JP2003161805A - 光学物品、及び該光学物品を組み込んだ光学機器 - Google Patents
光学物品、及び該光学物品を組み込んだ光学機器Info
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Abstract
場合も、防曇効果と反射防止性を兼ね備えた光学物品を
提供し、或は該光学物品を組み込んだ際に結露等が発生
することのない光学機器を提供する。 【解決手段】 光学物品の基材上に吸水性高分子を主成
分とする第1の吸水層と、その外層に位置する高屈折率
層、さらにその外側に第2の吸水層を有する防曇反射防
止光学物品において、前記第1の吸水層の吸水性高分子
に、nd>1.70の無機物質を混合し、光学物品基材
との屈折率差を小さくする。
Description
とを有する光学物品に関し、特に防曇性、反射防止性、
耐候性の優れた撮影レンズ、投影レンズ、フィルター、
ミラー等の光学物品、或はこのような光学物品を組み込
んだ電子写真機器等の光学機器に関する。
くもり防止といえば、表面に界面活性剤を塗布する方法
が一般的である。また最近では、界面活性剤に変わっ
て、吸水性の物質をレンズ、フィルター、ミラー等の基
材に塗布成膜することにより、くもり防止を行うことも
知られている。また、従来、吸水性の物質といえば、天
然高分子類としては、デンプン−アクリロニトリルグラ
フト重合体加水分解物のようなデンプン系、セルロース
−アクリロニトリルグラフ卜重合体のようなセルロース
系、また合成高分子類としては、ポリビニルアルコール
架橋重合体のようなポリビニルアルコール系、ポリアク
リル酸ナトリウム架橋体のようなアクリル系、ポリエチ
レングリコール・ジアクリレート架橋重合体のようなポ
リエーテル系等が知られている。
た従来の防曇性光学物品には、次のような点に問題があ
った。まず、くもり防止として界面活性剤を用いた場
合、その効果の持続力は極めて弱く、数時間、もしくは
数日で、再び界面活性剤を塗布しなければ、その効果を
持続することはできない。また、水等で光学物品の表面
の汚れをふいた場合、界面活性剤の膜がとれてしまい、
その効果がなくなってしまう。
を塗布成膜して防曇膜とした場合、その効果の持続性は
界面活性剤の場合と比較して格段に向上する。しかしな
がら、本発明者等の検討によれば、前記吸水性の物質を
防曇膜として用いる場合、その膜上に低屈折率物質層
を、反射防止効果を得るためにコートした場合、そのも
のの防曇性は損なわれる傾向にあることが判明した。ま
た、前記吸水性層を薄膜化し、その光学膜厚を反射防止
対象波長の1/4の奇数倍に調整し反射防止膜とした場
合、吸水性膜の厚みが薄すぎ、十分な防曇性を得られな
くなる傾向にある。
は吸水性膜上に屈折率の異なる膜を形成し、反射防止膜
を形成することを特開平11−109105号公報等で
提案している。しかし、上記構成はnd=1.50前後
の屈折率のレンズ、およびフィルターを用いた場合は問
題無いが屈折率の高いガラス基材(nd>1.60)を
用いた場合、若干の膜厚の差で吸水膜と基材との干渉縞
が目立ち、外観上の不良が観察される。
屈折率ガラスレンズ・フィルターを用いた場合も、防曇
効果と反射防止性を兼ね備えた光学物品を提供し、或は
該光学物品を組み込んだ際に結露等が発生することのな
い光学機器を提供することを目的とするものである。
め、本発明の光学物品は、光学素子と、前記光学素子の
上に形成した、吸水性高分子を有する第1の吸水層とを
備える光学物品であって、前記第1の吸水層の吸水性高
分子に、前記吸水性高分子よりも屈折率の高い無機物質
を混合したことを特徴としている。
ることが好ましく、またこの無機微粒子がSiO2微粒
子またはTiO2微粒子であると尚好ましい。さらに、
この無機微粒子が、微粒子のまま前記第1の吸水層中に
混合されており、5nm以上20nm以下の径を有する
微粒子として前記第1の吸水層中に含まれていると尚良
い。また、第1の吸水層に混合される無機物質の割合
が、10〜40w%であるとよい。また、この無機物質
の屈折率ndが1.70より大きいと尚良い。
上20μm以下であるとさらに好ましい。
層と、該高屈折率層の上に吸水性高分子を含む第2の吸
水層とを有することが好ましい。前記第2の吸水層が前
記無機物質を含んでいることが好ましい。ここで、前記
第2の吸水層の膜厚が1μm未満であり、前記第2の吸
水層の膜厚が200nm未満であることが好ましい。こ
こで、前記高屈折率層と前記第2の吸水層を1単位とす
る反射防止層を、複数回積層して光学物品を構成しても
良い。
基材との屈折率差が、0.05以下であることが好まし
く、さらに好ましくは0.02以下であることが好まし
い。
うに構成するのが好ましい。
品を備えるのが好ましく、また、前記光学物品が外部に
露出していると、本発明の効果が高まる。また、前記光
学機器が撮像装置であって、該撮像装置が、撮像光学系
とファインダー光学系とを有しており、前記ファインダ
ー光学系が、前記光学物品を有するようにしても良い。
また、前記光学物品が前記ファインダー光学系の接眼レ
ンズであっても構わない。
上記構成を適用し、光学物品基材(基板)側に形成する
第1の吸水層の材料である吸水性高分子に基板材料より
も屈折率の高い(好ましくは屈折率nd>1.70)無
機微粒子を混合し、光学物品の基材との屈折率差を小さ
くすることによって、上記した本発明の課題を達成する
ことが可能となる。すなわち、第1の吸水層の吸水性高
分子と高屈折率の無機微粒子を混合した物質を用いるこ
とにより、光学物品基材と第1の吸水層との屈折率差を
小さくすることができ、これによって光学物品基材と吸
水層(吸水膜)の屈折率差による(屈折率差が大きいた
めに生じる反射に基づく)干渉縞の発生を抑えることが
可能となる。その際、無機微粒子の屈折率が1.70以
上であり、光学物品基材と第1の吸水層の屈折率の差が
0.02以下であれば、屈折率が1.60以上の高屈折
率レンズ、および、フィルターを用いた場合も、第1の
吸水層の膜厚ムラによる光学物品で発生する干渉縞が観
測されなくなる。
備え、高屈折率ガラスを用いた光学物品、及び上記光学
物品を組み込んだ際、結露等の発生のない光学機器を提
供することができる。
中に存在するようにする。この無機微粒子は、3nm〜
30nm程度の径、もしくは、5nm〜20nmの径の
微粒子として存在しているとのが好ましい。
料となる吸水性高分子としては、以下に示す従来公知の
各種高分子が利用可能である。すなわち、天然高分子の
誘導体としてはデンプン−アクリルニトリルグラフト重
合体加水分解物の様なデンプン系、セルロース−アクリ
ルニトリルグラフト重合体加水分解物の様なセルロース
系があり、合成高分子類としてはポリビニールアルコー
ル架橋重合体の様なポリビニールアルコール系、ポリア
クリル酸ナトリウム架橋体の様なアクリル系、ポリエチ
レングリコール・ジアクリレート架橋重合体の様なポリ
エーテル系等がある。中でもポリアクリル酸類やポリビ
ニールアルコール等の高吸水性物質が好適に用いられ
る。
は、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル
アミド、これらの塩類(ポリアクリル酸カリウム、ポリ
アクリル酸ナトリウムなど)が挙げられ、好ましくはポ
リアクリル酸、及びポリメタクリル酸が用いられる。こ
の吸水性膜の原料にnd>1.7無機微粒子を混合し、
基材との屈折率差を±0.05以下にすることが望まし
い(これにより干渉縞はほとんど目立たない)。
1.7より大きい無機微粒子を混合し、基材との屈折率
差を0.02以下であるように構成することが望ましい
(これにより特開平11−109105号公報における
nd=1.52ガラス基材を用いた場合と同程度にな
る)。ここでは一般的に入手が可能であり、屈折率の高
い(nd=2.3粒径10nm)TiO2微粒子を用い
た。勿論他の無機微粒子を用いても構わない。
し、防曇性を高める点で1μm以上が好ましい。また、
過度の吸水で吸水性膜の膨張が大きくなり過ぎないよ
う、20μm以下の膜厚が好ましい。さらに好ましく
は、2μm以上8μm以下とすると良い。
ドが溶質の主成分とする溶液に吸水膜を含む基材を浸漬
して、引き上げることにより溶液をコーティングした
後、焼成することにより得られる。
(2)で示される化合物が挙げられる。
V、Sn、Li、Be、BおよびPからなる群から選択
される原子であり、Rはアルキル基であり、アルキル
基、官能基を有すアルキル基、またはハロゲンであり、
aは、Mの原子価であり、そしてnは1からaまでの整
数である。
シル基、アミノ基、ビニル基、またはエポキシ基を有す
るアルキル基が好適である。
(OC2H5)4、Al(O−iso−C3H7)3、
Ti(O−iso−C3H7)4、Zr(O−t−C4
H9)4、Zr(O−n−C4H9)4、Ca(OC2
H5)2、Fe(OC2H5)3、V(O−iso−C
3H7)4、Sn(O−t−C4H9)4、Li(OC
2H5)、Be(OC2H5)2、B(OC
2H5)3、P(OC2H5)2、およびP(OC
H3)3などが挙げられるが、防曇反射防止光学物品の
反射率を低減する為には、高屈折率薄膜の屈折率が1.
68以上であることが好ましく、その為には特に、Al
(O−iso−C3H7)3、Ti(O−iso−C3
H7)4、Zr(O−t−C4H9)4、Zr(O−n
−C4H9)4、Sn(O−t−C4H9)4が好適で
ある。
止光学物品は防曇性を有し、かつ反射防止性かつ干渉に
よる外観上の不良を無くしたものである。
品は防曇性と優れた光透過性を備えたものであり、水分
の結露により曇りの発生する様々な屈折率のレンズを用
いた光学物品に対して、その適用が可能となるものであ
る。
ニールアルコール(数平均重合度2000、けん化度8
8mol%)10重量部を水100重量部に加熱溶解し
た溶液を作成する。その溶液に、ヘキサメトキシメチロ
ールメラニン0.5重量部、パラトルエンスルホン酸ア
ンモニウム0.05重量部、2,2´,4,4´−テト
ラヒドロキシベンゾフェノン0.3重量部をメタノール
96重量部に溶解した溶液を加え、室温30分撹拌して
防曇性塗膜溶液を作成し、この防曇性と膜溶液に20w
%TiO2微粒子(nd=2.3粒径10nm)含有メ
タノール溶液を7.5重量部混合し、全固形分濃度に対
する無機微粒子の割合を13w%とした。
折率ガラス(PBM2:nd=1.62オハラ製)のフ
ィルター(基板)に塗装し、150℃で15分間、乾
燥、硬化させて、フィルター上に膜厚4μmを吸収層を
両面に形成した。
ポキシド〔Ti(O−iso−Pr)4Pr:C
3H7〕を酢酸イソブチル130gに溶かした溶液に、
2規定のHCl 0.50gと水0.25gを10gの
i−プロパノール中に溶かし溶液をさらに100gの酢
酸イソブチルに混ぜた溶液を加えて室温で24時間撹拌
し加水分解率を0.75に調整した高屈折率層形成溶液
に上記吸水層を浸漬し、ディップコート法により引き上
げ速度30mm/minでコートした後、150℃で5
分間で焼成し、高屈折率層を形成した。
ップ層)は上記防曇性塗膜溶液を、メタノール、水を
1:1の割合混ぜた溶液で希釈して粘度14cpになる
ように調整した溶液を上記の高屈折率層上にディップコ
ート法により塗布した後、150℃で15分間で焼成し
110nmの膜厚に調整した。これで防曇膜の作成は終
了した。
品の防曇特性を、防曇特性は室温(温度30℃、湿度8
0%)の雰囲気中で息をかけて曇りを見る(評価法1)
方法と、2.5℃から室温(温度30℃、湿度80%)
に出しても曇りをみる(評価法2)方法とで評価した。
価法1及び2において、共に「変化がない」という結果
を得た。
L7基材(オハラ製)上に第1の吸水層のみを形成し、
分光エリプソメーター(WVASE:J.A.Wool
lamCo.,Inc製)により測定を行った。nd=
1.56となり、基材との屈折率の差は0.07であっ
た(図1)。
製作所製)に測定を行った。その測定値を図2(グラフ
1)に示す。反射防止性能は、反射率が最低となる50
0nmの波長付近の光に対し反射率が0.033程にな
る(図1)。600nm付近の反射率特性を測定すると
その振幅特性は0.006程度になり、後述の比較例1
と比較すると、光学フィルター全体の干渉縞が小さくな
っていることが分かる(図1)。また、比較例1と比較
すると、反射率が低い(反射防止特性が良い)ことが良
いことが分かる。
ニールアルコール(数平均重合度2000、けん化度8
8mol%)10重量部を水100重量部に加熱溶解し
た溶液に、ヘキサメトキシメチロールメラニン0.5重
量部、パラトルエンスルホン酸アンモニウム0.05重
量部、2,2´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン0.3重量部をメタノール100重量部に溶解し
た溶液を加え、室温30分撹拌し、防曇性塗膜溶液し
た。実施例1とは異なり、TiO2微粒子を一切、混入
しなかった。
mの高屈折率ガラス(PBM2:nd=1.62オハラ
製)のフィルターに塗装し、150℃で15分間、乾
燥、硬化させることにより、膜厚4μmの吸収層を前述
の高屈折率ガラスの両面に形成した。
ポキシド〔Ti(O−iso−Pr)4Pr:C
3H7〕を酢酸イソブチル130gに溶かした溶液に、
2規定のHCl 0.50gと水0.25gを10gの
i−プロパノール中に溶かし溶液をさらに100gの酢
酸イソブチルに混ぜた溶液を加えて室温で24時間撹拌
し加水分解率を0.75に調整した高屈折率層形成溶液
に上記吸水層を浸漬しディップコート法により引き上げ
速度30mm/minでコートした後、150℃で5分
間で焼成し、高屈折率層を形成した。
を、メタノール、水を1:1の割合混ぜた溶液で希釈し
粘度14cpに調整した溶液を上記、高屈折率層上にデ
ィップコート法により塗布した後、150℃で15分間
で焼成し110nmの膜厚に調整した。
性を前述の評価法1及び2により評価した。その結果、
評価方及び2共に「変化がない。」という結果を得られ
た。
材(オハラ製)上に第1の吸水層のみを形成し、分光エ
リプソメーター(WVASE:J.A.Woollam
Co.,Inc製)により測定を行った。nd=1.5
14となり、基材との屈折率の差は0.10であった
(図1)。
製作所製)に測定を行った。その測定値を図2(グラフ
1)に示す。反射防止性能は、反射率が最低となる50
0nmの波長付近の光に対し反射率が0.033程にな
る(図1)。600nm付近の反射率特性を測定すると
その振幅特性は0.012程度になり、光学フィルター
全体の干渉縞(特に周辺部)による不良が目立った(図
1)。
ニルアルコール(数平均重合度2000、けん化度88
mol%)10重量部を水100重量部に加熱溶解した
溶液に、ヘキサメトキシメチロールメラニン0.5重量
部、パラトルエンスルホン酸アンモニウム0.05重量
部、2,2´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン0.3重量部をメタノール87重量部に溶解した溶
液を加えた後、室温30分撹拌して防曇性塗膜溶液を作
成した。この防曇性塗膜溶液に20w%TiO2微粒子
(nd=2.3粒径10nm)含有メタノール溶液を、
実施例1と異なり、15.8重量部混合し、全固形分濃
度に対する無機微粒子の割合が23w%になるようにし
た。
mの高屈折率ガラス(PBM2:nd=1.62オハラ
製)のフィルターに塗装し、150℃で15分間、乾
燥、硬化させて、膜厚4μmを吸収層を高屈折率ガラス
の両面に形成した。
ポキシド〔Ti(O−iso−Pr)4Pr:C
3H7〕を酢酸イソブチル130gに溶かした溶液に、
2規定のHCl 0.50gと水0.25gを10gの
i−プロパノール中に溶かし溶液をさらに100gの酢
酸イソブチルに混ぜた溶液を加えて室温で24時間撹拌
し加水分解率を0.75に調整した高屈折率層形成溶液
に上記吸水層を浸漬しディップコート法により引き上げ
速度30mm/minでコートした後、150℃で5分
間で焼成し、高屈折率層を形成した。
は上記防曇性塗膜溶液を、メタノール、水を1:1の割
合混ぜた溶液で希釈し粘度14cpに調整した溶液を上
記、高屈折率層上にディップコート法により塗布した
後、150℃で15分間で焼成し105nmの膜厚にな
るように調整した。
性を前述の評価法1及び2により評価した。その結果、
評価方及び2共に「変化がない。」という結果を得られ
た。
材(オハラ製)上に第1の吸水層のみを形成し、分光エ
リプソメーター(WVASE:J.A.Woollam
Co.,Inc製)により測定を行った。nd=1.5
9となり、基材との屈折率の差は0.03であった(図
1)。
製作所製)に測定を行った。その測定値を図3(グラフ
2)に示す。反射防止性能は、反射率が最低となる50
0nmの波長付近の光に対し反射率が0.030程にな
る(図1)。600nm付近の反射率特性を測定すると
その振幅特性は0.003程度とかなり小さくなり、光
学フィルター全体の干渉縞はほとんど目立たないことが
分かる(図1)。
ニルアルコール(数平均重合度2000、けん化度88
mol%)10重量部を水100重量部に加熱溶解した
溶液に、ヘキサメトキシメチロールメラニン0.5重量
部、パラトルエンスルホン酸アンモニウム0.05重量
部、2,2´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン0.3重量部をメタノール87重量部に溶解した溶
液を加え、室温30分撹拌して防曇性塗膜溶液を作詞し
た。その防曇性塗膜溶液に、実施例2と異なり、20w
%SiO2微粒子(nd=1.45粒径10nm)含有
メタノール溶液を、15.8重量部混合し、全固形分濃
度に対する無機微粒子の割合を23w%とした。
mの高屈折率ガラス(PBM2:nd=1.62オハラ
製)のフィルターに塗装し、150℃で15分間、乾
燥、硬化させて、膜厚4μmを吸収層を両面に形成し
た。
ポキシド〔Ti(O−iso−Pr)4Pr:C
3H7〕を酢酸イソブチル130gに溶かした溶液に、
2規定のHCl 0.50gと水0.25gを10gの
i−プロパノール中に溶かし溶液をさらに100gの酢
酸イソブチルに混ぜた溶液を加えて室温で24時間撹拌
し加水分解率を0.75に調整した高屈折率層形成溶液
に上記吸水層を浸漬しディップコート法により引き上げ
速度30mm/minでコートした後、150℃で5分
間で焼成し、高屈折率層を形成した。
は上記防曇性塗膜溶液を、メタノール・水を1:1の割
合混ぜた溶液で希釈し粘度14cpに調整した溶液を上
記、高屈折率層上にディップコート法により塗布した
後、150℃で15分間で焼成し105nmの膜厚に調
整した。
性を前述の評価法1及び2により評価した。その結果、
評価方及び2共に「変化がない。」という結果を得られ
た。
(オハラ製)上に第1の吸水層のみを形成し、分光エリ
プソメーター(WVASE:J.A.WoollamC
o.,Inc製)により測定を行った。nd=1.51
0となり、基材との屈折率の差は0.10であった(図
1)。
製作所製)に測定を行った。その測定値を図4(グラフ
3)に示す。反射防止性能は、反射率が最低となる50
0nmの波長付近の光に対し反射率が0.035程にな
る(図1)。600nm付近の反射率特性を測定すると
その振幅特性は0.012程度になり(図1)、光学フ
ィルター全体の干渉縞(特に周辺部)による不良が目立
った。(比較例1と同程度で効果がない。) [実施例3]実施例3においては、ポリビニルアルコー
ル(数平均重合度2000、けん化度88mol%)1
0重量部を水100重量部に加熱溶解した溶液に、ヘキ
サメトキシメチロールメラニン0.5重量部、パラトル
エンスルホン酸アンモニウム0.05重量部、,、2
´,4,4´−テトラヒドロキシベンゾフェノン0.3
重量部をメタノール76.5重量部に溶解した溶液を加
え、室温30分撹拌して防曇性塗膜溶液を作成する。そ
の防曇性塗膜溶液に20w%TiO2微粒子(nd=
2.3粒径10nm)含有メタノール溶液を、実施例
1、2と異なり、29.4重量部混合し、全固形分濃度
に対する無機微粒子の割合を37w%とした。
mの高屈折率ガラス(PBM2:nd=1.62オハラ
製)のフィルターに塗装し、150℃で15分間、乾
燥、硬化させて、膜厚4μmを吸収層を高屈折率ガラス
の両面に形成した。
ポキシド〔Ti(O−iso−Pr)4Pr:C
3H7〕を酢酸イソブチル130gに溶かした溶液に、
2規定のHCl 0.50gと水0.25gを10gの
i−プロパノール中に溶かし溶液をさらに100gの酢
酸イソブチルに混ぜた溶液を加えて室温で24時間撹拌
し加水分解率を0.75に調整した高屈折率層形成溶液
に上記吸水層を浸漬しディップコート法により引き上げ
速度30mm/minでコートした後、150℃で5分
間で焼成し、高屈折率層を形成した。
は上記防曇性塗膜溶液を、メタノール・水を1:1の割
合混ぜた溶液で希釈し粘度14cpに調整した溶液を上
記、高屈折率層上にディップコート法により塗布した
後、150℃で15分間で焼成し100nmの膜厚に調
整した。
性を前述の評価法1及び2により評価した。その結果、
評価方及び2共に「変化がない。」という結果を得られ
た。
材(オハラ製)上に第1の吸水層のみを形成し、分光エ
リプソメーター(WVASE:J.A.Woollam
Co.,Inc製)により測定を行った。nd=1.6
33となり、基材との屈折率の差は0.012であった
(図1)。
製作所製)に測定を行った。その測定値を図5(グラフ
4)に示す。反射防止性能は、反射率が最低となる50
0nmの波長付近の光に対し反射率が0.027程にな
る(図1)。600nm付近の反射率特性を測定すると
その振幅特性は0.001程度になり、光学フィルター
全体の干渉縞は観察されなかった(図1)。以上の実施
例1〜実施例3、比較例1〜比較例2における防曇反射
防止光学物品の膜構成と防曇及び反射特性の結果、等を
まとめた表を図1に示す。
2微粒子を無機微粒子として用いたが、その限りでは無
い。そして、無機微粒子は10w%(重量%)以上40
w%以下の範囲で吸収層に含有されるようにするのが好
ましい。
幅幅が0.01以下(1%以下)となるように膜を構成
するのが好ましい。
けた光学物品を有するカメラ(撮像装置)を示す。図6
において、101はレンズ(ズームレンズ)本体であ
る。このレンズ本体は、内部に一つまたは複数のレンズ
群を有しており、その全てもしくは一部のレンズ群を移
動させることで焦点距離を変化させることが可能である
撮像光学系102,該撮像光学系2の焦点距離、即ちズ
ーム状態を検出するためのレンズ状態検出手段137、
前記撮像光学系102を構成するレンズの全てもしくは
一部を移動させて焦点状態を調整するための駆動手段1
03,ROMのような記憶手段104、および、それら
を制御するためのレンズ制御手段105を含んでいる。
公知の方法、例えば撮像光学系102の焦点距離を変化
させる為に回転または移動する鏡筒に設けられたエンコ
ーダ用の電極とそれに接する検出用の電極等を用いるこ
とにより、撮像光学系2の焦点距離(ズーム状態)を変
化させる為に移動するレンズの移動状態または移動状態
を特徴づける量を検出している。
ミラー107,物体像が形成されている焦点板108,
像反転用のペンタプリズム109,接眼レンズ110を
有し、これらによりファインダ系を構成している。さら
に、サブミラー111,焦点検出手段112,演算手段
113,カメラ制御手段114,撮像面115に配置さ
れる撮像媒体としてのフイルムを含んでいる。116は
前記レンズ本体101およびカメラ本体106に具備さ
れた接点であり、互いに装着された状態では該接点11
6を介して各種情報の通信や電源の供給が行われる。
品を撮像光学系102や、ペンタプリズム109、接眼
レンズ110を含むファインダー光学系中に設けるよう
にすると、光学物品の曇りを防ぐことができるため、好
ましい。特に接眼レンズ110は、カメラが持つレンズ
(光学素子)の中で、人が近づく回数が最も多くなる可
能性が高いレンズなので、従来曇りやすいという問題点
があったが、本発明の防曇膜をつけた光学物品を接眼レ
ンズ110に採用することによって、そのような問題点
は解消された。
人が近接するもの(つまり、装置の外部に露出している
レンズやミラー)に関しては、そのレンズ、ミラーの表
面に本実施例の防曇膜を施す、つまり、人が近接するレ
ンズ、ミラー等に本実施例の光学物品を用いると、反射
防止効果を持ちつつ防曇効果があり、人が近づいても光
学物品の表面が曇らずに、効率良く反射及び/又は透過
することができるため好ましい。
物品(例えば、レンズ、ミラー、プリズム、透明な平行
平板等)そのものだけでなく、本発明の光学物品を備え
た光学機器、例えばカメラ(撮像光学系、ファインダー
