりとりは図1及び図2に示すシステムにお
けると同様であるので詳細な説明は省略する。
【0073】本実施例の特長は、廃棄される遊戯機50
には識別用ICチップ51が既に取り付けられているこ
とである。排出事業者としてのホールは排出する遊戯機
に新たに識別票等を取り付ける必要がないから、排出事
業者としてのホールは排出の際の手間がかからないとい
う利点がある。
【0074】また、ICチップ51は遊戯機50に埋め
込まれており、ラベルのように剥離の恐れがなく表面の
識別データの汚染や破損の恐れがないのでマニフェスト
情報の処理が確実に管理が行われる。
【0075】次に、本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムのもう一つの実施例について説明する。この廃棄
物個別追跡管理システムは、従来からの7枚綴りのマニ
フェストを使用しないで、3枚綴りのマニフェストを使
用するようにしたところに大きな特徴がある。3枚綴り
のマニフェストにしたのは、基本的に、産業廃棄物を出
す排出事業者(排出事業部)と、排出事業者が出した産
業廃棄物を収集運搬する収集運搬事業者(収集運搬事業
部)と、収集運搬事業部が運搬してきた産業廃棄物を処
理する処理事業者(処理事業部)との3者が一体となっ
ているところに着目して、最低でも3枚綴りのマニフェ
ストがあれば、この3枚綴りのマニフェストを基本にし
て、3枚綴りのマニフェストを2個使用した2次マニフ
ェスト、3枚綴りのマニフェストを3個使用した3次マ
ニフェスト、…、というように使用すればよいことにな
る。同時に、この3枚綴りのマニフェストと共に、産業
廃棄物に貼り付け又は取付ける廃棄物バーコードシール
も発行され、マニフェストに記載されているマニフェス
トバーコードのコードと、バーコードシールの廃棄物バ
ーコードとは別のコード体型をしており且つ発行の段階
では関連性もない。何故ならば、マニフェストのマニフ
ェストバーコードは産業廃棄物が搬出された時点で特定
化され、産業廃棄物に貼り付け又は取付けられている廃
棄物バーコードシールも産業廃棄物として搬出されると
き特定化され、このときにはじめてマニフェストのマニ
フェストバーコードと産業廃棄物に貼り付け又は取付け
られている廃棄物バーコードシールの廃棄物バーコード
が関係を持つように処理される。
【0076】3枚綴りのマニフェスト110は、図9に
示すように、A票が処理事業者控え、B票が収集運搬事
業者控え、C票が排出事業者控え、の3枚綴りとなって
おり、それぞれの記載欄には排出者コード、交付番号、
印又はサインをする箇所の確認印150、その下にマニ
フェストバーコード140がある。このマニフェストバ
ーコード140のデータは3枚とも同一データが記載さ
れ、大量に発行される3枚綴りのマニフェストの中で特
有のデータ構成になっている。例えば、解読すると、
「5−92−00823−1」というように年月とシリ
アル番号が記載されている。このデータの形式は様々な
形式に変化させることが可能で、当初から産業廃棄物を
特定したり、排出者を特定するものではなく、排出者は
産業廃棄物を排出したことをセンター部側で確認したと
きにこのマニフェストバーコード140が登録され、以
後このマニフェストバーコード140のデータにより追
跡管理及び確認がなされる。
【0077】廃棄物バーコードシール120は、排出す
るものに貼り付け又は取り付けるものであり、たとえば
廃油を廃棄する場合には、廃油の入っている缶に貼り付
け、廃材であれば、廃材の入っているトラックの荷台と
共に動くように伝票等に取付けておけばよい。この廃棄
物バーコードシール120の廃棄物バーコード130の
データも上記のマニフェストバーコード140と同じ
く、当初から産業廃棄物を特定するものではなく、極一
般的に識別できるシリアル番号等からなる。この廃棄物
バーコードシール120は、排出者が産業廃棄物を排出
する際に、リーダー機器で読み込んだデータをセンター
部側に送ることにより、マニフェストバーコード140
と共に連携(リンク)させることにより、マニフェスト
バーコード140と廃棄物バーコード130とが一体と
なり、どのマニフェストを使用したどの廃棄物というよ
うに特定され、以後追跡管理及び廃棄確認に使用され
る。
【0078】実際のマニフェストの体裁は、図10〜図
12に示すように、記載面には、交付年月日、排出者コ
ード、整理番号、交付担当者、排出事業者の氏名及び住
所、排出事業場の名称及び所在地、産業廃棄物の種類、
中間処理産業廃棄物の有無、最終処分の場所、運搬受託
者の氏名及び住所、運搬先の事業場の名称及び所在地、
処分受託者の氏名及び住所、振替え又は保管する場所の
名称及び住所、運搬担当者の氏名、処分担当者の氏名、
運搬終了年月日、処分年月日、最終処分年月日、最終処
分を行った場所の名称及び所在地、等を記載できるよう
