JP2003161176A - 希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置およびその制御方法 - Google Patents

希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置およびその制御方法

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JP2003161176A JP2001360614A JP2001360614A JP2003161176A JP 2003161176 A JP2003161176 A JP 2003161176A JP 2001360614 A JP2001360614 A JP 2001360614A JP 2001360614 A JP2001360614 A JP 2001360614A JP 2003161176 A JP2003161176 A JP 2003161176A
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島 孝 美 平
Yoshinori Okano
野 義 徳 岡
Jun Saito
藤 準 斉
Teruhiro Sakurai
井 輝 浩 桜
Tatsuo Sakonji
樹 生 左近司
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 負荷やその他の条件(例えばエアクリーナの
目詰まりの急激な変動)が有っても、空燃比を廉価にし
て適正な値とする希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装
置及び制御方法の提供。 【解決手段】 キャブレター3の入口圧をガスガバナー
1のローディング圧連通口1aに連通するバランスパイ
プBPに介装された開放率可変大気開放弁4と、空気供
給ラインALの前記エアクリーナ2とキャブレター3の
間に介装された吸気圧検出手段5と、燃料ガス供給ライ
ンFLのガスガバナー1とキャブレター3の間に介装さ
れたガス圧検出手段6と、ガスエンジンの出力側Gに設
けた負荷検出手段7とを有し、ガス圧信号と負荷信号と
に基づいて開放率可変大気開放弁4を駆動して最適な供
給ガス圧にするように制御手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスガバナーを介
装した燃料ガス供給ラインと、上流にエアクリーナを介
装した空気供給ラインと、前記燃料供給ラインからの供
給ガスと前記空気供給ラインからの供給空気を混合する
キャブレターと、該キャブレターの入口圧を前記ガスガ
バナーのローディング圧連通口に連通するバランスパイ
プと、によって構成される希薄燃焼式ガスエンジンの燃
料供給装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す様に、ガスエンジンEでは、
空気供給ラインALに介装したエアークリーナ2が目詰
まりを起こし、通気抵抗が増加した場合に、空燃比を一
定に保たせるために、前記空気供給ラインALに介装し
たキャブレター3の入口圧(エアークリーナ通気抵抗及
びキャブレターのベンチュリーで発生する負圧)をロー
ディング圧として、該ローディング圧を燃料ガス供給ラ
インFLに介装したガスガバナ1の連通口1aにバラン
スパイプBPにより連通させ、前記ガスガバナ1によっ
て前記燃料ガス供給ラインFLを流過する供給ガス圧力
を連動して低下させている。
【0003】即ち、エアークリーナ通気抵抗及びキャブ
レター3のベンチュリーで発生する負圧は、ローディン
グ圧として前記ガスガバナ1に伝えられ、該ガスガバナ
ー1は該ローディング圧を参照し、供給燃料ガスを該ロ
ーディング圧と略等しい圧力(2次圧力)に調整して前
記キャブレター3に供給する様に構成されている。尚、
図7中、符号符号9は吸気管を、符号10は該吸気管9
に介装されたスロットル弁を示す。
【0004】ここで、ガスエンジンの空燃比は、運転条
件に関わり無く一定になるのが好ましいが、上記希薄燃
焼式ガスエンジンの燃料供給装置では、図8に示す様
に、低負荷時にローディング圧力、即ち、略ローディン
グ圧に等しい供給燃料ガス圧も高く、高負荷時は逆に供
給燃料ガス圧は低くなるため、例えば、高負荷時に適正
な空燃比になるように設定した場合は、低負荷時にはリ
ッチになってしまうという問題が発生する。
【0005】そこで、空燃比を適正にする方法として、
キャブレターへの燃料供給側に燃料調整弁を設け、或い
は吸入空気側に空気バイパス弁を設け、排気系に設けた
02センサからの情報により、前記燃料調整弁を制御す
ることで燃料流量を調整し制御する装置、或いは、前記
空気バイパス弁を制御することで吸入空気の流量を調整
し制御する装置が知られている。
【0006】しかし、前記燃料調整弁や該燃料調整弁を
駆動する装置は可燃性ガスを取扱うので、汎用品が使用
出来なく、安全性の点から高価なものとなっていた(シ
ールや電気的の防爆対応にコストが嵩む)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、負荷やそ
の他の条件(例えばエアクリーナの目詰まりの急激な変
動)が有っても、空燃比を廉価にして適正な値とする希
薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置およびその制御方
法の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の希薄燃焼式ガス
エンジンの燃料供給装置は、ガスガバナーを介装した燃
料ガス供給ラインと、上流にエアクリーナを介装した空
気供給ラインと、前記燃料ガス供給ラインからの供給ガ
スと前記空気供給ラインからの供給空気を混合するキャ
ブレターと、該キャブレターの入口圧を前記ガスガバナ
ーのローディング圧連通口に連通するバランスパイプ
と、によって構成される希薄燃焼式ガスエンジンの燃料
供給装置において、前記バランスパイプに介装された開
放率可変大気開放弁と、前記空気供給ラインの前記エア
クリーナと前記キャブレターの間に介装された吸気圧検
出手段と、前記燃料ガス供給ラインの前記ガスガバナー
と前記キャブレターの間に介装されたガス圧検出手段
と、ガスエンジンの出力側に設けた負荷検出手段とを有
し、前記吸気圧検出手段からの吸気圧信号と前記ガス圧
検出手段からのガス圧信号と前記負荷検出手段からの負
荷信号とに基づいて前記開放率可変大気開放弁を駆動し
て最適な供給ガス圧にするように制御する制御手段を有
している。
【0009】尚、上記希薄燃焼式ガスエンジン(E)の
燃料供給装置において、エンジン回転検出手段(11)
を設け、該エンジン回転検出手段(11)によって検出
したエンジン回転の変動情報に基づき、前記開放率可変
大気開放弁(4)の大気開放率を変更することにより、
ガスエンジンを元の回転速度に復帰させてもよい。
【0010】前記開放率可変大気開放弁(4)は、例え
ば、デューティーソレノイド弁とするのが好ましく、デ
ューティーソレノイド弁とした場合の大気開放率はデュ
ーティー比を示す。
【0011】係る構成を具備する本発明の希薄燃焼式ガ
スエンジンの燃料供給装置によれば、前記開放率可変大
気開放弁(例えば、デューティーソレノイド弁4)は、
吸気圧を前記ガスガバナ(1)のローディング圧として
仲介しており、燃料ガスそのものを連通させるものでは
ないので、防爆対策及びシールへの対応費用も軽微で済
む。又、前記開放率可変大気開放弁は、汎用品が使用出
来るために、システム全体がシンプル且安価に構成され
る。
【0012】又、本発明の希薄燃焼式ガスエンジンの燃
料供給制御方法は、前記ガス圧検出手段(6)を用いて
ガス圧を検出する工程(S2)と、前記負荷検出手段
(7)を用いてガスエンジン(E)の負荷を検出する工
程(S3)と、前記吸気圧検出手段(5)を用いて吸気
圧を検出する工程(S4)と、前記負荷検出工程(S
3)により検出された負荷情報に基づきエンジン負荷の
変動の有無を判断する負荷変動判断工程(S5)と、該
負荷変動判断工程(S5)において負荷変動有りと判断
した場合に前記開放率可変大気開放弁(例えば、デュー
ティーソレノイド弁4)の大気開放率(デューティー
比)を所定時間固定する工程(S6)と、前記負荷変動
判断工程(S5)において負荷変動無しと判断した場合
に目標ガス圧を演算する工程(S7)と、実際のガス圧
と目標ガス圧を比較するガス圧比較工程(S8)と、前
記ガス圧比較工程(S8)における比較結果に基づいて
前記開放率可変大気開放弁(例えば、デューティーソレ
ノイド弁4)の大気開放率(デューティー比)を変化さ
せる工程(S9、10)と、を備えている(請求項2:
図2)。
【0013】係る工程を具備した本発明の希薄燃焼式ガ
スエンジンの燃料供給制御方法によれば、吸気圧検出手
段(5)によって吸気圧を、ガス圧検出手段(6)によ
って燃料ガス2次圧(前記燃料供給ラインFLにおいて
前記ガスガバナ1と前記ベンチュリー管3の間の供給燃
料ガス圧)を、前記負荷検出手段(7)によってガスエ
ンジン(E)の負荷を、夫々常時検出しており、前記三
つの検出手段からの検出信号により前記制御手段(8)
は、例えば、負荷の急激な変動をいち早く察知して前記
開放率可変大気開放弁(例えば、デューティーソレノイ
ド弁4)の大気開放率(デューティー比)を、予め用意
したガス圧マップ(図4)を参照して適切に制御するこ
とにより、最適な供給ガス圧が得られる。又は、エアク
リーナの急激な目詰まりを察知して、目標とする燃料ガ
ス圧力を演算補正して最適な供給ガス圧力とすることが
出来る。
【0014】詳しくは、図4のガス圧マップに示す様に
エアクリーナに急激な目詰まりが生じた場合は、前記ガ
スガバナのローディング圧である吸気圧が急激に下が
り、従ってキャブレターに供給される供給ガス圧力も降
下する(図4で実線上の或る点)こととなる。ところ
が、それまでの吸気圧の経時変化と負荷の関係から、前
記制御手段(8)は本来あるべき供給ガス圧力(図4で
は点線上の点)を演算して補正し、負荷の大きさに応じ
てデューティーソレノイド弁のデューティー比、即ち大
気との開放比率と、開放時間を制御し、供給ガス圧力を
補正するように構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施形態について説明する。
【0016】図1において、本実施形態の燃料供給装置
は、ガスガバナー1を介装した燃料ガス供給ラインFL
と、上流にエアクリーナ2を介装した空気供給ラインA
Lと、前記燃料ガス供給ラインFLからの供給ガスと前
記空気供給ラインALからの供給空気を混合するキャブ
レター3と、該キャブレター3と希薄燃焼式ガスエンジ
ンEの図示しないシリンダと連通し、スロットル弁10
を介装した吸気管9と、前記キャブレター3の入口圧を
前記ガスガバナー1のローディング圧連通口1aに連通
するバランスパイプBPと、によって構成される。
【0017】前記バランスパイプBPには大気との開放
率が可変なデューティーソレノイド弁4が介装されてい
る。
【0018】前記空気供給ラインALの前記エアクリー
ナ2と前記キャブレター3の間には吸気圧検出手段(吸
気圧センサ:以降、吸気圧検出手段を吸気圧センサと記
載する)5が、介装されており、入力信号ラインSL1
を介して制御手段8と接続されている。
【0019】前記燃料ガス供給ラインFLの前記ガスガ
バナー1と前記キャブレター3の間にはガス圧検出手段
(ガス圧センサ:以降、ガス圧検出手段をガス圧センサ
と記載する)6が、介装されており、入力信号ラインS
L2を介して制御手段8と接続されている。
【0020】又、ガスエンジンEの出力側Gには負荷検
出手段8が、更に、ガスエンジンのクランク軸に直結の
回転部には回転計11が設けてあり、符号順に夫々入力
信号ラインSL3、SL4を介して前記制御手段8に接
続されている。
【0021】そして、前記制御手段8は、前記各信号ラ
インSL1〜SL4の入力信号情報及び予め用意された
ガス圧マップ(図4参照)に基づいて、最適な供給ガス
圧力にするべく出力信号ラインSL5を介して前記デュ
ーティーソレノイド弁4を制御する様に構成されてい
る。
【0022】係る構成を具備する図1に示す希薄燃焼式
ガスエンジンの燃料供給装置の実施形態によれば、前記
デューティーソレノイド弁4は、吸気圧を前記ガスガバ
ナ1のローディング圧として仲介しており、燃料ガスそ
のものを連通させるものではないので、防爆及ぶシール
対策が軽微で済む。又、デューティーソレノイド弁4自
体が汎用品で廉価であり、システム全体もシンプル且安
価に構成される。
【0023】次に、図2を用い、図1をも参照して、希
薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給制御方法について説明
する。
【0024】先ず、ステップS1において、図4に示す
ガス圧マップを設定し、次のステップS2において2次
ガス圧、即ち、前記ガスガバナ1の下流側の供給ガス圧
力を前記ガス圧センサ6によって検出する。
【0025】次のステップS3において、前記負荷検出
手段7によってエンジン負荷を検出し、次のステップS
4に進む。
【0026】ステップS4では、前記吸気圧センサ5に
よって前記キャブレター3の入口圧を検出し、次のステ
ップS5に進む。
【0027】ステップS5において前記制御手段8は前
述の検出されたエンジン負荷情報に基づき、エンジンE
に負荷変動があったか否かを判断し、負荷変動があった
場合はステップS6に進み、負荷変動が無かった場合は
ステップS7に進む。
【0028】ステップS6では、例えば、負荷が増加す
る様に変動していれば、前記制御手段8は前記デューテ
ィーソレノイド弁4のデューティー比、即ち該デューテ
ィーソレノイド弁4の大気との連通孔4aの開放率を上
げたまま、目標とする負荷の大きさに応じた時間だけ、
デューティー比を固定する様に制御する。そして、次の
ステップS11に進む。
【0029】上記の様に制御すれば、前記バランスパイ
プBPを流れるローディング圧は吸気圧が上がった如く
に補正されるので該補正に連動して前記ガスガバナ1は
供給ガス量を増加させ、供給ガス圧である2次ガス圧が
上昇する。その結果として図示せぬ燃焼室に流入する燃
料ガスと空気の混合ガスはリッチ状態になって当初の目
的(負荷が増加してもそれに見合う燃料を投入)が達せ
られる。
【0030】ステップS7では、制御手段8は前記吸気
圧センサ5、前記ガス圧センサ6、前記負荷検出手段
7、によって得た各検出情報、及び前記ガス圧マップ
(図4)に基づき目標ガス圧を演算し、次のステップS
8に進む。
【0031】ステップS8では、制御手段8は実ガス圧
が目標値に対して高いか否かを判断し、高い場合(ステ
ップS8においてYES)は、ステップS9に進み、低
い場合(ステップS8においてNO)は、ステップS1
0に進む。
【0032】ステップS9では、制御手段8は前記デュ
ーティソレノイド弁4のデューティー比を減ずるように
制御し、その結果2次ガス圧は低くなる様に変化し、制
御はステップS2に戻る。
【0033】ステップS10では、制御手段8は前記デ
ューティソレノイド弁4のデューティー比を増加させる
ように制御し、その結果2次ガス圧は高くなる様に変化
し、制御はステップS2に戻る。
【0034】ここで、図5は、負荷を検出し、負荷投入
時のデューティー比を大きくして燃料を濃く(リッチ状
態に)し、負荷投入時の回転数低下を防ぐ制御におい
て、負荷信号と、デューティー比と、2次ガス圧の関係
を示す特性グラフである。尚、横軸は何れも経過時間を
表す。
【0035】図3は、本実施形態の希薄燃焼式ガスエン
ジンの燃料供給制御方法のその他の例を示すものであ
る。又、図3は図2に対して、ガス圧マップ設定の工程
(図2においてS1)と2次ガス圧検出の工程(図2に
おいてS2)の間に、エンジン回転数検出(図3におい
てS22)の工程と、負荷変動判断工程(図2において
S5)と目標ガス圧演算工程(図2においてS7)の間
に、回転変動の有無の判断工程(図3においてS27)
を加えた以外は全て図2と同様である。
【0036】ここで、図6は、エンジン回転数を検出
し、エンジン回転数が設定回転数より低くなった時に、
デューティー比を高い値に固定して、燃料ガス(混合ガ
ス)を濃く(リッチ状態に)し、一方、設定回転数より
も高くなった時に、デューティー比を低い値に固定して
燃料ガスを薄く(リーン状態に)することにより、回転
を復帰させる制御において、回転信号と、デューティー
比と、2次ガス圧の関係を示す特性グラフである。尚、
横軸は何れも経過時間を表す。
【0037】係る工程を具備した図2及び図3で示す希
薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給制御方法によれば、吸
気圧センサ5によって吸気圧を、ガス圧センサ6によっ
て燃料ガス2次圧を、前記負荷検出手段7によってガス
エンジンEの負荷を、夫々常時検出しており、前記三つ
の検出手段からの検出信号により前記制御手段8は、例
えば、負荷の急激な変動をいち早く察知してデューティ
ーソレノイド弁4のデューティー比を、予め用意したガ
ス圧マップ(図4)を参照して適切に制御しており、し
たがって、最適な供給ガス圧が得られる。又は、エアク
リーナの急激な目詰まりを察知して、目標とする燃料ガ
ス圧力を演算補正して最適な供給ガス圧力とすることが
出来る。
【0038】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的内容を限定する趣旨の記述ではない旨を
付記する。
【0039】
【発明の効果】以下に本発明の効果を列記する。 (1) 開放率可変大気開放弁は、吸気圧をガスガバナ
のローディング圧として仲介しており、燃料ガスそのも
のを連通させるものではないので、防爆対策及びシール
対策が軽微で済む。 (2) 開放率可変大気開放弁は、汎用品が使用出来、
システム全体がシンプル且安価に構成される。 (3) 吸気圧検出手段による吸気圧信号、ガス圧検出
手段による燃料ガス2次圧信号、及び負荷検出手段によ
る負荷信号を、夫々常時検出しており、前記三つの検出
信号によって制御手段は、運転時のエンジンの変動をい
ち早く察知して、開放率可変大気開放弁の大気開放率
を、適切に制御することにより、最適な供給ガス圧が得
られる。 (4) エアクリーナの急激な目詰まりを察知して、目
標とする燃料ガス圧力を演算補正して最適な供給ガス圧
力とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における希薄燃焼式ガスエン
ジンの燃料供給装置の構成図。
【図2】本発明の実施形態における燃料供給制御の流れ
を示す制御フローチャート。
【図3】本発明の実施形態における燃料供給制御の流れ
のその他の例を示す制御フローチャート。
【図4】本発明の実施形態における燃料供給制御に用い
るガス圧マップを表した図。
【図5】本発明の実施形態による燃料供給制御におい
て、負荷信号と、デューティー比と、2次ガス圧の関
係、を示すグラフ。
【図6】本発明の実施形態による燃料供給制御におい
て、回転信号と、デューティー比と、2次ガス圧の関
係、を示すグラフ。
【図7】従来技術におけるガスエンジンの燃料供給装置
