JP2003162397A - プリントシステム - Google Patents

プリントシステム

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JP2003162397A
JP2003162397A JP2001357661A JP2001357661A JP2003162397A JP 2003162397 A JP2003162397 A JP 2003162397A JP 2001357661 A JP2001357661 A JP 2001357661A JP 2001357661 A JP2001357661 A JP 2001357661A JP 2003162397 A JP2003162397 A JP 2003162397A
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JP2001357661A
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Yukihiko Suzuki
幸彦 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の予算条件下で、要求ジョブに対して出
力方式変更による予算内処理と、予算補充での元印刷方
式実行とを、条件に適宜対応選択し適確な印刷出力の実
行と高精度の課金管理処理とを行なうプリントシステム
の提供。 【解決手段】 印刷クライアント装置1では、印刷出力
条件設定機構により用紙サイズ、印刷部数、印刷頁数、
ソート、パンチ、ステープルを選択して印刷出力条件が
設定され、プリンタ装置2から残予算を取得し、要求ジ
ョブの金額が残予算を越えることを知り、印刷出力条件
を変更しプリンタ装置2に再度印刷要求を転送し、プリ
ンタ装置2が変更印刷出力条件での印刷出力が残予算内
で実行可能と判定すると、変更された印刷出力条件で印
刷出力が行なわれる。利用者の要求ジョブと予算とに対
応して、適確な印刷出力と対応する高精度の課金管理処
理とによるきめ細かい課金管理下で消耗品と電力の無駄
な消費が防止可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷クライアント
装置とプリンタ装置とが、ネットワークを介して互いに
接続され、プリンタ装置が、印刷クライアント装置から
の印刷データに基づく印刷出力を行なうプリントシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク化の趨勢に対応し
て、複数の印刷クライアント装置がネットワークを介し
てプリンタ装置に接続され、印刷クライアント装置から
の印刷指令によつて、プリンタ装置を共有して効率的な
印刷出力を行い、印刷指令を発した印刷クライアント装
置に、実行された印刷処理に対応する課金処理が行なわ
れるプリントシステムが使用されている。この種のプリ
ントシステムについては、例えば特開平9−19031
8号公報や特開平128645号公報に開示されてい
る。この種の従来のプリントシステムでの印刷に際して
は、用紙サイズ、印刷部数、印刷頁数の他にも、ソー
ト、パンチ、ステープルなどの出力方式を指定して印刷
が行なわれる。この場合、正式の印刷出力を行なう前
に、原稿印刷の内容やレイアウトの確認のために事前の
確認印刷が通常行なわれるが、利用者はこの確認印刷を
行なう場合に、出力方式をいちいち変更する煩わしさを
避けて、確認印刷に不要なソート、パンチ、ステープル
などの出力方式を正式の印刷出力時のままの指定で行な
うことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の公開
特許公報での開示を含む従来のプリントシステムでは、
印刷に対して課金を行なう際に、印刷ジョブの優先度や
印字面積に基づいて課金を行なう方式が取られている
が、この場合にはソート、パンチ、ステープルなどの出
力方式に対応する課金管理は行なわれない。このよう
に、従来のプリントシステムでは、課金処理が印刷方式
の指定に対応していないために、利用者は、事前の確認
印刷に際して、不要な出力方式の指定を解除することな
く印刷出力を行いがちで、結果として無駄に電力と消耗
品を消費することが多くなる。
【0004】本発明は、前述したようなこの種のプリン
トシステムの課金管理動作の現状に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、所定の予算条件下で、要求ジョブ
の印刷出力方式に対して、出力方式変更による予算内処
理と予算補充による元印刷方式の実行とを、条件に適宜
に対応選択することにより、適確な印刷出力の実行と、
高精度の課金管理処理とを行なうプリントシステムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、印刷条件設定ダイアログ表
示機能、印刷出力条件設定機能、印刷データ作成機能、
及び印刷データ転送機能を備えた印刷クライアント装置
と、データ受信・解析・蓄積機能、要求ジョブ金額算出
機能、印刷履歴管理機能、課金テンプレートデータ管理
機能、及び使用金額管理機能を備えたプリンタ装置と
が、ネットワークを介して互いに接続されたプリントシ
ステムであり、前記プリンタ装置には、前記印刷クライ
アント装置から転送される印刷データに基づき課金の判
定を行い、対応して設定される制御条件に基づいて印刷
出力動作の制御を行なう課金判定制御手段が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0006】このような手段によると、プリンタ装置に
設けられる課金判定制御手段によって、印刷クライアン
ト装置から転送される印刷データに基づいて課金の判定
が行なわれ、対応して設定される制御条件に基づいて印
刷出力動作の制御が行なわれ、印刷クライアントに割り
当てられた予算内のコストの印刷方式で、無駄のない効
率的な印刷出力動作を実行し、或いは、使用金額管理機
能によって、予算に不足な金額を補充して目的の印刷出
力動作が適確に実行される。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、課金判
定制御手段は、印刷クライアント装置からの印刷データ
による印刷出力のコストが、予め設定される予算上限値
を越えると判定すると、前記予算上限値内で印刷可能な
印刷出力条件での印刷を実行することを特徴とするもの
である。
【0008】このような手段によると、課金判定制御手
段によって、印刷クライアント装置からの印刷データに
よる印刷出力のコストが、予め設定される予算上限値を
越えると判定されると、プリンタ装置が、予算上限値内
で印刷可能な印刷出力条件下での印刷出力が実行され
る。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、課金判
定制御手段は、使用可能予算取得機能からの取得要求に
基づき、使用可能予算応答機能を制御して、使用可能予
算内での印刷出力条件設定情報を印刷クライアント装置
に提供することを特徴とするものである。
【0010】このような手段によると、課金判定制御手
段は、使用可能予算取得機能からの取得要求に基づき、
使用可能予算応答機能を制御して、予め設定される対応
する印刷クライアント装置の使用可能予算内での印刷出
力条件設定情報を、印刷クライアント装置に提供するの
で、印刷クライアントは、提供される使用可能予算内の
コストでの印刷出力条件から、所望の印刷出力を選択す
ることにより、無駄のない効率的な印刷出力動作を適確
に実行する。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載のプリントシステムにお
いて、課金判定制御手段は、印刷クライアント装置から
の印刷データによる印刷出力のコストが、予め設定され
る予算上限値を越えると判定すると、使用可能予算応答
機能を制御して、予算残額と前記印刷データに基づく印
刷出力のコストとを、印刷クライアントに通報すること
を特徴とするものである。
【0012】このような手段によると、課金判定制御手
段によって、印刷クライアント装置からの印刷データに
よる印刷出力のコストが、予め設定される予算上限値を
越えると判定されると、予算残額と印刷データに基づく
印刷出力のコストとが、印刷クライアントに通報され、
印刷クライアントは、割り当てられた予算内のコストで
印刷を行なうか、使用金額管理機能によって、不足な金
額を補充して印刷を行なうかの判断を現状に合わせて適
確に選択し、この選択に基づいてて印刷出力が行なわれ
る。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項1記載のプリントシステムにお
いて、課金判定制御手段は、印刷クライアント装置から
の印刷データによる印刷出力実行のコストが、予め設定
される予算上限値を越えると判定すると、使用可能予算
応答機能を制御して、使用可能予算内での印刷出力条件
設定情報を、印刷クライアント装置に提供することを特
徴とするものである。
【0014】このような手段によると、課金判定制御手
段によって、印刷クライアント装置からの印刷データに
よる印刷出力実行のコストが、予め設定される予算上限
値を越えると判定されると、使用可能予算応答機能が作
動して、使用可能予算内での印刷出力条件情報が、印刷
クライアント装置に提供され、印刷クライアントが提示
された印刷出力条件情報から選択した条件により印刷出
力が行なわれる。
【0015】同様に前記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、請求項1記載のプリントシステムに対
して、課金判定制御手段によって、印刷クライアント装
置からの印刷データによる印刷出力実行のコストが、予
め設定される予算上限値を越えると判定されると、予め
設定された予算額の増加を管理者に請求設定する予算増
額設定手段が、印刷クライアント装置にさらに設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0016】このような手段によると、課金判定制御手
段によって、印刷クライアント装置からの印刷データに
よる印刷出力実行のコストが、予め設定される予算上限
値を越えると判定されると、印刷クライアント装置にさ
らに設けられた予算増額設定手段によって、予め設定さ
れた予算額の増加が管理者に請求設定され、印刷クライ
アント装置からの印刷データによる印刷出力が、予算額
を増加して実行される。
【0017】同様に前記目的を達成するために、請求項
7記載の発明は、請求項1記載のプリントシステムに対
して、プリンタ装置に、グループ別使用金額管理手段が
さらに設けられ、予算増額設定手段により予算額の増加
が請求設定されると、課金判定制御手段は、前記グルー
プ別使用金額管理手段によるグループ別使用金額の使用
条件下で、印刷出力の制御を行なうことを特徴とするも
のである。
【0018】このような手段によると、予算増額請求設
定機能により予算額の増加が請求設定されると、課金判
定制御手段は、グループ別使用金額管理機能を制御する
ことにより、グループ別使用金額の使用条件下で、印刷