になっており、実施例において右下欄にバーコード(マ
ニフェストバーコード)140が付与されており、上部
中間位置近傍に確認印又はサインをする箇所150が設
けられている。
【0079】この中で、産業廃棄物の種類は、普通の産
業廃棄物と特別管理産業廃棄物に分けられ、普通の産業
廃棄物は、燃えがら、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物
性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラス・陶磁器くず、鉱
さい、がれき類、家畜のふん尿、家畜の死体、はいじ
ん、13号廃棄物、等があり、これらをレ点により指定
する。又、特別管理産業廃棄物は、引火性廃油、引火性
廃油(有害)、強酸、強酸(有害)、強アルカリ、強ア
ルカリ(有害)、感染性廃棄物、PCB等、廃石綿等、
指定下水汚汚、鉱さい(有害)、燃えがら(有害)、廃
油(有害)、汚泥(有害)、廃酸(有害)、廃アルカリ
(有害)、はいじん(有害)、ばいじん(有害)、13
号廃棄物(有害)、等があり、これらをレ点により指定
する。
【0080】マニフェストバーコード140は、上述し
たように、3枚綴りの番号が同一コードであればよく、
その体裁は、実施例の場合は年月とシリアル番号等で構
成されており、3枚綴りのマニフェストを発行する段階
では、他のマニフェストと混同が生じないようなコード
が付与されていればよい。何故ならば、実際に産業廃棄
物が収集されて運搬された段階で、この3枚綴りのマニ
フェストがセンター部側にフアックス等又はネットワー
クを介して送られ、その時点で、その排出事業部及び産
業廃棄物の種類、その他の必要とするものを特定するこ
とにより、そのバーコードのコードが登録され、有効な
バーコードの番号となる。
【0081】さて、このような3枚綴りのマニフェスト
を使用した産業廃棄物の個別管理、追跡管理等するため
のマニフェスト追跡管理システムについて説明する。
【0082】マニフェスト追跡管理システムの構成は、
図13に示すように、実験動物等を扱う研究所、医療器
具を扱う病院、OA機器を扱うオフィス、油等を扱う工
場等であり、各々の排出事業において、マニフェストに
記入又は入力してフアックス等を用いてセンター部25
0に送出すると共にバーコードを読み込んで送出する機
能を備えたリーダー機器260を備えることが可能な排
出事業者に相当する排出事業部200と、この排出事業
部200から排出される産業廃棄物を収集して中間処理
事業部220に搬送すると共にバーコードを読み込んで
送出する機能を備えたリーダー機器260を備えてなる
第1の収集運搬事業部210と、第1の収集運搬事業部
210により運搬されてきた産業廃棄物に対して、リサ
イクル品と塵(ダスト)にするものとを区分け処理する
と共にバーコードを読み込んで送出する機能を備えたリ
ーダー機器262を備えてなる中間処理事業部220
と、中間処理事業部220で分別されたリサイクル部品
とダストのそれぞれを目的別に収集して搬送すると共に
バーコードを読み込んで送出する機能を備えたリーダー
機器263を備えてなる第2の収集運搬事業部230
と、第2の収集運搬事業部230により搬送されてくる
最終的なダストを処理すると共にバーコードを読み込ん
で送出する機能を備えたリーダー機器264を備えてな
る最終処理事業部240と、上記排出事業部200、第
1の収集運搬事業部210、中間処理事業部220、第
2の収集運搬事業部230、最終処理事業部240の各
々に設置されているリーダー機器261、262、26
3、264と接続する機能を備え、各リーダー機器26
1、262、263、264からのバーコードデータを
処理する機能と、マニフェストバーコード140と廃棄
物に付けられている廃棄物バーコード130とを組み合
わせて特定の廃棄物の処理形態を追跡できるように形成
する廃棄物追跡処理部を備えたセンター部250とから
なる。
【0083】このような構成において、先ず、センター
部250においては、同一バーコード番号が付与されて
いる3枚綴りのマニフェスト110(図9参照)を、必
要とする排出事業部200又は中間処理事業部220に
配布しておく。同時に、搬出する産業廃棄物に貼り付け
又は取付けできる廃棄物バーコードシール120もマニ
フェスト110と一緒に配布しておく。この廃棄物バー
コードシール120の廃棄物バーコード130とマニフ
ェスト110のマニフェストバーコード140の番号は
上述したように、無関係の関係になっており、産業廃棄
物が実際に排出される段階において、お互いが関連付け
される。
【0084】さて、このようにしてマニフェスト110
及び産業廃棄物に取り付ける廃棄物バーコードシール1
20は、予め排出事業部200に配布しておいた状態に
おいて、実際に産業廃棄物が廃棄処理される工程につい
て、以下説明する。