の構成図。
【図8】従来技術において負荷の大小と、供給ガス圧及
び空燃比の関係を示したグラフ。
【符号の説明】
1・・・ガスガバナ 2・・・エアクリーナ 3・・・キャブレター 4・・・デューティーソレノイド弁 5・・・吸気圧センサ 6・・・ガス圧センサ 7・・・負荷検出手段 8・・・制御手段 9・・・吸気管 10・・・スロットル弁 AL・・・空気供給ライン FL・・・燃料ガス供給ライン BP・・・バランスパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 21/02 311 F02M 21/02 311L (72)発明者 岡 野 義 徳 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)発明者 斉 藤 準 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 桜 井 輝 浩 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 左近司 樹 生 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 Fターム(参考) 3G092 AA09 AB06 BA06 BB08 FB00 HA05Z HA11Z HB03X HE01Z 3G301 HA22 JA04 JA28 JA29 LB06 LC01 ND41 PA07Z PA15B PA17Z PB08Z PE01Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスガバナーを介装した燃料ガス供給ラ
    インと、上流にエアクリーナを介装した空気供給ライン
    と、前記燃料ガス供給ラインからの供給ガスと前記空気
    供給ラインからの供給空気を混合するキャブレターと、
    該キャブレターの入口圧を前記ガスガバナーのローディ
    ング圧連通口に連通するバランスパイプと、によって構
    成される希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置におい
    て、前記バランスパイプに介装された開放率可変大気開
    放弁と、前記空気供給ラインの前記エアクリーナと前記
    キャブレターの間に介装された吸気圧検出手段と、前記
    燃料ガス供給ラインの前記ガスガバナーと前記キャブレ
    ターの間に介装されたガス圧検出手段と、ガスエンジン
    の出力側に設けた負荷検出手段とを有し、前記吸気圧検
    出手段からの吸気圧信号と前記ガス圧検出手段からのガ
    ス圧信号と前記負荷検出手段からの負荷信号とに基づい
    て前記開放率可変大気開放弁を駆動して最適な供給ガス
    圧にするように制御する制御手段を有することを特徴と
    した希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス圧検出手段を用いてガス圧を検
    出する工程と、前記負荷検出手段を用いてガスエンジン
    の負荷を検出する工程と、前記吸気圧検出手段を用いて
    吸気圧を検出する工程と、前記負荷検出工程により検出
    された負荷情報に基づきエンジン負荷の変動の有無を判
    断する負荷変動判断工程と、該負荷変動判断工程におい
    て負荷変動有りと判断した場合に前記開放率可変大気開
    放弁の大気開放率を所定時間固定する工程と、前記負荷
    変動判断工程において負荷変動無しと判断した場合に目
    標ガス圧を演算する工程と、実際のガス圧と目標ガス圧
    を比較するガス圧比較工程と、前記ガス圧比較工程にお
    ける比較結果に基づいて前記開放率可変大気開放弁の大
    気開放率を変化させる工程と、を備えていることを特徴
    とする希薄燃焼式ガスエンジンの燃料供給装置の制御方
    法。
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Cited By (5)

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WO2015064527A1 (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 ヤンマー株式会社 副室式ガスエンジン
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CN110907090A (zh) * 2019-11-12 2020-03-24 华帝股份有限公司 一种燃气热水器的二次压自动校准方法和装置

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