JP2003162275A - オンスクリーンディスプレイ表示回路 - Google Patents

オンスクリーンディスプレイ表示回路

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JP2003162275A
JP2003162275A JP2001360728A JP2001360728A JP2003162275A JP 2003162275 A JP2003162275 A JP 2003162275A JP 2001360728 A JP2001360728 A JP 2001360728A JP 2001360728 A JP2001360728 A JP 2001360728A JP 2003162275 A JP2003162275 A JP 2003162275A
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screen display
display
mixing ratio
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Toshihiro Matsumura
俊浩 松村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンスクリーンディスプレイ表示の背面に透
けて映像信号が見え、しかもそのオンスクリーンディス
プレイ表示に色をつけるという、色つき半透明機能、通
称アルファブレンド機能を実現する。 【解決手段】 それぞれ少なくとも2ビット以上のデジ
タル化された映像信号が入力される入力端子101、1
02、103と、それぞれ少なくとも2ビット以上のデ
ジタル化されたOSD表示信号が入力される入力端子1
05、106、107と、OSD表示信号と映像信号と
の混合比を決定する値であるアルファレベルの入力端子
104と、OSD表示信号入力とアルファレベルαとの
乗算を行う乗算器108r、108g、108bと、映
像信号入力のR,G、Bと(1−α)の値との乗算を行
う乗算回路110r、110g、110bと、アルファ
レベルにより決められた混合比にしたがって出力される
映像信号とOSD表示出力とを加算する加算回路111
r、111g、111bとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CRTなどのディ
スプレイ装置において、そのディスプレイ装置の表示体
上に文字や図形を表示するオンスクリーンディスプレイ
表示回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図4を用いて従来の技術について
説明する。図4において、400は従来の技術における
オンスクリーンディスプレイ表示回路本体である。該本
体400は、オンスクリーンディスプレイ表示回路40
4と、オンスクリーンディスプレイ表示信号と、映像信
号との切り替え回路405とから構成されている。現在
のテレビ受信機では、オンスクリーンディスプレイ表示
回路404は、選局マイコンのなかに内蔵されており、
オンスクリーンディスプレイ表示信号と映像信号との切
り替え回路405は、ビデオクロマICに内蔵されてい
る。
【0003】S401は映像入力信号であり、光の3原
色のひとつである赤色の要素を構成する映像R入力信号
である。401は映像R信号入力端子であり、402は
同じく映像G信号入力端子、403は映像B信号入力端
子である。S402は映像入力信号のうち、緑色である
映像G入力信号、S403は映像入力信号のうちの青色
である映像B入力信号である。404rはオンスクリー
ンディスプレイ回路の出力端子であって、オンスクリー
ンディスプレイ表示出力信号のうちの赤色信号であるS
rを出力するオンスクリーンディスプレイ表示R出力端
子である。また、Sgはオンスクリーンディスプレイ表
示出力信号のうちの緑色信号であり、404gはそのオ
ンスクリーンディスプレイ表示回路からSgを出力する
オンスクリーンディスプレイ表示G出力端子である。ま
た、404bはオンスクリーンディスプレイ表示回路か
ら青色の色成分信号であるオンスクリーンディスプレイ
表示B信号Sbを出力するオンスクリーンディスプレイ
表示B出力端子である。オンスクリーンディスプレイ表
示回路404は、一般にはディジタル回路で構成される
ので、Sr、Sg、Sbは1ビットの信号である場合が
多い。もし、そのオンスクリーンディスプレイ表示を精
彩なものにしようとする場合には、オンスクリーンディ
スプレイ表示回路404内部で、オンスクリーンディス
プレイ表示出力を複数のNビットでR、G、Bを処理し
てから、D/Aコンバータでディジタルからアナログに
変換してから出力することにより実現する。さらに、4
04yはオンスクリーンディスプレイ表示回路から出力
されるオンスクリーンディスプレイ表示信号Sysと映
像信号とを切り替える、切り替え信号を出力する切り替
え信号出力端子である。405r、405g、405b
はセレクタ回路であり、映像信号S401、S402、
S403とSr、Sg、SbをSysの極性にしたがっ
て切り替える。406は映像信号Rとオンスクリーンデ
ィスプレイの赤色信号出力とを切り替えて出力したあと
の赤色ミキシング映像信号S406を出力する赤色ミキ
シング映像信号出力端子である。406は一般にはドラ
イバに接続され、さらにCRTなどのディスプレイデバ
イスの赤色成分入力に接続される。同様に407、40
8は映像信号G、映像信号Bとオンスクリーンディスプ
レイの緑色信号出力、青色信号出力とを切り替えて出力
したあとの緑色ミキシング映像信号S407、青色ミキ
シング映像信号S408を出力する緑色ミキシング映像
信号出力端子、青色ミキシング映像信号出力端子であ
る。407は一般にはドライバに接続され、さらにCR
Tなどのディスプレイデバイスの緑色成分入力に接続さ
れ、408はCRTなどのディスプレイデバイスの青色
成分入力に接続される。
【0004】図5は、従来技術の装置における、セレク
タ回路405r、405g、405bの動作を説明する
ための機能ブロック図である。500はセレクタ本体で
ある。入力端子501は映像信号を入力する端子であ
り、入力端子502はOSD信号を入力する端子であ
る。また503はOSD信号と映像信号を切り替える切
り替え信号入力の入力端子である。504は出力端子で
あって、映像信号にOSD信号が重畳された形態で出力
されるOSDミキシング映像信号出力である。図6に、
図5のセレクタを用いて映像信号にOSD信号がミキシ
ングされる様子を説明するために、OSDミキシング説
明図を示す。601はCRTの画面上に映像信号が表示
されている様子を例示している。これは、図5の501
に入力されている映像信号に対応している。一方、60
2はOSD表示の例であり、図5の502に入力される
OSD表示信号に対応している。603は、図5の50
0のセレクタを用いて映像信号にOSD表示をミキシン
グした例を示している。604はセレクタ回路の切り替
え信号であり、図5の503の映像信号とOSD表示信
号との切り替え信号に対応している。図6の例では、Y
syがハイレベルにときにOSD信号が選択される。表
示例603のA−A’を切片としたときのYsy信号の
動作タイミングを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、セレクタ
を、切り替え回路405の内部にもたせる構成にする
と、比較的簡単な構成で映像信号にオンスクリーンディ
スプレイ信号を重畳するという目的を達成することがで
きる。しかしながら、この構成によった場合、特にオン
スクリーンディスプレイ表示の背面に透けて映像信号が
見え、しかもそのオンスクリーンディスプレイ表示に色
をつけるという色つき半透明機能、通称アルファブレン
ド機能を実現することを目的としたときに、大きな困難
をともなうことになる。
【0006】この発明は上記の問題点を解消するために
なされたもので、通称アルファブレンド機能を実現する
ことを目的としたときに、容易にこれを実現することが
できるオンスクリーンディスプレイ表示回路を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)にかかるオンスクリーンディス
プレイ表示回路は、デジタル化された少なくとも2ビッ
ト以上の映像信号を構成する赤信号、緑信号、青信号
と、少なくとも2ビット以上のオンスクリーンディスプ
レイ信号を赤信号、緑信号、青信号とが入力され、映像
信号の青信号とオンスクリーンディスプレイ信号の青信
号とを加算する加算回路と、上記映像信号の赤信号と上
記オンスクリーンディスプレイ信号の赤信号とを加算す
る加算回路と、上記映像信号の緑信号と上記オンスクリ
ーンディスプレイ信号の緑信号とを加算する加算回路と
を備えたものである。
【0008】また、本発明(請求項2)にかかるオンス
クリーンディスプレイ表示回路は、請求項1記載のオン
スクリーンディスプレイ表示回路において、混合比を設
定する値に対して乗算器を配し、オンスクリーンディス
プレイ表示回路から入力される乗算器の一方の入力に、
OSDコントラスト制御信号として、この乗算器の出力
を接続したものである。
【0009】また、本発明(請求項3)にかかるオンス
クリーンディスプレイ表示回路は、請求項2記載のオン
スクリーンディスプレイ表示回路において、デジタル化
された映像信号の青信号とオンスクリーンディスプレイ
信号の青信号とを加算する加算回路の入力段に、その混