【0085】排出事業部200は、自己の排出する産業
廃棄物に廃棄物バーコードシール120を貼り付けるか
取り付ける。この産業廃棄物は、種類によってさまざま
であり、例えば、オフィスから出たものであればOA機
器の群であったり、病院から出たものであれば医療器具
を収納したパックケースであったり、工場から出た廃油
であれば、ドラム缶に詰めた廃油を単位としての産業廃
棄物となる。これらを複数のケースを1つにするか、又
は単品で1つと数えるかは、その廃棄物の種類によって
異なり、マニフェスト110にその都度記載する必要が
ある。このようにして排出する産業廃棄物に対して、そ
の種類を特定してマニフェスト110にレ点で特定し、
その荷姿を特定し、排出事業者の氏名及び住所、排出者
コード等を記載する(図10参照)。この記載されたマ
ニフェスト110をフアックス又は画像処理してセンタ
ー部250に送る。同時に、排出事業部200側におい
ては、排出する産業廃棄物に廃棄物バーコードシール1
20を貼り付けるか又は取り付け、その廃棄物バーコー
ドシール120の廃棄物バーコード130をリーダー機
器で読み込むことにより、そのデータはセンター部25
0に送られる。ここで、複数の産業廃棄物のそれぞれに
廃棄物バーコードシール120が取り付けられていると
きは、これらの全ての廃棄物バーコード130を読み込
むことになる。センター部250側においては、予め付
与されているリーダー機器260の識別番号に基づい
て、どのリーダー機器260から受信したかで収集運搬
事業者を特定することができる。又、フアックスで送ら
れてきたマニフェストのデータは自動的に光学系読取機
で読取りデータ処理される。これで排出事業部200側
での産業廃棄物の排出準備が整い、いよいよ産業廃棄物
を排出できることになる。センター部250側において
は、産業廃棄物を排出する排出事業部200からのマニ
フェストデータを受信すると共に、産業廃棄物に貼り付
け又は取り付けられた廃棄物バーコードシール120の
データを受信すると、産業廃棄物を廃棄するために必要
な追跡等の管理データが作成される。
【0086】この管理データは、例えば、図14に示す
ように、リーダー機器260を操作した排出事業者を特
定し、その排出者コードと、産業廃棄物の種類を特定す
るためのマニフェスト110に記載されているレ点から
なるコードを読取って記録する。例えば、この廃棄物コ
ードは、“燃えがら”であれば「0100」、“汚泥”
であれば「0200」、“がれき類”であれば「150
0」のように予め決定されたコードが付いているので、
このコードを登録する。そして、リーダー機器260で
読み込んだマニフェスト110についているマニフェス
トバーコード140、やはりリーダー機器260で読み
込んだ廃棄物に取付けられている廃棄物バーコードシー
ル120の廃棄物バーコード130とから構成する。こ
の廃棄物バーコード130は複数の廃棄物であるときに
は、その数だけのコードがマニフェストバーコード14
0にリンクされる。
【0087】このようにして、リーダー機器260で読
み込み、マニフェスト110に記載されているデータを
センター部250側に送ると、その時点で初めて全く無
関係になっていたマニフェスト110に付与されている
マニフェストバーコード140と廃棄物に取付けられて
いる廃棄物バーコード130と関係を持つようになり、
以後、この関係を維持しながら産業廃棄物の追跡や、正
常に産業廃棄物が処分されたか等の確認に使用される。
【0088】次に、排出事業部200から排出される産
業廃棄物は、第1の収集運搬事業部210によって運搬
され、中間処理事業部220に搬送される。このとき排
出事業部200においては、マニフェスト110のC票
を控えとして保存するようにし、その控えのC票のマニ
フェスト110には第1の収集運搬事業部210の確認
印又はサインをする必要がある。これにより、産業廃棄
物が確実に運搬業者に渡ったことが確認することがで
き、後の証拠にもなる。この確認印又はサインは別の方
法、例えば、第1の収集運搬事業部210がリーダー機
器261で産業廃棄物に取付けられている廃棄物バーコ
ードシール120を読取り、センター部250側に送っ
たことが確認したときに、第1の収集運搬事業部210
に産業廃棄物が渡ったことと確認するようにしてもよ
い。廃棄物バーコードシール120に付与されている廃
棄物バーコード130のデータは固有のものであり、こ
の段階では、特定した排出事業部200とリンク付けさ
れた廃棄物バーコードになっているから、どこの排出事
業部200から出たものかは容易に解る。
【0089】次に、第1の収集運搬事業部210により
搬送された産業廃棄物は中間処理事業部220に運び込
まれ、ここでマテリアルリサイクルにするもの、廃棄物
(ダスト)にするものの区分けされる。マテリアルリサ
イクルにされるものは、例えば、金属類、ガラス、プラ