光学系等)や(液晶)プロジェクター(照明光学系、投
影光学系、偏光板、液晶パネルの基板等)、その他様々
な光学機器に適用することができるのは言うまでもな
い。
ば、高屈折率ガラスレンズ・フィルターを用いた場合
も、防曇効果と反射防止性を兼ね備えた光学物品を提供
し、或は該光学物品を組み込んだ際に結露等が発生する
ことのない光学機器を実現することができる。
ける防曇反射防止光学物品の膜構成と防曇及び反射特性
の結果、等をまとめた表。
フ。
フ。
フ。
フ。
Claims (20)
- 【請求項1】 光学素子と、前記光学素子の上に形成し
た、吸水性高分子を有する第1の吸水層とを備える光学
物品であって、前記第1の吸水層の吸水性高分子に、前
記吸水性高分子よりも屈折率の高い無機物質を混合した
ことを特徴とする光学物品。 - 【請求項2】 前記無機物質が、無機微粒子であること
を特徴とする請求項1記載の光学物品。 - 【請求項3】 前記無機物質がSiO2微粒子またはT
iO2微粒子であることを特徴とする請求項1記載の光
学物品。 - 【請求項4】 前記無機微粒子が、微粒子のまま前記第
1の吸水層中に混合されていることを特徴とする請求項
2又は3記載の光学物品。 - 【請求項5】 前記無機微粒子が、5nm以上20nm
以下の径を有する微粒子として前記第1の吸水層中に含
まれていることを特徴とする請求項2乃至4いずれか1
項記載の光学物品。 - 【請求項6】 前記第1の吸水層に混合される無機物質
の割合が、10〜40w%であることを特徴とする請求
項1乃至5いずれか1項記載の光学物品。 - 【請求項7】 前記第1の吸水層の厚さが1μm以上2
0μm以下であることを特徴とする請求項1乃至6いず
れか1項記載の光学物品。 - 【請求項8】 前記無機物質の屈折率ndが1.70よ
り大きいことを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項
記載の光学物品。 - 【請求項9】 前記第1の吸水層の上に、高屈折率層
と、該高屈折率層の上に吸水性高分子を含む第2の吸水
層とを有することを特徴とする請求項1乃至8いずれか
1項記載の光学物品。 - 【請求項10】 前記第2の吸水層が前記無機物質を含
んでいることを特徴とする請求項9記載の光学物品。 - 【請求項11】 前記第2の吸水層の膜厚が1μm未満
であることを特徴とする請求項9又は10記載の光学物
品。 - 【請求項12】 前記第2の吸水層の膜厚が200nm
未満であることを特徴とする請求項9乃至11いずれか
1項記載の光学物品。 - 【請求項13】 前記高屈折率層と前記第2の吸水層を
1単位とする反射防止層を、複数積層していることを特
徴とする請求項9乃至12いずれか1項記載の光学物
品。 - 【請求項14】 前記第1の吸水層と前記光学物品の基
材との屈折率差が、0.05以下であることを特徴とす
る請求項1乃至13いずれか1項記載の光学物品。 - 【請求項15】 前記第1の吸水層と前記光学物品の基
材との屈折率差が、0.02以下であることを特徴とす
る請求項1乃至13いずれか1項記載の光学物品。 - 【請求項16】 前記物品が反射防止特性を有すること
を特徴とする請求項1乃至15いずれか1項記載の光学
物品。 - 【請求項17】 請求項1に記載の光学物品を備えるこ
とを特徴とする光学機器。 - 【請求項18】 前記光学物品は外部に露出しているこ
とを特徴とする請求項17記載の光学機器。 - 【請求項19】 前記光学機器が撮像装置であって、 該撮像装置が、撮像光学系とファインダー光学系とを有
しており、 前記ファインダー光学系が、前記光学物品を有すること
を特徴とする請求項17又は18記載の光学機器。 - 【請求項20】 前記光学物品が前記ファインダー光学
系の接眼レンズであることを特徴とする請求項19記載
の光学機器。
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