出力の制御を行い、印刷クライアント装置からの印刷デ
ータによる印刷出力を、プリンタ装置側で自動的にグル
ープ別使用金額を使用することにより印刷出力する。
【0019】同様に前記目的を達成するために、請求項
8記載の発明は、請求項7記載のプリントシステムに対
して、課金判定制御手段によって、印刷クライアント装
置からの印刷データによる印刷出力実行のコストが、予
め設定される予算上限値を越えると判定されると、プリ
ンタ装置の課金判定手段に、グループ別使用金額管理手
段によるグループ別使用金額の使用条件下での印刷出力
の制御を指令する制御指令手段が印刷クライアント装置
にさらに設けられていることを特徴とするものである。
【0020】このような手段によると、課金判定制御手
段によって、印刷クライアント装置からの印刷データに
よる印刷出力実行のコストが、予め設定される予算上限
値を越えると判定されると、制御指令手段によってプリ
ンタ装置に、グループ別使用金額管理手段によるグルー
プ別使用金額の使用条件下での印刷出力の制御が指令さ
れ、課金判定制御手段によって、印刷クライアント装置
からの印刷データに基づいて、グループ別使用金額を使
用することにより印刷出力が行なわれる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態の構成を、
図1ないし図8を参照して説明する。図1は本実施の形
態の全体構成を示すブロック図、図2は図1の印刷クラ
イアント装置の構成を示すブロック図、図3は図1のプ
リンタ装置の構成を示すブロック図、図4は本実施の形
態の印刷履歴データ管理フォーマット例を示す説明図、
図5は本実施の形態の印刷者使用金額管理フォーマット
例を示す説明図、図6は本実施の形態のグループ別使用
金額管理フォーマット例を示す説明図、図7は本実施の
形態の印刷用紙サイズとその単価例を示す説明図、図8
は本実施の形態の印刷出力方式とその課金計数例を示す
説明図である。
【0022】本実施の形態では、図1に示すように、そ
れぞれ利用者の操作により印刷出力指令を行なう複数の
印刷クライアント装置1が、ネットワーク5を介して、
印刷クライアント装置1からの印刷出力指令に基づい
て、課金条件を勘案して印刷出力を行なうプリンタ装置
2に接続され、プリンタ装置2にはプリンタ3が接続さ
れている。なお、図1では簡単のために、一台の印刷ク
ライアント装置1のみが示されている。図1の印刷クラ
イアント装置1は、図2に示すように、印刷条件を対話
方式で表示設定する印刷条件設定ダイアログ表示機能
6、印刷出力条件を設定する印刷出力条件設定機構7、
印刷出力データを作成する印刷出力データ作成機能8、
使用可能な予算額を取込検知する使用可能予算取得機能
10、エラーメッセージの受信を行なうエラーメッセー
ジ受信機能11、印刷出力データを転送する印刷出力デ
ータ転送機能12、及び予算増額の請求設定を行なう予
算増額請求設定機能13を具備している。
【0023】また、図1のプリンタ装置2は、図3に示
すように、コマンドの受信・解析を行なうコマンド受信
・解析機能15、印刷出力条件の解析を行なう印刷出力
条件解析機能16、及び印刷出力データの受信・蓄積を
行なう印刷出力データ受信・蓄積機能からなるデータ受
信・解析・蓄積ユニット14を具備している。さらに、
プリンタ装置2は、印刷可能条件を算出する印刷可能条
件算出機能20、印刷履歴情報を管理する印刷履歴管理
機能24、使用可能予算の応答を行なう使用可能予算応
答機能21、課金テンプレートデータを管理する課金テ
ンプレートデータ管理機能25を具備している。そし
て、プリンタ装置2は、エラーメッセージを送信するエ
ラーメッセージ送信機能22、印刷者別の使用金額を管
理する印刷者別使用金額管理機能26、要求ジョブの金
額を算出する要求ジョブ金額算出機能18、グループ別
の使用金額を管理するグループ別使用金額管理機能2
3、及び以上の各機能の制御動作に基づき、課金判定を
行い全体の動作を制御する課金判定制御ユニット27を
具備している。
【0024】一方、プリンタ装置2の印刷履歴管理機能
24が対象とする印刷履歴データの管理フォーマット
は、印刷日時、印刷ユーザ名、用紙サイズ、印刷枚数、
ソート、パンチ、ステープル、二つ折りなどの印刷出力
処理の各データが、図4に示すようにフォーマット構成
されている。また、プリンタ装置2の印刷者別使用金額
管理機能26が対象とする印刷者使用金額データの管理
フォーマットは、ユーザ名、月当たりの印刷可能金額、
使用金額、其々のユーザの所属グループ名の各データ
が、図5に示すようにフォーマット構成されている。さ
らに、プリンタ装置2のグループ別使用金額管理機能2
3が対象とするグループ別使用金額管理フォーマット
は、グループ名、月当たりの印刷可能金額、使用金額、
其々のグループに所属する印刷者名の各データが、図6
に示すようにフォーマット形成されている。そして、プ
リンタ装置2の課金テンプレートデータ管理機能25が
対象とする課金テンプレート管理フォーマットは、図7
に示す用紙サイズデータと1枚当たりの単価データとの
フォーマット、及び図8に示す印刷出力処理データと対
応する係数データとのフォーマットとから構成されてい
る。
【0025】ここで、本実施の形態における印刷クライ
アント装置1の印刷出力指令動作を、図9ないし図11
を参照して説明する。図9は印刷クライアント装置1の
基本印刷指令動作を示すフローチャート、図10は印刷
クライアント装置1の予算内印刷指令動作を示すフロー
チャート、図11は印刷クライアント装置の予算変更印
刷指令動作を示すフローチャートである。
【0026】先ず、本実施の形態の基本印刷出力指令動
作を、図9のフローチャートを参照して説明する。この
基本印刷出力指令動作は、残予算を特に配慮せずに、印
刷クライアントの印刷出力指令に従って印刷出力動作を
行なう場合の印刷出力指令動作である。この場合は、図
9のフローチャートのステップS1で、印刷出力の指令
が開始されると、ステップS2に進んで、印刷条件設定
ダイアログ表示機能6によって、印刷クライアント装置
1のディスプレイに印刷出力条件設定画面が表示され
る。次いで、ステップS3に進んで、印刷クライアント
装置1の利用者が、対話形式でディスプレイに、ソー
ト、ステープルなどの出力条件を入力すると、印刷出力
条件設定機構7によって、対応する印刷出力条件が設定
され、印刷出力条件の指令が行なわれる。そして、ステ
ップS4に進んで、印刷データ作成機能8によって、印
刷出力条件を含む印刷出力データが作成され、ステップ
S5に進んで、作成された印刷出力データが、印刷出力
データ転送機能12によつて、ネットワーク5を介して
プリンタ装置2に転送される。
【0027】次に、本実施の形態の予算内印刷出力指令
動作を、図10のフローチャートを参照して説明する。
この予算内印刷出力指令動作は、予め設定される予算内
で、必要に応じて印刷出力方式を変更して行なう印刷出
力指令動作である。この場合は、図10のフローチャー
トのステップS11で、印刷出力の指令が開始される
と、ステップS12に進んで、印刷条件設定ダイアログ
表示機能6によって、印刷クライアント装置1のディス
プレイに印刷出力条件設定画面が表示される。次いで、
ステップS13に進んで、印刷クライアント装置1の利
用者は、対話形式によりディスプレイに、ソート、ステ
ープルなどの出力条件を入力すると共に、使用可能予算
取得機構10によって、プリンタ装置2から使用可能な
予算の取得を行なう。
【0028】ステップS13での利用者の操作によっ
て、ステップS14において、残予算と設定条件で印刷
出力を実行する場合に必要な金額が、印刷クライアント
装置1のディスプレイに表示される。そこで、利用者
が、スップS15において、必要に応じて設定条件を残
予算で実行可能な方式に変更した後に、最終的な印刷出
力の指令を行なうと、ステップS16に進んで、印刷出
力データ作成機能8によって印刷出力データが作成さ
れ、ステップS17に進んで、印刷出力データ転送機能
12によって、印刷出力データが、ネットワーク5を介
してプリンタ装置2に転送される。
【0029】さらに、本実施の形態の予算変更印刷出力
指令動作を、図11のフローチャートを参照して説明す
る。この予算変更印刷出力指令動作は、印刷クライアン
ト装置1の利用者からの要求ジョブに基づく印刷出力
が、予算内で実行不可能な場合に、予算を増額変更して
目的の要求ジョブに基づく印刷出力を指令する。この場
合は、図11のフローチャートのステップS21で、印
刷出力の指令が開始されると、使用可能予算取得機構1
0によって使用可能な予算の取得が行なわれると共に、
印刷出力条件設定機構7により印刷出力条件が設定さ
れ、ステップS22に進んで、印刷クライアント装置1
のディスプレイに、使用可能な残予算と利用者の希望す
る印刷出力条件での印刷出力の実行に必要な金額とが表
示される。
【0030】次いでステップS23で、予算内で実行可
能な印刷出力方式を表示するか否かの判定が行なわれ、
対応する印刷出力方式を表示すると判定されると、ステ
ップS24に進んで、利用者が使用可能な残予算と該残
予算で印刷出力可能な方式とが、印刷クライアント装置
1のディスプレイに表示される。そして、ステップS2
5に進んで、残予算内で実行可能な印刷出力方式を選択
して印刷出力を行なうか否かが判定され、残予算内の印
刷出力方式を選択しないと判定されると、ステップS2
6に進んで、管理者に予算額の変更を依頼するか否かの
判定が行なわれる。この場合、管理者への依頼を行なう
と判定されると、ステップS28に進んで、予算増額請
求設定機能13によって、管理者に予算増額の請求が例
えば電子メールを使用して行なわれる。
【0031】ステップS26で、管理者に予算額の変更
を依頼しないと判定されると、ステップS27に進ん
で、利用者の印刷クライアント装置1が属するグル−プ
の予算を使用して印刷を行なうか否かの判定が行なわ
れ、グループの予算を使用すると判定されると、ステッ
プS29に進んで、グループ別使用金額管理機能23に
よる所属グループの予算を使用する印刷指令が行なわ
れ、ステップS31に進んで、印刷出力データ作成機能
8によって印刷出力データが作成され、ステップS32
に進んで、印刷出力データ転送機能12によって、印刷
出力データがプリンタ装置2に転送される。この場合、
ステップS27でグループの予算を使用して印刷出力を
行なわないと判定されると、ステップS30に進んで、
通報により利用者に予算内での印刷出力設定の変更指令
が行なわれ、予算内での印刷出力モードに移行し、変更
された印刷出力設定による指令が受信され、ステップS
31以下の処理が実行される。また、ステップS25で
予算内の印刷出力方式を選択すると判定された場合も、
予算内での印刷出力モードへの移行が行なわれ、すでに
図9或いは図10で説明した動作が行なわれて印刷出力
が行なわれる。
【0032】ここで、本実施の形態のプリンタ装置2の
動作を、図12のフローチャートを参照して説明する。
図12はプリンタ装置2の印刷出力動作を示すフローチ
ャートである。
【0033】プリンタ装置2のコマンド受信・解析機能
15が、図12のフローチャートのステップS41でコ
マンドを、ステップS42で印刷要求を受信すると、ス
テップS43において、印刷出力条件解析機能14によ