スチックといったマテリアルなものと、アッセンブリの
状態の機器の部品等に大別される。これらを区分けした
後に、マテリアルリサイクルされた物及びダストである
廃棄物は第2の収集運搬事業部263によって最終処理
事業部240に送り込まれる。ここで、第2の収集運搬
事業部230で搬送する際に、中間処理事業部220は
マニフェストバーコード140をリーダー機器262で
読み込みセンター部250に送る。そうするとセンター
部250側においては、中間処理事業部220からのマ
ニフェストバーコード140のデータを受信することに
より、現在の産業廃棄物の中間処理を把握することがで
きる。この中間処理事業部220に持ち込まれた産業廃
棄物は予め分解処理する工程が把握され、マテリアルリ
サイクルになるものと廃棄物になるものの分別をして2
次排出者となり、2次マニフェストバーコード140b
のデータと1次マニフェストバーコード140aを、第
2の収集運搬事業部230のリーダー機器262で読み
込みセンター部250に送り、搬送されたことを把握す
ることができるのである。
【0090】第2の収集運搬事業部230で運び込まれ
たマテリアルリサイクルした物又は塵の廃棄物(ダス
ト)は、最終処理事業部240に運び込まれ、処理され
る。ここで、第2の収集運搬事業部230は、リーダー
機器262でマニフェストバーコード140を読み込
み、センター部250に送る。そうすると、センター部
250側において、この第2収集運搬事業部230から
のマニフェストバーコード140のデータを解読して、
マテリアルリサイクルした物又は塵の廃棄物(ダスト)
が第2収集運搬事業部230に渡されたことが確認でき
る。
【0091】最終処理事業部240に運び込まれたマテ
リアルリサイクルした物又は廃棄物(ダスト)は、例え
ば、金属類、ガラスといったマテリアル毎に処理され
る。この処理をした最終処理事業部240においては、
やはりマニフェスト110のマニフェストバーコード1
40をリーダー機器264で読み込み、センター部25
0に送る。そうすると、センター部250側において、
産業廃棄物が最終処理されたことが解り、一連の産業廃
棄物の処理工程が終了する。
【0092】ここで、マニフェスト110を中心にした
産業廃棄物の処理工程について、説明すると、図15に
示すように、第1マニフェストと第2マニフェストに分
類することができる。第1マニフェストは、図15及び
図16に示すように、排出、搬送、最終処理の3工程で
すむもので、産業廃棄物として、例えば、廃材、汚泥等
であり、リサイクル産物が発生しない廃棄物がおおよそ
該当する。先ず、産業廃棄物を排出する排出事業部20
0がマニフェスト110を有するものとする。
【0093】この状態で、廃棄する産業廃棄物と共に、
C票のマニフェスト110aに収集運搬事業部230の
確認印又はサインを貰い、控えとして排出事業部200
側に残し、残りのA票及びB票を収集運搬事業部230
に手渡す。
【0094】収集運搬事業部230は、A票及びB票の
2枚綴りのマニフェスト110b、110cのうち、B
票のマニフェスト110bに記載されているマニフェス
トバーコード140をリーダー機器で読み込み、その読
み込んだバーコードのデータはセンター部250に送ら
れ、正常に収集、運搬がなされているかどうかの追跡検
証等に使用される。このB票のマニフェスト110bに
は処理事業部240の確認印又はサインがなされ、収集
運搬事業部240の控えになる。
【0095】最終処理事業部240は、A票のマニフェ
スト110cのバーコード140を読み込み、センター
部250にその読み込んだデータを送出することによ
り、センター部250はA票のマニフェスト110cに
基づいて廃棄物の処理がなされたかどうかを追跡して確
認することができる。又、このA票のマニフェスト11
0cは、最終処理事業部240の控えとなる。ここで、
最終的な確認ができるため、その結果を排出事業部20
0に通知すれば、排出事業部200は、排出した産業廃
棄物が正常に廃棄されたことを確認することができる。
【0096】第2マニフェストは、図15及び図17に
示すように、最終処理する以前の中間処理において、リ
サイクルになるものを取り外す工程が存在するもので、
排出事業部から中間処理事業部までが3枚綴りのマニフ
ェストを使い、この中間処理事業部から最終処理事業部
までが、新たな3枚綴りのマニフェストを使用するとい
うものである。
【0097】先ず、産業廃棄物を排出する排出事業部2
00と中間処理事業部220がマニフェスト110を有
するものとする。
【0098】この状態で、廃棄する産業廃棄物と共に、
C票のマニフェスト110eに一次収集運搬事業部21
0の確認印又はサインを貰い、控えとして排出事業部2
00側に残し、残りのA票及びB票のマニフェスト11
0f、110gを一次収集運搬事業部210に手渡す。