合比を設定すべく、デジタル化された映像信号の青信号
と混合比とを乗算する乗算回路と、(1−混合比)とオ
ンスクリーンディスプレイ信号の青信号とを乗算する乗
算回路と、を配し、それぞれを上記青信号の加算回路に
入力する回路と、デジタル化された映像信号の緑信号
と、オンスクリーンディスプレイ信号の緑信号とを加算
する加算回路の入力段に、その混合比を設定すべく、デ
ジタル化された映像信号の緑信号と混合比とを乗算する
乗算回路と、(1−混合比)とオンスクリーンディスプ
レイ信号の緑信号とを乗算する乗算回路と、を配し、そ
れぞれを上記緑信号の加算回路に入力する回路と、デジ
タル化された映像信号の赤信号とオンスクリーンディス
プレイ信号の赤信号とを加算する加算回路の入力段に、
その混合比を設定すべく、デジタル化された映像信号の
赤信号と混合比を乗算する乗算回路と、(1−混合比)
とオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号とを乗算す
る乗算回路と、を配し、それぞれを上記赤信号の加算回
路に入力する回路とを備えたものである。
【0010】また、本発明(請求項4)にかかるオンス
クリーンディスプレイ表示回路は、請求項2記載のオン
スクリーンディスプレイ表示回路において、映像信号の
青信号とオンスクリーンディスプレイ信号の青信号とを
加算する加算回路の入力段に、(1−混合比)を設定す
べく、デジタル化された映像信号の青信号と混合比とを
乗算する乗算回路と、混合比とオンスクリーンディスプ
レイ信号の青信号とを乗算する乗算回路と、を配し、そ
れぞれを上記青信号の加算回路に入力する回路と、デジ
タル化された映像信号の緑信号とオンスクリーンディス
プレイ信号の緑信号とを加算する加算回路の入力段に、
その(1−混合比)を設定すべく、デジタル化された映
像信号の緑信号と混合比とを乗算する乗算回路と、混合
比とオンスクリーンディスプレイ信号の緑信号とを乗算
する乗算回路と、を配し、それぞれを上記緑信号の加算
回路に入力する回路と、デジタル化された映像信号の赤
信号とオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号とを加
算する加算回路の入力段に、その(1−混合比)を設定
すべく、デジタル化された映像信号の赤信号と混合比と
を乗算する乗算回路と、混合比とオンスクリーンディス
プレイ信号の赤信号とを乗算する乗算回路と、を配し、
それぞれを上記赤信号の加算回路に入力する回路とを備
えたものである。
【0011】また、本発明(請求項5)にかかるオンス
クリーンディスプレイ表示回路は、請求項1または2記
載のオンスクリーンディスプレイ表示回路において、該
表示回路を、同一の半導体基板上に構成したものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1によるOSD表示回路を示している。10
0は本体である。101は映像信号の赤色成分を示すR
信号の映像R入力端子であり、102は映像信号の緑色
成分であるG信号の映像G入力端子であり、103は映
像信号の青色成分であるB信号の映像B入力端子であ
る。R信号、G信号、B信号は、それぞれ少なくとも2
ビット以上の複数ビット幅を持つデジタル化された信号
である。104はアルファレベルの入力端子である。ア
ルファレベルは、ゲインで1を越えない少なくとも2ビ
ット以上の複数ビット幅を持つデジタル値である。この
アルファレべルはOSD表示信号と映像信号との混合比
を決定する値であって、この値が大きいほどOSD表示
の表示レベルが大きくなる。このアルファレベルがゲイ
ン1のときにはOSDのみが表示され、逆にゲインレベ
ルが0になると映像信号のみが表示されることになる。
105はOSD表示R入力端子であり、OSD表示信号
の赤色成分を制御する信号を入力する。106は同様に
OSD表示G入力端子、107はOSD表示B入力端子
である。OSD表示R入力端子105に入力されるOS
D表示R信号は、OSD表示信号のうち、赤色成分を制
御する信号であり、OSD表示G入力端子106に入力
されるOSD表示G信号はOSD表示信号のうち、緑色
成分を制御する信号であり、OSD表示B入力端子10
7に入力されるOSD表示B信号はOSD表示信号のう
ち、青色成分を制御する信号である。また105、10
6、107の入力端子に入力されるOSD表示信号は、
1ビット幅を含む複数ビット幅のデジタル信号である。
108r、108g、108bは各々乗算器であって、
入力端子105、106、107から入力されるOSD
表示信号と入力端子104から入力されるアルファレベ
ルとの乗算をおこなう。この過程でOSD表示側の映像
との混合比を決定する。一方、109は減算回路であっ