って印刷出力条件の解析が行なわれ、ステップS44に
進んで、要求ジョブ金額算出機能18によって要求ジョ
ブ金額が算出される。次いで、ステップS45に進ん
で、印刷者別使用金額管理機能26によって、ジョブ要
求が出された印刷クライアント装置1に対する使用可能
予算が取得され、ステップS46に進んで残予算が取得
され、ステップS47に進んで、残予算と要求ジョブの
印刷出力の金額のデータが作成される。
【0034】そして、ステップS48に進んで、予算内
で印刷出力が可能か否かの判定が行なわれ、印刷出力が
可能であると判定されると、ステップS49に進んで、
印刷出力が実行される。一方、ステップS48で、予算
内での印刷出力が不可能と判定されると、ステップS5
7に進んで、予算を無視して実行するか否かの判定が行
なわれ、予算を無視して実行すると判定されると、ステ
ップS49に進んで、印刷出力が実行される。一方、ス
テップS57で、予算を無視した印刷出力は行なわない
と判定されると、ステップS50に進んで、該印刷クラ
イアント装置1が所属するグループの予算を使用して印
刷出力を行なうか否かの判定が行なわれ、グループ予算
を使用すると判定されると、ステップS49に進んでグ
ループ予算を使用して印刷出力が実行される。また、ス
テップS50でグループの予算を使用しないと判定され
ると、ステップS51に進んで、印刷出力の設定を自動
的に変更するか否かが判定され、印刷出力の設定を変更
すると判定されると、ステップS53に進んで、印刷出
力条件が変更され、ステップS49に進んで変更された
条件での印刷出力が行なわれる。
【0035】一方、ステップS51で、印刷出力条件の
自動変更をしないと判定されると、ステップS52に進
んで、管理者への予算の増額依頼によって要求ジョブを
実行するか否かが判定され、予算の増額実行と判定され
ると、ステップS54に進んで、印刷クライアント装置
1に管理者への予算増額の請求設定を行なわせ、ステッ
プS49に進んで、増額された予算により要求ジョブに
対する印刷出力が実行される。また、ステップS52で
管理者への増額依頼を行なわないと判定されると、ステ
ップS55に進んで、残予算と要求ジョブの金額デー
タ、或いは残予算と該残予算で印刷出力可能な条件のデ
ータが作成され、ステップS56に進んで、作成された
データが印刷クライアント装置1に送信される。以上の
何れの制御過程を取る場合でも、印刷クライアント装置
1間でのデータの授受の過程で得られる印刷履歴データ
は、図4に示すファイル構成で診察履歴管理機能24に
格納される。
【0036】ここで、印刷クライアント装置1とプリン
タ装置2間でのシーケンス制御例を、図13ないし図2
0を参照して説明する。図13は本実施の形態の通常印
刷出力動作のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は、印刷クライアント装置1側では、図9に基づいて印
刷出力条件設定機能7によって、用紙サイズA4、印刷
部数2部、印刷頁数20頁、ソート、パンチ、ステープ
ルを行なう出力方式で印刷出力条件が設定され、プリン
タ装置2側では、図12のステップS47以後では、S
48、S49、或いはS48、S57、S49の経路に
より、印刷クライアント装置1が設定した印刷出力条件
で印刷出力が行なわれ、印刷課金データへの料金の追加
が行なわれる。
【0037】図14は本実施の形態の予算内印刷出力動
作の第1のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は、印刷クライアント装置1側では、図9に基づいて印
刷出力条件設定機能7によって、用紙サイズA3、印刷
部数2部、印刷頁数20頁、ソート、パンチ、ステープ
ルを行なう出力方式で印刷出力条件が設定され、プリン
タ装置2側では、図12のステップS47以後では、S
48、S49、或いはS48、S57、S50、S5
1、S53、S49の経路により、印刷クライアント装
置1が設定した印刷出力条件で印刷出力が行なわれ、印
刷課金データへの料金の追加が行なわれる。
【0038】図15は本実施の形態の予算内印刷出力動
作の第2のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は、印刷クライアント装置1側では、図10に基づいて
制御され、印刷出力条件設定機構7によって、用紙サイ
ズA4、印刷部数2部、印刷頁数20、ソート、パン
チ、ステープルを行なう出力方式で印刷出力条件が設定
され、取得した残予算に応じて、必要な場合には印刷条
件が変更されるが、ここでは予算内での印刷条件である
ことが確認され、プリンタ装置2側では、図12のステ
ップS47以後では、S48、S49の経路により、印
刷クライアント装置1が設定した印刷出力条件で印刷出
力が行なわれ、印刷課金データへの料金の追加が行なわ
れる。
【0039】図16は本実施の形態の予算内印刷出力動
作の第3のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は、印刷クライアント装置1側では、図10に基づいて
制御され、印刷出力条件設定機構7によって、用紙サイ
ズA3、印刷部数2部、印刷頁数20、ソート、パン
チ、ステープルを行なう出力方式で印刷出力条件が設定
され、取得した残予算より要求ジョブの金額が上回る場
合なので、印刷条件が変更されて、再度変更された印刷
出力データがプリンタ装置2に転送され、プリンタ装置
2側で、変更された印刷条件での印刷出力が、残予算内
で実行可能であることが確認され、図12のステップS
47以後では、S48、S49の経路により、印刷クラ
イアント装置1が設定した印刷出力条件で印刷出力が行
なわれ、印刷課金データへの料金の追加が行なわれる。
【0040】図17は本実施の形態の予算内印刷出力動
作の第4のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は、印刷クライアント装置1側では、図11のステップ
S21、S22、S23、S24、S25、S31、S
32に従った制御が行なわれ、印刷出力条件設定機構7
によって、用紙サイズA3、印刷部数1部、印刷頁数4
0、ソート、パンチ、ステープルを行なう出力方式で印
刷出力条件が設定され、プリンタ装置2から残予算と該
予算内で実行可能な印刷出力方式が取り込まれ、印刷ク
ライアント装置1のディスプレイに表示され、利用者が
表示された印刷出力条件の中から所望の印刷出力方式を
選択し、対応する印刷出力データがプリンタ装置2に転
送される。そして、プリンタ装置2側で、変更された印
刷条件での印刷出力が、残予算内で実行可能であること
が確認され、図12のステップS47以後では、S4
8、S49の経路により、印刷クライアント装置1が設
定した印刷出力条件で印刷出力が行なわれ、印刷課金デ
ータへの料金の追加が行なわれる。
【0041】図18は本実施の形態の予算補充印刷出力
動作の第1のシーケンス制御の説明図であり、印刷クラ
イアント装置1の予算増額請求設定機能13により、管
理者に予算増額の請求設定が行なわれる場合で、印刷ク
ライアント装置1は図11のフローチャートのステップ
S21ないしS26及びステップS28に従って制御さ
れる。印刷クライアント装置1のディスプレイに表示さ
れる残予算と要求ジョブの実行金額とに基づいて、利用
者は予算の不足を知り、予算増額請求設定機能13によ
る電子メール通報で、管理者に予算の増額を請求設定
し、予算増額設定の通知と共に、プリンタ装置2に再度
印刷出力データを転送する。プリンタ装置2側では、こ
れに対応して、予算の増額で要求ジョブの実行が可能で
あることを確認し、図12フローチャートのステップS
47以後では、S48、S49の経路により、印刷クラ
イアント装置1が設定した印刷出力条件で印刷出力が行
なわれ、印刷課金データへの料金の追加が行なわれる。
【0042】図19は本実施の形態の予算補充印刷出力
動作の第2のシーケンス制御の説明図であり、この場合
はプリンタ装置2側の判断で、予算不足の場合には印刷
クライアント装置1の属するグループの予算を使用して
印刷出力が行なわれる。この場合、印刷クライアント装
置1側では、図9に基づいて印刷出力条件設定機能7に
よって、用紙サイズA3、印刷部数1部、印刷頁数40
頁、ソート、パンチ、ステープルを行なう出力方式で印
刷出力条件が設定され、印刷出力データ転送機能12に
より、印刷出力データがプリンタ装置2に転送され、プ
リンタ装置2が予算内で要求ジョブの印刷出力が不能と
判定すると、印刷クライアント装置1が、図12のフロ
ーチャートのステップS47以後では、ステップS4
8、S57、S50、S49の経路で制御され、印刷ク
ライアント装置1の属するグループの予算を使用して、
要求ジョブの印刷出力が行なわれ、印刷課金データへの
料金の追加が行なわれる。
【0043】図20は本実施の形態の予算補充印刷出力
動作の第3のシーケンス制御の説明図であり、この場合
は印刷クライアント装置1からの指定により、予算不足
の状態では印刷クライアント装置1の属するグループの
予算を使用して印刷出力が行なわれる。この場合、印刷
クライアント装置1側では、図11に基づいて制御さ
れ、印刷出力条件設定機能7によって、用紙サイズA
3、印刷部数1部、印刷頁数40頁、ソート、パンチ、
ステープルを行なう出力方式で印刷出力条件が設定さ
れ、残予算と要求ジョブの実行金額を取得表示し、予算
不足を知ってプリンタ装置2へ所属グループの予算使用
の指示が行なわれる。印刷クライアント装置1は、図1
1のフローチャートのステップS21ないしS26、S
27、S29、S31、S32の経路で制御される。プ
リンタ装置2側では、印刷クライアント装置1から転送
される所属グループの予算使用指令を伴った印刷出力デ
ータに基づき、図12のフローチャートのステップS4
7以後では、ステップS48、ステップS57、S5
0、S49の経路に従って制御が行なわれ、印刷クライ
アント装置1の属するグループの予算を使用して、要求
ジョブの印刷出力が行なわれ、印刷課金データへの料金
の追加が行なわれる。
【0044】以上に説明したように、本実施の形態によ
ると、用紙サイズ、印刷部数、印刷頁数などの印刷条件
と、ソート、パンチ、ステープルなどの出力方式に対応
して、印刷クライアント装置に割り当てられた予算条件
下で、要求ジョブの印刷出力方式の変更による予算内で
の印刷出力の実行と、管理者への予算増額申請或いは印
刷クライアント装置の所属グループ予算の補充使用によ
り、要求ジョブの元印刷出力方式での実行とを、それぞ
れの条件に対応して適宜に選択して、適確相応な印刷出
力と対応する課金管理処理とを高精度に行なうことが可
能になる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係るプリントシス
テムでは、印刷条件設定ダイアログ表示機能、印刷出力
条件設定機能、印刷データ作成機能、及び印刷データ転
送機能を備えた印刷クライアント装置と、データ受信・
解析・蓄積機能、要求ジョブ金額算出機能、印刷履歴管
理機能、課金テンプレートデータ管理機能、及び使用金
額管理機能を備えたプリンタ装置とが、ネットワークを
介して互いに接続されており、プリンタ装置に設けられ
る課金判定制御手段によって、印刷クライアント装置か
ら転送される印刷データに基づいて課金の判定が行なわ
れ、対応して設定される制御条件に基づいて印刷出力動
作の制御が行なわれる。このために、印刷クライアント
に割り当てられた予算内のコストの印刷方式で、無駄の
ない効率的な印刷出力動作を実行し、或いは、使用金額
管理機能によって、予算に不足な金額を補充して目的の
印刷出力動作を適確に実行することが可能になる。
【0046】請求項2記載の発明によると、課金判定制
御手段によって、印刷クライアント装置からの印刷デー
タによる印刷出力のコストが、予め設定される予算上限
値を越えると判定されると、プリンタ装置が、予算上限
値内で印刷可能な印刷出力条件下での印刷出力を実行す
ることにより、請求項1記載の発明で得られる効果を実
現することが可能になる。
【0047】請求項3記載の発明によると、課金判定制
御手段は、使用可能予算取得機能からの取得要求に基づ
き、使用可能予算応答機能を制御して、予め設定される
対応する印刷クライアント装置の使用可能予算内での印
刷出力条件設定情報を、印刷クライアント装置に提供す
るので、印刷クライアントは、提供される使用可能予算
内のコストでの印刷出力条件から、所望の印刷出力を選
択して、無駄のない効率的な印刷出力動作を適確に実行
することにより、請求項1記載の発明で得られる効果を
実現することが可能になる。
【0048】請求項4記載の発明によると、課金判定制
御手段によって、印刷クライアント装置からの印刷デー
タによる印刷出力のコストが、予め設定される予算上限
値を越えると判定されると、予算残額と印刷データに基
づく印刷出力のコストとが、印刷クライアントに通報さ
れるので、印刷クライアントは、割り当てられた予算内
のコストで印刷を行なうか、使用金額管理機能によっ
て、不足な金額を補充して印刷を行なうかの判断を現状
に合わせて適確に選択して、請求項1記載の発明で得ら
れる効果を実現することが可能になる。
【0049】請求項5記載の発明によると、課金判定制
御手段によって、印刷クライアント装置からの印刷デー
タによる印刷出力実行のコストが、予め設定される予算
上限値を越えると判定されると、使用可能予算応答機能
が作動して、使用可能予算内での印刷出力条件情報が、
印刷クライアント装置に提供されるので、印刷クライア
ントは提示された印刷出力条件情報から選択した条件に
より印刷出力を行なって、請求項1記載の発明で得られ
る効果を実現することが可能になる。
【0050】請求項6記載の発明によると、課金判定制
御手段によって、印刷クライアント装置からの印刷デー
タによる印刷出力実行のコストが、予め設定される予算
上限値を越えると判定されると、印刷クライアント装置
にさらに設けられた予算増額設定手段によって、予め設
定された予算額の増加が管理者に請求設定されるので、
印刷クライアント装置からの印刷データによる印刷出力
を、予算額を増加して実行することにより、請求項1記
載の発明で得られる効果を実現することが可能となる。
【0051】請求項7記載の発明によると、予算増額請
求設定機能により予算額の増加が請求設定されると、課
金判定制御手段は、グループ別使用金額管理機能を制御
することにより、グループ別使用金額の使用条件下で、
印刷出力の制御を行なうので、印刷クライアント装置か
らの印刷データによる印刷出力を、プリンタ装置側で自
動的にグループ別使用金額を使用することにより印刷出
力して、請求項6記載の発明で得られる効果を実現する
ことが可能となる。
【0052】請求項8記載の発明によると、請求項7記
載のプリントシステムに対して、印刷クライアント装置
にさらに制御指令手段が設けられているので、課金判定
制御手段によって、印刷クライアント装置からの印刷デ
ータによる印刷出力実行のコストが、予め設定される予
算上限値を越えると判定されると、制御指令手段によっ
てプリンタ装置に、グループ別使用金額管理手段による
グループ別使用金額の使用条件下での印刷出力の制御が
指令され、課金判定制御手段によって、印刷クライアン
ト装置からの印刷データに基づいて、グループ別使用金
額を使用することにより印刷出力が行なわれて、請求項
7記載の発明で得られる効果を実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の印刷クライアント装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1のプリンタ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】同実施の形態の印刷履歴データ管理フォーマッ
ト例を示す説明図である。
【図5】同実施の形態の印刷者使用金額管理フォーマッ
ト例を示す説明図である。
【図6】同実施の形態のグループ別使用金額管理フォー
マット例を示す説明図である。
【図7】同実施の形態の印刷用紙サイズとその単価例を
示す説明図である。
【図8】同実施の形態の印刷出力方式とその課金計数例
を示す説明図である。
【図9】同実施の形態の印刷クライアント装置の基本印
刷指令動作を示すフローチャートである。
【図10】同実施の形態の印刷クライアント装置の予算
内印刷指令動作を示すフローチャートである。
【図11】同実施の形態の印刷クライアント装置の予算
変更印刷指令動作を示すフローチャートである。
【図12】同実施の形態のプリンタ装置の印刷出力動作
を示すフローチャートである。
【図13】同実施の形態の通常印刷出力動作のシーケン
ス制御の説明図である。
【図14】同実施の形態の予算内印刷出力動作の第1の
シーケンス制御の説明図である。
【図15】同実施の形態の予算内印刷出力動作の第2の
シーケンス制御の説明図である。
【図16】同実施の形態の予算内印刷出力動作の第3の
シーケンス制御の説明図である。
【図17】同実施の形態の予算内印刷出力動作の第4の
シーケンス制御の説明図である。
【図18】同実施の形態の予算補充印刷出力動作の第1
のシーケンス制御の説明図である。
【図19】同実施の形態の予算補充印刷出力動作の第2
のシーケンス制御の説明図である。
【図20】同実施の形態の予算補充印刷出力動作の第3
のシーケンス制御の説明図である。
【符号の説明】
1 印刷クライアント装置 2 プリンタ装置 5 ネットワーク 6 印刷条件設定ダイアログ表示機能 7 印刷出力条件設定機能 8 印刷データ作成機能 10 使用可能予算取得機能 12 印刷データ転送機能 16 印刷出力条件解析機能 18 要求ジョブ金額算出機能 20 印刷可能条件算出機能 23 グループ別使用金額管理機能 24 印刷履歴管理機能 25 課金テンプレートデータ管理機能 26 印刷者別使用金額管理機能 27 課金判定制御ユニット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷条件設定ダイアログ表示機能、印刷出
    力条件設定機能、印刷データ作成機能、及び印刷データ
    転送機能を備えた印刷クライアント装置と、 データ受信・解析・蓄積機能、要求ジョブ金額算出機
    能、印刷履歴管理機能、課金テンプレートデータ管理機
    能、及び使用金額管理機能を備えたプリンタ装置とが、
    ネットワークを介して互いに接続されたプリントシステ
    ムであり、 前記プリンタ装置には、前記印刷クライアント装置から
    転送される印刷データに基づき課金の判定を行い、対応
    して設定される制御条件に基づいて印刷出力動作の制御
    を行なう課金判定制御手段が設けられていることを特徴
    とするプリントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリントシステムにおい
    て、 課金判定制御手段は、印刷クライアント装置からの印刷
    データによる印刷出力のコストが、予め設定される予算
    上限値を越えると判定すると、前記予算上限値内で印刷
    可能な印刷出力条件での印刷を実行することを特徴とす
    るプリントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリントシステムにおい
    て、 課金判定制御手段は、使用可能予算取得機能からの取得
    要求に基づき、使用可能予算応答機能を制御して、使用
    可能予算内での印刷出力条件設定情報を、印刷クライア
    ント装置に提供することを特徴とするプリントシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリントシステムにおい
    て、 課金判定制御手段は、印刷クライアント装置からの印刷
    データによる印刷出力のコストが、予め設定される予算
    上限値を越えると判定すると、使用可能予算応答機能を
    制御して、予算残額と前記印刷データに基づく印刷出力
    のコストとを、印刷クライアントに通報することを特徴
    とするプリントシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプリントシステムにおい
    て、 課金判定制御手段は、印刷クライアント装置からの印刷
    データによる印刷出力実行のコストが、予め設定される
    予算上限値を越えると判定すると、使用可能予算応答機
    能を制御して、使用可能予算内での印刷出力条件設定情
    報を、印刷クライアント装置に提供することを特徴とす
    るプリントシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のプリントシステムに対し
    て、 課金判定制御手段によって、印刷クライアント装置から
    の印刷データによる印刷出力実行のコストが、予め設定
    される予算上限値を越えると判定されると、予め設定さ
    れた予算額の増加を管理者に請求設定する予算増額設定
    手段が、印刷クライアント装置にさらに設けられている
    ことを特徴とするプリントシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のプリントシステムに対し
    て、 プリンタ装置に、グループ別使用金額管理手段がさらに
    設けられ、予算増額設定手段により予算額の増加が請求
    設定されると、課金判定制御手段は、前記グループ別使
    用金額管理手段によるグループ別使用金額の使用条件下
    で、印刷出力の制御を行なうことを特徴とするプリント
    システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプリントシステムに対し
    て、 課金判定制御手段によって、印刷クライアント装置から
    の印刷データによる印刷出力実行のコストが、予め設定
    される予算上限値を越えると判定されると、プリンタ装
    置の課金判定手段に、グループ別使用金額管理手段によ
    るグループ別使用金額の使用条件下での印刷出力の制御
    を指令する制御指令手段が印刷クライアント装置にさら
    に設けられていることを特徴とするプリントシステム。
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