同時に排出事業部200はセンター部250にマニフェ
スト110eをフアックスする。このフアックスでの入
力は、情報機器が存在している場合には画面上に表示さ
れているマニフェストに入力する。
【0099】一次収集運搬事業部210は、A票及びB
票の2枚綴りのマニフェスト110f、110gのう
ち、B票のマニフェスト110fに記載されているマニ
フェストバーコード140aをリーダー機器で読み込
み、その読み込んだマニフェストバーコード140aの
データはセンター部250に送られ、正常に収集、運搬
がなされているかどうかの追跡検証等に使用される。こ
のB票のマニフェスト110fには中間処理事業部22
0の確認印又はサインがなされ、一次収集運搬事業部2
10の控えになる。
【0100】中間処理事業部220は、A票のマニフェ
スト110gのマニフェストバーコード140を読み込
み、センター部250にその読み込んだデータを送出す
ることにより、センター部250はA票のマニフェスト
110gに基づいて廃棄物の処理がなされたかどうかを
追跡して確認することができる。このA票のマニフェス
ト110gは、中間処理事業部220の控えとなる。こ
こで、マテリアルリサイクルのものと塵の廃棄物とに分
別され、これら分別されたマテリアルリサイクルするた
めの物と塵の廃棄物を処理する処理事業部に渡すため
に、新たな3枚綴りのマニフェストを作成する(2次マ
ニフェスト)。この新たな3枚綴りのマニフェストはマ
テリアルリサイクルする種類によって複数のマニフェス
トが発行される。例えば、産業廃棄物にガラスのマテリ
アルリサイクルがあれば、ガラスを処理するための3枚
綴りのマニフェスト110xを用意し、又、プラスチッ
クのリサイクルであれば、プラスチックの3枚綴りのマ
ニフェスト110yが発行される。実施例においては3
個の3枚綴りのマニフェスト110x、110y、11
0zが発行されている。又、マテリアルリサイクルされ
た物にも、廃棄物バーコード140bが取り付けられ
る。従って、ここで、廃棄物(ダスト)として処理する
ためのマニフェスト、マテリアルリサイクルに使用する
ためのマニフェストが発行され、その発行されたマニフ
ェストのマニフェストバーコードと廃棄物バーコードを
リーダー機器で読み込めば、そのデータがセンター部側
に送られ、前の排出事業部200が発行したマニフェス
トと連携された管理データが生成される。
【0101】この管理データは、図18に示すように、
リーダー機器を操作した排出事業者を特定し、その排出
者コードと、産業廃棄物の種類、排出事業部のマニフェ
ストバーコード140a、廃棄物バーコード130a、
の次に、新たに加わったマニフェストのマニフェストバ
ーコード140b、廃棄物バーコード130bが加わ
る。このようにして、最初の排出事業部200でのマニ
フェストバーコード140aに中間処理事業部220で
のマニフェストバーコード140bを加えることによ
り、最初に排出された産業廃棄物が、分解分離されて
も、この新たなマニフェストバーコード140bで管理
すれば、何時どこでリサイクルされたか、又は廃棄物処
理されたかが解るのである。
【0102】図15及び図17に戻って、中間処理事業
部220は、リサイクル産物が分離され、残った廃棄物
と共に、C票のマニフェスト110hに二次収集運搬事
業部230の確認印又はサインを貰い、控えとして中間
処理事業部220側に残し、残りのA票及びB票のマニ
フェスト110j、110kを二次収集運搬事業部23
0に手渡す。このマニフェスト110hはセンター部2
50にフアックスする。又は画面入力の場合には画面に
表示されているマニフェストにデータを入力する。
【0103】二次収集運搬事業部230は、A票及びB
票の2枚綴りのマニフェスト110j、110kのう
ち、B票のマニフェスト110jに記載されているマニ
フェストバーコード140をリーダー機器で読み込み、
その読み込んだバーコード140のデータはセンター部
250に送られ、正常に収集,運搬がなされているかど
うかの追跡検証等に使用される。このB票のマニフェス
ト110jには最終処理事業部240の確認印又はサイ
ンがなされ、二次収集運搬事業部230の控えになる。
【0104】最終処理事業部240は、A票のマニフェ
スト110kのバーコード140を読み込み、センター
部250にその読み込んだデータを送出することによ
り、センター部250はA票のマニフェスト110kに
基づいて廃棄物の処理がなされたかどうかを追跡して確
認することができる。又、このA票のマニフェスト11
0kは、最終処理事業部240の控えとなる。ここで、
最終的な確認ができるため、その結果を排出事業部20
0に通知すれば、排出事業部200は、排出した産業廃
棄物が正常に廃棄されたことを確認することができる。
【0105】以上で、3枚綴りのマニフェスト110を
使用することにより、産業廃棄物を最終処理工程まで、
確認しながら処分することができるのである。ここで、
A票、B票、C票のマニフェストは色別に印刷されてお
り、例えば、C票が黒色の印刷、B票が赤色の印刷、A
票が緑色の印刷となっている。そのため、控えるとき
に、各事業部においては同色の印刷されたものが控えに
なるはずであるから、マニフェストの控える際に混乱が
生じることを未然に防ぐことができる。又、C票が黒色
で印刷されているため、排出事業部200が、実際に産
業廃棄物を排出するときにセンター部250側にフアッ
クス等でマニフェスト110を送る際にも役立つように
なっている。
【0106】さて、上記3枚綴りのマニフェストを利用
した構成のマニフェスト追跡管理システムについて説明
したが、この3枚綴りのマニフェストは、紙に限定され
ることなく、データとしてもよい。それは、図19に示
すように、3枚綴りのマニフェスト320をパソコンや
携帯電話機やPDA等の携帯情報端末機300の画面3
10上に表示させるというものである。即ち、この構成
は、各事業部に端末機を設置することを前提として、そ
の端末機に予め3枚綴りのマニフェストのデータが画面
表示できるようにする。そして、その画面上に3枚綴り
のマニフェストを表示させ、その表示させたマニフェス
トのマニフェストバーコードをリーダー機器でスキャン
して読み込めば、紙のマニフェストと同様の管理運用を
行うことができるのである。
【0107】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係る廃棄
物個別追跡管理システムは、処分する産業廃棄物に取り
付けられた識別体をコードリーダにより読み取ることに
より容易に電子マニフェスト情報が蓄積される。従っ
て、排出事業部は情報機器の画面を用いてセンター側と
交信することにより個々の産業廃棄物の状況を追跡する
ことができる。
【0108】従って、どんな種類の産業廃棄物でも排出
から最終処分まで一貫して、正確に、安価に、かつ簡単
に個別追跡管理を行うことができるから、産業廃棄物の
問題の解決に寄与する所極めて大である。
【0109】特に本発明に係る廃棄物個別追跡管理シス
テムは、産業廃棄物に貼付する識別体の識別データをQ
Rコード化したことにより、識別票を小さくすることが
でき、どの方向からでも読取りができ、更に識別票の表
面の汚れや破損に強い。
【0110】更に、本発明に係る廃棄物個別追跡管理シ
ステムは製品の製造段階でICチップからなる識別体を
産業廃棄物に埋め込むので、識別体の付着が完全であり
汚染や損壊のおそれがなく、また、製品を廃棄する場合
に排出事業者が識別体をわざわざ貼付する手間がいらな
いという利点があり、遊戯機とうのように一斉交換が比
較的頻繁に行われる商品についての廃棄処理には最適で
ある。
【0111】また、3枚綴りのマニフェストを使用する
ようにしたことにより、マニフェストの運用が簡単にな
り、その分産業廃棄物の管理を簡単にすることができ
る。
【0112】さらに、3枚綴りのマニフェストと、これ
とは別体のシールを産業廃棄物に取り付けるようにし、
産業廃棄物を排出するときに、その取り付けたシールに
記載されている、例えばバーコードを読み込み、及びマ
ニフェストに記載されているバーコードを読み込むこと
により、両者がリンクされ、以後どちらかのバーコード
を読み込めば、現在の産業廃棄物の処分形態を知ること
ができるため、簡単な手法で確実に産業廃棄物の処理形
態の追跡をすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物個別追跡管理システムの一
実施例の構成と運用とを示す説明図である。
【図2】同実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】産業廃棄物登録用画面を示す説明図である。
【図4】QRコードの説明図である。
【図5】運搬終了報告画面を示す説明図である。
【図6】処分終了報告画面を示す説明図である。
【図7】情報照会画面を示す説明図である。
【図8】本発明に係る廃棄物個別追跡管理システムのも
う一つの実施例を示すブロック図である。
【図9】3枚綴りのマニフェストを示した概念図であ
る。
【図10】処理事業者控えのマニフェストである。
【図11】収集運搬事業者控えのマニフェストである。
【図12】排出事業者控えのマニフェストである。
【図13】マニフェスト追跡管理システムの全体構成図
である。
【図14】識別データを示した説明図である。
【図15】マニフェストの流れを示した説明図である。
【図16】第一マニフェストの説明図である。
【図17】第二マニフェストの説明図である。
【図18】識別データを示した説明図である。
【図19】マニフェストを画面上に表示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1:産業廃棄物、2:識別体、3〜6:パソコン、7:
ホストコンピュータ、8:通信ネットワーク、9:QR
コードリーダ、10:産業廃棄物登録用画面、20:運
搬終了報告画面、30:処分終了報告画面、40:情報
照会画面、52〜55,57:パソコン、56:ホスト
コンピュータ、110;マニフェスト、120;廃棄物
バーコードシール、130;廃棄物バーコード、14
0;マニフェストバーコード、150;確認印、20
0;排出事業部、210;第1の収集運搬事業部、22
0;中間処理事業部、230;第2の収集運搬事業部、
240;最終処理事業部、250;センター部、26
0;リーダー機器、261;リーダー機器、262;リ
ーダー機器、263;リーダー機器、264;リーダー
機器、Q:QRコード、B:バーコード。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業廃棄物を排出する排出事業部に設置
    され、産業廃棄物に関するマニフェストを生成する機能
    を備えたマニフェスト生成管理手段と接続して当該産業
    廃棄物を廃棄するためのマニフェストを生成すると共に
    排出する産業廃棄物に個別追求管理する識別体を付与す
    る機能を備えた排出手段と、 前記排出手段から排出された産業廃棄物を収集・運搬す
    る一次収集運搬事業部に設置され、前記排出事業部から
    排出された産業廃棄物を収集・運搬したことを前記マニ
    フェスト生成管理手段に接続して産業廃棄物に付与され
    ている前記識別体のデータを送出して通知する第1の収
    集運搬手段と、 前記第1の収集運搬手段により搬送された産業廃棄物を
    リサイクルするための物と塵である廃棄物とに分離する
    中間処理事業部に設置され、産業廃棄物から廃棄物が生
    成されたことを前記マニフェスト生成管理手段に接続し
    て産業廃棄物に付与されている識別体のデータを送出し
    て通知する中間処理手段と、 前記中間処理手段により生成されたリサイクルするため
    の物及び塵である廃棄物を収集・運搬する二次収集運搬
    事業部に設置され、前記中間処理手段で生成されたリサ
    イクルするための物及び塵である廃棄物を収集・運搬し
    たことを前記マニフェスト生成管理手段に接続してリサ
    イクルするための物及び塵である廃棄物に付与されてい
    る識別体のデータを送出して通知する第2の収集運搬手
    段と、 前記中間処理手段により生成された廃棄物を処分する最
    終処分事業部に設置され、前記第2の収集運搬手段によ
    り運搬されたリサイクルするための物及び塵である廃棄
    物を処理したことを前記マニフェスト生成管理手段に接
    続してリサイクルするための物及び塵である廃棄物に付
    与されている識別体のデータを送出して通知する最終処
    分処理手段と、を備えたことを特徴とする廃棄物個別追
    跡管理システム。
  2. 【請求項2】 前記識別体は、バーコード化された符号
    が記載されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は
    取り付けたものであることを特徴とする請求項1に記載
    の廃棄物個別追跡管理システム。
  3. 【請求項3】 前記識別体は、QRコード化された符号
    が記載されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は
    取り付けたものであることを特徴とする請求項1に記載
    の廃棄物個別追跡管理システム。
  4. 【請求項4】 前記識別体は、ICチップで形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物個別追跡
    管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ICチップは、商品の製造メーカに
    より製造した際に貼り付け又は取り付けたものであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の廃棄物個別追跡管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 産業廃棄物を排出する排出事業部に設置
    され、産業廃棄物に関するマニフェストを生成する機能
    を備えたマニフェスト生成管理手段と接続して当該産業
    廃棄物を廃棄するためのマニフェストを生成すると共に
    排出する産業廃棄物に個別追求管理する識別体を付与す
    る機能を備えた排出手段と、 前記排出手段から排出された産業廃棄物を収集・運搬す
    る収集運搬事業部に設置され、前記排出事業部から排出
    された産業廃棄物を収集・運搬したことを前記マニフェ