て、(1−α)なる演算をおこなう。この演算結果は乗
算回路110r、110g、110bに入力される。
【0013】乗算回路110r、110g、110b
は、映像信号入力のR,G、Bに対して減算回路109
で演算した(1−α)の値との乗算を行う。この過程に
おいて、映像信号側のOSD表示との混合比を決定す
る。111r、111g、111bは各々、加算回路で
あって、アルファレベルにより決められた混合比にした
がって出力される映像信号と、OSD表示出力とを加算
する。これにより、色を付けた状態のOSD表示に加え
て、さらにそのOSD表示が透けてその背面に映像が見
えるという、アルファブレンドという機能が実現され
る。
【0014】112は、そのOSD表示と映像信号の赤
色成分がそれぞれミキシングされた後の赤色ミキシング
出力信号の出力端子であり、113は、ミキシングされ
た後の緑色成分の信号出力端子である。さらに、114
は、ミキシングされた後の青色成分の信号出力端子であ
る。各々、一般的には出力ドライバにこの後は接続さ
れ、さらにCRTなどのディスプレイデバイスのR入力
端子、G入力端子、B入力端子に接続されることにな
る。
【0015】また本実施の形態1によるOSD表示回路
では、映像信号とOSD表示信号がすべてが離散的な数
値、いわゆるデジタル値により処理されているので、O
SD表示回路と映像信号処理回路が、例えば半導体チッ
プの上に構成された場合、その信号のやり取りがチップ
内部において実現されることになるので、不要輻射がそ
のチップの外部に発生されることが少なくなり、CRT
などのディスプレイデバイスに対するノイズの影響など
が低減されることになる。
【0016】このように、本実施の形態1では、デジタ
ル化された少なくとも1ビット以上の映像信号を構成す
る赤信号、緑信号、青信号と、少なくとも1ビット以上
のオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号、緑信号、
青信号とが入力され、映像信号の青信号とオンスクリー
ンディスプレイ信号の青信号とを加算する加算回路と、
上記映像信号の赤信号と上記オンスクリーンディスプレ
イ信号の赤信号とを加算する加算回路と、上記映像信号
の緑信号と上記オンスクリーンディスプレイ信号の緑信
号とを加算する加算回路とを備えたものとしたから、特
にオンスクリーンディスプレイ表示の背面に透けて映像
信号が見え、しかもそのオンスクリーンディスプレイ表
示に色をつけるという色つき半透明機能、通称アルファ
ブレンド機能を実現することを目的としたときに、容易
にこれを実現することができる。
【0017】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2によるOSD表示回路の構成を示す図である。1
00から114までの構成回路は図1と同じである。図
1との差異についてのみ説明する。201はOSD表示
のコントラスト制御信号入力端子である。OSD表示の
コントラスト制御信号は、2ビット以上の複数のビット
幅をもつデジタル値であって、CRTの制御において、
そのコントラストを落とすような制御が映像側に加えら
れた場合に、それに比例するように、OSD表示側のコ
ントラスト値も制御して落とそうとするものである。た
だし、OSDのコントラスト制御においては、映像側が
限りなくそのコントラストを落としていってゼロレベル
になったとしても、あるレベルで実際に有効となる有効
コントラスト値を下げ止める必要がある。つまり、これ
はOSDの表示を見てCRTの使用者がコントラストを
制御しているときに、誤ってコントラストを限りなくゼ
ロに近づけても、制御値などの制御情報だけは、CRT
画面上に常に表示しておかないといけないためである。
図3は、以上のOSDコントラスト制御のコントラスト
の動きを説明するものである。図2において、202は
乗算回路であり、OSDと映像との混合比を決めるアル
ファ値とOSDコントラスト制御値とを演算し、その演
算結果を乗算回路108r、108g、108bに引き
渡す。
【0018】このように、本実施の形態2では、混合比
を設定する値に対して乗算器を配し、オンスクリーンデ
ィスプレイ表示回路から入力される乗算器の一方の入力
に、OSDコントラスト制御として、この乗算器の出力
を接続したものとしたから、OSDコントラスト制御、
ならびにさらにはアルファブレンド機能を実現しようと
したときに、容易にこれを実現することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明にかか
るオンスクリーンディスプレイ表示装置によれば、デジ
タル化された少なくとも2ビット以上の映像信号を構成
する赤信号、緑信号、青信号と、少なくとも2ビット以
上のオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号、緑信
号、青信号とが入力され、映像信号の青信号とオンスク
リーンディスプレイ信号の青信号とを加算する加算回路
と、上記映像信号の赤信号と上記オンスクリーンディス
プレイ信号の赤信号とを加算する加算回路と、上記映像
信号の緑信号と上記オンスクリーンディスプレイ信号の
緑信号とを加算する加算回路とを備えたものとしたの
で、特にオンスクリーンディスプレイ表示の背面に透け
て映像信号が見え、しかもそのオンスクリーンディスプ
レイ表示に色をつけるという色つき半透明機能である、
通称アルファブレンド機能を、容易に実現することがで
きる効果がある。
【0020】また、本発明にかかるオンスクリーンディ
スプレイ表示装置によれば、混合比を設定する値に対し
て乗算器を配し、オンスクリーンディスプレイ表示回路
から入力される乗算器の一方の入力に、OSDコントラ
スト制御として、この乗算器の出力を接続したものとし
たので、OSDコントラスト制御ならびにアルファブレ
ンドの機能を達成しようとしたときに、容易にこれを実
現することができる効果がある。
【0021】さらに、本発明によれば、テレビOSD表
示回路と、その表示信号を受けて、これを映像信号とミ
キシングする回路とを同一の半導体の基板上に構成した
場合には、その信号のやり取りによる不要輻射について
の問題をもなくすことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるオンスクリーンデ
ィスプレイ表示回路の構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態2によるオンスクリーンデ
ィスプレイ表示回路の構成を示す図
【図3】OSDコントラスト制御のコントラストの動き
を説明する図
【図4】従来の技術を説明する図
【図5】セレクタ回路の動作を説明するための機能ブロ
ック図
【図6】OSDミキシングの動作説明図
【符号の説明】
100 本体 101 映像信号の赤色成分を示すR信号の映像R入力
端子 102 映像信号の緑色成分であるG信号の映像G入力
端子 103 映像信号の青色成分であるB信号の映像B入力
端子 104 アルファレベルの入力端子 105 OSD表示R入力端子 106 OSD表示G入力端子 107 OSD表示B入力端子 108r 乗算器 108g 乗算器 108b 乗算器 109 減算回路 110r 乗算回路 110g 乗算回路 110b 乗算回路 111r 加算回路 111g 加算回路 111b 加算回路 112 赤色ミキシング出力信号の出力端子 113 緑色ミキシング出力信号の出力端子 114 青色ミキシング出力信号の出力端子 201 OSD表示のコントラスト制御信号入力 400 本体 401 映像R信号入力端子 402 映像G信号入力端子 403 映像B信号入力端子 404 オンスクリーンディスプレイ表示回路 404r オンスクリーンディスプレイ表示R出力端子 404g オンスクリーンディスプレイ表示G出力端子 404b オンスクリーンディスプレイ表示B出力端子 404y オンスクリーンディスプレイ表示信号と映像
信号の切り替え信号出力端子 405 オンスクリーンディスプレイ表示信号と映像信
号の切り替え回路 406 赤色ミキシング映像信号出力端子 407 緑色ミキシング映像信号出力端子 408 青色ミキシング映像信号出力端子 405r セレクタ回路 405g セレクタ回路 405b セレクタ回路 S401 映像R入力信号 S402 映像G入力信号 S403 映像B入力信号 Sr オンスクリーンディスプレイ表示赤色出力信号 Sg オンスクリーンディスプレイ表示緑色出力信号 Sb オンスクリーンディスプレイ表示青色出力信号 Sys オンスクリーンディスプレイ表示と映像信号の
切り替え信号 500 セレクタ本体 501 映像信号を入力する端子 502 OSD信号を入力する端子 503 OSD信号と映像信号を切りかえる切り替え信
号入力の入力端子 504 OSDミキシング映像信号出力端子 601 CRTの画面上に映像信号が表示されている様
子の例示 602 OSD表示の例 603 図5の500のセレクタを用いて映像信号にO
SD表示をミキシングした例 604 セレクタ回路に入力される切り替え信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル化された少なくとも2ビット以
    上の映像信号を構成する赤信号、緑信号、青信号と、少
    なくとも2ビット以上のオンスクリーンディスプレイ信
    号の赤信号、緑信号、青信号とが入力され、映像信号の
    青信号とオンスクリーンディスプレイ信号の青信号とを
