JP4583208B2 - 建材の廃棄時分別装置 - Google Patents
建材の廃棄時分別装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4583208B2 JP4583208B2 JP2005070406A JP2005070406A JP4583208B2 JP 4583208 B2 JP4583208 B2 JP 4583208B2 JP 2005070406 A JP2005070406 A JP 2005070406A JP 2005070406 A JP2005070406 A JP 2005070406A JP 4583208 B2 JP4583208 B2 JP 4583208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building material
- information
- building
- disposal
- tag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
建材に取り付けるための取付部と、外部に対する無線交信を行うための交信部と、取付対象となった建材に関する情報を記録したメモリ部と、を有するICタグであって、メモリ部には、当該建材を特定する建材特定情報と、当該建材の材質を示す材質情報と、当該建材の寸法もしくは重量を示す量的情報と、が記録されているICタグと、
このICタグと無線交信を行い、メモリ部に書き込まれている各情報を読み出す情報読出手段と、
種々の材質についてそれぞれ特定の廃棄方法を対応づけた廃棄方法テーブルを格納した廃棄方法テーブル格納手段と、
種々の材質についてそれぞれ寸法もしくは重量に応じた廃棄費用を対応づけた廃棄費用テーブルを格納した廃棄費用テーブル格納手段と、
情報読出手段が読み出した材質情報に基づいて、廃棄方法テーブルを参照し、対応する廃棄方法を決定する廃棄方法決定手段と、
情報読出手段が読み出した建材特定情報に基づいて、個々の建材を特定して、個々の建材について廃棄方法決定手段によって決定された廃棄方法をオペレータに提示する廃棄方法提示手段と、
情報読出手段が読み出した材質情報および量的情報に基づいて、廃棄費用テーブルを参照し、廃棄費用の見積りを行う廃棄費用見積手段と、
見積られた廃棄費用をオペレータに提示する廃棄費用提示手段と、
によって構成するようにしたものである。
各建材についての建材特定情報と、当該建材の配置場所を設計図面上に示す情報と、を含むCADデータを入力するCADデータ入力手段を更に設け、
廃棄方法提示手段に、CADデータを利用して設計図面を提示するとともに、この設計図面上に示された各建材についての廃棄方法を提示する機能をもたせたものである。
<<< §1.本発明に係る基本的な分別方法 >>>
上述した§1では、建築物施工段階において、材質情報が記録されたICタグを取り付けたままの状態で、建材を施工に供する実施形態を述べた。しかしながら、ICタグは、必ずしも建材に取り付けたままの状態にする必要はなく、施工時に、建材から取り外し、別個に保管するようにしてもかまわない。もっとも、個々の建材から各ICタグを取り外してしまうと、各建材と各ICタグとの対応関係が不明となってしまうので、実用上は、図2に示す例のように、建材10に取り付けたICタグ100に、当該建材を特定する建材特定情報「床材No.123456」を、当該建材の材質を示す材質情報「天然木材」とともに記録しておくようにし、ICタグ100が建材10から取り外されたとしても、両者の対応関係を認識できるようにしておくのが好ましい。
コンピュータの普及とともに、建築物の設計時に、CADシステムを利用した設計作業が行われることが一般的になってきている。このようなCADシステムを利用した設計が行われた場合、CADデータを利用することにより、本発明の更に効果的な運用が可能になる。
続いて、ここでは、廃棄費用の算出までも行うことが可能な変形例を述べておく。個々の建材を廃棄する場合、それぞれ所定の廃棄費用がかかる。この廃棄費用は、廃棄方法によっても異なるし、廃棄対象となる建材の量(寸法や重量)によっても異なる。
最後に、本発明に係る分別装置の好ましい実施例を、図9のブロック図を参照しながら説明する。この分別装置は、これまで述べてきた分別方法を実行するために利用できる装置であり、建築物の一部として利用される建材10(図では、破線のブロックで示す)を廃棄する際に、当該建材の材質に基づいて、廃棄方法に関する分別を行う機能を有している。
100…ICタグ
110…交信部
120…メモリ部
130…取付部
200…分別装置本体部
210…CADデータ入力手段
220…廃棄方法テーブル
230…廃棄費用テーブル
240…廃棄方法決定手段
250…廃棄費用見積手段
260…廃棄方法提示手段
270…情報読出手段
280…廃棄費用提示手段
Dc…CADデータ
Di…メモリ部に書き込まれたデータ
S11〜S28…流れ図の各ステップ
Claims (3)
- 建築物の一部として利用される建材を廃棄する際に、当該建材の材質に基づいて、廃棄方法に関する分別を行う建材の廃棄時分別装置であって、
建材に取り付けるための取付部と、外部に対する無線交信を行うための交信部と、取付対象となった建材に関する情報を記録したメモリ部と、を有し、前記メモリ部には、当該建材を特定する建材特定情報と、当該建材の材質を示す材質情報と、当該建材の寸法もしくは重量を示す量的情報と、が記録されているICタグと、
前記ICタグと無線交信を行い、前記メモリ部に書き込まれている各情報を読み出す情報読出手段と、
種々の材質についてそれぞれ特定の廃棄方法を対応づけた廃棄方法テーブルを格納した廃棄方法テーブル格納手段と、
種々の材質についてそれぞれ寸法もしくは重量に応じた廃棄費用を対応づけた廃棄費用テーブルを格納した廃棄費用テーブル格納手段と、
前記情報読出手段が読み出した材質情報に基づいて、前記廃棄方法テーブルを参照し、対応する廃棄方法を決定する廃棄方法決定手段と、
前記情報読出手段が読み出した建材特定情報に基づいて、個々の建材を特定して、個々の建材について前記廃棄方法決定手段によって決定された廃棄方法をオペレータに提示する廃棄方法提示手段と、
前記情報読出手段が読み出した材質情報および量的情報に基づいて、前記廃棄費用テーブルを参照し、廃棄費用の見積りを行う廃棄費用見積手段と、
見積られた廃棄費用をオペレータに提示する廃棄費用提示手段と、
を備えることを特徴とする建材の廃棄時分別装置。 - 請求項1に記載の分別装置において、
各建材についての建材特定情報と、当該建材の配置場所を設計図面上に示す情報と、を含むCADデータを入力するCADデータ入力手段を更に備え、
廃棄方法提示手段が、前記CADデータを利用して設計図面を提示するとともに、この設計図面上に示された各建材についての廃棄方法を提示する機能を有することを特徴とする建材の廃棄時分別装置。 - 請求項1または2に記載の分別装置におけるICタグ以外の構成要素としてコンピュータを機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070406A JP4583208B2 (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 建材の廃棄時分別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005070406A JP4583208B2 (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 建材の廃棄時分別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006249854A JP2006249854A (ja) | 2006-09-21 |