    スト生成管理手段に接続して産業廃棄物に付与されてい
    る識別体のデータを送出して通知する収集運搬手段と、 産業廃棄物を処分する最終処分事業部に設置され、前記
    収集運搬手段により運搬された廃棄物を処分したことを
    前記マニフェスト生成管理手段に接続して産業廃棄物に
    付与されている識別体のデータを送出して通知する最終
    処分処理手段と、を備えたことを特徴とする廃棄物個別
    追跡管理システム。
  7. 【請求項7】 前記識別体は、QRコード化された符号
    が記載されているシールを前記産業廃棄物に貼付け又は
    取り付けたものであることを特徴とする請求項6に記載
    の廃棄物個別追跡管理システム。
  8. 【請求項8】 前記識別体は、ICチップで形成されて
    いることを特徴とする請求項6に記載の廃棄物個別追跡
    管理システム。
  9. 【請求項9】 前記ICチップは、商品の製造メーカに
    より製造した際に貼り付け又は取り付けたものであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の廃棄物個別追跡管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 産業廃棄物の処理形態が記載され、該
    産業廃棄物と随伴するマニフェストであって、 前記マニフェストは産業廃棄物を排出する排出事業部で
    使用するものと産業廃棄物を収集・運搬する収集運搬事
    業部で使用するものと産業廃棄物を処分する最終処理事
    業部で使用するものとで作成されている3枚綴りのマニ
    フェストからなることを特徴とするマニフェスト。
  11. 【請求項11】 前記3枚綴りのマニフェストには、同
    一番号の識別番号が付与されていることを特徴とする請
    求項10に記載のマニフェスト。
  12. 【請求項12】 前記識別番号は、バーコードの形式で
    作成されているものである請求項11に記載のマニフェ
    スト。
  13. 【請求項13】 産業廃棄物を排出する排出事業部で使
    用する第1のマニフェストと産業廃棄物を収集・運搬す
    る収集運搬事業部で使用する第2のマニフェストと産業
    廃棄物を処理する最終処理事業部で使用する第3のマニ
    フェストとで構成されている3枚綴りのマニフェストを
    利用して、 産業廃棄物が排出事業部から出て、産業廃棄物を収集・
    運搬する一次収集運搬事業部、産業廃棄物をマテリアル
    リサイクルするための物と塵の廃棄物とに分別する中間
    処理事業部で使用するマニフェストは第1の前記3枚綴
    りのマニフェストを使用し、 次に、前記マテリアルリサイクルするための物と塵の廃
    棄物とを排出する中間処理事業部、前記マテリアルリサ
    イクルするための物及び塵の廃棄物を収集・運搬する二
    次収集運搬事業部、前記マテリアルリサイクルするため
    の物及び塵の廃棄物を処理する最終処理事業部、で使用
    するマニフェストは第2の前記3枚綴りのマニフェスト
    を使用することを特徴とするマニフェスト。
  14. 【請求項14】 産業廃棄物又はマテリアルリサイクル
    するための物及び塵の廃棄物を排出する排出工程、該産
    業廃棄物又はマテリアルリサイクルするための物及び塵
    の廃棄物を収集・運搬する収集運搬工程、前記産業廃棄
    物又はマテリアルリサイクルするための物及び塵の廃棄
    物を最終処理する最終処理工程、で使用されるマニフェ
    ストを3枚綴りのマニフェストを使用するマニフェスト
    使用手段と、 前記排出工程において、前記産業廃棄物又はマテリアル
    リサイクルするための物及び塵の廃棄物に取り付けた識
    別体の識別データと、排出工程で使用する第1のマニフ
    ェストに記載されているデータコードとをリンクさせ、
    以後、各工程において前記データコードを読取り、該読
    取ったデータコードをセンター部に送出するデータコー
    ド送出手段と、 前記センター部側で各工程における産業廃棄物又はマテ
    リアルリサイクルするための物及び塵の廃棄物の存在を
    確認する確認手段と、を備えてなるマニフェスト追跡管
    理システム。
  15. 【請求項15】 前記データコードは、バーコード形式
    である請求項14に記載のマニフェスト追跡管理システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記識別体は、バーコード化された符
    号が記載されたシールである請求項14に記載のマニフ
    ェスト追跡管理システム。
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