    加算する加算回路と、 上記映像信号の赤信号と上記オンスクリーンディスプレ
    イ信号の赤信号とを加算する加算回路と、 上記映像信号の緑信号と上記オンスクリーンディスプレ
    イ信号の緑信号とを加算する加算回路とを備えた、 ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ表示回
    路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオンスクリーンディスプ
    レイ表示回路において、 混合比を設定する値に対して乗算器を配し、オンスクリ
    ーンディスプレイ表示回路から入力される乗算器の一方
    の入力に、OSDコントラスト制御信号として、この乗
    算器の出力を接続した、 ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ表示回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のオンスクリーンディスプ
    レイ表示回路において、 デジタル化された映像信号の青信号とオンスクリーンデ
    ィスプレイ信号の青信号とを加算する加算回路の入力段
    に、その混合比を設定すべく、デジタル化された映像信
    号の青信号と混合比とを乗算する乗算回路と、(1−混
    合比)とオンスクリーンディスプレイ信号の青信号とを
    乗算する乗算回路と、を配し、それぞれを上記青信号の
    加算回路に入力する回路と、 デジタル化された映像信号の緑信号と、オンスクリーン
    ディスプレイ信号の緑信号とを加算する加算回路の入力
    段に、その混合比を設定すべく、デジタル化された映像
    信号の緑信号と混合比とを乗算する乗算回路と、(1−
    混合比)とオンスクリーンディスプレイ信号の緑信号と
    を乗算する乗算回路と、を配し、それぞれを上記緑信号
    の加算回路に入力する回路と、 デジタル化された映像信号の赤信号とオンスクリーンデ
    ィスプレイ信号の赤信号とを加算する加算回路の入力段
    に、その混合比を設定すべく、デジタル化された映像信
    号の赤信号と混合比を乗算する乗算回路と、(1−混合
    比)とオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号とを乗
    算する乗算回路と、を配し、それぞれを上記赤信号の加
    算回路に入力する回路とを備えた、 ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ表示回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のオンスクリーンディスプ
    レイ表示回路において、 映像信号の青信号とオンスクリーンディスプレイ信号の
    青信号とを加算する加算回路の入力段に、(1−混合
    比)を設定すべく、デジタル化された映像信号の青信号
    と混合比とを乗算する乗算回路と、混合比とオンスクリ
    ーンディスプレイ信号の青信号とを乗算する乗算回路
    と、を配し、それぞれを上記青信号の加算回路に入力す
    る回路と、 デジタル化された映像信号の緑信号とオンスクリーンデ
    ィスプレイ信号の緑信号とを加算する加算回路の入力段
    に、その(1−混合比)を設定すべく、デジタル化され
    た映像信号の緑信号と混合比とを乗算する乗算回路と、
    混合比とオンスクリーンディスプレイ信号の緑信号とを
    乗算する乗算回路と、を配し、それぞれを上記緑信号の
    加算回路に入力する回路と、 デジタル化された映像信号の赤信号とオンスクリーンデ
    ィスプレイ信号の赤信号とを加算する加算回路の入力段
    に、その(1−混合比)を設定すべく、デジタル化され
    た映像信号の赤信号と混合比とを乗算する乗算回路と、
    混合比とオンスクリーンディスプレイ信号の赤信号とを
    乗算する乗算回路と、を配し、それぞれを上記赤信号の
    加算回路に入力する回路とを備えた、 ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ表示回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のオ
    ンスクリーンディスプレイ表示回路において、 該表示回路を、同一の半導体基板上に構成した、 ことを特徴とするオンスクリーンディスプレイ表示回
    路。
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