JP4583208B2 true JP4583208B2 (ja) | 2010-11-17 |
Family
ID=37090630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005070406A Expired - Fee Related JP4583208B2 (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 建材の廃棄時分別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4583208B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7521887B2 (ja) * | 2018-07-31 | 2024-07-24 | 株式会社山翠舎 | 情報処理装置 |
JP7282390B2 (ja) * | 2020-09-17 | 2023-05-29 | 有限会社村上不動産鑑定士事務所 | 建物・構造物の調査・評価システム、装置、方法、プログラム並びに記録媒体 |
JP7444505B1 (ja) | 2023-06-15 | 2024-03-06 | 株式会社アスマップ | アスベストみなし損得判定装置およびアスベストみなし損得判定プログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002342456A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 解体工事における廃棄物の最適処理システム |
JP2003102947A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2003162610A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-06-06 | Kankyo System:Kk | 廃棄物個別追跡管理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡管理システム |
JP2004059249A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Toppan Printing Co Ltd | 住宅資材発注納入管理方法、icタグ、資材、及びicタグ管理発行サーバ |
-
2005
- 2005-03-14 JP JP2005070406A patent/JP4583208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002342456A (ja) * | 2001-05-15 | 2002-11-29 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 解体工事における廃棄物の最適処理システム |
JP2003162610A (ja) * | 2001-07-10 | 2003-06-06 | Kankyo System:Kk | 廃棄物個別追跡管理システム及びマニフェスト及びマニフェスト追跡管理システム |
JP2003102947A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2004059249A (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-26 | Toppan Printing Co Ltd | 住宅資材発注納入管理方法、icタグ、資材、及びicタグ管理発行サーバ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006249854A (ja) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Lambert | Determining optimum disassembly sequences in electronic equipment | |
Das et al. | An approach for estimating the end-of-life product disassembly effort and cost | |
JPH06168253A (ja) | 製品解体管理方法およびシステム | |
JP4332164B2 (ja) | 作業性管理システム、作業性管理方法および作業性管理プログラム | |
Vierhauser et al. | Applying a consistency checking framework for heterogeneous models and artifacts in industrial product lines | |
JP4583208B2 (ja) | 建材の廃棄時分別装置 | |
JP5469589B2 (ja) | プラント設備管理保守支援システム及び管理保守方法 | |
Li et al. | Barcode technology for an incentive reward program to reduce construction wastes | |
Cong et al. | Modeling the value recovery of rare earth permanent magnets at end-of-life | |
JP2007042030A (ja) | 製品のリサイクル性評価方法とリサイクル性評価装置 | |
JP2004021602A (ja) | 製品リサイクル管理システム及び管理方法 | |
JP2002177934A (ja) | 電化製品の回収方法,解体評価方法,電化製品、電化製品の情報システム、電化製品の回収装置、解体評価装置 | |
JP2008299734A (ja) | 現場制御・監視装置 | |
JP2006338363A (ja) | リサイクル処理管理システム、コンピュータプログラム | |
JP2007086836A (ja) | 既存建築物修復・復元管理システム | |
JP2002024332A (ja) | 環境指標算定方法およびその装置、並びに記録媒体 | |
JP2007287182A (ja) | 保守用部品管理システム | |
JP2000189936A (ja) | 環境評価装置 | |
JP4172749B2 (ja) | 環境影響評価装置 | |
JP4129414B2 (ja) | 仮設資材のレンタルシステム | |
Gydesen et al. | Ecodesign requirements for circularity of servers and data storage products | |
JP2007164731A (ja) | 製品管理方法及び製品管理システム | |
JP2005301452A (ja) | 建築品質評価装置、建築品質評価方法及びプログラム | |
JP2012022563A (ja) | 代替部品候補自動導出装置、代替部品候補自動導出方法および代替部品候補自動導出プログラム | |
JP2007015811A (ja) | 環境影響物質管理システム、環境影響物質管理方法、コンピュータプログラムおよび記憶媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100831 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4583208 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |